2008年12月
2008年12月14日
PowerShot SX10 IS 画像編
えーっ、以前ご紹介したキャノンパワーショット、SX10 ISでありますが、
現在、これを独占使用されておられる、うちの奥様に、
ひまぱのぱさんの、こちらの記事を教えたところ、たちまち興味を示され、
翌12月1日の、月と木星と金星の最接近を、おニューのSX10 ISで撮られたのであります。
もちろん、家事をほったらかしにして・・・
で、「一度拝見したいものです。」とゆー、ひまぱのぱさんの、怖いもの知らずのコメントもあり、
今回、画像編としてアップした次第なのであります。
ちなみに、撮影者はすべてうちの奥様、もちろん手持ちのオート撮影であります。
12月1日、日没直前の17:05ごろの南西方面の空、自宅ベランダからの撮影であります。
シャッタースピード1/15、絞り5.0、ISO感度200(オート)、焦点距離47.5mmになってます。
まあ、すべてオート撮影なので、撮影データは以下略、とゆーことで・・・
同、最望遠側100mm(35mmフィルムカメラ換算560mm相当)×デジタルズーム4倍での撮影。
ちなみにベランダの手すりを利用しての手持ちだそうで、二段階手ブレ補正が効いてますね。
こちらは10分後ぐらい、シャッタースピードは1/8、ISO感度はオートで400に上がってました。
ほぼ同時刻、焦点距離8.5mmでの撮影。かなりブレてますね。
で、18:00ごろの撮影。すっかり暗くなって、ニコニコマークになってます。
ちなみに・・・
翌12月2日、ほぼ同時刻の撮影ですが、すでに位置が逆になってますね。
で、こちらは16:35ごろ、最広角5mm(28mm相当)での撮影であります。
この画像の中央部、夕陽の当たっているマンション最上階の手すりをアップにすると・・・
100mm(560mm相当)×デジタルズーム1.4倍の画像であります。
この距離だと、なかなかきれいに撮れてますね。
参考までに、こちらが本日、自宅から東側を最広角5mm(28mm)で撮られた画像・・・
黒く見える神社の杜のはるか向こうの山が、生駒山山頂付近であります。
で、その山頂付近を、100mm(560mm相当)×デジタルズーム4倍でお撮りになった画像・・・
テレビ塔や・・・
生駒山上遊園地の飛行塔、ジェットコースターまで写るのね・・・
とまあ、さくさくっとご紹介しましたが、このズームはさすがに奥様にも、
お気に召していただけたようであります。たしかに静かで早いですし・・・
ただまあ・・・たとえば過日の洞窟キャンプで撮られた、この画像・・・
「ほんとは、もっともっと鮮やかな赤だったのにぃ、
ほかにもお空だって、カメラで見ると、もっともっと青かったのにぃ、
パソコンで見ると、みんな色褪せてるのよ、どうしてくれるのよぅ、がるるるぅ」
と、お怒りになられ、
「G-7のときは、オートでも見た目どおり撮れてたのにぃ・・・がるるるぅ」とも・・・
たしかにカメラ側のバリアングルモニターで見ると、けっこう鮮やかな発色でした。
まあパソコン側の編集で、彩度やコントラスト、フォーカスなどを思いきり上げてやると、
「あっ、こんな感じだったわ。」と満足し、
カメラの設定も自分の好みで変えられるから、まず説明書を読んでみなさい、
とゆーことで、いちおーは収まったのですが・・・
エンジンがDIGIC-4になって、オート設定が変わったんでしょうか・・・
でも、カメラのモニターで見ると、たしかにもっと鮮やかなんですが・・・
ちなみに、わたくしも奥様も、640×480サイズのファインモード以外は撮らないのですが。
まっ、まさか撮像素子(CCD)の大きさのちがい、とか、いわないでくださいね。
(このSX10 ISは1/2.3インチ、G-7は1/1.7インチだったけど・・・)
今でもうちの奥様、一眼レフをあきらめた様子はないのですから・・・
現在、これを独占使用されておられる、うちの奥様に、
ひまぱのぱさんの、こちらの記事を教えたところ、たちまち興味を示され、
翌12月1日の、月と木星と金星の最接近を、おニューのSX10 ISで撮られたのであります。
もちろん、家事をほったらかしにして・・・
で、「一度拝見したいものです。」とゆー、ひまぱのぱさんの、怖いもの知らずのコメントもあり、
今回、画像編としてアップした次第なのであります。
ちなみに、撮影者はすべてうちの奥様、もちろん手持ちのオート撮影であります。
シャッタースピード1/15、絞り5.0、ISO感度200(オート)、焦点距離47.5mmになってます。
まあ、すべてオート撮影なので、撮影データは以下略、とゆーことで・・・
ちなみにベランダの手すりを利用しての手持ちだそうで、二段階手ブレ補正が効いてますね。
ちなみに・・・
この画像の中央部、夕陽の当たっているマンション最上階の手すりをアップにすると・・・
この距離だと、なかなかきれいに撮れてますね。
参考までに、こちらが本日、自宅から東側を最広角5mm(28mm)で撮られた画像・・・
で、その山頂付近を、100mm(560mm相当)×デジタルズーム4倍でお撮りになった画像・・・
とまあ、さくさくっとご紹介しましたが、このズームはさすがに奥様にも、
お気に召していただけたようであります。たしかに静かで早いですし・・・
ただまあ・・・たとえば過日の洞窟キャンプで撮られた、この画像・・・
「ほんとは、もっともっと鮮やかな赤だったのにぃ、
ほかにもお空だって、カメラで見ると、もっともっと青かったのにぃ、
パソコンで見ると、みんな色褪せてるのよ、どうしてくれるのよぅ、がるるるぅ」
と、お怒りになられ、
「G-7のときは、オートでも見た目どおり撮れてたのにぃ・・・がるるるぅ」とも・・・
