2017年08月
2017年08月18日
2017秋の熊野キャンプへのお誘い
トスカーナ紀行番組の途中ではありますが、とーとつに・・・
2017秋の熊野キャンプへのお誘いであります。
基本日程 2017年10月7日(土曜日)~9日(月曜日・休日)
(わたくし98kは6日(金曜日)に現地入りするつもりです。)
集合場所 いつもの熊野川の中流域(十津川と北山川の合流点あたり)の何もない河原
(水道と水洗トイレはあります。)
内容 朝宴会~昼宴会~夜宴会~・・・たまにポタリングとかライト照射とか温泉とか・・・
持ち物 自分用のテント・シュラフ・マット・着替え・椅子・食糧飲料つまみ・おもちゃ
はじめての方も家族連れの方も大歓迎ですので、参加してみようかという
コメント欄などへ事前連絡をお願いします。場所や目印などの詳細をお知らせします。
それでは・・・10月に熊野の河原でお会いしましょう!!!
(今年の春の熊野キャンプの画像です。)
それでは、引き続きトスカーナ紀行をお楽しみください。
2017年08月17日
トスカーナ紀行4 モンテカルロ宴会
モンテカルロの要塞を出た一行は、リストランテの予約時間まで山上の旧市街を散策しました。
以下、さくさくっと・・・
要塞前のガリバルディ広場を旧市街側から見た様子・・・
当日18時から「D'armi広場」でコンサート開催の案内がありました。
ちなみに要塞前では・・・
こんなイベントもやってたようです。
モンテカルロ(コムーネ)の公用車・・・旧市街は標高162mの山上ですからね・・・
焼き物屋さん。
昔の女子修道院・・・
その後も女子教育の場として使われ、マルタさんもここの教室に通っていたそうです。
昔なら男子は入れなかった中へ・・・
云われてみれば女子修道院の雰囲気・・・って、どんな雰囲気か知りませんが・・・
旧市街の城壁には何ヶ所かの出入り口がありました。
こちらがローリスさん宅からも見える教会の鐘楼・・・
せっかくなので教会の中を見学しました。
こちらは聖夜のジオラマですね・・・
教会を出て・・・
さらに街中を散策します・・・
突き当りには要塞とは反対側の城門が見えてきました。ここがメインストリートなんですね。
とりあえず中央の広場に出ます・・・
コンサートの準備をしてたので・・・
ここが「D'armi広場」なんでしょうね・・・
広場からは麓を一望できました。
予約しているリストランテはすぐ下のパラソルのところ・・・
・・・なんですが、時間があったので、さらに散策しました。
ちなみに・・・
広場から見たローリスさん宅のアップ・・・
高倍率なので家が密集してるように見えますが、実際はゆったりしています。
で、広場の近くにある別の大きなリストランテ・・・
なんとこちら、ローリスさんとマルタさんの結婚披露宴の会場だったそうです!!!
想い出の宴会場がそのまま何十年も残ってるなんて、日本の大都市では珍しいことです。
わたくしが結婚披露宴をした大阪市内の会場なんか、はるか昔に跡形もなくなってたし・・・
さらに旧市街を歩きます。
ピンクのリボンはこの家で最近、女の子が生まれたお祝いのしるし・・・
アレくんが熱心に見てるのは・・・
売り家の貼り紙でした・・・各国語対応もあり外国人でも買えるようですね。
うーむ、どうしようかな・・・ま、上りがきつそうだし、空港から自転車だと、ちと遠いし・・・
モンテカルロ警察のパトカー・・・コムーネ単位で地方警察があるようです。
で、アレくんが指差しているのが・・・
モンテカルロの紋章だそうです。
抜け道・・・
じつに絵になりますねえ・・・
と、表通りを離れ、今度は城壁沿いに歩きます。
ところどころに小さな見張り台がありました。
この「ヌォーボ門」からいったん出て・・・ま、新しい門といっても、かなり古そうでしたが・・・
こちらからも眺めは最高でした・・・
午前中に行ったアルトパーショの街並み???
