グラン・フォンド・ラ・ムッサラ!!!大型類人猿の森と森林火災・・・

2019年10月02日

在宅介護メモ~2019.09

(96歳になるわたくしの母親の在宅介護メモの一部です。何かの参考になれば・・・)

8月末まではトイレや食事などでベッドから離れ、毎日少しは歩いていたのが9月に入り、ほぼ寝たきりに・・・

9月13日~
「看護小規模多機能型居宅介護」サービスのお世話になることになった。
この「看護」付きというのは大阪市内にはまだ一ヶ所しかないそうで、その施設がたまたま近くにあって、
たまたま空きがあることを、それまでの担当ケアマネさんから教えていただいたのがきっかけ。
担当外なのに他の施設やサービスもあちこち探してくれて、介護認定の変更申請とあわせて紹介していただいた。
ケアマネさんの組織や訪問看護ステーションも変更になるのに、訪問看護の看護師さんもケアマネさんも、
今の我が家の状況には、こちらのほうが最適でしょうと、あえて勧めてくれたのがありがたい。

引き継いだ組織のケアマネさんが、さっそくいろんなプランを作ってくれ、それぞれの本人と家族にとってのメリット
とデメリットなどを分かりやすく説明いただき、素朴な疑問にも丁寧に答えてくれた。

で、まずは月曜日・火曜日・金曜日が日帰り介護、土曜日・日曜日・水曜日・木曜日が宿泊介護にしてもらった。
つまり土曜日の朝に実家を送り出して月曜日の夕方に帰宅、その夜はわたくしが実家で母親を介護して、
火曜日の朝に再び送り出し、夜には帰宅してわたくしが介護、水曜日の朝にまた送り出して金曜日の夜に帰宅、
その夜はわたくしが介護して、再び土曜日の朝に実家を送り出す・・・というパターン。

施設の看護師さんの夜間体制もあるので、一週間はこのパターンで試したが、夜間の痰の吸引が頻繁になり、
月曜日火曜日と連続して徹夜での介護が続くと、わたくしの腰痛や疲労が激増してしまい、本人の移動回数を
減らすためにも、翌週から当面は月曜日も宿泊介護にしてもらうことに。

一般のデイサービスやショートステイと違って、同じ施設で同じスタッフが介護してくれ、空き部屋があるなど
条件さえ合えば、通所から引き続きの宿泊や日程変更なども予約不要で容易にできるのがありがたい。

9月からは痰が絡むことが多くなり、訪問看護では間に合わない場合もあるので、緊急時に備えて吸引機を
実家に置いてもらっているが、看護師さんや介護士さんが常駐する施設に居てくれるとやはり安心。

5月から8月までは週3回の訪問介護と週1回の訪問看護のお世話になってたが、一週間168時間のうち
計3時間程度の介護・看護支援だったのが、これからは週132時間程度の介護・看護支援となり、わたくしか家内が
実家で直接介護する時間は週2回で計36時間程度になるので、正直ほっとしている。
ただし、9月になってからは痰の除去や食事・排泄など、実際に介護する時間が多くなっており、週に2回で、
それぞれ18時間程度であっても、心身ともに結構きつくなってきており、あらためて看護や介護に携わる方々の
日頃のご苦労を察しているところ。

本当はずっと実家で過ごさせたかったが、さすがに在宅だけでの泊まり込み介護が四か月も続くと、
わたくしも家内も特に9月に入ってからは夜も眠れず、すっかりヘトヘトになっていた。
京都にある家内の実家でも、特に母親が介護を要するので、月に何度かは泊まり込みで介護に行っており、
いっぽうこちらは、いつ痰が絡んで緊急事態になるか分からない、食事もトイレも自力では困難になってきている、
という状況になり、今回の判断となった次第。
それでも在宅介護を基本にして、気力と体力の続く限りは実家でも見守っていこうと思っていた。

今回の施設の所長でもある看護師さんが、
「老衰で食べなくなり動かなくなり、やがて安らかに眠る、というのは長く健康に生きた人だけに与えられた特権です。
その特権を奪い本人を苦しませるような措置はいかがなものかと思っています。」
とおっしゃってたが、わたくしも全く同意見。
痰が絡んで苦しんでたら吸引、呼吸が苦しくなったら酸素吸入、可能な範囲での点滴などはお願いします、
でも老衰である限り、入院させて人工的に栄養注入したり人工呼吸器を付けるような延命措置はしないで下さいと、
この時点で申し上げておいた。

