2013年02月

2013年02月27日

白銀は招く・・・のかっ???

春は名のみの、風の寒さよ・・・




もっ、もとい・・・




処女雪ぃ、ひかる、ひかるぅ、


    冬山ぁ、呼ぶよ、呼ぶよぉ、


   やぁやっほう、やぁやっほう・・・




あっ、あとは覚えてないけど・・・

トニーザイラー、かっこよかったなぁ・・・わたくしの山スキーと同じ滑降スタイルだし・・・ウェーデルンがなんぼのもんじゃあ・・・




とゆー次第で、今回はスキーの話題・・・ではなく、いちおー冬山のお話・・・


過日の雪中照射OFF会、じつに楽しかったのですが積雪は少なく、「雪中」とゆー感じではありませんでした。

でまあ、先週の土曜日から一泊で、一人雪中キャンプをしようと着々と準備を進めていたわたくし・・・

結局、前夜の職場の飲み会で飲み過ぎまして、きっぱりと土曜日は丸一日ダウン・・・ううっ

で、せめて日帰りで白銀を楽しもうと、日曜日に行ってきました・・・

魔の山へ・・・

そう、大阪南部の冬のハイキングコースとして有名な金剛山と岩湧山・・・の中間に位置する・・・

あの府庁山であります。ええきっぱりと・・・

雪があるのかどうか不安でしたが、とりあえず、いつもの島の谷の集落へ・・・


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見事に梅が咲いてましたが・・・






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日陰にはまだ雪が残ってました。







で、ひいひいぐんぐん高度を稼いで峠まで登ると・・・

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それなりの雪が・・・って、ひさしぶりに来たら、こんな立派な道標が立ってました。




好天の土日でしたので、金剛山や岩湧山では冬山ハイカーが数珠つなぎだったんでしょうが・・・

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こちらはたった一人の踏み跡だけを頼りに新雪をざくざくと・・・

この踏み跡、かちかちに固まってたので土曜日の足跡だったのでしょうか、
結局この日も、ハイカーと出会うことは一度もありませんでした。あははは





もちろん山頂にも人影は一切なく・・・

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さすがに日当たりのいい山頂付近は、大部分の雪が溶けてました・・・









で、きわめて質素な昼食であります・・・

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さすがにソロの昼食では飲めませんね。いちおー冬山だし・・・だから一泊で来たかったのにぃ・・・うぐぐぐ







食後は、まあせっかくなので・・・

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ひさしぶりのセルフタイマーでの記念撮影であります。今回は標高が610mに戻ってますね・・・





で、昼食後は北へ向かういつもの縦走路へ・・・

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って、これらの踏み跡、ヒトにしては、ちとちっちゃいような気もしますが・・・





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まあ、下りになってからは、明らかなヒトの踏み跡があったので、安心してその跡を辿って行ったら・・・




きっぱりと道に迷いました・・・




じつは下りで何度か迷ったことがあり、どちらに下りても谷沿いの林道に出ることはわかってましたので、
道なき急斜面を滑るように下りて・・・まさにトニーザイラーですね・・・スキーは履いてなかったけど・・・



なんとか林道に出て、立派な標識のあるところまで来たのですが・・・どうも以前と異なる林道のようです。

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わたくしが向かうのは、手前にある「千早口駅」方面なんですが・・・





標識の指し示す方向を見ると・・・

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橋が完全になくなっており朽ちた一本の丸太が・・・しかも対岸の道も、長年使われた形跡はなく・・・




仕方なく、「三日市町駅」方面へ歩きだしたのですが、この駅は「千早口駅」のさらに数駅向こう・・・
このあたり、かなり郊外で、とゆーより明らかに山間ですので、ひと駅間がけっこうあります。

「こりゃあ明るいうちに駅には着かないぞ・・・まあ、暗くなってもライトはいっぱい持ってるけど・・・」

とか、ぶつぶついいながら、しばらく歩いていくと・・・

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なにやら道の先に建物らしきものが見えてきました・・・







これって、地蔵堂???

