2007年10月

2007年10月30日

富士・・・初登頂???その1

(業務連絡)
わたくしこと98k、都合により11月下旬の熊野キャンプに参加できなくなりました。すいません
まあ、春にお会いできるのを楽しみにしております。


えーっ、10月に入って奥様を岩湧山に案内して以来、府庁山、信貴山と、
ここ数年ではめずらしく、毎週のように山歩きをしているわたくし、
また府庁山にでも行こうかと考えていると、先週末に奥様から、

「山歩きに付き合ってあげてもいいよ。」

「いや、べつに付き合ってもらわなくても・・・どうせ府庁山とかだし・・・」

「付き合ってあげる、でも府庁山以外にしてね、きっぱりと

「どうして府庁山以外なのはてな

「去年の秋に一度ついていったし、なーんもない山だし。」

「ううっ、じゃ・・・富士とか・・・」

「わーい、富士山びっくり行く行く。」

「でもはじめてだし、遭難するかも知れないよ・・・びくびく」

という次第で、日曜日に日帰りで、富士に向けて出発しました。

いつものように、南海高野線に乗って・・・

「昨日、ヘリコプターが墜落した南海高野線だけど、ちゃんと動いてるね。
でも、富士山なら、新大阪から新幹線じゃないの。」

「ふっふっふ、高野山から富士山に行けないことはない、山は繋がっているのだ・・・」

と、これまたいつものように、府庁山の登山口となっている天見駅で下車。

「あーっ、やっぱり府庁山への駅じゃない。」

「いやいや、ここから逆の方角に登ると富士があるのだよ。げひげひ」

で、駅前徒歩5分の状況であります。
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都心のターミナルから30分程度の駅なんですが・・・困った



で、駅前徒歩10分の状況
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で、一時間も登ると・・・
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「さあ、着いたぞ。富士山初登頂だぞびっくり

「どこが富士山なのよ。」

「わははは、よく見てみなさい。」

じゃーん
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「あっ、天見富士・・・」あかんべー

駅からすぐに登りになったので、遠景の画像がありませんが、
富士山に似ているらしく、このあたりでは天見富士と呼ばれているようです。

まあ、全国に「なんとか富士」というのはいっぱいあるようですね。げひげひ


で、そこからの縦走路は・・・
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やっぱり府庁山へ行くんかいっ


わたくし、この「天見富士」からのコースははじめてでしたが、
けっこうアップダウンのあるコースでした。ひいひい泣く

でも、眺めのいいポイントも多く、金剛山や岩湧山がきれいに見えました。

東に望む金剛山
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西に見える岩湧山
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そして正面に迫り来る、府庁山の雄姿びっくり
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で、いつものように山頂付近で昼食であります。
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今回は奥様が一緒だったので、安物幕の内とカップラーメンのみであります。
ひとりで行くときには、もっとゴージャスに・・・わっ、ぼかっ、ぐしゃ・・・


で、この後、いつもの逆コースを辿って下山するわけなんですが・・・(以下次号)





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2007年10月28日

真の闇と・・・その2

前回記事の後半であります。

午前中に酒蔵の蔵開き、昼からケーブルカー跡とロープウェイ跡を辿ったわたくし、
いよいよ、信貴山朝護孫子寺へ・・・

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知らなかったのですが、一度焼失してるそうで、それでもすごい伽藍配置であります。

この寺の縁起ですが、その昔、聖徳太子が物部守屋を攻めたとき、
この山に毘沙門天が現れ勝利をもたらし、それ以後、
聖徳太子が毘沙門天を「信ずべし、貴ぶべし、」ということで信貴山と・・・

ですから、勇ましい聖徳太子の像なんかがあります。
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笛なんか吹いてるけど、よく見ると完全武装であります。きっぱりと


で、やはり勇猛ということで、世界一の福虎・・・(と書いてあります・・・)
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ちなみにこの福虎、電気仕掛けで首をふり続けております。困った



で、その前をさりげにですね・・・
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インドの神様が通り過ぎたり・・・って・・・おいっびっくりショック




しかもあちこちで・・・
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さりげに談笑してたり・・・って・・・おいっびっくりショック



生駒山からこの信貴山にかけては、全国でも有数のU.F.O.目撃スポットなのですが、
神様たちもさりげに降臨されてるんですね・・・ううっ・・・





ちなみに神様たち、足元が見えにくいようで、移動には介添えの人たちが・・・
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と、とりあえず、神様たちなんか見なかったことにしてと・・・

さりげに先を急いだのでありますが・・・


いよいよ真の闇の入り口に到着か・・・
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ではありませんでした。外光も洩れまくりであります。
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やっと本堂まで登ると、いちばん向こう側に本堂地下へ降りる階段があります・・・
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ここからいよいよ「戒壇めぐり」という、真の闇の回廊がはじまるのであります。
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で、おそるおそる手探りで入ってみると・・・