本人も以前からそれを望んでいたが、わたくしとしては、せめて10月中旬に生まれる予定のわたくしの長男の
子どもの顔を見せたいと思っている。ま、意識があり認識できることが前提となるが・・・
で、大阪に連れて来れるのはおそらく年明け以降、せめてそれまでは頑張れ!!!と励ましているところ・・・

9月21日
朝に施設到着後、血中酸素濃度が低下してて肺に雑音もあり、本人も息が苦しいとのことで酸素吸入している、
との連絡があり施設へ。施設長と相談して主治医に往診してもらったところ、レントゲンやCTなどの検査をしないと
原因が特定できない、肺炎なら菌に応じた抗生剤で治癒する可能性もあるので、休日でも検査可能な病院
を紹介するとのこと。昼過ぎに施設から病院へ、検査の結果、右肺の(おそらくは誤嚥性の)肺炎との診断、
緊急入院して点滴治療開始。1週間から10日程度は入院して通常呼吸ができるまでの回復を目指すとのこと。
休日にもかかわらず施設まで往診して下さり、わざわざ病院にも駆けつけてくれた近所の主治医に感謝。
食事を摂る限りは再発する可能性が高いのが心配、かといって点滴だけで生き続けるのもどうか・・・
9月22日
まだ集中治療室にいたが、朝に様子を見に行ってみると比較的落ち着いていた。
ただしナースコールを押す力もなかったので、頻繁な声掛けをお願いする。
9月23日
落ち着いたので一般病棟に移したと病院から連絡あり。行ってみると酸素吸入はなく点滴中で、少しつらそう。
9月24日
入院申込書を病院に提出、区役所にて医療限度額適用証の交付を受ける。ずっと点滴中でかなりつらそう。
病院の主治医からは、抗生剤投与を続けているが肺炎が広がっている可能性もある、点滴だけなのでかなり
衰弱してきており、嚥下専門の医師とも協力するが口から栄養が摂れない状態が続けば余命は数週間程度、
もし口から栄養を摂れるようになっても誤嚥性肺炎が再発する可能性が高いとのこと。
治療計画による入院期間は2~3週間。チューブを入れたり胃瘻などの人工的措置はしない前提。
この日は午前中に近所の主治医とも相談。
肺炎治療が一区切りした段階で退院、あとは施設で看取ることも可能と施設長より電話連絡あり。
9月25日~30日
引き続き、面会時間(12:00~20:00)内に30分程度の見舞いに行っている。
日によっては落ち着いていることもあり、「喉が渇いた、お腹が減った、早く帰りたい」といったりすることも・・・
ちなみに病院は実家から片道3.5kmほどで、毎日家内とクルマで往復している。
それまでクルマには全く乗ってなかったのが偶然、入院直前に定期点検に持って行こうとした際にエンジンがかからず、
ひさしぶりにJAFに来てもらい、その後スバルで点検と合わせバッテリー交換してもらってたので助かった。
25日には施設長と担当ケアマネさんが様子を見に来てくれ、前日とほぼ同様の話をする。
栄養が摂れてないので、徐々に衰弱していく様子を見るのがつらい。早く嚥下できるようになればいいが・・・
病院の主治医と今後についての話ができるようお願いしているところ。



(9月までの経過メモ)
今年の2月に96歳となったのを機会に、自転車に乗ることをやめた母親でしたが、慣れない手押し車では
あまり出かけなくなり、たまに一緒に連れて行くことはあっても、基本はわたくしが買い物をするようになりました。
遡って思い出すと、昨年の3月に自宅の庭に出ようとして転倒、数少ない趣味で一番の運動にもなっていた庭いじりも、
その後は殆どしなくなり、室内で過ごすことが多くなってたようで、徐々に体力も落ちてたようです。
さらに昨年の5月には、毎日のように遊びに来てくれてた近所の昔からのボランティア仲間の一番の仲良しが
母親よりずっと若いのに急に亡くなられ、話し相手もいなくなって、一気に気力と体力が落ちていったようです。
やはり健康な高齢者には毎日の適度な運動と食事、続けられる趣味と楽しい会話が不可欠なんですね。

