2018年01月

2018年01月26日

タクティカルチェア・ミニ!!!

(期間限定のお知らせ)
内モンゴル・沙漠植林ツアー(5月19日~23日)へのお誘い記事は
こちらです。


と、とーとつですが、ヘリノックスHelinoxのタクティカルチェアミニであります!!!


じゃーん

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そう、愛用しているタクティカルチェアの、ほぼ半分の寸法と重量で、歩いて持ち運ぶには最適・・・

でも、ノーマルサイズとほぼ同価格だったので、ずっと購入を躊躇してました。

そりゃあ加工賃とかは一緒だろうけど使う材料は半分以下だろうし、デザインや仕組みは全く同じ、
だから、もう少し安くてもいいのでは・・・と躊躇していた次第です。

ところが先日ふと見たら15%のポイントが付いてたので、思わずポチっとな・・・あははは




さっそく、ノーマルサイズとの比較であります。・・・

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わははは、確かに小さいっ!!! 軽いっ!!!






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厚みもノーマルサイズの2/3ほどでしょうか・・・




パックから出してみると・・・

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「大きさ半分なのに同価格でごめんね」・・・つーことか、カップホルダーが付いてました。



で、いそいそと組み立ててみると・・・

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まさにタクティカルチェアそのものであります。



ええ・・・

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大きさ以外は・・・


うーむ、ミニとゆーよりミニチュア、まさにスケールモデルですね・・・あははは



スペックはこんな感じです。

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実際に量ってみると、パックとボトルホルダー込みで550gぐらいでした。
ノーマルサイズはパック込みで980gほどですから、重さもほぼ半分と言っていいでしょう。

ちなみにチェアワンのミニなら本体450gでパックが50g、合計500gと、さらに軽量になり、
お値段もこれより安かったのですが・・・

ま、タクティカルチェアを持ってることだし、色もお揃いのフォリッジ・グリーンにして・・・


こうすれば・・・

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(ノーマルサイズ)タクティカルチェアのオットマンになるし・・・





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取り外し式のカップホルダーも別に使えそうだし・・・




さらに・・・

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わたくしオリジナルの高級石突きセットも共用できたし・・・


これはこれで単独でも充分使えると思ってます・・・


もちろんノーマルサイズに較べると、はるかに窮屈で背中をゆったりと預けることもできませんが、
わたくしの大きなお尻でも何とか収まりますし、耐荷重もノーマルの145kgに対して僅か90kgですが、
他の同サイズの軽量チェアや軽量スツールに較べると、はるかに丈夫で仕舞も小さくなりますし、
座り心地に関しては、おそらくどれよりも快適でしょう。

ま、ノーマルサイズとほぼ同じお値段・・・つーのが、難点といえば難点かも知れませんが・・・


さて、これでわたくしの「どこでも宴会」の行動範囲がさらに広がったぞ!!!

って、この寒さでは、さすがに野外宴会は・・・ぶるぶる







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2018年01月20日

百舌鳥古墳群ふらふら

(期間限定のお知らせ)
内モンゴル・沙漠植林ツアー(5月19日~23日)へのお誘い記事は
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初ポタ・・・つーことで昨日、百舌鳥古墳群をふらふらしてきました。

百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)は、大阪府堺市にある古墳群。
半壊状態のものも含めて44基の古墳がある。
かつては100基を上回る古墳があったが、第二次世界大戦後に宅地開発が急速に進んだため、
半数以上の古墳が破壊されてしまった。
巨大な前方後円墳を擁する古墳群として知られる。
2017年7月31日、文化審議会が古市古墳群と合わせ世界遺産の2019年登録審査候補として
正式に推薦することを決定した。(以上ウィキより一部抜粋)

(追記です。ちょうど昨日、この推薦への政府閣議了解がありましたね。)


ま、それぞれの古墳の詳細についてはネット検索ででも・・・


つーことで、朝10時に大阪市内南部の公園にダッシュP18とシルヴァF8F(2台)が集合、

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まずは(三人とも元気なうちに)記念撮影であります。



で、ふらふらと公園を出発、あびこ筋を南下しはじめて間もなく・・・

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あびこ観音でさっそく休憩、道中の無事を祈願・・・




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立派なクスノキがありました。



で・・・

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大和川を渡り、堺市内をふらふらと南下します・・・




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道沿いに楠塚公園というのがありました。
もとは金岡神社の御旅所(西宮頓宮)だったそうですが、こちらも見事なクスノキでした。
丸く小高くなってるので、さらに古くは円墳だったのかも知れませんね・・・




