2011年08月

2011年08月29日

テントの変遷


今回はわたくしの使ってきたテントについての、まあ、備忘録であります。

ちなみに黄色は今は手元にないもの、あるいは共同装備として使っていたもの、桃色は現用のテントで、
こちらについては当サイトで紹介しているものもありますが、今回はいちいちリンクは貼ってませんので、
興味のある方は左バーにあるサイト内記事検索にキーワードを入れて検索してみてくださいね。



わたくし中学生の頃から友人とキャンプをはじめ、高校時代から近畿の山々を中心にあちこちでテント泊をしていますが、
社会人になるまでは、帆布、テトロン、ビニロンなどの素材の、シンプルな三角型テントか、それに短いウォールの付いた、
屋根型テントがメインで、それも知人からの借り物やサークルの共同装備、先輩から受け継いだ年代ものなどでした。

今でもキャンプ場の常設テントなどでは、その優れた耐久性や通気性から、綿混などの屋根型テントが使用されていますが、
基本的には2本の垂直ポールと4本のラインで幕体を立ち上げ、三角型は周囲をペグ止めするだけ、
屋根型はその後、さらにタープと同じようにラインを張って屋根部分を固定する必要がありました。

通気性と撥水性のある幕体でしたが、山行の際には重くなるのでフライシートは通常持たないうえ、
グランドシート(ボトム)も別になっており、浸水を防ぐためには、周囲に排水溝を掘って外へ雨水を流す必要があり、
さらに充分に幕体に張りを持たせることと、絶対に内部から触れないようにすることが重要でした。

まあ、今でいう、「ボトムレス・シェルター」に近いですが、その割に重さは10倍近くあったはずです。


で、数少ない冬の山行などには、当時は超高級品だった外張りや内張り付のダンロップやエスパースのドーム型や、
重い!ナイロン製の軽量!ツェルトといったものも何度か使用した経験はありましたが、当時はテントというものは基本的に、
「個人装備」ではなく、あくまで「共同装備」だと考えており、たとえ単独行の場合でも、そのうちのなるべく軽いやつを、
さらにパーツを省略して使うか、ツェルトとビニールシート(ビニールポンチョ)などを工夫して使っておりました。


これは当時の本格テントが重く、嵩張って、お値段も高く、特に個人用テントなんぞは経済的にも労力的にもかなり贅沢、
むしろ多人数で多人数用のテントを購入して、分担して担ぐほうが安上がりで軽量だったということもあると思います。
まあ今でも、軽量化が最重要になるエキスペディションなどでは、やはり多人数テントが前提だと思いますが・・・
いずれにしても・・・昔と較べて、テント自体ははるかに軽量になってますね。




で、社会人になってもしばらくは、入会した職場の山岳サークルなどの共同装備を使っていましたが、
はじめて自分で買ったテントが、当時発売されたばかりの(トシがバレますが・・・)モンベルのムーンライト3型でした。


165×210サイズで、バスタブ式のボトムとフライシートが付いて当時としては軽量な3kg台、A型フレームの自立式で、
基本的にはペグもラインも不要(風雨が前提ならペグ止めは必要でしたが)、しかも本格ドームに較べるとお安い、
というのは、当時としては画期的な製品で、二人、三人での使用から単独行まで、ずいぶんと愛用しました。




その後、ファミリーキャンプをするようになって最初に買ったのが、ロゴスの大型ドームテント4~5人用でした。
ただし、こちらは特価品の安物だったため、何度か大雨に遭う都度、浸水に悩まされました。
今ではロゴスのテントも、けっこう高性能な高級品が揃ってますが、当時はまだまだ安物が中心でしたねえ。
(ちなみに、このテントは今でも、寒い時期の宴会用タープとして、たまに使用しています。)




次に買ったのが、当時としては高級品だった、ダンロップ・ダルセパクトシリーズの300×210サイズであります。
アルミとグラスファイバーを併用したフレームを組み立ててからインナーを吊り下げ、フルフライシートをかけるという、
ドーム型とロッジ型のちょうど中間のようなタイプで、設営、撤収の手間も、ちょうどその中間ぐらいでした。
わたくしはさらに、片側全面の開口部にオプションの延長タープとサイドタープを装着してリビングにしていました。