たしかにカメラ側のバリアングルモニターで見ると、けっこう鮮やかな発色でした。
まあパソコン側の編集で、彩度やコントラスト、フォーカスなどを思いきり上げてやると、
「あっ、こんな感じだったわ。」と満足し、
カメラの設定も自分の好みで変えられるから、まず説明書を読んでみなさい、
とゆーことで、いちおーは収まったのですが・・・
エンジンがDIGIC-4になって、オート設定が変わったんでしょうか・・・
でも、カメラのモニターで見ると、たしかにもっと鮮やかなんですが・・・
ちなみに、わたくしも奥様も、640×480サイズのファインモード以外は撮らないのですが。
まっ、まさか撮像素子(CCD)の大きさのちがい、とか、いわないでくださいね。
(このSX10 ISは1/2.3インチ、G-7は1/1.7インチだったけど・・・)
今でもうちの奥様、一眼レフをあきらめた様子はないのですから・・・
2008年12月12日
相国寺特別拝観
文字色は紅葉色に・・・
えーっ、前々回記事、前回記事のとおり、11月下旬に、京都にいったわたくし、
じつは同窓会の一次会と二次会の間に、相国寺を拝観してきました。
もともと寺社仏閣を研究するサークルの同窓会だったのですが、
学生の頃は、あまりにも身近すぎて、
「そういや、中まで入ったことはなかったな。」とか、
「たしかふだんは、中に入れなかったはず。」とか、
「我々の時代は、学園紛争で迷惑だったろうし、学生は嫌われてたかも・・・」とか、
当時はあまりサークル活動の対象にはなってなかったとゆーことで、
今回はちょうど春秋の特別拝観期間、みんなで拝観したとゆー次第であります。
まあ、詳しくは、相国寺さんのサイトをご覧いただくとして、ここは臨済宗相国寺派の総本山、
あの金閣寺と銀閣寺も臨済宗相国寺派、とゆーことで、両寺のお住職も、
相国寺の管長が兼務されているそうであります。
まあ、ニャん丸さんの、秋の鎌倉シリーズ、長谷寺に対抗して、
こちらも秋の京都散策シリーズ、とゆーことで、さくさくっと画像をご覧ください。
まずは相国寺の全景であります。って、案内図ですが・・・
でも、こんなに広大だったとは・・・市街地のど真ん中なのに・・・
今回は、この西門から入ります。
春秋、それぞれ三か月間、公開してるんですね。
このお寺は、現存する日本最古の法堂(はっとう)にある、狩野光信による「蟠龍図」、
俗に鳴き龍とよばれる天井画が有名なのですが、さすがに内部は撮影禁止でした。
その法堂と方丈、それに浴室(宣明)が、今回の特別拝観対象であります。
方丈の東側に位置する庫裏であります。
んで、法堂を拝観してから、方丈へ上がらせていただきました。
方丈南側の枯山水・・・とゆーには石組みがないな・・・
ま、まあ、砂利で大海を表わした庭園で・・・ほっ、ほんまかっ
で、南側の襖に居てたゾウさん
で、ゾウさんの前に居てた、ゾウ使いならぬ・・・
あやしい現地ガイドのおっちゃん・・・
「シャチョーサン、オヤスクガイドスルヨ、ココガケルンノカテドラルノナカネ・・・」
こちらは方丈西側の庭園・・・
そう、方丈の縁側を南側から、時計と逆回りに廻っているのであります。
方丈の内部も見ることができましたが、やはり撮影禁止でした。
で、こちらが北側にある、方丈裏庭園
奥(西側)にある、深山幽谷を模した石組みから発した、賀茂川が流れゆく様を、
表現したものともいわれており、書院への渡り廊下を潜って、
大海とも京の都ともされる枯山水へ注いでいるのであります。
ただし、あくまで砂利が、ですが・・・
でも、こんなに深く渓谷を掘ってある、起伏の険しいリアルな枯山水、
とゆーのははじめてでした。
ちょうどこちらの紅葉が見事でした・・・
京都は盆地で寒暖の差が激しく、紅葉の色づきが特に鮮やかになるそうであります。
んで、昔も今も変わらず素敵な同級生の一人とツーショット
今回の同窓会に参加した同級生は、わたくしを含めて9名でしたが、このサークル、
三回生までで常に100名を超える大所帯、しかも男女の数がほぼ同数で、
カップルもいっぱいできたのですが、当時のわたくしは・・・ううっ
煩悩はさておき・・・
こちらが方丈と庫裏の間にある、大海とも京の都ともされる枯山水であります。
んで、こちらが今回、修復公開された、宣明(浴室)であります。
1400年ごろの創建、1596年に再建されたものだそうで・・・
蒸気浴をしながら、お湯を身体にそそぐとゆー、掛け湯とスチームサウナの合体式・・・
とまあ、さくさくっと、相国寺の方丈庭園を中心に紹介させていただきました。
今回の京都、ちょうど紅葉の見ごろとあってか、往復の電車も通勤ラッシュなみの満員でした。
学生時代のサークル活動では、ほぼ毎週土曜日に、京都の寺社仏閣を巡っていたのですが、
どんなトップシーズンでも、これほど混むことはありませんでした。
ニャん丸さんによると、鎌倉あたりも、どうやら同じ状況のようで、
これが、「古き良きニッポン」に目が向いてきた証だとしたら、
それはそれで、とても素晴らしいことなのかも知れませんが、いかがなものでしょう・・・
えーっ、前々回記事、前回記事のとおり、11月下旬に、京都にいったわたくし、
じつは同窓会の一次会と二次会の間に、相国寺を拝観してきました。
もともと寺社仏閣を研究するサークルの同窓会だったのですが、
学生の頃は、あまりにも身近すぎて、
「そういや、中まで入ったことはなかったな。」とか、
「たしかふだんは、中に入れなかったはず。」とか、
「我々の時代は、学園紛争で迷惑だったろうし、学生は嫌われてたかも・・・」とか、
当時はあまりサークル活動の対象にはなってなかったとゆーことで、
今回はちょうど春秋の特別拝観期間、みんなで拝観したとゆー次第であります。
