2006年10月
2006年10月01日
ファミリーキャンプ入門3 タープ
(期間限定のお知らせ)
きたる10月7日から9日まで、熊野でキャンプ宴会をやる予定です。
興味のある方は、前々日ぐらいまでに、こちらの記事のほうへコメントをお願いします。
ファミリーキャンプ入門カテゴリの三回目はタープであります。
タープもファミリーキャンプの必需品であります。きっぱりと
オートキャンプ場でも、タープを持参していないファミリーがたまにおられましたが、
悲惨でした・・・
また、川下りのべースキャンプは、たいていトイレのある広い河原でしたので、
バイクツーリングの方も多く、彼らもコンパクトなテントだけでタープはなく、
やはり悲惨でした・・・
ま、バイクツーリングの若者の場合は、その悲惨さを楽しんでいる風情でしたが、
ファミリーキャンプではそんな訳にはいきませんし、家族に快適に過ごしてもらわないと、
「もうキャンプなんか行かない!」ということになってしまいます。
やはり、しっかりしたテントとは別に、安物でもいいのでタープは用意しましょう。
さて、タープにもいろんな種類があり、わたくしが使ったことのあるやつだけでも、
スクエア型(いちばんオーソドックスな長方形)
ウィング型(有名なライトモダーではなく翼を広げた菱形になるもの)
ヘキサ型(ウィング型の投影面積を大きくするため六角形にしたもの)
その他にもオクタ型とか、派生型がいっぱいあるようです。
これらは基本的にポールとライン(細引き)を使って、ペグなどで固定するものですが、
これ以外に、自立式のドーム型や、ロッジ型などもあります。
また、その中間的なものとして、クルマとポールを利用するもの、テントとポールを利用するものや、本体の張力で張るオアシス型なんかがあります。
ドーム型やロッジ型は、虫除けのスクリーンやフラップのついたものが多く、
「どうしても虫はいや!」というファミリーには、設営が簡単で、
子どもが引っ掛けやすいラインを張らずに(最小限で)すむドーム型、しかも、
雨や風も防いでくれるフルフラップのついたものをオススメしますが・・・
ドーム型タープは開放感がありません・・・
せっかく自然の中で過ごすのですから、虫対策は虫除けグッズや明かりの工夫で、
ラインの処理はマーカーや蛍光ラインなどの工夫をしてでも、わたくしは、
ヘキサかスクエアをオススメしますきっぱりと
ウィング型はきわめてシンプルで風にも強く、じつにきれいなのですが、
さすがに投影面積がファミリーには小さいです。
スクエア型は、開放感があり投影面積も大きく、いろんな張り方もできますが、
最低6本のポールに8~12本のラインが必要で、張り方の工夫などは、やや慣れを要します。
ですから慣れるまでは、2本のポールと8本のラインできれいに張れるヘキサ型、
慣れてきたらいろんな張り方ができて、一番開放感のあるスクエア型、
というのがベストだと思います。ただし前回も書きましたが、
悪天候になればしっかりしたドームテントの中へ、というのが前提であります。
素材は、光を全く通さず透湿性もあるという、ダンロップのブラッククロスが最高!
