2012年01月03日
廃線リベンジOFF会!!!前篇
昨年の12月17日にライト好きのみなさんと参加させていただいた廃線OFF会なんですが、最終回記事のラストは、
鉄橋が撤去うされてて、その先のトンネルには進めなかった・・・とゆーところで終わってたのですが・・・
その後、執念深い性格几帳面な性格の川端さんから、
「あれからいろいろ調べてみたら、あの少し上流に浅瀬があり、そこを渡るとトンネルへの近道のようです。」
とゆー連絡があり、年の瀬も迫った12月30日に、ふたたびメンバーが武田尾に集合・・・
そう、未知のトンネルでライトを照射するためだけに、
冬の武庫川を歩いて渡ろうとゆーメンバーが・・・
さらに今回は、昨年6月のモンゴル植林ツアーにご一緒した「背後霊」さんが、このブログサイトを見て、
「わたしも行きたーい、冬の武庫川を歩いて渡ってトンネル照らしたーい、ライト持ってないけど・・・」
と、急きょ参加されることになりメンバーは5人に・・・
世の中には、我々以外にも物好きがいるものでありますね・・・わははは
で・・・
「今日こそ、リベンジじゃあぁぁぁ!!!」
と、前回の最終地点にすっくと立ち、対岸のトンネルを睨みつけるred-bicycle(赤チャリ)さん・・・
そう、あちらのトンネルになんとかたどり着いて、内部を照射することが今回の目的なのであります・・・
ちなみに前回の帰り道、川西池田駅前の好日山荘で目をつけておられたマウンテンダックスのリュック、
ちゃっかり特価期間中に購入されてたんですね・・・なかなかいい色合いですねえ・・・じゅるじゅる
今回はご覧のとおり、全員が長靴持参だったのですが・・・
「あのあたりなら、さりげに渡れるんでないかい・・・」
「いやいや、あそこの瀬では流されるし、瀞は深いし、流されたら間違いなく3分で凍死します・・・」
と、いちおー真冬の川下りや沢登り経験もある98kさん・・・
と、みんなであちこち渡渉地点を探して、なんとか渡れそうな浅瀬(チャラ瀬)を見つけて河原に下りました・・・
先頭が川端さん、次がwingさんで、わたくしは最後尾で慎重に様子を窺っていたのですが・・・とーとつに・・・
ばっしゃーん
「ありゃま、川端さんが流されたぞ!!! んでwingさんは・・・あは、川端さんを無視して、さりげに対岸へ渡ってる・・・」
で、さらに後続の二人はとゆーと・・・
「いぇい!」
って、やはり流されてる川端さんをさりげに放置して、にこにこと戻ってきましたね・・・えらいえらい・・・
まあ、実際に一瞬転倒した川端さんは上下雨具の完全装備でしたし、wingさんはバーバリアンの長めの長靴でした。
残った三人のうち背後霊さんは、今回のためにわざわざエーグルの長めの長靴を新調されたのですが、
やはり女性用は短いですし、わたくしと赤チャリさんのホムセン長靴もやや短め、wingさんの渡渉を見てると、
彼の長靴でぎりぎりの深さだったので、残りの三人は、ここでの渡渉をあきらめたのであります。
そう、この季節に長靴の中に浸水すると、けっこう冷たい思いをしますので・・・
んで、先に対岸に渡った二人とはここで別れ、短めの長靴でも渡渉可能な地点を探して、さらに上流側へ・・・
「ありゃま、道が行き止まりになってて、ここから先は絶壁ですね・・・」
「でもよく見ると、崖沿いにトラバースできる踏み跡がありますよ・・・もう少し行ってみましょう・・・」
と、さらに上流部へ行くと、川端さんが事前に調べてくれていた渡渉地点の目印のバードウォッチング小屋を発見・・・
「おおっ、なかなかの色使いの小屋ですねえ・・・まあ記念撮影なんぞを・・・で、赤チャリさんは先に渡っててね・・・」
「どーせここで様子を見てて、わたしが流されたら上流の橋まで歩くつもりでしょ・・・まあ、行ってみますが・・・」
と、わたくしの深慮遠望を見透かしたうえで、気にしないで行動する明るい性格の赤チャリさん・・・
「おっとっと・・・」
「わっとっと・・・」
と、なかなかお茶目な性格でもあります・・・
