2014年06月

2014年06月26日

大泉緑地ふらふら

(期間限定のお知らせ)
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事は
こちらです。



自転車とビールもどきでふらふらになるするシリーズの五回目であります。

まだ友人とご近所をふらふらしてるだけですが、いずれ「琵琶湖一周ふらふら」とか「しまなみ海道往復ふらふら」、
さらには「日本縦断グレートトラバースふらふら」とか「世界横断グレートジャーニーふらふら」とかもアップ・・・
したいとは思ってますが・・・とりあえず今回もご近所ふらふら記事であります。




またまた大和川を遡上し、今回は途中から右折して堺市にある大泉緑地へ向かいました。

大阪中央環状線(中環)沿いにある大きな緑地なんですが、とりあえず周回コースを半周ほど廻り、
「サイクルどろんこ広場」へ・・・

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昔、オープンして間もない頃、息子たちを連れてマウンテンバイクで何度か走ったことがあるのですが、
当時は「どろんこ」そのものだったのが、バンクも舗装されてけっこう本格的なコースになっており、
走ってるのも本格的なBMXばかり、さすがにダホン・エスプレッソで走るのはやめておきました。


で、さらに周回コースをふらふらと廻り、「次回はバーベキュー広場にフルセット持ち込んで本格宴会・・・」
とか園内を下見しつつ、ちと季節が過ぎてしまった「かきつばた園」へ・・・



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入ったところに、堺の風物詩だった風車が復元されてました。

畑に井戸水を汲み上げるためのもので、説明板によると、それまで「つるべ」で汲み上げてたものを、
大正の初めごろにオランダの風車の絵をヒントに、見よう見まねで作られたそうで、その後改良を重ね、
最盛期の昭和20年代には、堺だけでも350基以上があったそうです。

わたくしが幼少の頃は、南海電車で大和川の鉄橋を渡ると、駅間にはまだまだ畑が残っており、
遠くには海も見え、畑のあちこちにこれと同じ風車が点在してましたが、昭和30年代以降は、
臨海地帯の埋め立てや畑の宅地化が進み、風が遮られるようになったこともあり徐々に減少、
現存するのは数基のみになっているそうです。

そーいや阪急京都線の沿線も、今は大阪から京都まで市街地が続きますが、昔は駅付近だけでしたねえ・・・

と、はるかな昔を懐かしみつつ園内を進むと・・・

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カキツバタが二輪だけ残ってました。(撮影日は6月14日)





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こちら、なんとゆートンボでしょう??? きれいな羽根ですねえ・・・ズームの限界ですねえ・・・





サギさんが獲物を狙ってます。

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見事にゲット・・・って、連写モードにしておけばよかったか・・・いや、どーせレスポンス悪いか・・・ぶつぶつ・・・




次に自転車を押して「小笠山」山頂まで・・・

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山頂の標高は290m・・・もとい、29.0mでした・・・





さらに次のピーク「双子山」を目指し、尾根筋の険しい縦走路を・・・

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こちらはよく見かけますが、なんとゆー名前だっけ・・・ズームの限界が・・・






なんとか「双子山」の登頂にも成功であります。ひいひい

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こちらは標高323m・・・もとい32.3m・・・




無事下山したあとは、中央花壇をふらふらしたり・・・

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安物コントラストAFの限界か・・・








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池の周辺をふらふらしたりしてたのですが・・・


「お昼も過ぎたし、そろそろいいんでないかい・・・」

「すっかり遅くなってしまったな・・・ではでは・・・」

と、簡単な問答があり・・・

お近くのスーパーに立ち寄って大和川沿いを西へ、自転車を押して帰れるあたりまで戻り・・・



まずはこちらから・・・じゅるじゅる

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サッポロから新発売の「ホワイトベルグ」・・・
コリアンダーシーズとオレンジピールの入ったホワイトビールであります。

