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2007年12月19日

今森光彦写真展「里山」


すっかり忘れておりましたが、昨日(12月18日)の朝日新聞朝刊をみて思い出しましたので、
とーとつですが紹介させていただきます。

10月に京都大丸で開催された、今森光彦さんの写真展に行ってきました、

うちの奥様が一人で・・・悲しい

そりゃあ、こっちは忙しくてたぶん行けなかったけど、
一言ぐらい声をかけてくれても・・・ぶつぶつ・・・

まあ、知ったのが最終日の午後、ということで、それから京都まで行く行動力は、
たしかにわたくしにはありませんが・・・ぶつぶつ・・・

で、わたくしへのお土産、というより、100%自分のために、
今回の写真展の図録を購入されたのであります。悲しくもきっぱりと

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今森光彦さんは湖北(琵琶湖の北部)在住の写真家、NHKの「映像詩 里山」シリーズなどで、
わたくし、お名前は存じ上げておりましたが、
「里山」という言葉を世界に広めたご本人だということは、
最近になって知りました。いやはや、お恥ずかしい次第であります。

たしかC.W.ニコルさんが「日本ではフォレストが天然林、ウッドランドが里山、
プランテーションが人工林や田畑になるが、日本人はこれらを見事に使い分け、
自然と共存してきた唯一の民族・・・だった。」といった内容の講演をされたのは、
かなり以前のことだと記憶しております。

図録の年譜を見ると、1992年に月刊「シンラ」に里山物語を発表されたときに、
それまで薪炭林(しんたんりん)といった意味で使われていた里山という言葉を、
「生物と人とが共存する日本古来の農業環境」と定義されて使われたようで、
今では共存というキーワードとともに、世界的に広まったということらしいです。

まあなんとなく、人手が入った里に近い低い山、というイメージがありましたが、
当たらずといえども遠からず、といった感じでしたね・・・にっこり

わたくし、川端さんの生息地からもう少し山側に入ったあたりに母親の実家があり、
子どものころは、夏休みやお正月をずっとこちらで過ごしていたのですが、
昭和30年代はこのあたりも、今森光彦さんの世界、
あるいはトトロの世界そのものでした。

学生時代は比良山系の山歩き、
子どもができてからは、毎年湖北でもファミリーキャンプ、
また、湖東の近江八幡でもファルトボートで水郷めぐりをしたものですが、
やはり住まないとわからない素晴らしさがあるんですねえ。
まさに人と生物が共存する自然が見事な作品になっています。

写真展の図録ですから、当然、写真集になってるわけなんですが
あちこちの出版社からでている今森光彦さんの作品から厳選された写真展の図録で、
167枚の作品にわかりやすいキャプションがついた、見事な写真集であります。
6d59a439.jpg






at 01:25│Comments(3)TrackBack(0)mixiチェック カメラ・映像・音楽 

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この記事へのコメント

1. Posted by TOMO   2007年12月19日 12:37
里山、きのうちょうど友人との雑談で話題になりました。
ご他聞にもれず、当地でも里山の薪炭林としての機能や
下草や枯れ枝の採集地として機能は全く失われつつあります。
山は荒れ放題。「98kさん おじいさんは山へ芝刈りに・・・・」
などと言うのは絵本の中の世界になってしまいましたね。
里山は、その奥の「森」の野生と人間の住む「里」との緩衝地帯
でもあったんですね。そこが荒れて「森」になりつつあるもんだから
里と森が直に接触するようになってしまった。その結果、イノシシ
などが作物を食い荒らす害が際立って増えて、山間部の農民の
やる気をますます殺いでいるということです。
ま、ワタクシの自宅は一応住宅地なのですが、庭にタヌキが遊びに
来るような田舎ではあるのですが。
川が近いせいで、上流から河川敷を伝ってくるんでしょうか、
タヌキだけではなく、キジなんかも見かけたりします・・・・。
ウチの職場の若い衆の実家は山沿いなんですが、サルが
果物畑を荒らすそうです。ワタクシも、ごく近所で悠然と
道路を横切っているサルを見かけたことがあります。
こいつら、キビ団子で手なずけて、浪速の赤鬼退治にでかけ
ようかな。
いくら田舎とはいえ、イノシシやらサルやらキジやらが、こんなに
出てくる事は以前はなかったそうです。
気象だけではなくて、なんか自然全体があちこちで変化し始めて
いるようで、少々不気味ですね。
2. Posted by 川端   2007年12月19日 13:06
ども、近年生息地が確認された、
動物界脊椎動物門哺乳綱霊長目真猿亜目狭鼻下目ヒト上科ヒト科ヒト属ヒト種に属するホモサピエンス、
川端でございますm(_ _)m
>>里山
言葉の意味だけは、なんとなく調べました。
拾ってきたどんぐりから虫の話をして、生態系とかそういうハナシを子供にしてみるワケですよ。
ウチなんかクルマでちょっと走れば、酸性雨で立ち枯れしたと思しき木なんかいくらでも見れるんで、連れてってみたり。
すると、
「いまのままではダメ」というところに、どーしても行き着くワケです。
んで、
「じゃあ、どうすれば?」
と、当然進みます。
ここで、私には手が尽きるんですね。
どーにもなんねー中途半端さだけが残る(--;
日本人の手先の器用さや、勤勉さ、繊細さなんかのハナシにしてもそうなんですが、
やっぱり「昔のほうが良かった」んでしょうか?
別に98k氏がそういう意味でこの書籍をご紹介だと思うという意味ではなくて(^^:
また、今森氏はそんな主張がしたくて写真撮ってらっしゃるわけでもないでしょうし、C.W.ニコル氏だってそんなことが言いたいわけじゃなかったんだろうとは思いつつも、、、
いまは間違っていて、昔のひとは正しく生きていた?
そういう風に思いたくはないんですよね、、、
3. Posted by 98k   2007年12月19日 21:34
おぢいさんTOMOさん、どーもです。
大阪でも、雑木林の再生運動なども一部で行われてますが、
ほぼ同じような状況にあるようです。
薪炭などが要らないのに、山に入って手入れをするには、
それなりの動機づけが必要なんでしょうねえ。
でも、この図録を見てると、まだまだ間にあう、
こんなかけがえのないものを、無くすことはできない、
という気にさせられましたよ。
進化論上は、ミッシングリングに分類される川端さん、どーもです。
まあ、せいぜい集めてきたどんぐりをどんぐり銀行に預けるとか、
(大阪府 どんぐり銀行で検索を)
あるいは、そのままあちこちの山にばらまくとか、
そんなもんからで、ええんではないでしょうか{にっこり}

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