2012年08月

2012年08月31日

2012中国・植林ツアー報告その8

8月7日の深夜に嘉峪関市の中心部にあるホテルに着いたわたくし、翌8日は早朝から、すぐ近くにある嘉峪関へ・・・

嘉峪関(かよくかん)・・・

万里の長城では最西端の関(砦)になり、最東端の渤海に面する山海関が「天下第一関」と称されるのに対し、
こちらは「天下第一雄関」と称され、ともに、「ここで国は尽きる。」といわれた要衝なのであります。

ですから、山海関より東は「関東」と呼ばれる満州族などの別世界、旧軍の「関東軍」もこれに由来するとか。
つーことは、この嘉峪関から西は「関西」になり、ヨシモトとたこ焼きの世界、もとい、西方民族の別世界・・・

そう、長安の都を中心とする中華王国の、まさに尽きるとされていた西の端なのであります。







で、朝早くから急いで、しかしたっぷりと朝食をとり、ホテルのロビーに集合・・・

IMGP2543


IMGP2545

ロビーのあちこちに池や緑が配されており、やはりここでは、水が豊かさの象徴であることが実感できます。













ちなみに・・・

IMGP2546

泊ったホテルは「嘉峪関長城賓館」・・・ま、このあたり、どれもそのまんまのネーミングですが・・・

この街も1970年代から鉄鉱石の採掘で発展してきたそうで、最近まで遺跡には無関心だったようですが、
もとの国民党政府軍の軍用空港を転用した小さな空港があり、今はそこも観光用に拡張整備したようです。












で、バスから見た早朝の街の様子・・・

IMGP2548

出勤途中でしょうか、この後も、あちこちで電動スクーターを見かけました。

このあたり、中心部への大型バイク乗り入れを禁止している都市が多いそうで、考えてみれば、
豊富な風力発電の電力とシンプルな構造で安価な電動スクーター、そのどちらもが相俟って、
安価でエコな通勤手段として普及させているのでしょうか・・・雨がないので理想的だし・・・冬は寒そうだけど・・・








バスで十数分、入城ゲートには開門前にもかかわらず、すでに行列ができてました。
やはり涼しくて混まないうちに・・・と、考えることはみなさん一緒ですね・・・

IMGP2551






待っている間に、ま、せっかくなので・・・

IMGP2552

それにしても、この空の青さ・・・

カメラのGPSでは、ここの標高は1688m、日差しはほんとに強烈でした・・・

さすがにこの日は、わたくしも長袖にしています。ええ、こんなふうにはなりたくないので・・・






で、今回も高齢者が多かったので、このカートに乗って中腹にある二番目の城門へ到着・・・

IMGP2555



IMGP2556



IMGP2557

ええ、この城門には我々が一番乗りでした・・・むひひひ







IMGP2558

狼煙台もあり、万里の長城の続きであることがよくわかると思います。







現在の嘉峪関は、明代にティムールの侵攻を阻止するために強化されたもの、約500年前の改築で、
豊臣秀吉の大阪城より、ちょうど100年ほど前の築城になりますね。今はあちこちで修復作業中でした・・・







IMGP2559

素敵な帽子の現地添乗員さんが指している下あたりが現在地、右の日本語解説にもありますが、
全部で三重の城壁に囲まれており、もともと古くから、ふたつの山の間に長城が築かれていたところに、
1372年から本格的な築城がはじまり、明代の改築により難攻不落の城になったもの。

古代都市国家アテネのキャンプ地方のように、山に挟まれた平地という、もっとも進攻されやすい地形で、
このあたりにもキャンプ地方と同じく、軍の精鋭部隊が常駐していたとか・・・


わたくし、お城や砦、要塞といった構築物は、当時の様々な工夫がされていて大好きなのであります。わくわく





通路沿いに植えられていた、乾燥に強い「砂ナツメ」の木・・・

IMGP2561

実はナツメほどおいしくはないそうですが食用になり、昔も籠城用に植えられていたとか・・・










IMGP2563


IMGP2564

外側の城壁内を進んでいくと、次の城壁と「天下第一雄関」の額が見えてきました。










ちなみに城壁の内側に貼ってあったパネル・・・

IMGP2566

夕陽を浴びる嘉峪関・・・






と・・・

IMGP2567

冬の嘉峪関・・・






さらに、こんなおにいさんたちも・・・

IMGP2565




IMGP2568












で、城や砦には、必ず武人の神様である関帝を祀る「関帝廟」があるそうで、

もちろんここにも・・・

IMGP2572

ええ、右の方が関帝であらせられます・・・










で、一番内側の城壁の内部へ・・・

IMGP2573




IMGP2574












当たり前ですが、内部に入ると城壁に登れます・・・ひいひい

IMGP2576

階段左側のスロープは軍馬用だそうです。ひひーん











城壁の上からの様子・・・

IMGP2579










城壁にあったランタン台、外に明かりが洩れないよう塞がれています。

BlogPaint

左は大きさ比較用の某隊員・・・それにしてもよく飲んでたな・・・あっ、わたくしも一緒だったか・・・











内壁の中の様子・・・まさにキャンプ、軍隊の駐屯地ですね・・・

IMGP2583












で、砦の南側には、はるかに・・・

IMGP2582




IMGP2580

5000m級のキレン山脈の氷河が見えます。

中国では嘉峪関市がもっとも氷河に近い都市だそうで、このキレン山脈の向こうはチベット高原、
さらにその向こうは、エベレストをいただくヒマラヤ山脈であります。ここからは見えませんが・・・









IMGP2588

東から続いてきた長城は、こちらでやや南西へ曲がりますが、山までずっと続いてました。

まさにここから西が、関の西すなわち「関西」で、ヨシモトとたこ焼きの世界、もとい、別世界だったのであります。










IMGP2585

ま、今の長城は途中で鉄道に分断されてますが・・・

ちょっと昔は長城なんか平気で壊してたそうで、日本の古墳なんぞと同じですね・・・










IMGP2591

城内にあるのは・・・弓用のターゲットでしょうか・・・不思議なリアルさがありました・・・







で、別の階段から城内に下りてくると・・・

IMGP2593








IMGP2595

おにいさんたちが武芸の訓練をしてました・・・







おっ、こんなところにも・・・

IMGP2596








ま、せっかくなので・・・

IMGP2598

ええ、中央の方が砦の守備隊長であらせられます・・・








ちなみに「武具屋」さんもありました・・・

IMGP2601

しかし武具屋のおばさんも完全武装ですね・・・UV対策の完全武装・・・








こちらは、昔の街並みを復元した城下町とゆーか門前町とゆーか・・・

IMGP2605

まあ、伊勢神宮前の「おかげ横丁」みたいなもんか・・・

可口可楽なんぞのビーチパラソルがちと不自然ですが・・・









と、早朝から嘉峪関を堪能した御一行、ふたたびバスで7時間かけて敦煌に戻ります。

植林ツアーでは、その地域の自然や風土を体感するために、長距離列車や長距離バスを利用することも多く、
これはこれで楽しみなのですが、さすがに敦煌との往復で800kmのバス、つーのはちと疲れました・・・

IMGP2606

でも、往路は夜で見えなかったキレン山脈の氷河が、翌日はずっと見えてました・・・

この山々を越えるとチベット高原、さらにその奥のヒマラヤ山脈を越えるとインドに入るのですが、
さすがにヒマラヤは越えられないので、玄奘三蔵たちもタクラマカン西端まで迂回したのであります。

ちなみにチベットのラサまで2007年に鉄道が開通したものの、このキレン山脈越えの高度は4000m以上、
北京からラサまで52時間かかる長距離列車には、乗客用に酸素ボンベが積まれているそうであります。