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しかも、なにやら人の動く気配があったので行ってみると・・・




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なんと、お坊さまがおられました。集落を出てから、はじめて出会った「ヒト」であります。



で、千早口駅までの道をお尋ねすると、この地蔵堂のすぐ下が、通常ルートに至る国道とのこと。

なんでも月に一度の護摩焚きで、わざわざ広島から来られたとかで、片付けを終えて帰られるところでした。

つーことは、ふだんは無人の地蔵堂で月に一度この日だけ、しかももう少し遅ければ居られなかった・・・
つーことで、わたくし道を尋ねることもできず、てくてくと遠い駅を目指していたかも知れません・・・

いやあ、じつに有難い出会いでありました・・・しかも法要のお下がりのお菓子までいっぱいもらったし・・・


と、今度は意気揚々と歩きだしたのですが、正しくは国道トンネルの西側に下りるべきところを、どうも今回は、
トンネルの東側に下りてしまったようで、駅は西方向ですから、結局トンネルを歩いて通過することに・・・

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いやあ、中央部分に照明のない、なかなかいい暗いトンネルでした・・・げひげひ



で、トンネル照射を楽しんでから、いつも下りてくる西側へ出たのですが、ここから駅前までは国道を、
さらに30分ほど歩かねばならず、それまでは缶ビールにありつけない・・・

つーことで、またまた、とぼとぼと歩きはじめた時、後ろからクルマのクラクションが・・・

見れば先ほどのお坊さまのクルマで、「よろしければ駅までお送りしましょう。」とのこと・・・

じつはひさしぶりの雪道歩きで、けっこうへろへろになってたわたくし、有難く送っていただいたとゆー次第。

もちろん、駅前でクルマをお見送りしてから、すぐさま缶ビールなんぞをですね・・・むひひひ

いやあ、今回はじつに有難い出会いのあった山歩きでした。有難し有難し・・・




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2013年02月20日

またウルトラライトチェアで・・・

ドッペル・ウルトラライトチェアを100均商品でソロテーブルにするシリーズ、これでもう何回目になるのか・・・

ええ、はっきり申し上げて、わたくしテーブル天板探しのための100均通いを楽しんでおります・・・

ま、ここまでの試行を整理してみると・・・



①本体購入と同時に入手したのが、プラトレー(半月盆)で、ぴったり固定できましたが、ポリスチレン製で
耐熱が80℃(ラベル表示では70℃)しかなく、重さが290gのわりに、けっこう小さかった・・・


②次にワイヤーネットにプラスチックボード、とゆー組み合わせにしてみたのですが、ワイヤーネットは170g、
プラスチックボードはB4二枚でも85gと軽いのですが、さすがに天板の強度と耐熱性が不安・・・


③そこで、ワイヤーネットにポリプロピレンのランチョンマットとゆー組み合わせに変えましたが、やはりペラペラ・・・


④さらに、ワイヤーネットにコルクを貼ったEVAのジョイントマットにして、いちおーの完成をみたのですが・・・
まあ、ワイヤーネットをセットして、その上に組み立てたジョイントマットを装着する、とゆー手間も気になり・・・


つーことで、結局は当初のプラトレーの出番が多いのですが、もう少し大きいのがあれば・・・



と・・・たいへん前置きが長くなりましたが・・・



じゃーん

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新しくダ○ソーに出てた長方形のお盆であります。ええ、ついつい、またまた買ってしまいました。

ご覧のとおり368×287サイズで今度のはポリプロピレン製、耐熱は120℃まであります。

木目が滑り止めになりそうですが、よく見ると、食品を直接のせるな、しかも屋内専用、とゆー注意書きが・・・
ポリプロピレンは直射日光下で乗るカヤックにも使われ、食器にも使われている樹脂のはずですが・・・うーむ???




