世界の最悪兵器・・・やっとブルーレイ!!!

2011年01月31日

キュッと曲がって90°!

ええ・・・まあ・・・なんちゅーか・・・

この冬は、いちだんと寒さも厳しく・・・わたくしほとんどアウトドアで遊んでません。

最近は「晴耕雨読」ならぬ、「暖照寒読」(暖かい日にはちょこっとライト照射、寒い日はずっと自宅で読書やネット)
とゆー状態になってきてるようで、明日から二月だとゆーのに、さすがにこれではいかん!と・・・











思いつつも、今回もまたまた書斎カテゴリなのでありますね。




じゃーん
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豊島美雪&関西こそっとオノマトペ研究会著「キュッと曲がって90°!~関西オノマトペ用例集~」
(2010年3月組立通信刊)であります。


例によって奥様が図書館から借りてきた中の一冊で、ま、こちらの記事以来、
ちまちまとオノマトペに関する子どもたち相手のネタを探しているようですが、
こちらもひさしぶりに面白かったので、紹介させていただく次第なのであります。






で、こちらが裏表紙・・・
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こんな腰帯の惹句に、さりげにツッコミを入れてるあたり、なかなかお茶目であります・・・


で、この本の表題ですが、上記リンク記事にいただいた川端さんのコメントにあった、

>「なに?大阪城か?大阪城やったらそこの道どーんと突き当たったらしゅっと左に曲がってしゃーっとまっすぐ行ったら右側にめっちゃあるで」

とゆー、まさにアレそのまんまのタイトルなのであります。

大阪人に道を訊ねると、ふつーに川端さんのような答えが返ってくるのですが、この「キュッと曲がって」も同様、
で、この「キュッと曲がる」のが、何度曲がることなのか、日本一長い天神橋筋商店街で、
100人に聞いた結果をタイトルにしているのであります。まあ、どーでもええよーなことを、ぐだらぐだらと・・・

で、100人中43人が、「キュッと曲がって」は90°、とゆー結論だったようで、それをタイトルに・・・
したのはいいのですが、逆にいえばあとの57人はバラバラとゆーことですから、
じっさいにこんな感じで道を教えられても困る、とお思いでしょうが、この本にも書かれてましたが、
そこは感覚で生きている大阪人、「へえへ、おおきありがとー」とかいって、てきとーに立ち去るのであります。

ちなみに川端さんの「しゅっと曲がる」は、30°を指していると答えた人が3人居たそうです・・・あはっ

そう、上記リンク記事でも書きましたが、オノマトペの多い日本でも、特に多用するのが大阪人、
このオノマトペにツッコミを入れるとゆー会話法もあって、たとえば上方落語「池田の猪買い」の中にも、

「この前の道が丼池筋や、これをどーんと北に突き当たったら・・・」

「でぼちん打つわ!」

「いちいちうるさいな・・・」

とか、

「白壁がチラッと見えて、中から松の木がにゅーっと出てる家が見えまへんか?」

「いや、白壁と松の木は見えますねんけど、チラッとゆーのと、にゅーっとゆーのが見えまへん。」

「なぶってたら承知せんぞ、ほんまに・・・」

といったシーンもあるので、大阪へ来たらぜひ試してみましょうね・・・どつかれるのがオチですが・・・








本については、またまた例によって目次だけご紹介・・・

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本文はこてこてのイラストや写真がてんこ盛りで、それだけでも圧倒されてしまいますが、
「わっさぁと、てんこ盛り」から始まる用例の会話が特に秀逸でした。あははは

ちなみに目次の終わりのほうにある、検証②では「ドバッとかける」はどのぐらいか、
冷や奴の醤油、オムライスのケチャップ、お好み焼きのかつお節、きつねうどんの七味、
それぞれについて検証①同様の専門的な調査が行われており・・・




なにをしょーむないこと、ぐだぐだしとんねん、


こんな本でへらへらしてる場合かっ!


そんなヒマあったら、ちゃっちゃと山歩きにでも・・・


あっ、それはわたくしですか、すんまへん、ぺこぺこ


とまあ・・・ともかく面白い本でした。






で・・・
通説を覆す・・・かも知れない新説発表P.S.