昨日同様、延々と続く風車群・・・それにしてももの凄い数であります・・・

IMGP2607

ちなみに別の場所では、大規模な太陽光発電も行われているそうで、たしかに未来の先取りなんですが・・・
イニシャルコスト、ランニングコスト、送電ロスなどを考えると・・・まさに壮大な賭けですね・・・








で、昨日とは別のサービスエリアで給油とトイレ休憩・・・ディーゼル油不足は解消したようでした・・・

IMGP2612

こちらはさらに新しいSAで、トイレもきれいでした・・・が、やはり個室のドアは上半分だけ・・・







こちらには超市(→超級市場→スーパーマーケット)も併設されており・・・

IMGP2610

そーいや、こちらのレッド・ブル、日本ではあまり見かけないような・・・わたくしだけかな・・・





IMGP2611

こちらは無色透明の冬虫夏草エキス・・・やはり長距離ドライバーには栄養ドリンクが不可欠なのね・・・









さらにバスは走り続け・・・

IMGP2615

一定間隔で、狼煙台跡が見えます・・・








で、昨日と同じ中間地点の瓜州に到着、昨日と同じホテル「瓜州賓館」で・・・

IMGP2619

昨日とは異なるメニューでの昼食であります・・・が、何かおかしいと思いません?


そう、ビールがないのであります。哀しくもきっぱりと・・・


じつは現地添乗員さんから、敦煌での見学時間をゆっくりとりたいので、以後はトイレ休憩なしで走りたい、
そのため、今ビールを飲んでトイレ休憩を申し出た人は罰金100元、それで夕食時にみんなにビールを奢る、
とゆー、なんとも残酷な提案がありましてですね、わたくしも不承不承ながら・・・うぐぐぐ・・・



で、ビール抜きの昼食後、バスはさらに走り続け・・・

IMGP2622

同じような景色が続きますが、中央の黒いテントがおわかりでしょうか・・・




IMGP2627

同様の光景を何度か見たので、現地添乗員さんに訊くと、あちこちでレアメタルを試掘調査しているとのこと・・・

それにしても・・・どこのタープもテントもフライシートも、すべて黒一色に統一されてました。

黒は熱吸収しやすいはずですが、やはり強烈な紫外線を防ぐためには黒なのか・・・



と、あれこれ黒いテントの理由を考えていると、バスはようやく、敦煌の莫高窟に着いたのであります・・・

(次号に続きます。)



m98k at 00:31|PermalinkComments(2)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | その他アウトドア

2012年08月29日

2012中国・植林ツアー報告その7

7日の午後一時半に西安空港を発った機は、予定どおり午後四時前には敦煌空港に着きました。

ちなみに昔のシルクロードでは、ラクダに乗って約40日の行程だったそうです。







で、いきなり・・・

IMGP2498


湿度0%、青空100%、どうだ参ったか!!! 


・・・の、きわめてシンプルな敦煌空港であります。いやあ、参った参った・・・










ま、せっかくなので・・・

IMGP2499










IMGP2500

山の上には、少し雲が浮かんでますが・・・
まさに極沙漠(雨の殆どない沙漠)のど真ん中、敦煌の年間雨量は36ミリだそうであります。

さらに、敦煌から西に拡がるタクラマカン沙漠では年間0ミリ、北東に拡がるゴビ沙漠では年間数ミリだそうです。



何回も書きましたが、わたくしたちが植林しているのは、近年の人類の営みによって沙漠化してしまったところで、
現在でも年間雨量が250ミリから300ミリ程度はあるところ、この沙漠をもとの森林と草原の環境に戻せば、
ふたたび農業や畜産も可能になり、人類と自然の共存が持続するはずの沙漠であります。

いっぽう、タクラマカンやゴビなどの極沙漠を緑化しようとすると、地下水や雪解け水を大量に使わねばならず、
やがて地下水脈は涸れ土壌の塩分濃度も上昇するでしょうし、結局は農業もできなくなるはず・・・

でも、今回の旅で見る限り、かなり大規模な緑化や農業開発、工業開発が進んでいるようでした。

貧しい地域に豊かさをもたらすことは、たしかに植林・緑化ボランティアの大きな目的のひとつですが、
極沙漠まで緑化しようというのは、わたくしの趣旨とは異なるのも事実です。

このような動きは、これからも注視していかねばならないと実感した次第であります。








で、一行は敦煌の街には寄らず、空港からそのまま、400km離れた嘉峪関までバスで直行します。

IMGP2508

道はあくまでまっすぐ・・・まあ、特に曲げる理由は見当たらないか・・・









ちなみに道の右側(今は北へ向かってるので東側)には・・・

IMGP2506

こんな山塊が続いており、年に数回だけ降る雨が、一気に押し寄せて道路を破壊するので、
手前のような堤防とゆーか誘導水路が作られているそうであります。








左側(西側)は、まさにタクラマカン沙漠の入り口・・・ここから数百キロ先には、さまよえる湖、ロプノールが・・・

IMGP2505









三枚前の画像の左側にも写ってましたが、南に拡がる5000m級のキレン山脈の氷河の雪解け水が、
沙漠の途中まで流れる川の流域や、それが伏流水となって湧く泉のある場所が「緑のオアシス」・・・

オアシス本来の水環境に見合った範囲の緑化と農業なら、あまり問題はないと思うのですが、今回見る限り、
かなりオーバーワークとゆー感じで、水のリサイクルもあちこちで始まっているとは聞きましたが、
工業用水にも大量に使われており、街も人の暮らしも、どんどん大きくなっているようでした。

もちろん、貧しい地域の人々が豊かになること自体を、我々が止めることなんてできませんが、
その方法がほんとに正しいのか、持続できる別の方法はないのか・・・気になるところであります・・・








小さなオアシスにある古い「道の駅」で、給油を兼ねたトイレ休憩・・・

IMGP2512


IMGP2514

シルクロードを行くラクダの隊商が寄ったとしても、決して不思議ではないような道の駅でした・・・







ちなみにこちらがトイレ・・・

IMGP2513

あえて内部の画像は載せませんが・・・

ドアどころか左右の仕切りもほんの申しわけ程度しかなく、で、便器がずらっと並んでて・・・







こちらが給油中のバス・・・

IMGP2517

大きなオアシスやサービスエリアにはふつーのガソリンスタンドもあるのですが、どーゆーわけか、
ここ数日間、どこにもディーゼル油がないそうで、この小さなオアシスの情報を得て給油に寄った次第。

そりゃあ沙漠の真ん中でガス欠になったら、それこそ「一巻の終わり」ですからねえ・・・








さらにバスは走り続け、嘉峪関との中間あたりの大きなオアシス都市、瓜州に入りました。

IMGP2525

街の中心に新しい水路や遊水地や緑地が作られ、豊かな水量を誇っていますが、やはりちと心配ですね。

ちなみに瓜州は言葉どおり、全国的に有名な砂地栽培の瓜や西瓜の名産地であります。





で、こちらのホテル「瓜州賓館」で・・・

IMGP2522










夕食であります・・・

IMGP2519

奥地に行くほど、どんどん料理が辛くなります・・・






で・・・

IMGP2520

別の隊員が注文した、瓜州産の高級白酒(パイチュー)

アルコール度数42%、そんなに強いパイチューではなく、やはりかなりの高級品なんですね・・・




ちなみに、我々と同じ頃に敦煌を発ったと思われる欧米人の一行は、このホテルで宿泊のようでした。
そりゃあ、ふつーならそろそろホテルにチェックインする時刻なんですが、我々はさらに嘉峪関までの強行軍。






瓜州からは東へ高速道路を一直線・・・

IMGP2530

まさに現代のシルクロードで、行き交う大型トラックが、昔のラクダの隊商とゆーところですね。
今はシルクロードとゆーより、アイアンロード、オイルロードなんでしょうが・・・

