2008年02月24日

「バックパッキング入門」と「遊歩大全」

えと、えーと、久しぶりの新カテゴリであります。

このサイトは、基本的には、わたくしがアウトドア趣味で使ってるモノたちを、
紹介させていただいてるんですが、役に立たないモノの記事のほうが多いとゆー、
じつにいーかげんなサイトになってきております。ぺこぺこすいません

理想としては、よく参考にさせてもらってるブログサイト、「山より道具」のような、
お役に立つサイトにしたいとは思っているのですが・・・
こっちはもちろん自分では何ひとつ作れないし、ちゃんとしたフィールドテストもできないし・・・ううっ悲しい

とゆー次第で、まあ、この新カテゴリでは、アウトドア関係の、
少しでも参考になるような本を紹介していこうと思っています。

いわば、山より道具、とゆーより、道具より参考書、とゆーカテゴリなのであります。わはははにっこり



で、当面は、わたくしのアウトドア趣味である、山歩きやキャンプ、川下りなんぞの、
いわば原点になっている本の紹介であります。


で、一冊目はやはり・・・
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芦沢一洋氏著「バックパッキング入門」であります。きっぱりと

山と渓谷社から、昭和51年3月の発行で、わたくし当時、
その初版本を新刊で購入しております。うふっ

過日のオフ会でお会いした二日酔いの猫さんも、「この本が原点」といわれてて、
この本を読んで永年憧れだったファイアースターターを最近やっと購入されたとか・・・
わたくしにとっても、アウトドア(道具)趣味の原点となった本の一冊であります。

当時のヒッピームーブメントからの自然へ帰ろうといった動きも載ってましたが、
なによりもヘビーデューティでコンパクトなアウトドア道具の最新情報が満載で、
ショップやメーカーの輸入品カタログなんかなく、国産品はまだまだの時代でしたから、
それこそ夢中になって食い入るように読んだものでした。
ただまあ、画像二枚目の、裏表紙カバーにあるような製品は、
日本の貧しい学生にはまず入手困難で、ティアドロップ型のデイパックや、
ジャンスポーツやケルティのバックパックは、まさに憧れの的・・・
わたくし、ほとんど指を咥えて眺めてるだけでした・・・ぐすん悲しい

この本にある道具で、わたくしがはじめて購入したのは、マロリーデュラセルの、
コンパクトフラッシュライト805でした。当時で2kちかくしたはず・・・
(二枚目画像の中央、上から二枚目の写真が805であります。)
今となっては、100円ショップに並んでるような2AAのペラペラのプラ製でしたが、
ミニマグなんぞはまだ存在せず、ブリキ製のナショナル懐中電灯しか知らなかった、
当時のわたくしたちには新鮮な驚きでした。

ちなみにこの本では、フラッシュライトでは805がベスト、あとはケルライトが紹介されています。
ヘッドストラップ・フラッシュライト、つまりヘッ電では、フランス・ワンダー社の製品、
ただし、4.5vのフランス製純正電池が、日本やアメリカでは入手困難で、
ナショナル製の同型電池はまだ品質が不安、最近アメリカで発明された、
ケネディ・アダプターさえあれば、単2電池がそのまま使える、などと記載があり、
まさに時代を感じさせてくれます。

ガスランタンは、キャンピングガスとプリムス(イワタニ・プリムスではありません)から、
カートリッジタイプが発売されたばかりで、まだまだ大きすぎて使えないが、
今後はやがて小型軽量化されていくであろう、などと書かれています。ふーむ

ちなみに、この本の、イラストは小林泰彦氏、写真は近藤辰郎氏で、
どちらも当時は、新進気鋭の若手だったんですねえ・・・


閑話休題


で、この「バックパッキング入門」のさらに原点になっているのが・・・
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コリン・フレッチャー著、「遊歩大全The New Complete Walker」上下巻であります。

日本語版は、やはり芦沢一洋氏の訳で、昭和53年の1月発行、
発行は森林書房、発売は山と渓谷社となっております。
ちなみにわたくし、こちらは同年3月発行の第二刷を購入しました・・・むひひひ