たしか次男が幼稚園ぐらいの時から、中学生になるぐらいまでは、シーズン中には毎週のように、当時林立しはじめていた、
オートキャンプ場や公設のキャンプ場、無人の河原などに、このテントで出かけましたが、中で立てるだけの高さもあり、
バスタブ式のボトムで防水性も高く、ラインで充分に補強してやれば台風の直撃にも耐えてくれました。


またこの頃には、キャンプ道具や遊び道具も次々と増えて、別にスクエアやヘキサのタープ、スクリーンタープなども使いはじめています。




やがてリビングの中心がタープに移り、その後は子どもたちもクラブ活動とかで忙しくなって毎回は参加できなくなったため、
最大で家族四人、ふだんは夫婦二人でゆったりと寝るために、ダルセパクトやムーンライトの後継として、
ヨーレイカのマウンテンプリズム3というテントを購入しました。


この頃にはさらにドームテントの軽量化は進んでいましたが、あえて150デニールの厚手ボトムや75デニールの本体やフライシートなど、
耐久性と廉価性を売りにした220×200サイズのドームテントで、家族で使ったり、夫婦は二人でムーンライト3、
子どもたちは友人と一緒にマウンテンプリズム3、といった使い方もしていました。




一人用としては、前述の古いムーンライト3と友人から譲り受けたダンロップの山岳用軽量テントOTM-4200
(今のプロモンテVLシリーズに相当)の1~2人用、100×200サイズ
を併用していましたが、ダンロップの方は、
暑い時期にゆったりするにはやや狭かったため、エイチシーエスになったダンロップのR224、120×210サイズを購入しました。

こちらも山岳用軽量テントに較べるとお安くて重い、その分生地も分厚くて丈夫な、いわゆるツーリングテントであります。
ちなみにこちらの現在のモデルR225はかなり軽量化され、人力で担ぐことも前提としているようであります。



さらにその後、夏場の河原などで蚊帳がわりに使う前提で、インナーテントがフルメッシュになった、
ロゴス・クイックミリタリーソロテント、90×240サイズとゆーのを購入しました。

こちらは、折りたたみ傘と同じようなグラスファイバーフレームとインナーが一体になったテントで自立式、
設営、撤収も簡単なのですが、一人用で重さが3kgというのは、やはりクルマかバイクツーリング用、
担ぐにはちと重すぎて、今はわたくしよりも次男のほうがよく使っています。



その後、マウンテンプリズムもやや古くなってきて、また子どもたちと同じテントで寝ることもなくなったので、
夫婦二人が寝るだけなら、とゆーことで、ダンロップのR324、150×210サイズを追加購入した次第です。

 



まあ、このあたりまでは、ほぼ健康的に推移してきたのでありますが・・・

 

一般的なテント以外では、モンベルのモノポールシェルターというボトムレスのシェルター、240×240サイズや、
同じくモンベルのテンチョ、こちらはモノポールシェルターの小型版にもポンチョにもなるというものですが、があり・・・


また分類としてはスクリーンタープになりますが、フルフラップでボトムレスのテント(シェルター)にもなる、
コールマンのオアシス・スクリーンタープを、一時期は4台のコットと併用して、夏用の涼しいファミリーテントにしてました。
(ドーム型のマウンテンプリズムはもちろん、高さのあるダルセパクトでも、さすがに真夏の河原では暑かったです。)

さらに一枚もののタープやシートになると、それこそ様々なサイズや形状、素材のものを今までに使ってきており、
これもシェルターには分類されるかも知れませんが、ま、きりがないのでとりあえずは割愛するとして・・・




最近あらたにケシュアのポップアップテントのスタンダードシリーズ3人用、180×210サイズと、
キャンパーズコレクションのモノポールテントMP2、210×210サイズを購入したわけなんですが・・・

ケシュアの3人用については、シンプルなドーム式テントさえ最近は設営・撤収が面倒になってきたことから、
またキャンパーズコレクションのMP2についても、最低限4箇所さえペグや石などで固定できるサイトなら、
シンプルなドーム型テントを組み立ててペグ止めするより、さらに簡単に設営できるという、その簡便さから、
それぞれ選択した次第ですので、このあたりになってくると、あまり健康的な理由とはいえませんねえ。

 

まあ、これだけあれば、身体が動かなくなってキャンプ宴会に行けなくなるまで、もうテントを購入することはない・・・



のだろうかっ??? 