まあ、詳しくは、相国寺さんのサイトをご覧いただくとして、ここは臨済宗相国寺派の総本山、
あの金閣寺と銀閣寺も臨済宗相国寺派、とゆーことで、両寺のお住職も、
相国寺の管長が兼務されているそうであります。
まあ、ニャん丸さんの、秋の鎌倉シリーズ、長谷寺に対抗して、
こちらも秋の京都散策シリーズ、とゆーことで、さくさくっと画像をご覧ください。
でも、こんなに広大だったとは・・・市街地のど真ん中なのに・・・
このお寺は、現存する日本最古の法堂(はっとう)にある、狩野光信による「蟠龍図」、
俗に鳴き龍とよばれる天井画が有名なのですが、さすがに内部は撮影禁止でした。
その法堂と方丈、それに浴室(宣明)が、今回の特別拝観対象であります。
んで、法堂を拝観してから、方丈へ上がらせていただきました。
ま、まあ、砂利で大海を表わした庭園で・・・ほっ、ほんまかっ
で、ゾウさんの前に居てた、ゾウ使いならぬ・・・
「シャチョーサン、オヤスクガイドスルヨ、ココガケルンノカテドラルノナカネ・・・」
そう、方丈の縁側を南側から、時計と逆回りに廻っているのであります。
方丈の内部も見ることができましたが、やはり撮影禁止でした。
奥(西側)にある、深山幽谷を模した石組みから発した、賀茂川が流れゆく様を、
表現したものともいわれており、書院への渡り廊下を潜って、
大海とも京の都ともされる枯山水へ注いでいるのであります。
ただし、あくまで砂利が、ですが・・・
でも、こんなに深く渓谷を掘ってある、起伏の険しいリアルな枯山水、
とゆーのははじめてでした。
京都は盆地で寒暖の差が激しく、紅葉の色づきが特に鮮やかになるそうであります。
今回の同窓会に参加した同級生は、わたくしを含めて9名でしたが、このサークル、
三回生までで常に100名を超える大所帯、しかも男女の数がほぼ同数で、
カップルもいっぱいできたのですが、当時のわたくしは・・・ううっ
煩悩はさておき・・・
んで、こちらが今回、修復公開された、宣明(浴室)であります。
とまあ、さくさくっと、相国寺の方丈庭園を中心に紹介させていただきました。
今回の京都、ちょうど紅葉の見ごろとあってか、往復の電車も通勤ラッシュなみの満員でした。
学生時代のサークル活動では、ほぼ毎週土曜日に、京都の寺社仏閣を巡っていたのですが、
どんなトップシーズンでも、これほど混むことはありませんでした。
ニャん丸さんによると、鎌倉あたりも、どうやら同じ状況のようで、
これが、「古き良きニッポン」に目が向いてきた証だとしたら、
それはそれで、とても素晴らしいことなのかも知れませんが、いかがなものでしょう・・・
2008年12月10日
サークルの同窓会(後編)
前回記事の続きであります。
前回とはうってかわって、文字色もほんのり桜色に・・・
11月下旬、ん十年ぶりに学生時代のサークルの同窓会に行ったわたくし、
翌日から洞窟キャンプだとゆーのに、二次会にも参加してきました。
あまりにも懐かしいお店で二次会をやる、と聞いたからであります。
このお店、京都風に書くと「四条河原町上ル西入ル」といったあたりにあるのですが、
十数年前に、仕事で京都に行った際、仕事が終わったのが夕方になったので、
若い部下に、「おっちゃんが学生時代によくいってた、高級料亭に連れて行ってやろう。」と、
昔の記憶をたよりに探したのですが、ちょうど地上げブームのまっ最中、
あちこちに更地が目立ち、「ああ、もう潰れてしまったのね・・・」と、
あきらめて帰ったことがあるとゆー、いわくつきのお店なのであります。
京都特有の薄暗くて狭い路地を、ぐねぐねと入ったところにあった・・・
落書きだらけの、薄汚い学生向けの居酒屋でした。
わたくしの世代よりはるか以前から、安酒を学生に飲ませてたお店で、
わたくしが学生の頃、このお店へたまたまご一緒させてもらったときに、
直接ご本人のお一人からお聞きした話なんですが、京大の学生だった頃の、
高橋和己氏と山崎正和氏と小松左京氏が、ここでよく、飲んでは議論してたそうで、
その時書いた落書きもまだ残ってるはずや、と、当時話しておられました。
そんな思い出もあり、まさに懐かしいお店だったのであります。
まだあったのかっ、あの汚い、傾きかけたお店が・・・
と、ついついうれしくなり、いそいそと連れられて行ったのですが・・・
こんなに明るく、きれいな路地じゃなかった・・・あのすえた臭いもしないし・・・
で、お目当てのお店も・・・
こんなに白くなかった・・・もっと薄汚れたお店だったはず・・・
前回記事の喫茶店の二階みたいに、路地もお店もすっかり変わってしまったのね・・・ううっ
きっと、内装も白い壁なんかで統一され、しゃれたテーブルやイスとかがあって、
清潔そうなおねいさんが、バイトで紺の絣とか着てるんだ・・・ううっ
と、昔のイメージが、哀しくも崩れ去るのを覚悟でのれんをくぐると・・・
昔と一緒やないかいっ
イスもテーブルも完璧なまで、しゃれてないし・・・
お客もまばらで、うらぶれてるし・・・
あは
あははは
わはははは
で、むかし何度も落ちかけた、ほぼ垂直に近い階段を昇って二階の座敷に上がると、
二階の汚さも昔と一緒・・・
壁が剥げ落ちた部分だけ、あちこち合板が張ってあるけど・・・
んで、わたくしが新入だった頃のサークルの会長が、牢名主のように中央に鎮座されてて・・・
「おおっ、98kやないかっ、相変わらずやることが遅いのう、やっと揃ったんや、
ビールとあてを早よう頼んでこんかいっ、あっ、高いあてはあかんぞっ」
って、この店昔から・・・高いあてなんてなかったでしょうがぁ
んで、とりあえずビールで乾杯してからよく見ると・・・
テーブルの落書きは、昔よりひどいぞ・・・
そうか、あの頃は、白いマーカーなんてマイナーだったものなぁ・・・
さすがに少しは補修もしてるようで、当時とは、ちと異なる雰囲気とゆーか、
