2011年01月

2011年01月31日

キュッと曲がって90°!

ええ・・・まあ・・・なんちゅーか・・・

この冬は、いちだんと寒さも厳しく・・・わたくしほとんどアウトドアで遊んでません。

最近は「晴耕雨読」ならぬ、「暖照寒読」(暖かい日にはちょこっとライト照射、寒い日はずっと自宅で読書やネット)
とゆー状態になってきてるようで、明日から二月だとゆーのに、さすがにこれではいかん!と・・・











思いつつも、今回もまたまた書斎カテゴリなのでありますね。




じゃーん
RIMG3487

豊島美雪&関西こそっとオノマトペ研究会著「キュッと曲がって90°!~関西オノマトペ用例集~」
(2010年3月組立通信刊)であります。


例によって奥様が図書館から借りてきた中の一冊で、ま、こちらの記事以来、
ちまちまとオノマトペに関する子どもたち相手のネタを探しているようですが、
こちらもひさしぶりに面白かったので、紹介させていただく次第なのであります。






で、こちらが裏表紙・・・
RIMG3488


RIMG3484

こんな腰帯の惹句に、さりげにツッコミを入れてるあたり、なかなかお茶目であります・・・


で、この本の表題ですが、上記リンク記事にいただいた川端さんのコメントにあった、

>「なに?大阪城か?大阪城やったらそこの道どーんと突き当たったらしゅっと左に曲がってしゃーっとまっすぐ行ったら右側にめっちゃあるで」

とゆー、まさにアレそのまんまのタイトルなのであります。

大阪人に道を訊ねると、ふつーに川端さんのような答えが返ってくるのですが、この「キュッと曲がって」も同様、
で、この「キュッと曲がる」のが、何度曲がることなのか、日本一長い天神橋筋商店街で、
100人に聞いた結果をタイトルにしているのであります。まあ、どーでもええよーなことを、ぐだらぐだらと・・・

で、100人中43人が、「キュッと曲がって」は90°、とゆー結論だったようで、それをタイトルに・・・
したのはいいのですが、逆にいえばあとの57人はバラバラとゆーことですから、
じっさいにこんな感じで道を教えられても困る、とお思いでしょうが、この本にも書かれてましたが、
そこは感覚で生きている大阪人、「へえへ、おおきありがとー」とかいって、てきとーに立ち去るのであります。

ちなみに川端さんの「しゅっと曲がる」は、30°を指していると答えた人が3人居たそうです・・・あはっ

そう、上記リンク記事でも書きましたが、オノマトペの多い日本でも、特に多用するのが大阪人、
このオノマトペにツッコミを入れるとゆー会話法もあって、たとえば上方落語「池田の猪買い」の中にも、

「この前の道が丼池筋や、これをどーんと北に突き当たったら・・・」

「でぼちん打つわ!」

「いちいちうるさいな・・・」

とか、

「白壁がチラッと見えて、中から松の木がにゅーっと出てる家が見えまへんか?」

「いや、白壁と松の木は見えますねんけど、チラッとゆーのと、にゅーっとゆーのが見えまへん。」

「なぶってたら承知せんぞ、ほんまに・・・」

といったシーンもあるので、大阪へ来たらぜひ試してみましょうね・・・どつかれるのがオチですが・・・








本については、またまた例によって目次だけご紹介・・・

RIMG3486

本文はこてこてのイラストや写真がてんこ盛りで、それだけでも圧倒されてしまいますが、
「わっさぁと、てんこ盛り」から始まる用例の会話が特に秀逸でした。あははは

ちなみに目次の終わりのほうにある、検証②では「ドバッとかける」はどのぐらいか、
冷や奴の醤油、オムライスのケチャップ、お好み焼きのかつお節、きつねうどんの七味、
それぞれについて検証①同様の専門的な調査が行われており・・・




なにをしょーむないこと、ぐだぐだしとんねん、


こんな本でへらへらしてる場合かっ!


そんなヒマあったら、ちゃっちゃと山歩きにでも・・・


あっ、それはわたくしですか、すんまへん、ぺこぺこ


とまあ・・・ともかく面白い本でした。






で・・・
通説を覆す・・・かも知れない新説発表P.S.

この本の最後に「世界に誇る大阪発祥のオノマトペ鍋、しゃぶしゃぶ」とゆー記事があります。

この記事によれば、この「しゃぶしゃぶ」とゆーネーミング、大阪・北新地スエヒロの初代店主が、
特に名前のなかった「牛肉のすすぎ鍋」に、従業員が洗ったおしぼりをたらいですすいでいる様子を見てて、
そのオノマトペから1952年に命名、朝礼で発表した時は、従業員におおいに笑われたそうであります。

で、この料理の起源は中華料理の刷羊肉(シュワンヤンロウ)、まさに羊肉のしゃぶしゃぶであります。

で、さらにそのルーツはモンゴル軍の戦闘食、つまりコンバットレーションだったとか・・・
そーいや、しゃぶしゃぶ鍋とモンゴル騎馬軍団のヘルメットはなんとなく似てるような気も・・・

ちなみに、やはりモンゴル軍の戦闘食で中華料理になったのが火考羊肉(カオヤンロウ、火と考で一文字)。
こちらも日本ではジンギスカンとして有名ですが、もともとは串に刺した羊肉を直火で炙ったもの、
そう、さらに西へ行くと「シシケバブ」として知られるものなのであります。

わたくし、どちらも内蒙古自治区では(大量に)食べましたが、モンゴルでは食べる機会がありませんでした。

で、内蒙古の刷羊肉専門店の二色鍋を(大量に)食べている時、蒙古族の素敵なおねいさんに、

「この料理はなんとゆー名前ですか?」と、怪しい英語と大阪弁混じりの北京語で訊いた時に、
わたくしにはきっぱりと「しゅわしゅわ」と聞こえたのであります。

で、刷羊肉(シュワンヤンロウ)の「刷」とゆー漢字、刷毛、刷子のように、もとはこすって清めるの意ですが、
原語ではこれにサンズイが付いた漢字、こっちはすすいで清めるとゆー意味だそうです。
ご承知のとおり、中国語はホテル→飯店のように外来語の原音と漢字の意味をうまくあわせる言語・・・
ですからモンゴルの「しゅわしゅわ」に、すすぐという意味でシュワンとゆー発音の(サンズイつきの)「刷」をあてた、
とゆーことは、わたくしにも推察できることなのでありますね。ふんふん

さて、これらを総合するとですね、モンゴル軍の「しゅわしゅわ」とゆー戦闘食が、
中華料理では刷羊肉シュワンヤンロウになった、とゆーことになるのであります。

で、刷羊肉が日本にはじめて伝わったのは戦後、しかも京都あたり、とされているようですが、
わたくしは、じつはもっとはるか昔からあったのではないかと・・・むふふふ

薄切り肉をささっと出汁に潜らせる様は、いかにも「刷刷」しゅわしゅわとゆー感じで、
これは日本語のオノマトペでは、「ざぶざぶ」や「じゃぶじゃぶ」より軽い「しゃぶしゃぶ」ですよねえ・・・

で、日本人にも蒙古斑があり、日本語とモンゴル語の基本構造や文法は共通点が多いそうですから、
やはりオノマトペの使い方なんかも共通点があったりして・・・

そう、じつは元寇の際、あるいはそれ以前のはるか昔、日本のどこかに密かにモンゴル人とともに、
「しゅわしゅわ」が伝わり、時代とともに一時期、肉食そのものが厳しく制限されるようになったものの、
しゅわしゅわ→しゃうしゃう→しゃぶしゃぶ・・・と変化しつつ、連綿と守られてきた秘伝の肉料理を、
その正統継承者である大阪の某初代店主が、日本の独立とともに、満を持して公表したのではないかと・・・

むふ、むふふふ・・・

うーむ、これはやはり、昔からしゃぶしゃぶに似た料理があったといわれる鳥取・島根あたりの、
日本海沿岸の伝統料理を食べ歩いて調べねばなるまいな・・・じゅるじゅるじゅる