あびこ筋を百舌鳥あたりで東へ折れ、まずはニサンザイ古墳に到着。

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前方後円墳の形がはっきりと分かりますね・・・



古墳側には・・・

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トリさんたちがのんびり羽を休めてました。



ぐるっと一周しました。

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墓地側からは後円の形がよく分かります。



あびこ筋に戻り、せっかくなので百舌鳥八幡宮へもお参り・・・

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一の鳥居?から二の鳥居?までの参道が長いです。






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百舌鳥さんが咥えてるのは何なのか・・・





本殿を下りた池の中にあるのが、左の弁天社と右の水天宮社・・・

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なんですが、右側の小さな水天宮社には橋がありません。




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でも、

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社には真新しいお供え物がありました・・・

舟なんかなかったし池はけっこう深そうだし、どうやって毎日のお供えをしているのか???

「ウェイダーとか履いて、ざばざば渡っているのではないかい・・・」

「いや、長い竿とかを使って三宝ごと取り替えてるんやろ・・・」

「いやいや、神主さんが祈祷すると、池の水が割れて道が現れるんやっ!!!」

「ここの神主さんはモーゼの子孫やったんかっ!!!」

とか、楽しく議論しながら・・・

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御廟山古墳に到着であります。

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こちらも前方後円墳でこちらは後円側・・・



古墳の立札をズームアップしてみると・・・

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宮内庁としては「陵墓参考地」なんですね。




ちなみに・・・

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この古墳も、すぐそばまで住宅が建ってました。


記事の冒頭にあるとおり、戦後の宅地開発で古墳群は次々と破壊されてたのですが、


次に廻ったこちら・・・

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いたすけ古墳での宅地開発に反対する学者や市民の運動が・・・




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その後の全国の文化財保存運動の先駆けとなったそうです。

昭和30年といえば戦後10年目、生きるのに精いっぱいの時代から高度成長へと向かう時期・・・
まあ、よくぞ残してくれたものです。





と、次に廻ったのが・・・

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履中天皇陵古墳。全国で3番目の大きさだそうです。






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さすがに地上から全容を撮ることはできませんね。




で、履中陵の北側にある大仙公園に入りました。

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右の整備計画図にあるとおり仁徳稜と履中陵の間にある公園で、園内にも多くの古墳があります。



案内図の一番下にある七観音古墳・・・

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左半分に石積みが復元された円墳で、頂上が展望台になってます。

本来の古墳は、このように石積みで覆われたものが多かったようです。



頂上から履中陵を望みます。


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やはり全容は撮れませんでした・・・




で、

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公園内各所にある円墳や前方後円墳をふらふらしながら・・・




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やはり公園内にある堺市博物館へ・・・





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こちらの企画展も楽しみです。




以下、さくさくっと・・・

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古墳時代の甲冑・・・
主要部の鉄や金銅を革で覆ったもので、戦国時代の終わりに出てくる当世具足同様、質実剛健で
武士の派手な甲冑とは対照的な実用品ですね。
冑が「衝角付き」になってますが、当時の白兵戦では「頭突き」が有効だったんでしょうか。





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これまで廻ってきた百舌鳥古墳群・・・

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当時はこんな感じで陪塚も含めて、ずらっと並んでたんですね・・・
右端が最初に行ったニサンザイ古墳で、ほぼ時計回りに廻ってることになります。




で、時代は戦国時代へ・・・

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鉄砲足軽の装備・・・ずいぶんとイケメンですが・・・
すでに銃撃戦用の野戦装備になってるので、ボディアーマーと弾薬・食糧の携帯がメインつーのは、
現代の歩兵と変わりませんね。イラストにはありませんが瓢箪や竹筒の水筒も必携でしょう。





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堺は刀と鉄砲でも有名ですね・・・





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火縄銃の作り方・・・石斧より難しそうです・・・





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慶長大筒・・・だったはず・・・でかいです。






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江戸時代も中期以降になると、火縄銃も実用品から美術工芸品へ、室内射的用もあったようです。



こちら包丁のできるまで・・・

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こちらは道具さえあれば、石斧作りと同じ感じかな・・・



各地方用の鰻さき包丁・・・ぜーんぶ堺で作ってるんですね・・・

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これらの刀や鉄砲の加工技術と分業体制が明治以降、堺の自転車づくりに繋がっていきます。

そーいや、この大仙公園に隣接してシマノが管理受託している自転車博物館がありましたね。



堺の町並みのジオラマ・・・

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いやあ、よくできてました・・・




で、大幅に省略して企画展の一部もさくさくっと・・・

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いやあ、じつに懐かしかったですねえ・・・



と、博物館を出て、さらに公園内の古墳群を巡り・・・

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こちらは前方がずいぶんと小さいですね・・・



と、いよいよ公園の北側に隣接する・・・

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仁徳天皇陵古墳に到着であります。





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ちょうどサギさんがとまってましたが・・・もちろん全景は撮れません。