「ごくごく・・・けっこう個性的で旨いな・・・」

「ぐびぐび・・・ともかく暑かったので旨いな・・・」




で・・・

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こちらもサッポロの「素材逸品」・・・

「かぱかぱ・・・これはまあ・・・ふつーとゆーべきか・・・でも飲めるな・・・」

「腹は減ってるし、喉は乾いてるし、ともかく・・・ばくばく・・・ごくごく・・・」



さらに・・・

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こちらはアサヒの「アクアゼロ」・・・

「こちらはあっさりしてるとゆーか、クセがないとゆーか・・・かぱかぱ・・・」

「うーむ、たしかに・・・飲みやすいとゆーか、炭酸水に近いとゆーか・・・ごきゅごきゅ・・・」




で、仕上げは・・・

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イオン・トップバリューのオリジナル商品、「バーリアル」・・・

「うーん、こちらは・・・やはりお値段相当とゆーべきか・・・ひっく・・・」

「ま、4本目になると、もう何でもええけどね・・・がははは・・・げふっ・・・」





と、すっかり出来上がり、ぐったりとなったところで・・・

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ツタで木陰になったパーゴラの下が空いたので、そちらに移動してまったりと休憩・・・

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ちなみに今回、友人はブリヂストン・アンカー、わたくしはいつものダホン・エスプレッソであります。



で、木陰でまったりしてる友人から、

「このダホン、あっちの木立の中に置いたら、けっこう絵になるんでないかい・・・」といわれ・・・

ならば、と、ふらふらしながら撮ったのが・・・

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やはり構図と背景の処理が難しいですね。 残念ながらアルデンヌの森には見えましぇん・・・







で、すっかりへろへろになったものの、せっかくなので自転車を押しつつ・・・

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南海高野線の大和川橋梁を撮ったり・・・よく見ると、けっこう味のある古い鉄橋ですね・・・






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明治二年の大和川堤防決壊地にある、お地蔵さま・龍神さまに寄ったりして、ふらふらと帰りました。



って、こんなことで、琵琶湖やしまなみ海道、はたまた日本縦断や世界横断ができる日は来るのだろうか・・・
ま、今回はバーボンを持って行かなかっただけでも成長したな、そう、次回はBBQフルセットを・・・(違)




m98k at 20:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0) mixiチェック 自転車ふらふら | 糧食、飲料

2014年06月21日

新・新キャンティーン???

(期間限定のお知らせ)
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事は
こちらです。


えーっ、過日、31年ぶりにキャンティーンを更新したとゆー記事をアップしたばかりなんですが・・・

やむを得ない事情???により、またキャンティーンを更新することになりました・・・あははは



じつは某月某日、wingさんに同行して姫路に行ったわたくし、red-bicycle(赤チャリ)さんとも合流し、
三人で某アウトドアショップに立ち寄り、いろんなグッズを見て回りました。

「これが98kさんが記事にアップされてた、ナルゲンのキャンティーン・ボトルですねえ・・・
リュックのサイドポケットにも収納しやすい形状だし、ひとつあってもいいなあ・・・
たしか98kさんのは、ブルーのやつでしたよね・・・」と、wingさん

「ええ、水が冷たげに見えるかと・・・それにブルーとグレーとブラックしかなかったし・・・」と98k

「この店には、こんな色合いのもありますよ・・・むひひひ





じゃーん

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「げげっ、こんな色合いがあったのね・・・ひょっとして姫路限定版かっ???」と、あわてる98k

「あはは、まさか・・・ネットでは実際の色合いは、なかなかわかりませんからねえ・・・」

「ううっ・・・これはどう見てもダークグリーンやが、ネットでブラックとゆーのは、じつはこれだったのか???」

「いかがです、新しいコンドルのバッグはナルゲン2個入りでしょ、もうひとつ買われては・・・」

「いや、さすがにもうひとつ買うのはねえ・・・でも、なかなかの色合い・・・」と、未練がましい98k

「なあに、要らなくなったブルーはもらってあげますから・・・」と、ブルー好きなwingさん。

「まだ一度も使ってないのに、なんとゆーことを・・・ぶつぶつ・・・」

「あんたが買わないなら、ちょうどふたつ残ってますから、我々が買い占めましょうかね、赤チャリさん。」

「それいいですね、で、キャンプの都度、98kさんに見せびらかしましょう・・・むひひひ

「まっ、待ていっ、わっ、わたくしが買うんじゃあぁぁ・・・」

と、お二人に、すっかり背中を押されてしまったとゆー次第・・・あはは・・・



大変前置きが長くなりましたが・・・



ナルゲン・オアシス・キャンティーンのブラック???であります。

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ネットで見た時はこんな感じだったし、大阪のアウトドアショップでは、たまたまブルーしかなかったし・・・














