2011年07月
2011年07月12日
ポケッタブル3、新ポンチョ
梅雨が明けて、最近お安くなってたもので、ついつい買ってしまったのが・・・
じゃーん
そう、「胸にあるジッパー付きポケットに収納。」できる、「携帯に便利なパッカブル」の・・・
透湿ポンチョ・バーク!であります。ややきっぱりと・・・
耐水圧5,000mm、透湿度2,000g/㎡・24h・・・といわれても、よくわかりませんが・・・
たしかゴアテックスの透湿度が15,000とか20,000とか書いてたような気もしますが・・・あれ、何の単位だっけ・・・
とっ、ともかく・・・
箱絵では裏地は白になってますが、買ったやつはポリエステル生地の裏面に透明PUコーティングしただけの感じ、
素材の表示にも、「(表地)ポリエステル100%(PU)」と書かれているだけ・・・
果たして、どんな防水・透湿性素材を使っているのやら・・・まったく見当もつきません・・・
わたくしポンチョとしては、モンベルのカモワッチ・テンチョとゆーやつを長年愛用しているのですが、
なにせ三角形の簡易テントにもなるとゆースグレモノ、拡げた時にも決して一枚のシートにはならず、
中途半端といえば中途半端、しかもただのPUコーティングですから、透湿性はまったくなかったのであります。
こちらは拡げると200×150のシートになりますし、ある程度の透湿性もあるようですから、汎用性は高い・・・はずなのであります。
そう、わたくしこれを・・・シュラフカバーにも使おうと考えているのであります。
ご承知のように、テント内でも氷点下になるようなキャンプでは、身体から放出された水蒸気がシュラフの表地に出た段階で、
凍結したり溶けて表地を濡らしたり・・・やがてそれが表地の目を塞ぎ、中綿に溜まった水蒸気が限界を超えると、
やがてシュラフ全体をぐっちょりと濡らしてしまうとゆー、最悪の事態になるのであります。
わたくしの場合、そこまでひどい経験はありませんが、朝、目覚めてみると、シュラフの表面がダイアモンドダストのように、
キラキラと輝いていたり、表面がべっとりと濡れていた経験は何度かありましたので、いつかは防水・透湿性素材の、
高級シュラフカバーが欲しいと思っていたのですが・・・これがけっこうお高い・・・わたくしのシュラフ本体よりお高い・・・
とゆー次第で、これをシュラフカバーにすれば、表面はテフロン加工ですから撥水性も長持ちするだろうし、
今回は、お安く理想的なシュラフカバー兼用ポンチョが入手できて、よかったよかった・・・
ところで、これ、確かにパッカブルなんですが、実際に胸ポケットに収納してみると・・・
左のビニール袋入りで売ってたときより、はるかに大きくなるんですが・・・ううっ・・・
もう少し、胸ポケットのサイズを考えてもよかったんじゃ・・・
でもまあ、わたくしのヌプシジャケットのポケットは逆に小さすぎて、うまく押し込めなくて破ってしまったし・・・
このあたりのサイズ決定はなかなかびみょーなところなんでしょうね・・・
ちなみに重量はちょうど400gでした。
でも・・・そもそも・・・
「透湿ポンチョ・バーク」の「バーク」って何やねん???
2011年07月08日
ダホン・ダッシュP18を!!!