せめて現地にあった航空写真で・・・

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そう、言わずと知れた世界最大の墳墓、我々は左正面にある遥拝所にいます。


で、ピラミッドや秦の始皇帝陵が世界最大の墳墓とも聞いてたので、わいわい議論してると、
近くにいたボランティアガイドの方が教えてくださいました。

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面積で世界最大の墳墓が、この仁徳天皇稜古墳、
そして、高さで世界最大の墳墓がエジプト・クフ王のピラミッド、
秦の始皇帝陵は地下部分が大きく、体積で世界最大の墳墓・・・

つーことだったんですね・・・いやあ、長年の疑問が解けてすっきりしました。

と、すっきりしたところで、あびこ筋を引き返して帰路に・・・

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で、ご近所まで帰ってくれば、とーぜん・・・

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かなり遅めの昼食宴会となりました。ええ、とーぜんかぱかぱと・・・




って・・・

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食べる前に撮ればいいものを・・・

ちなみにこちらは餃子6人前の後に出てきた料理の完食画像であります。げふっ
こんなのは「インスタ映えする」とは言わないのかっ???

と、豊中に住む友人は、駅前でシルヴァF8Fをたたんで地下鉄で無事帰宅、
わたくしと近所の友人はいつもどおり自転車を押して無事帰宅・・・したはずです・・・


今回の走行距離は31kmで走行時間は2時間16分、平均速度は13.4km/hになってましたが、
朝9時半に自宅を出発して帰宅したのは3時半でしたので、所要時間はちょうど6時間・・・
博物館の見学時間を除いたとしても、やはり半分以上は休憩と宴会に費やしてますね・・・

まあ今年もずっと、このペースのポタリングになりそうです。あははは

追記です。二か月後の「古市古墳群ふらふら」記事はこちらです。




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2018年01月17日

おせち料理とか・・・

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記事が前後しますが備忘のため、おせち料理とか今年の元日の記録であります。


朝(といっても昼前でしたが)、まずはご主人さま(わたくしでしゅ)が、おごそかに(水道の蛇口から)
若水を汲み、家族全員にご飯茶碗で飲ませて、初火を熾します。(都市ガスへの圧電着火でしゅが)

あとは母親と奥様にまかせて、お雑煮を作ってもらいつつ・・・

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いつもの数の子、黒豆、ごまめの縁起物セットと、筍、高野豆腐、椎茸の煮しめで・・・





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お神酒(今年はいつもの安酒)をいただきます。ええ、かぱかぱと・・・




元日のお雑煮は白味噌仕立で具材は細い大根と人参と里芋のみ・・・

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って、お餅を食べる前に撮ればいいものを・・・今年はたった5個でしたが・・・




そう、今年のおせち料理のメインには・・・

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ご近所のフレンチ・レストランの三段重を予約していたのでありますね。じゅるじゅる

ここ数年、お雑煮と煮しめ以外のおせち作りがめんどーになり、一緒に祝う人数も減ったので、
毎年、和・洋・中と異なる出来合いのおせちセットを試しているのであります。

ちなみに大晦日は恒例の「蕎麦すき」、お正月に人数が集まる際もメインは各種の鍋物・・・

以前のお正月には住吉大社に初詣に来た親戚や友人が実家に立ち寄ってくれてたのですが、
当時は商店街はじめ生鮮食品を扱うお店はすべて正月休みで冷凍食材もまだ普及しておらず、
年末には母親が保存食として煮しめ中心のおせち料理を大量に作ってましたねえ・・・

今は来客もめっきり減ったうえ、冷凍食材や元日から営業しているスーパーも増えたので、気軽に
鍋物ができるようになり、保存食としてのおせち料理の量や種類がますます少なくなりました。

で、最近は手軽なご馳走として出来合いのおせちセットなんぞをまったりと楽しんでいるのですが、
以前は初詣帰りの来客が一度に重なったりして、特に母親は毎年てんてこ舞いでした。
幼少のわたくしにとっては大勢の来客からお年玉をもらえる一番うれしい時期でしたが、
母親にとっては骨休みどころか年末からずっと続く、一年で一番忙しい時期だったようです。

あと大量の大根を手間暇かけてぬか漬けにして、年末年始に試食するのも楽しみだったなあ・・・
で、古漬けになれば細かく刻んで塩出しして、生姜醤油とかで食べるのも旨かったなあ・・・


閑話休題


今年のおせちセット、まずは壱の重から・・・

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つづいて弐の重・・・

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そして参の重・・・

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それぞれ冷製のままか温めるか、どのソースをかけるか、説明書を見ながらいただきました。

比較的あっさりしていたとはいえ、やはりフレンチはずっしりと腹にきますね・・・

って、ご飯やお餅もたっぷり食べて、お神酒もどっちゃり飲んでたからか・・・げふっ



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2018年01月12日

ベファーナの魔女!!!