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左側は色合い比較用のブルー・・・って右側は、たしかにブラックに見えますね・・・





ところが、後ろから電球色の光をあてると・・・

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左側は明らかなブルーですが・・・









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右側は明らかにグリーン・・・



って、色合い以外の詳細については・・・上記リンク記事と全く同じであります。とほほ


(追記です)
その後、ラベルをよく見ると・・・

ブルーのには・・・

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ブルーとゆー表示が・・・




で、今回のには・・・

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なんとフォリッジ(グリーン)とゆー表示が・・・や、やはり姫路限定だったのか???





ところで・・・

余ったブルーはどうしてくれよう・・・

wingさんにもらわれるぐらいなら、いっそ火中に投じて・・・

って、いつもお世話になってるのになんちゅーことを・・・

ここは少しでも、日頃の感謝の気持ちをお伝えするためにですね・・・

高額で売りつけることにしようかの・・・げひげひ

ぼかっべきっぐしゃ







m98k at 22:22|PermalinkComments(6)TrackBack(0) mixiチェック その他アウトドア | ミリタリーグッズ

2014年06月17日

ケシュアテント・フレッシュ!!

(期間限定のお知らせ)
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事は
こちらです。



ひさしぶりの新テントのご紹介であります。

って、もうテントは買わないとか、いってたよーな気もしますが・・・あはは

そう、愛用中のケシュア・ポップアップテントに、「フレッシュ」バージョンを追加したのであります・・・


じゃーん

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46インチテレビに較べても、27cmの足に較べても、決して遜色のないケシュアテント・・・

ま、今回のは二人用なので、上記リンク記事の三人用よりはやや小さく、仕舞直径は68cm・・・




ちなみに収納袋には・・・

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ハンドストラップとアジャスター付きショルダーストラップが付いてました。

上記リンク記事のスタンダードタイプでは、中途半端なストラップ1本だけだったんですが、
さすが「フレッシュ」モデルになると、収納袋のストラップもフレッシュに・・・




中央にあるパッチの拡大画像です。

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ケシュアQuechua 2 SECONDシリーズのFRESH Ⅱ、換気のできるエアータイプであります。

二人用とはいえ、縦幅も横幅も長くなった分、スタンダード三人用と床面積はあまり変わりません。
ま、高さは100cmから90cmになり、この点は不満だったのですが、縦幅が長くなったのがポイント・・・

そう、わたくしの愛用しているスタンダード三人用は、縦幅が210cmで(横幅は最大180cm)、
ポップアップの構造上からか、足先や枕元にあまり余裕がありませんでした。
こちらは縦幅が225cm(横幅は最大140cm)だったため、いつかは欲しいと思ってたのですが、
ナチ○ラムさんでしばらくなかったのが、最近再入荷したので、思わずポチってしまった次第。

他の225cmサイズもあったのですがけっこうお高く、いっぽうこちらは「フレッシュ」タイプのフライシート、
シルバーコーティングで熱線を遮ってくれるうえ、「エアー」タイプのポール構造なので、画像にあるとおり、
サイドからの換気もできるとゆー、これからのシーズンにぴったりのモデルだったのであります。




さっそく本体のストラップを外し、乱暴に床に置いてやると・・・

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たちまち立派なテントになりました。

で、実際に寝てみると、縦幅は15cm長くなったものの、二人用にしたため高さが10cm低くなり、
枕元や足先の圧迫感は、スタンダードタイプ三人用とそんなに変わりませんでした・・・ううっ

なので、さらにゆったり涼しく過ごしたい方には、とりあえず三人用のほうをオススメしておきます。

ま、長さ自体は15cm伸びてますから、かなりゆとりがあるはず・・・なんですが・・・
ラインを張れば圧迫感がマシになるのか・・・いずれ実際に使った感想を追記するつもりです・・・




