2020年04月24日

ひさしぶりの大和川ポタ!!!


先週になりますが4月16日、ひさしぶりの大和川ポタリングに行ってました。

いつものダッシュP18乗り(今回はアンカースポーツ乗りでしたが)の友人と二人で・・・
そう、二人でのご近所ポタリングなら、近接して対面で会話することもないし・・・

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一部未舗装部分を押して歩き、南海高野線を過ぎると・・・



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堤の桜花はまだ少し残ってました。




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近鉄南大阪線から上流はずっと未舗装が続くので、堤防の天端へ・・・




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近畿自動車道を過ぎ・・・って、すでにあちこちで休憩してますね・・・




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石川左岸に入り、玉手橋を過ぎた河川敷公園でさらに休憩・・・



前回の堺浜でお腹が苦しかったので、腹筋背筋を鍛えましハンドルを上向きにしました。

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サドル位置も目いっぱい前にしてるし、ほぼ購入時のポジションに戻ってますね。
1年前なら少々の前傾ポジションもとれるぐらい、お腹も凹んでたのですが・・・ううっ

と、この日はきっぱりとここまでにして、のんびりと引き返しました。
以前は富田林か河内長野まで漕いでたのですが、2人ともすっかり体力が・・・


復路であります。

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一面の黄色い花は俳句好きの友人によるとイヌガラシだそうです。



で、近所のスーパーその2で買い出しをして、近所の公園その3へ・・・

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ええ、

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食べる前に撮ればいいものを・・・この後はお寿司と蕎麦のセットを・・・



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と、軽い昼食後は、いつものようにふらふらと自転車を押して帰りましたとさ。

この日の走行距離は(歩行距離も含め)約40km、朝10時に集合して帰宅したのは3時でした。

こんなご時世なので、散歩やジョギング、ポタリングなんぞを近所の河川敷や公園で楽しむ・・・
とゆー人は逆に増えたのでしょうか、平日なのにあちこちで見かけましたが、みなさんマスクをして
充分な間隔を空け、けっこう気を遣っておられるようでした。

本来なら輪行とかで遠くへも出かけたい季節なんですが、今は電車に乗るのもねえ・・・
クルマでキャンプなら・・・と思っても、このご時世でキャンプ場はどこもいっぱいのようだし・・・
やはり当分は、ご近所ポタリングぐらいがせいぜいのようですね・・・

今の状況がこれ以上ひどくならず、少しでも早く収束しますように・・・



m98k at 00:24|PermalinkComments(5) mixiチェック 自転車ふらふら 

2020年04月20日

グローバル経済 複雑性への挑戦メモ

NHKのテレビ番組、シリーズ・コロナ危機「グローバル経済 複雑性への挑戦」を見ての個人メモです。
(立場の異なる)各氏ごとに発言要旨をまとめましたので番組構成とは異なりますが、何かの参考になれば・・・
例によって、わたくしの勘違いなどがあればコメントでご教示いただけるとありがたいです。

ちなみに・・・
1)は第1章「コロナ危機 その時世界は?」
2)は第2章「グローバル経済から一転、国家が前線に立つとき」
3)は第3章「コロナ以前すでにあった危機」
4)は第4章「歴史の針はどこまで巻き戻す?」
5)は第5章「経済が弱者を追い詰め社会を壊す?」
6)は第6章「距離のビジネスが世界を変える」
7)は第7章「複雑性の回復力」
提言)は最終章「withコロナ時代 新たなグローバル経済への提言」
の各章に編集されてた各氏のコメントで、カッコ内は番組のナレーションです。
各氏の経歴や著書などについてはネットとかで調べてくださいね。

・ジョセフ・スティグリッツ
1)短期的に経済を下降させているのは買い物やレストランに行けない社会的距離(ソーシャルディスタンス)だが、
中長期的には一切合切の問題が明らかになる。
個人や企業のバランスシートが悪くなり、深刻な流動性の問題に直面する。
バランスシートが悪化するとモノを買わなくなり総需要が深刻化する。
総需要と流動性と同時に供給側の問題が発生する→これはもはや未知の領域で、思慮深さが必要。