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で、とーとつですが・・・


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ベファーナの魔女であります。きっぱりと





箒に下げていた赤い袋には・・・

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エピファニア(公現祭)のドルチェ(お菓子)がいっぱい!!! じゅるじゅる

そう、毎年1月6日のエピファニアには、ベファーナの魔女が箒に乗って、良い子のみんなに
プレゼントを届けてくれるのであります!!!

???

ま、詳しくはネット検索いただくとして、キリスト教徒の多い国では12月24日夜のクリスマス祭から、
1月6日のエピファニア祭までが伝統的にお祭りシーズンで、クリスマスには「今日から2週間は、
一年中で一番のご馳走を食べ続けます!!!じゅるじゅる」とのメールも来てました・・・

まあ日本でもお正月にはご馳走を食べ続け、1月7日の「七草がゆ」で胃腸を休める習慣ですから、
けっこう同じ状況なのかも知れませんが・・・げふっ

で、ラテン諸国では子どもたちがプレゼントをもらうのはクリスマスではなくエピファニアだそうで、
さらにイタリアでは、サンタ・クロースではなくベファーナの魔女が届けてくれるそうです。

なのでイタリアの子どもたちにとってベファーナの魔女は、「オズの魔法使い」に出てくる北の魔女や、
「千と千尋の神隠し」に出てくる銭婆(ゼニーバ)のような、とても優しい魔女・・・

いやあ、この話は今まで全く知りませんでした。

サンタ・クロース伝説よりもはるかに古く、おそらくキリスト教以前からイタリアにあった魔女伝説が、
その後キリスト教と習合して、東方の三博士の誘いを断ったことを後悔してずっと彷徨っているという、
ベファーナの魔女伝説になったのかも知れませんね。


そう、こちらは昨年7月にホームステイさせていただいたイタリア・トスカーナのご家族から、
エピファニアにあわせて航空便で届いたもの・・・いやあ、ありがとうございました!!!


航空便パックにはベファーナの魔女の分だけでなく・・・

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ほかにもドルチェ(お菓子)がいっぱい詰まってました。

わたくしがドルチェ好きなので、さらに詰め込んでくれたんですね・・・
重ね重ね、ありがとうございます。


ちなみに調べてみると、エピファニアの夜に子どもたちが靴下を吊るしておくと、良い子の靴下には
素敵なプレゼントが入ってるけど、悪い子の靴下には炭が入っているそうです。

いやあ、いつも良い子で暮らしてて、よかったよかった・・・げひげひ



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2018年01月08日

新春!!!石斧OFF会???

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で、新春恒例・・・では決してありませんが・・・

予定調和の「石斧OFF会」であります・・・

???

昨年、川端さんwingさんと三人で「プリミティブ・テクノロジー」とゆー動画を延々と見てたことがあり、
その後、川端さんから「あの石斧を作ってみたいな・・・」と連絡があって年末にも集まったのですが、
ちと寒かったのであっさりと挫折、年が変わった昨日にリベンジしてきた次第。

ま、年末挫折の際にも(室内でぬくぬくと)議論してたわけで・・・

「動画では安山岩などの硬い石を黒曜石で削って形を整え、水辺の石と水で丹念に磨いて仕上げて、
最後は生木の柄を付けて完成させてたようでしたね。」

「うむ、柄に生木を使うのは、乾くと締まって抜けにくくなるからなんですね。」

「ま、生木や硬い石はどこでも手に入るでしょうが、黒曜石なんて近くにはないでしょう。」

「いやいや、わたしは屯鶴峰で黒曜石らしきものを見たことがあります。」とwingさん。

「その話を聞いて調べてみましたが、屯鶴峰を含む二上山あたりはサヌカイトの産地だったらしいので、
見られたのは黒曜石ではなくサヌカイトでしょう。」と怪しむ98kさん。

「いやいや、あれには光沢があったのでサヌカイトではなく黒曜石のはず・・・と、こちらも調べたら、
地質専攻らしき学生による屯鶴峰に黒曜石があった、との記事を見つけました。」