で、画像の左側、白い送電塔が続いてますが・・・







IMGP2531

見渡す限り、風力発電の風車群だったのであります。

風車の高さは40m以上、こんな百基以上のまとまりが、次から次へと現れます。

いったい、どれだけの資本投下がなされているのでしょう・・・

敦煌からの現地添乗員さんによると、「すべてシコクのミツビシです。」とのことでしたが・・・
意味はよくわかりませんでした。

ま、化石燃料や原子力だけでなく、大規模な風力や太陽光の利用も重要で、沙漠の太陽光や風力なら、
それこそ無限のエネルギー、昔、遠山先生もそんな夢を語っておられましたが、もう現実になっているとは・・・

でも、飛砂などのメンテナンスも大変でしょうし、はるか遠くの大都市までの送電ロスも大きいでしょうし、
どれだけの費用対効果になっているのか、非常に興味のあるところでした。







ちなみに風車群の反対側は・・・

IMGP2532

ブルンジ地形というそうで、昔の川床だったところ、こんな光景も延々と続いてました。






で、夜の9時ごろになり、ようやく陽も傾きはじめ・・・

IMGP2533










IMGP2537







IMGP2539


風車群に夕日が沈み、ようやく暗くなってきました・・・






で、高速道路のサービスエリアで、最後のトイレ休憩・・・

IMGP2540

新しくてきれいなトイレで、奇跡的に個室にドアがありましたが・・・上半分だけでした・・・








IMGP2542

ちなみにこちらがサービスエリアの仮設売店・・・まあ季節限定なんでしょうね・・・



と、この日は早朝から兵馬俑坑へ、午後からは空路と陸路で10時間以上かけての移動・・・
嘉峪関のホテルに到着したのは、すでに日付が変わる直前で、さすがのわたくしも、
シャワーを浴びてビールを飲んだら、部屋の画像も撮らずに、ばったりと就寝してしまいました・・・


(次号に続きます。)




m98k at 00:10|PermalinkComments(5)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | その他アウトドア

2012年08月27日

2012中国・植林ツアー報告その6

内モンゴルのクブチ沙漠からバスと夜行列車で、昔の長安、陝西省の西安市へやってきたわたくし、
ひさしぶりに「まともな」ホテルで一泊し、翌7日は早朝から「兵馬俑坑」の見学であります。


兵馬俑坑・・・俑は日本でいえば埴輪(はにわ)の意、まさに兵士と馬の埴輪が埋まっていた坑・・・

秦の始皇帝の陵墓の近くから近年になって発掘され、今や世界遺産になっていますが・・・




じつは西安市にあるのはコピー・・・



姫路市にあるこちらこそがオリジナル・・・
だったのかっ?







ま、姫路のほうは、さりげに無視することにして旅を進めます・・・


こちらが西安の市街地から兵馬俑坑に向かう途中にある・・・

IMGP2402

楊貴妃と皇帝専用の温泉別荘地「華清池」で、現在は大規模な復元工事中でした・・・

わたくし2004年に来た際にはこちらも訪問しており、当時は画像にある山の中腹あたりの建物だけでしたが、
今や、幹線道路沿いにまで復元工事が進んでるんですねえ・・・

当時は楊貴妃が入った半地下の浴槽に、まだ温泉が僅かに湧いてましたが、今はどうなんでしょうね・・・







で・・・

IMGP2403

画像をクリックして拡大していただくとわかりますが、中央にある低い山が始皇帝の陵墓であります。

晴れてても見通しが悪いのは、黄砂ではなくスモッグのせいだそうで、やはり盆地にある800万都市・・・





で、バスを下りて兵馬俑坑へ・・・

IMGP2404


早朝、まだ開場前だというのに、世界中から人が集まってます。やはり日中は暑いものね・・・









博物館内のジオラマによる、全体の位置関係はこんな感じ・・・

IMGP2410

建物群の中央、大きいのが1号坑、以下時計回りに小さな2号坑、3号坑、博物館・・・だったはず・・・
で、奥にある小高い四角形の山が始皇帝の陵墓であります・・・

この位置関係を見るかぎりは、まだまだ陵墓の周囲全体に、膨大な兵馬俑が眠っている・・・

と思いがちですが、この部分だけを作った時点で皇帝が死んだようで、以後は次の皇帝の陵墓へ、
とゆーことが判ってきたそうで、ここ以外の発掘調査では兵馬俑は発見されていないようです。





開場直後の、まだ人が少ないうちに、まずはメインの1号坑から・・・

IMGP2412

入った正面のこの位置が絶好の撮影ポイントだそうで、あと30分もすると身動きもできなくなるとか・・・

ちなみに閃光灯(フラッシュライト)と三角架(三脚)は、禁用(使用禁止)なんですね・・・









じゃーん

IMGP2420

朝日を浴びる兵士たち・・・

左右の通路を歩く人たちと較べていただくと、1号坑の規模がわかると思います。

姫路のオリジナル兵馬俑坑より、ちとでかいですね・・・






IMGP2414

よく見ると一体ずつ表情とポーズが異なりますが、顔そのものはそっくりなのが何体もあるとか。

なんでも、製作は二人ひと組で、お互いの表情やポーズを忠実に再現したことが判明しているそうです。






正面左側の通路を奥に進んで行くと・・・

IMGP2423

ここから左、奥1/4ほどがまだ未発掘なのでありますね。






で、こんな感じでぐしゃぐしゃになって掘り出されるパーツを・・・

IMGP2434








一体ずつに修復して、もとに戻すのでありますが・・・

IMGP2428

まだ始業時間になっていないので、みなさん休憩中であります。









ちなみに、最近になって修復が終わったものには・・・

IMGP2426

かなり彩色が残っているのがおわかりでしょうか・・・

1970年代に発掘が始まった頃には、彩色してあった塗料が空気に触れて退色してしまい、
正面からの画像にあったように、すべて地肌の土色になってしまったそうですが、最近では、
退色を最小限に押さえるコーティング技術も進んでいるようです。






その後もあちこち回り・・・

IMGP2446

司令部の坑や・・・








IMGP2435

今は博物館に展示されている、有名な跪射俑に・・・









IMGP2444

立射俑・・・(それぞれ、弓なんかは別売りパーツなのね・・・)








IMGP2438

中級軍史に・・・








IMGP2441

高級軍史・・・(やはり剣なんかは別売りパーツなのね・・・)










さらには・・・

IMGP2462




IMGP2461

きわめて精密に作られた、銅製の始皇帝専用馬車とかも見て回ったのですが・・・








この頃にはすでに・・・

IMGP2463



IMGP2464

あらゆるところに人の列ができており・・・






土産物の売店に入りました・・・

IMGP2453

こちらのレプリカは、現地の土で当時の製法そのままに忠実に再現したものだそうです。








ちなみに・・・

IMGP2455

大熊猫娘のレプリカもありました・・・誰かさんへのお土産にすればよかったか・・・










で、兵馬俑坑を後にした一行は、そのまま西安空港に直行・・・

IMGP2469

空港内の「シルクロードレストラン」で昼食であります。






IMGP2470

どーせビールは、無料の機内サービスでかぱかぱ飲めるはず、と、わたくしは1本だけにしました。







で、昼食後は広大な空港内を、搭乗手続きを行う新棟へ歩いて移動・・・ともかく広い・・・ひいひい

IMGP2474

こちら新棟のコンコースですが・・・

昔の広告はどこの国際空港でもSONYやPANASONICばかりでしたが、今や韓国や中国のメーカーばかり・・・






ま、僅かに・・・

IMGP2475

日本式のサービスは、世界で通用しているようでしたが・・・







ちなみに延々と続いた旧棟と新棟の連絡通路には・・・

IMGP2472

こんなカプセルホテルが、ずらっと並んでました・・・蜂の巣とゆーネーミングはなかなかですね・・・






で、西安発、敦煌経由、ウルムチ行きとゆー13:25発の便に搭乗・・・やがて待ちに待った軽食が出てきて・・・

IMGP2479

けっこう辛いメインディッシュと、けっこううまいアップルチップスで一本目のビールを飲み、









IMGP2480

漬物やパンなんぞで2本目を飲もうと待ってたのですが、かなり経ってから、「ごめんなさい、もうビールありません。」と・・・

ううっ、それならワインを・・・といいかけたときに、機は着陸態勢に入り・・・








IMGP2493


沙漠のど真ん中に、ポツンと拡がるオアシス都市、敦煌が見えてきたのであります・・・




(以下次号に続きます。)




m98k at 00:20|PermalinkComments(7)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | その他アウトドア

