09秋・熊野キャンプその6ついに、たえこちゃんをゲト!!!

2009年10月05日

なぜ、SSの#1にしたのか・・・

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今回は、文字色をオレンジ色にしてと・・・

タイトルと文字色だけで、今回ご紹介するものがわかった方は少ないと思いますが・・・


まず、10月4日の朝の出来事・・・








へっぴばぁでい、つーゆー

へっぴばぁでい、つーゆー

へっぴばぁでい、でぃあ98k

へっぴぃー、ばぁでいー、つーゆークラッカー






と、奥様と次男から、いちおー、おたんじょーびを祝福され、

「今日は好きなもの買っていいよ、あんたの小遣いで・・・

との、奥様からのあたたかいお言葉をいただいたのであります。

で、わたくしのお財布の中には、18kほどのお小遣いがありました・・・





話は変わって、前回記事の熊野キャンプでの、wingさんとの会話・・・


「おおっ、朝のシュラフ干しですね、えと、それはたしか・・・」

「ええ、モンベルのスーパーストレッチ(SS)シュラフの三番(#3)であります。」

「で、暖かさはどうですか・・・」

「うーん、昨年11月の洞窟キャンプのときは、ちと寒かったですね。」

「あのときは、氷点下まで下がりましたからねえ。
で、寝ごこちはいかがです。」

「やはり、スーパーストレッチとゆーのは快適ですよ。むひひひ」







そう、わたくし本日、自分のお誕生祝いに、

モンベルのスーパーストレッチ(SS)シュラフの#1を、

購入したのであります。きっぱりと





ただし・・・




wingさんのは、同じモンベルスーパーストレッチシュラフでも、
ウルトラライトダウンハガーシリーズとゆー、800フィルパワーのグースダウンを使った、

モンベルの最高級シリーズなのであります。

で、お値段的にはその下位に、650フィルパワーのダウンを使ったダウンハガーシリーズがあり、

さらに最下位として、化繊のエクセロフトとゆーのを使ったバロウバッグシリーズがあり、
わたくしが購入したのは、とーぜんバロウバッグシリーズなのでありますにっこり

スーパーストレッチシュラフ・・・

モンベル独自の、いわばゴム編みによる、「ヨコに伸びるシュラフ」で、
シュラフの中でぴったりと隙間をつくらない、逆に伸びるので自由に手足を動かせる、
とゆーのは、いつかは一度体験してみたい、とは思っておりました。

少々寒くても、暑がりのわたくしはレクタングラータイプ、封筒型のほうが自由でいいのですが、
ほんとに寒い時で、狭いテントの中では、やはりぴったりとしたマミータイプがありがたいです。
それで、あまり隙間ができずに、ある程度手足が自由になるマミー型、とゆーSSの#1、
今回実際に購入して試してみて、これは確かに安眠できそうだと思っています。


で、モンベルのスーパーストレッチシュラフは、あたたかさを番号であらわしており、
極寒用の#0から夏用の#7まで8段階に分かれ、どのシリーズでも、番号が同じなら、
あたたかさ(モンベルでは快適睡眠温度域)も同じ、とゆー設定なのであります。

さらに、同じ番号ならどのシリーズでも同じ色になっており、たとえば#1なら、
どのシリーズでも、同じオレンジ色なのであります。



じゃーん
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ちなみに、以下、同じスーパーストレッチSS、 #1のレギュラーサイズで比較してみると、

まずお値段的に、本日バロウバックの#1にした主要因・・・

ULダウンハガー#1 39.8k
ダウンハガー#1  29.8k
バロウバッグ#1  17.8k

そう、ダウン製品は、18kでは買えなかったのであります。哀しくもきっぱりと悲しい

お値段の差は、素材の違いによるもので、それは重さと仕舞容量の違いになります。

ULダウンハガー#1 1.06kgで、6.5リッター(最小に絞った場合、以下同じ)
ダウンハガー#1  1.33kgで、8.5リッター
バロウバッグ#1  1.86kgで、13.5リッター