「うーむ、関西には黒曜石の産地は存在しないと書いてあったけどなぁ・・・ぶつぶつ・・・」

「それは産地といえるほどの埋蔵量がないからでしょう・・・ぶつぶつ・・・」

「まあまあ、石を削るノミには別にどちらでもいいので、ともかく屯鶴峰あたりへ・・・」と川端さん。

つーことで今回はwingさんが、わたくしと川端さんをピックアップして下さいました。


「では、さっそく屯鶴峰を目指して・・・」

「いや、今回は腰が痛いので、あのアップダウンはきついなあ・・・」と渋る川端さん。

「じつはわたしも年末年始の運動不足で、ちと腰が・・・」とすぐラクな方向に流れるwingさん。

「ま、大阪ディープサウスまで来てることだし、今回は紀の川で硬そうな石を探すことにしましょう。」


と・・・

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以前よくキャンプ宴会に来てた紀の川・打田の河原へ・・・いやあ、じつに懐かしいなあ・・・



さっそく川端さんは・・・

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がしがしがし




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「これはけっこう硬そうです。」





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がんがんがん





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ばきばきばき





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「そっちは割った破片です。本体はそれなりの形になりましたよ・・・ふうふう」



いっぽうのwingさん・・・

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「大きいのは大変そうなのでミニチュアサイズを探します・・・ふらふら」




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「水中のは冷たくて採れないので画像に撮っておこう・・・ぱちぱち」

って、画像に記録して一体どうなるとゆーのか???





ちなみにわたくしが拾ったのはこちら・・・

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ま、左端は川端さんが割った切れ端ですが、けっこう鋭利なのでそのままで使えるかと・・・

「って、石斧を作るにしては、薄いのとか細いのばかりですね・・・」

「ええ、わたくしは石斧より矢じりや投げ槍に加工したほうが有利かと・・・むひひひ」

「木を伐ってみるのが目的なんですが・・・あんたは飛び道具かっ!!!」

「いやいや、このままでも振り回せば鈍器になるし頸動脈を掻き切るぐらいなら・・・」

「って、それでは進化つーより退化・・・さらに狩猟用つーより対人用のような・・・びくびく

「ま、なにせ今回はプリミティブですからね・・・げひげひ


と、無事に石拾いは終了、とりあえず熱いコーヒーと大量のチョコボールで一息ついてから・・・

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まずは昼食であります。

「さて、昼からどうしましょう。やはり腰痛には温泉ですね・・・もぐもぐ」とwingさん

「せっかくのプリミティブなOFF会なので、池上曽根遺跡に行ってみたいな・・・ばくばく」と98kさん

「そーいや、あそこには石斧も展示してあったはずです。」と地元民の川端さん

「そりゃあ、いいですね。一度実物も見ておきたいし・・・」

と・・・

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弥生時代の集落遺跡としては全国有数規模の池上曽根遺跡へ・・・



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ま、せっかくなので復元された建物内部も見学・・・

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やはり明るいライトを持参されてました・・・





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こちらが発掘された実物のサヌカイト・・・




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こちらが実物の石斧・・・ここまで成形して磨くには相当な時間を要したんでしょうね・・・




ま、わたくしは・・・

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こちらの実物を参考に・・・


と、まさにプリミティブなOFF会でしたが、〆は新春恒例の神頼み・・・


そう、泉州航空神社(泉州磐船神社)へ三人で初詣であります。

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狛犬がわりにはヘリコプターが・・・


天の磐船に乗り天より降りたとされるニギハヤヒノミコトの分霊を祭る神社だそうで、
関西空港建設にあわせて創建された、比較的新しい神社であります。


この付近つーか関空付近には昔の陸軍・佐野飛行場があったりして航空機とは縁のある土地柄、

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本殿の地下は航空資料館になっているのであります。




初詣のあとは、とーぜん資料館を見学・・・

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なにせ4000点の航空関連資料があるそうで・・・





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出てきたら、あたりはすっかり暗くなってました。


いやあ、大阪ディープサウスも播磨の国と並び、なかなか奥が深いです。


と、地元民の川端さんとはこのご近所でお別れ、わたくしはwingさんに大阪市内まで送っていただき・・・



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ご近所にできた、おいしい蕎麦屋さんで夕食を食べてお別れした次第。

いやあ、今回もじつに楽しかったです。ありがとうございました。

次回は黒曜石かサヌカイトを探し出して本格的に石器を加工・・・
するのはけっこうめんどーだし、グラインダーとかを使えば済むハナシなんですが・・・

ま、wingさんが屯鶴峰で見たのが黒曜石だったのかサヌカイトだったのかを確認に・・・
よろしければご一緒しましょう!!!
って、そんなモノ好きに誰が付き合うとゆーのか・・・



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