なのでしょう、たぶん・・・
けっこうお高いので、わたくし使ったことがありません。ううっ
それに、大きなスクエアやヘキサの製品はなかったと思います。
他に、アルミ蒸着タイプというのもあり、直射日光下でも涼しくてオススメなのですが、
ま、最初はそれなりの防水性さえあれば、お安いポリエステル製でも充分でしょう。
ポールにしても、高さ調整なんて・・・斜めにすればいい!だけですし、
ヘキサなら、ポール以外のラインの取り方で工夫できますから、
付属の安物で充分であります。これもきっぱりと。
このサイトは基本的に「モノ」の紹介ですので、張り方の工夫には触れませんが、
テントやタープセットにおまけでついてるペグ類以外に、
長いプラペグと安物スチールペグ、しっかりしたハンマーだけは揃えておきましょう。
芝生や柔らかい土なら、長いプラペグをゴムハンマーで、
固い土ならスチールペグをスチールハンマーで、
岩場なら大きな石を利用して、砂ならレジ袋とかを利用して、
ラインをしっかり固定しましょう。
マトモな自立式ドームテントの場合、余程強い風でも予測されない限り、
わたくし、ボトムへの最小限のペグだけで補助ラインは張りませんでしたが、
スクエアタープやヘキサタープの場合は、ラインにかかる荷重は相当なものです。
ですから2本のメインポールには最低2本ずつ、場合によっては3本のラインが必要ですが、
きれいに張ったタープは、少々の風ではびくともしません。
で、これらのタープの問題はやはり、
「あっ、おとうちゃんずるい、自分だけ「昔ながらのソース焼きそば」を!」
「わっ、走ってくるな、次のやつをやるから・・・」
どたっ
「えーん、痛いよう。」
「ほうら、見事にラインを引っ掛けてコケやがった。
あっ、ラインを掴んで起き上がるんじゃない・・・わっ」
ばさばさばさ
「えーん、わしの「昔ながらのソース焼きそば」が、倒れたタープの下敷きにぃ・・」
ま、要所にマーカーをつけて、しっかり指導すればいいのですが、夜はちと危険ですね。
で・・・こんなのもあります。
ちなみに図のように中途半端にペグを打つと、ソース焼きそばがタープの下敷きに・・・
ペグは最後まできちんと打ちましょうね。抜くのに若干苦労しますが・・・
で、画像左のFENIX L0Pで遠くから照らしてみると・・・
露出オートでは判りにくいですが、かなり遠くからでもキラキラ反射します。
P.S
サイズの記述を忘れてました。
ヘキサタイプなら、2本のポールと平行方向にテーブルの長辺を置いて、
そこに四人家族が二人ずつ対面にイスに座って、
その状態で雨や日差しをしのげて、そのまま立ち上がったりできるサイズ・・・
本当はポール間で5mは欲しいです・・・
でも、かなり大きくなりますね。
わたくし、4mサイズでなんとかしのいでました。
スクエアなら、4mでもゆったりするんですが・・・
それにヘキサはメインポールの二点以外の四点は、通常ポールなしですので、
そこから伸びるラインを、かなり長くしないと高さが稼げません。
ちっちゃな区画のオートキャンプ場なら、となりの区画にはみだしてしまいますね。
必然的に角度が急になり、有効に使える面積はもっと小さくなります。
ま、混んでる場合はちょうど目隠しになるので、それはそれでいいのですが。
きたる10月7日から9日まで、熊野でキャンプ宴会をやる予定です。
興味のある方は、前々日ぐらいまでに、こちらの記事のほうへコメントをお願いします。
ファミリーキャンプ入門カテゴリの三回目はタープであります。
タープもファミリーキャンプの必需品であります。きっぱりと
オートキャンプ場でも、タープを持参していないファミリーがたまにおられましたが、
悲惨でした・・・
また、川下りのべースキャンプは、たいていトイレのある広い河原でしたので、
バイクツーリングの方も多く、彼らもコンパクトなテントだけでタープはなく、
やはり悲惨でした・・・
ま、バイクツーリングの若者の場合は、その悲惨さを楽しんでいる風情でしたが、
ファミリーキャンプではそんな訳にはいきませんし、家族に快適に過ごしてもらわないと、
「もうキャンプなんか行かない!」ということになってしまいます。
やはり、しっかりしたテントとは別に、安物でもいいのでタープは用意しましょう。
さて、タープにもいろんな種類があり、わたくしが使ったことのあるやつだけでも、
スクエア型(いちばんオーソドックスな長方形)
ウィング型(有名なライトモダーではなく翼を広げた菱形になるもの)
ヘキサ型(ウィング型の投影面積を大きくするため六角形にしたもの)
その他にもオクタ型とか、派生型がいっぱいあるようです。
これらは基本的にポールとライン(細引き)を使って、ペグなどで固定するものですが、
これ以外に、自立式のドーム型や、ロッジ型などもあります。
また、その中間的なものとして、クルマとポールを利用するもの、テントとポールを利用するものや、本体の張力で張るオアシス型なんかがあります。
ドーム型やロッジ型は、虫除けのスクリーンやフラップのついたものが多く、
「どうしても虫はいや!」というファミリーには、設営が簡単で、
子どもが引っ掛けやすいラインを張らずに(最小限で)すむドーム型、しかも、
雨や風も防いでくれるフルフラップのついたものをオススメしますが・・・
ドーム型タープは開放感がありません・・・
せっかく自然の中で過ごすのですから、虫対策は虫除けグッズや明かりの工夫で、
ラインの処理はマーカーや蛍光ラインなどの工夫をしてでも、わたくしは、
ヘキサかスクエアをオススメしますきっぱりと
ウィング型はきわめてシンプルで風にも強く、じつにきれいなのですが、
さすがに投影面積がファミリーには小さいです。
スクエア型は、開放感があり投影面積も大きく、いろんな張り方もできますが、
最低6本のポールに8~12本のラインが必要で、張り方の工夫などは、やや慣れを要します。
ですから慣れるまでは、2本のポールと8本のラインできれいに張れるヘキサ型、
慣れてきたらいろんな張り方ができて、一番開放感のあるスクエア型、
というのがベストだと思います。ただし前回も書きましたが、
悪天候になればしっかりしたドームテントの中へ、というのが前提であります。
素材は、光を全く通さず透湿性もあるという、ダンロップのブラッククロスが最高!