以前から欲しかった、ダホン(DAHON)の折りたたみ自転車、DASH P18をですね・・・
じゃーん
きっぱりと購入しました、
ええ、わたくしの友人が・・・
そう、5年前に、わたくしの欲しかったブリヂストンのアンカースポーツCX900を買わせた、あの友人であります。
CX900を買ってからは、毎週のように日帰りであちこち行ってたようですが、昨年の暮れにひさしぶりに飲んでたときに、
「日帰りで京都や和歌山まで行くと、帰りがちとつらくなってきた。折りたたみのそこそこのやつが欲しいな・・・ぶつぶつ・・・」
とか云ってたので、
「それならダホンやで!! で、あんたの体力ならDASHのX20あたりでしょ!! わたくしなら、お値段と体型の関係でP18にするけど・・・」
とゆーよーな会話を交わしていたのですが、モンゴル出発前日の夕方、とーとつに・・・
「ドロップハンドルのX20が欲しかったけど、お値段が倍ちかいのでP18にした。ちょうど和歌山へ行った帰りなので寄る。」
と連絡が入りまして、5年前にCX900を見せてもらった時と同じ公園の同じ場所で再会したとゆー次第・・・
わたくしはまだCX900(最新モデル名はCR900)も持ってないとゆーのに、P18まで先を越されてしまった・・・ううっ
折りたたみ式のバーハンドルなんですが、わたくしにはとても乗りやすく、けっこう調整もできるようで、
シフトレバーも、きわめてスムースにチェンジできましたねえ・・・グリップもとても握りやすいし・・・
チューブも太く、溶接もしっかりしてて、ダホンの他のモデルは荷重制限が80kgまでなんですが、こちらは90kgまで・・・
でへ、このモデルなら、わたくしもぎりぎりでセーフか・・・あっ、個人携行用宴会装備を担ぐと、すぐに90kgを超えるか・・・
で、上下のチューブのこの部分を、ハンドルグリップに内蔵されたアーレンキーで緩めて折りたたむだけ、
あとは全てそのままで、ハンドルとペダルをワンタッチで折りたためば、リンク先記事のとおりのサイズになり、
重量も10kgちょい、これなら往復のどちらかを電車にしたり、目的地までの往復を電車にしたりして日帰りで遠出を楽しめます。
ブレーキワイヤーなども、そのまま折りたためるように工夫されているようで、このあたりはさすが、と彼も感心しておりました。
ただ、最初からセットされていたつるつるタイヤは、彼にはイマイチのようで、翌週にでも交換したいとのことでした。
それに分解式ではなく折りたたむだけなので、どうしても厚みがでて持ちにくい、とのことでしたが、そのあたりはどうなんでしょうね。
わたくしは安物の折りたたみ式しか知らないのですが・・・デモンタもよさそうだけど、ブレーキとか外すの面倒そうだしなあ・・・
で、この日も朝から和歌山方面の岬公園まで南海電車で行って、直線56kmの距離を、あちこち寄り道して戻ってきたとか・・・
また、その前の週には、これで京都の嵐山まで淀川沿いの自転車道を遡上、帰りは一杯飲んでから阪急電車で帰宅したとか・・・
ううっ、いいなあ・・・うらやましいなあ・・・でも100kちょい、とゆーのは・・・けっこうお高いなあ・・・
だっ、だから・・・
これ、ちょーだいっ!!!
2011年07月04日
自作?ネイチャーストーブ!
ええ、ネイチャーストーブを自作?してみました。ややきっぱりと・・・
ネイチャーストーブ・・・
ウッドストーブとか、ホーボーストーブとか、いろんな名前があるようですが、要は一人用の焚き火台であります。
大不況時代のアメリカで、仕事を求めてあちこちを渡り歩く放浪者(ホーボー)たちが野宿する際に、
暖をとったりお湯を沸かしたりするために、空き缶を利用して、拾った小枝などの数少ない燃料を、
効率よく燃焼させるストーブを自作したのがその原点といわれてますが、原理はかんてき(七輪)などと同じ、
熱による上昇気流で下部から空気を取り入れ燃焼を促進させるという、「煙突効果」を利用したものであります。
市販品としては、ユニフレームのネイチャーストーブや、バーゴVERGOのヘキサゴンウッドストーブなどが有名なんですが・・・
なにせ、けっこうなお値段・・・
つーことで、あちこちのサイトで自作のネイチャーストーブが数多く紹介されているのであります。
まあ、日帰りの山歩きや数日のテント泊での調理用なら、イワタニプリムスやEPIの小型ガスバーナーが便利ですし、
それ以上長期になって、空きボンベを持ち歩くのが嫌なら、ガソリンやアルコールなどの液体燃料系のストーブを使うでしょう。
