2007年12月

2007年12月28日

マイ・ストックシリーズその3.5

いよいよ本年もあとわずか・・・
やっと仕事を終え、ちょっとだけ打ち上げして、只今帰宅いたしました。
何とか年末年始は暦どおり休めそうであります。ほっ

そこで、またまたとーとつですが、日曜日に買った新製品のご紹介・・・

ええっと、たしか2回で最終回を迎えたはずのマイ・ストックシリーズでしたが・・・

シリーズ番外編として、こちらの記事のP.Sで、ちらっと紹介したことがありますので、
まあ今回が、3.5回目ということになっております。

ちなみに、こんどこそ最終回・・・の予定なんですが・・・にっこり

ドロミテのK2 8611というモデルであります。
世界で二番目に高い山、K2峰、標高はたしか8611m・・・まんまの製品名ですね。


じゃーん
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ちなみに上側にある、ぐちゃぐちゃオリーブドラブに塗装したやつが、
番外編で紹介したいただきもの寄せ集めストックであります。

上のやつが最大長110cmで、ご覧のとおり三段式を二分割すると仕舞寸法48cmになります。

で、下のやつが今回購入したドロミテのストックで、仕舞寸法は61cmですが、
やはり三段式で、最大長はなんと140cmにもなります。
まあ、わたくしの身長では、せいぜい130cmあれば充分なんですが・・・


じゃじゃーん、世界に冠たるドロミテであります。
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もちろん、世界に冠たるイタリー製であります。
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すでにこの画像でお気づきでしょうが、いつものアウトレットショップでの購入で、
展示品だったのでしょうか、かなりキズだらけであります。

しかも、「あっ、こっちのは色違い、こっちのはマッドガードがないぞ・・・」
ということで、「こっちのマッドガードをこっちへ着けてくれい。」
とか無理をお願いすると、

「はいはい、やってみましょう・・・がりがり・・・外れんな・・・がりがりがり・・・」

「わわっ、じゃ、こっちの不良品の部品をこっちへ・・・」

「はいはい、がりごりがり・・・やはり外れんな・・・ごりごりごり」

「わわっ、どっちもキズだらけになったじゃないすかびっくりショック

「あははは、まあ、こうなったことだし、さらにお安くしときますよ。」

「えっ、いやそんな、でへへへ、いつもありがとね。にっこり

という次第で、K2二本で4k、というお値段に・・・拍手

でも結局は、工具で挟んであちこちごりごりやったあとだったので・・・
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こんなキズがあちこちに・・・ううっ

しかし、こんなキズぐらい、わたくしの高度な塗装テクニックとこれさえあれば、
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じゃーん
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あははは、みごとに修復完了・・・と・・・困った


で、こんな表記があるのですが、
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カーバイドチップはてな・・・炭素鋼のチップはてな


この部分のことかなはてな
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よくわかりませんが、先端のキャップはありませんでした。これはきっぱりと悲しい

で、本体の素材は、アルミニウム5083、となってましたので・・・
みんなの百科事典である「カワバタペディア」のアルミ合金解説記事を、
検索しようとしたのですが・・・うまくいきませんでした。
どうも強度より耐食性や耐低温性を重視する場合に使用される、アルミ・マグネシウム合金のようですね。

まあ、わたくしが使用するのには、材質なんざあ、どーでもいいのですが・・・にっこり


これで我が家には、四組7本のウォーキングストック(トレッキングポール)が揃ったことになります。
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で、肝心のこれの使い心地なのでありますが・・・わたくし前述の番外編記事以来、

山歩きには行ってないのであります。悲しくもきっぱりと悲しい

まあ、上側三組に付いている衝撃吸収装置は内蔵されず、
その分、最大長の割に仕舞寸法は短くなっており、しかもかなり軽量、
しっかりと固定されて、ぐらつきもありませんので、
はやくフィールドテストをしてみたいのですが・・・ううっ悲しい






at 23:38|PermalinkComments(7)TrackBack(0) mixiチェック その他アウトドア 

2007年12月26日

冬のアンダーウェアと・・・

ちと寒くなりましたので、とーとつですが冬用アンダーウェアなんぞのご紹介。


じゃーん
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こちら、Peter Storm、ピーターストーム社のサーマルクロージングであります。
ロングのシャツとタイツをセットで購入して以来、十数年間愛用しております。