2012年08月24日

2012中国・植林ツアー報告その5

中国・植林ツアー報告の5回目であります。

深夜の包頭から夜行列車で西安に着いたのは翌日の午後二時前、ちょうど一番暑い時間帯でした。



平日、暑い中にもかかわらず、駅前は乗降客でいっぱいであります。
IMGP2326

ここから隊員の一人が、同じ趣味の地元団体に招待されてて別行動となり、残りはいったんホテルに向かいます。

で、駅前で残りの隊員を待ってたのは、いかにも陽気で洗練された都会人、とゆー感じの西安の現地ガイドさん、

「みなさん、西安駅は歴史のあるたいへん古い駅、んで、駅前も歴史のあるたいへん古い駅前、つーことで、
ここには観光バスの駐車スペースがありません。暑いですが自分で荷物を持ってバスまで歩いてね。あは」

ひいひいいいながら10分ほど歩き、ようやくエアコンの効いたバスに辿りついて、中で説明を受けます。

「みなさん暑かったですかぁ、今日の最高気温は32度、昨日は35度でしたから、とても涼しい日ですね・・・あはは
ちなみに西安市では、どんなに暑い日でも気温が39.9度以上になることは決してありません。
気温が40度になると全ての仕事は休み、という決まりがあり、労働者も企業も休むと収入が減りますから、
公式には決して39.9度以上にはならないのであります。でも実際には何回も40度を超えてますね。あははは」

と、なかなかお茶目な方でもありました。やはり盆地なので、夏はめっちゃ暑くなるのでしょうね・・・





で、バスは西安の中心街にあるホテルへ直行・・・

IMGP2330

さすがに800万都市の中心部にある新しいホテル、今回の宿舎の中では最も立派でした。






で、わたくしの泊る部屋

IMGP2331

奥がツインのベッドルームで、リビングルームと両方にテレビやライティングデスク、ネット端子などがあり、
見栄えだけでなく、ふつーに無色透明なお湯が出たり、家具や内装の作りつけにガタや欠陥がなかったりと、
清潔さを含め、ともかく部屋の基本性能が日本のホテルと同じで、どれもが「まともに」機能してました。

ちなみにこんなことは、わたくしの中国での経験からは、今までに一度もなかったことであります。

で、熱いシャワーを浴びたり、ちとお昼寝をしたりしてくつろいで、夕方になってから市内観光へ・・・

そう、昼間はとても暑いので、夕方から活動するのであります。乾燥してるので日が陰るとけっこう涼しくなりました。




まずは旧市街を囲む城壁にある西門(安定門)へ・・・

IMGP2342







こちらは城壁の西側なので巨大な鐘楼があり・・・






IMGP2347





城壁内にある旧市街の東側には・・・

IMGP2338

IMGP2340

巨大な鼓楼が配置されているとゆー、まさに由緒正しき「都」のオリジナル都市なんですね。







建物の中は、現在は美術工芸品などの土産物屋になっているのですが・・・

IMGP2344

中二階にある古いガンポート(銃眼)から、古代シルクロードが眺められるとゆー・・・








で、さっそく覗いてみると・・・

IMGP2343

まさにここがシルクロードの東の起点であります。ちょうど向こうから西日が差してますね・・・

昔はここから、テヘラン、イスタンブールなどを経て、ローマまで続いていたのであります。

まあ、古代シルクロードのわりには、ずっと高層ビルが建ち並んでますが・・・






ちなみに城壁の上は、ジョギングやサイクリングのコースになってて、レンタサイクルもありました。

IMGP2341

走っているのは18年前にも来て、城壁一周14kmマラソンに夫婦で出場して完走した某隊員・・・

ちなみに画像を撮っているのは、14kmどころか城壁を登るのにも息を切らしている某隊員・・・ひいひい







で、西門を後にして、平城京などのモデルとなった朱雀門を抜け・・・

IMGP2352

もちろん、こちらは後世に改築されたものですが、それぞれ四方の門の名前は同じまま・・・







ペルシャ・カーペットの製造直売所へ着きました・・・

IMGP2362

ペルシャ・カーペットとはいっても、ペルシャを経由してヨーロッパに伝わったもので、
シルクのカーペットは、あくまでここ長安が本場、まさに東からの「絹の道」の起点だったんですね・・・







IMGP2358

畳二畳分のカーペットを織るのに、このおねいさんが毎日専従して、一年半ほどかかるそうです・・・




まあ、高級なカーペットには縁のないわたくし、うろうろしててシルクロードの地図を見つけました。

IMGP2353

長安(西安)の都から羅馬(ローマ)の都まで、海運が発達するまでは、まさに東西の大動脈だったんですね。
(画像をクリックするとかなり拡大されますので・・・老眼の方はご利用くださいね・・・)






で、今回の旅の説明のために、さらに一部を拡大・・・

BlogPaint

(こちらの画像も少し拡大されますので・・・老眼の方は・・・)

長安(西安)の北、98kと落書きしたあたりが、黄河の南に拡がる四国ほどの面積のクブチ沙漠であります。
ここで植林して、1000kmの鉄道旅で西安に着いたのですが、明日の午後には空路で一気に敦煌へ、
で、そのままバスで400km離れた嘉峪関まで走る予定で、まさに西安からシルクロードを辿る旅・・・

わたくし、蘭州の西ぐらいまでは植林ボランティアで行ったことがありますが、それより西の世界ははじめて・・・

まあ、敦煌よりさらに西になると、タクラマカン砂漠や天山山脈になり、まだまだヨーロッパ世界は遠いなぁ・・・










とか、バスの中で画像を確認しつつ考えているうちに、西安市内のレストランに到着、遅い夕食であります。

IMGP2370

さすがに大都会、食材も味付けも洗練されてましたが、やはり基本は四川風、けっこう激辛でした。




IMGP2371

大好きな麺類も出てきたのですが、やはり麺のほうは日本のほうが・・・なんだけど・・・











IMGP2364

おねいさんのほうはチャイナドレスのほうが・・・じゅるじゅる





ま、せっかくなので・・・

BlogPaint















で、こちらのおねいさんもなかなか・・・

IMGP2368




やはり、せっかくなので・・・

BlogPaint


わははは、しあわせじゃあ!!!