と、今度は・・・
フィレンツェへの旧街道へ続く「フィオレンティーナ門」から再び旧市街に入り・・・
ようやく中央の広場まで戻ってきました。ひいひい
で・・・
広場から階段を下りてリストランテのテラス席へ・・・
午後7時の強い日差しを浴びつつ、絶景を眺めつつ・・・
「まずはビールで乾杯!!!」・・・は我々二人だけでしたが・・・
ワイン・リストとは別冊のビール・リストもあって、わたくしはオススメの地ビールにしましたが、
みなさんは店のオリジナル・ハウスワインの赤白、とーぜんモンテカルロ産であります。
で・・・
各種パスタからはじまり・・・もちろんフォッカチャやパンはテーブルにどどんと・・・
魚料理に・・・
肉料理・・・
・・・を、みんなが取り分けて食べ終わる頃には・・・
ようやく日没となり・・・って、もう10時前なんですが・・・
アルトパーショのライトアップも確認できました。
で、もちろん締めは・・・
ドルチェとジェラート・・・と・・・
エスプレッソであります。
とまあ・・・
絶景のリストランテで飲んで食べて1人20ユーロほど、やはり飲食はお安いですねえ・・・
と、完食完飲後は・・・
10時を過ぎて、ますます賑やかになる山上の旧市街や・・・
ライトアップされたモンテカルロ要塞に別れを告げ・・・
直下の駐車場へと下りていきました・・・
まだ空がほのかに明るいですね・・・
って・・・この先の公園にあった・・・
このモニュメントは何だったのだろうか???
2017年08月16日
トスカーナ紀行3 モンテカルロ要塞
たっぷりの昼食をいただいてから、まったりとお昼寝したりして、少し涼しくなってからモンテカルロの
旧市街へ連れて行ってもらうことになりました。
「みんなはクルマで行きますが、あなたは自転車で追いかけて来て下さい。急坂ですよ。ひひひひ」
「うぐぐぐ・・・ま、暗くなると下りとか危ないだろうし・・・今回は同乗させていただきます。」
と、ローリスさんのクルマとアレくんのクルマに三人ずつ分乗して、丘の頂上直下まで・・・
ちなみにアレくんのクルマはフィアットではなく、スコダの天然ガス(Metano)車でした・・・
イタリアの乗用車はガソリン(Gasolio)車、ディーゼル(Benzina)車だけでなく、天然ガス(Metano)車や
プロパンガス(GPL)車も一般的なようで、ガソリンスタンドには大抵、この四種類が揃ってました。
ただし営業時間は平日の日中のみ、しかも昼休みは2時間以上といった店がほとんどでしたので、
給油のタイミングには気を付けないといけません。小型車はタンク容量も少ないし・・・
で、頂上直下の駐車場からの眺め・・・
麓には新興住宅もありハウス栽培もさかんなようですが・・・
山頂や中腹には・・・
あちこちに古い街並みが・・・じつに絵になりますねえ・・・
おおっ、こちらのヴェスパも・・・
じつに絵になるなあ・・・
と、駐車場から・・・
木陰が涼しい城壁の外側を上って・・・
旧市街へ入りました。
まずは一部修復され限定公開されているモンテカルロ要塞を見学・・・
せっかくなので、入口で記念写真・・・
で、アレくんがもたれているイーゼルにあるのが・・・
要塞の全容で、画像の右上が旧市街、右端にある黄色い建物との間が入口になります。
ちなみに公開は土日の16:00~19:30とありますが、おそらく夏だけなんでしょうね・・・
中に入ると・・・
受付というかインフォメーションになってて、詳しい説明をしてくれます。
今は個人所有になってて所有者が一部を修復して、有料で部分公開しているそうです。
ワイン樽の製造機でしょうか・・・
ま、怪しそうなのも、いくつかありましたが・・・
とりあえず中庭へ・・・
さらに中庭を抜けて見張り台?へ・・・
突き出した円筒の見張り台?にはガンポートが穿たれており、
上への階段は外されたままでした。縄梯子とかで上がるんでしょうか・・・
いっぽう床には・・・