はたまた、蒙古襲来の佐賀あたりで、佐賀牛のしゃぶしゃぶをご馳走になるとか・・・むひっ、むひひひ

で、北新地の高級しゃぶしゃぶも神戸牛も、誰かさんに払わせてお腹いっぱい・・・げひっ、げひひひ

たまたま昨晩は牛しゃぶだったけど、と、とりあえず週末あたりにでも・・・じゅるじゅるじゅる

って、いったい、ライト仲間と何の関係があるねんっ!!!   ぼかっ、べきっ、ぐしゃ



m98k at 23:01|PermalinkComments(6)TrackBack(0)mixiチェック 書斎 | わからないもの

2011年01月28日

世界の最悪兵器・・・

先週、インフA子ちゃんと戯れつつ・・・

高熱の中、世界中の最悪兵器についての一考察をですね・・・

ええ、まじめに・・・思わずぷっと吹きだしつつも・・・













真剣に読んでたのであります・・・










じゃーん
RIMG3476







RIMG3482


「図説 世界の「最悪」兵器大全」(マーティン J ドアティ著・原書房2008年11月刊)であります。


古今東西、陸海空150種類の兵器について、それぞれ見開き2ページで写真とイラスト、
基本データや具体的な欠点がまとめられてますので本文はちょうど300ページ・・・当たり前ですが・・・

いやあ、じつに面白かったです。

古今東西、人類のテクノロジーとゆーのは、まさに兵器の開発とその試行錯誤から発展してきた、
つーことが、あらためて実感できたのであります。

ご覧のとおり、表紙と裏表紙は、たまたま旧日本軍やドイツ軍の兵器が多いですが、
著者が英国人のせいか、英国軍の兵器もけっこうありました。




恒例により目次をご紹介・・・

RIMG3479


で、たとえば「車輌および火砲」の章では、古代ローマ帝国の連発式バリスタから、
米軍の1983年式サージェントヨーク対空戦車まで、ちょうど80ページありますから40種類、というふうに、
それぞれの章のページ数を見ていただくと、紹介している「最悪」兵器の数がわかると思います。


意外だったのは、一般には名銃とか名機として知られている兵器もけっこう登場していることで、
たとえばAK-47ライフルとかティーゲルⅠ型戦車とかバズーカ砲とか・・・

まあ、多くの欠陥はあってもコストが安かったり堅牢だったりして武器としては使えたもの、
その逆に、戦闘力や基本設計は優秀でもコストがかかり過ぎたり技術力が追いつかなかったもの、
あるいはコンセプトはよかったけど、使用された時期や場所が悪かったものなども、
載せているとゆーことでしたので、うーむ、そういわれればそのとおり、と納得したのでありました。


使い勝手がよく威力があって信頼性が高くて・・・つーのは、なにも兵器に限った話ではありませんが、
人類はそんなのを求めて、先の尖った棒きれから、延々と現代も兵器開発競争を続けている、
と書かれると、うーむ、つくづく人類とゆーのは・・・と感じてしまいますが、
一方で、その開発によって様々な恩恵も受けているわけで、切羽詰まった戦闘用兵器でしか、
開発されなかったであろうテクノロジーも限りなくあるのであります。


ま、この本では、ずさんな設計、低い完成度、欠陥のある発想、発想からかけ離れた技術力、
妥協に妥協を重ねた設計を挙げ、これらの要素がひとつでもある武器には頼るべきではない、
と明言されてましたが、武器に限らず、こんなやつを使わざるを得ない状況とゆーのもあるわけで・・・

特に安物好きのわたくしなんか、「決して信頼してはいけない」とゆー大前提でモノを使うことが大事なんですねえ・・・



ま、これ以外にも、英国人独特のユーモアで、とんでもないものを真面目に載せているのも面白かったです・・・

当時最強兵器だったゾウ軍団を迎撃するための「火炎ブタ」とか、各国で研究されてたとゆー「ヤギにらみ」とか・・・


まさに高熱でうなされているときには、うってつけの読み物でありました。


m98k at 01:28|PermalinkComments(6)TrackBack(0)mixiチェック 書斎 | ミリタリーグッズ

2011年01月24日

大阪の坂散策

わたくし、昨年末も押し迫った頃に、大阪市内の「坂」をいくつか散策してきました。

大阪・・・昔の地名では「大坂」であります。

蓮如上人が開いた石山本願寺の場所が、「摂津国東成郡生玉之庄大坂」とゆーところ、
今の大阪城のあたりの、ごく限られた場所の地名であります。

で、このお寺の勢力が大きくなったため、古くは難波(なにわ)といわれていた、
今の大阪市内中心部一帯も、大坂と呼ばれるようになったとか・・・

もともと、なぜ大阪城のあたりが大坂とゆー地名だったのか、またなぜ「坂」から「阪」に変わったのか、
などについては諸説あるようですが、ま、「大坂」とゆーぐらいですから、
知らない人は、きっと大きな坂のある街だと思われるのでしょうが・・・ええ・・・





大阪市内に大きな坂なんかありません。きっぱりと





京阪神、と一口にいっても、京都市街は狭い盆地ですから、少し歩けば坂があり、特に東山山麓なんかは、
石畳の坂道に多くの寺社仏閣なんかがあって、なかなか風情があるのであります。

また、神戸市街は瀬戸内海と六甲山系の間に細長く伸びた街で、やはりちょっと山の手に行けば、
石畳の坂道に古い洋館なんぞがあって、こちらも独特の風情があります。

この点、大阪市街は大阪湾に注ぐ河口にできた平野にあり、小さな坂さえほとんどないのですが、
市内南部を南北に走る、上町台地の西側には、今でも古い坂がいくつか残っているのであります。
ま、台地といっても、せいぜい10mぐらいしかないのですが、急なところではいちおー石段もあります。


で、古い坂が比較的残っているのは、茶臼山から高津神社にいたる、谷町筋と松屋町筋のあいだ、
この間は下寺町ともいわれ、豊臣秀吉の命によって市内のお寺が集められたところ、
まあ、お寺や神社も多いので、とりあえず天王寺方面からぶらぶらと北上することに・・・




いつも年末に集まる学生時代の同級生たち、毎年少しずつ熊野街道を南下する遠大な計画は、
都心部を抜けたとたん、歩いた後の宴会場を探すのが困難となり、わずか数回で挫折したのですが、
今回の集合場所は、熊野街道にもほど近い、阿倍野橋の大歩道橋上であります。




RIMG3370

眺めれば、通天閣に動物園に美術館・・・











RIMG3371

怪しいお城も見えて絶景、絶景・・・



って、寒風吹きすさぶ中、なんでこんなところを集合場所に・・・がるるる・・・







と、ぶつぶついいながらも、最初に行った天神坂であります・・・

RIMG3372













ま、坂といっても、高低差はこんなものなのですが・・・

RIMG3375


自転車で、平気な顔して上ってきてましたね・・・








次に訪れた清水坂・・・

RIMG3377

境内の玉出の滝、大阪唯一の滝なんですねえ・・・










で、こちらが清水坂・・・

RIMG3376

ま、このぐらいの傾斜になると石段もあり、ちと風情もでてきますね。











で、こちらが「口縄坂」・・・

RIMG3378


こちらは道幅も狭く、昔の雰囲気が比較的残ってました。








谷町筋は西側に拡張されたため、西側に面したお寺の多くは、鉄筋コンクリートになっているのですが、
東側には、ところどころに古いお寺がそのまま残っています。


RIMG3381

こちら、新撰組にゆかりのお寺らしいですが、さすが大阪とゆーか・・・










で、西側には・・・

RIMG3382

パインアメの本社なんかもありました・・・




今回紹介したみっつの坂以外にも、雰囲気のある坂はいくつかあり、
安居の天神をはじめ、寺社仏閣も多かったのですが、坂をいくつか昇り降りしてるうちに、
ぜいぜいはあはあ、とても画像を撮る余裕もなくなったのであります。うぐぐぐ