落ち込み
















やはり真の闇でありました・・・













で、戒壇めぐりで、すっかり心願成就した98kさん・・・
もはや入館料を払ってまで宝物館を見ることもなく、
そそくさと下山して、王寺駅前の鶴橋風月のお好み焼きと焼きそばで、
生ビールをしこたま飲んだのであります。げふっジョッキ

いやあ、まさに心洗われる一日でしたねえ・・・って・・・えと・・・

この記事をフラッシュライトのカテゴリーに入れた理由はですね・・・



戒壇めぐりのときに、

ずっとFENIX P1Dを握りしめてた・・・




からなのであります。にっこり
 こっ、こわかったよう・・・





解説P.S.
じつはこの日は偶然にも、年に一度の「毘沙門天王、二十八使者守護善神練り行列」
の日だったのであります。だから神様がいっぱい降臨してたんですね。
そんなこと知らないもんだから、あちこちに神様がいてびっくりしてしまいました。

まあ今回の真の目的は、やはり本堂地下の「戒壇めぐり」修行だったわけで、
けっして蔵開きの振舞い酒や、旧友とのお好み焼き焼きそば宴会が
メインではなかったのであります。ややきっぱりと・・・チュー

で、白状しますと「戒壇めぐり」の終盤、周囲に友人以外の人の気配がないのを確かめてから、
握りしめてたP1Dを、一瞬点灯したのでありますが・・・
視界に入ってきたのは・・・手垢で薄汚れた白い壁でありました・・・ううっ

やはり、真の闇は、真の闇のままのほうがいいですね。反省





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2007年10月27日

真の闇と・・・その1

えーっ、ま、前回記事の続き・・・とゆーか・・・

10月21日の日曜日に、奈良にある長龍酒造広陵蔵の蔵開きに参加したわたくし、
酔い覚ましの昼食後に、引き続き地元の友人の案内で、
信貴山縁起絵巻で知られる、信貴山に登ってきました。

大阪府と奈良県の県境となっている主な山といえば、北から南へ、
生駒山、信貴山、二上山、大和葛城山、金剛山と続くのですが、
どの山もふもとの駅から山頂付近まで、ケーブルカーやロープウェイで、簡単に登ることができます。

大阪方面からだけでなく、奈良方面からもケーブルカーやロープウェイがついてる山も多いのですが、
信貴山もそのひとつ・・・だったのであります。ちょっと前までは・・・

奈良方面からの登山口である、近鉄「信貴山下」という、そのまんまの駅名の駅で下車・・・

さっそく駅前から・・・
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ケーブルカーがないっびっくり

画面右側の狭いほうの道、じつはこちらがケーブルカーの廃線敷きなのであります。

で、こちらをとことこと、歩いて登っていくわけであります。
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画像ではわかりにくいですが、けっこうな急坂であります。


で、まだ酔いの残るふらふらした足取りで、なんとかつきあたりまで登りつめると、
ケーブルカー駅舎跡の広場があり、そこから山頂付近へとつづくロープウェイが・・・
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やっぱり、ないっびっくり

じつはこのロープウェイ跡が、ハイキングコースになっているのであります。

通常、山を登るハイキングコースといえば、ジグザクになっているのですが、
ここは、登っても・・・
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登っても・・・
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さらに登っても・・・
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ずーっと、直線なのであります。

緑のトンネルの向こうに、何度も明るいところが見えるので、今度こそ、
「いよいよ山頂駅かっ。」と思うのですが、樹木が開けているだけだったりして・・・

まあ、振り返れば奈良盆地が一望できるのですが・・・
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盆地の中央にちっちゃくポツンと見えるのが耳成山、右端のやや大きいのが畝傍山であります。
大和三山の残るひとつ、天の香具山はさらに奥なので見えにくいですね。

ようやく山頂付近にたどり着くと・・・そこは一転・・・
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かなり大きな門前町が続く、「観光地・信貴山」だったのであります。

今はかなり寂れたような感じの門前町も、どゆーわけか・・・

ずーっと、真っ直ぐに続いているのであります。


そしてその先には・・・いよいよ・・・
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毘沙門天と張子の虎で昔から信仰を集める、
信貴山真言宗総本山、朝護孫子寺があり・・・そこで・・・

真の闇と、さらに・・・(以下、次号を待てびっくり)にっこり



言い訳のP.S.
いや、あの、別にもったいぶって記事を分割したのではなく、
単に一記事あたり10枚までしか画像がアップできないだけであります。

ハイキングコースの同じような画像にかなり枚数を割きましたが、
ずっと一直線という登山道、はじめてのわたくしにはかなり驚異でした。

バスやマイカーで気軽に上まで登れるようになり、ケーブルカーのあった中腹辺りまでは宅地開発も進んでおり、
山頂付近の宿坊や旅館に泊まる人も少なくなったんでしょうね。
ちなみにロープウェイ跡のうち700mは「千本桜並木道」として桜が植えられており、
桜のシーズンには、まさに桜のトンネルになるそうであります。