(2012年2月追記です。)
ザ・ノースフェイス・マイカ1のインナーがフルメッシュになる前に、あわてて購入しました。
こっ、これで最後・・・なのかっ???

(2014年6月追記です。)
遮熱性と換気性が特徴のケシュア「フレッシュ」モデルの2人用をついつい追加しました。
ええ、ほんとにこれが最後・・・なのだろうか・・・

(2021年1月追記です。)
2020年の限定バージョンだったダンロツプのVS21Aとゆー2人用を、またまたついつい・・・
これが人生最後のテント購入になる・・・はず・・・




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2011年08月25日

セラミックコーヒーミル!!!

ポーレックスのセラミックコーヒーミルであります。きっぱりと・・・


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最近、うちの奥様が電動ミルをぶっ壊し、行きつけのコーヒー屋さんで買ってきたもの・・・

「どうしてまた電動ミルにしなかったの?」

「これ、キャンプでも使えるからだよ。えへん」

そりゃまあ・・・

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とは書いてあるのですが・・・


わたくし、キャンプではMJBアーミーグリーンなどのドリップバッグを愛用、多人数になってドリッパーを持参する場合でも、
お店で挽いてもらった豆を持参していることは充分承知しているはず・・・

そりゃあ、挽きたてのコーヒーは香りがよくておいしいのですが、電動ミルとはちがい、ごりごりするのはけっこうな手間・・・

ま、電動ミルは高速で挽くため、熱を持ち微粉も出るので、ゆっくり手動で挽いた方が熱変化せず均一な粒度になる、
とゆーことぐらいは聞いたことがあり、この製品の存在も知ってはいたのですが、ともかく手動はめんどーなのでは、と・・・

じっさいに使ってみると、三杯分程度なら数十秒で挽けますし、そんなに力も要りませんでした。








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構造もきわめてシンプル・・・














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つーことで、これなら自宅で使えるし、金属臭が無い、とゆーのも魅力ではあります・・・










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ただまあ、このハンドル、差し込むだけなので分離は簡単、なのですが・・・


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分離した際に収納できない、とゆーのがアウトドア用としては、ひっかかるところですねえ・・・
(ちなみに、同じお値段で半分程度の容量の「ミニ」なら、ハンドルを本体に固定できます。)

ま、折りたたみ式のドリッパーや、使い捨てペーパーのかわりに金属メッシュになったものもあるようなので、
それらとセットすれば、挽きたてのコーヒーをアウトドアでも味わえるように・・・
って、金属メッシュを使えば金属臭が残るんじゃないのかっ??? いちいち洗う手間も大変そうだし・・・

とゆー、一抹の不安を抱えながらも・・・

とりあえずお安いペーパードリッパーと一緒に、次回のキャンプ宴会には持参したいと思っています。

ですから・・・





どなたか、高級なコーヒー豆を持ってきてね、




しかも煎りたてのやつを・・・げひげひ












こだわりの? P.S.

この製品、取り扱い説明書といった大層なものはなく、紙切れ一枚だったのですが、その表と裏が・・・



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1/100mm単位の細かい縮尺図と・・・






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分解・組立図でありました・・・


このあたり、けっこうこだわっているのかもしれませんね・・・さすが、こだわりの日本製!!!






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2011年08月22日

個人携行用宴会テーブル3号!!!

前回記事に引き続き、今回はどどんと「個人携行用宴会テーブル3号!!!」であります。

前回記事へのコメントなどで、2号!!の天板を脚部に固定するために、ホゾを切る、U字のクリップなどで上から挟む、
といった方法をご教示いただいたのですが、それ以前に、つーか、2号製作直後に、すでに3号も作ってたのであります。

ええ、もうすでにお気づきの方もおられるでしょうが・・・



















わははは

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前回記事の2号の成功?に気をよくしたわたくし、ハーフサイズB5版の3号も製作!!!

下にあるB4版2号と較べると、脚部の素材の使い方がタテヨコ逆になっているのがわかると思います。

そう、とーぜんこっちのほうが、上からの荷重には強いはず・・・なのであります・・・
(ハニカム構造にも詳しいであろうwingさん、そうなんですよね???)