ま、この後は例によって忘年会、上本町ハイハイタウンにあるお安い居酒屋で、
夕方限定サービスの生ビールや焼酎、地酒なんぞをかぱかぱ飲み、
いつものようにへろへろになって、坂道散策を終えたのでありました・・・ううっ



m98k at 22:04|PermalinkComments(5)TrackBack(0)mixiチェック その他アウトドア 

2011年01月20日

名古屋OFF会報告・後篇

えーっ、前回記事のアップから、ちと時間が空いてしまいましたが・・・




わたくし月曜日の夕方ぐらいから、職場で様子がおかしくなり、火曜日一日中、ずっと自宅で寝てても熱が下がらず、
水曜日の朝、近くのお医者さんに行ったところ、鼻の粘膜をぐりぐりされましてですね・・・














ええ、めでたく・・・




RIMG3475

インフルエンザA型の診断を受けてきました・・・わははは


名古屋OFF会での最低気温はマイナス2℃程度、この程度では普段寒さを感じないわたくし、
なぜか当日、やたら寒気を感じてたので、ひょっとして風邪気味かな・・・とは思っていたのですが・・・

ま、日曜日も午前中に二時間ほど仮眠しただけでふつーに元気に起きてましたし、
月曜日は超多忙であちこちバタバタしてたので、その間に発症したと思われるのであります。

職場からは「排菌しなくなるまで出てくるな!!」といわれるし、タミフル飲んでからは、
きっぱりと熱も下がって元気になったので、さっそく記事の更新なんかをですね・・・むひひひ





前回記事のとおり、名古屋で開催されたフラッシュライト好きのOFF会に参加した御一行、
第一会場の広場から森を抜けて、公園中心部にあるグラウンドへ移動しました。

このグラウンド、100m×50m程度でしょうか、ほぼ周囲を森に囲まれ、まず通行人もなく、
外に光が洩れることもないため、大照射大会にはまさにうってつけなのであります。

で、ここにテーブルを二台セットして、無論それだけでは足らずにシートを拡げて・・・



RIMG3454


RIMG3455


もちろん、これ以外にも、個人的に持参されたライトを展示されてる方もおられ、










BlogPaint

川端さんの樹脂製ライトを中心にしたコレクションや・・・












RIMG3465

赤チャリさんの「DOP-11MG水耕栽培セット!」にも大勢の方が集まっておられました。

ちなみにわたくしは、おなじみのL型3兄弟と、あらたに兄弟に加えたFENIX MC-10
これまたwingさんにMC-E仕様に改造してもらったマグの4Dと4Cのみ持参してました。

「これがwingさんの作品かぁ・・・さすが丁寧な仕上げだなあ・・・98kさんには似合わないなぁ・・・」

とゆー声が聞こえたような気も・・・

さて、わたくしがこっちの会場でリクエストしたのはたったひとつ、マクサビーム2本の同時照射でした。

フラッシュライト、ハンドトーチ、懐中電灯といわれる類では、おそらくは最も高価で明るいライトであります。

たしかhowaさんのと、もう一本はSHINTAさんのだったと思いますが、(追記です。もう一本はロヒチさんのものでした。)
「とっ、ともかく、一度2本同時に照射してみてください。じゅるじゅる」とお願いした次第・・・


じゃーん
RIMG3459

50m先のグラウンドの端の、さらにずっと向こうの木立なんですが・・・完全に白トビしてますね・・・あは






「ちょっと暖まってきます。」と走り出したのは、薄いトレーナーとパーカーだけのしぶーのさん・・・






RIMG3462

「わははは、暖かい、暖かい・・・」

って、しぶーのさんのパーカー、本来ブルーなのですが・・・やはり白トビしてますね・・・



とまあ、この後も一時過ぎまで、わいわいと照射を楽しみ、三次会の会場である近くのファミレスへ移動・・・



BlogPaint

主催者のhowaさんと、みんなが軽食か飲み物しか注文しないのに、麺と丼のセットを食べてた・・・98kさん???











BlogPaint

んで、素敵なしぶーの夫妻・・・???

わはは、じつは先に到着して向かい合わせに座られてたしぶーのさんご夫妻の隣の席、
さりげに奥様の隣に座ろうとするhowaさんを制し、
「まあまあ、しぶーのさんとはライト談義もあるでしょうからお隣にどーぞ、んでわたくしは奥様の隣に・・・げひげひ」
とまあ・・・
なんと主催者に配慮した、優しい心遣いの98kさんでありましょう。むひひひ

で、この後も残った賞品のじゃんけんによる争奪戦やライト談義は延々と続いたのですが・・・

わたくしは、しぶーのさんの奥様とのお話に夢中・・・

「いやあ、ライト好きの旦那と一緒だと、いろいろと大変でございましょう・・・こんな怪しい仲間もいるし・・・」

「最初は知らなかったんですが、最近はライトの世界もなかなか面白いと思ってるんですよ。」

とか、楽しく話していると・・・

「あのう、そちらのシュガースティックを、もう5本ばかり・・・」

「ったくもう・・・さっきから何回も渡してるじゃないですか、赤チャリさん!!!」

「いや、わたくし、糖分を摂取しないと動かなくなるので・・・あっ、それとフレッシュミルクも、もう3個ほど・・・」

「って、すでにテーブルのあんたの前、シュガーの空き袋とフレッシュミルクの空きカップが山積みじゃないの・・・」

「あは、一番甘そうなケーキも食べたんですけどね・・・あっ、奥様のデザートも甘そうですね・・・じゅるじゅる・・・」

「なんちゅーことを・・・いけませんよ、横取りなんて・・・といってるうちに向かいから旦那のスプーンが伸びて・・・
そういえば、わたくしもデザートが来たとたんスプーンを構えてるな・・・ま、一口だけ・・・」

「誰にもあげません。きっぱりと」

と、いかにも殺気だった、もとい和気あいあいとした、楽しいひと時でありました



で、わたくしが注文したのは・・・

RIMG3472

こちらは近距離で白トビしてますが、名古屋名物「味噌煮込みうどん」と「かきふりゃあ」のセット・・・

大阪の煮込みうどんとは全くの別物で、この赤味噌味には意見も分かれるところでしょうねえ
ま、わたくしはもちろん、おいしく完食しましたが・・・ご飯がほしかったな・・・


とまあ、結局、関西組が店を出たのは三時過ぎ、その頃には名古屋市内でも雪が降り出しており、
この後、前が見えなくなるほどの吹雪もありましたが、4WDの新川端号はすこぶる快調、
往路とさほどの遅れもなく、無事に早朝の大阪に到着しました。




で、今回、わたくしの無事生還を支えてくれたグッズを2点ほどご紹介・・・

RIMG3473

左はおなじみになったFENIXのMC-10、赤チャリさんからいただいたULTRA FIREのケース付きでありますが、
ヘッ電と異なり締め付け感がなくプラで軽いので、ずっと首から下げてても楽ちんでした。

で、右が20年以上前に台北のアウトドアショップで買ったスキットル(ウィスキーフラスコ)で、
容量は200ml、シーバスリーガルとゆースコッチを入れていったのですが・・・

今回の参加者はほぼ全員がクルマでの単独参加、また(普段と異なり)上品なOFF会ですから、
わたくし、誰にも気づかれないように、こっそりと飲んでたのでありますが、
二次会場に移動する頃にはすっかり出来上がっており、森の坂道のつらかったこと・・・わははは

ま、こんなことしてたから、インフちゃんに見染められたのかも知れませんね・・・ううっ




で、今回のいただきもの・・・

RIMG3474

FOX FURYのCOMMAND20ヘッ電シリーズの、Fire Fighter Editionとゆーモデルと、
1AA用、2AA用のライトケースであります。

いやあ、賞品をご提供いただいたPLJの犬飼さん、お世話いただいたhowaさん、ほんとにありがとうございました。

わたくしはPLJさんで扱っているような高級ライトを自分で買うことはめったにないんですが、
ま、そこはそれ、ほかのみなさんにおすすめしておきますので・・・ええ、たぶんきっぱりと・・・

特にCOMMAND20とゆーヘッ電については、いずれ詳細なインプレッションなんぞをですね・・・たぶん、そのうち・・・


とゆー次第で、名古屋OFF会の参加報告は、これでおしまいであります。
参加されたみなさんには、いろいろとご迷惑をおかけしたかも知れませんが、
よろしければ、またこちらの記事にもコメントをお願いしますね!!!