はるか下まで続く穴が穿たれてました。武器などの荷揚げ用でしょうか・・・
いったん城壁の外へ出ます。
旧市街の反対側は、けっこう要塞のままで残ってました。ま、詳しくはネット検索ででも・・・
今は建物の一部となっているアルトパーショとかの城壁も、昔はこんな感じだったんでしょうね。
で、また城内に戻り・・・
今度は旧市街側の見張り台へ・・・
「こっちだよ!!!」
「ひいひい」
見張り台から見た城内の様子・・・けっこう複雑な造りです。
こちらが旧市街地側であります。
って、ところで・・・
見張り台を下りた、左のスペースには、どんな役割があったんでしょうね・・・
続いて要塞の中央にある本丸部分の上階へ移動・・・
あちこちに「石落とし」がありました。
で、
各部屋はごく普通なんですが・・・
通路や階段は狭く、立体構造は複雑でした。
本丸から見た見張り台とその下のスペース・・・屋上ビヤガーデンによさそうですが・・・
外側から一階部分まで下ります。
こちらはスロープになってて、馬や荷車用だったんでしょうか・・・
と、受付インフォメーションまで戻り・・・
親切なスタッフのお見送りを受け・・・
門前のガリバルディ広場まで戻ってきました。
この後は旧市街をのんびりと散策して、眺めのいいリストランテへ向かいます。
(次号に続きます。)
2017年08月14日
トスカーナ紀行2 アルトパーショ
部屋の窓から見た、少なくとも6年間は建築中のお隣さん・・・
・・・の右側中央、はるかに見えるのが・・・
丘のうえにあるモンテカルロの旧市街で、朝日を受けてとてもきれいでした。
で、この日の朝食であります・・・
まず卵の黄身をひたすらかき混ぜてくれて・・・
そのうえにエスプレッソ・コーヒーを注いだ・・・
エッグコーヒーと・・・
甘いクッキーやケーキとミルクでした。
昼食と夕食をたっぷり食べるし、朝はこれで充分なんですね。
で、シンプルな朝食後、クリくんから、
「今日はまず、アルトパーショの旧市街を案内しましょう。
クルマですぐだし、旧市街は狭いので、クルマを置いて歩いてまわれますよ。」
「でも、どうせなら自転車で行きたいな・・・じゅるじゅる」とわたくし・・・
「自転車で行くと帰りが少し上りになるし、上りは嫌だし・・・いっそ、歩いて行きましょうか」
とか話してると、お母さんのマルタさんが「ローマへの道」沿いに用事があるので途中まで送るから
「ローマへの道」を歩いて行けばいいと言ってくれて、便乗させてもらうことになりました。
で、古い修道院の前で降ろしてもらい・・・
「ローマへの道」をとことこ歩きます。
日本でいえば「歴史街道」といったところでしょうか、旧街道の一部に遊歩道を整備しているようです。
トスカーナでの位置関係はこんな感じ・・・
下(南)がローマ方面で、ルッカ~サン・ジミニャーノ間にアルトパーショがあり、我々は旧街道の北から
アルトパーショの旧市街へ入ることになります。
って、ここに描かれているトスカーナの都市は殆どが世界遺産ですね・・・
アルトパーショ周辺は・・・
昔からの要衝だったようで、どこも城砦だらけだったようです・・・
とか、のんびり歩いてると・・・
用事を済ませたマルタさんのクルマが追い越して行きました。
ローリスさん一家は現在3人家族ですがマイカーは一人一台、これは日本の郊外と同じですね。
三人ともフィアットの小型車でしたが、動物クリニックの業務用は救急機材を積んだ大型バンでした。
市街地に入ると・・・
「スクールゾーン」の表示があり・・・
クリくんやアレくんが通った小学校を過ぎると・・・
モンテカルロ(コムーネ)からアルトパーショ(コムーネ)になります。
しばらくは閑静な住宅街が続き・・・
アルトパーショ駅に近い踏切を渡ると、旧市街方面へ・・・
って、「踏切」とわかる遮断機や警報器といったものは見当たりませんでしたが・・・
ちなみに街乗り用の自転車は、画像のようなマウンテンバイク系のクロスバイクが殆どでした。
