バルセロナのサイクル・ジャージとか!!!BE-PAL10月号と・・・

2018年09月12日

近況報告とか・・・

2週間のご無沙汰でした・・・
この間、個人的にいろいろとありましたので、備忘のため近況をメモしておきます。

8月22日にはOSAKAをふらふらとポタリング、翌日には台風20号が姫路付近にも上陸しましたが、
大阪市内ディープサウスの我が家では、特に大きな被害はありませんでした。
ただ、この数日後から酷暑ポタリングのせいか低気圧のせいか、左腰と左脚の痛みがぶり返してきて、
リハビリと投薬を数か月ぶりに再開、以後は(比較的)おとなしくしてました。

で、9月4日には台風21号が神戸付近にも上陸、進行方向の東側にあたる大阪では上陸前から、
じつにひさしぶりの大荒れとなりました。
途中で停電も何度かあり、生き生きと予備のライトやランタンに新しい電池を入れはじめたのですが、
我が家では電池を全て入れ終わる前には復旧してしまいました。
ただ、ご近所では電線が切れた箇所も多く、復旧に数日を要したエリアもあったようです。
ちなみにこの日は京都に住む家内の母親の退院日でしたが、午前中だったので無事退院できたようです。


で、翌日に様子を見てみると、住んでる集合住宅では駐輪場屋根の支柱が曲がったぐらい・・・

DSCN9935

見事なカーブを描いて、きれいきれい・・・って、感心してる場合かっ!!!

こちらは片付け後の画像ですが、凄い風だったので、あちこちに看板や瓦などが散乱してました。

で、少し離れた上町台地上にある母親の住む実家(築100年以上!)に自転車で行ってみると、案の定
屋根の棟瓦が何枚も飛んでて、それが下の瓦に当たって割れたりしてたので、母親に代わって、
介護総括支援センターを通じ仮補修を依頼したのですが、どの業者も手いっぱいで資材も不足してて
予約さえできない状況、とのことでした。
まあ、こちらは内部を点検した限り、まだ雨漏りはしてなかったので、被害の大きい家屋を優先して
もらうことにして、この日は終日、実家周辺の瓦礫などの片づけをしました。

で、この際に庭にツタなどが繁茂してたので瓦礫とあわせて取り除いてたところ、その夜になって、
Tシャツから露出していた両腕全体に発疹が現れ、痒みで一睡もできず、翌朝ふらふらになって
皮膚科を受診したところ、原因が植物かどうかわからないが、相当ひどいアレルギー症状です、
つーことでした。ひいひい

わたくしボルネオ島のジャングルでも、こんな症状が出たことは一度もなかったのですが、とりあえず
首から上は無事だったので強力なステロイド・ホルモンの内服薬と外用薬を処方してもらいました。
足腰の痛みに発疹の痒みが重なり、さらにおとなしくしてたのですが、その後大阪では秋雨前線が通過、
この時もけっこう短時間で相当な降雨量となりました。

で、少し落ち着いた10日に実家に確認に行ってみると、なんと二階の一部に雨漏りが発生してて、

DSCN9926



DSCN9929

これらは数日後に撮った乾いてからの画像ですが、山積みしていたアウトドア用品なんぞにも、
一部に被害が・・・ううっ

今後も秋雨は続くし、シートやタープはたっぷりあるので、自分で仮補修しようかとも考えましたが、
脚立やハシゴなしでするすると屋根まで登ってた昔と違って、今はバランス感覚も体力も落ちてるし、
かといって業者はどこも手いっぱいだし、と思案していると、実家のお向かいの屋根が同じ状況で
たまたま業者が仮補修に来てたので、ダメもとで頼んでみると、資材にまだ少し余裕があるので
とりあえずできる範囲でやりましょうとのことでした。

この日も朝から何軒も走り回っておられたようで、お向かいでの作業が終わる頃には、すでに日没、
わたくしも明るい照明とかでお手伝い、何とか仮補修していただくことができました。
いやあ、ほんとに助かりました。

で、メインの仮補修をしていただいた部分・・・

DSCN9954


DSCN9955

棟瓦の中央部分2.7mほどが暴風に耐えられず番線が切れて落ちたんですね。

以前に葺き替えたのはジェーン台風の後とか母親が言ってましたから、記憶が間違いないとすると
大阪では、それ以来の暴風だったということになりますね・・・
(追記です。)
ジェーン台風なら昭和25年で、まだここには住んでませんから、おそらく昭和36年の第二室戸台風、
それでも我が家では57年ぶりの台風被害ということになりますね。