それと、ま、今回のとは対極ともゆーべき、宴会キャンプOFF会は、ちょくちょくやってますので、
こちらもよかったら、ぜひご参加のほどを・・・げひひひ



m98k at 02:20|PermalinkComments(14)TrackBack(0)mixiチェック フラッシュライト、ランタン 

2011年01月17日

名古屋OFF会報告・前篇

わたくし先週末の土曜日、名古屋で開催されたフラッシュライトマニアのOFF会に初参加してきました。

高名なライトコレクター、howaさんが主催するハイレベルなOFF会で、
以前からあちこちのサイトで、凄いモノが集まるとゆーことは聞き及んでいたのでありますが・・・

今回は左バーのリンク集にある、G3さんのブログで開催を知り、

「きっと凄い連中が集まるんだろうなぁ・・・コレクションは拝見したいけど、やはり素人には無縁か・・・ううっ」

と、思ってたのですが、ライト仲間の川端さんからお誘いがあり、急きょ便乗させていただくことになりました。

結局、最近一緒に行動している関西四人組のうち、wingさんはご家庭の事情で参加できず、
red-bicycle(赤チャリ)さんも、お仕事の都合でどうなるかわからないとのことで、
とりあえず川端さんがわたくしをピックアップ、二人で大阪を出発したのは、土曜日の午後4時過ぎでした。

「このままだと7時過ぎには到着予定。集合は8時半ですから、1時間以上時間がありますね。」

「そう、その間に、会場に落とし穴とかブービートラップとかいろんな罠を仕掛けておいて・・・」

「にゃーるほど、それで集まった高級ライトを根こそぎ奪い去ろうとゆー計画ですね・・・」

「そう、んですぐさま大阪まで逃げ帰る、とゆーことで・・・国境こえれば官憲も追ってこないし・・・

「げひっ、げひひひひ」

なんとゆー、用意周到ぶりでありましょう!!!

その後も延々と、車中で「高級ライト根こそぎ強奪計画」を相談しているうちに・・・

今回の会場は、名古屋市内にある、池のある広い公園であります。











じゃーん
RIMG3436


「おおっ、もう着いたのねっ!! それにしても広い池じゃのう・・・」

「あれは琵琶湖です。ここは名古屋ではなく大津、まだ滋賀県です。」

「ま、どっちでもいいので、とりあえず食事にしましょう。近江牛のステーキとか・・・」

「どっちでもいいって・・・近江牛って、自分でいってるじゃないですかっ!!
まだまだこれから長いので、夕食はもっと先で食べます。わたしお腹減ってないし・・・」

「ううっ」

少食の川端さんと二人旅、つーのは、このあたりがつらいのですが、ま、今回は同乗させてもらってるし・・・



この日から日本中が猛烈な寒波とゆーことで、雪の多い関ヶ原付近を避けて新名神に入ります。

「川端さんのクルマのナビも、まだ新名神が入っていないんですねえ。」

「あはは、たしかにナビの画面では、道のないところを通ってますね。」

「そう、で、たまたま旧道に出くわしたりすると、うれしそうに「1キロ先、右折ですう!!!」とか云うんですよね。」

「べつにうれしそうには聞こえませんが・・・」

とかいってるうちに、御在所SAに到着、やっと夕食の許しをいただきました。

「じゃ、わたしコンビニでパンでも買いますから、98kさんもてきとーに選んでくださいね。」

「そっ、そんなあ・・・せめて何か名古屋名物を・・・おっ、あったあった・・・」

RIMG3438

RIMG3437

そう、名古屋コーチンであります。じゅるじゅる
わたくし唐揚げとフライドチキンを買ったのですが、飲食エリアが満員だったため車中での夕食となりました。

結局夕食は、おにぎり3個と名古屋コーチンの唐揚げ、フライドチキンだけでしたが、
温かくてジューシーで、肉に味わいがあって、歯ごたえもなかなかのものでした。


とゆーことで、7時半ごろ、集合場所付近の駐車場に着いた頃には、陽もとっぷりと暮れ・・・


RIMG3439

新調したエディバウアーのダウンジャケットとソレルのブーツで、完全装備した川端さんであります。

「では、ここから集合場所までの道に落とし穴を・・・わたくしはこちらにブービートラップなんぞを・・・」

「了解です。むひひひ」

と、駐車場を歩いていくと、てきぱきと大量の荷物をクルマから下ろしている人が・・・

「あのう・・・ひょっとしてライトOFF会に来られた方ですか・・・びくびく」

「今回の主催者のhowaと申します。よろしくお願いします。集合時間前で準備中なんですが、
もうすでに何人か来られてますので集合場所に・・・あの、失礼ですが・・・」

「大阪から来た98kと申します・・・で、あっちにいるのが川端であります。げひげひ」

「ぎくっ、あっ、あなたが、あの98kさん・・・ですかっ!!! で、あちらが川端さん・・・
くれぐれも、二人で落とし穴とかブービートラップとか仕掛けないでくださいねっ!!!」

「あは、もちろんそんなことはですね・・・あは、あははは・・・」

とゆーよーな会話が、あったとか、なかったとか・・・

howaさんの大歓迎!!を受けていると、遅れて赤チャリさんも到着、みんなで池の反対側の広場へ・・・


BlogPaint

すでに4~5人の方が集まっておられ、初対面であってもそこは同じ趣味同士、
さっそくライト談義に花が咲いてました。










やがて定刻となり・・・

RIMG3442

左バーのリンク集にもある、しぶーのさんとその奥様、前にあるのは持参いただいたテーブル、
またテーブル上にはスタジオ用マイクスタンドを利用したライトスタンドや熱いコーヒーも・・・

いやあ、このコーヒー、じつに旨かったです。ありがとね、しぶーのさん!!!

以前からお会いしたかったしぶーのさんともお話することができ、感慨もひとしおであります。



まず最初に18名の参加者の簡単な自己紹介がありましたが、東は埼玉県から西は兵庫県まで、
みなさんけっこう遠くから参加されてましたねえ。

うーん、熊野の河原や奈良の洞窟、和歌山の無人島などでやると、どーしても不便だものなあ・・・
って、そーゆー問題ではなく、やはり内容の問題だったのか・・・



で、次に、今回のOFF会にと、PLJ(プロライトジャパン)さんからhowaさんが預かったとゆー、
豪華賞品のあたるビンゴゲーム大会が開催されました。

RIMG3441

これらの段ボール箱から、次々と豪華賞品がhowaさんの手でテーブル上に・・・
(手前に見えるのは、箱からの落ちこぼれをしっかり入れようとゆー、わたくしのバッグ・・・むひひひ)










RIMG3443

これは開封作業の途中ですが、この後まだまだ賞品がでてきました。
(さすがにわたくしのバッグ、この段階で机上からは撤去されております。ううっ)

この夜の参加者は合計18名だったはずですが、参加者の数を超える豪華な賞品が次々と・・・

高価なもの、今となっては稀少なものなどがいっぱいだったのですが、
PLJさんで扱っているような高級品には、ほとんど縁のないわたくしには、
ひとつひとつについての、howaさんの丁寧な説明がとてもありがたかったです。


で、ビンゴゲームとゆーもの、わたくしふだんは最後のほうまでめったに揃わないのですが、
この夜は、ちょうど真ん中ぐらいでビンゴとなり、以前から欲しかったヘッ電をいただきました。


ビンゴゲームで盛り上がった後は、全員で森の中を抜けていきます。ひいひい


RIMG3444

右、ビンゴゲームでなんとトップをゲトしたred-bicycle(赤チャリ)さん、
左、神奈川から来られてた、わたくしと同世代の元ハンターさん(よろしければ連絡下さいね。)



で、この森を抜けると、公園のど真ん中にある、真っ暗な広い無人のグラウンド、
そこでいよいよ、大照射大会の開会であります。




(次号に続く)


m98k at 00:47|PermalinkComments(6)TrackBack(0)mixiチェック フラッシュライト、ランタン 

2011年01月14日

今年初のてっさとてっちり!