まあ、これで・・・

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持ち運び、組み立て、天板サイズを考えると、今までで一番使い勝手はよさそう・・・






ただまあ・・・

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上のプラトレー(半月盆)に較べて、裏面の突起が少なく・・・ま、それなりには安定しているのですが・・・






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やはりこんな面ファスナーで、仮固定できるようにしておいた方がいいでしょうね。









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ちなみに重さは350g、左の半月盆は290g・・・うーむ・・・やはりびみょーなところか・・・






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2013年02月16日

2013耐寒照射OFF会その3

前回、前々回記事からの続き、OFF会報告の最終回であります。

約一名を除き氷瀑の夜間照射を断念したモノグサな御一行、翌日は坑道を照射しようと生野銀山へ到着。

で、事前に鉱山資料館や吹屋資料館を廻り、いよいよ坑道のある核心部分へ・・・

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正面が見学用に公開されている坑道の入り口ですが、じつは左の階段を上がった谷沿いに・・・




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いろんな時代の旧坑や、露天掘りの跡が並んでいるのであります。






とーぜん、御一行は先にそちらへ廻ります・・・

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今度は銀を掘っている人なんか、さりげに無視して・・・







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番所を越えて進んで行くと・・・





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徳川時代の露天掘り跡や、そこから地底に続く真っ暗な坑道があったりするのですが・・・






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道沿いの坑道には、たいてい柵が設けられてました。







でも中には・・・

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簡単に入れそうな坑道も、いくつかあったりして・・・









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誰だっ、そんなところでライトを照射してるのは???










といいつつ・・・

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わたくしも入り口まで行って覗きこんできました・・・ 
上がカメラのストロボ、下が某氏持参ライトによる撮影で、こちらのほうがずっと奥まで鮮明に・・・


公開坑道ではないので内部はもちろん真っ暗、けっこう面白そうでしたが、あくまで立入禁止区域、
我々も入り口付近から照射しただけで、決して奥までは入ってません。
それにわたくし以外のメンバーは、はるか奥まで届くライトを持っておられたし・・・






で、真っ暗な坑道照射に満足した御一行、ようやくスタート地点まで戻ってきました。

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赤い橋の左側が公開坑道の出口になっており、入口は川のこちら側・・・






さていよいよ、メインルートだけでも1km以上続く坑道目指して・・・






地底探検に出発じゃあ!!! ちゃらちゃっちゃあー ちゃちゃちゃーん

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気分はまさにインディアナ・ジョーンズ!!! 

って、すぐにトロッコの線路が途切れてますが・・・ (ちなみにこちらの原画はwingさん提供。)







ま、実際には、ぞろぞろと歩いて中に入っていったわけですが・・・

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ご覧のとおり、メインルートや展示物には明るい照明があるのですが・・・






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狭い枝道などには照明はなく、みなさんけっこうライト照射を楽しんでおられました。








ちなみに・・・

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ずっと照明のあたっている湿った部分には、びっしりと苔が生えてました。
坑内の気温は年間を通じて13℃前後だそうで、少し中に入るとかなり暖かでした。







それにしても・・・

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じつに明るい御一行であります。







で、出口付近では、採掘を終えたカップルが三々五々集まってきてました。

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どちらのカップルも当時としては最新型のハンドトーチをお持ちのようですが・・・







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見廻り役人から、「こりゃこりゃ、そちらの四人組も、自分のハンドトーチを出しなさい。」と云われ・・・








「はーい」


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まさに光の集団でありますね。






とまあ、ようやく坑道から出てきた御一行、見廻り役人の目を盗んで手土産に・・・

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30kgの銀塊をお持ち帰り・・・とゆーわけにはいきませんでしたが・・・ううっ


1000年以上、時の政権の直轄だった生野銀山ですが、明治29年に三菱に払い下げられたそうです。


つーことで、三時過ぎになって構内のレストランでありついた昼食は、今や生野銀山名物となった・・・

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ハイカラな三菱の社宅で食べられていたとゆーハヤシライス・200gのポークカツ入り・・・






ちなみに向かいに座ったhiguさんは、これまた名物となった・・・

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ステーキ丼定食の大盛り・・・
じつは銀山到着直後にこれを発見して、ずっと気になっていたとか・・・






さて、遅い昼食後は、生野町からさらに北上した和田山町にある・・・

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天空の城、竹田城跡へ!!!