旧市街は石畳ですし新市街もけっこう路面が荒れてたので太めのタイヤは不可欠なんでしょうね。
さらにショックの付いたものも多く、老若男女を問わず日本の「ママチャリ」タイプは皆無でした。
旧市街が見えてきました。
ちょうど、この土日は・・・
アルトパーショの「中世まつり」があり、広場には中世のテントがいっぱいでした。
このあたりのテントとタープはやや近代風ですが・・・
それらしい人たちもいっぱい・・・でも完全武装したら、めっちゃ暑いでしょうね・・・
投石器なんかも準備されてました。
この広場で模擬戦をやるんでしょうが、残念ながらイベント開始時間には早すぎました。
城門から、いよいよ旧市街に入ります。
中心部はあちこちが・・・
広場になってて、ここでも「中世まつり」のイベントがあるようです。
四方八方に門や通路があり、別の広場や新市街へ抜けられます。
ローマへの道だけでなく、フィレンツェへの旧街道沿いも・・・
この辺りは地形的にも交通の要衝で、まさに城砦だらけだったんですね・・・
ま、せっかくなので・・・
さらにせっかくなので・・・
石畳を押してたレトロなクロスバイクとも・・・
で、こちらが・・・
クリくんが教えているピアノ教室・・・
彼はピアニストでバイオリンとチェロもやってて、子ども向け個人レッスンもやってるのですが、
サマーバカンス中は教室がお休みだし、個人レッスンも家族旅行中が多いので時間的余裕があり、
ずっと我々に付き合ってくれてた次第。
ちなみに従兄のアレくんは、学校で子どもたちの悩みの相談とかをやってる臨床心理士なので、
やはり夏休み中は時間的余裕があり、我々に付き合ってくれてた次第。
二人とも友人や彼女とあちこち遊びに行きたかっただろうに、本当にありがとうね!!!
と、新市街へ出ると・・・
こちらは年金生活者ペンショナートのみなさんでしょうか、朝からまったりされてました。
で、来た道とは反対側の公園に入り・・・
クリくんなじみの・・・
公園内の売店(雑誌屋さん)に立ち寄り・・・
「トスカーナ・サイクリングマップ」やイタリア版「サイクリング・マガジン」なんぞを購入・・・
って、実戦で役立つことはあるのだろうか・・・
と、さらに幹線道路方面へ・・・
左側に日本料理店がありますが、右側の「まったり組」は、先ほどより世代が若かったです。
テーブルゲームか何かに夢中になってるようでした。
と、幹線道路に出ると・・・
けっこう本格ロードバイクが走ってました。
この日はたまたま日曜日でしたが、平日でもけっこう多かったですね・・・
で、閑散としたスーパーに立ち寄り・・・
品数も少なく、閉店も近いのではといってましたが・・・
そこからほど近い・・・
巨大モールにあるスーパーへ・・・
やはりワインの品数とお値段は、日本のスーパーとは桁違いでしたねえ・・・
フルボトルのトスカーナワインが1.2ユーロぐらいからあり、高いのでも5ユーロぐらいでした。
とりあえず自分たちが飲むビールと自分たちの土産用のオリーブやパスタなどを大量に購入・・・
とーぜん荷物がいっぱいになってしまい、結局・・・
ローリスさんに迎えに来てもらいました。ぺこぺこ
ちなみにこちらが・・・
「動物クリニック」のいわば救急車で、担架まで搭載してありました。
と、帰宅後は・・・
マルタさん手作りのパスタからはじまる昼食であります。じゅるじゅる
さすがにパスタにはワインということで・・・
キャンティの赤や地元モンテカルロの白なんぞをかぱかぱ・・・
その後は・・・
各種チーズとサラダでかぱかぱ・・・
恒例のフルーツやナッツでさらにかぱかぱ、ドルチェやジェラートとエスプレッソで締めました。
この後は自室で少しお昼寝したりしてまったり、さらに・・・
軒先でまったりしたりして、少し涼しくなってからモンテカルロの旧市街へ出かけました。
(次号に続きます。)
2017年08月13日
トスカーナ紀行1 トスカーナヘ!!!