2)2つ目は、最も脆弱な人々を助けること。
これはその国の社会保障システムにもよるし、どの程度個人がギリギリの生活をしているかにもよる。
3つ目は、この危機を脱した時にいいポジションにいるようにすること→企業が倒産しないようにすること。
パンデミックが収束した時に元に戻すわけにはいかないので、経営状態(バランスシート)におけるマイナス影響を
最小限にすることだが、これには必然的に優先順位付けが伴う。
アメリカの赤字の対GDP比は5%に迫っていたが、これは今回危機以前のレベルで今は15%に迫る。
追加対策が必要なことは一般的コンセンサスとなっているので、我々は高いレベルの赤字債務を抱えて
この危機を脱することになる。
なので、優先順位について慎重にならないといけないし、資金提供も慎重にすべき。なぜなら企業は2017年の
減税を1年で1兆ドルの自社株買いに使ったが、そうした企業を我々は救済するよう求められているのだから。

5)GAFAが与える損害は独占力の行使よりもより幅広いものになる。
プライバシーの侵害、情報の利己的利用、政治的操作、煽動、ヘイトスピーチ、そしてそれらへの対応の拒否。
これまで手段がないと言ってたが、彼らは今回コロナウィルスに関する誤った情報を取り除くことができた。
なぜなら、その危険性に気づいたから。
彼らはこれまで利益増強のために社会の安寧を犠牲にしてきた。
これは世界的な動きになって適切な行動をとることになるだろう。
彼らの独占力と社会への損害を抑制できるから、我々はそれを行い同時に民主主義を維持することができる。

7)パンデミックはいかに回復力(弾力性)が重要かを示している。
市場自体は回復力(弾力性)を本来ならばそうあるべき方法では評価しない。
20世紀と21世紀初頭の新自由主義は近視眼的で2008年には銀行が短期の利益を最適化し
回復力(弾力性)のない金融システムを作り上げ、この短期主義の問題が広がった。
アメリカの自動車の例でいえば、スペアタイアをなくし安くしたがパンクしたときには必要になる。
つまり回復力(弾力性)を犠牲にして短期的な利益を追求している。
病院の例でいえば、ベッドの空きがないことを誇りにし人工呼吸器の予備もないが変動がない限り問題はない。
もっとも安い部品のために複雑で相互依存的なサプライチェーンを作り出したが、特定の場所で問題が起これば
すべてのサプライチェーンが崩壊してしまう。
(経済の複雑性ランキングでは1995年の調査開始以来ずっと日本がトップで、その複雑性の強みは?)
日本は工学技術の能力を駆使してサプライチェーンを効率性と回復力(弾力性)のバランスのとれたものに
再構築することができるだろう。
パンデミック後の新たに構築された経済の中で、日本がきわめて重要な方法で台頭してくると確信している。
(複雑性をガラパゴスゆえの強みととらえることができるのか?)

提言)優先順位や回復を考えるとき、この状況は21世紀の経済に変革するために利用できるチャンスかも。
我々は気候変動の危機にあり、パンデミックから脱した時に、リソースを経済再構築にあて、
再生可能エネルギーを拡大すべきというもの。
海洋を移動するのに多くのエネルギーを消費するクルーズ船は必要ない。
それほどのエネルギーを使わず自然を楽しむ方法、そして環境を守る。
それが経済再構築において優先事項の第一となる。


・マルクス・ガブリエル
1)現在ドイツでは集団の大きさは二人ないし家族とされている。
いかなる独裁政権すら3人以上の集会を禁じたことはない。
これはドイツでこれまで展開された最も思い切ったやり方で新自由主義の終焉。
新自由主義は連帯や国家制度的組織の構造を、純粋な市場戦略によって支配されるシステムと
置き換えることができる基本的経済概念だった。
ウィルスは生物学的な構造で、連帯・国家・組織といった経済的構造と完全に異なるモデルに依存するから、
このシステムは、まさにコロナウィルスに直面して、ひどく機能不全になる。

