モンゴル紀行 騎馬軍団編とーとつに、緑の炎!

2006年08月15日

モンゴル紀行 キャンプ乗馬編

8月14日夜のTV東京系番組、「カンブリア宮殿」で、前回記事で紹介した、
「モンゴル建国800年記念騎馬隊イベント」をやってましたね。

このイベント、日本のH.I.Sの社長がプロデュースしてたんですねえ。
そういえばアナウンスもモンゴル語と英語と日本語でしたし、
馬乳酒のコーナーには、「お腹が痛くなることがあります。」
と日本語の注意書きもありました。

ま、今年は日本の首相や元首相が次々と訪問し、共同制作映画の大作も撮影中、
さらに日本の大手旅行代理店が観光に力を入れているというのは、
モンゴル国にとっては頼もしい限りなんでしょうが・・・
どこかみたいに日本人が大挙して押し寄せ、リゾートホテルが乱立して環境破壊、
という図式にならないように願うばかりです。

といいつつ、テレルジというところで、乗馬とゲル(テント)泊を大挙して楽しんできました。にっこり
ま、植林を終えたモンゴル二日目の夕方から、翌日の午前中いっぱいという、
非常に日本人らしい、短い期間でしたが・・・

これが宿泊した、テレルジのゲルであります。
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で、下の画像の方が、このゲルの主、影の千人隊長であらせられます。





じゃーん!
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まっ、またおんなじTシャツやないかいっ・・・
しかし、このコンバースのキャップ、再帰反射テープがストロボでよく光るなあ・・・

笑い

笑い

笑い


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夜10時すぎの画像でありますが、夕暮れになると気温がどんどん下がり、明け方には5度ぐらいになります。
さすがのわたくしも、クールTシャツ一枚では寒くなってきたので、
ストーブに火を点けようとしたのですが・・・

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キャンプ場の女の子が通りがかりにやってくれました。
どのスタッフも、純朴で気立てがよくて働き者で・・・ラブ

朝の六時前にも別の女の子が来てくれましたが、
ゲルは羊のフェルトを巻いてあるので断熱性が高く、
朝夕2回の薪で充分暖かでした。
ちなみにマイナス50度にもなる真冬は、
フェルトを五重ぐらいに重ねて巻くそうです。

さて、夜もやっと更けてきて、ゲルの門前で持ち寄り大宴会をおっぱじめ、
「黒チンギス」ヴォトカとほていの焼き鳥ですっかりでき上がり、
「こぉがらしとだえてぇー」と絶叫していたわたくし・・・
突如、隊員のみんなに・・・

「たっ、たらいまより、わたくひ、懐中電灯の照射比較をやってきまひゅ!」

「な、なんじゃ、そりゃ?・・・ま、そっとしておいたほうがいいぞ・・・」



にっこり




で、たぶん世界初の、ゲルへの照射比較画像であります!VS
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完全に出来上がっていたので、どうやって撮ったのかも覚えておりませんが、
左がSuperFireのSF-501、右やや下がFENIXのL0Pのはずであります。
もちろん、距離等のデータは一切不明・・・


じつはこの夜の三時ごろ、おしっこに出たわたくしは、すごい星空を見たのですが、
IXY50の手持ちで撮影を試みる気力は残っておりませんでした。ううっ
alaris540さんが居たら、きっと喜んだだろうなあ・・・キラキラ


さて、翌日は朝から乗馬であります。
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サラブレッドやアラブ種に較べて、ちと、ちっちゃいような・・・
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初心者は引き綱で、騎馬軍団の影の千人隊長といわれるわたくしは、
小学生のインストラクターから鞭を取り上げて借りて、
(ま、ただの結び目のあるロープでしたが・・・)
単騎で草原を疾駆したのですが、馬も鞍もちっちゃくて、
やがてお尻の皮がズルズルに・・・
(その状態で数日間、悪路の続く長時間のバスは、まさに地獄でした。)

このあたりは川に近いので、森もあって、まわりにはお花がいっぱい。
0ed2644a.jpg


そして乗馬コースになっている草原には、見渡す限り・・・
ドイツ山岳兵徽章エーデルワイスが咲いていました。
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この一面のエーデルワイスの中を、馬で駆け巡ったんですが・・・
これって・・・もし日本でやると・・・困った