で、こちらが「エアー」タイプのサイド部分・・・バックルを外し、室内のラインで開閉します・・・

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開ける角度も、室内からラインで調整できるようになっています。





こちら側が開放した状態

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こちら側が閉じた状態

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内部からラインを引っ張ってるのがお分かりでしょうか・・・


ちなみに開口部のフライ下部と本体ボトムとの間には、閉じた状態でも隙間ができますが、
よほどの吹きなぐりでない限り、雨で濡れるのはPE製ボトムの立ち上がり部分までと思われ、
まず問題はないでしょう。
ただ、完全密閉はできないので、悪天候を想定すると、やや不安が残ります。



で、こちらがフライシート・ドア部分の裏側・・・

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これがフレッシュ、いわゆるシルバーコーティングなんですね・・・じゅるじゅる




ドアと反対側にある換気口(ベンチレーター)は・・・

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スタンダードタイプと同じでちっちゃいですが、なにせサイド側が大きく開くので換気性は格段に向上、
ただ、その構造のためサイドのポールは二重になってるので、その分かなり重くなってますね。
(スタンダードの三人用で3.5kg、フレッシュは二人用でも3.8kg)



ちなみに収納袋に縫いつけてある説明図を見ると・・・

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脱いだ靴はサイド側のフライと本体との隙間に入れることになってますね。ふむふむ




スタンダードモデルの収納袋にも付いてた、たたみ方の説明図は・・・

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さらに巨大なシートになってました。まだまだ苦労してる人が多いんですね・・・あははは
(ちなみに上記リンク記事の末尾に、わたくしの「たたみ方」を記載しています。)






いっぽうこちらは、収納袋のポケットに入ってた・・・

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付属のペグ9本と自在付きライン5本・・・

四隅のペグダウンに4本、四隅上部からラインを伸ばしてペグダウンでラインとペグ各4本、
あとはベンチレーター用のラインとペグ各1本とゆー設定でしょうが、全部を使う状況は少ないでしょう。



それとこのモデルには、画像右下にあるとおり・・・

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リペアキットも付いてました。さすがフレッシュモデルとゆーか、ややお高いモデルとゆーか・・・

いずれにしても、クルマで行くキャンプなら大きさや重さはあまり気にしなくていいですし、
キャンプサイトに着いて一瞬で立ち上がり、四隅をペグダウンしてマットとシュラフを放り込めば、
それなりに信頼性のある就寝スペースが完成、さらに撤収作業も慣れれば最短15秒で済む、
とゆーケシュアのテントは、お気楽キャンプにはありがたいですね。

また、クルマを停めて道端とかで仮眠する場合などは、気象条件さえよければペグダウンもせず、
潜り込むだけですし撤収も15秒ですから、満載の荷物を整理して就寝スペースを確保してから、
車内で仮眠するより、結果的には短時間で済みますし、もちろんビビィザックやシュラフカバーだけで、
車外で仮眠するよりもはるかに快適です。

特にこの「フレッシュ」タイプは、暑い時期の朝寝や、真っ昼間から飲んでお昼寝するのによさそうで、
ずっとそれを楽しみにしていたのであります。げひげひ







遮熱性素材についての一考察P.S.

まず遮熱素材と断熱素材の違い、みなさんご存じでしょうが、わたくしなりの理解は・・・

遮熱素材は熱線(電磁波)を反射させて遮ろうとするもので、アルミなどのシルバーコーティングが代表的、
ケシュアのフレッシュテントやフレッシュタープは、アルミと二酸化チタンのコーティング生地だそうです・・・

いっぽう断熱素材は熱そのものの移動(熱伝導)を防ぐもので、熱は分子から分子へ伝わりますから、
分子のない層(真空層)を持つものが理想的ですが、魔法瓶みたいなテントやウェアはないので、
分子の少ない空気の層を持つエアマットや、その空気の流れをなくしたクローズドセルのマット、
滞留空気層を厚くするためのダウンなどの中綿が入ったジャケットやシュラフが代表的ですね。
テントでも、厚手のコットンなどを使ったり、二重にしたりして断熱空気層を工夫しています。