こちらはさらに詳細で、バックパッキングの指南書、バイブルとしても貴重でした。
訳者も書いてますが、かなり日本とは異なる環境を中心に書かれた本ですが、
著者はイギリス海兵隊大尉としてヨーロッパ戦線に従軍、戦後アフリカの奥地で、
土木工事に従事、その後、カナダからアメリカへ移住したという経歴の持ち主ですから、
当時のバックパッカーたちに全面的に信頼されてました。

ちなみにフラッシュライトでは、やはりマロリーデュラセルの805がベストとされ、
ほかにレイオバックRay-O-Vac・スポーツマンというのが紹介されています。
こちらの本では、エバレディ(ソニーエバレディではありません)の電池の、
フィールドテストにも紙面を使っており、夢中で読んだものであります。
まあ当時の電池といえば、マンガンと高いアルカリンしかなかったんですが・・・にっこり


で、まあ結局・・・
わたくし当時から、高級な道具に関しては、山より道具、とゆーより・・・


道具のカタログ眺めてるだけだったんですね・・・ううっ






at 03:03│Comments(16)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書斎 | その他アウトドア

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この記事へのコメント

1. Posted by 二日酔いの猫   2008年02月24日 10:56
おおっ、記事にしたんですね
>わたくしがはじめて購入したのは、マロリーデュラセルの、コンパクトフラッシュライト805でした
私も同じくこのライトが最初の購入でした{笑顔}
本に載っているのと同じ物が手元にあるだけで嬉しくってね~(遠い目)
まだ純心な高校生でした{電球}
手元にはこの2冊の他ジョン・ハート著これからのバックパッキングがありますが、遊歩大全の域を出ませんし、最近、野宿大全も読んでみたんですが道具の解説が新しい製品になっただけで基本的な内容は・・・。
この2冊は大事にしていきたいですね。
こちらもなかなか詳しく解説してありますよ
http://homepage3.nifty.com/travelingreed/index.html
業務連絡、近日中に発射します{ロケット}
2. Posted by 98k   2008年02月24日 14:16
そちらもやはり、この二冊が原点だったんですね。
この頃はわたくしも、まだ純心な○学生・・・いや、もう卒業してたか・・・{困った}
これ以前の愛読書「新版 登山技術」などとは異質のものでした。
ご紹介いただいたサイト、なかなかハイレベルなわりにわかりやすく、
納得する点が多いですね。特に「アラスカ戦線」の記事なんか…
ま、わたくしのサイトの対極にある高級サイトでありますね・・・{にっこり}
業務連絡、ありがとうございます。楽しみにしています。
3. Posted by Matsan   2008年02月24日 20:28
ご無沙汰です
いやあ、やはり年代が近いと原点も同じなのですね(^^)
現在の、変則スタイルのキャンプの原点は、確かにこの辺の本ですね。ついに歩き回ることはありませんでしたが、道具類はまんまです。
ええ、マロリーデュラセルも買いましたとも(爆)
今はちょっとライトをセーブして、古いガーバーをチョコチョコ集めてます。
ええ、あのころ買えなかったやつを(^^)
4. Posted by 98k   2008年02月24日 23:12
Matsanさん
ほんと、お久しぶりですねえ。おぼえてくれてたのね・・・{ラブ}
ボーイスカウト系と山岳部系以外の本格的山歩きは、
確かにこのあたりからですね。
ま、キャンプ宴会は、神代の昔からあったようですが・・・{乾杯}
古いランタンやストーブを紹介しているサイトもあり、
やはり、あの頃変えなかったオトナたちが楽しみに・・・{にっこり}
5. Posted by 川端   2008年02月25日 08:47
>>マロリーデュラセルの、コンパクトフラッシュライト805
知らないですね~(^^)