この本の最後に「世界に誇る大阪発祥のオノマトペ鍋、しゃぶしゃぶ」とゆー記事があります。

この記事によれば、この「しゃぶしゃぶ」とゆーネーミング、大阪・北新地スエヒロの初代店主が、
特に名前のなかった「牛肉のすすぎ鍋」に、従業員が洗ったおしぼりをたらいですすいでいる様子を見てて、
そのオノマトペから1952年に命名、朝礼で発表した時は、従業員におおいに笑われたそうであります。

で、この料理の起源は中華料理の刷羊肉(シュワンヤンロウ)、まさに羊肉のしゃぶしゃぶであります。

で、さらにそのルーツはモンゴル軍の戦闘食、つまりコンバットレーションだったとか・・・
そーいや、しゃぶしゃぶ鍋とモンゴル騎馬軍団のヘルメットはなんとなく似てるような気も・・・

ちなみに、やはりモンゴル軍の戦闘食で中華料理になったのが火考羊肉(カオヤンロウ、火と考で一文字)。
こちらも日本ではジンギスカンとして有名ですが、もともとは串に刺した羊肉を直火で炙ったもの、
そう、さらに西へ行くと「シシケバブ」として知られるものなのであります。

わたくし、どちらも内蒙古自治区では(大量に)食べましたが、モンゴルでは食べる機会がありませんでした。

で、内蒙古の刷羊肉専門店の二色鍋を(大量に)食べている時、蒙古族の素敵なおねいさんに、

「この料理はなんとゆー名前ですか?」と、怪しい英語と大阪弁混じりの北京語で訊いた時に、
わたくしにはきっぱりと「しゅわしゅわ」と聞こえたのであります。

で、刷羊肉(シュワンヤンロウ)の「刷」とゆー漢字、刷毛、刷子のように、もとはこすって清めるの意ですが、
原語ではこれにサンズイが付いた漢字、こっちはすすいで清めるとゆー意味だそうです。
ご承知のとおり、中国語はホテル→飯店のように外来語の原音と漢字の意味をうまくあわせる言語・・・
ですからモンゴルの「しゅわしゅわ」に、すすぐという意味でシュワンとゆー発音の(サンズイつきの)「刷」をあてた、
とゆーことは、わたくしにも推察できることなのでありますね。ふんふん

さて、これらを総合するとですね、モンゴル軍の「しゅわしゅわ」とゆー戦闘食が、
中華料理では刷羊肉シュワンヤンロウになった、とゆーことになるのであります。

で、刷羊肉が日本にはじめて伝わったのは戦後、しかも京都あたり、とされているようですが、
わたくしは、じつはもっとはるか昔からあったのではないかと・・・むふふふ

薄切り肉をささっと出汁に潜らせる様は、いかにも「刷刷」しゅわしゅわとゆー感じで、
これは日本語のオノマトペでは、「ざぶざぶ」や「じゃぶじゃぶ」より軽い「しゃぶしゃぶ」ですよねえ・・・

で、日本人にも蒙古斑があり、日本語とモンゴル語の基本構造や文法は共通点が多いそうですから、
やはりオノマトペの使い方なんかも共通点があったりして・・・

そう、じつは元寇の際、あるいはそれ以前のはるか昔、日本のどこかに密かにモンゴル人とともに、
「しゅわしゅわ」が伝わり、時代とともに一時期、肉食そのものが厳しく制限されるようになったものの、
しゅわしゅわ→しゃうしゃう→しゃぶしゃぶ・・・と変化しつつ、連綿と守られてきた秘伝の肉料理を、
その正統継承者である大阪の某初代店主が、日本の独立とともに、満を持して公表したのではないかと・・・

むふ、むふふふ・・・

うーむ、これはやはり、昔からしゃぶしゃぶに似た料理があったといわれる鳥取・島根あたりの、
日本海沿岸の伝統料理を食べ歩いて調べねばなるまいな・・・じゅるじゅるじゅる