(期間限定の業務連絡・・・つーか、お願い、つーか・・・)
わたくし、明日1月15日の夜、名古屋市内某所で開催されるフラッシュライトOFF会に参加予定です。
もし発見しても、追い返したりしないでね、howaさん、G3さん、しぶーのさん・・・




さて、今年になって、ずっと食べ物関係の記事が続いてますが・・・


さる9日の日曜日、今年初めてのてっさとてっちりを、京都にあるお店でいただいてきました。

もちろん、某ニャん○さんの行かれたような贅沢なお店ではありませんが・・・



RIMG3416








こちらのお店、中に巨大な生簀がふたつあり、ふぐとすっぽんがいっぱい・・・じゅるじゅる








今回は人数が少なく、全員がふぐを希望したため、てっさとてっちりだけのシンプルなコースであります。

RIMG3407













まずはてっさから・・・

RIMG3409

って、すでに半分以上、食べてしまってからの画像ですが・・・

ふぐは関西ではなんといっても大阪が大消費地で、安くておいしいのですが、さすが活ふぐ専門店、
じつにおいしくてボリュームもたっぷり、わたくしが食べている1.98kセットとは大違いでした。






で、もちろんてっちりも・・・

RIMG3410

これで3人前ですが、こちらもボリュームたっぷりでおいしいこと・・・









で、こちらもほとんど食べてしまってからの画像ですが・・・

RIMG3411

注文したのは、てっさとてっちりのシンプルなコースでしたが、こちらはご主人からの心遣いの唐揚げ・・・

いやあ、さすがうちの奥様の実家のご近所、なじみのお店とゆーのはありがたいですねえ・・・
ま、わたくしは常連でもありませんが、遠慮なくお相伴にあずかりました・・・げひひひ








もちろん、ビールのあとは・・・

RIMG3412

ふぐのひれ酒、アルコールを飛ばすためのマッチがそれぞれに付いてきました。
うしろにちらっと見えてるのは、何本目かの注ぎ酒、お銚子の口には炙りたての骨が・・・








もちろん最後は・・・

RIMG3414

ふぐ雑炊でありますが、こちらも何杯かおかわりした後の画像であります・・・あは












RIMG3415

デザートは抹茶アイスのキャラメルソースかけ・・・こちらも食べてからの画像・・・あははは




いやあ、今までもお正月には何度か、近くのお店でふぐをご馳走になってたのですが、
今回のお店はほんとにおいしかったです。





ちなみに、帰り道にあった京のおばんざい屋さんも・・・

RIMG3422














こちらの・・・

RIMG3427





RIMG3428


内科医院もなかなか風情がありました・・・


これなら、いくら食べ過ぎても大丈夫っと・・・げふっ



m98k at 21:21|PermalinkComments(5)TrackBack(0)mixiチェック 糧食、飲料 

2011年01月11日

レーション本2冊、一挙紹介!!!

年末年始にこちらの本を読んで、前回記事のとおりアウトドア「ご飯」に興味を持ったわたくし、
ひさしぶりに近所の古本屋さんへ行き、レーション本を2冊買って連休に読んでました。

レーション・・・RATION・・・
辞書をひくと配給量とか割り当て量となっており、軍隊用語では兵士一人一日分の食糧(費)らしいのですが、
ま、そのレーションの中でも特にコンバット・レーション、つまり兵士の携行食のことを、
略してレーションといっている場合も多く、今回もそちらの話がメインであります。

アウトドアでの食事方法や携行食については、昔から各国の軍隊が様々な研究をしており、
ウェアやフラッシュライトなど他のアウトドアグッズと同様、莫大な費用をかけて軍が開発、
その技術が民生用の食品加工や調理方法に活かされていることも多いのであります。
前回記事で紹介したレトルトやフリーズドライ、古くは缶詰なんかもレーション開発と深い関係があります。

また、戦場での食事は、栄養補給と同時に数少ない楽しみですから、こちらの面でも、
それぞれのお国柄によって様々な工夫が凝らされており、なかなか奥が深い世界なのであります。

ですから、モノ好きな人たちの中には、とーぜんレーション好きな人たちもいるわけで、
左バーのリンク集にある「THE戦闘糧食」の管理人さんなどは、その頂点なのであります。
わたくしも野外での食事が好きでミリタリーグッズも好きですから、昔から興味を持っていたのですが、
「レーション本」といわれるような専門書?を手にしたのは今回がはじめてであります。

ま、前述の「THE戦闘糧食」の管理人さんの著書もあるようですが、今回はたまたま古本屋さんで、
それぞれ別の著者の二冊を同時に入手したとゆー次第なのであります。
いやあ、レーション本とゆーのがでるぐらい、この世界もメジャーになってきてるんですねえ・・・

そーいやフラッシュライトの世界でも、すごいコレクターや著名なモダー、愛好者もたくさんいるのに、
どーゆーわけか、「ライト本」つーのは、まだ見当たりませんね・・・
どなたか「ライト本」を出版されて、いずれは月刊の専門誌なんかも・・・


閑話休題


今回の二冊、カラー写真が大部分で、なかなか楽しかったので、例によって、とりあえず表紙と目次をご紹介・・・








まず一冊目は・・・

RIMG3397

ワールド・ムック612「世界のミリメシを実食する」(菊月俊之著・ワールドフォトプレス・2006年刊)であります。


タイトルどおり、著者が世界の「ミリメシ」を実食したレポートが中心なんですが、
時系列的にもまとめられており、全体の構成はこんな感じであります。

RIMG3400


RIMG3401
(細かくて見にくいですが、画像をクリックすると拡大します。ただし手持ち撮影ですが・・・)

レーションの歴史から各国軍隊の食器カトラリーや水筒、ヒーター各種、炊事スタイルの変遷など、
レーション以外の関連記事も多く、見ているだけでも楽しい内容であります。

また開発時のエピソードや戦場での評判なども書かれており、特に古い時代のお話が面白かったです。









で、こちらが・・・

RIMG3396

OAK-MOOK196「レーション・ワールドカップ」(オークラ出版・2008年刊)であります。

こちらは帯にもあるとおり、複数のレーションマニアたちが「オーバー100食のミリ飯を一気食い!」して、
美食度最強のレーションを決める! とゆー内容・・・

各国のレーション評価は味、見ため、量の三項目について三つ星を最高にランク付けしてありました。


こちらの本の構成も・・・

RIMG3398


RIMG3399

一冊目と同じような感じですが、こちらはそれぞれの国の概要とその軍隊の概要、その国の料理の特徴が、
各国レーションごとにまとめられており、あらためて世界の料理についても知ることできました。



わたくし、オーストラリア軍のレーションについては、以前紹介したことがありますが、
これ以外では、米軍のMREを何種類かと、自衛隊の戦闘糧食Ⅰ型(カンメシ)Ⅱ型(パックメシ)を数種類、
震災訓練か何かのイベントで試食した経験しかありません。

レーションとゆーのは、当然ですが軍に納入された賞味期限のある「食べ物」ですから、
他のミリタリーグッズと異なり、軍からの中古放出品などとゆーのは通常は出回りません。
ただ、毎年膨大な量が兵士に支給されたり、期限切れ等で廃棄されたりしてるでしょうから、
これを個人的にもらったり、いろんなルートから入手してコレクション品として販売されてたり、
また、同仕様のものが納入メーカーから民生品として市場に出てたりもしますので、
まめに探せば、けっこう一般人でも入手はできるようであります。
ま、兵器でもないし問題ないのかも知れませんが、食べる場合はあくまで自己責任、つーことで・・・