落書きがカラフルになって、さらにひどくなってるよーな気もしましたが・・・
でも、すっかり学生時代にタイムスリップしたような・・・
襖とか・・・
ガラス障子とか・・・
天井とか・・・
こちらは一階のトイレへの通路、古い落書きがあった土壁の上に合板を張ったんでしょうが・・・
その上に、また落書きされてるやないかいっ・・・
んで、昔に比べると、ずっときれいになり、明るくなったトイレにも・・・
で、一階で用を足して、何代目かのマスターや、見ず知らずのお客さん(たまたま同窓の十年ほど後輩で、三重から出張で立ち寄ったとゆーおっちゃんでしたが)
と、しばらくお話をさせていただき、二階の座敷へ戻ろうとしたのですが・・・
次々と先輩連中が遅れて集まってきてたようで、座敷は先輩連中に占拠され・・・
鴨居でわかるように右側は廊下、そこまではみでて、てきとーに分かれてやってました。
こんな状況も、まったく昔のままでありました。
ちなみに店員さんも、不精ひげの若者とおばちゃんだけでした。
やはり京都は、懐が深かったです・・・
憧れのP.S.
今回は、わたくしの学年の同窓会が、一年上の学年の同窓会に、二次会で合流する、
とゆーパターンでした。
この日集まったのは二十数名でしたが、一年先輩の女性も何人か来られてました。
当時、十八や十九の男の子が、二十や二十一の女の子を見てたわけですから、
それはそれは、「大人のオンナ」に見えて憧れたものでした。
しかも、四回生になると、基本的にサークル活動には来なくなりますから、
それ以降のイメージはまったくなかったのであります。
それが久しぶりに会って、「98kくん、今何してるの。」とか、声をかけられると、
ついつい、どぎまぎしてしまったり・・・
いやあ、わたくし、純情そのものだったんですね・・・今も昔も・・・
前回とはうってかわって、文字色もほんのり桜色に・・・
11月下旬、ん十年ぶりに学生時代のサークルの同窓会に行ったわたくし、
翌日から洞窟キャンプだとゆーのに、二次会にも参加してきました。
あまりにも懐かしいお店で二次会をやる、と聞いたからであります。
このお店、京都風に書くと「四条河原町上ル西入ル」といったあたりにあるのですが、
十数年前に、仕事で京都に行った際、仕事が終わったのが夕方になったので、
若い部下に、「おっちゃんが学生時代によくいってた、高級料亭に連れて行ってやろう。」と、
昔の記憶をたよりに探したのですが、ちょうど地上げブームのまっ最中、
あちこちに更地が目立ち、「ああ、もう潰れてしまったのね・・・」と、
あきらめて帰ったことがあるとゆー、いわくつきのお店なのであります。
京都特有の薄暗くて狭い路地を、ぐねぐねと入ったところにあった・・・
落書きだらけの、薄汚い学生向けの居酒屋でした。
わたくしの世代よりはるか以前から、安酒を学生に飲ませてたお店で、
わたくしが学生の頃、このお店へたまたまご一緒させてもらったときに、
直接ご本人のお一人からお聞きした話なんですが、京大の学生だった頃の、
高橋和己氏と山崎正和氏と小松左京氏が、ここでよく、飲んでは議論してたそうで、
その時書いた落書きもまだ残ってるはずや、と、当時話しておられました。
そんな思い出もあり、まさに懐かしいお店だったのであります。
まだあったのかっ、あの汚い、傾きかけたお店が・・・
と、ついついうれしくなり、いそいそと連れられて行ったのですが・・・
こんなに明るく、きれいな路地じゃなかった・・・あのすえた臭いもしないし・・・
で、お目当てのお店も・・・
こんなに白くなかった・・・もっと薄汚れたお店だったはず・・・
前回記事の喫茶店の二階みたいに、路地もお店もすっかり変わってしまったのね・・・ううっ
きっと、内装も白い壁なんかで統一され、しゃれたテーブルやイスとかがあって、
清潔そうなおねいさんが、バイトで紺の絣とか着てるんだ・・・ううっ
と、昔のイメージが、哀しくも崩れ去るのを覚悟でのれんをくぐると・・・
昔と一緒やないかいっ
イスもテーブルも完璧なまで、しゃれてないし・・・
お客もまばらで、うらぶれてるし・・・
あは
あははは
わはははは
で、むかし何度も落ちかけた、ほぼ垂直に近い階段を昇って二階の座敷に上がると、
二階の汚さも昔と一緒・・・
壁が剥げ落ちた部分だけ、あちこち合板が張ってあるけど・・・
んで、わたくしが新入だった頃のサークルの会長が、牢名主のように中央に鎮座されてて・・・
「おおっ、98kやないかっ、相変わらずやることが遅いのう、やっと揃ったんや、
ビールとあてを早よう頼んでこんかいっ、あっ、高いあてはあかんぞっ」
って、この店昔から・・・高いあてなんてなかったでしょうがぁ
んで、とりあえずビールで乾杯してからよく見ると・・・
そうか、あの頃は、白いマーカーなんてマイナーだったものなぁ・・・
さすがに少しは補修もしてるようで、当時とは、ちと異なる雰囲気とゆーか、
落書きがカラフルになって、さらにひどくなってるよーな気もしましたが・・・
でも、すっかり学生時代にタイムスリップしたような・・・
その上に、また落書きされてるやないかいっ・・・
んで、昔に比べると、ずっときれいになり、明るくなったトイレにも・・・
で、一階で用を足して、何代目かのマスターや、見ず知らずのお客さん(たまたま同窓の十年ほど後輩で、三重から出張で立ち寄ったとゆーおっちゃんでしたが)
と、しばらくお話をさせていただき、二階の座敷へ戻ろうとしたのですが・・・
次々と先輩連中が遅れて集まってきてたようで、座敷は先輩連中に占拠され・・・
こんな状況も、まったく昔のままでありました。
ちなみに店員さんも、不精ひげの若者とおばちゃんだけでした。
やはり京都は、懐が深かったです・・・
憧れのP.S.