そう、バロウバッグはULダウンハガーの半値以下で、重さは約1.8倍、仕舞容量は倍以上、
とゆーことになりますね。

もちろん、重さと仕舞容量の違いだけでなく、ダウンは潜り込んですぐに暖かく感じるけど、
化繊は、最初冷たく感じて、だんだん、じんわりと暖まってくる感じ、
また、ダウンはいったん濡れてしまうと、ペシャンコになって保温力が極端に落ちて、
乾いてもなかなか戻らないけど、化繊は濡れても、ある程度は保温力があり、
しかもすぐに乾いて、乾けばもとの保温力になるのでメンテや扱いが簡単、
といった違いもあります。

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ですから、濡れやすいリバーツーリングやバイクツーリングには化繊タイプ、
ともかく小型軽量を目指すアルピニストやバックパッカーはダウンタイプ、
とゆーのが本来の選択基準なんですが、wingさんとわたくしのように・・・


ぶるじょわはダウン、ビンボー人は化繊


と、一般的には理解されているようであります・・・困ったうぐぐぐ

そういやデジカメだって、向こうはデジイチ、こっちはコンデジだもんなぁ・・・悲しい


ま、ダウンのシュラフを収納袋から出して、中に空気をパタパタと送り込んでやったとき、
たちまちロフトが回復していく様は、暖かさと軽さを証明してるんですが・・・ラブ

まあ、自分で担がないかぎり、取り扱いがラフですみ、お気軽、お手軽な化繊、
とゆー選択も、大いにありだとは思うのですが・・・

ちなみにリオたんの#1は、どのシリーズなんでしょうね・・・
(追記です。いただいたコメントによると、リオたんのは、#0だそーです。
ちなみに、どのシリーズの#0なのか、きっぱりと忘れたそうです・・・にっこり)




で、わたくしが今回、#3でも#2でも#0でもなく、#1を購入した理由なんですが・・・

以前こちらの記事で紹介したとおり、
わたくし、零度ぐらいまでのオートキャンプなら、マッテンベルのSW-800Nとゆーシュラフ、
かなり以前、担いでキャンプしてた時は、零度までのシーズンはテンシャンのコンパクトシュラフ、
もっと寒い季節はテンシャンとダウンジャケットの併用か、スワンの厳冬期用ダウンシュラフ、
とゆーシステムでしたが、最近は担いで行くことがめったになく、殆どの寒い季節、
マッテンベルが主流になっていたのですが・・・

寒がりの奥様が、前回記事の熊野キャンプ(最低気温は12℃ぐらい・・・)でも、
わたくしのマッテンベルを愛用され、(わたくしはコーナン1.48k封筒型を拡げてのせるだけ)
もっと寒い季節、昨年の洞窟キャンプ(最低気温はマイナス3℃ぐらい・・・)とかになると、
スワンの厳冬期用(確か、マイナス15℃ぐらい用)にすっぽり入られます。
(わたくしはマッテンベルで、ジッパーも、いちおー半分ほど閉めましたが・・・)

で、毎年そうなんですが・・・
春秋の川下りシーズン、日焼け止めクリームとかを塗りたくったまま、シュラフにお入りになるため、
マッテンベルに付着して生地が変色してきており、怒りのあまり、ついつい、
「それは、あんたの専用にしなちゃい、もう、いくら汚してもいいから・・・」
と、過日の熊野川下りキャンプで宣言してしまったのであります。

で、マッテンベルのは、適応温度が0℃から6℃となっており、氷点下の洞窟キャンプで使っても、
べつに寒さは感じなかったので、モンベルなら、0℃から快適睡眠温度域の表示になってる、
#3あたり、と、当初考えていたのですが、前述のwingさんとの会話や、ネット情報を総合すると、
どーもモンベルのテスターはかなり我慢強いようでにっこり、ウワサでは、
モンベル表示よりは5℃前後高いところが、快適な使用領域のようであります。

そこで、0℃で使用するなら、快適睡眠温度域がマイナス4℃からになっている、
#2あたり、になるのでありますが・・・

わたくしがよくキャンプする紀伊半島の中流域でも、1月2月あたりの最低気温は、
たまにマイナス5℃以下まで下がることがありますので、
快適睡眠温度域がマイナス9℃からになっている、#1にしたのであります。