寒いシーズンの山歩きやキャンプ宴会、またカヤックやラフティングなんかでも、
ウェットスーツでは暑すぎるし、短パンTシャツでは手足が傷だらけになる、
といったときにも着用しておりました。

素材はクロロファイバーが80%、ナイロンが20%となっております。
クロロファイバー、あまり聞きなれない素材ですが、まあ早い話が、

塩化ビニール、つまり塩ビ、なのであります。きっぱりと

塩ビそのものは吸水率ゼロ、つまり水分を全く貯めない素材なのですが、
強度や伸縮率の関係でしょうか、ナイロンが20%、混ざってますね。
ですから速乾性とはいっても、乾くのにそれなりの時間はかかりました。
それに塩ビという素材、けっこう重くて敬遠されることもあると聞きましたが、
ま、わたくしは体重がそれなりですから、あまり重さは関係なしという・・・ううっ悲しい

最近でもこんな素材は使われているんでしょうか、当時はこれが最先端だったのですが・・・



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で、こちらが数年前に買った、TARAS BOULBA、タラスブルバの、
WMストレッチ・ロンウェーブというやつであります。
さすがにピーターストームのが、すり切れたり、毛玉みたいになったりしてきたので、
そろそろ機種更新しようとしてたのですが・・・

こちらは未使用、つまり、わたくしこれを特価で買ってから、

寒いアウトドアにほとんど行かなくなった。

とゆーことなのでありますね。悲しくもきっぱりと・・・悲しい

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素材はポリエステル90%、ナイロン5%、ポリウレタン5%で、内面起毛してありますから、
より保温性、ストレッチ性を重視しているということなんでしょうね。

こちらも一応、ロングのシャツとタイツのセットで購入しております。

ちなみにサーマルウェアを使用する場合は、これら吸水性の少ない素材のロングタイプ上下を、
すっぽんぽんで着用するのが基本であります。にっこり
まあ、一泊以上になると、着替えのブリーフなんかはあったほうがいいのでしょうが、
わたくし三日程度なら、川に入るときもテントで寝るときも、ずっと着たきりでした。ショック

で、寒いシーズンは、これらの上にポリエステルなんかの薄手のシャツ、
で、動かないときには、さらにその上に厚手のフリースかセーター、
さらに寒い時はちっちゃく畳んだダウンのベストかジャケットをザックから出してきて、
一番上に防風、防水、透湿素材のアウタージャケット、というのが定番であります。

まあ、登りでは、アンダーウェア一枚でもびっしょり汗をかきますが、稜線での昼食時なんか、
汗で濡れたシャツを脱いで、新しいシャツをザックから取り出している間に、
脱いだ汗まみれのシャツが凍りつき、乾いたシャツを着ても、じっとしてると寒くて堪らないので、
やはり休憩時や非常用に、ちっちゃくなって軽いダウンのインナーは必需品ですね。
わたくしは、垢でこてこてになったヌプシジャケットを愛用してますが、
軽いダウンベストひとつでも、びっくりするぐらい暖かくなります。


上半身はこのように、けっこうこまめにレイヤードできるのですが、
下半身は、簡単に着脱、という訳にはいきませんね。
これらのアンダーウェアの上に、通常は裏地のついたパンツだけ・・・
で、少々暑くても寒くても我慢我慢、ということになります。
まあ、キャンプするならもう一枚、厚手のフリースとか薄手のダウンとかのインナーで、
上半身同様のレイヤードが考えられますが、
保温性のあるオーバーパンツ、なるものもあります・・・


じゃーん
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モンベルのモンブランパンツというやつで、こちらは20年以上前の製品、
かなりスタッフバッグも綻びてますね。2リッター程度の大きさになります。