それにしても、こんな経緯でできた、一直線の登山道というのは、全国的にも珍しいのではないでしょうか・・・
見上げても見上げても、ずーっとまっすぐ上に道が続くというのは、なかなかの景観でしたねえ。

次回はいよいよ、信貴山「真の闇」体験と・・・げひげひ・・・






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2007年10月25日

広陵蔵の蔵開き、承前

前回記事からの続きであります。
この時点で、文字色はすっかり桜色になっております。ひっく

新酒のお披露目をする広陵蔵の蔵開き、今年で第9回ということでしたが、
わたくし参加したのははじめてでした。

前回記事で紹介した振舞い酒や試飲、試飲販売以外にも、

蔵の隠し酒・・・大吟醸 ・山田錦・雄町  各120杯限定1杯300円・・・とか、

蔵開き限定販売の数々がありました。
日本酒好きのわたくしの友人は、これも片っ端から・・・ううっショック

かなり出来上がった11時前に、蔵内見学、酒造り疑似体験、というのに参加しました。
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靴を脱いで滅菌済みのサンダルに履き替え、手を洗ってヘッドキャップを・・・

一回10人の限定なんですが、これはエレベータのキャパの問題みたいです。にっこり




で、三階に上がると、我々を出迎えてくれたのは・・・
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キムタルくん・・・困った



ここから、醸造工程や精米度合いの見本なんかも見せていただいたのですが、
70%精米ともなると、ごま粒より小さなお米になるんですねえ・・・
今話題の、OSRAMのceramosとかゆーLEDも、こんなもんなんでしょうか・・・ショック


前回記事へのコメントで看破されたとおり、このあたりから怪しくなり、
以後まともな画像はありませんが・・・すいません


酒造り疑似体験ということで・・・
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右端に人が集まっているところ、タンクのフタが開いており、
長い櫂のようなもので、中味をこねこねさせてもらえます。

「おおっ、すっかり清酒になってるじゃないですかっ、旨そうな香りが・・・汗

「これは擬似体験用の、ただの水です。きっぱりと。」

「ううっ・・・それにしても、これをこねこねするのは大変ですね。」

「実際には麹とかが入ってるので、もっと大変なんですよ。」

「ふーみゅ」

ちなみにこのタンクひとつで、毎日一升ずつ飲み続けたとして、
27年分の分量だそうであります。


結局、次の目的地があったため、午後からのきき当て大会の正解者発表や、
津軽三味線の演奏、大抽選会といったイベントには参加せず、
昼前に広陵蔵を去ったのですが、まあ、その頃にはすっかりと・・・チュー

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おっと、大事そうに下げているのは、いただきものの奈良漬や時代めんこに武者めんこ、そして・・・



じゃーん
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さんざん試飲してから買い求めた、蔵開きだけの限定酒なのであります。げひげひ




at 23:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0) mixiチェック 糧食、飲料 | その他アウトドア

2007年10月23日

2007広陵蔵の蔵開き

さる10月21日、奈良県広陵町にある、長龍酒造広陵蔵の蔵開きに行ってきました。

奈良に住む友人に招待してもらったのですが、
もちろんクルマで行くことはできません。なぜなら・・・


ふっ、振舞い酒がぁ・・・じゅるじゅる汗


最寄り駅から徒歩10分ほどなのですが、なかなか風情のある家並みであります。
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で、午前10時の蔵開き・・・酒好きがいっぱい集まっております。
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新しい杉玉と交換して儀式は終了・・・


じゃーん
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待望の鏡開きであります。げひげひ、じゅるじゅる汗
まあ、何とも樽の香りが新鮮で、わたくし三杯だけに留めたのですが・・・




樽酒の振舞い以外にも、各種新酒の試飲や「きき当て大会」なるものが・・・
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いやあ、この日本酒で漬けた梅酒というのも旨かったなあ・・・ういーっ





さらに、試飲販売というのもありましてですね、片っ端から・・・ひっく
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まあ、おでんなんかのあても、特設屋台でお安く販売してたのですが、
名物の奈良漬(抽選やお土産でこちらもいっぱいいただいたのですが)
もその場で試食できまして、またこれが、試飲するお酒にあうという・・・げふっ


ふだん、あまり日本酒を飲むことのないわたくし、
すでにこの時点(まだ11時にはなってなかったと思いますが)で、
かなりできあがっておったのですが・・・      (以下次号)





at 23:50|PermalinkComments(4)TrackBack(0) mixiチェック 糧食、飲料 | その他アウトドア