ただ、アメリカのアパラチアン・トレールのように、何カ月もかけて歩き続けるバックパッカーの中には、
非常用以外の燃料は持ち歩かないで、ネイチャーストーブを愛用している人も多いそうです。
また、装備をより軽くシンプルにしたい、化石燃料はなるべく使いたくない、直火の焚き火はしない、などの理由から、
最近は日本でも、けっこう脚光を浴びているようです。
ま、わたくしの場合、調理はあくまで効率優先、手っ取り早く加熱して胃袋に収めることが第一なんですが・・・
わたくしの大好きな焚き火も、いつでもどこでも出来るとゆーものでもありませんし、また焚き火だけのために、
わざわざ大きな焚き火台を持ち歩くのも面倒、しかも効率よく燃やそうとすると、けっこう焚き火も手間がかかります。
で、ネイチャーストーブなら、松ぼっくりや枯枝とティッシュ一枚だけで効率よくお湯が沸かせると書いてありましたし、
「燃料持たずに簡単調理ができて、しかも焚き火も楽しめる。」とゆーのは魅力的、以前から目をつけていたのですが、
なにせ前述のとおり市販品はお高いし、ましてや道具の自作、金属加工などとゆーのは別世界の話と思っていました。
ところが過日、仕事が終わって軽く飲んだ帰り道、ふらふらと入った100円ショップでふと見つけたのが・・・
ステンレス製の粉ふるいとザルであります・・・
なにせ一杯ひっかけたあとですから、
「うぃー、これって、ひっくり返したザルの上に粉ふるいを載せるだけで、立派なネイチャーストーブではないかっ、あははは」
と、詳しいことは何も考えずに買って帰った、とゆー次第・・・あははは
で、帰宅して食卓の上で試してみると、まず・・・ザルの底は丸くて径も合わないので安定しないことが判明・・・
あははは・・・
また、ハンドルの先は内側で底のメッシュ部分まで伸びており、画像にも映っているとおり、底でジグザグに拡がって、
ハンドルを左右に動かすと、ジグザグ部分が左右に動いて、粉を均一にふるえるという素晴らしいギミックが・・・
そりゃあ、粉ふるいとしては便利なんでしょうが、ネイチャーストーブとしては何の役にも立たないことが判明・・・
あははは・・・
少しは加工してみるか、どーせ100円だし・・・ひっく・・・
と、酔った勢いで・・・
ザルの底に本体に合わせたくぼみをつけ、ハンドルの取り付け金具を外側に付け替え、ハンドルのジグザグ部分を90度ねじまげて・・・
ここまではまったく工具なし、ええ、ちからまかせ、とゆーやつであります、ハンドル取り付け金具は爪でこじ開けました・・・
まあ、このままでもよかったのですが、どこかのサイトで途中の空気穴も必要、とか書いてあったのを思い出し、
我が家にある数少ない工具の一つ、ブリキ用の千枚通しのようなリーマーでごりごりと穴をあけ・・・
わははは、できたできた・・・
ラーメンや一人鍋用のクッカーも・・・
コーヒーやカップめん用の小さなメタクッカーも・・・
もちろん、ハンドル部分は五徳として使ってますから、メタクッカーより小さな径のシェラカップなども載せられるとゆー・・・
ただ、このハンドル部分、中に入れることもできず、せっかく外側に付け替えた取り付け部にも入らなくなってしまいました。
そうそう、ハンドル部分と五徳部分に分離すればよいのだ・・・わははは
と、自宅にあったペンチで切ろうとしましたが、さすがにこの径の鋼線は切れませんでした。
ま、実家にあった(かも知れない)鉄ノコで、いつか切断しよう・・・とも考えたのですが・・・
「そうだ、明日はライト好き連中と行くキノコ探索の日!・・・みなさん、加工のお好きな人ばかりだし・・・げひげひ・・・」
で、翌日の光るキノコ探索の合間に、みなさんにも見ていただき、帰りがけにwingさんちで切断してもらうことに・・・
「えっと、ここを切断すればいいんですね。」
「いやあ、申し訳ないですねえ・・・でも、とっくに日付も変わってるし、川端さんなんか朝から仕事で眠そうだし・・・」
「いやいや、すぐに済みますから・・・まずはあれとあれを出してきて・・・ごそごそごそ・・・」
「なっ、なんか本格的な工具が出てきましたね・・・」
「きこきこきこ・・・けっこう硬いな・・・じゃあ、こちらとこちらでやってみましょう・・・ごそごそごそ・・・」
「ありゃ、また別の工具が出てきましたね・・・」
「なかなか固定する角度が難しいな・・・ごりごりごりごり・・・ふう、やっと切れました・・・」
「ありがとうございました。すっかり遅くまでお邪魔しましたので、そろそろ失礼を・・・」