ま、強度的には2号は失敗作とゆーことになるかも知れませんが、一人宴会用としてはどちらも使えそうであります。


















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B4を半分にカットしてB5の天板にして、残りの半分をさらに1/3ずつにカットして脚部にしました。

このサイズなら、105円で2台のテーブルができますね。1台52円ちょいか・・・でも2台あっても仕方ないか・・・









まあ、小型でも強度は充分そうなので・・・

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天板にはこんなポリプロピレンのまな板(もちろん100均!!!)も使うことができます。

これならはるかに丈夫で、まな板ですから耐熱性もありそうですが重量は200g、脚部とあわせると220gになります・・・

同素材の天板なら、スタンドとあわせても40gですからその差は180g・・・


ちょうどワイン一杯分か・・・うーむ・・・どっちにしようかな・・・悩むなあ・・・


でも、こっちの天板にした場合・・・




脚部に固定するのには一体どうすれば???




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2011年08月19日

個人携行用宴会テーブル2号!!

(期間限定のお知らせ) 今年の6月にモンゴル・テレルジの岩山に登頂したときの画像を追加しました。こちらの記事の23枚目です。





で、今回は個人携行用宴会テーブル、しかも2号!!!なのであります。

まあ1号は、こちらのCHABU-DAIなんですが、なにせ重量が1.7kgありますので、お気楽な河原や山麓での宴会ならともかく、
そこそこ歩くとなると、体力の落ちている(体重の増えている)わたくしには、かなりの負担になるのであります。






んで、いつもの100円ショップで、ふと目にとまったのが・・・






じゃーん

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ポリプロピレン製のボード、しかも二枚入りであります。

よく見ると段ボールと同じ構造になっており、厚さは3mmですがめっちゃ軽く、そこそこ丈夫そうでしたので思わず購入・・・


で、二枚入りのうちの一枚を、てきとーにハサミでじょきじょきして、てきとーに組み合わせると・・・








じゃじゃーん

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こんな感じになります。






ええ、もうおわかりとは思いますが、この上に残りの一枚を載せるとですね・・・






じゃじゃじゃ、じゃーん

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個人携行用宴会テーブル2号の完成であります。










総重量わずかに80g、厚さ6mmのB4サイズに収納できて・・・

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総工費なんと105円、上記画像程度の一人宴会なら、充分楽しむことができそうです。
しかもポリプロピレン製ですから、ある程度熱いものでも大丈夫・・・なはずです・・・たぶん・・・

で、1号のCHABU-DAIの重さが1.7kgですから、この2号との差は1620g・・・
つーことは・・・あと缶ビール4本と、さらにワイン1杯ぐらいは追加できますね・・・げひひひ



待てよ・・・



そーいえばわたくし、CHABU-DAIを買った時より、1620g以上は体重が増えてるぞ!!!




つーことは・・・





いったい、どーすればいいんだ???






製作秘話P.S.

えー、本文中では「てきとーにハサミでじょきじょき」と書きましたが、じつは本体を支える強度や構造を綿密に計算・・・
・・・まではしてませんが・・・切り分けてから失敗に気づくと、さすがにもったいないので、切る前にまず・・・





じゃーん

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段ボールでスケールモデルを試作してみたのでありますね。

えらいぞ、98k!!!

って・・・

じつはてきとーにじょきじょきして試作してたので、結局本体もてきとー、実際にはかなり凸凹になってます。ううっ




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2011年08月16日

モノポールテントMP2

前回記事のケシュアテント購入に前後してですね、じつはわたくし・・・

キャンパーズコレクションから最近発売された、モノポールテントMP2とゆーのも購入していたのであります。




ええ、きっぱりと・・・




「ええ、きっぱりと、って、まだテント買ってたの? 

昨日ひとつ届いたばかりなのに、しかも、

めったにキャンプ行かなくなったのに、きいーっ」



「いっ、いや、昨日届いたのはポップアップテントなわけで、

これにはまた別の目的があってですね・・・わっ、わわっ・・・

ま、まあ、落ち着いて聴きなさいってば・・・(汗)」






こほん


わたくし、モノポールタイプとゆーか、ティピータイプとゆーか、一本ポールタイプのシェルターでは、
モンベルのモノポールシェルターテンチョを持っており、特に最近、モノポールシェルターのボトム用として、
じつはこんなのまで買って、担げる程度に軽量な「シェルター宴会システム」を構築したばかりなのですが・・・