二冊ともに共通してたことは、まず米軍の現用MREについては、軍が莫大な費用で独自に開発、
温度変化や衝撃など、あらゆるテストにも耐えられる世界最強のコンバット・レーションであること、
ただし、そのお味については決してよくない、つーことでした。
たしかにわたくしが食べたやつも、「こっ、これは・・・うぐぐぐ・・・」とゆー感じでしたねえ・・・
オーストラリア軍のは、どれもけっこうおいしかったのですが・・・もちろんベジマイトを除いてですが・・・

また、戦場の兵士は大部分が若者ですから、やはりどうしても肉食嗜好、濃い味付け嗜好、
そしてファーストフード嗜好になるのは世界共通のようであります。

食育の見地からも、その国の伝統料理を取り入れる工夫も一部にはあるようですが、
高カロリーな食事をおいしく短時間で、残さず食べられることが、やはり最優先なんでしょうね。
ま、その意味では、理想的なレーションは、わたくしにとっても理想的な行動食となるわけでありますが。

ちなみに米軍の現用MREは、粉末スープなどを除けば基本的にレトルトパックで構成されており、
他の国でも缶詰とレトルトパックの併用がほとんど、やはり水を必要としないという点と、
価格的な面からも、フリーズドライよりは重い、レトルトや缶詰になっているのでしょうね。

もちろん、レトルトや缶詰が凍結するような寒冷地用はフリーズドライがメインですし、
小型軽量最優先の偵察用、脱出用などのレーションは、エナジーバーなどがメインになっているようです。

二冊ともヨーロッパ諸国、とくにドイツ軍やフランス軍などのレーションの評価が高かったのですが、
なにせ主食がクラッカーやビスケットなどの「堅パン」類ですから、やはり韓国や日本などの、
「米の粒食」を主食とするレーションが気になるところであります。


「パン」と「ご飯」・・・どちらもレーション化するのが難しい食品のようであります。
前回記事のとおり、アウトドアの食事でも、ご飯については米を炊くか、缶詰やレトルトを加熱するか、
フリーズドライに加水するかなんですが、パンも柔らかくて嵩張って、しっとりと重さもあり、
また日持ちもしないため、持ち運びにはいっそう苦労します。

さらにパンをふっくら焼くとなると、炊飯以上に手間暇がかかりますから、各国のレーションも、
そのほとんどがビスケットやクラッカーになっているのであります。
ま、欧米人にとってのパンは、日本人の「主食としてのご飯」とはちょっと感覚が異なるようですが・・・

米軍では、「世界中の戦場で故郷の味、ハンバーガーを食べる」ことを究極目的に、
長年研究を続け、なんとか保存できるレーション用のパンを開発したようです。
ただし、これも他のMRE同様、けっしておいしいものではないようですが・・・

日本でも、お年寄りや子ども用の非常食として、長期保存できる缶入りのパンが販売されてますが、
いったいどんな仕組みになってて、お味のほうはどうなんでしょうね・・・


で、ご飯ですが、韓国軍にはフリーズドライのチャプチェご飯やキムチご飯などがあるようですが、
自衛隊では、戦闘糧食Ⅰ型のカンメシとⅡ型のパックメシ、つまり缶詰とレトルトであります。

二冊とも、このカンメシとパックメシについては、かなり詳しく紹介されています。
これらの本が出版された数年前の状況では、Ⅰ型で8種類、Ⅱ型で14種類のメニューがあり、
それぞれに各種の副食(おかず)がついてワンセットとして支給されるのですが、
主食のご飯については、Ⅰ型ではとり飯、白飯、赤飯、五目飯、しいたけ飯の五種類、
Ⅱ型では白飯、ドライカレー、五目飯、カニチャーハン、五目チャーハン、豆ご飯、山菜飯、とり飯、赤飯、
の八種類となっているようであります。じゅるじゅる

著者の実食や隊員の話などの記事を読むと、おいしいのはカンメシだけど、
人気があるのはパックメシ、どちらも白飯の評判はイマイチ、とゆーところでしょうか・・・

Ⅱ型は主食のご飯も副食同様、通常のレトルトパックで持ち運びや後始末には便利、
ただ米粒がぐしゃぐしゃに崩れてて食感が悪く、いっぽう缶詰のⅠ型は、
型崩れせず食感はいいけど、重くて開封や後始末も大変、とゆーことのようで、
缶詰とレトルトのメリット、デメリットが如実に現れてますねえ・・・

支給する側としても、缶詰の保存性のよさ(3年から5年でレトルトは1年)もあり、
ずっと併用しているようであります。(Ⅱ型は陸上自衛隊のみ)

ま、これらの本が書かれた時点で、パックメシを市販のものと同様のトレー式に改良する予定、
と書かれてましたから、今は改善されているのかも・・・

また、どちらも白飯の評判がイマイチですが、これは前回記事でわたくしも書いたとおり、
白飯に関しては、やはり炊きたてご飯に優るものは存在しないようですね。

ただし、Ⅱ型のメニューとしては、主食が白飯のカレーや牛丼が人気のようで、
これも主食と副食を並べてゆっくり味わうのと、カレーや牛丼、ぶっかけ飯でがつがつ食べるのと、
どちらかの選択とゆーことで、余裕のない野外訓練などではとーぜんの結果なんでしょうね。

やはりアウトドアでも、余裕のある時はおいしいご飯を炊いて、行動中はレトルトやフリーズドライで、
特にフリーズドライの場合は五目飯などの味付きにするのが正解のようですね。
もちろん、水がどの程度確保できるかが、大きな判断要素になるわけですが・・・



m98k at 23:11|PermalinkComments(9)TrackBack(0)mixiチェック 書斎 | ミリタリーグッズ

2011年01月08日

アウトドア「ご飯」についての一考察

ええ、今回はアウトドア「ご飯」についての一考察なのであります。うふっ、なんとなく、あかでみっくでしょ・・・


前回記事で紹介した本を読んで、特に興味を持ったのは、やはり食事についてでした。

たとえ日帰りの山歩きでも、アウトドアで食べる昼食はとても楽しみですし、
これがソロのキャンプになると、キャンプサイトに着いてテントなどを設営してから、
シュラフに潜って寝るまでの間はけっこう長く、夕食は重要な一人イベントになります。

宴会キャンプなら、「うぃーっ、もう飲めまっしぇん、あとは野となれヤマトなれ、つーことで・・・ばたっ」
と、泥酔状態で倒れ込んでも、どーゆーわけか、いつも無事に朝を迎えているのですが・・・
ソロの場合は飲み過ぎて前後不覚になるのは絶対に禁物ですから、
しっかりと「ご飯」を食べて、時間をかけて夕食を楽しみたいものであります。


そう、わたくし、「ご飯」が大好きなのであります。

白飯、ライス、銀シャリ・・・様々な呼び方がありますが、ともかく「炊いた米粒」のことであります。

まあ、日本人に限らず、広くアジア、いや世界中で食べられている米の粒食ですが、
一度、米の粒食を常食とした民族は、二度と、それ以外のものを常食としない、といわれるほどで、
わたくしアウトドアでも、最低一日1食は、ご飯を食べたいのであります。ええ、飲み過ぎない限り・・・

ところがこの「ご飯」とゆーやつ、なにせ粒食ですので、麺やパンなどのコナモン(粉食)と異なり、
調理や保存にけっこう手間がかかり、特にアウトドアでは様々な工夫を要するのであります。

炊飯にはそれなりの時間と手間を要しますし、「ご飯」状態では長期保存も温め直しもできないので、
加熱だけのレトルトパックご飯か、加水だけのフリーズドライご飯がアウトドアでは主流なんですが・・・