さらに内側にシルバーコーティングして、身体から出る熱線(輻射熱)を反射するダウンジャケットや、
片側をシルバーコーティングした、いわゆる銀マット系などもあり、これらは遮熱素材と断熱素材の、
両方を使ったアウトドアグッズとゆーことになりますね。

ちなみに最近、今回のテントと同素材のケシュア「フレッシュ」タープをwingさんが購入されました。
wingさんはそれ以外にも、Luxeのブラックタープも持っておられるのですが、これは冬はシルバー側を内面にして、
焚き火や身体からの熱線を逃がさないようにし、夏はシルバー側を外面にして、太陽からの熱線を遮るもの。
ま、購入目的は今回のわたくしと同じ「炎天下でも朝寝や昼寝がしたい・・・」とゆーだけなんですが・・・

wingさんによると、シルバーコーティングの効果を実感したのは何回か前の熊野キャンプだそうで、
わたくしの「ワンタッチキャノピー300」タープと、自分のコールマン・スクリーンタープを何度も往復して、
「タープ下での体感温度が全然違うなあ、98kさんのは安物なのに・・・ぶつぶつ・・・」
と、それ以来、シルバーコーティングの(高級なの)を物色していたとか・・・

で、上記リンク記事のブラックタープ画像のとおり、遮熱性タープの下にテントを設営してゆっくり朝寝する、
とゆーパターンになったのですが、さらに最近、バンドックのフルメッシュテントも購入され、この夏からは、
ケシュアのフレッシュタープでフルメッシュテント本体を覆い、さらに快適に惰眠を貪ろうとゆー魂胆・・・

ま、わたくしもクイックミリタリーソロテントで似たことを考えてましたから、えらそーにはいえませんが・・・

シルバーコーティング素材といえば、わたくし上記のタープ以外では、こんないただきものシートや、
こんな傘
などを持ってますが、特に傘については暑い時期の通勤にも使っています。

リンク記事にもあるとおり、この傘の遮熱は体感6℃となっており、炎天下で使うと実感します。
生地やコーティング素材にもよるでしょうが、コーティングの有無で実際この程度の差はあるでしょう。

ただし、いくらコーティング素材で遮熱しても、太陽の熱線は強力ですから、生地の表面は相当な温度になり、
傘に触れてみると、すごい熱さが直接伝わってきます。
そう、傘の下の空気が断熱素材となり、この熱が身体まで伝わってこないのでありますね。
さらに傘付近の熱くなった空気が次々と対流(上昇)するので、身体までは熱くならない・・・

つーことはテントでも、コーティング内側に対流できる空気層が必要で、逆に保温のためには、
コーティングの外側に対流しない空気層があればいい・・・と思うのですが、いかがなもんでしょう。

もちろん体感温度については、熱線の輻射と空気の対流だけでなく、汗の蒸発(気化熱)と直接の熱伝導も、
それぞれ相互に関係しますから、アウトドアで涼しく、あるいは暖かく、快適に過ごすためには、
遮熱素材や断熱素材だけでなく、身体の発熱と冷却・保温の仕組みを理解しておくことも重要です。

ま、こちらは「糧食・飲料」のカテゴリにも関わりますので、いずれまた別の機会に・・・
そう、何を飲んで食べて身体を冷やすか、何を飲んで食べて身体を温めるか、とか・・・じゅるじゅる


(追記です。)
7月にわざわざこのテントの遮熱テスト???をしてきました。
ま、遮熱???結果はリンク記事のとおりでしたが、ずっと気になっていた床面の長さについては、
きちんと四隅をペグ止めしてやると、当然ながらスタンダードタイプより物理的には長くなりましたが、
まだ壁面の圧迫感は感じましたので、やはりゆったりするには3人用ですね・・・


m98k at 21:51|PermalinkComments(6)TrackBack(0) mixiチェック キャンプ・川下り 

2014年06月13日

フォールディング・スプーン!!!