今回は、わたくしの学年の同窓会が、一年上の学年の同窓会に、二次会で合流する、
とゆーパターンでした。
この日集まったのは二十数名でしたが、一年先輩の女性も何人か来られてました。
当時、十八や十九の男の子が、二十や二十一の女の子を見てたわけですから、
それはそれは、「大人のオンナ」に見えて憧れたものでした。
しかも、四回生になると、基本的にサークル活動には来なくなりますから、
それ以降のイメージはまったくなかったのであります。
それが久しぶりに会って、「98kくん、今何してるの。」とか、声をかけられると、
ついつい、どぎまぎしてしまったり・・・
いやあ、わたくし、純情そのものだったんですね・・・今も昔も・・・
2008年12月08日
サークルの同窓会(前編)
懐かしさのあまり、文字色も褪せた色にしてと・・・
じつは、11月22日の土曜日、二泊三日洞窟キャンプの一日目をあきらめてまで、
ん十年ぶりに、学生時代のサークルの同窓会に行ってきたのであります。きっぱりと
まあ、秋の京都、とゆーことで、いちおーのご紹介であります。
一次会の場所は、学生会館のあったところ、と聞いてたので行ってみると・・・
こじゃれた建物に変わってるやないかっ
正面には、クリスマスツリーなんかあったりして・・・
わたくしの学生時代には、ここに殺風景な学生会館があり、そこの二階ラウンジが、
当時結成したばかりでまだBOX(部室)のなかったSF研究会のたまり場でした・・・
で、今回同窓会のあったサークルは、京都を中心に寺社仏閣を研究するサークルでした。
そう、わたくし学生時代には、いくつかのサークルやクラブに入っており、
これら以外にも、山岳同好会をはじめ、落語研究会や写真部にも籍を置いてました。
まあ、それらの活動とバイトばっかしで、授業に出た記憶は殆どないのですが・・・
んで、おそるおそる建物の中に入ってみると・・・
ずいぶん、いろんなものが入ってるのね・・・フィットネスルームまであるぞ・・・
で、会場はこの最上階七階の「SECOND HOUSE "will"」とゆーところ・・・
これがなんと、高級イタリアンレストランだったのであります。
学生会館(ガッカンと略してましたが)の頃は、一階がお安い学生食堂で、
二階には、いちおーレストランらしきものもありましたが、レベルがまったく違います。
ここは雰囲気も本格的、ランチもフルコースで、ワインも数ある中から選べました・・・
土曜日のせいか、さすがに学生は少なかったですが、
今の学生は、こんなところで昼飯を喰ってるのかっ・・・
自分の学生時代のエサと比べたくないので、あえて料理の紹介はしません。ええきっぱりと
と、まあ、複雑な思いとともに、楽しくおいしい昼食だったのですが、
さすがに最上階(といっても七階ですが、周りに高い建物がないので)、眺めは最高でした。
東山三十六峰には・・・
はるかに大文字山が・・・
北に目を転ずると、北山連山の手前に・・・
「妙法」の文字がくっきりと・・・
んで、もちろん都の西北には・・・
左大文字があざやかに・・・
ううっ、交通課長さんは、あの麓あたりに棲息していたのね・・・
とゆー次第で、京都市街を眼下に眺めつつ、ビールやワインをかぱかぱ飲み、
その後、ほろ酔い気分のおっちゃん、おばちゃんたちは・・・
学生時代にはあまり行かなかった相国寺を拝観したあと、
懐かしいキャンパスをふらふらしたり・・・
あちこちで記念撮影したりして・・・
(あまり教室には思い出はなかったですが・・・)
キャンパスの向かいにある、懐かしい喫茶店へ・・・
この喫茶店、ぎしぎし軋む階段を昇った二階が、薄暗くて隠れ家的だったんですが、
今は二階は、白く明るく改装されたようであります。ううっ
そういや、中島みゆきの唄に、そんなのがあったなあ・・・店の名はルージュ・・・だっけ
まあ、もともとこの喫茶店よりも、もう少し南にあった「東天紅」とゆー、
中華料理店と同一経営の喫茶店がお安くて、
コーヒーと五目ラーメンのお値段が、そんなに変わりませんでした。
ですから、わたくしよく「五目ラーメン一杯で」一日中ダベってたものでしたが・・・
さすがに、そちらの店はなくなってました。ううっ
で、この後、すごいお店での二次会に行くことになるのですが・・・
年寄りの思い出話に、もう一回だけお付き合いくださいね。げほげほ
(後篇に続く)
じつは、11月22日の土曜日、二泊三日洞窟キャンプの一日目をあきらめてまで、
ん十年ぶりに、学生時代のサークルの同窓会に行ってきたのであります。きっぱりと
まあ、秋の京都、とゆーことで、いちおーのご紹介であります。
一次会の場所は、学生会館のあったところ、と聞いてたので行ってみると・・・
こじゃれた建物に変わってるやないかっ
正面には、クリスマスツリーなんかあったりして・・・
わたくしの学生時代には、ここに殺風景な学生会館があり、そこの二階ラウンジが、
当時結成したばかりでまだBOX(部室)のなかったSF研究会のたまり場でした・・・
で、今回同窓会のあったサークルは、京都を中心に寺社仏閣を研究するサークルでした。
そう、わたくし学生時代には、いくつかのサークルやクラブに入っており、
