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2018年06月06日

2018・内モンゴル紀行9・恩格貝から北京へ

前回記事からの続き・・・

紀行4日目、クブチ沙漠の恩格貝では3日目の朝であります。

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前日までとはうってかわって、朝から快晴でした。


せっかくなので古い宿舎まで一人で散策しました。

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こちらが正面玄関の「歓迎門」・・・

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そう・・・

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前回記事の「沙漠科学館」に展示されていたN.GKS(当時は緑の協力隊・関西澤井隊)
第1次隊の記録誌、あの表紙写真の場所であります。
前列中央、若き澤井代表の右隣に白い帽子の遠山先生の元気なお顔も見えます。

あれからすでに20年目になるんですねえ・・・わたくしも若かったなあ・・・うるうる
って、オリーブドラブの帽子とサングラスは変わってませんが・・・うぐぐぐ


宿舎の中庭も変わってませんでした。

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昔はこの中庭にモンゴル式のゲル(テント)があって・・・うるうる・・・



古い宿舎の筋向いに新しいトイレができてました。

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「衛生間」ですから、習近平トイレ改革以降かも知れません。


と、入ってみました。

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小用の間仕切りも個室のドアもドアロックも(ドアノブも)付いてて、ぴかぴかでした。
古い宿舎のよりはるかにいいでしょうし、ヘタすると今回の宿舎のよりいいかも知れません。

隊員の一人も言ってましたが、これなら自分の家のトイレは使わないんじゃないか・・・

と、トイレの後で恐縮ですが・・・朝食であります。

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この後、熱々の饅頭や揚げたての揚げパンなども出てきましたが、ま、シンプルなもの・・・
って、やはりチャーハンがおいしかったので、またおかわりしましたが・・・げふっ


と、まったりと朝食後は荷物をまとめてバスに乗り込み・・・

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現地スタッフ・通訳のナランさん、長期ボランティアのT城さんとは、ここでお別れ・・・



N.GKS澤井代表が、今回どうしても見ておきたかったという「実践倫理の森」へ・・・

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初期に植林された「実践倫理の森」は大きな湖(だった)「沙湖」にある遊園地の対岸にあります。



現在の遊園地の案内・・・

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いろいろ書かれてますが、今はモンゴル式ゲル(テント)での宿泊宴会がメインだとか・・・




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そんな感じですね・・・モンゴル民族音楽がずっと流れてました。


昔はモーターボートでの湖の遊覧や湖畔での乗馬などがメインで・・・

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対岸が「実践倫理の森」だったのですが、今は湖が干上がって対岸と繋がってました。




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この辺りは水が残ってますが、T橋さんによると前日までの雨がたまたま溜まっているだけで、
ふだんの水位はもっと低いとのこと。
対岸一面が「実践倫理の森」で、今では50万本の大森林になっているそうです。


こちらの・・・

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「沙漠大峡谷」も完全に干上がってました。
以前は湧水を満々と湛えた砂漠の中の湖でしたが地下水脈の水位が著しく低下したんですね。
植林で砂が固定されてから始まった地下水汲み上げによる大規模な農業開発が原因ではないか、
とのことでしたが、植林地への潅水とは異なり農業用水は土壌には一切戻りません。

対岸の「実践倫理の森」も今は間伐が一切禁止されてるので、林業専門の澤井代表から見ると、
「まったくひどい状態の森」で、がっかりしたそうです。


ちなみにここにも・・・

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ぴかぴかの「公共衛生間」があり、習近平トイレ改革はここまで徹底されてました。

と、バスに乗り、宿舎に近い幹線道路へ出ます・・・

その途中にあった建設中の・・・

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遠山正瑛・記念公園だそうで、年内には完成予定とか・・・
ここにも記念館ができるようで、日本沙漠緑化実践協会にも展示物の提供依頼があって、
探すのに苦労しておられるそうです。

で、宿舎に近い交差点で急にバスが停車、王明海氏が通訳のナランさんと乗り込んできました!!!
訊けば宿舎前で見送るつもりだったのが「実践倫理の森」見学で出発が早まったことを知らず、
わざわざ、この交差点で待っておられたとか・・・何とも有難いことで一同恐縮しました。

と、無事に王明海氏とも最後のお別れをして、

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一路包頭空港へ・・・


沿道から見た・・・

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王明海氏の「万里の長城」




こちら・・・

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後ろに観光用ゲル群が見えますが、手前の青い屋根は地下水を汲み上げるポンプ小屋。


ひょっとして、ここが・・・

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センタービボットによる大規模農場のひとつでしょうか・・・でも・・・
おそらく潅水装置だろうけど円形ではないし、王明海氏の管理地にもよく似たのがあったし・・・
よくわかりませんでした・・・