3)今ヨーロッパで見られるのは新たな形での結束だが、これは完全に空虚なもの。
だれも完全には理解していないし、疑わしいデータが含まれる生物学的モデルに基づいているから。
なので一瞬の幻想であり、これから新しい形の暴力が起こってくる。
グローバル資本主義には加速によって破滅に向かうとの認識がある。
社会とは社会経済的取引の最大の仕組み。
社会はローカルのシステムに分割しているからすでに変化しており、我々はその影響を忘れることはできない。
なのでヨーロッパでは自由民主主義の価値を捨てようとしている。
なぜなら現在の生物学的危機を自由民主主義の手段で解決できるとは思ってないから。→独裁へ

6)デジタルの変革を加速させるべきという考え方には異議を唱える。
オンライン学習とか人間コミュニケーションの遠距離通信化は人類にとって悲惨なものになるし機能しない。
我々は我々をつなぐ物質的宇宙の単なる一部ではない。
人類の真の進歩は物質的レベルでは起きない。
物質的なレベルでの近代の論理は単に技術の発展しか意味せず、人間にとって脅威でしかない。
啓蒙なき近代というのは必然的にサイバー独裁制に向かう。
つまりグローバル化とデジタル化の道を1990年以降してきた形で進めば全世界が北朝鮮の形になってしまう。
マルクス主義は今も世界最大の中国を動かしているイデオロギーで共産主義が失敗したというのも誤り。
中国がうまくいってるということではなく、マルクス主義も冷戦も決して終わっていないということ。
唯一の代替案が現代中国で、習近平の社会に対する見方が現在世界を征服しつつある。
ウィルスへの対応策においてヨーロッパ各国は、はじめて中国を見習っている。
これまではアメリカ化だったが、これからは西洋と東洋を同等に取り入れていくだろう。
なので新しいモデルが必要、さもないと現代中国・毛沢東のイデオロギーが優れているという結論になる。
(コロナ危機で国家による一元的管理が可能な社会主義経済と監視能力の有効性を世界に知らしめる結果となった。)

提言)カミュは我々は現実には一人だということを示した。これが古典的な実存主義の標準的な仮定。
重要な反論はハンナ・アーレントの出生の概念で、未来は実在し今この瞬間、深く未来を形作れるはず。
未来は根源的に開かれている。


・ニーアル・ファーガソン
1)ダボスの世界経済フォーラムで気候変動より中国のウィルスを心配すべきだと発言したが変人だと思われた。
1ヶ月後にようやく政策立案者のあいだで危機と認知されるようになった。
第一次世界大戦が勃発した際も似たような状況だった。
1914年4月には誰も気づかず7月の最後の週になって世界中の金融市場が崩壊した。
巨大なネットワークは良いものも悪いものも伝達する。
ウィルスはデジタルであれ生物学的であれ、迅速性重視のグローバルネットワークを通れば、
非常に素早く移動できる。今回はそれが起きてしまった。

2)リーマンショックの2008年後半より悪い経済的ショックなのは確か。
失業手当申請数がこれほど増えたことはなく、アメリカの歴史上、最大のショックのひとつ。
調べたがイギリスでも、この四半期のようなショックは殆どなかった。
2008~9のリーマンショックは金融危機、銀行の大幅な資金不足、不良資産で、欧州の銀行危機は2012~13まで続いた。
今回は財政的症状を持つ公衆衛生の危機で、大規模な金融・財政刺激策に期待するのは本質を見誤っている。
自らシャットダウンした経済を刺激することはできないのに、金融の専門家はリーマンショック当時を思い出して、
量的緩和・ゼロ金利・金融刺激策を話しているだけ。

3)移民の大量発生、ポピュリズムの台頭といった様々な要因によってグローバリゼーションの巻き戻しが起きている。
2019年の後半にアメリカの中国との分離(デカップリング)は無理と言う人がいたので、その人に対して
1914年の英独間でもそれができたのだから、米中間でも可能なはずだと反論してきた。
パンデミックの時こそ分離が加速される。
今の国際体制は見直す必要があり、生産拠点を過剰に中国に依存した体制には根本的な欠陥があった。
世界はそのような根本的に不安定な体制に依存していた。
金融危機用語でブラックスワン(あり得ない)の上の段階がドラゴンキング(未知なる危機)
第一次世界大戦の勃発と比較すると類似性があった。