(期間限定のお知らせ)
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事はこちらです。




で、今回はフォールディング・スプーンであります。


ええ、個人携行用食器充実作戦の一環として・・・って、そんな作戦あったっけ・・・

わたくし、アウトドアでの食事は箸だけで済ますことが多いのですが、カレーをばくばく食べたり、
深いクッカーやパウチに入ったご飯を食べ尽くすには、スプーンが1本あると便利です。

パスタなどは箸があれば何とでもなりますが、こちらもフォークがあるとそれらしい雰囲気になるので、
キャンプ宴会用食器セットの中には、米軍払い下げの古いスプーン・フォークセットを常備しています。
(ナイフについては、わざわざカトラリーとして持たなくても、常に(何本か)手元にありますから。)

ただ、担ぐ前提の個人携行用としては、米軍の古いスプーンとかは、今となってはけっこう重くてデカい・・・

現代のMREなど野外用コンバット・レーションでは、衛生上の理由もあって、軽量な使い切りの、
プラ・スプーンが1食分(国によっては1日分)に1本入ってて、これだけで全メニューが食べられますし、
非常用や山用のフリーズドライ食品などでも、内部に使い切りのプラ・スプーンが同封されてますね。



で、わたくしもとりあえず、こちらの個人携行用食器セットに・・・

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スプーンも入れておこうと決意しました。やっときっぱりと・・・

ちなみに右から、麺・スープ用、ご飯・主食用、おかず・つまみ用、アルコール・お茶・コーヒー用で、
手前はコースターにもなる、マグカップ用の高級リッド(フタ)であります。げひげひ


ま、これに箸とスプーン、それとこんな・・・

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アクリルのショットグラスを入れて、ポリプロピレンの小皿を重ねておくと、個人携行食器としては天下無敵・・・







で、まずは自宅にあった、ライトマイファイアのスプーンフォークを・・・

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しっ、閉まらねえ・・・









次案として、高級な木製スプーンをば・・・

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やはり閉まらねえ・・・





ならばと、使い切りプラ・スプーンの柄を短くカットして・・・

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今度はつなぎ箸と共に、ぴったりと収まりました・・・が・・・







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短すぎて使いにくい・・・





つーことで・・・



大変前置きが長くなりましたが・・・



じゃーん

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ベルモントのアルミ・フォールディング・スプーンであります。

左はつなぎ箸にあわせてカットした使い切りプラ・スプーンで長さ12cm、
右のアルミ・フォールディング・スプーンの仕舞寸法は9.3cmでした。






DSCN2367

もちろん仕舞寸法12cmのつなぎ箸より、2.7cmコンパクトになります。




ええ、これならマグカップやつなぎ箸、ショットグラスなんぞを入れたソロクッカーにも収まります。




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ちなみにこのスプーン、前述のとおり本体はアルミ製で、高級なチタン製ではありません・・・

高級なチタン製のマグカップを、どどんと二つも衝動買いした、太っ腹なわたくしですが
今回のフォールディング・スプーンについては、やや慎重に検討したのであります。

仕舞寸法や使用寸法はどれもほぼ同じでしたので、まずは重量比較・・・

同じベルモントのステンレス製フォールディング・スポーク(先割れスプーン)が28gで、こちらは20g、
重さがなんと2/3に・・・とはいえ、わずか8gの差ですから、わたくしの使用状況では問題ない範囲、
むしろステンレス製のほうが丈夫でしょうし、アルミ製より、さらに安かったのですが・・・
後述のとおり、わたくしこのスポーク・先割れスプーンとゆータイプにはどうにもなじめず・・・

いっぽうチタン製のフォールディング・スプーンは各社から出ており、たとえばプリムスのなら19g、
他社の製品もほぼ似たような重さでした。
ま、どれも柄の部分にはステンレス棒を使ってるようで、総重量はあまり変わらないんでしょうね。

となると、あとはチタン製とアルミ製とのお値段、強度、感触などの比較であります。

同じ重さならチタンのほうが強度はあるでしょうし、金属臭や金属アレルギーが少なく口あたりもいい、
さらにはアルミより熱伝導が低くて熱が伝わりにくい、つーあたりがチタンの特徴・・・なんでしょうが・・・
その程度で倍ちかいお値段差は出せない・・・つーのが今回の結論だったのであります。

そう、わたくしにとってフォールディング・スプーンは、個人携行用食器の中でも箸やカップ類とは異なり、
毎回使うものでもないので、アルミ製でも充分と判断したのですね。ともかくお安いし・・・
マグカップはチタン製だけど、どーせソロクッカーはアルミ製だし、つなぎ箸はステンレス製だし・・・ぶつぶつ