「トスカーナの休日」カテゴリも、今回からようやく「トスカーナ紀行」になります・・・
7月15日の早朝、五日間お世話になったシチリア・パテルノー近郊のお宿を出発・・・
同乗させてもらったレンタカーの車窓から見た夜明けであります。
で、朝のカターニャ・フォンタナロッサ空港に到着。
予定どおりフィレンツェ行きの便に搭乗しました。
見慣れたエトナ山の噴煙とも・・・
シチリア島ともお別れし・・・
あれよあれよと・・・
トスカーナの州都であるフィレンツェの空港に到着。
当初は他の参列家族も同じ便の予定だったのですが、彼らは都合でピサ空港への便となり、
我々二人は、ここでローリスさんのお迎えを待つことになりました。
せっかくなのでフィレンツェ空港の様子なんぞを・・・
素敵なおねいさんとのツーショットは、さすがに撮れませんでしたが・・・
世界的な観光地ですから空港の警戒も厳重でした。
で、お迎えに来ていただいた・・・
イベコ・・・
ではなく・・・
ローリスさんと愛車のフィアットとベイダー卿、もといクリスティアーノ(クリ)くんであります。
ピサ空港から自宅に戻り、すぐその足で迎えに来てくれたようです。
で、フィレンツェからピサへのアウトストラーダ(自動車道)を30分ほど走り・・・
「ピサ北」の手前、「アルトパーショ」で下りて・・・
アルトパーショからモンテカルロに入り・・・
「動物クリニック」への案内看板を辿っていくと、ローリスさんのご自宅へ・・・
そう、彼は開業医の獣医さんなのであります。
ちなみに後日、自転車で周辺を走りましたが、この案内看板に助けられました。
クリくんと従兄のアレくんが、住居側の玄関から重い荷物を運び入れてくれます。
玄関脇に白いリボンがありますが、これはこの家で(結婚の)祝い事があったしるし・・・
せっかくなので、ご自宅の周辺も紹介しておきます。
裏側からの様子・・・三方に家がないので、見晴らしも風通しも抜群でした。
で・・・
こちら側から入る半地下階がローリスさんの動物クリニックで、反対側から入る一階と二階とロフトが住居、
日本風にいえば「半地下事務所とロフト付き二階建て・三連棟式の集合住宅」という感じです・・・
で、一棟目に続く二棟なんですが・・・
一番奥に見えるのがローリスさん家族(今は3人)宅で、隣(中央)の二棟目には、今は独立している
長女が友人と二人でシェアして住んでおられ(我々の滞在中は二人でサマーバカンスでご不在。)、
さらに右端三棟目にはマルタさんのお姉さんのご家族が住んでおられ(今は2人、ご本人は結婚された
長女のご家族とサマーバカンスで、我々の滞在中はアレくん1人でした。)、
つまり、この三棟全部を親戚とその友人でシェアして住んでおられることになります。
大家族が隣同士の連棟に暮らすパターンで、後日訪問したアレくんのお姉さんの嫁ぎ先でも、
広い敷地内に別棟がいくつもあって大家族で暮らしてましたから、このパターンが一般的なのかも・・・
で、こちらが・・・
一番奥にある広い共用テラスで、夕食(宴会)はここで、まったり、たっぷりと・・・
半地下階のルーフ部分になり、この下は倉庫でした。
共用テラスから見たローリスさんの菜園、その向こうにはオリーブ畑が拡がっています。
さらに一棟目の玄関横には、ローリスさんが手作りした増築部分もありました。
さらに、こちら・・・
何年も前から建築中だというお隣さんの家・・・
8年前、アンドレアくんが我が家にホームステイしてた時にも「お隣さんは今、建築中なんだ。」
と言ってたような気もしますし、2011年版のグーグル画像で工事中でしたから、少なくとも6年間は建築中のままなんですね・・・
と、じつはこのエピソードから、今回のカテゴリを映画のタイトル「トスカーナの休日」にした次第。
(原題名「Under the Tuscun Sun」 2003年のアメリカ・イタリア合作映画で、アメリカ人の主人公
(ダイアン・レイン)がトスカーナで見つけた古民家を買い取り改築しようとするけど、アメリカ流には
なかなか進まずイライラしてたのが、やがてトスカーナの風土になじんでいくという、大好きな作品です。)
閑話休題
ローリスさんが手作りで増築した食堂で、遅めの昼食をいただきます。
まずはビールで乾杯、って、これはトスカーナの習慣ではなく日本の習慣・・・
事前情報から、わたくしの分だけを用意してくれてました。
右端の従兄のアレッサンドロ(アレ)くん、お母さんたちがシチリアでサマーバカンス中なのに、