・・・は行かずに、結局、その場で解散しました。

じつは上の画像、生野銀山の掲示板に貼ってあった観光リーフレットの一部なのであります。

いやあ、冬の竹田城跡もよさげだなあ・・・次回はここで、それこそ雪中天空キャンプと雪中天空照射を・・・
でも次回は富士山の樹海でOFF会じゃあ!!!とか誰かがいってたな・・・いったいどうやって集まるのかな・・・


とまあ、今回のOFF会報告はこれでおしまいであります。参加者のみなさん、お疲れさまでした・・・





P.S.
wingさんからいただいた画像のうち、見事な氷瀑の画像がありましたので、ご紹介させていただきます。
(画像をクリックすると拡大します。)


じゃーん
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いやあ、いい記念写真になりました。wingさん、ありがとねっ!!!







m98k at 16:06|PermalinkComments(7)TrackBack(0) mixiチェック フラッシュライト・ランタン | キャンプ・川下り

2013年02月14日

2013耐寒照射OFF会その2

前回記事からの続きであります。

明るいうちに氷瀑の下見を終え、野外で耐寒照射大宴会をやってた御一行ですが、さすがに冷えてきたので、
素朴なログキャビンに戻って、引き続きダベッたりしてたのですが、日付が変わる直前に、ふと誰かさんが・・・

「そーいえば、氷瀑の夜間照射はどうしましょう・・・今回のメインイベントだったはずですが・・・」

とゆー不遜な疑問を投げかけました。

「そんなこともありましたねえ・・・あははは」と、すっかり出来上がって、どーでもよくなってるhiguさんと98kさん。

「けっこう疲れてるので今回はパスさせていただきます。ひっく」と、すでにシュラフに半分入ってるwingさん。

「わたくしもずっと睡眠不足なので、明日に備えて少し眠ります。」と、いつもは元気な赤チャリさん。

「ったく、いつもこうなんだから・・・ぶつぶつ・・・」といいつつ、石油ファンヒーターの前から離れない川端さん。

そう、いったん暖房のある室内に入ってしまうと、もはや誰もお外に出ることはなかったとゆー次第でした。あは




で、翌日はわたくし、なんと午前4時半に起床。もちろん、周囲はまだ真っ暗であります。

で、たぶんマイナス5℃は下回っているであろうトイレ棟から戻って、一人でバーボンなんぞを飲んでると、
やがてhiguさんも起き出してきて、二人で「朝から宴会」に・・・

やがて残りも起き出してきたので、熱いコーヒーなんぞを淹れて、極甘バウムクーヘンや大量の極甘パンで朝食。

「さて、暗いうちに氷瀑照射に行きますか・・・」と着々と準備を進める川端さん・・・でしたが、残りの連中は、

「あははは、もうちょっと飲んでからまた寝ます。」とか「もっと甘いもの食べてからまた寝ます。」とか・・・

結局、単独行となった川端さんが出発したあとは、残ったみんなで「朝食宴会後の朝寝」になりました。

今回はわたくしとwingさんが軽アイゼンを2組ずつ、higuさんも自分の分を持参され、全員分あったのですが、
川端さんによると、完全に凍結して、まだ踏み固められていない夜明け前の山道では要らなかったそうです。
ちなみに前日の「下見」の際も、雪が踏み固められたスチール階段が若干滑りやすかったぐらいでアイゼン不要でした。

つーことで、川端さんが奇跡的に生還して、みんなが(がっかりと)起き出したのは7時過ぎぐらいでした。
もぞもぞと片付けなんぞをしてから炊事棟へ出て、熱いコーヒーやたっぷりの残り物で、2回目の朝食であります。





で、朝のテントサイトの様子・・・

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昨日遅くにやってきた二人組キャンパーのティピーテント・・・まさか我々以外に利用者があるとは・・・
ちなみに左上の登山道には早朝の氷瀑撮影を終えて下山するカメラマン?が見えます・・・

炊事棟で会ったティピーのキャンパーと話したのですが、ティピーの中に薪ストーブがセットしてあって、
ご覧のとおり出入り口を開けておかないと、閉めた場合、気温が40℃以上になるそうであります。