閑話休題・・・



展開サイズは約16cm・・・

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小ぶりなスプーンとしては一般的サイズで、ふつーに使えそうです。






こちらがストッパーとゆーか、ロック部分であります。

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よく見ると本体の折り曲げ部がひび割れてますね・・・ま、お値段相当とゆーところでしょうか・・・







こちらが裏側であります。

DSCN2370

本体はアルミとはいえ、けっこう厚みがあるのでしっかりしています。
柄の部分はステンレス棒で、これは本体がチタン製でもステンレス製でも同じようでした。




ともかくこれで・・・

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深型クッカーに入れたご飯なんぞも、ばくばく食べ尽くすことができるはず・・・じゅるじゅる







個人用カトラリーに関する一考察P.S.

今回の選択にあたって、アルミ製よりさらにお安いステンレス製フォールディングタイプでは、
たまたまスプーンやフォークがなく、兼用のスポーク、いわゆる先割れスプーンタイプしかありませんでした。

このスポークとゆーやつ、スプーンとしては、わたくし先っちょのフォーク部がどーにもなじみません。
そう、カレーなどをばくばく食べるには先っちょが引っ掛かるので、フォークで食べるのと同じ感覚になり、
フォークの代用品とゆー感じがするのですが、逆にフォークとして使おうとすれば切れ込みが浅すぎて、
食材を突き刺すにしても、絡め取るにしても、かなり使いづらい・・・

ですから、仮に箸を持たずフォーク機能が要る場合でも、前述のライトマイファイアのスプーンフォークや、
昔ながらの十徳ナイフのように、一体型でもフォークとスプーンが別機能になってるタイプが好みです。

ま、わたくしはあくまで箸との併用が前提ですから、フォークが要るシーンでは箸を使いますので、
個人用カトラリーとしては、「箸とスプーン」があれば充分なのであります。

ナイフは焼き肉争奪戦用?のがいっぱいありますし、ナイフはフォーク代わりになります・・・

そう、フォークの「突き刺す」機能はナイフで代用できます。ま、たまに口中を切ることもありますが・・・
で、フォークのもうひとつの用途であるパスタ類などを「絡め取る」機能、こちらはナイフではできず、
たまにではなく、必ず口中が血まみれになるので、こちらは箸で代用します。

いっぽうで箸やスプーン、フォークなどのカトラリー類は、時間に余裕のあるキャンプとかなら、
ナイフ一本あれば何とか作れるもの、それはそれで楽しいのですが、やはり専用のものがあると、
使い勝手がいいのは確かで、その中でどれを持ち、どれを置いていくかは状況によりますね。

そう、カトラリーについても、以前紹介した風除板と同じで、あれば便利だけど、なくてもいい状況もあり、
わたくしの宴会キャンプでは、「箸、時々スプーン」以外は、風除板と同じ範疇なのであります。

ただ、クッカーも湯沸かし専用で調理はせず、食器も使わずレトルトパウチだけで済ませたり、
荷物も1gでも軽くしたいような、エキスペディションや長期山行になっても、温食にする限りは、
最低限1本のカトラリーは必要、そんな場合は、やはりチタン製のスポーク(フォールディングタイプではなく、
シンプルで壊れない1本モノ)、あるいはライトマイファイアのようなスプーンフォークを1本だけ・・・

とゆーことになるんでしょうが・・・やはりちと味気ないですね・・・



m98k at 00:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) mixiチェック キャンプ・川下り | その他アウトドア

2014年06月10日

2014夏・中国・内モンゴル沙漠植林ツアーのご案内

(当サイトの過去記事を画像付きで一覧できます。)



今回は2014夏・中国・内モンゴル沙漠・植林ボランティアツアーへのお誘い記事であります。

わたくし自身が参加できるかどうかは未定なんですが、少しでも興味のある方はご一報下さい。
もちろん、下記連絡先に直接コンタクトいただいてもけっこうです。詳細をお知らせします。


中国との関係がいろいろといわれている時期だからこそ、植林ボランティアや子どもたちとの交流など、
草の根レベルで、しっかりと理解しあっておく必要があると今回企画されたツアーです。