ちなみにさらに寒冷地用の、#0との価格差はわずかに1kだけでした。
お値段的には#0でもべつによかったのですが・・・なにせ#0は・・・


快適睡眠温度域がマイナス16℃から困った になっており、


さすがに、近畿の河原でキャンプするには、ちとオーバースペックと判断したのであります。

まあ、暑けりゃジッパーを全開にすればいい、てなもんですが、
それなら封筒型のほうがずっと快適なわけで・・・

身体との隙間が少なく、しかも伸び縮みするとゆー、スーパーストレッチの快適さが、
活かせないのでは、と考えた次第であります。
ただし、暑がりのわたくし、#1でもジッパー全開で使う方が多いとは思いますが・・・


ところで、ダウンシュラフに比べて化繊シュラフの苦労するところが・・・

収納の際の絞り込みであります。

ダウンの場合、ちっちゃなスタッフザックに、足元からちまちまと詰めていけば、
びっくりするぐらいの小ささに収まるのですが、(この度合いがフィルパワーで、
同じ重さのダウンが、どのぐらい膨らむかを測ったもの、通常は550FP以上で高級品、
800FPで最高とされてるよーですが、860FP以上を保証、とゆー超高級シュラフもあるようです。困った)
化繊シュラフの場合は、がちがちにロールしたやつを、収納袋に押し込むのですが・・・
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このバロウバックシリーズ、ウィンター用の、#0から#2には、このような、
でかい袋にコンプレッションベルトを三か所つけた収納袋が付属しています。

ロールしたのをでかいまま、でかい袋に入れてから、三本のベルトで絞ろうとゆーことであります。にっこり


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ちなみに画面中央部の、絞り込んで首巻になる「ネックバッフル」は#2以上に装備され、
ジッパーの冷気遮断用のドラフトチューブが上下ダブルになってるのと、
フードがトンネル状になっているのは、#1と#0だけであります。