これ、ダクロンホロフィルという中綿を少量使い、極薄生地のシェルで包んだもの、
さすがに膝から下はアイゼンやスキーをひっかけますので、厚手の生地で補強してありました。
サイドジッパーがフルオープンになり、雨具同様、靴を履いたままで着脱ができ、たしかに暖かいのですが、
防水性はあまりなく、薄手の生地もやや不安で、結局、動かないキャンプ宴会や、
シュラフ一枚では寒い時の睡眠用がメインで、日帰りには使いませんでした。
あっ、そういえばスキーゲレンデでの宴会には重宝したな・・・にっこり
さらにその上にゴアテックスの米軍オーバーパンツなんか履いて・・・にっこり

ちなみにこのオーバーパンツ、次回、お正月キャンプOFF会には持参しますので、
参加者のみなさん、寒かったら使ってくださいね。わたくしの体臭がたっぷりと・・・ラブ

あっ、わたくしはたぶん、暗くなるころには・・・
すでに寒さの感覚がなくなっていると思いますので・・・わははは困った







at 21:35|PermalinkComments(4)TrackBack(0) mixiチェック キャンプ・川下り | その他アウトドア

2007年12月24日

しぃずん・ぐりぃてぃんぐ・・・と


あなたっかぁらっ、めりくりすます、

わたしっかぁらっ、めりくりすます、

さんたくろしぃずかみんつぅたうん



この時期、巷間ではクリスマスソングが流れ、

最近は、あちこちの個人宅でも、LED仕様の電飾が・・・


まあ、お盆やお彼岸には墓参りをして仏壇にも花を飾り、

クリスマスを盛大に祝い、新年になると神社に参拝して・・・


なかなか素晴らしい習慣であります。



で、お正月には凧あげて、独楽を回して・・・ではなく、

寒風吹きすさぶ河原でキャンプして、

ライト照射したり、パラグライダー撃ったりして遊びましょ


とゆーよーな、もの好きもいるようですが・・・ショック



まあ、このサイトでも、この一年のご愛読を感謝して、


みなさんに、しぃずん・ぐりぃてぃんぐなんぞを・・・

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解説とご報告のP.S
このグリーティングカード、奥様が見つけてきたんですが、よく見ると、
型押し立体構造のうえに、様々なパーツが貼り付けてあったりして、
なかなか凝ったつくりなのであります。

昨日帰国した、オーストラリアからの留学生にも、このカードを
DPMカモのネックウォーマーとともにプレゼントしたんですが、考えてみると、
あちらはこれからが夏本番、彼女からもらった手書きカードのサンタさんも、

やはり、半そで半ズボンでした・・・にっこり
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ちなみにこのフォトスタンドも彼女のお手製、日本語も1年ですっかり上手になりましたねえ。

彼女、毎週必ず教会に行く、敬虔なクリスチャンでしたが、
神社では二礼二拍手一礼、実家に行けば仏壇に手をあわせ、
クジラこそ食べませんでしたがびっくり、こちらの生活に溶け込んでました。


でも質素な生活は変わらず、先週、我が家にお別れに来た時も・・・
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そういえば春に我が家に来て以来、ずっとこのお靴を履き続けてたもんなあ・・・
ちゃんと自分でカバー作って、みごとに縫製したのね・・・

今頃はメルボルン郊外の自宅に着いてるんだろうなあ・・・

wingさんからいただいたスペシャルソリテール、大切にするんだぞ。
なにせ、そっちの大陸にはたった一本しかない、超レアものだもんねチュー

メリークリスマス、そして素晴らしい新年を・・・ハート









at 13:13|PermalinkComments(4)TrackBack(0) mixiチェック ブログ日誌 

2007年12月22日

あじわいとスパークリングホップ

久しぶりのビールもどきネタであります。にっこり

最近わたくし、お高い発泡酒カテゴリに分類される、麒麟淡麗(生)なんぞという、
贅沢をしておったのでありますが、年の瀬も押し迫り、懐がさみしくなり、


以前リオたんに教えてもらった、これを試飲してみました。
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そう、アサヒの「あじわい」であります。

これ、大麦由来原料が99.9%なのであります。残り0.1%は???