ここは川端さんとwingさんが渡った地点より幾分浅かったのですが、水質が悪く底の石がヌルヌルなのは同じ、
流れもあって水中は大変滑りやすく、転倒しないように、かなり時間をかけて慎重に渡りました。
ちなみに、この程度の長靴で渡れる水深でも、急流の場合は流されてしまうことがあります。
川の渡渉は、しっかりしたストック(できれば丸太のような長くて重いもの)を上流側に突き立て、それを支点に・・・
とゆーのが基本ですが、流れの水圧は想像以上ですから、対岸の目標地点のかなり上流から渡るようにします。
まあ、こんな冬の寒い季節に渡渉すること自体、ふつーはやらないものなんですが・・・
で、なんとか三人とも無事に対岸に渡ったのですが、今度は河原にもの凄いブッシュがあり・・・
そこを抜けると、ようやく・・・
廃線敷へ上がれるカルバートに出ます。
こちら、カルバートを潜った反対側の様子・・・
で、こちら側から廃線敷に上がると・・・
前回の生瀬→武田尾間と異なり、廃線後20年以上、ほとんど人が入らなかったため、鬱蒼と木々が茂っています。
なんとか枕木を発見・・・
「やはりこちらで間違いないぞ! この先にはあのトンネルがあって、そこで昼食宴会じゃあ・・・じゅるじゅる・・・」
と、ともかく昼食宴会ができることを喜んでる98kさん・・・
一刻もはやく、未知のトンネルを照射しようと、先を急ぐ赤チャリさん・・・
あちこちの鉄道遺構を眺めつつ、木々の間を潜り抜け・・・ようやく先着のお二人とトンネル前で合流・・・
まずはトンネル内の照射前に、遅めの昼食宴会であります。
この頃は陽がかげり、雪まじりの雨も降ってきて気温はどんどん低下、ほんとに寒い中の昼食宴会となり、
わたくしはワインと熱いコーヒーで身体を温めましたが、背後霊さんは焼酎のお湯割り、川端さんはカップ麺、
赤チャリさんは熱くて甘いミルクティーと、みなさんそれぞれ、身体を温める工夫をされていたのでありました。
ちなみにわたくし、いつものスキットルに入れたブラックニッカも持参してたのですが、帰りにも川を渡るので、
さすがに今回は我慢してですね・・・
いよいよ未知のトンネル内へ・・・
(次号に続きます・・・)
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この記事へのコメント
「山行が」ならぬ「闇行が」ですね(笑)
まあ確かに、このサイトは基本的に、アウトドアで使う「モノ」の紹介が中心なんですが・・・
で、今回はエーグルやバーバリアンの高級長靴の紹介がメイン・・・にはなってませんね・・・他人のだし・・・
でも、良いなあ、トンネル、暗闇....。
あ、私も同族ってことか。
ええ、そちらも穴があったら入りたい仲間、とゆーか、同じ穴のムジナですねえ・・・
まあ、背後霊さんは今回で懲りたでしょうが、3月のボルネオ植林ツアーには参加されるようですから、またこちらにも・・・
ひっくりコケた時には「あ、俺終わった」みたいなね(^^;
渡川後、結局長靴の中浸水のまま行動したんで止まっちゃうとえれー寒かったですけれど、活動中は平気。
けれど、車に戻って足回りドライにして真っ先に思ったことは、「乾いてる靴下サイコーっ!」でした(^^)
ううッ、怖い。
子供の頃白糸の滝からの流れでズッコケ、ずぶ濡れになったのがトラウマになってます。やはりウェーダーとクラッシュパッドで固める可きでしょうか。
浅瀬でウェイダー装備なら、たとえ膝をついても浸水はしなかったんですが・・・
ちなみに行動中以外、ゴム長靴でじっとしてると、冬はほんとに冷えてきますね。防寒ラバーブーツが欲しかったです。
まあ、乾いた衣類さえあれば、そう簡単には死にませんから、次回はぜひ雪上キャンプをやりましょう!
>alaris540さん
わたくしここ数十年、川で沈して流され続けまして、今やトラウマから快感になってますので、次回はぜひ川下りキャンプでご一緒しましょう
まあ、そちらの冬のツーキニスト装備なら、あとはネオプレンの上下さえあればどこへでも・・・