我々の面倒を見るため一人残ってくれてたようで、この後の昼食と夕食は、ほとんど一緒でした。
たっぷりのラザーニャとトスカーナ・ワインやキャンティ・ワインのあとは・・・
たっぷりの生ハムやサラミやチーズなんぞが次々と・・・
で、食後には強い蒸留酒やリキュール各種をかぱかぱと・・・
って、よく見るとテーブル中央に「ビスコ」がありますが、これは我々からのお土産。
さらにローリスさんの菜園から、
採れたてのトマトやフルーツ、さらにビスコ各種ドルチェ(お菓子)にジェラート、エスプレッソ・コーヒー、
というパターンで食べ続け飲み続け、これはトスカーナ滞在中ずっと変わりませんでした。
昼食に2時間、夕食に3時間とかが一般的なようで、しかもすべての料理と飲み物がとてもおいしく、
わたくしにはうれしい限りでしたが、おかげでたっぷり太って帰国することになりました。
で、昼食後はまったりと・・・
マルタさんの冷蔵庫一面のマグネットコレクションを拝見したり・・・
ちなみに、中央のこの辺りは我々からのプレゼント・・・
特にマルゲリータ・ピザとボンゴレ・スパゲッティの超リアルなスケールモデルは・・・
ローリスさんに大ウケでした!!! これぞジャパン・テクノロジーだと!!!
で、わざわざ軒先に用意してくれていた・・・
2台の自転車と・・・
さらに・・・
クリニックの事務室に置いてあった、折りたたみ自転車を比べてみたり・・・
じつは事前に「滞在中に自転車にも乗りたいな。」とお願いしてて、
「本格ロードバイクもレンタルできるけど家にも何台かあるので、よかったら使ってね。」
と云われてたのであります。
どれもがきちんと整備されてて近距離には充分、滞在中に使わせていただくことになりました。
とか、まったりしているうちに涼しくなり・・・って、もう8時なんですが、まだまだ明るいです・・・
テラスでピザ・パーティのはじまりであります。
日本と同じ宅配ピザ・・・といっても、さすがに本場・・・
お値段もお味も食べる量もケタ違いでした・・・
6人で日本でいうLサイズを6枚、しかも全てがオーダーメードで一枚5ユーロ前後だったはず、
当時のレートで一枚650円ぐらいで、しかもどれもがおいしくて・・・しあわせじゃあ!!!
と、まずは日本風に「ビールで乾杯!!!」であります。
さすがに「ピザにはビール」と口を揃えるだけあって、みなさん最初はビール・・・
でしたが・・・
赤白のトスカーナワインを経て、やがて強いお酒へ・・・
ま、最後のは日本からの手土産ですが、ウィスキー好きのローリスさんに好評でした。
さらに生ハム・サラミ・チーズに採れたてフルーツやナッツ類も出て来て・・・
ちなみにピスタチオ・ナッツはシチリア島の名産品なんですね。
各種ジェラートとエスプレッソ・コーヒーで締めました・・・
で、食後にはアレくんのご自宅も拝見・・・
彼が製作した帆船模型・・・じつに精巧に組んでありました・・・
有名なガリオン船だったのですが、船名を忘れてしまいました。
アレくん、よかったらメールで船名を教えてくださいね。追記しますので・・・
8月14日追記です。
アレくんからメールをいただきました。そう、ドレイク船長の「ゴールデン・ハインド」号でした!!!
The original name was the Pelican but was renamed by Drake in the middle of the voyage.
As I said you I'm quite proud of that model so here a few exra info about the glorious history of this ship.
He accomplished the circumnavigation of the globe and on his trip he fought against the Spanish.
He captured a spanish galeon with one of the largest treasure ever captured.
The Golden hind remained in public exposition in London till late 1600s.
詳しい解説をありがとうね!
ちなみに彼の家の冷蔵庫にもマグネットが・・・
って、トスカーナでは「冷蔵庫にマグネット」が流行っているのか???
とまあ、トスカーナ初日から、ひたすら食べて飲んで・・・
しあわせじゃあ!!!
(次号に続きます。)