4)どちらも最初に大きなショックがあったが、戦争と較べるとパンデミックははるかに経済を縮小させる。
戦争は需要とインフレを拡大させるが、パンデミックはすぐにデフレと縮小を引き起こす他の何かに変わる。
戦争では価格と賃金が統制され収入の格差が大幅に縮まり、高額所得者には多額の税金が課されたが、
今回のパンデミックには逆進的な性質があり、自分を守ることは金持ちには簡単で貧しい人には難しい。
ほとんどの国では、ウィルス感染後の対応はその人の収入次第、戦争とは逆に不公平さを拡大させる。

5)パンデミック対応で位置データやSNSデータが効果的な政策に欠かせないことがはっきりした。
なぜGoogleやFacebookやAppleはもっと積極的に政府にデータ提供しないのか?
なぜ欧米は台湾や韓国のような小さな国に大きく遅れをとっているのか?
それはGAFAのような大手テクノロジー企業が公共に対する責任を果たしてないから。
特にAmazonやGoogleなどは今回の危機によって、さらに強くなるだろう。
実際、身体的接触と関係のないテクノロジー企業は今回の危機でさらに成長するだろう。
世界中の財政メカニズムは大企業を優先するので、複数の市場で寡占が進むだろう。

6)あるレベルにおいてパンデミックは左派への傾倒を生み出す。
国民皆保険を正当化し保守派の小さな国家の主張を弱めるから。
なので急進派や社会民主主義者は勢いがつくと喜んでいる。
しかし開かれた国境やグローバリゼーションの危険性が露呈し、国民の基本的安全という面で、
国民国家の優位性が再認識されているという点に彼らは気づくべき。
パンデミックはグローバリズムに対する批判が正しかったことを表している。

7)経済の複雑性は多様性と付加価値があることを意味し良いことではある。
ここでの複雑性は貿易における複雑性で商品の多様性。
グローバリゼーションが危機を迎えようとしている今の日本ははかなり厳しい状況。


・ルチル・シャルマ
1)世界はBC(ビフォー・コロナ)とAC(アフター・コロナ)に分けられる。
ACコロナ危機後は脱グローバリゼーションと債務恐怖症の期間がやってくる。
このトレンドは長引き、世界の成長は少なくとも戦後レベルまで低い状態が続く。

2)金融政策と財政政策の隔たりは消え、まったく異なる2本の柱だった時代に戻ることはほぼない。
これがAC後の世界にもたらされる永続的な変化。
今回の危機はグローバルなのにローカルな状況は国によって大きく異なることに驚いている。
今日のデータでは感染者の9割が気温3℃以上17℃未満の国にいるが先進国には少ない。
先進国では公衆衛生への影響が大きいが、経済的には新興国により大きな影響が出ている。

3)今回の危機が起きる前から4Dの世界について話してきた。
Demographics人口動態=戦後の世界的な人口増加期は終わった。
→1980年代には16歳から64歳の生産年齢人口が縮小している少子化国家は日本だけだったが、
今では40か国以上が日本型少子化国家となっている。
Declining productivity生産性の減少=戦後の生産性の拡大は世界金融危機後には見られない。
→理由はゾンビ企業の台頭と新テクノロジーが消費者志向になりエンターテインメント提供型になったから。
Deglobalization脱グローバル化=保護主義が台頭し障壁がどんどん増えている。
Debt負債=上昇基調だが1980~2008のような大幅な増加ではない。
→2008年にひどい目にあって、経済の多くのセクターが借金に慎重になっているから。
これらが1950~2008に平均4%あった世界の経済成長を2.5~3%へと、すでに押し下げていた。
トレンドベースの成長率は更に低下すると思う。
ACの世界では脱グローバル化のペースが加速、債務恐怖症による資金不足も加速する現実となる。

5)どの政府も勝ち組・負け組を選ぶべきでない。
たとえば、ほぼゼロ金利での貸し出しで救済すべき業界を政府が選ぶべきではない。
そうでないと将来的に問題が生ずる。(強いものはより強く?)