訊けば二人とも日本語科在学中の大学生、で、こんなのや人参酒の実演販売もしてるそうで・・・

IMGP2372

二人とも、とても愛想がよくて「カワイイ」ので、みなさんけっこう買われてましたねえ・・・
ま、わたくしは試供品をかぱかぱ飲んでただけですが・・・






夕食後には西安の街も歩いてみたかったのですが、さすがに疲れと酔いが・・・





で、現地ガイドさんオススメの足つぼマッサージへ・・・

IMGP2378

いやあ、漢方薬たっぷりの足つぼマッサージをたっぷり1時間、これはけっこう効きましたねえ・・・






で、自室に戻って、この旅ではじめて、ゆっくりと浴槽に浸り・・・

IMGP2394




IMGP2396

シーバスリーガルが残り少なくなってきたな・・・そろそろ安酒を買って中味を入れ替えねば・・・ひっく




(と、次号はいよいよ敦煌から嘉峪関へ・・・)



m98k at 23:26|PermalinkComments(2)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | その他アウトドア

2012年08月21日

2012中国・植林ツアー報告その4

中国・植林ツアー報告の四回目であります。

さて、内モンゴル自治区のクブチ沙漠で植林を終え(夕食もたっぷり食べてから)、バスで包頭駅に着きました。

わたくしが包頭を訪れたのは6年ぶりですが、さらにそれ以前、北京行きなどの列車に乗った頃の包頭駅は、
古くて殺風景な汚い駅だったのですが、今や見事な駅ビルに変身してました。(前回画像参照)

包頭市街も、以前は製鉄の街で道路の舗装はガタガタ、あちこちに水たまりがあって埃まみれ、
夜は真っ暗になる街でしたが、今は世界中からレアメタルのバイヤーが押し寄せる国際都市になり、
幹線道路はライトアップされ、高級ホテルといえばロシア式の「青山賓館」だけだったのが、
あちこちに近代的な高層ホテルが建ち並び、街のネオンサインがきらめいてまさに不夜城・・・

そういえば先週の新聞に、中国がレアメタルの国際取引所を包頭市に設立するとの記事が載ってました。

90年代に隊で、緑化を所管する包頭市の建設局を表敬訪問した際には、副市長や建設局長などのお歴々が、
こぞって歓待してくれたのですが、今ならよほどの要人でもない限り、ハナもひっかけてくれないかも・・・





で、現地ガイドが駅員のおねいさんと交渉し、かなり早めに一等客専用VIP待合室に入れることになり、
ここで二時間以上、列車を待つことになったのですが・・・
(時間のかかるパスポートなどのチェックを、改札前に受けておかないと乗車できないそうです。)

この部屋・・・
IMGP2293

まったく窓がないのにエアコンが切れてて蒸し暑く、むしろ駅前の路上のほうが涼しかったです・・・







しかも部屋の左側は全面ガラス張りで、その向こうは一般待合室・・・つまりそちら側から丸見え・・・

IMGP2294

この画像は改札が始まって行列している時のものですが、それまでは椅子にも通路にも人がいっぱい、
通路では新聞紙などを敷いてみんながごろ寝してるので、足の踏み場もないような状況でした。
椅子に座ってこっちを見ながら食事を作る家族があったりで、さすがにその頃に画像は撮れませんでした・・・

そーいや昔の大阪駅で、スキーやでかいキスリングを持って、信州行の急行「ちくま」を待ってた頃と似てる・・・(古)

一般客では若い女性が多かったので、現地ガイドに訊けば、西安への出稼ぎが殆どでしょう、とゆーことで、
夏の観光シーズンで賑わう西安のほうが包頭より、まだまだサービス関係とかの仕事があるんでしょうね・・・

みなさん荷物を殆ど持ってませんでしたが、社員寮完備の仕事が多いそうで、まさに身体ひとつでの出稼ぎ、
ただし社員寮とはいっても八畳で16人が標準、つまり、二段ベッドがぎっしりと詰まっているだけの部屋だそうです。
やはり貧富の差は大きいようですね・・・





わたくしは、ま、せっかくなので・・・

IMGP2292

寝転がっている人たちの間をすり抜けて、売店でビールを買ってきました・・・
(つまみの激辛酢蟹は別の隊員が買ってきたもの・・・これはほんとに辛かった・・・)

んで、ローリングボストンをテーブルにしてと・・・

で、売店に行ったついでに一般用のトイレにも行ったのですが、さすがに新しい駅ビルだからでしょうか、
掃除もされてて、日本の駅の公衆トイレとさほど変わらない、比較的きれいなトイレ・・・だったのですが・・・



やはり個室にはドアがなかった・・・



ええ、男性小用の反対側には、ずらっと個室が並んでいるのですが・・・すべてにドアがない・・・
壊れたり外したりしたのではなく、はじめからないのでありますね、これが・・・
で、そちらで用を足している人と、ヘタすると視線が合うんですよね、これが・・・

女性用は、とーぜん両側に個室が並んでおり、やはりドアはなかったそうで、一緒に行った女性隊員は、
さすがに用を足せずに、そのまま出てきたとのこと・・・やはり民族性のちがいなんでしょうね・・・

ちなみに別の場所にあって、早い時間に閉鎖されてしまったVIP専用トイレの個室には、
いちおードアがありましたが、すべてのカギやヒンジが壊れてて閉めることはできませんでした・・・



で、ようやく時間になり、VIP専用改札から素敵な駅員さんの案内でホームへ・・・

IMGP2295



IMGP2296



IMGP2298

包頭からひとつ東の大都市、呼和浩特(フフホト)始発の、西安行き快速夜行列車であります。
われわれはこの列車の軟座(一等)個室寝台車に乗車します。

包頭から西安に行くには、今までは銀川や蘭州を廻って行くルートだけだったのですが、最近まっすぐに南下する
新線ができたそうで、かなり時間も短縮されたようですが、それでも約1000km、約13時間の旅であります。

ちなみに今回のように途中駅から乗車する場合は、始発駅から添乗員などが乗って見張っておかないと、
たちまち占拠されてしまう、とゆーのは、中国で鉄道を利用する度に聞いていた話なのですが、
今回は要員が手配できなかったのか、それともひとつ手前が始発なのでついつい油断したのか、
添乗員が乗っておらず、案の定、わたくしたちの四人用個室も家族連れに占拠されてました。

いかにもわたしたちは正当に乗車していた、といった態度でしたが、まあ最後は気持ちよく退去してくれ・・・
たのはいいのですが、寝台のシーツや枕はすでにぐしゃぐしゃ、ま、家族連れだから仕方ないか・・・

車掌にシーツなどを替えるよう苦情をいっても無駄で、せいぜい追い出してくれるだけだそうです。
そもそも始発駅から個室に乗っていない方が悪い、指定料金も始発駅からなんだから、とゆーことらしいですね。
ま、フフホトから包頭まで外からカギを閉めとけばいいだけなのですが、やはり制度のちがいなんでしょう。

そういえばVIP待合室でもカギが開いてたので、何度も一般客が入ってきて、中には居座るカップルもおり、
現地ガイドが「一等乗車券を見せろ」といっても、「あなたにその権利はない」といわれて駅員を呼んだりしてました。

さらにちなみに、最近は旅行業者でも指定席の一括確保は不可になり、親戚の名前を全部使ったとのこと、
ま、こちらは公平性もいくらかは考慮されるようになった、とゆーことなのでしょうが、軍や政府関係者により、
突然指定席を取り消されることは今でも多いらしく、中国の鉄道網は、まだまだ軍や政府関係が最優先、
まあ軍事施設そのものなんでしょうね・・・





で、こちらが一等寝台の四人用コンパートメント・・・

IMGP2299

今回の旅ではわたくしは若手の部類、とーぜん上のベッドを使いましたが、さすがにゆったりしてました。

以前、硬座(二等)寝台に乗った時には三段ベッドで長さは充分なのですが、最上段は高さが50cmもなく、
しかも内張り天井がなくて、潜り込んで横たわれば、そのまま鋼鉄製の錆びた屋根に手が届きました。
そこには小さな手動開閉式の換気ハッチがあり、唯一、息苦しさを紛らわせてくれたものでしたが・・・