と、あれこれ考えながら、バスは黄河へ向けてひた走ります。

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バスの制限速度は90km/hだそうですが、昔は今回の植林現場へ歩いたような道でしたので、
途中でスタックしたりして、とんでもなく時間がかかってました。



今回はあれよあれよと黄河へ・・・

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あれよあれよと僅か数分で黄河を渡り切ってしまいました。
そう、昔は鉄のフロートを浮かべた有料の私設浮橋で、渡るにはドライバーが値段交渉から
はじめて、車体を軽くするために全員下りたりして、1時間以上はかかってたのですが・・・

と、あれよあれよと包頭空港へ・・・

ところが・・・

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空港前は工事中・・・ではなく、工事中断中・・・

そう、あの悪名高き包頭市の地下鉄工事であります。

クルマや電動スクーターが普及して道路網も整備され、あまり必要性もなかったのに大規模な
地下鉄工事に一斉着手、さすがに途中で中央政府からストップがかかったのはいいのですが、
市内のあちこちで道路を掘り返したままで工事が中断してるので、大渋滞を招いているとか・・・

一説によると中央政府へのウケ狙いというか、地方での実績を上げるためにエリート官僚たちが
全国で次々と不要な大規模開発をやってて、包頭市の地下鉄もそのひとつだったとか。

まあ、列島改造時代の日本でもいろいろあったんでしょうが、やはりスケールが違いますね。

と、包頭空港で無事に託送荷物を預け、ゆっくりとお弁当を食べる・・・はずだったのですが・・・
わたくしのスーツケースが、はじめてチェックにひっかかりました!!!

素敵な制服のおねいさんに呼ばれて、わたくしのスーツケースのX線画像を示され、
「この大きい刃物のようなものは何?」
「あっ、これはマルチツール・プライヤーです。ほれ、こうやって、ぱちぱちするやつね・・・」
と、ジェスチャーで示したら、
「じゃあ、ここで開けて見せなさい。」
つーことで、あわてて開錠、あんなものやこんなものを引っ掻き回してマルチツールを取り出し、
「これです、これです、ほれ、こうやってぱちぱち・・・」
素敵な制服のおねいさんも手に取って、ぱちぱちと確認・・・
「いいでしょう、しまってもう一度カウンターに持って来てね。」
「はいはい、あせあせ・・・」
と、一刻も早くお弁当が食べたいわたくし、引っ掻き回した中身をあわてて押し込んで施錠、
再びカウンターへ持って行き、今度は無事に通過しました。
ずっと通訳で付いてくれてたバヤンさんに、
「あははは、はじめての経験で少しあわてましたね。
落ち着いてチケットとパスポートを再確認してと・・・あれっ??? どこにもないっ!!!」
そう、ずっと手に持ってたのを、あわててスーツケースに一緒に入れてしまったようです。
あわてて素敵な制服のおねいさんにお願いしてベルトコンベアからスーツケースを回収、
再び開錠して中からチケットとパスポートを取り出し、再び施錠して、再びカウンターへ・・・

開錠して素敵な制服のおねいさんにコールマンのマルチツールを自慢するのは楽しかったですが、
チケットとパスポートが見つからなかった時はあせりましたねえ。
T橋さんやバヤンさんからも「いつも落ち着いてたのに、あの時はあわててましたね。」
といわれましたが、いつも酩酊状態でぐったりしてただけですよ、わたくし・・・

と、急いでお弁当を食べ包頭空港でバヤンさんとはお別れ、最後までお世話になりました!!!

今度こそ無事に北京行きの国内線に搭乗・・・

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包頭の街とも内モンゴルともお別れであります。



あれよあれよと北京空港に到着・・・

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北京での通訳・ガイドのワンさんの案内で北京市街へ・・・




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すっかり洗練された大都会になりましたねえ・・・



と、夕食までには、まだ時間があったので・・・

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東京では銀座通りにあたる北京の王府井(ワンフーチン)街へ



わたくしは表通りの高級なお店には縁がない興味がないので・・・

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昔の表通りだった裏通りへ・・・




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凄い人出でしたが、ま、横浜の中華街や神戸の南京町を大きくしたような感じでした・・・
って、こっちが本家でしたね・・・

特筆すべきなのはT橋さんに教えてもらった串焼き屋さんの・・・

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サソリの串焼き・・・

ええ、生きたままのサソリさんを串焼きにするんですね・・・

せっかくなので動画でもご紹介・・・



わたくしサンショウウオの串焼きは食べたことがありますが、似たような感じなんでしょうか、
ま、さすがに今回は食べませんでしたが・・・

で、裏通りのさらに枝道に入って・・・

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おねいさんが店先で加工している、よさげな銀細工のお店もあったのですが・・・




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隣の土産物屋さんの店先でオカリナの生演奏をやってたので、安物の高級なオカリナを
奥様へのお土産用に買ったりして表通りへ戻り、有名な台湾高級茶のお店に入って・・・
高級茶は買わずにお安い抹茶ソフトクリームを買って舐めながら集合場所まで戻りました。