はたまた、蒙古襲来の佐賀あたりで、佐賀牛のしゃぶしゃぶをご馳走になるとか・・・むひっ、むひひひ

で、北新地の高級しゃぶしゃぶも神戸牛も、誰かさんに払わせてお腹いっぱい・・・げひっ、げひひひ

たまたま昨晩は牛しゃぶだったけど、と、とりあえず週末あたりにでも・・・じゅるじゅるじゅる

って、いったい、ライト仲間と何の関係があるねんっ!!!   ぼかっ、べきっ、ぐしゃ



m98k at 23:01│Comments(6)TrackBack(0)mixiチェック 書斎 | わからないもの

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この記事へのコメント

1. Posted by 川端   2011年02月01日 13:06
大阪ストラッドってーと、
おおさかっ おおさかっ あれもこれもあんでぇ♪
おおさかっ おおさかっ ええとこやでおいでぇ♪
「うどんええ味だしとんなぁ、マクドもええなぁ」
ですいずおおさかすとらっど。
みたいな歌でしたね。確か。

とりあえず、

払わせようと思うなら、
払わせられる覚悟も必要。

みたいなことは理解しましたけれど(^^ゞ
2. Posted by 98k   2011年02月01日 20:12
川端さん

大阪ストラット、トータス松本のセリフでは、
「この道ブワーッと行って、グワーッと曲がって、でっかいビル、ボワーンたってるから、その角シュッと曲がんねん」
とゆーオノマトペになってるそうです。わたくしセリフは知らなかったのですが・・・

>払わせられる覚悟も必要・・・
いやまあ・・・そんなこたあ、あまり気にしないタチなので・・・ごにょごにょ・・・
(そーいや、名古屋OFFの交通費、もうすっかり忘れてるかな・・・くっきりきっぱりと・・・)
3. Posted by TOMO   2011年02月01日 22:20
いやあ、大阪弁オノマトペの感性の豊かさには、驚くと同時にその各語の定義の「ゆるさ」にも感心しますね。いわば、各人各様で色んな言葉を使っていらっしゃるわけで、大阪人の個と自由を尊ぶ精神の表れでしょうね。
どこぞの誰か(私?)のように、「その言葉の用法は違う....。」なんて無粋なこという人は、大阪では鼻つまみなんでしょうねえ。
ちなみに、当地のオノマトペには、
「つーつらつー」(道路などをすいすいと進む様子)。
「ゆつらーっと」(ゆっくり、のんびり、くつろいでいる様子)
など、のーんびりしたものが多いですね。
4. Posted by 98k   2011年02月01日 23:27
TOMOさん
形式にこだわらない、とゆーのは大阪人として大事にしたいところですね。
同時に伝統と礼節にも気を配らねばならないわけで、たとえば交通費なんかも・・・
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とか「ある時払いの催促なし」とか・・・(違)

>つーつらつー
そういえば、「ついついつーだららった、つらつらついついつーい」とゆー、そちらの民謡がありましたね。
ああ、あれは「スーダラ節」か・・・(違)

>ゆつらーっと
ほんと、のーんびりと聞こえますね。大阪の「ぼちぼち」には「ちまちま」に近いニュアンスもありますから、
「ゆつらーっと」に対応する大阪弁がなかなか思いつきません・・・
でも、そんな歌はありましたよ・・・たしか・・・「大阪すとらーっと」!!!ぼかっべきっぐしゃ
5. Posted by きたきつね   2011年02月02日 18:49
いやぁ、私は遊んでますよ。
娘達をスキーに連れて行ったり、低山をスノーシュー履いて登り、帰りは90㎝のスキーに履き替えて降りてきてみたり。
ワカサギ釣りも行かないとならないので時間が足りません。
ビバ!冬の北海道。
6. Posted by 98k   2011年02月02日 23:22
きたきつねさん
おおっ、素敵な娘さんたちと、スキーにスノーシューにワカサギ釣り・・・
いいないいな、冬の北海道!!!じゅるじゅるじゅる
ま、こちらも本日は、久しぶりに最高気温が10℃まで上昇、ついつい陽気に浮かれて、
つい先ほどまで、しゃぶしゃぶ宴会してました。ひっく

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