で、この夜の発車時刻は午前1時過ぎ、植林作業の疲れもあったため・・・

IMGP2300

荷物台に置いたシーバスリーガルを柿ピーでちびちびやってたのですが、午前2時前には就寝しました。








さて、翌朝の車窓風景であります。

IMGP2303

画像をクリックして拡大していただくとわかりますが、黄土高原の典型的な風景であります。

砂の積もった地層の断面のあちこちに横穴が穿たれていますが、昔はここを住居にしていたそうで、
夏は涼しく冬は暖かく、今では農産物の倉庫などに使われているそうであります。




で、予約の時間に食堂車に行き・・・

IMGP2304

ほとんどが一般車両からあふれた人たちでしたが、その席に予約客が来るまでは特に追い出さないようでした。




で、新線の車窓を眺めて待っていると・・・

IMGP2302






IMGP2305

朝食であります。

不思議な組み合わせですが、小豆粥、ミルクティー、漬物2種、ボイルドエッグに饅頭に中華ハム、
といった、きわめてヘルシーでシンプルな朝食でした。







毛沢東の「長征」の最終目的地で中国革命の聖地となった延安市には、午前九時半ごろに到着。

IMGP2313



IMGP2312




IMGP2310

もちろん、紅色革命の聖地としての観光客も多いようですが・・・









IMGP2311

「黄土(高原)風情も感受してねっ!」とゆーキャッチコピーも・・・






風景はまったく変わらないので、延安→西安間で撮った、鉄ヲタ向け画像「世界の車窓から・・・」

IMGP2315

高速列車「和階号」用の機関車???










IMGP2318

こちらは保線作業車でしょうか・・・でもエアコン室外機みたいなのやカーテンが付いてるし・・・









IMGP2317


ま、よくわかりませんが・・・さすがに新線だけあって線路やホームは真新しいですね・・・









とかいいつつ、鉄道の旅はけっこう、のんびりゆったり過ごせるので・・・
(ま、硬座のほうは満員で、のんびりゆったりどころではないでしょうが・・・)

IMGP2319

こんなところに行ったり・・・まだ残っててよかった・・・









IMGP2321

車内販売でこんなのや・・・








IMGP2320

こんなの買って飲んだり・・・水分補給はまめにしないとね・・・






とかしているうちに、今度は昼食のお時間であります。

IMGP2322

昼の食堂車は、人民解放軍・夏用制服のおねいさんやおにいさんたちでいっぱいでした。

士官学校とかの生徒さんでしょうか、若いおねいさんが多かったです。やはりこちらも軍優先なのか・・・

各自が金属製食器を持参しているのがおわかりでしょうか・・・このあたりは軍隊らしいですね・・・








IMGP2324

昼食の内容も、こちらのわれわれのものとは異なってました・・・










で、昼食が終わってしばらくすると、いよいよ列車は・・・

IMGP2325

現在、中国西部最大の都市であり、かつては長い間、オリエント世界の中心だった長安の都・・・

そう、西安市に到着したのであります。ふう、やっと着いたぞ・・・



(以下、次号に続きます。)








m98k at 23:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | その他アウトドア

2012年08月18日

2012中国・植林ツアー報告その3

前回、前々回記事からの続きであります。

中国・内モンゴル自治区にあるクブチ沙漠の緑化基地、恩格貝で早朝から植林したわたくし、昼食後には、
宿舎二階の豪華な会議室で、長期滞在ボランティアの方による「沙漠講座」を一時間ほど拝聴しました。

遠山先生がお元気な頃は、夕食後に毎晩、ご本人による沙漠講座を拝聴したものでしたが、
当時はオンボロ宿舎のオンボロ集会室で、ご本人はずっと咥え煙草で・・・まさに隔世の感ですねえ。
もちろん、若い長期ボランティアの方にも、その遺志はしっかりと引き継がれているようでしたが。

ただ我が隊の代表によると、遠山先生はもともと農業がご専門で、昔はスタッフの中に林業の専門家もいたが、
今はいなくなったので、樹林の循環と利用がこれからの課題とのこと。
たしかにこの後に視察した付近地でも、砂が固定した一帯での農業や畜産は盛んになってるようでしたが、
樹林の方はどちらかというと育てっぱなし、森のサイクルやその利用までは考えられていないようで、
このままではやがて一帯が全滅するかも知れないそうで、まだまだ課題は多いようです。





さて、沙漠講座の後は、周辺のウォッチングであります。

IMGP2258

こちらが中国政府によって建てられた故遠山正瑛翁の御廟と立像。中国人観光客も多かったです。








IMGP2260

「この地に骨を埋めてほしい。」との遺言どおり、こちらにお骨の一部が祀られています。










IMGP2263

こんな、ご本人自筆の碑も完成してました。

ちなみに王明海氏は遠山先生と一緒に恩格貝の緑化事業をはじめた中国の企業家で、
今は恩格貝での温室栽培に専念されているとか・・・








ま、せっかくなので、

IMGP2261

はるか植林地を見はるかす遠山先生と・・・ついでに98kさんも・・・








で、今回は沙漠ウォッチングとゆーよりは、砂が固定化された一帯での農業ウォッチング・・・

IMGP2266

大規模なビニールハウス群があちこちに作られています。
一棟に家が一軒、それぞれに住居付きなんですね・・・









IMGP2270

中の様子。
こちらは果物や野菜でしたが、水を循環させたクロレラ栽培のハウスも多いとか・・・そりゃあ日照量は凄いでしょう・・・











IMGP2272


こちらは牧草地。

向こう側に我々が植林した林が拡がっているのがおわかりでしょうか・・・

もとはこのような感じの草原と森林が拡がっていたことでしょう。(木や草の種類はもっと多かったでしょうが。)
それがこの100年ほどの人の営みにより完全な砂沙漠になり、今また人の手で、緑が蘇えっているのであります。










で、周辺の様子を観察して、宿舎に戻ると・・・

IMGP2275

夕食であります。

いやあ、ほんとに食材が豊かになりました。

90年代は、一皿目がヒツジとタマネギの炒め物、二皿目がヒツジとジャガイモの炒め物、三皿目も・・・
と、延々と質の悪い獣脂で炒めたヒツジ肉ばかりが続き、ご飯もビールグラスも砂だらけだったのですが、
今回はこれ以外にも、麺類なんぞも次々と出てきました。




で、夕食後は恩格貝ともお別れ、バスで包頭駅を目指します。





玄関まで見送りに来てくれたのは・・・

IMGP2276



じょしだいせーのおねいさんたち!!!



そう、彼女たちも大学のボランティアグループで植林していたのでありますね・・・

「ううっ、バスに乗るのは嫌じゃあ・・・こっちのグループに入れてくれい・・・」

と、暴れる98kさんを押し込んだバスは、非情にも恩格貝を離れていきます。



IMGP2278

お見送りしてくれた長期ボランティアの方たち・・・いやあ、お世話になりました・・・じょしだいせーたちをよろしくねっ!