西風の際に落ちたようで、棟瓦は全て東側の屋根に落ちてました。
で、この部分と暴風で屋根瓦がズレた部分、落下の衝撃で割れた屋根瓦から浸水したようです。

DSCN9953

雨で流された土壁の一部が屋根の中央部分全体にこびりついてました。
おそらく天井裏にも流れ込んでるんでしょうね・・・とほほほ



棟瓦なので砂地でのタープ張りと同じように袋を重しにして固定してあります。

DSCN9957

自分でやるなら重ねたレジ袋に割れた屋根瓦などの瓦礫を入れて・・・つーことになるんでしょうが、
今回は土嚢袋に真砂土を入れて風で煽られないよう角材を挟んで押さえてくれてました。




DSCN9949

大きく割れた瓦にシリコン・コーキング剤を注入して、ズレた瓦を戻し、割れた棟瓦を回収して、
とりあえずの仮補修は終了しました。


ちなみにテレビアンテナは奇跡的に無事でした。

DSCN9952

と、ようやく発疹も筋肉痛も台風の事後処理も一段落したので、この記事を書いている次第です。


大阪では6月の地震の影響が続き、瓦も屋根職人も不足しているようで本格的な修理ができるのは、
半年先か1年先か全くわかりません、とのことでしたが、とりあえず雨漏りを防ぐための簡単な資材
(シート・土嚢袋・コーキング剤など)と最低限のテクニックは今後準備しておくべきかも知れません。

まあ、今の資材不足の時にわざわざ買い占める必要はありませんし、いざとなれば、ありあわせの
材料とテクニックを工夫すればいいとも思いますが、ま、何かの参考になれば・・・

ちなみにこちらはわたくしが仮補修???した小屋根の瓦の割れた部分・・・

DSCN9945


DSCN9946

ええ、割れた瓦にシートを挟み込み、とりあえず重しを被せただけでしゅが・・・
ま、いずれコーキング処理するか、はたまたガムテープで貼り合わせておくか・・・

わしも、もう少し若ければ自分で何とかするんじゃがのう・・・げほげほ・・・
そう、シートやタープ、レジ袋なんぞはいっぱいあるんでのう・・・げほげほ



停電についてのP.S

集合住宅では停電になれば上水道が使えなくなりますし高層階なら水運びも大変です。
わたくしも今回の台風では水道水をトイレ用には浴槽いっぱい、飲用・調理用にはポリタンクなどに
50ℓほどを事前に準備してましたが、今回はたまたまどちらも使用せずに済みました。

まあ「灯り」や煮炊き暖房用の「火」としての「電力」は、このサイトの読者には不要でしょうが
「情報収集用」の「電力」はモバイルバッテリーとかソーラーチャージャーとかの工夫が必要ですね。

地震で電力がブラックアウトした北海道では一時的な情報不足もあったようですが、このサイトの常連
きたきつねさんは、アウトドア遊び用の発電機などで楽しく暮らしておられたようです。
さすがアウトドアの達人ですねえ。

ちなみにわたくしの携帯はスマホではなくガラホ、短い通話やメールだけなら、待ち受け状態で
1週間はバッテリーが持ちますし、必要な場合にはネット接続やテレビ(ワンセグ)視聴なども可能、
その時に備えてマッチ箱より小さくて薄い予備バッテリーも常時携帯しています。

大規模災害では電力を含むインフラなしで一週間は暮らせるだけの備蓄と経験が必要でしょう。
備蓄についてはよく言われてますが、「インフラなしでのキャンプ経験」も重要だと思います。

(災害時のポイントについては、こちらの「まとめ」記事をご覧ください。)