そういえば、コンクリートの炊事棟にいるより、草地のテントサイトにいるほうが夜も暖かでしたね。


で、ログキャビンのチェックアウトは10時なのですが、炊事棟はゆっくり使えるとのことでしたので、
10時前に川端さんに精算に行ってもらい、その間にソーセージ入り水餃子などで3回目の朝食・・・

結局11時過ぎにレストランや温泉のある管理棟まで戻り、全員でまったりと温泉へ・・・いやあ、極楽極楽・・・

ちなみにここは、正確には温泉ではなく「準温泉」だそうで、温泉法に定める成分量が足りないんでしょうね。

ともかく、すっかり身体の芯まで温まったあとは・・・

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やはり神河町特産の「ゆずソフトクリーム」を、これまた全員で食べました。

ま、ふつーのバニラソフトに、ゆずマーマレードをトッピングしてあるだけですが、甘いもの好きの赤チャリさん、
「うーむ、甘そうなバニラ味もチョコ味も捨て難いし、かといって特産のゆず味も食べたいし・・・おろおろ・・・」
と、さんざん悩んでましたね。

さて、三回の朝食と入浴後のソフトで、すっかりお腹がくちくなった御一行、昼過ぎになっても、さすがに、
続いて昼食宴会に突入するわけにはいかず、(まあ、熊野キャンプなら宴会の切れ目はありませんが、)

「それにしても氷瀑の夜間照射が出来なかったのは残念でしたねえ・・・」

「残念でしたねえ・・・って、あんたらがモノグサなだけやないかいっ!」とつっこむ川端さん。

「でもまあ、せっかくなので本日もライト照射したいなあ・・・」

「明るいうちからライト照射できるところといえば、やはりあそこですねえ・・・」

「ここからなら、20kmほどですから、さっそく行ってみましょう!!!




と、次に向かったのは・・・





じゃーん
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そう、生野銀山だったのであります。きっぱりと・・・



日本近代化産業遺産・日本の地質百選認定の「生野銀山」・・・

807年の発見から1973年の閉山まで約1200年間で、総延長350km以上、深さ880mまで坑道が掘られました。

とーぜん坑道内は昼間でも真っ暗なんですが、公開されている坑道には照明がある・・・のですが・・・





で、まずは事前学習のため、左手奥にある鉱山資料館へ・・・

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と思ってたら反対側の崖に、なんと銀を掘り続けている人が・・・

「わわっ、銀を掘ってるぞ!!!」

「むひひひ、我も我も・・・」

「これで大金持ちじゃあ!!!」

と・・・

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まあ、楽しい記念撮影でした・・・




ちなみに盗掘人たちの後ろに写っているのは旧坑ですが・・・

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今は山神宮の分社になっているそうで、みなさんさっそく拝礼照射しておられました。







で、鉱山資料館の内部には・・・

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ハウルの動く城みたいな発電機とか、大がかりな展示もいっぱいあったのですが・・・






みなさん、興味があるのは・・・

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やはり、ヒカリモノ系でしたねえ・・・

ちなみに江戸時代までの鉱山内の作業では、小さな巻貝に油と灯芯を入れたものが、
個人用のハンドトーチ兼ランタンだったようですね。




こちらが古い坑道図

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まさにアリの巣ですね・・・







で、こちらがそのジオラマの一部であります。

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巻貝ランタンがあちこちで点灯しているのがお分かりでしょうか・・・じつによくできたジオラマでした。






こちらは地上部分のジオラマの一部・・・

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坑道に出入りする人たちが巻貝ランタンを持っているのがお分かりでしょうか・・・




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いやあ、こちらのジオラマもなかなかのものでした。





他にも様々な展示や解説がありましたが省略して、向かい側にある吹屋(精錬所)資料館へ・・・

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こちらではリアルサイズのジオラマが、精錬工程ごとに多数展示されてたのですが・・・






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どうも人物にリアリティが・・・って、こちらのお二人なんか、完全に日本人離れしてますね・・・







さて、資料館で事前学習した御一行、いよいよ坑道に・・・





ま、入る前に、入り口で記念撮影・・・

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みなさん、それらしい格好になってきましたね・・・




(次号は、いよいよ地底照射に突入・・・なのかっ???  乞う、ご期待なのであります!!!)