at 01:40│Comments(12)TrackBack(1) mixiチェック キャンプ・川下り | 沙漠緑化・熱帯雨林再生

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この記事へのコメント

1. Posted by リオ   2006年08月15日 03:17
この景色での星空! うっひゃ~! 見てみたい!
(子供に見せてやりたい、と思った私は立派な
おと~さんかな?・連れて行けないですが・・・)
こんな広さだと、H.I.D.50wでも全然たわへんで
しょうなぁ。人間の小ささを感じさせられるです。
2. Posted by 98k   2006年08月15日 23:44
リオさん、どーもです。
今、奥様のご実家から帰宅しました。ううっ
大阪南部の自宅→大阪北部の職場→奈良→京都→奈良→自宅!
人ごみの中で、ウロウロするのは本当に疲れます。
モンゴルは物価も安いし、日本人には今年はビザ不要、
を、来年も続けると先週、首相同士で約束してましたから、
どうです、家族連れで・・・広い草原、満点の星空・・・
空気が澄んでて、明かりがないだけでなく、
別の要素もあるんでしょうねえ・・・青空もすごかったです{日の出}
3. Posted by alaris540   2006年08月16日 13:23
うらやましぃ~!と言いつつもどのくらいすごいのか想像がつきません。乗鞍の空{キラキラ}も見たことがありませんので。
4. Posted by 98k   2006年08月16日 22:17
alaris540さん
どのぐらいすごいのかというとですね・・・
「○○座の○○星まで肉眼でくっきりと」
とか、いいたいのですが、し、知らないもんで・・・
ほっ、星がいっぱい見えた・・・としかいいようがない・・・ううっ
5. Posted by cinq   2006年08月16日 22:34
ゲルの中、モンゴルの大自然をバックに、まったく違和感無いのが凄い!さすが影の千人隊長!
しかし楽しそうですね~
私も機会があれば行ってみたい。
6. Posted by 98k   2006年08月16日 22:47
cinqさん
ぜひ来年やりましょう!
「モンゴルの大草原で、懐中電灯を照射するだけツアー」{電球}
二泊三日ぐらいで、昼は寝てて、夜になったら照らしまくる、
あとは何もせずに帰ってくる、と・・・
さっそく大手旅行代理店に企画を持ち込んで・・・{にっこり}
7. Posted by 浜三   2006年08月16日 22:55
{キラキラ}実はキャップのつばにLEDチップを仕込んてたんですね{キラキラ}
馬はちっちゃ目ですが、、、やっぱりでかい!
M4カービン背負って失踪疾走したい今日この頃にさせる花畑
8. Posted by 98k   2006年08月16日 23:05
浜三さん
わたくし、お靴のかかとと、お帽子の前後に再帰反射テープが
付いてたんですが、ライトやストロボの届かない距離でも、
これらの部分だけはくっきりと反射してますね。すっ、すごいぞ!
やはり馬に乗って構えるのは、ウィンチェスターM73あたりか・・・
9. Posted by 川端   2006年08月17日 09:27
ゲルって観光用なんですかね?
電力供給はあるみたいですが、なんとなく現地の方も住んでいらっしゃるような印象を写真からは受けません。
居住区(都市部?)は距離があって、それこそ観光や酪農なんかで生計を立てているような場所なんでしょうか?
それともただ土地(規模)が広いだけ?
なんだか不思議な風景に見えます。
10. Posted by TOMO   2006年08月17日 11:30
わ、高山植物の大草原を馬で駆け回るなんて、なんという贅沢!
いいなあ・・・。
ちなみに、九州にもゲルの宿泊施設があります。場所は鷹島。
そう、弘安の役の際の元軍集結地ですね。
本場直輸入のゲルなんですが、何せ日本。隣のゲルまで数メートル
しかない。話し声など筒抜けです。
さて、冷涼で乾燥したモンゴル高原の写真でしばしの清涼感を・・・。
当地は、今日で25日連続夏日。8月に入ってからは35度以上の日が
13日・・・・。残りも34.7度とか34.9度とか。
暑いです。不謹慎ですが、接近中の台風が待ち遠しいです。
11. Posted by ニャん丸   2006年08月17日 21:37
98kさん、こんばんわ♪
うわぁぁぁ…満天の星空の下、ライトもいいですが、小型の天体望遠鏡も持ち込みたいですね!
ちなみにお馬さん…「ちっちぇ~!!」と思いましたが、実は98kさんが異常にデッカイだけだったりして(笑
12. Posted by 98k   2006年08月18日 00:57
川端さん、TOMOさん、ニャん丸さん、
レスが遅れて申し訳ありません。
ついつい、次の記事作成でうっかりしてました。
川端さん
このゲル、観光キャンプ専用のゲルです。
ウランバートルからバスで数時間走った、テレルジというところに、
設備の整ったキャンプ場があり、そこで一泊しました。
でも、周辺はどこも同じような草原とゲルで、一般のゲルの中も、
だいたいこんな感じで、道路に近ければ、電気もあるようです。
TOMOさん
そういえば鳥取のキャンプ場にも、ゲルがありました。
たしか、「しゃぶしゃぶ鍋」発祥の地だったと思います。
あれって、モンゴル族の料理だったんですね。
大阪は、ここ数日、体温を超える日々であります。
モンゴルの夏が・・・ううっ、あと一ヶ月は暮したかった。
ニャん丸さん
いやいや、実際にちっちゃなお馬さんでしたよ。
わたくしをまるで怪獣みたいに・・・がるるるる
ニャん丸さんも、いくら天体望遠鏡を持ち込んだって・・・
毎晩ずっと、「朝まで宴会」で、
観測する時間なんてないでしょうがぁ!{にっこり}

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