データコピーがうまくいかず見にくいですが、はじめてのウランブハ沙漠での緑化活動と子どもたちとの交流、
隊の原点であるクブチ沙漠へ移動しての緑化活動、100万都市を目指して計画され、石炭需要の減少で、
人口一万の廃墟に近い状態になっている人工都市オルドス市やチンギス・ハーン稜の見学、
中国最大のマンモス化石コレクションのある内モンゴル博物館の見学等、内容は充実しています。




               .GKS第19次隊・中国内モンゴル沙漠植林隊



ご案内


     2014
年(平成26年)823日(土)~829日(金)7日間





 

月 日

時間

内容

食事

ホテル・宿泊地

1

8/23

(土)

午前

午後

関西発/CA928(13:50–16:00) 成田発/CA926(15:15–18:10)

北京到着後:専用バスにて市内ホテルへ

昼×

夕機

スタンダートクラス

北京市内泊

2

8/24

(日)

早朝

0750

0945

北京空港へ(朝食はお弁当)

国内線(CA-1147)にてバヤンノール空港へ

ウランブハ沙漠“磴口緑化基地”へ(1時間半) その後、緑化活動

朝△

昼○

夕○

磴口緑化センター

磴口沙漠泊




 

3

8/25

()

午前

午後




 

ウランブハ沙漠“磴口緑化基地”にて緑化活動

午後:緑化活動(地元中学校生徒さんとの協働植林予定)

巴彦淖尓(バヤンノール)市内へ(所要時間1時間)その後、夕食

朝○

昼○

夕○

磴口緑化センター

磴口沙漠泊




 

4

8/26

(火)

午前

午後

 “クブチ沙漠緑化基地“恩格貝”へ(3時間)

モンゴル式歓迎後、「澤井隊の森」視察及び植林活動

朝○

昼○夕○

沙漠賓館

恩格貝泊

5

8/27

(水)

午前



夕刻


 

オルドス市へ(高速道路経由:2時間半180km)

昼食後、チンギス・ハン陵見学(チンギス・ハン博物館)

呼和浩特市へ移動(高速道路経由:3時間)その後、夕食

朝○

昼○

夕○

スタンダートクラス

呼和浩特市内泊

6

8/28

(木)

午前

16:50

18:00

「内モンゴル博物館」※中国最大のマンモス化石見学

国内線にて北京へ移動(CA-1116)

到着後、市内レストランにてサヨナラ会

朝○

昼○

夕○

スタンダートクラス

北京市内泊

7

8/29

(金)

早朝

午前

北京空港へ(朝食はお弁当)

関西/CA-927(08:40–12:40) 成田/CA-925(09:25–13:55) 

朝△

昼機




 

※上記日程、交通機関については現地事情により変更になることが有りますので、御了承下さいませ。




■ 募 集 要 項 ■


○旅行費用 :約20万円前後(含:空港税・燃油料)、一人部屋利用代金は別途かかります。

       団費  会員 5千円  非会員 8千円


○募集人員 :25名(最少催行人員15名 添乗員同行)


○仮申込み先:澤井 敏郎 TEL&FAX 0774-52-2036 〒610-0121 城陽市寺田北東西
106-2

メールでのお申込み:山崎健一郎 TEL&FAX 0742-41-7839 〒630-8037 奈良市中町5142-10 

E-mail ken-ichi@kcn.ne.jp


○申込み締切:2014年7月20日(日) 6月20日迄に申込の方は早割 5,000円引き


○取扱旅行社:㈱日本エコプランニングサービス 〒101-0021 東京都千代田区外神田5-5-5沼田ビル2F

       TEL 03-5807-1691 FAX 03-5807-1692 担当:高橋、川本





 


みなさんのご連絡をお待ちしています。




(2012夏・クブチ沙漠の様子であります。)

IMGP2241

人類が沙漠化してしまった土地に、少しずつでも木を植えていくと・・・






IMGP2247

やがて砂が定着し、ふたたび肥沃な大地となり・・・







IMGP2272

森に囲まれた農地や牧草地が蘇り、人も自然も豊かになるのであります。



m98k at 00:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生