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2010年01月22日

ボルネオ植林紀行5 キナル植林

ボルネオ植林紀行の続きであります。

ツアー二日目の午前中に、アブラヤシのプランテーションや工場の見学を終えたわたくしたち、
ベリンギスビーチリゾートでの昼食後は、一路キナルのサバ州森林開発公社(SAFODA)保護林へ・・・

とーぜんその間に、カメラのバッテリーを充電できるようなコンセントも時間もなく、
今回も引き続きケータイのおまけカメラによる画像であります。すいません














コタキナバル近郊、キナルのSAFODA管理地・・・
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6年前に訪れたときには、こんな看板はなく、JICAから派遣されたシニアボランティアのIさんが、
「ゆくゆくは、ここをエコ・フォレストにしたいですねえ。
で、みなさんのような方々をいつでもお迎えできるようにして・・・」
と夢を語っておられましたが、着実に一歩一歩、前進しているようであります。拍手













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SAFODAの事務所兼作業所兼育苗地・・・
6年前は、この手前を少し歩いて、植林(記念植樹)に行ったのですが・・・















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今回の植林地はかなり上の方なので、悪路を四駆の荷台に乗って移動であります。
しっかし、ツアー二日目にして、すでにかなり太っているような気もするな・・・困った















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雨季とはいえ、たまたま路面が乾いていたので無事に中腹まで行けましたが、
少し雨が降ると、道全体が泥沼化してしまいます。













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荷台にご一緒させていただいた、SAFODAの職員さん・・・
まあ、わたくしも似たような体型だから、安心安心・・・ラブ













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植林予定地付近に到着であります。
ここから右側の急傾斜地を登って行きます。ひいひい














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下草を刈り払い、植林しやすいように配慮いただいており・・・













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黒いポリ袋に包まれた苗木も、目印に突き立てた棒の根元に置いてくれているのですが・・・
(右の赤いのが、植樹用のスコップであります。2003年のときは、SAFODAも勝手がわからず、
おもちゃみたいなシャベルを用意されてて、ぐにゃりと曲がってしまった記憶があります。)














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なにせ急傾斜地で高齢者も多いため、我々にとってはきつい作業となりました。
ま、現地の作業員は余裕の笑顔でありますが・・・にっこり

気温は30℃前後、森の中の湿度はほぼ100%、汗が蒸散しないので快適な作業ではありません。

結局、作業員にも手伝ってもらって総勢20名ほどで100本のカポールの苗木を植林、
その後は、以前に植えた二ケ所の植林地の様子を見に行きました。
(隊としてボルネオは4回目ですが、ここキナルに来るのは3回目、わたくしは2回目であります。)












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こちらは2005年8月の植林地。このときはフタバガキ科を150本、アカテツ科ニアトゥを280本、
ここに植林したそうです。大変だったろうな・・・行けなくてよかったかな・・・げひげひ













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こちらがわたくしが行った2003年12月の植林地、
このときは、カポールやニアトゥなどをとり混ぜて合計100本の植林でした。
すでに看板はなくなっており、わたくしのプレートも探しましたが見つかりませんでした。

ま、木そのものは、一部補植もしてくれてますが、なんとか育ってくれているようで、
ひと安心したとゆー次第であります。

これらがもう50年もすれば、50mを超える巨木に成長・・・しているはずであります。
そう、たとえば屋久杉とかなら、巨木に成長するのに何千年もかかりますが、
熱帯のカポールは80年で80mに成長します。それが一本もないとゆーことは、
この80年間、伐採ばかりで植林してなかった、とゆーことであります。

上の画像にある道路状況のとおり、熱帯雨林の表面の腐葉土層は極めて薄く、
一度生態系が壊れて赤土層になってしまうと、まず森を回復させるのは不可能、
あとは粘土質の赤土が泥沼となって、どんどん川や海に流れ込むだけであります。

このあたりも、もともと鬱蒼とした熱帯雨林だったはずで、カポールなどの巨木が伐採され、
生態系もかなり変わってしまったところ、そこに人にも役立つ樹種を中心に、
もともとあった植物を植えて、ゆくゆくは人と共存できるような森にしよう、
あわせてエコツーリズムの人たちも楽しめるようにして観光収入も、とゆーのが、
SAFODAの基本的な考え方で、決して人の生活を無視していないところがミソであります。
まあ、「もっと手っ取り早く収益をあげろ」という州政府の圧力も強いようですが、
そこはなんとか、緑も増え収入も増えるように苦労されているようであります。


中国北西部、内モンゴル自治区包頭付近のクブチ沙漠でもそうだったんですが、
自分たちの植えた木が無事に育っているのを確認するのはじつにうれしいものです。
また、自分で直接植えなくても、苗木代や作業代を提供して、現地の人に植えてもらった木が、
りっぱな森になってるのを確認するのも、これはこれで喜びがあります。
昨年の二月にアマゾン河口付近で子どもたちと隊で植えた3000本も無事に育っているようで、
そちらのほうも、いつかは確認に行きたいものであります。




これでサバ州での予定はすべて終了、次の目的地である、サラワク州のクチンへ、
空路で向かうことになります。

ちなみにコタキナバル空港の喫煙室では、京都から一人で熱帯雨林を見に来た、
という青年に火を借りました。こちらに来てから日本人とはじめて話したそうです。

って・・・禁煙の固い誓いはどうなったのかっ!!!




(次号に続く)







at 23:26│Comments(2)TrackBack(0)mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | その他アウトドア

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この記事へのコメント

1. Posted by 段   2010年01月23日 23:12
ご苦労様でした。
楽しく(爆笑しながら)読ませてもらいました。
次回のUPを楽しみにしています。
2. Posted by 98k   2010年01月23日 23:28
段さん
さっそくのコメント、ありがとうございます
実名投稿だったため、コピーして適当なハンドル名に変え、
コメントをこちらで転記させていただきました。
(一般公開サイトですので、一応配慮しております。)
段さんの撮られた、わたくしの喫煙証拠映像は、
くれぐれも非公開とゆーことで・・・{にっこり}

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