m98k at 21:48|PermalinkComments(3)TrackBack(0) mixiチェック フラッシュライト・ランタン | キャンプ・川下り

2013年02月12日

2013耐寒照射OFF会その1

先週の土日、ライト好き仲間のOFF会に参加してきました。

ええ、雪景色の野外で、フラッシュライトを照射して宴会して楽しもうとゆーOFF会であります。ぶるぶる

当初は完全なスノーキャンプ!!!・・・とかいってたのですが、参加者の装備や体力を考えると、結局、
クルマで行けて、素泊まり小屋と水道トイレ程度があって、しかも雪中照射と雪中宴会ができるところ・・・
とゆーことで、川端さんが検索した兵庫県神崎郡神河町にあるグリーンエコー笠形のログキャビンを予約しました。

本来ならこのブログサイトでも一般募集して、大勢で楽しみたかったのですが、なにせ5人用のログキャビン、
参加人数が不確定ではマズいので、今回は5人だけのOFF会となりました。

メンバーはいつもの関西のライト仲間、wingさん、red-bicycle(赤チャリ)さん、川端さん、わたくし98kの四人に、
寒くなってくると西へ来てライトを照らすとゆー、関東のライト好きのhiguさん、の五人であります。

いつもながらライトの紹介や照射画像はありませんが、ま、そちらは他の参加者のサイトをご覧いただくとして、
こちらのサイトでは(いつもながら)食べ物画像を中心に、さくさくっと紹介させていただきます。





川端号が大阪で98k、神戸でwingさんをピックアップ、赤チャリ号がhiguさんを新幹線の姫路駅でピックアップ、
福崎インター近くのスーパーに五人が集合したのは、土曜日の昼前でした。

で、さっそく買い出ししてそのまま昼食・・・の予定でしたが、例によって、アロエジャムとか、スキムミルクとか、
はたまたこの酒もあのつまみも、いやいや肉の追加も・・・とかやってるうちにたちまち時間は過ぎ、

結局すっかり遅くなってからの昼食は、グリーンエコー笠形のレストランになりました。

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神河町名物のゆずの入った「ゆず味噌焼きうどん定食」・・・ただし少食の川端さんはゆず味噌焼きうどんの単品・・・


「がつがつがつ・・・はふはふはふ・・・もぐもぐもぐ・・・あっ、ビール頼むの忘れてた・・・」


と、めずらしくアルコール抜きの遅い昼食で、ようやく凶暴性が収まった御一行・・・

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さすがにまだ明るいので、ライト談義ではなくライター談義なんぞを・・・

ちなみに中央はhiguさんが「焼きを入れた」チタンのジッポーであります。じゅるじゅる



で、レストラン棟や豪華なロッジとは離れた山奥にある、素朴なログキャビンとテントサイトのあるエリアに到着。

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手前のログキャビンが今夜のお宿、右端の山道の下に炊事棟とトイレとテントサイトがあり、そちらが宴会場・・・
になるのですが、こんな季節に暖房もトイレもないログキャビンを利用する者はなく、まさに貸し切り状態・・・

で、看板にもあるとおり、こちらの冬の名物は、400m先にあるオウネン滝と、800m先にある扁妙の滝の・・・




全面凍結・・・そう、氷瀑であります。


とくに扁妙の滝は落差が65mあり、その氷瀑はけっこう有名なようで、この日も大勢の登山客がありました。

で、今回の目的のひとつは氷瀑の夜間照射、とりあえずログキャビンに荷物を入れて、まずは明るいうちに・・・

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氷瀑の下見に出発であります。






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けっこう急な山道をひいひいぐんぐん登って行くと・・・






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まずはオウネン滝が見えてきました・・・って、赤チャリさん、この気温で腕まくりすることはないでしょう・・・

ちなみに構えておられるのは、今年になって発売当初の半値以下になったのでついつい購入されたとゆー、
フジの30倍ズームの・・・えーと、なんでしたっけ赤チャリさん・・・なにせ説明をお聞きしたのが宴会後だったもので・・・