提言)危機の最中に判断や予測をやたらとすべきではない。冷静さを失っているから。
同時多発テロでは飛行機に乗る人がいなくなるとか予測されたが世界は2年後には元に戻った。
ただし中東へのアプローチは一変したし、特定の宗教に対する偏見も生まれた。
今回の危機の対応についても非常に慎重になるべき。
以前から始まっていた脱グローバル化や債務恐怖症といったトレンドは危機の終焉後に加速される。
中国には中国人にフランス革命についてどう思うか訊いたら「まだ考え中」ということわざがあるが、
今即断するのではなく熟考する必要がある。これが世界を変える唯一の危機でもないのだから。


・トーマス・セドラチェク
1)現在チェコでは3人以上の集会が禁止されているが、自分の中には二人以上の人格が存在している。
これまで世界は他国と争い統合できないグローバルな文明、いわば「文明タイプ0」の状態にあったが、
このカタルシスで、ともに戦わなければいけないと理解する文明へと変化しているのかも知れない。
ウィルスは人種や主義などに関係なく平等で、これに対処できるか人類の団結が試されているとも捉えられる。
科学的に協力することで改善し、理想としては各国がとっている安全対策を同期させるべき。

3)コロナウィルスは金持ちも貧乏人もかかる病気で興味深い。
デジタルの世界では極端な独占が可能だが、コロナウィルスははるかに民主的。
森で生活する人より金持ちが自給自足できるとは考えにくいので危険性はデジタル上での独占よりはるかに低い。

6)パンデミックでは近いものが近くなり遠いものが遠くなる。
世界中を飛び回り誰とでも取引できた頃は流動的だった。インターネット上では今でもどこにでもいるが、
インターネットはアナキスト的なもので自由主義的。王様もおらずルールを定める議会もない。
非常に混沌としているがうまくいってるし共産主義的な見方もできる。
現在は同じウィルスでも人の動きを止めるよりデータの動きを止める方がはるかに悲惨なことになる。
諸刃の剣だがデジタルに変換可能なものがより多く交わされ物理的な交流や人々の移動は減るだろう。
労働はすでにバーチャルな領域に移行している。
先進国のGDPの70%はサービス業に移行しており、これらのサービスは簡単に抽象的な世界に移行できる。

提言)今回の危機はパラダイムの転換かも知れない。
例えばチェコ共和国ではパートタイムの仕事を家でする短時間労働制度がある。
2009年から提言してきて一度も実現したことはなかったが、今回は数日で実現した。
この危機以外に使えないようなアイデアは他にもいっぱいあるはず。
世界は疲弊しているかも知れない。私たちは自然を燃やし過ぎた。
なぜなら少しでも大きなスクリーンや少しでも速い車が欲しいから。
休息を取ることは頻繁にはできないが、夜に焚火を囲んで語り合えるような理想の田舎暮らしに嫉妬している。
テレビも携帯電話もインターネットもなく世界のあらゆる狂気もないような暮らし・・・
象徴的には、そう読み解けるかも知れない。


・ペリー・メーリング
1)今はパラダイムシフトの時期で、前の生活に戻ることはないと思う。
今回の公衆衛生・経済ショックによって私たちを結び付けている網のような約束の複雑さが明らかになった。
世界や自分の未来は約束の網で成り立っていたが、今回の危機によって様々なかたちで切り裂かれた。

2)今回危機への対策はリーマンショック以上で、キャッシュ需要が高まる中、3/14以降に連邦準備理事会が
とってきた対応は劇的。ドルを大量に供給すること→国際通貨制度が崩壊することはないと断言できる。
もうひとつは専門分野の経済的存続(エコノミック・サバイバル)で重要なのは経済的距離(エコノミック・ディスタンス)
ウィルスによる経済的な影響が人から人へ拡散しないよう、私たちそれぞれのバランスシートの間で、
政府がマスク的な役割を果たすこと、例えば損失の補填や借金の返済を延期させること。
ここでの政府の役割は、短期的には失われた所得(ロスト・インカム)を補填し、人々が離れ離れになった後でも
元に戻れるよう、払えなくなった借金がその後も急増しないよう、可能な限り返済期限を先に延ばす事。
これは財政的なことだが、通常の対策ではなく景気を循環させるためではない。