まだ少し時間があったのでお菓子なんぞを買って、バスの来る場所まで移動・・・

こちら・・・

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高齢者専用のボランティア・タクシーだそうです。
「老年代歩車」高齢者が歩く代わりのクルマなんですね。高齢者福祉も進んでるようです。

と、バスに乗り夕食会場まで移動・・・

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なかなか素敵な色合いのボディカバーでした。


で、T橋さんが数十年来、愛用しているという老舗の北京料理店へ・・・

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北京料理店といいつつ麻婆豆腐なんかもあったりして、どれもおいしかったのですが、


この日の夕食はサヨナラパーティーつーことで、どどんと北京ダックなんぞも・・・

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って、食べる前に撮ればいいものを・・・

ここの北京ダックは皮だけでなく肉もぎっしり、包み皮も次々と蒸し立てを追加してくれるので、
腹いっぱい堪能することができました。


で、Y崎隊長の挨拶や、

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N.GKS澤井代表の挨拶、

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そして参加者全員からの一言挨拶がありました。

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ちなみにこちらのO屋夫妻、往路の北京空港の国内線乗り替えのセキュリティ・チェックで
バッグの中身を一部だけ係官に出されてて、それに気づかずケータイとカメラを取り忘れ、
空港の忘れ物センターに届けておいたところ、復路で無事に回収できたけど、よくあることなので、
みなさんも充分に気をつけましょう!!!とのことでした。

わたくしの「パスポートを託送荷物に」つーのもよくあるみたいですが、託送カウンターの目の前で
わざわざ入れてから預けるつーのは前代未聞でしょう。あははは



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「ゆらぎ」を研究されてるK山さん・・・



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セレブな海外旅行が趣味?のK西さん・・・



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98kさんのキャンプ仲間のN村さん・・・

と、すべては紹介できませんが、みなさん人生を有意義に楽しんでおられる方ばかり、少なくとも、
今回の植林ボランティア・ツアーに参加されたこと自体、何かの意義のあることだと思いました。


と、

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お店を出る頃には北京の街にも明かりが灯り、ホテルに着いたらすっかり暗くなってました・・・

で、酒類調達担当のH田隊員とロビーで相談、近くのコンビニでビールやつまみを買い出しして、
呑兵衛隊員に声をかけて自室で二次会をやろうと約束したのですが、自室で待ってても彼から
連絡はありませんでした。
後で訊けば、彼もこちらからの連絡を待ってて、結局そのまま寝てしまったとのことでした。
ま、これもよくあることなので、みなさんも気をつけましょうね!!!

と、包頭でも同室だったI倉隊員と2人で、ちびちびやってると宴会担当のY原隊員から連絡があり、
恩格貝でもらったパイチュウを持ってきた彼と3人で、結局かぱかぱやってしまいました。

ちなみに北京のホテルでは・・・

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映画チャンネルやNHKなどの海外放送はもちろん、中国全省の番組が見られるんですね。

内モンゴル自治区のニュース番組では前日までの大雨被害の報道をやってました。
冠水で道路や鉄道などの交通網が遮断されたりして、大変だったようです。
日本の雨量と較べると大した量でもなかったのですが、大阪でたまに雪が数cmでも積もると、
交通網が遮断されたりして大混乱するのと同じなんですね・・・

と、あれこれ考えながら、

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この夜は大事に持ち歩いてた醤油とんこつラーメンで〆ました。

やはり飲んだ後のラーメンは格別ですねえ・・・げふっ

(と、次回最終回に続きます。)



m98k at 12:06│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 

この記事へのコメント

1. Posted by donchan   2018年06月06日 15:05
モンゴルも昨晩もお疲れ様でした。
昨日も言ったかと思いますが、以前に京都の某居酒屋で🦂の唐揚げを注文した人がいました。筋目正しきものしか食べない当方は、当然パスしましたが、その時に口の中で棘(?)に刺されたらどうなるか、ぎろんはくねつでした。結局、刺されなかったようで一件落着でした。ゲテモノ(失礼、珍味)に詳しい98Kさん、どうなんでしょうか?
2. Posted by 98k   2018年06月06日 16:23
>donchanさん
昨晩はステーキを食べ残したのが返す返すも心残りです。くどくど・・・
記事本文にも書きましたが(以前に京都の某居酒屋で)サンショウウオの串焼きは食べたことがありますが、
まあ、同じようなもんでしょう・・・
おそらく毒針もカリカリになっててサソリ毒も加熱で消えてるか弱まってるのではないかと推測されます。
ただまあ、わたくしゲテモノ趣味は一切持ち合わせてないので、あくまで推測ですが・・・
そーいや、クモの天ぷらを食べたときには足が一本だけ刺さったかなあ・・・

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