で、大麦由来原料、つーのが・・・
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そーゆーことだったのね・・・

で、もう一種類、おいしそうなのがあったので飲み較べてみました。
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こちらはキリンの「スパークリングホップ」であります。

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ま、原材料は似たようなもんか・・・

たしかにスパークリングホップ、「ホップがこんなにフルーティ」と感じるお味なのですが、
毎日飲むと飽きてくるのではと思い、次期常飲配備を「あじわい」に決定しました。
ふらつく足取りで安売り酒店まで自転車を漕ぎ、帰りにスーパーで夕食も購入・・・
ふと、お酒売り場を覗くと・・・

こっちのほうが50円以上安いやないかっびっくり

と、悲しい現実に直面しつつも・・・
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帰宅して、ひとりだけの楽しい晩餐会を満喫したのでした・・・ううっ


まあ、安売り酒店のほうは、こんなおまけも付いてたし、
逆にスーパーで買ってたら、おまけ付きによわいわたくし、
やはり後悔していたことでありましょう・・・
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季節感あふれるP.S.
これからのシーズン、安売り酒店の店頭に積み上げてあるのを箱買いしても、
寒風に曝されてますので、持ち帰ってそのまま飲める、というメリットがありますね。
逆に店内に置いてあるやつはややぬるくて、いったん冷やさないといけませんが・・・
まあ、安売り特売品は、たいてい外に積み上げてありますので、
わたくしにとっては絶好のシーズンなのであります。
これからの大阪の外気温、ちょうどビールの飲み頃になるし・・・げひげひ







at 14:50|PermalinkComments(9)TrackBack(0) mixiチェック 糧食、飲料 

2007年12月19日

今森光彦写真展「里山」


すっかり忘れておりましたが、昨日(12月18日)の朝日新聞朝刊をみて思い出しましたので、
とーとつですが紹介させていただきます。

10月に京都大丸で開催された、今森光彦さんの写真展に行ってきました、

うちの奥様が一人で・・・悲しい

そりゃあ、こっちは忙しくてたぶん行けなかったけど、
一言ぐらい声をかけてくれても・・・ぶつぶつ・・・

まあ、知ったのが最終日の午後、ということで、それから京都まで行く行動力は、
たしかにわたくしにはありませんが・・・ぶつぶつ・・・

で、わたくしへのお土産、というより、100%自分のために、
今回の写真展の図録を購入されたのであります。悲しくもきっぱりと

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今森光彦さんは湖北(琵琶湖の北部)在住の写真家、NHKの「映像詩 里山」シリーズなどで、
わたくし、お名前は存じ上げておりましたが、
「里山」という言葉を世界に広めたご本人だということは、
最近になって知りました。いやはや、お恥ずかしい次第であります。

たしかC.W.ニコルさんが「日本ではフォレストが天然林、ウッドランドが里山、
プランテーションが人工林や田畑になるが、日本人はこれらを見事に使い分け、
自然と共存してきた唯一の民族・・・だった。」といった内容の講演をされたのは、
かなり以前のことだと記憶しております。

図録の年譜を見ると、1992年に月刊「シンラ」に里山物語を発表されたときに、
それまで薪炭林(しんたんりん)といった意味で使われていた里山という言葉を、
「生物と人とが共存する日本古来の農業環境」と定義されて使われたようで、
今では共存というキーワードとともに、世界的に広まったということらしいです。

まあなんとなく、人手が入った里に近い低い山、というイメージがありましたが、
当たらずといえども遠からず、といった感じでしたね・・・にっこり

わたくし、川端さんの生息地からもう少し山側に入ったあたりに母親の実家があり、
子どものころは、夏休みやお正月をずっとこちらで過ごしていたのですが、
昭和30年代はこのあたりも、今森光彦さんの世界、
あるいはトトロの世界そのものでした。

学生時代は比良山系の山歩き、
子どもができてからは、毎年湖北でもファミリーキャンプ、
また、湖東の近江八幡でもファルトボートで水郷めぐりをしたものですが、
やはり住まないとわからない素晴らしさがあるんですねえ。
まさに人と生物が共存する自然が見事な作品になっています。

写真展の図録ですから、当然、写真集になってるわけなんですが
あちこちの出版社からでている今森光彦さんの作品から厳選された写真展の図録で、
167枚の作品にわかりやすいキャプションがついた、見事な写真集であります。
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at 01:25|PermalinkComments(3)TrackBack(0) mixiチェック カメラ・映像・音楽 | 書斎