これら以外にも、山岳同好会をはじめ、落語研究会や写真部にも籍を置いてました。
まあ、それらの活動とバイトばっかしで、授業に出た記憶は殆どないのですが・・・
んで、おそるおそる建物の中に入ってみると・・・
ずいぶん、いろんなものが入ってるのね・・・フィットネスルームまであるぞ・・・
で、会場はこの最上階七階の「SECOND HOUSE "will"」とゆーところ・・・
これがなんと、高級イタリアンレストランだったのであります。
学生会館(ガッカンと略してましたが)の頃は、一階がお安い学生食堂で、
二階には、いちおーレストランらしきものもありましたが、レベルがまったく違います。
ここは雰囲気も本格的、ランチもフルコースで、ワインも数ある中から選べました・・・
土曜日のせいか、さすがに学生は少なかったですが、
今の学生は、こんなところで昼飯を喰ってるのかっ・・・
自分の学生時代のエサと比べたくないので、あえて料理の紹介はしません。ええきっぱりと
と、まあ、複雑な思いとともに、楽しくおいしい昼食だったのですが、
さすがに最上階(といっても七階ですが、周りに高い建物がないので)、眺めは最高でした。
東山三十六峰には・・・
はるかに大文字山が・・・
北に目を転ずると、北山連山の手前に・・・
んで、もちろん都の西北には・・・
ううっ、交通課長さんは、あの麓あたりに棲息していたのね・・・
とゆー次第で、京都市街を眼下に眺めつつ、ビールやワインをかぱかぱ飲み、
その後、ほろ酔い気分のおっちゃん、おばちゃんたちは・・・
学生時代にはあまり行かなかった相国寺を拝観したあと、
懐かしいキャンパスをふらふらしたり・・・
(あまり教室には思い出はなかったですが・・・)
キャンパスの向かいにある、懐かしい喫茶店へ・・・
この喫茶店、ぎしぎし軋む階段を昇った二階が、薄暗くて隠れ家的だったんですが、
そういや、中島みゆきの唄に、そんなのがあったなあ・・・店の名はルージュ・・・だっけ
まあ、もともとこの喫茶店よりも、もう少し南にあった「東天紅」とゆー、
中華料理店と同一経営の喫茶店がお安くて、
コーヒーと五目ラーメンのお値段が、そんなに変わりませんでした。
ですから、わたくしよく「五目ラーメン一杯で」一日中ダベってたものでしたが・・・
さすがに、そちらの店はなくなってました。ううっ
で、この後、すごいお店での二次会に行くことになるのですが・・・
年寄りの思い出話に、もう一回だけお付き合いくださいね。げほげほ
(後篇に続く)
2008年12月05日
洞窟キャンプその4
洞窟キャンプ連載の四回目、いよいよ最終回であります。
蟷螂の窟の引き返し点まで達した御一行、さらにその先に未練を残しつつ、
何箇所かに灯してあるお灯明のところでは合掌しつつ、本道を引き返しました。
ここは自然探索路であるとともに、修業の場でもありますから、
管理人さんは「どんどん写真撮って宣伝してくださいね。」とおっしゃってましたが、
近くにある五代松鍾乳洞や面不動鍾乳洞のような観光洞とはちと異なり、
やはりそれなりの敬意と礼儀で、洞内を巡らねばなりません。
ただまあ、自然崇拝が基本ですから、自然に対する畏敬の念さえあれば、
大峰登山同様、自然の素晴らしさをそれぞれの方法で満喫すればいいと思っています。
さて、出口は入口よりもかなり上部にあり、この坂を登らねばなりません。ひいひい
めずらしく、うちの奥様がトップで出口へ、後に続く三人を撮った画像であります。
で、ふたたび受付に戻り、うちの奥様が借りてた懐中電灯をお返しし、しばらく世間話なんぞをして、
名残惜しそうな管理人さんとお別れしたのですが、午後はひどい雨だったので、
当日は我々が唯一の話し相手(入窟者)だったのかも知れません・・・
いったん橋を渡って、少し下流にある「蝙蝠(こうもり)の窟」を目指します。
ちなみに「蟷螂の窟」とは、入窟した行者が這いつくばって進む姿が、
蟷螂(かまきり)のように見えることに由来するそうで、「蝙蝠(こうもり)の窟」は、
文字どおりコウモリさんの棲む窟だそうであります。
さらにちなみに・・・
川端さんは、いつも下流側から攻めるそうでありますが・・・
何か宗教上の理由でもあるのかっ
で、橋の上から下流側を見ると・・・
こんな感じで、ぽっかりと岸辺に穴が開いています。いかにもコウモリさんの生息地・・・
この「定員10名まで」とゆー、危なげに揺れる橋を渡って入窟します。
こちらにもちゃんと結界があるのに、K端さんが入れるのが不思議・・・
ちなみにわたくしが印を切れば、どんな結界でも、たちどころに破れるのであります・・・がははは
こちらは、入ったところが広いホールになっており、外光もある程度入るのですが、
わたくし、10年以上前に、大峰奥駆け道の縦走時に立ち寄っており、
そのときの記憶で、こちらの洞窟は、この大ホールだけだと思ってました。
ですから、奥様用の懐中電灯は返してしまったわけなんですが・・・
今回、明るいライトで照らしてみると、かなり奥まで続くルートがありました。
「あーっ、わたしも懐中電灯持ちたーい、ふたつ持ってるんだから、ひとつ貸してよ。」
「べー、だ。 カメラをぼこぼこにするような子は、広いここで待ってなさい。」