RIMG3393
RIMG3395
RIMG3394


で、今回はこれらのアウトドアでのメリット・デメリットなんぞを、わたくしなりに考えてみました。

クルマなしのソロキャンプ、一日三食ともいちおー温かい「ご飯」を食べると仮定して三日間とすると計9食、
プラス予備1食で、合計10食分を補給なしで持参するとした場合の、総重量や調理に要する時間、消費燃料、
それにお値段なんぞを、1食あたりに換算して、思いつくまま較べてみました。
現実には毎食温かいご飯、といった贅沢などは考えられませんが、ま、あくまで項目比較つーことで・・・
(実際には、時間のある夜に炊いたご飯や温めておいたレトルトを朝や昼に食べたり、
フリーズドライご飯でも、朝に加水しておいたのを昼にお弁当として食べてました。)

ちなみに比較といっても、もちろん正確に調べたわけでもなく、わたくしの拙い経験とその記憶だけで、
間違いや勘違いもいっぱいあると思いますので、追加コメントもお願いしますね・・・


まず、わたくしの食べるご飯の量ですが、一食当たり精米約1合、これは容積では180ccですが、
重さでは約150g(含水量で大きく変わりますが・・・)になります。
これを炊いてご飯にすると、いわゆる男茶碗で二杯ぐらい、重さでは約340gとなるようです。
通常のレトルトパックご飯が1パック200gですから、1.7パック程度のボリュームであります。

自衛隊の戦闘糧食Ⅱ型の主食がレトルト2パックですから、やや少ないと思われるでしょうが、
わたくしやHiguさんの場合、おかず以外に必ず麺類も食べますので、けっして負けてはいないと・・・



とっ、ともかく、この1食分単位で、アウトドアで必要と思われる比較項目を列挙してみますね。


①本体重量
まず重量ですが、精米なら1合で150g、レトルトはご飯になってますからそのまんまで340g、
フリーズドライは100gでご飯260gになりますから、ご飯で340gだと130g程度になる・・・はず・・・

あははは、なんか最初から計算が怪しいような気もしますが・・・

②調理に必要な水の重量
調理に必要な水ですが、炊飯には容積で精米の1.2倍の水が一般的ですから、
無洗米で研ぐ必要はないとして、水の分量は220ccほど、水の比重は1なので220g・・・のはず・・・
でも精米150gと足せば370gのご飯になるはずなのに、340gになるとは・・・
そうか、吹きこぼれや蒸気で減る分が30gとゆーこと・・・にしておこうっと・・・

レトルト自体には水は不要、つまりゼロであります。(加熱に使うお湯は別に使いますからね・・・)

次にフリーズドライの場合ですが・・・そーいや量ったことがないな・・・
ま、130gのフリーズドライに加水する量は・・・足して340gのご飯になるんだから、210g・・・のはず・・・


で、①の本体重量と、②の必要な水の量の合計では、精米(無洗米)の場合は370g、
レトルトは水不要で340g、フリーズドライの場合も340gとなります。

わたくしも意外でしたが、水を持参する前提なら、総重量ではほとんど差はないことになります。
ま、最終的に340gのご飯を食べるわけですから、当たり前といえば当たり前なんですが、
なんとなく、トータルでもフリーズドライが圧倒的に軽いようなイメージがありました。
もちろん、水を毎日補給できる場合なんかは、持ち運ぶ本体重量はフリーズドライが最軽量で、
次に精米、水分も含んでいるレトルトが一番重い、とゆーことになります。



③調理に必要な燃料
燃料や調理方法にもよりますが、精米は「はじめチョロチョロなかパッパ」として、20~30分の加熱が必要、
これがレトルトなら、10~15分の加熱で済みます。
フリーズドライになると、冷食なら燃料不要、温食するとしても、210ccの水を沸騰させるだけですから、
ガスバーナーだとほんの1~2分程度の燃焼だけで済みます。

燃料消費では圧倒的にフリーズドライが有利で、単純な時間比較ではレトルトの1/10、
精米炊飯の1/20程度しか要しないことになります。

これはあくまで毎食、その都度作るとした場合で、現実にはそんな贅沢はせずにまとめますし、
炊飯やレトルトの加熱も、ずっと最大火力ではないので、燃料消費量の計算は難しいですが、
一般的に考えても、フリーズドライはお湯を沸騰させるだけ、燃料が確保できない場合は冷食も、
そのまま齧ることもできますので、燃料消費の面からは、やはり有利なのは間違いないでしょう。





④お値段
これも購入先やグレードによって異なりますが、わたくしの大好きな安売り店なんぞでは、
レトルトと精米はあっても、まともなフリーズドライは激安入手が困難で、どうしてもお高くなります。

で、わたくしがふだん購入しているお値段では、1食分あたり精米が50~70円、レトルトが170~250円、
フリーズドライでは300~400円ぐらい、となりました。

お値段では精米が断トツでお安く、次がレトルト、フリーズドライはやはり高級品なのであります。
1食あたり、精米とレトルトの間でも100~200円、フリーズドライとの差となると、
250~350円ですから、もっと長期間や回数が増えるとなると、莫大な金額になりますね・・・



⑤食味
これはなんといっても炊きたての精米が一番(ただし、うまく炊けた場合に限られますが・・・)
次がレトルトパックで、フリーズドライは、五目ご飯など味付きはけっこうおいしいのですが、
白飯となると、まだまだ食感や風味でレトルトに負けているように、個人的には感じています。



⑥調理に必要な時間、手間など
やはり精米の調理は時間と手間を要します。ま、工夫次第である程度の効率化は可能ですが・・・
仮に無洗米としても浸水に30~60分、炊きあがるまで20分としてもその後の蒸らしに10分、
合計で60~90分を要することになり、特にアウトドアでは毎回の様々な条件が異なるため、
水加減や火加減のびみょーな調整をしないと、うまく炊けないことがあります。

で、レトルトとフリーズドライは、食べるまでの時間は同じく15分程度ですが、
手間的には、水を沸騰させた後は放置するだけのフリーズドライが圧倒的に有利ですね。
待ってる間にいろんなことができますが、レトルトはずっと加熱してるので、目を離せません。

で、この項ではフリーズドライがトップ、次がレトルトで、やはり精米の炊飯は圧倒的に不利・・・
まあ、それだからこそ、レトルトやフリーズドライが行動食として発達してきたわけですし、
手間暇かけておいしいご飯を炊いて、炊きたてをはふはふ食べる楽しみもあるのですが・・・



以上、思いつくままに比較してみましたが、これらはあくまで限定した条件でのお話、
実際のアウトドアではいろんな異なる条件がありますから、これらをうまく使い分けて、
てきとーなところで、折り合いをつけることになるのであります。

すべての項目でこれがベスト!!!、とゆーのは残念ながらまだありません。
ま、フリーズドライのお値段が安くなって、しかもおいしくなったら理想的なんでしょうが・・・
また賞味期限が迫ったフリーズドライがネットで激安になってますが、まとめ買い専門ですし、
何ヶ月か海外でバックパッキングするなら、お買い得なんでしょうが・・・

ちなみにアウトドアでの炊飯、わたくしは浸水を長め(一時間以上)にして一気に強火炊きですが、
「はじめチョロチョロ」にしたほうが、その間にデンプンが糖に変わるのでおいしい、
ともいわれてますが、このあたりはどうなんでしょうね・・・


以上、はじめてキャンプされる時の参考になれば・・・って、あまり参考にならないか・・・あははは









m98k at 17:17|PermalinkComments(9)TrackBack(0)mixiチェック 糧食、飲料 | 川下り、キャンプ宴会

2011年01月04日

「フィールドモノ講座」・・・

えーっ、初春にふさわしい・・・んだかどーだか・・・ひさしぶりの「書斎カテゴリ」であります。







じゃーん
RIMG3385



RIMG3387


平山隆一著「フィールドモノ講座」(並木書房刊)であります。














ちなみに・・・
RIMG3392


以前紹介したことのある、「バックパッキング入門」と「遊歩大全」は、'70年代半ばの発行、

で、こちらはご覧のとおり1996年の発行ですから、それらから20年後の本とゆーことになります。

いずれも、ソロバックパッカー向けの貴重な入門書で、特に上記二冊は、ずっとわたくしのバイブルでした。
ただ今回の本は、初版時に購入したものではなく、昨年末にネット通販で購入したばかり・・・