やがて・・・

IMGP2279

周辺がすっかり緑になった、十数年前の洪水による堰き止め湖にも・・










IMGP2282

やはりすっかり緑になった、もとの砂丘にも陽は沈み・・・









IMGP2288

黄河を渡る頃にはすっかり暗くなって・・・











IMGP2291

夜の包頭駅に到着したのであります。



さて、ここから西安まで南へ約13時間、ほぼ直線で1000km以上の鉄道旅が始まるのでありますが・・・




(以下、次号に続きます。)






m98k at 01:18|PermalinkComments(5)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 

2012年08月15日

2012中国・植林ツアー報告その2

前回記事からの続きであります。

8月4日の夜遅くに中国・内モンゴル自治区、クブチ沙漠の緑化基地である恩格貝に到着した御一行、
さっそく翌日の早朝から植林活動であります。




と、その前に・・・




とりあえずは腹ごしらえ・・・

IMGP2205

この後、メインディッシュの炒め物なんぞも出てきましたが、ま、朝食は比較的シンプルでした・・・







こちらが宿舎の恩格貝賓館

IMGP2206

6年前は貸切バスが殆どでしたが、今回は高級乗用車が多かったですねえ・・・
それに玄関の電光掲示板がなくなって、二階の各部屋にはエアコンが付いてるな・・・








で、この日の玄関横には・・・


IMGP2200






IMGP2201








IMGP2202






IMGP2203










そう、なんとこのクブチ沙漠で・・・

IMGP2199

「魅力恩格貝杯」争奪の沙漠ラリーが開催されていたのであります。 

で、こちらがスペシャルステージ図で、画像をクリックして拡大していただくとわかりますが、
中央の赤い星印が宿舎の恩格貝賓館、下半分が植林地で、さすがにコースからは外れているようです・・・

この航空写真の撮影時期は不明ですが、90年代初頭までは、すべてがこのスペシャルステージのような沙漠でした。
この画像からも、道路沿いに植林が進んでいる様子がおわかりになると思います・・・




んで、

BlogPaint

玄関前で記念撮影の後は・・・









本日の植林地に向かって、バスで出発であります。

IMGP2209

90年代には、もちろん舗装路などはなく、周辺の緑もまばらでしたが、今ではこんなに育ってます。








IMGP2208

こちらは90年代半ばに華道・草月流のボランティアのみなさんが植えた「草月の森」

植えてから20年近く経って、今や鬱蒼とした森になってますが、密植しているため間伐の必要があり、
さらに木材として利用するためには剪定も必要なんですが、その費用や手間が大変で手つかずのままです。

このままではいずれ森自体が全滅してしまいますが、最近になって、政府が樹木の伐採を一切禁止したとか・・・

まあ、伐採をいったん認めてしまうと、あちこちで勝手に切られてしまう恐れもあるので難しいところですが、
専門家による間伐や剪定は特別に認めるなど、何らかの工夫が必要なんでしょうね・・・

ちなみにポプラは成長が早く、日本のような湿潤な気候では建築材には向きませんが、乾燥した中国・西北部では、
きちんと剪定をすれば、充分建築材として使えるそうであります。



バスで15分ほどで、本日の植林地付近に到着、舗装路を外れて徒歩で現場に向かいます。

IMGP2210

中央オレンジ色の給水車から、延々とホースを引っ張って・・・ホースが届かないところはバケツリレーで・・・











IMGP2212

ここにがしがし穴を掘って、横たわっているポプラの苗木を植えます。本日の目標は17人で150本・・・











IMGP2213

現地の長期ボランティアが、あらかじめ看板を立ててくれてました。

ちなみに、自分たちの手で植えるのは、この日の午前中の150本だけですが、今回は合計1000本の植林、
残りは長期ボランティアと現地の人たちに植えてもらうのであります。






で、隣には・・・


IMGP2218

2010年に、うちの奥様が参加した第14次隊の植林地があり、奥様のプレートの付いたポプラも生意気に残ってました。







さらにその隣には・・・

IMGP2219

2004年の第7次隊の植林地があり、一部はけっこう大きくなってました。








BlogPaint

ええ、わたくしのプレートの付いたポプラも・・・かなり成長は遅いですが、なんとか育ってくれてました。

8年も経つと、僅かな地形の差や風による砂の移動などで著しい個体差が出てくるのであります。ううっ




で、長期ボランティアの方から、穴の掘り方や植え方を教えていただきます。

IMGP2222

今回は、日本製スコップの長さプラスこぶし二つ分ぐらいの深い穴をひざまずいて掘り、
そこに2mほどに成長した、(蒸散を防ぐために)枝葉を落とした苗木を埋めて位置を決め、








IMGP2223

こんな形にすり鉢状に埋め戻して、その後、給水車のホースでたっぷりと水をやります。

このように土手にしておけば雨水を溜めやすいのですが、少しでも傾斜がある場合には逆に、
高い方から雨水が流れ込むように形状を変えるなど、それなりの工夫がまた楽しいのであります。

この日は明け方に少し雨が降り、表面はすでに乾いているものの、まだ砂が湿っているのがおわかりでしょうか。

通常であれば表面から50cm程度は乾いており、これが次々と崩れて、どうしても大きな穴になるのですが、
今回はすぐに湿った層になり、小さくて深い穴を掘ることができました。




BlogPaint

次々と元気に穴を掘り進めていく、今回参加者では最年少のSくん・・・








IMGP2241

ひとつ穴を掘っては記念撮影と称し、たっぷり休憩をとる98kくん・・・

この日は明け方の雨のせいでめずらしく湿気があり、汗まみれになりました。早くビールが飲みたいぞ・・・がるるる・・・



ちなみに、わたくしが「手に汗を握って」いたスコップの・・・

IMGP2251

その汗の塩分を求めてやってきたチョウチョさん・・・わたくしの使ったスコップにいっぱい・・・あははは





ともかく、ようやく予定の本数を植えることができました。ひいひい

IMGP2247

ちなみにその奥は見渡す限りの沙漠、まさに植林の最前線なのであります。

何度も書きましたが、ここは人類の営みにより沙漠化したところ、もともとは草原と森林だったのであります。
人間が100年で沙漠化したのだから100年かけて緑に戻し、農業もできるようにして自然と共存していく、
というのが故遠山正瑛翁の考えで、わたくしもその考えに共感、ちまちまとお手伝いをしている次第です。




で、植林後には成長した木の剪定方法の説明があったのですが、時間の関係上、剪定作業まではできずに・・・




とーとつに昼食であります。

IMGP2256

以前は道路事情も悪く、植林地までボンカレーなんぞを運んでもらってたのですが、今は宿舎に戻っての豪華昼食。






ま、せっかくなので・・・

IMGP2255

いやあ、一仕事したあとのビールのうまいこと・・・って、わたくしあまり植えてませんが・・・





今回は高齢者や初めての参加者も多かったため、午後からは長期ボランティアによる沙漠講座があり・・・

IMGP2257

それにしても立派な会議室ができてましたね・・・なんでも最近、ここでミスコンも行われたとか・・・





うーむ、その時に来たかったなあ・・・じゅるじゅる





(と、さらに次回に続きます。)













m98k at 00:33|PermalinkComments(4)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 

2012年08月12日

2012中国・植林ツアー報告その1

さる8月4日から8月10日までの一週間、中国・内モンゴルでの植林をメインにしたツアーに参加してきました。

まあ、植林ツアーとはいっても実際の植林作業は半日ほど、あとは中国北西部の自然や文化を知る旅で、

わたくしにとっては、しょくりんツアーとゆーより、しょくよくツアー、ま、いつもどおり食べ物が中心ですが・・・

さくさくっと、旅のご報告をさせていただきます・・・

ちなみに今回のツアーは沙漠地帯が多く、カメラはペンタックス(リコーイメージング)のWG-2GPSにしました。
なにせ12m防水で微粒子状の砂にも強いはず、しかも小型軽量でGPS付きですから、まさにうってつけでした。






で、初日の4日は11:30に関西空港に集合、13:50発の北京行きに乗るので、それまでけっこう時間があります。

離陸して安定飛行に入れば、すぐに機内食が出るのでしょうが、まあ、ちょうど昼時だし・・・








せっかくなので・・・
IMGP2151

大阪ではすっかりメジャーになったラーメン店、神座(かむくら)の餃子・ラーメンセットおにぎり付きを・・・

いやあ、関西空港にまで支店を出しているとは知りませんでした。
野菜たっぷりであっさりしてて、しかもコクとうまみのある独特のスープ、けっこうクセになる味なのであります。