なのでしょう、たぶん・・・
けっこうお高いので、わたくし使ったことがありません。ううっ
それに、大きなスクエアやヘキサの製品はなかったと思います。
他に、アルミ蒸着タイプというのもあり、直射日光下でも涼しくてオススメなのですが、
ま、最初はそれなりの防水性さえあれば、お安いポリエステル製でも充分でしょう。
ポールにしても、高さ調整なんて・・・斜めにすればいい!だけですし、
ヘキサなら、ポール以外のラインの取り方で工夫できますから、
付属の安物で充分であります。これもきっぱりと。
このサイトは基本的に「モノ」の紹介ですので、張り方の工夫には触れませんが、
テントやタープセットにおまけでついてるペグ類以外に、
長いプラペグと安物スチールペグ、しっかりしたハンマーだけは揃えておきましょう。
芝生や柔らかい土なら、長いプラペグをゴムハンマーで、
固い土ならスチールペグをスチールハンマーで、
岩場なら大きな石を利用して、砂ならレジ袋とかを利用して、
ラインをしっかり固定しましょう。
マトモな自立式ドームテントの場合、余程強い風でも予測されない限り、
わたくし、ボトムへの最小限のペグだけで補助ラインは張りませんでしたが、
スクエアタープやヘキサタープの場合は、ラインにかかる荷重は相当なものです。
ですから2本のメインポールには最低2本ずつ、場合によっては3本のラインが必要ですが、
きれいに張ったタープは、少々の風ではびくともしません。
で、これらのタープの問題はやはり、
「あっ、おとうちゃんずるい、自分だけ「昔ながらのソース焼きそば」を!」
「わっ、走ってくるな、次のやつをやるから・・・」
どたっ
「えーん、痛いよう。」
「ほうら、見事にラインを引っ掛けてコケやがった。
あっ、ラインを掴んで起き上がるんじゃない・・・わっ」
ばさばさばさ
「えーん、わしの「昔ながらのソース焼きそば」が、倒れたタープの下敷きにぃ・・」
ま、要所にマーカーをつけて、しっかり指導すればいいのですが、夜はちと危険ですね。
で・・・こんなのもあります。
ペグは最後まできちんと打ちましょうね。抜くのに若干苦労しますが・・・
で、画像左のFENIX L0Pで遠くから照らしてみると・・・
P.S
サイズの記述を忘れてました。
ヘキサタイプなら、2本のポールと平行方向にテーブルの長辺を置いて、
そこに四人家族が二人ずつ対面にイスに座って、
その状態で雨や日差しをしのげて、そのまま立ち上がったりできるサイズ・・・
本当はポール間で5mは欲しいです・・・
でも、かなり大きくなりますね。
わたくし、4mサイズでなんとかしのいでました。
スクエアなら、4mでもゆったりするんですが・・・
それにヘキサはメインポールの二点以外の四点は、通常ポールなしですので、
そこから伸びるラインを、かなり長くしないと高さが稼げません。
ちっちゃな区画のオートキャンプ場なら、となりの区画にはみだしてしまいますね。
必然的に角度が急になり、有効に使える面積はもっと小さくなります。
ま、混んでる場合はちょうど目隠しになるので、それはそれでいいのですが。