その直後に、これが発売されまして・・・ううっ





まあ、わたくしの構築したシステムとは、フルメッシュのインナーが付くか、ボトムだけか、のちがいでしたので、
「ボトムの付いた夏用メッシュインナーとしても使えそうだけど、そのためだけに、また8k近く使うのはなあ・・・
ボトム専用にすでに2k近く使っているものなあ・・・でもゴーライトのシャングリラ・シリーズなんか、ボトムだけと、メッシュ付きと、
全シリーズでどちらも用意されているしなあ・・・でもま、今回は我慢、我慢・・・」と、あきらめていたのですが・・・





これ、つい最近、どどんと値下がりしまして、なんと6k未満に・・・





で、ついついポチっとしてしまったとゆー・・・あははは







で、これははじめて投稿したヤフーショッピングのレビューにも、ちらっと書いたのですが、


ネット上のスペックでは、重量は2.7kgになっており、それが付属品も含む重量なのかどうか、気になってましたので、
届いてすぐに実測してみると、だいたい、

インナーテント 1020g
フライシート    650g
ポール       400g
ペグ(12本)    180g
ケース         70g

ぐらいで、全部足しても2.7kgになりませんでした。外箱を含んでもそんなに増えないだろうし・・・

わたくし、キャンパーズコレクションの重量表示では以前、勝手な思い込みでシュラフを買って後悔したことがあるのですが、
今回はうれしい誤算とゆーか、ポールはストックを代用するとして、インナーとフライだけなら、なんと1.67kg、
210×210サイズの二人用テントとしては、かなり軽量な部類でしょう。(ちなみにわたくしの構築したシステムでは1.77kg。)

今回も総重量が2.7kgと思い込んで、ポールの材質がスチールとなってましたので、インナーとフライだけなら2kgちょい・・・
と勝手に判断し、それなら担いで行くキャンプにも使えそう、と購入してみたのであります。

ふつー、テントの重量表示といえば、「本体、フライ、ポールのみ」と表示されているか、ペグなどの付属品を含む、
「総重量」と表示されているか、どちらかなのですが、結果的には総重量自体もかなり軽かった!!!のであります。




仕舞寸法も・・・

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ケシュアの3人用より、46インチテレビより、はるかに小さい!!!   ・・・って、ま、これはあたりまえですが・・・

スペックでは仕舞寸法は13×13×49となってますが、インナーとフライだけならもっと小さくできそうです。





で、いつ行けるかわからない実戦投入は待ってられないので、狭いお部屋で無理やり拡げてみると・・・


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こんな感じ・・・もちろんお部屋の中でペグ止めはできませんので、四隅は植木鉢や本を乗せてあるだけですが、
ちゃんと張ってやれば、それなりの格好になりそうです。







で、フライシートを外すと・・・

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インナーはこんな感じでフルメッシュであります。で、ポールの高さは150cm・・・

そう、モンベルのモノポールシェルターと同じ高さで、こちらのボトム付きインナーとしても使えるのであります。

もちろん、暑い晴天時には、これだけ使用すれば通気性は抜群、快適に眠れそうであります。

で、虫のいないシーズンには、上にリンクしたボトムを持っていけば、さらに軽量化できるのであります。

わははは、これで高級なゴーライト・シャングリラシリーズと同じ(あっちはもっと薄くて軽いですが)、
ボトムレスシェルター、フルメッシュ・ボトム付きインナーテント、バスタブ式のボトム、とゆー、
季節や状況に応じて、組み合わせを変えることのできる軽量なフルシステムが完成したのであります。









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インナーの四隅もこんな感じでボトムが立ち上がるようになってますし・・・












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白熱灯モードでストロボを焚いたため色合いがおかしくなってますが、ボトム内側のシームテープ処理もしてあります。










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ポール受け部分も天地ともに、けっこうしっかりと補強されてるし・・・(これはフライシートの天頂部も同じでした。)














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これで5.98kとは、なかなかやるじゃないか、

キャンパーズコレクション!!! 
ちょうど色合いもいいし・・・








って・・・わたくしこれで・・・いくつめのテントになったのでありましょう・・・めったに使わないのに・・・うぐぐぐ・・・








m98k at 21:40|PermalinkComments(11)TrackBack(0) mixiチェック キャンプ・川下り