「いやいや、切断面そのままなんて許せません・・・せめて面取りを・・・しゃこしゃこしゃこしゃこ・・・」
「あっ、ありがとうございます、もっ、もうそのへんでけっこうですから・・・」
「でもこれ、ずいぶん歪んでますね、真っ直ぐにしておかないと安定が悪いでしょ。」
「ええ、まあ・・・それに本体に五徳として載せた時に滑りやすいので、端が曲がってるとストッパーになるのですが・・・」
「おおっ、歪みを直して端を曲げるんですね、わくわく・・・ それなら、あれとあれも要るな・・・むひひひ・・・」
「わわっ、またいろんな工具が・・・ハンマーまで出てきましたが・・・深夜に大丈夫ですか・・・」
「なぁに、床に置けば響きますが、こうやって手に持てば・・・ごんごんごん・・・ねっ、いつも深夜はこうやって遊んで・・・ごんごん・・・」
と、バナナを与えられたサル、もとい、金属加工をはじめたwingさん、もはや完全に自分の世界に入り込んでしまい・・・
「ふう、まだまだ物足りないが、今夜のところはこのぐらいにしておくか・・・できましたよ・・・って、二人とも熟睡してるぞ!」
と、夜明け近くに完成したのが・・・
じゃーん
端を面取りして曲げ、歪みを修正した五徳とハンドルの完成であります。わははは、これ自作、自作・・・
いかがです、見違えるような完成度・・・ザル以外は、すべて本体に収納できます・・・わははは、これ自作、自作・・・
さらにザルの代わりに、メタクッカーの燃焼台を使うと・・・
フタになってぴったり中に収まり、まさに軽量コンパクトな、自作?ネイチャーストーブの完成であります。
で、余った加工済みのザルはですね・・・
このように、安定した焼き網になったのであります。
わははは、自作?できて、めでたし、めでたし、と・・・
感謝と一抹の不安P.S.
いやあ、wingさんのおかげで素晴らしい自作?ネイチャーストーブが完成しました。ありがとうございました。
ただまあ・・・なにせ酔った勢いで思いついただけなので、いくつか心配な点があります。
ひとつは、底部メッシュの耐熱性。ステンレス製とは書いてますが、本体は熱で多少変形しても問題ないでしょうが、
メッシュ部分が熱で簡単に穴があくようでは、まったく実用にならない、という点であります。
もうひとつは、酔っぱらったわたくしが、てきとーにあけた空気穴であります。
空気穴の位置や数、その大きさなどは、かなり燃焼効率に影響するはずで、煙突効果だけ考えるなら、
空気穴はなかったほうがよかったのかも知れません。
まあ、天頂部は自作?した五徳やザルで、クッカーとの隙間を調節できますから、空気穴が多すぎたり、
大きすぎたりで煙突効果がでないようなら詰め物をして、その逆なら、もっとあちこちに穴をあけて・・・
とっ、ともかく、どこかで一度試してみます・・・
つーことで、いつかは続編をアップしますので・・・乞う、ご期待!!!
7月5日追記です。
重量の記載をすっかり忘れてました。
この高級ウッドストーブ、本体重量は五徳、ハンドルを含めて80g、ザルもとい専用台兼五徳兼焼き網は30gでした。
2011年07月02日
光るキノコとか近況報告
6月後半の休日はおとなしくですね・・・
(高架下のイカリヤさんなんて、じつにひさしぶり・・・)
と、神戸の三ノ宮から元町あたりを歩き廻ってですね・・・
街頭手品を見たり・・・
って、こどもマジック教室なのに、正面で熱心に見つめるマニアもおられました・・・
元祖・豚饅頭を食べたり・・・って、手前の二皿がわたくしの分ですが・・・
MODライトをつまみにビール飲んだり・・・
甘味を追及したり・・・って、こんなに一度に食べちゃだめだよ、赤チャリさん・・・
で、翌週には・・・
六甲山系で、クリンゴン星人と遭遇したり・・・
光るキノコ(GITD Mushroom)と遭遇したり・・・
って、画像ではwingさんや赤チャリさんに完敗ですが、これはカメラの最高感度の差と一脚の有無の差・・・
とゆー、道具のせいにしておこう・・・
さらには・・・
撞球で夜遊びしたり・・・
って、こちらでは川端さんに完敗でしたが、これもたまたま、わたくしのキューがビミョーに歪んでいた・・・
とゆー、道具のせいにしておこう・・・
って、川端さん、さりげにポケットに手を入れて、なにやらこそこそ操作してたような気も・・・さすがマジシャンですね・・・(違)
げひっ、げひひひ・・・
とまあ、あまりモンゴルでの生活と変わらないような、楽しい6月後半の休日でありました。