m98k at 14:06│Comments(8) mixiチェック 災害避難とか | ブログ日誌

この記事へのコメント

1. Posted by donchan   2018年09月13日 08:38
漸くブログを書く余裕もできたようで、ご同慶の至りです。タフな98kさんが体調不良、何事ならんと思ってましたが、親孝行の貴重な代償(?)だったのですね。お疲れ様でした。とは言え、98kさんにも勝つ生物がいたとは‼️
世の中広い。
こちらは、三日間ほど停電。エアコンの停止が応えました。こればかりは、アウトドア仕様では、無理でしょう?
確かに天変地異の多い昨今家庭の危機管理の大切さを実感しました。
砂漠やジャングルで一年は生き延びられる98kさんのノウハウを勉強します😁
2. Posted by 98k   2018年09月13日 18:01
>donchanさん
実家にもアウトドア用品をいっぱい置いてたので筋肉痛の中、けっこうバタバタしてました。
わたくし、生物ではサバとネコ以外は大丈夫と思ってたのですが、じつはとてもデリケートだったんですね!!!
エアコンは電力がないとどうしようもないですが、今もエアコンなしで生活してる人も多いので、要は工夫次第でしょう。
アウトドア用エアコンも販売されてますが、やはり電源が必要で、使うなら大容量の発電機を準備するしかないですね。
まあ、わたくしの場合、エアコンなしの砂漠でもジャングルでも冷たいビールさえあれば、1年でも2年でも生きられるはず・・・
って、冷たいビールにも電源が必要だったか・・・
3. Posted by バスウ   2018年09月18日 08:35
お疲れ様でした。
最近書込みがないのでもしかして体調を崩されているのではないかと思っておりました。
ご実家の台風被害にお見舞い申し上げます。
こちら関東もいつ大地震や水害が起きてもおかしくないので98kさんの経験から得たお知恵を今一度拝読したいと思います。
完全復旧にはまだ時間もかかるかと思いますが、お身体に気をつけてご自愛ください。
4. Posted by 98k   2018年09月18日 10:01
>バスウさん
お見舞いありがとうございます。
5月に左脚と左腰の痛みが出て通院、二か月ほどで楽になってたのですが再発したようです。
まあ、ぼちぼちとアウトドア遊びも再開するつもりですが、無理は禁物ですね。
釣り好きの方も、けっこうサバイバル経験をされてると思いますが、やはり災害対応に「慣れておくこと」も大事ですね。
5. Posted by きたきつね   2018年09月21日 19:34
7月から遊びの中に更にひとつ増えまして・・・
新たにあれこれやってるうちに時間がいつの間にか過ぎ去ってました
そちらもなんだか大変でしたね
キャンプ用品を使い慣れていると災害時に結構助かりますね
当家では一人1本以上のLEDハンディライト持ってましたし
ラジオなんて古いポータブル持って居間に行ったら次女が中学校で作ったヤツを使い出したりして
昨年ふと買っちゃったアマチュアハンディもラジオを聴けたので職場に持っていったりしてました
今年は広い範囲で災害が多いように感じます
これから寒くなるのでもう来て欲しくはないですが
98kさんもお体ご自愛ください
6. Posted by 98k   2018年09月21日 23:37
>きたきつねさん
ありがとうございます。
そちらも大水害に続いてのブラックアウトで大変だったでしょう。
こちらは自宅にある電池式ラジオといえば安物がひとつだけなんですが、
そーいや実家とか探せば新旧取り混ぜて、けっこうな数がありそうですね。
ライト類はさらにたくさんありますが、停電になると自動点灯するランタンが枕元にあり、
まずそれでテーブルにある常用の明るいライトまでたどり着き、ランタンやLEDライトやラジオを取り出して新しい電池を入れる手筈です。
長期保存だけ考えればリチウム電池仕様がいいのでしょうが、経済性や汎用性から現実的ではありません。
やはりアルカリ電池やマンガン電池をキャンプとかで使いながら、次々と予備を買い替えるのがベストですね。
これはカセットコンロやカセットランタンやインスタント食品でも同じことが言えますね。
まあ、そちらの冬の災害用には灯油など強力な暖房用燃料の備蓄が不可欠なんでしょうが・・・
こちらも南海トラフとか不安要素がいっぱいですが、できる限りの準備(備蓄とサバイバル経験)はしておきたいものですね。
7. Posted by ひまぱのぱ(p.himapa)   2018年09月24日 21:53
ご無沙汰しています。
大変だったようですね。
でも、ブログが書けるほど回復されて何よりです。
私も、体調が悪いと言いながら、何とかやっております。
8. Posted by 98k   2018年09月25日 21:22
>ひまぱのぱさん
ありがとうございます。
返信が遅くなりました。本日も実家に行ったり、リハビリに行ったりしてました。(^_^;
一段落したのですが、左脚と左腰の痛みについては医師からは「骨がかなり歪んでいる」と言われたので、
おそらくは脊柱管狭窄症とかが原因の坐骨神経痛でしょう。
この夏の暑さで殆ど運動らしい運動もせず、パソコンの前に座ってばかりだったので、
骨も歪み腹筋も背筋もガクンと落ちて、夏の間に増えた体重を支えきれなくなったようです。
まあ、「何事もほどほどに・・・」がいいようです。

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