そう、某mixiで紹介されてまして、どーしても欲しくなってしまい、ついつい某AMAZONでポチッと・・・
ちなみにわたくし、某AMAZONで古本を買ったのは、これがはじめてであります。

で、ちょうど年末に手元に届き、ゆっくりと楽しむ時間もありましたので、感想なんぞをご紹介します。



上記二冊同様、ソロバックパッカーのためのアウトドアグッズの紹介や使い方などが、
わかりやすく書かれた入門書なんですが、表紙や裏表紙の写真からもおわかりのとおり、
この本の特徴として、ミリタリーサープラス品の紹介が圧倒的に多いのであります。

当時の月刊「GUN」誌に連載されていた記事をまとめたものだそうで、
ミリタリーサープラスにもバックパッキングにも詳しい著者ならではのウンチクがありました。



ちと長くなりますが・・・

RIMG3389
RIMG3390
RIMG3391


見にくい画像ですが(クリックすると拡大します)、この本の目次であります。


上記二冊同様のオーソドックスな構成ですが、ミリタリーサープラス品の割合が圧倒的に多いのであります。

ちなみにこの本の著者、まったく偶然ですが、わたくしやTOMOさんとほぼ同年齢でした。

で、我々世代がアウトドアをはじめたころの高級品といえば、なんといってもヨーロッパ製かアメリカ製、
その中で学生が入手できるものといえば、朝鮮戦争以降、ベトナム戦争あたりで使用されて、
かなりお安く放出されていた、中古の「米軍サープラス品」がメインでした。

それらをアウトドアで代用してたわけなんですが、その中で、本当に「使えるモノ」と「使えないモノ」、
あるいは「使えないけど楽しめるモノ」や、「ホンモノ」と「ニセモノ」の差、「要るモノ」と「要らないモノ」、
あるいは「要らないけど持ちたいモノ」なんぞが、だんだんと経験的にわかってきたのであります。

この本は、それをさらに詳しく、実践的にも理論的にもわかりやすく解説してあり、まさに目からウロコでした。

著者が同年代とゆーこともあり、我々の学生時代の「山屋」のバイブルだった、
ヨーロッパ製品中心の「新版・登山技術」や、ワンゲル、山岳部あたりの常識を踏まえた上での、
バックパッキングの解説書で、わたくしにとっては、とてもわかりやすい解説書でした。

ちなみに、わたくしがちまちまと集めていたミリタリーグッズ(以後も徐々に増殖してますが)についても、
バックパッキングに使えるようなモノについては、その大部分が紹介されてました。

15年ほど前に出版されたものですが、高度計温度計等の付いた多機能腕時計や小型GPSも、
初期タイプながらすでに紹介されており、記事がまったくないものといえば、
多機能携帯電話と、LED仕様のフラッシュライト、ランタン類ぐらいでしょうか。

さすがにフラッシュライトはミニマグやソリテールなどのフィラメント仕様ばかりですが、
これ以外は基本的に現在も使われているものが殆どで、逆にいえば、ここ15年ほどは、
LED仕様のライト、ランタン以外はあまり進化していない、とゆーことになりますね。

ちなみに米軍のサープラス品関係では、M-1956装備からM-1967装備、ALICEからFPLIFまでで、
あたりまえの話ですが、現在のMOLLEシステムは紹介されていません。

ま、このあたりは、こちらのアリスパック記事もご覧いただきたいのですが、
たとえば、このアリスパックについても、平坦なトレールはフレーム付きで、
ブッシュや急傾斜地などでは身体にフィットするようフレームレスで使う、
といった一般的な使い方から、ボトムへのシュラフの装着方法、アウターポケットの使い方など、
バックパッキングに積極的に転用している著者でないと書けない話が詳しく書かれています。

緊急時用のクイックリリースなんぞは重くなるだけで実際のバックパッキングには不要とか、
アウターポケットも入れる物が限られるので外してアタックザックとして使ってるとか、
縫製のラインは雑だけど縫い方はしっかりしてるので、バラすのに苦労したとか、
いろんなループなどで、外側に装着できるようになっているのは、あくまで戦場での使用が前提で、
パックにいろんなものを外付けしているのはバックパッカーとしては失格とか、
軍用を民生用に使う場合のプラスとマイナスについて、なるほどそのとおり、
と、納得する内容が多かったのであります。

そう、ミリタリーサープラス品はともかく頑丈、そのかわり重くて使用条件も限定される、
性能的には、最大公約数的になるから、どうしてもタイムプルーフ(長期間、変更なしで使える)や、
フールプルーフ(誰でも使える)が優先されるので、無難でオーソドックスなものになる、
逆にそのことが、確実な働きを保証し、古臭くなりにくいということにもなる、
といった視点で、「使えるモノ」と「使えないモノ」について書かれているのであります。

この著者には、別にフィールドナイフの使い方についての著書もあるようですが、
たとえば多機能ナイフについての項では、シンプルな軍用モデルがバックパッカーには最適だけど、
当時出回り始めたばかりのプライヤー付きレザーマンは注目すべきで、今後が期待されるとか、
なかなか先見の明もあり、今でも充分通用する内容でした。

もちろん、「モノ」の紹介や使い方だけでなく、基本的なテクニック(ソロのバックパッカー向けですから、
どーしてもサバイバル的なテクニックが多いですが)についても書かれており、
特に地図とコンパスと歩数を使った、米軍ナビゲーションの基本なんぞは、
GPSナビが普及した現在でも、なかなか興味深く読むことができました。
ま、今のわたくし、コンパスなんぞはテントを立てる時ぐらいしか使わなくなりましたが・・・

これ以外にも、器具を使わないラペリング(懸垂下降)方法や、ダークアダプテーション(暗順応法)とか、
暗闇でのスキャニング方法など、前二者にはなかった、いかにもミリタリーっぽいテクニックもあり、
この方面に興味のある方には、ご一読をオススメできる一冊でありました。

ま、どんなに素晴らしいモノでもテクニックでも、実際に試して自分のものにしておかないと、
いざとゆーときには、決して役には立たないつーことは、著者も何度もいっているのですが、
読むだけで楽しんで満足して、あとは忘れててきとーに、とゆー人生も、これはこれでまた・・・

いかがです、どなたか、この本をお貸ししますので、内容をしっかりとマスターしていただき、
わたくしをバックパッキング大宴会!!!なんぞに招待いただいてですね・・・(以下略)





m98k at 00:04|PermalinkComments(4)TrackBack(0)mixiチェック 書斎 | ミリタリーグッズ

2011年01月01日

2011 新年ごあいさつと特別ふろく・・・

新年あけましておめでとーございます。


本年がみなさまにとって、

より良き年となりますように。


卯年元旦







RIMG3384

こちら、うちの奥様が作ったウサギさんであります・・・
・・・ったく、正月準備もせずに何やってんだか・・・







えー、今回はみなさんに、新年のサプライズプレゼント!!!とゆーことでですね、
わたくしの隠れた才能のひとつである、細密画作品の初公開なんぞをですね・・・むひひひ



で、わたくしも、今年の干支にちなんだウサギさんを描いてみました。



ま、とりあえずは水彩で・・・

RIMG3365

ごくふつーの絵具や筆でありますが、わたくしの手にかかると見事な超細密画になるのでありますね、これが・・・


しかも今回は、実際に自然の中に生息する野生のウサギさんを写生したもの・・・















じゃーん
RIMG3368



わは、わははは、まいったか!!!




ま、こんなサイトですが、今年もよろしくお願いします。












ちなみに、上の画像を見ながらスケッチした、本当のわたくしの作品がこちら・・・









RIMG3364


がは、がははは、今度こそまいったか!!!






ま、こんなサイトですが、今年もよろ・・・ぼかっ、べきっ、ぐしゃ・・・






m98k at 01:11|PermalinkComments(24)TrackBack(0)mixiチェック ブログ日誌