で、出国手続きや手荷物検査も(奇跡的に)すんなりと通過し、ツアー中に消費する酒と煙草を関空の免税店で購入、
(昨年のモンゴルツアーでは、さらにお安い韓国・仁川空港で買うつもりで、結局お目当て商品がなかったもので・・・)

いそいそと搭乗口に向かったのですが、北京からの到着予定が一時間以上も遅れているとかで・・・



ま、せっかくなので・・・
IMGP2155

とーぶん飲めない、日本のよく冷えた生ビールなんぞを・・・ひっく








結局、一時間半ほど遅れて搭乗便が到着・・・

IMGP2158

乗るのは、このぴかぴかの日航機・・・





ではなく、





IMGP2157

やや薄汚れた、こちらの中華航空機であります。やはりこちらのほうが、ややお安いんでしょうか・・・








で、離陸して安定飛行に入ると、さっそく機内食が・・・

IMGP2162








ま、せっかくなので・・・
IMGP2164

いやあ、中華航空の機内食もなかなかのもの、燕京ビール2本で完食であります。ひっく




で、大阪から北京までは3時間ちょっとのフライトなのですが、北京時間は日本時間より一時間遅れるので、
本来の北京到着は16:00の予定、それから空港内レストランで豪華北京料理の夕食宴会後、
のんびりと19:15発の内モンゴル自治区・包頭(バォトゥ)行きに搭乗予定だったのですが、
なにせ関空出発が二時間ほど遅れたもので、急きょ夕食大宴会はキャンセル・・・



かわりに現地旅行社が手配してくれたマクドナルドの袋を片手に、いそいそと搭乗口へ・・・



ま、せっかくなので、ビールだけは搭乗口の手前で自分で手配して・・・

IMGP2171


IMGP2170

箱の中味はやや中華味のチキンサンドでしたが、やはりマクド味、年配の隊員には食べない方もおられ、
おかげでわたくしの標準一食分は、なんとかいただくことができました。げふっ


北京から包頭までは一時間半弱のフライトですが出発がやや遅れ(巨大な新北京空港ですが、それでも、
超過密ダイヤのようで、滑走路前には旅客機の渋滞が発生してました。やはり中国パワーは凄い・・・)
結局、包頭空港に着いたのは夜の9時過ぎでした。






で、息つく間もなく空港から貸切バスに乗り継ぎ・・・
IMGP2180

六年前に較べて、一段と明るくきれいになった包頭市街地を抜けて・・・

やがて黄河を渡り、二時間ほど黄土高原を突っ走ると、クブチ沙漠の緑化基地、恩格貝(エンゲイベイ)に到着。


クブチ沙漠は面積が四国ほどの、中国では6番目の大きさの沙漠ですが、もとは草原と森林だったところ、
それが近年の人類の営み(農業や鉄鋼生産のための取水、過放牧など)により沙漠化が進んでいたところ、
ここに90年代初頭から、日本人ボランティアが木を植えて、沙漠化の拡大を阻止しようとしているのであります。

で、90年代にはなかった立派な宿舎(恩格貝賓館)のロビーに入ります・・・
(現在では、沙漠に森ができたということで、一大観光地になっているのであります。)




IMGP2192

北京時間では夜の11時過ぎですが、東京時間ではすでに日付が変わってしまってるのですが・・・










IMGP2183

日本からの長期ボランティアのみなさんが、わざわざお迎えして下さいました。







で、

IMGP2194

みんなで寄せ書きする記念フラッグの手渡しを受ける今回の隊長・・・





さらにもちろん・・・

IMGP2190

恒例の蒙古族の歓迎の儀式で、パイチュウ(コーリャンの蒸留酒で50度以上!!!)を飲み干す隊長・・・


前回、6年前にわたくしが参加した時は、深夜の到着ということで翌日の夕食時に延期してもらったのですが、
やはり本来は到着時の儀式、この後、全員に次々と杯が回され、結局自室に入ったのは午前一時前、


その後、手早くシャワーを浴びて(奇跡的に生ぬるいお湯が使えました!!!)、ま、せっかくなので・・・



IMGP2195

宿舎内の売店が無くなってたので、かなり離れた屋外の売店まで買いに走った冷たいビールと、
関空の免税店で買い求めた、おなじみのシーバスリーガル500mlペットなんぞを、
やはりわたくしの旅の常備品である柿ピーでですね・・・ひっく




それにしても、このビールのキャッチフレーズ・・・とゆーのか、なんとゆーのか・・

IMGP2196


なんとなく凄そう・・・





と、結局、ツアー初日は昼過ぎから午前三時過ぎまで、断片的にずっと飲んで食べてたのでありますね。わははは



(以下、二日酔いの次号に続きます。)





m98k at 03:33|PermalinkComments(6)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | 糧食、飲料

2012年08月04日

内モンゴルに行ってきます!!!

わたくし、明日(正確には本日)から一週間、中国・内モンゴル植林ツアーに参加してきます。

つーことで、一週間ほど記事の更新ができませんが、とーとつに身罷ったわけではありませんのでご安心を・・・


で、昨夜からビールもどきをかぱかぱ飲みつつ、ようやく出発準備に着手したのですが・・・ひっく












部屋中に転がってるキャンプ道具なんぞを、てきとーに集めてと・・・うぃーっ・・・

RIMG14096


ま、だいたい、こんなもんか・・・
さすがにタープは要らないか・・・代わりにヘリノックスチェアを追加しようか・・・ひっく・・・










で、留守中よろしければ、この記事のコメント欄にでも、罵詈雑言励ましのお便りなんぞをお願いしますね。
ま、コメントへの返信はできないと思いますが・・・



つーことで・・・



では、行ってきまーす!!!



って、ほんとに必要なものは揃ったのか・・・食糧はいっぱい入れたけど、なにか足りないよーな気も・・・

ところでパスポートはどこにいったんや・・・そーいや、スケジュール表も・・・集合時間は何時だっけ・・・ま、いいか・・・ひっく





m98k at 00:40|PermalinkComments(5)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 

2012年08月02日

モールスキンシャツ再び・・・


えーっ、わたくしが長年愛用している西ドイツ陸軍のモールスキンシャツについては、こちらの記事
で、

最近になって長袖タイプを買ったものの、わたくしにはきつかった・・・といったよーなことを書きましたが・・・

その後、大阪・心斎橋にあるエスアンドグラーフをたまたま再訪することがありまして・・・










ええ、その際に、偶然にも入荷していたのであります・・・




じゃーん

RIMG14092



そう、左のやつであります。ぬははは


めずらしくXLサイズが入荷してたのですが、色合いからもおわかりのとおり、こちらは未使用デッドストック品・・・

そう、右の中古品なら1k、デッドストック品でもふつーは2kなのですが、XLサイズは約3kもしました。ううっ






ちなみに右の中古品は、上記リンク記事で紹介したとおり・・・

RIMG14094

1987年製で、よく見れば、首周りサイズと思われる表示が、39/40となってますね・・・










で、今回のデッドストック品のほうは、

RIMG14095

1991年製で、首周りサイズと思われる表示は、41/42・・・これで日本ではXLサイズになるのね・・・


ま、スリムな中古品のほうは、TOMOさんの高級ブランド品とのトレード用として大事に保管しておくとして・・・


わたくしの首周りには、たとえ41/42サイズでも、まだちと苦しいような気もしますが・・・
ま、'90年代から愛用している画像中央の半袖タイプと同サイズと思われますし(タグが擦り切れてサイズ不明)、
一番上のボタン以外は、なんとか留められるようになったので・・・

とりあえず今週末からの中国・内モンゴル植林ツアーで、常時着用するつもりであります。むひひひ





m98k at 00:30|PermalinkComments(10)TrackBack(0)mixiチェック ミリタリーグッズ | その他アウトドア