「ずるーい。がるるるう」
と、ふたたび夫婦間に険悪な雰囲気が・・・
「まあまあまあ、ちょっと待って下さいね。ごそごそごそ・・・
あは、もう一本出てきましたから、これをお使い下さい。」とwingさん。
まあ、ありがたいとゆーか、なんとゆーか・・・で・・・
いったい何本、EDCしてるのっ
とまあ、こちらの洞窟も四人で仲良く、最深部まで行きました。
こちらのほうが、より鍾乳洞らしいとゆーか、ご覧のとおり、けっこうきれいであります。
引き返し点までの距離こそ短いものの、枝道もあり、変化に富んでて楽しかったのですが、
さすがに、ちと疲れてきてたので、あまり画像は撮れませんでした。
で、こちらも出口はやや上に別にあり・・・
ここから河原に下りるには・・・・
この「役之行者の潜り洞」とゆー、狭い穴を潜り抜けねばなりません。
「この潜り洞は人の心を見抜き、邪心悪心のあるものは潜れないと書いてありますぞ、
わははは、邪心悪心でいっぱいのwingさんには潜れないでしょう。げひげひ」
と、けしかけてみると案の定、
「なにをおっしゃいますやら、では邪心のないわたくしが最初に・・・」
と、するすると中に入って行きました。
で、人体による安全確認ができたので、次はwing娘の番であります。
邪心悪心のないスリムなwing娘も、当然するすると下りて行き、次はわたくしの番。
「がはは、邪心悪心に加えて、メタボの98kさんには無理でしょう。」と、下からwingさん。
ごそごそごそ・・・へっへっへ、このぐらい、スマートなわたくしは簡単に・・・
わわっ、フレックパルカのコードが岩に挟まったぞ、
うぐぐぐ、ぬ、抜けないっ
態勢を変えてと・・・ぐきっ、わわっ、関節が・・・いててて・・・
おおっ、やっとコードが外れたぞ・・・もう一度態勢を変えてと・・・
ずるずるずる・・・わわっ、こんどは滑り出したぞ・・・わぁー・・・どしん
と、いとも簡単に、難関をクリアしたのでありました。
ラストになったうちの奥様も、奇跡的にクリアして下りてきたのですが・・・
ああっ、おニューのSX10 ISがぁぁぁ、エーグルの高級長靴がぁぁぁ・・・ううっ
で、最後に入口の橋に戻る洞も、わたくしにはけっこう狭かったです。
で、この後・・・
遠すぎた橋に戻れたのかっ、98k
悪魔のあとがき???
洞窟キャンプシリーズの連載は、これでおしまいであります。
前回、六月の洞窟OFF会のときもそうでしたが、懐中電灯好きにとって、
真っ暗な洞窟とゆーのは、やはり魅力であります。
ライトが一本あるだけで、これだけ「明暗が分かれる」世界もないでしょう。
今回の洞窟、本文にも書きましたが、大峰山から吉野山への縦走時に、洞川温泉に前泊した際、
渓谷沿いに散策してて(すでに夕方だったため無断で)入ったことがあったのですが、
その時持ってた明かりといえば、ジッポーのオイルライターだけでした。
(縦走装備には、非常用のミニマグが入ってましたが、旅館に置いたままでした。)
当然、外光の洩れる範囲以上には入って行けず、こんなに奥まであるとは知りませんでした。
キャンプなど屋外では、たとえ星のない夜でも、目が慣れてくると、
夜光で周りの状況ぐらいは見えますが、洞窟内で明かりを消せば、まさに真の闇であります。
たとえローソク一本の明かりでも、どんなに心強いことか・・・
それが、信頼できる明るいライト、
今回持参したのはマグ4Cのwingスペシャル5wLUXEON仕様と、
ストリームライト・サイクロンのプ~さんスペシャルCREE XR-E仕様でしたが・・・
があれば、ほんとに安心して、真の闇を楽しむことができました。
いやあ、あらためて、wingさんと川端さん、森のプ~さんに感謝であります。
また、機会があればご一緒させてくださいね。洞窟でも要塞跡でも・・・
それとwingさん、今回、体内のあちこちから出されて使われてたEDCライト、
できればコメントで解説をお願いします。ぺこぺこ
さらにwingさん、話はかわりますが最近、MC-Eとやらを入手されたようでげすね・・・
そこで、ものは相談なんですが・・・でへへへ・・・
とゆー記事なんぞ、いかがでございましょう・・・
げひっ、げひひひ、げひひひひ、ひん
蟷螂の窟の引き返し点まで達した御一行、さらにその先に未練を残しつつ、
何箇所かに灯してあるお灯明のところでは合掌しつつ、本道を引き返しました。
ここは自然探索路であるとともに、修業の場でもありますから、
管理人さんは「どんどん写真撮って宣伝してくださいね。」とおっしゃってましたが、
近くにある五代松鍾乳洞や面不動鍾乳洞のような観光洞とはちと異なり、
やはりそれなりの敬意と礼儀で、洞内を巡らねばなりません。
ただまあ、自然崇拝が基本ですから、自然に対する畏敬の念さえあれば、
大峰登山同様、自然の素晴らしさをそれぞれの方法で満喫すればいいと思っています。
さて、出口は入口よりもかなり上部にあり、この坂を登らねばなりません。ひいひい
で、ふたたび受付に戻り、うちの奥様が借りてた懐中電灯をお返しし、しばらく世間話なんぞをして、
名残惜しそうな管理人さんとお別れしたのですが、午後はひどい雨だったので、
当日は我々が唯一の話し相手(入窟者)だったのかも知れません・・・