MAG LITEが日本に上陸したのが、たぶん私が中学生頃の出来事ですからね。
数年後にはTekna SPLASH-LITEなんか見たような気もしますし、
SUREFIREだって、たぶん80年代中期以降でしょうし、、、
でも、アレですね。
ご紹介の書籍、読んではいませんが、写真なんかを見る限り、
いっこいっこのアイテムは確かに進化してますが、「何が必要か?」みたいな部分は、やはりというか、あまり変わらないみたいですね。
増えたのは、GPSくらいでしょうか、、、
6. Posted by TOMO   2008年02月25日 10:46
ご紹介の本、ワタクシも両方とも持っていました。
コンパクトフラッシュライト805も・・・・{怒り}
引越しを繰り返すうちに、いつの間にかなくなってしまった・・・・{悲しい}
引越しの手伝いに来てくれる人が、「あ、これいいすね、もらっても
いいですか」とか、はたまた黙って持っていくとか。
どうでもいい本ほどいつまでも残ると言う「引越しの法則」で
あります。
昔買えなかったあの道具をいまなら、・・・・やはりおいそれとは
買えませんね  {笑い}
7. Posted by 98k   2008年02月25日 22:29
マグ上陸が中学生だった川端さん
うーむ、なかなか鋭いですねえ。おっしゃるとおりで、
たとえば最後の画像、一番下にある、「ただの棒の杖」が、
今はストック(トレッキングポール)に変わったりしてますが、
この本が出たころに、今のスタイルはほぼ完成してますね・・・
ですから、今でも充分、参考になる名著だと思います。
GPSがあっても、マップとコンパスはやはり持っていくべきですし、
それらを使えない人間が、単独で自然に入るべきでないのは、
今も昔も同じですものね・・・最近はそうでないのもいますが{ドクロ}
ノルマンディ上陸が中学生だった{はてな}TOMOさん
わははは、やはりお持ちでしたか・・・この本の中のグッズで、
比較的気軽に入手できたのは、805ぐらいでしたものねえ・・・{にっこり}
わたくし、本やガラクタは実家に置いたままですので、
805もどこかにあるはずで、こんど探してみます。
で、またまた、他力本願でMODしてもらったりして、
それを元手にわらしべなんぞを・・・わっ、ぼかっ、べきっ、ぐしゃ
8. Posted by 森のプ~さん   2008年02月25日 22:43
カタログや、地図を眺めて妄想にふけるのも
いいですよね{ラブ}
とりあえずバックパッカーで新潟まで来てみてください。{にっこり}
東北限定「どんべぇ芋煮ウドン」を二個用意して待ってます{チュー}
9. Posted by 98k   2008年02月25日 23:05
仁川上陸が・・・だった森のプ~さん{にっこり}
そう、わたくし、カタログさえあれば、べつに実物なくても、
けっこう楽しめるほうなんですが・・・
フラッシュライト専門のカタログって、ないんですよね。
で、ついついネットで長時間過ごしてしまうハメに・・・{困った}
三月に金沢までは行く予定ですが、クルマです。
こっちのどんべえは、ただの「関西風」であります。ううっ
10. Posted by TOMO   2008年02月26日 17:06
再投稿失礼します。
手に入らないかなあ、この二冊と思って
ググって見たら、「遊歩大全」がAmazonの中古市場に
ありました。初版本で、3万5千円!
う~ん、さすがバイブル。値段の格が違う。
98kさん、こりゃお宝ですよ。
(○△、お前だろ、黙って持ってったの。返せよ~。)
11. Posted by 98k   2008年02月26日 20:40
TOMOさん
さっ、さんまんごせんえんっ{ショック}
はあはあはあ、すぐに実家の本棚を探してみよう。
まだ他にも、あの頃の本があったはず・・・げひげひ
(マジな話、読まれるなら、いつでもお送りします。連絡ください。)
ちなみにこちらも今朝から高熱・・・ううっ、仕事休めないし・・・{風邪}
12. Posted by 二日酔いの猫   2008年02月26日 23:22
98kさんもインフルですかぁ
お大事に
せっかくネタを送ったのにぃ(>_<)
>ううっ、仕事休めないし