今年になっても一緒に食べる際は少しは食べてたのですが、それ以外の食事量は極めて少なかったようで、
手押し車から車椅子に変えて花見や買い物などにも何度か連れて行ってたのですが、その後も衰弱は続き、
5月12日の夜には急にベッドから起き上がれなくなり電話もかけられず、翌日にわたくしが訪問するまで
ずっと動けなかったようで、慌てて近所の主治医に往診してもらったところ、高齢者はステロイドホルモンの分泌が
減る夜間に心肺機能が低下することが多いので特に夜間は注意すること、いわゆる老衰なので無理のない範囲で、
栄養と水分を摂って身体を動かすことが大事と言われ、それ以降、泊まり込みでの介護が始まりました。

当初は歩行器でトイレに行く際に介助する、食事を作って台所へ連れて行って一緒に食べる程度でしたが、
9月に入り自分では寝返りも難しい状態になり、もちろん食事やトイレも自分ではできなくなり、さらに夜間に
痰が絡んで吸引が必要な状態になることも増えてきてました。

それまでは介護認定変更や介護ベッドなど用具のレンタル、訪問介護や訪問看護の手配をケアマネさんにしてもらい、
容態がおかしくなった際には近所の主治医に往診に来てもらって、ほぼ寝たきりになってから四か月、これまで
ずっと在宅だけで介護してきましたが、9月に入ってからは食事やトイレから痰の吸引まで全日的な介護が必要
になってきたため、上記サービスを選択した次第です。
今回もし無事に退院したとしても、このサービスで本人も家族も少しでも楽になればいいと思っています。



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この記事へのコメント

1. Posted by Yasshi   2019年10月02日 18:15
5 うちの母の場合は20数年前でしたから、介護制度そのものがなくて、今から思うと誰からも適切なアドバイスも無く、相談もできず(医者は相談しても役立つアドバイスはひとつもなかった)、わからないことだらけだったとはいえ、十分なことをしてあげられなかったなぁと悔やみます。

ガスコンロの火をつけて鍋を乗せたまま忘れて寝てしまい、ちょっとしたボヤ騒ぎを起こしてから、火を使うことを止めてしまい、それまで一人でしていた昼間の食事がトマトだけとか、茶漬けとかになり、足が上がらなくなって一人で風呂に入れなくなり、とまあ色々良くない方向に進んだので、意を決して、まだ少しローンが残っていたマンションを売って、お互いに暮らしやすいマンションを、と新たにローンを組んで今のマンションを新築購入しましたが、これがマズかったようで、バリアフリーだったはずのモデルルームはどこへやら、段差がありまくりの部屋で参りました。また、それまで遊びに来てくれていた病院友達が、前のマンションから駅ビルを挟んだ反対側の徒歩8分の場所にもかかわらず、「道が分かり難くてわからん、オートロックで入れない」と来なくなり、居間の隣の襖で仕切られた部屋ではお互い気を遣うだろうと、トイレに近い洋室にしたのも裏目に出て、会話がどんどん減り、気が付いた時は鬱になっていました。
時々検査入院をしていたかかりつけの病院の担当医から、その危険性についての注意は全くなく、通院時に精神科にも行くようになったので、何故受信しているのかと医者に尋ねたところ、「内臓疾患のある患者は鬱になりやすいから受診を勧めた」と告げられたときはとても驚きました。

私は後悔しかないので、あなたのことは尊敬しています。けど、せっかくよくなった数値がぱあになってしもたわけですから、そこはそれご自分の体も考えてね。奥さんも。
2. Posted by 98k   2019年10月02日 18:50
Yasshiさん
コメントありがとうございます。
確かに20年前に比べると介護の世界は一変してるでしょうね。
わたくしも可能な限りは在宅がいいと思ってて、本人もデイサービスなど施設には行かないと言ってたのですが、
今から考えると、昨年庭で転倒したり近所の親友を亡くしたあたりで、せめて週に一回でもデイサービスを利用させてもらって、
会話や軽い運動をさせるべきだったかと後悔しています。
記事本文にも書きましたが、やはり健康な高齢者には適度な運動と食事、続けられる趣味と楽しい会話が不可欠なんですね。
それ以降は心身ともに急激に衰弱していきましたから・・・
昔と違って病院などの医療現場でも精神的なケアやリハビリも重要視されるようになってきているようですが、
せっかく介護制度が充実しているのだから、もう少し早く本文に書いたような介護サービスを利用しておれば・・・と今は悔やんでます。
しっかりしたケアマネさんの意見をもっときちんと聞いておくべきでした。
ただまあ、おっしゃるとおり自分たちがダメになってしまっては母親も決して喜ばないでしょうから、
ここは何とか割り切って、自分たちの心身を優先しよう・・・とは思っているのですが・・・

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