いったん橋を渡って、少し下流にある「蝙蝠(こうもり)の窟」を目指します。
ちなみに「蟷螂の窟」とは、入窟した行者が這いつくばって進む姿が、
蟷螂(かまきり)のように見えることに由来するそうで、「蝙蝠(こうもり)の窟」は、
文字どおりコウモリさんの棲む窟だそうであります。
さらにちなみに・・・
川端さんは、いつも下流側から攻めるそうでありますが・・・
何か宗教上の理由でもあるのかっ
で、橋の上から下流側を見ると・・・
この「定員10名まで」とゆー、危なげに揺れる橋を渡って入窟します。
ちなみにわたくしが印を切れば、どんな結界でも、たちどころに破れるのであります・・・がははは
わたくし、10年以上前に、大峰奥駆け道の縦走時に立ち寄っており、
そのときの記憶で、こちらの洞窟は、この大ホールだけだと思ってました。
ですから、奥様用の懐中電灯は返してしまったわけなんですが・・・
今回、明るいライトで照らしてみると、かなり奥まで続くルートがありました。
「あーっ、わたしも懐中電灯持ちたーい、ふたつ持ってるんだから、ひとつ貸してよ。」
「べー、だ。 カメラをぼこぼこにするような子は、広いここで待ってなさい。」
「ずるーい。がるるるう」
と、ふたたび夫婦間に険悪な雰囲気が・・・
「まあまあまあ、ちょっと待って下さいね。ごそごそごそ・・・
あは、もう一本出てきましたから、これをお使い下さい。」とwingさん。
まあ、ありがたいとゆーか、なんとゆーか・・・で・・・
いったい何本、EDCしてるのっ
とまあ、こちらの洞窟も四人で仲良く、最深部まで行きました。
引き返し点までの距離こそ短いものの、枝道もあり、変化に富んでて楽しかったのですが、
さすがに、ちと疲れてきてたので、あまり画像は撮れませんでした。
で、こちらも出口はやや上に別にあり・・・
ここから河原に下りるには・・・・
「この潜り洞は人の心を見抜き、邪心悪心のあるものは潜れないと書いてありますぞ、
わははは、邪心悪心でいっぱいのwingさんには潜れないでしょう。げひげひ」
と、けしかけてみると案の定、
「なにをおっしゃいますやら、では邪心のないわたくしが最初に・・・」
と、するすると中に入って行きました。
で、人体による安全確認ができたので、次はwing娘の番であります。
邪心悪心のないスリムなwing娘も、当然するすると下りて行き、次はわたくしの番。
「がはは、邪心悪心に加えて、メタボの98kさんには無理でしょう。」と、下からwingさん。
うぐぐぐ、ぬ、抜けないっ
態勢を変えてと・・・ぐきっ、わわっ、関節が・・・いててて・・・
おおっ、やっとコードが外れたぞ・・・もう一度態勢を変えてと・・・
ずるずるずる・・・わわっ、こんどは滑り出したぞ・・・わぁー・・・どしん
と、いとも簡単に、難関をクリアしたのでありました。
ああっ、おニューのSX10 ISがぁぁぁ、エーグルの高級長靴がぁぁぁ・・・ううっ
で、最後に入口の橋に戻る洞も、わたくしにはけっこう狭かったです。
で、この後・・・
遠すぎた橋に戻れたのかっ、98k
悪魔のあとがき???
洞窟キャンプシリーズの連載は、これでおしまいであります。
前回、六月の洞窟OFF会のときもそうでしたが、懐中電灯好きにとって、
真っ暗な洞窟とゆーのは、やはり魅力であります。
ライトが一本あるだけで、これだけ「明暗が分かれる」世界もないでしょう。
今回の洞窟、本文にも書きましたが、大峰山から吉野山への縦走時に、洞川温泉に前泊した際、
渓谷沿いに散策してて(すでに夕方だったため無断で)入ったことがあったのですが、
その時持ってた明かりといえば、ジッポーのオイルライターだけでした。
(縦走装備には、非常用のミニマグが入ってましたが、旅館に置いたままでした。)
当然、外光の洩れる範囲以上には入って行けず、こんなに奥まであるとは知りませんでした。
キャンプなど屋外では、たとえ星のない夜でも、目が慣れてくると、
夜光で周りの状況ぐらいは見えますが、洞窟内で明かりを消せば、まさに真の闇であります。
たとえローソク一本の明かりでも、どんなに心強いことか・・・
それが、信頼できる明るいライト、
今回持参したのはマグ4Cのwingスペシャル5wLUXEON仕様と、
ストリームライト・サイクロンのプ~さんスペシャルCREE XR-E仕様でしたが・・・
があれば、ほんとに安心して、真の闇を楽しむことができました。
いやあ、あらためて、wingさんと川端さん、森のプ~さんに感謝であります。
また、機会があればご一緒させてくださいね。洞窟でも要塞跡でも・・・
それとwingさん、今回、体内のあちこちから出されて使われてたEDCライト、
できればコメントで解説をお願いします。ぺこぺこ
さらにwingさん、話はかわりますが最近、MC-Eとやらを入手されたようでげすね・・・
そこで、ものは相談なんですが・・・でへへへ・・・
近日予告
「さらに明るくなる、98kさんのマグ4C wingスペシャル」の巻
乞う、ご期待
「さらに明るくなる、98kさんのマグ4C wingスペシャル」の巻
乞う、ご期待
とゆー記事なんぞ、いかがでございましょう・・・
げひっ、げひひひ、げひひひひ、ひん