そうなんですよね~、当方も39度超で出勤したことがあります。
>さっ、さんまんごせんえんっ
一時期は某オクで50k overだったような・・・
13. Posted by 昼行灯   2008年02月27日 00:03
うおおっ懐かしい。たまらず出てきてしまいました。
自分も3冊とも所有しております。
その後、「寺崎 勉」氏に転んでちょっと違う方向に行ってしまいましたが、原点はやはりこの本です。
805も持ってました。
うっかり落とすとバラけて部品が四散するというギミック(←違う)
には参りましたが、当時としてはダントツの明るさでお気に入りでした。
2AAのビリケン球使用ライトは当時これくらいではなかったかと?
この後の角型タイプは今一でしたが・・・。
遊歩大全、食事のシーンで大したメニューではないのに
やたら食事が美味しそうに見えたことくらいしか憶えてませんが
久しぶりに読み返したくなりました。
14. Posted by 98k   2008年02月27日 21:34
結局・・・本日・・・お仕事を休んでしまいました。
昨夜からちょうど24時間、寝たきり中年になってました。ううっ{泣く}
熱は市販の風邪薬で下がったので、たぶん、ただの風邪でしょう。
まあ、食事のときだけは起きてくるという、健康な病人なんですが・・・{にっこり}
二日酔いの猫さん
ありがとうございました。記事にさせていただくのはちとかかりそうです。
昨夜食後に開封して、そちらへメールして、TOMOさんに返信して、
そのまま、ばったり倒れましたとさ。
それにしてもこの本、ごっ、ごまんえんおーばーしていたとは・・・
昼行灯さん
いやあ、ほんとお久しぶりですね。
>805のギミック
わははは、そのとおり。よく分解掃除しましたね、意図しないときに・・・
わたくしのは結局、モナカの凸部分がぽっきりと折れ、
何度も接着しましたが、いつのまにかそれっきりに・・・・{悲しい}
>寺崎 勉氏
知らなかったので検索したら、野宿ライダーの世界なんですね。
TOMOさん、二日酔いの猫さん、森のプ~さん、リオたん・・・
こちらの世界の方もけっこう多いですねえ。うらやましかったです。
ハスラー50に、この体重とキャンプ道具一式は無理でしたので。{悲しい}
>食事のシーン
覚えてるところは同じですな。なははは
記事にUPしたのを機会に読み返してるんですが、オシゴトヤスンデ・・・
フリーズドライの種類が増えて、お値段が相対的に安くなっただけで、
基本的には今と変わってませんね。
わたくし、この食事パターンだけは、どーもなじまなかったのですが、
(コンバットレーションと同じで、そっちの雰囲気は好きなんですが・・・)
オーガニックフーズ(自然食)への流れもちゃんと予言しているあたりは、
さすがバイブルだけのことはありますね。
これからも遊びに来てくださいね。{ラブ}
15. Posted by 二日酔いの猫   2008年02月27日 22:21
折角だから「鼻綿棒」体験すれば良かったのに{ハート}
まぁインフルではなかったようで何よりでした。
>寺崎 勉氏(懐かしいですねぇ)
野宿ライダーの本は屋根裏に何冊か埋もれています。
北海道一周を2回、後は九州中央部の林道を走り回っておりました{走る}
>食事のシーン
遊歩大全もですがBP入門の写真の方が印象深いです。
Cレーションもいくつか食べましたね。
フリーズドライフーズは確か関西方面へ送ったような・・・{食パン}
16. Posted by 98k   2008年02月27日 22:36
ぐしゅん。ご心配をおかけしました。
昨年、鼻綿棒ぐりぐり初体験は済ませております。うふっ
たしかに「バックパッキング入門」のほうが、
図版が多くて大きいので、印象深いですね。
全てが憧れだったのが、何とか手に入るようになったのは、
わたくしが豊かになったのか、日本がそうなったのか、
アウトドアが一般化して、コストが相対的に下がったのか、
やはり100均ショップの出現が大きな要因・・・
とゆーことにしておきましょーか。わははは{にっこり}

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