こんなところに覗き窓がぁ!本日の夕食!

2006年10月28日

ファミリーキャンプ入門4 イスとテーブル

ファミリーキャンプ入門の四回目は、イスとテーブルであります。

まともなイスとテーブル・・・

まあ、これがあるのとないのとで、

キャンプスタイル、いや、人生そのものが!

変わってくるのであります。きっぱりとにっこり

わたくしも、川下りキャンプなんかでは、イスとテーブルなんて全くの別世界で、
石ころにすわって、流木をテーブルにしてたんですが、
ファミリーキャンプをはじめた頃に、ちっちゃなイスとベニヤ板なんかを使うようになり、
やがて大きなキャンプチェアやフォールディングテーブルを次々と・・・
最盛期には、家族分のイスにベンチやお昼寝用のリクライニングチェア、
テーブルもメインテーブルから調理用のテーブルにサイドテーブルなどなど、
めいっぱい積んでいったこともありました・・・
うーむ、まるで人類の進化と過剰繁殖そのものじゃないか!困った

たしかに用途に応じたイスやテーブルが多ければ便利なんですが、
逆に散らかったままになり、後始末が大変になります。
このあたりも、大量消費で疲弊する人類と同じであります。
かといって、はじめてのファミリーキャンプで、石ころにしゃがむ原始生活を体験させれば、
「もうキャンプなんか行かない!」ということになってしまいます。

ここでは、家族が快適に過ごせるミニマムで考えてみましょう。

まず、キャンプチェアですが、このカテゴリのテント編で、
「テントだけはいいものを、あとはともかく安物でいい。」と書いたのですが・・・

安物でもいいけど、座り心地のいいイスというのは、やはり必需品であります。

テントはお値段に比例してほぼ性能が決まってきますが、
キャンプチェアはお値段に関係なく、ともかく片っ端から座ってみて、畳んでみて、
理想的なのを探しましょう。テーブルとちがって、無数の種類がありますし。

一日中座っていても疲れず、食事がストレスなくできて、
ぐったりとお昼寝もできる、しかもコンパクトになる・・・
とまあ、これが理想的なキャンプチェアなんですが・・・

ま、わたくし自分用だけでも、今までに10種類以上は購入して、
未だに全ての条件を満たすキャンプチェアにはめぐり合ってません。

笑い


キャンプチェアには、大別して、ディレクターズチェアやパイプ椅子のように板状になるものと、ガタパウトチェアのように棒状になるものがあります。

ファミリーキャンプでは、四人家族なら四脚は最低必要ですから、

コンパクトな棒状になるフォールディングチェアをまずおすすめします。

板状になるものは、構造がシンプルで座りごこちのいいものも多く、お安いのですが、
微妙なでっぱりも多く、やはりクルマへの収納に苦労します。
ですから、自分の分だけ特別!とか、スペースに余裕がある、とかなら話は別ですが、
最初は、コンパクトな棒状になるものを、家族分だけ揃えるのがいいでしょう。
一瞬で畳めるものから、肘掛とかの組み立ての必要なものまで千差万別ですが、
最初はなるべくコンパクトなのにしておきましょう。
ただし、コンパクトとはいっても、大人用には必ずフルサイズになるものを!
また、幼稚園ぐらいまでのちっちゃな子どもがいる場合には、
子ども専用の、ペグ止めできる座面の高いものがあったほうが安心です。



次にテーブルですが、
4人家族なら、まず120×60サイズぐらいのメインテーブルを用意しましょう。
これで、調理も食事も食後の団欒も、工作その他の作業も全てやることになりますが、
その都度片付ければ、とりあえずはこれひとつでなんとかなります。

ま、あと、バーナーや食器も置ける調理用のテーブル、
子どものおもちゃやお父さんのおもちゃを置くテーブル、
焚火の周りに行く時に、イスの横に置く飲み物用のサイドテーブル、
そしてフラッシュライト専用照射比較テーブルぅぅぅ!
などがあれば便利ですが、当面はクーラーボックスや収納ケースで代用しましょうね。

ちなみに、タープの下に、GIコットがひとつあると、とても便利です。
昼寝もできるし、子どもたちのベンチやテーブルや物置に高さがぴったりで、
比較的コンパクトな棒状になるので、いずれは揃えてもいいでしょう。

フォールディングテーブルも、折りたたみ式とロール式に大別されます。
ロール式はアルミ板をショックコードで繋いだ天板をクルクルと拡げ、
中に収納してある折りたたみの脚部にセットするもので、
非常にコンパクトになりますが、ちょっとした組み立てもいるし、
組み立てた接合部や、天板の隙間に子どもの指などが入ることもあります。

シンプルな折りたたみ式は、120×60サイズなら、60×60の板状になるわけですから、
このサイズが入るカーゴルームがあるクルマなら、こちらをオススメします。
やはり天板に隙間や凹凸がない方が、子どものいるキャンプにはいいでしょう。
それにロール式よりお安いですし・・・ラブ

テーブルは量販店やホームセンターで売ってる特売品でも充分だと思います。
まあ、購入前に組み立ててみて、ガタツキがないかぐらいはチェックしましょうね。

ちなみにテーブルクロスがあると、雰囲気がかわりますし、後始末も楽になります。
テーブルについた油汚れなどを帰ってから拭き取るより、
汚れたテーブルクロスを洗濯機に放り込むほうが簡単ですし、
テーブルの天板も傷まず、食器などの滑り止めにもなります。
砂埃が積もっててもわかりませんし、食事の布巾やナプキンにもなり、
撤収時には汚れ物をまとめる大風呂敷にもなります。

0b7eae38.jpg
手前がロール式のアルミテーブル、
その奥が60×150の折りたたみテーブルとテーブルクロス(宴会用に低くセットしてます。)
画像では見にくいですが、さらにその奥に60×45のBBQグリル用のテーブル、
一番奥に、手前と同サイズのロール式テーブルを調理用にセットしてます。
右側手前の、空席になってる二脚がガタパウトチェア、
左側は、典型的なディレクターズチェアですが、サイドテーブル付きであります。
最大10人のキャンプ宴会でしたので、テーブルも多くなってますね。

53d121c2.jpg
左側赤いのが、コールマンのキッズチェア、
脚にペク止め用のリングがあり、シートベルトまで付いてます。
これならちっちゃな子どもが少々暴れても、転倒することはありませんね。
右側、風で倒れているのが、一番シンプルでお安い、ばね式のチェア、
そして中央の、有名なブルーズハープ奏者が座っているのが、いかにも高級そうなディレクターズチェアであります。
たしか特価で・・・0.98kだったはず・・・
ラブ

at 02:55│Comments(2) mixiチェック ファミリーキャンプ入門 

この記事へのコメント

1. Posted by 川端   2006年10月28日 06:34
このあたりは、意外と高かったフォールディングベンチと、1800円くらいの肘掛イスと、3000円くらいで買ったちっちゃいイス付きテーブルくらいしか持ってないですね(--;
足りない、、、かなぁ?
2. Posted by 98k   2006年10月28日 20:25
うーん、お値段は充分なんですが、イスと一体型のテーブルは、
ファミリーキャンプでは使いにくいでしょう。
ピクニックでおべんと食べるだけ、とかだったらいいのですが、
まともなイスがあったら、結局物置になってしまいます。
やはり60×120ぐらいのテーブルと、夫婦のまともなイスがあれば、
それだけでキャンプの雰囲気が変わりますよ!
子どもがベンチで安定してるなら、それはそれでいいのですが。

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