ま、残念ながら・・・

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オウネン滝は、この日は凍結してませんでした・・・





で、さらに・・・

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ひいひいどんどん高度を稼いでいくと・・・






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じゃーん

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ようやく扁妙の滝に到着・・・こちらの滝壺付近はほぼ全面凍結してました。










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気温はちょうど零度・・・午後の比較的暖かい時間帯でしたが、朝方ならもっときれいなんでしょうね・・・





ちなみに・・・

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この位置から見えるのは滝の下段部分のみ、上段2/3ほどはここからはまったく見えません。







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まあ、滝に陽が当たれば、もっときれいなんでしょうね・・・





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って、赤チャリさん、この気温で腕まくりしなくていいの・・・そーいやhiguさんも腕まくりしてたな・・・








で、扁妙の滝全体が見える「滝見台」を目指して、さらに登ることになったのですが・・・

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こちらが滝見台へと続く「天空の階段」・・・




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まさに天空へと続いてて、天空から川端さんが蹴り落とす雪の塊が次々と降りそそぎ・・・ひいひい・・・






で、なんとか滝見台まで登ると・・・

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扁妙の滝の全容が見えます・・・って、赤チャリさん、ようやく袖を下ろしたようですね・・・

ご覧のとおり、滝壺では見えなかった上段2/3ほどは凍結せずに滔々と流れてました。





ま、せっかくなので・・・

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滝を撮ったり・・・







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周辺の山々を撮ったり・・・

ちなみに右下に小さく見えてるのがログキャビン前の駐車場、よくまあ登ってきたものであります・・・




で、奇跡的に全員無事にログキャビンまで戻り・・・

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ライト談義で盛り上がりつつ、炊事棟での宴会準備へ・・・

この後、室内ではみなさんのお土産交換とかがあって、テーブル上は珍しいライトで埋まったのですが、
わたくしは宴会準備に余念がなく、残念ながら画像はありませんが、今回もいろんなものをいただきました。

で、higuさんが四人にストリームライトのナノをプレゼントして下さった後で、

「で、これを誰かさんに預けておくと、もっと明るくなると思いますよ。むひひひ」

といった途端、残る三人が封も切らずにwingさんに投げ渡してたのは、ごく自然な成り行きでしたね。
いやあ、完成品を見るのが楽しみだなあ・・・げひげひ








で、すっかり暗くなったので、すでにマイナス二度を切っている、コンクリート造り、吹き抜けの炊事棟に移動・・・

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まずは、すっかりおなじみとなったwingさん持参のスパークリングワインで乾杯!!!




その後は・・・

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こちらもすっかりおなじみとなった、二日酔いの猫さん特製の通称「猫ベーコン」・・・




これをスライスして、わたくしの「ミニ鉄板焼き器」で焼いたり、




その後は・・・

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雰囲気を変えて、岩塩プレートで焼いたみたり・・・




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もちろん、大量の焼き肉やステーキも次々と・・・







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さらには焼きシイタケに焼きおにぎり・・・その後は肉厚の巨大な焼きホッケなんぞも次々と焼いて・・・

ちなみに左上、higuさんが三本目を空けてるのはわたくしも大好きな麦とホップの黒であります。






で、宴会の合間にテントサイトに出ては星空を眺めたり、雪の残る対岸を照射したりしてはまた戻り・・・

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こちらもwingさん差し入れのおいしい赤ワインを開けて、さらにスープ餃子に行こうとしたのですが、
さすがにお腹がいっぱいになってきたのと、気温がマイナス4℃を切ってきたので、とりあえずキャビンに戻って・・・






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こちらもおなじみとなった、川端さんのマジックショーや、バーボンの飲み比べ、甘い物の食べ較べ、
さらには赤チャリさんお得意の「スキムミルク一気飲み!!!」などなど・・・

そう、暖房設備のないログキャビンでしたが、凍死者を出すのがためらわれたのか、あまりに不憫に思われたのか、
管理人さんのはからいで、画像でご覧のとおり、石油ファンヒーターをセットしてくれてたのであります。

いやあ、これはじつにありがたく、けっこう薄着で延々と深夜まで、ライト談義が盛り上がったのであります。


(以下、次号に続きます。)




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