3)コロナショック前の世界経済やグローバルサプライチェーンは非常に統合されたものだった。
→生産・発送・ジャストインタイム生産などは各国で協力する必要があった。
短期的にはサプライチェーンは回復しないだろう。
長期的には新しいグローバル経済の構築が期待されるが政治的協調が必要
金融のグローバリゼーションにおけるインフラの弱点が今回の危機で明らかになった。
→下水の配管と同じでパイプが壊れるまでは配管のことは心配する必要はない。
グローバリゼーションが正当化されて生産性の向上により勝者は敗者を補償する(配管を修理する)はずだったが、
いうまでもなく彼らは補償しなかった。

4)第二次世界大戦直後の状況と比較している。
当時アメリカ国務省でドイツ復興を担当していた経済学者チャールズ・キンドルバーガーの仕事のスローガン。
「市場が機能しないなら市場を使うな」が今回も有効
市場は単に未来のことを現在に還元しているだけで、未来が分からなければ価格設定の基準となるものもなく
間違った方向へ向かってしまう可能性がある。

5)外でウィルスにさらされ働く人たちに、いつか返さなければならない借りが自分には蓄積している。
危機が収束した時にその借りを返さなければ、大きな社会不安に陥ってしまう。

7)脱グローバリゼーションでは国際分業の経済的なメリットを失うことになる。
最も大きな被害は末端周辺国でグローバリゼーションに最近加わり最大の恩恵を受けてきた国。
在庫がないのは医療用品だけでなく他の部品も在庫がないので多くのものが作れない。
ショックに強くするため工業生産を再構築することになる。
命に関わると考えられている産業が国内に回帰する。
国内に確保しておくべきvitalなものは何か議論され、これは囲い込みへの移行の一部
(これまで生産性の高い分野への移行が課題とされた日本だが、逆にそれが代替可能性・弾力性になるのか?)

提言)多くの人にとって有効な新しいグローバリゼーションを築いていくためには、経済的なパラダイムシフトと
同様に社会的なパラダイムシフトが必要。それがなければ国民から反対され、結果的に国際的分業や
国際貿易のメリットを失うことになるので、誰もが損をする経済的自立政策に逆戻りする。
実際に何が可能なのかを知る唯一の方法は、計画を立てるのではなく何かを作りはじめること。
新しいポストコロナウィルスの世界の一部になるにはどうしたらいいのか考えてみてください。
これはトップダウン方式で浮かび上がるものではなく、専門家が集まって明らかになることでもなく、
各国がお互いのアイデアや取り組みを見て、各国がそれぞれ進化していくということ。


・飯田泰之
2)(Q今何が必要か?)
日本はまだまだ緊急時モードではなく平常時モードの姿勢が崩れていないように思える。
ドイツは大規模な財政赤字を容認して問題に対応しているが、多くの国際機関で緊縮財政が正義という信仰があった。
日本の経済政策論壇のバカげたところでもあるが、財政の逐次投入や温存は最も問題が大きい。
今必要なのは各都道府県、政令市に地方債の大幅増額発行を認めること。

2)(Q危機の本質とは?)
各国の中低所得者で安定的雇用にない人に集中的にショックが及ぶことが、今回の危機を長期的にする。
ヨーロッパやアメリカであれば不法移民と呼ばれるグループで、彼らが生活基盤を失った時にどうなるか、
トランプが加速させていた移民との対立、日本でもうまくいっていない人たちとの対立など、所得であったり、
民族であったり、様々な分断がインフォーマルセクターの崩壊によって加速する。

7)資本主義・自由主義が生き延びていくためには、その外にいるグローバル資本主義と関係のない人たちが
一定数いることによって安定的になる。摩擦も必要な道路と同じで資本主義は混ぜ物があるから成立している。

提言)素晴らしい自由主義経済を維持するためには自由主義ではない経済活動、経済活動ではない社会活動が
必要不可欠。自由主義経済のために自由主義以外の経済成長が必要。

・早川英男
2)(Q今何が必要か?)
最初の自粛のフェイズでは自粛によって犠牲になっている人を補償する、第二弾は総需要喚起策で現金給付も含む、
第三弾は今回テレワークにしても遠隔診療にしてもオンライン教育にしても遅れていることが証明されたのだから、
(文句を言う人も多いが)規制緩和や補助金でそちらを充実させること。