やはり宴会用には、ちとオーバースペックだったか・・・にっこり











at 01:40│Comments(11)TrackBack(0) mixiチェック キャンプ・川下り 

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この記事へのコメント

1. Posted by 川端   2009年10月05日 13:17
98kさんが#1って、どうやらアタシにゃ生き残れない環境のような気がしますね(^^;
さておき、今回のバロウバッグ含めギアの揃えどころが素直にカッコイイですm(_ _)m
2. Posted by 98k   2009年10月05日 20:54
川端さん
そーいや、そちらも最高級ULダウンハガーの#3でしたかね・・・
たしか仕舞寸法は3リッターほどで、重さは700gなかったはず。{ラブ}
それで0℃から(実際には5℃ぐらいから)快適に眠れるのですから、
汎用シュラフとしては、まさにベストチョイスでしょう。
>バロウバッグ
クルマやカヌーで移動、担いで歩かないならいいと思いますよ。
ただし、入った時に感じる、あのダウンの暖かさはありません・・・
で、汎用の次は、思い切って、#0にしましょう。
3. Posted by 二日酔いの猫   2009年10月05日 22:10
SS#1ですか、重装備ですね。
ホロウバッグ #3はもってますが、久住の11月下旬は厳しかったんで
http://www.isuka.co.jp/product/detail.asp?id=21&mode=1&bf=2
こちらを入手。
これでも寒いときには独身時代に買ったゴア3レイヤーのシュラフカバー(モンベル)とドイターTWO FACEを重ねて乗り切るつもり。
でも雨模様ならヤッパ化繊のホロウバッグ #3を持って行きますよ。
>98kさんが#1って、どうやらアタシにゃ生き残れない環境のような気がしますね(^^;
川端さん 多分私も生き残れないと・・・{困った}
4. Posted by 98k   2009年10月06日 00:12
二日酔いの猫さん
イスカのダウンプラスシリーズのポカラ、ベストセラーモデルですね。
これとタンガのオーロラ450DXとが、ダウンでは最後まで悩みました。
どちらも1kgちょっとで、ちっちゃくなって、イスカは750FP、タンガDXは、
725FP、いっぽうモンベルのダウンハガーは650FPですねえ・・・
いずれも担いで行くには暖かくていいのでしょうが・・・
特にイスカのポカラは、イスカのマットとピローと同色のオリーブ{ラブ}
でも、一度スーパーストレッチを体験してみたくて、これになりました。
これで薄着で寝るのは、ほんとに寝心地よさそうです。
5. Posted by リオ   2009年10月06日 13:02
私のは#0ですけどぉ。。。
シリーズ? それ美味しいんでしょうか?
因みに数度使用でジッパーを閉じたことがなく、
記憶の最後のほうは奥様に「アンタにゃこれいらんやろっ!」
って取り上げられたような。。。
今度、何かの機会に確かめてみますね。
どんなブツであるのか。
ああそれよりも、壊れっ放しのPEAK1も
どげんかせにゃならん、なんですよ。。。
6. Posted by 98k   2009年10月06日 20:18
リオたん
そうでしたか、#0でしたかっ・・・やはりねえ・・・って・・・
ジッパーを閉じることがない、アンタにはいらんやろっ!!!{にっこり}
と・・・
我が家では#1でも、奥様に言われておりますが・・・{落ち込み}
で、シリーズによる素材の違いをリオたん向けに説明するとですね、
ULダウンハガーに使用してるのはチタンで、ダウンハガーがアルミ、
バロウバッグがブリキとゆーか、亜鉛ダイキャストとゆーか・・・
それにしてもPEAK1、はやく修理して、この冬を乗り切ってね{炎}
7. Posted by 二日酔いの猫   2009年10月07日 20:12
あ~台風そっちに行きましたよ~{大波}
確かモンベルのシュラフは防水なんでテスト希望しま~す。
台風でも東側に入らなければ大丈夫です。(タブン)
こちらも以前の19号の時は東側が通ったんでエライ目に遭いました。
>バロウバッグがブリキとゆーか・・・
じゃぁホロウバッグは・・・・・うっうっ(泣)
8. Posted by 吉十浪   2009年10月07日 21:46
初めまして。いつも楽しく拝見しております。
自分も野宴好きでバロウの前々の#3と前の#1を使ってます。
「寝袋使用時=泥酔状態」ってな状況なんですが、
モンベルの製品、生地が柔らかい事が裏目に出てファスナーに噛み易くないですか?
いっつも開け閉めで苦戦し、キッチリと包まれて寝た覚えがあんまりないです(汗:じゃなくて寒
9. Posted by 98k   2009年10月07日 22:38
二日酔いの猫さん
あは、こっちに向かってますね、台風・・・{困った}
朝の予報円から、やや東に寄ってるので、
大阪は西側に入りそうですが・・・屋外防水テストはしましぇん{にっこり}
>ホロウバッグ
いやあ、生地の丈夫さ、お安さからすれば、やはりプラとか{にっこり}
吉十郎さん、こちらこそはじめまして。
ご愛読ありがとうございます。{すいません}
>「寝袋使用時=泥酔状態」
わははは、わたくしとまったく同じ使用状況ですね。
わかりにくいですが、最後の画像のとおり、このモデルは、
上下のドラフトチューブ部分にしっかりした芯が入っており、
裏地がジッパーに噛まない工夫がされています。
まあ、泥酔状態で閉めることができるかどーか、わかりませんが{にっこり}
わたくしのダウンシュラフは、ふたつとも、とても古いやつなので、
テンシャンは上部に1/3ほどのジッパーのみ、
スワンには、もともとジッパーがありません。
ですからスワンは、よほど寒いシーンでないと使えません。{落ち込み}
これからも、またコメントくださいね。{ラブ}
10. Posted by プ?さん   2009年10月10日 02:51
あっはっは
マミー型では寝れないので、私は封筒型専門です。
ですのでヘビーユースは関係有りません・・・
はははは。。。
バイクにも積めね~じゃん{ショック}
11. Posted by 98k   2009年10月10日 21:45
プ~さん
わははは、バイクのリアキャリアに封筒型シュラフ積んで、
インターステートハイウェイを走るのが、わたくしの夢・・・{ラブ}
もちろんバイクはチョッパーで、星条旗のカラーリング・・・{ラブ}

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