2)(Q危機の本質とは?)
リーマンショックは日本を見るとグローバル企業や金融機関を襲うショックだったが、今回犠牲になっているのは
非正規の人たち。格差が広がるとリッチな人のクオリティも下がるのでポストコロナでは格差解消も重要。

提言)感染症との戦いには国際協力が非常に大事。
感染抑制に成功することは他の国にとってもプラスで、ある国が成功すればその国の経済はよくなるはずだが、
他の国が失敗すれば元に戻るので国際協力が必要。すべての国の国際協力が外部性となる。


・小幡績
2)(Q今何が必要か?)
絶対に間違っているのはお金を配るという政策。
アメリカでもイギリスでも行われ日本でも行われるが、これは100%間違っている。
感染症が今後も起きるのは明らかなのに、お金を配ってしまうとシンプルな財政危機になり次の対処ができない。
大事なことは今回の危機は社会インフラの危機であるということ。
限られた財源、限られた人材の中で医療を守るために金を使い、その後の景気対策に金を使い財政に行き詰って、
終焉後に医療費をさらに削減したりすると、一番大事なインフラにお金が回らないことになるから。

2)(Q危機の本質とは?)
今回マスクや人工呼吸器が足りないとなったが、これだけ市場メカニズムが発達しておれば、お金を出せば
手に入るはずなのに足りないまま。
これは経済成長を達成するために無駄なものばかり作ってきたから。
根本的に必要なものは何か、経済を考えていくと自給自足プラスアルファになる。
本来分業はみんなが必要なものを手分けして作り効率を上げること、不必要なものを作ることではない。
ところが「売りやすいもの」を分業で作るようになった。
農業でいえば商品作物を作れば代価は獲得するが、自分たちの飢餓はひどくなるということ。
覇権国家もなく政府もコントロールできない状況ではシンプルな原点回帰しかない。

提言)日本は思考停止に陥っている社会で、監視強化するか逆にそれを恐れるか、流れでどちらかにつく。
不安があって、いつまでも足元が定まらない社会になる恐れがある。
「ともかく安心を求める」ことはやめよう。
不安があり過ぎるとパニックになって冷静な判断ができないが、なさ過ぎても思考停止・感覚停止になるので、
政府は国民を思考停止に陥らせるような政策をとってはいけない。





m98k at 02:35|PermalinkComments(8) mixiチェック ブログ日誌 | 災害避難とか

2020年04月17日

へぶん・・・


へぶん・・・

ええ・・・

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最近ハマってる、ヘブン ホワイト テーブル ワインであります。

日頃メルシャンのビストロ白1.5リッターペットを愛飲している、わたくしの奥様向けに、
ダッシュP18乗りの友人が勧めてくれた3リッターボックス入りドイツワイン。

よく冷やしてから開封・・・

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蛇口の赤と黒とゆー色使いがドイツらしくていいですね・・・さらに白もとい黄色があれば・・・

こぽこぽ・・・とゆーより、しゃあ!!!とゆー感じで一気に注いで・・・まさに水道水なみやな・・・




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ごくごくと・・・安ワインは傷だらけの安グラスでごくごくやるのが一番似合います。

ええ、ビストロの白より甘くてフルーティーで奥様好みでした・・・よかったよかった・・・

そう、単価的にはビストロ白より、さらにお安いのでありますね・・・



と、さっそく翌日・・・

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追加購入しましたとさ・・・

これで合計9リッター、フルボトル12本分なので12日間は持つ・・・のだろうか???

そう、甘くて飲みやすくアルコール度数もやや低いので、これまでより18%多く飲まれると、
結果的には高くなってしまうのでしゅが・・・うぐぐぐ




m98k at 16:33|PermalinkComments(4) mixiチェック 糧食、飲料 
2015年10月、当サイトの「沙漠緑化・熱帯雨林再生」カテゴリを中心に「N.GKS(エヌジクス)のblog」http://ngks.blog.jp/を立ち上げました。 海外植林ボランティア関係の記事はこちらもご覧ください。