ブログ開設15周年とおひなさまの・・・南ドイツからライトセーバー対決へ???

2020年03月07日

美々卯本店のうどんすき!!!

世間では人が集まるイベントは自粛中なんですが、ま、少人数だし混雑を避ければ・・・と・・・

美々卯本店で「うどんすき」宴会を堪能してきました。

ちょうど「日本めん食文化の1300年」を読み返したばかりだったし・・・

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ヒマな連中ばかりの少人数の集まりなので、平日の明るいうちから、ひっそりと・・・
ええ、地下鉄の車内も店内もガラガラでした。



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これ欲しいなあ・・・って、やはり押し出し麺より切り麺かなあ・・・





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お店が紹介されている本などが「お持ち帰り自由」でしたので、ありがたくいただきました。




で、2階にある掘り炬燵式のゆったりとした座敷へ・・・

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戦前から蕎麦屋として久左衛門町にあった本店が戦災で焼失、戦後まもなくこちらへ移転したそうで、
今は「うどんすき」で有名ですが、じつは蕎麦も名物で、わたくし時々お昼ご飯にも立ち寄って、
「賑わいそばセット」つーのも食べてました。ええ、蕎麦が食べ放題のセットだったし・・・



と、今回のうどんすきコースは季節の前菜から・・・

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とーぜん飲み放題コースであります。かぱかぱ



で、メインのうどんすき!!!

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専用の(饂飩が取りやすい形状の)ステンレス鍋に特製の出汁をはって・・・

ちなみにこのタイプのアルミ鍋、わたくしの実家では何十年も前から使ってます。
寄せ鍋や水炊きの際にも土鍋より後始末が簡単ですし、たいてい饂飩は入れますし・・・
そう、たこ焼きプレートやモロゾフのカップ同様、大阪の家庭には必ずあるのでは・・・





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まず最初に煮崩れしにくい特製の饂飩をどばっと入れてくれます。
一般的な大阪のうどん出汁より、色はやや濃い目ですね。





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具材は季節の野菜、かしわ、はまぐり、穴子などが定番、煮立ってきたら活けクルマエビを投入、
ぴちぴち跳ねるのでトングでしっかりと押さえます・・・

で、あとはひたすら、ばくばくずるずるごくごく・・・


食べ放題の饂飩と飲み放題の飲み物を何度もおかわりして・・・ずるずるぐびぐび

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〆にはご飯の代わりにお餅を入れて・・・むぐむぐ



って・・・

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飲み放題の制限時間が終わっても、まだ饂飩と別料金のビールを追加してましたが・・・げふっ



で、耳から鼻から饂飩が出そうになって、ようやくデザートへ・・・

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今回は奇跡的に最後まで画像に収めることができました。ひっく

鍋物の〆に饂飩を入れるのが一般的ですが、最初から入れるのが美々卯の「うどんすき」で、
わたくしのように、宴席でも最初からご飯や麺類が欲しい人間にとってはうれしい限り・・・

ちなみに粉もん好きの大阪では、饂飩をおかずに白ご飯を食べていると思われがちですが、
大阪の大衆食堂とかで「うどん定食」を頼むと、白ご飯には小鉢ものと漬物が付いてきますし、
かやくご飯や丼物とセットになっている「うどん定食」も多いです。
そう、大阪の大衆食堂では饂飩や蕎麦は、ご飯のお供用の粉もん入り「お吸い物」なんですね。

ま、麺類とご飯類とゆーダブル糖質!!!(とビールや酒でトリプル糖質!!!)は定番メニューですが、
丼物に饂飩・蕎麦以外でも、大阪では饂飩・蕎麦と白ご飯に一品つきとゆー定食も多いですね。
ただし「お好み焼き定食」や「焼きそば定食」になると、別に吸い物が付くことになりますが、
カレーライスとカレースパゲティがハーフ&ハーフになったお店ではスープは別料金でしたね。

で、冒頭に紹介した記事のコメント欄にも書きましたが、奥村彪生氏によると・・・

饂飩は1300年代のはじめに京都のどこかの禅院で「きりむぎ(ひやむぎ)」をベースに発明され
命名され造字された中国にはない日本特有のもので、熱い湯に浸けて麺そのものを味わう食べ方、
江戸中期までは主に湯漬けとして用いられた。とありましたから、「釜揚げ」そのままではなく、
いったん冷水で締めて熱い湯に浸けて食べていたのが、江戸後期には「かけ汁」や「つけ汁」で
食べるようになっていったようです。
さらに同書によると、大坂では江戸後期になっても冷たいうどんは食べなかったそうです。

ま、わたくしは熱いうどんでも冷たいうどんでも、かけ汁でもつけ汁でも、腰のある讃岐うどんでも
柔らかい大阪うどんでも、釜揚げでも煮込みでもざるでもかけでも、どれも大好きなんですが・・・

もともとは寒い時期に熱い湯に浸けて食べるための太切り麺として作られたようで、その意味では、
「うどんすき」とゆー食べ方がオリジナルに近い食べ方、といえるかも知れませんね。



m98k at 00:07│Comments(2) mixiチェック 糧食、飲料 

この記事へのコメント

1. Posted by donchan   2020年03月07日 08:11
ウドンのルーツと味わい方、実地調査篇ですね。お疲れ様でした。
ほぼアラ古希の集会にしては、飲み放題の量も追加の饂飩の量もハンパない。
追加は自由だけど、ハラも身のうちですよねぇ。それぞれが、好きに饒舌な蘊蓄を語るのも……。変わらん😀
ところで、うどんすき、以前に比べて饂飩の太さが少し細くなった印象があるのですが、如何でしょうか?
そう言えば、亡き野坂昭如が鍋奉行を務め「美々卯のうどんすきは、長く煮込めば煮込むほど美味しくなる」と言って、
とうとうウドンを糊状態にしたと言う話を丸谷才一が面白そうに書いてたことなど、思い出しました。どうでもいいけど😀
2. Posted by 98k   2020年03月07日 11:16
>donchanさん
さっそくのコメントありがとうございます。今、起きました。
ほんと、皆さんよく食べてよく飲んでましたねえ・・・ええ、わたくしとdonchanさん以外は・・・
>>饂飩の太さ
どうなんでしょうね、ここのうどんすき、わたくしはじつに久しぶりだったので、まったく意識してませんでしたが。
>>野坂昭如の鍋奉行
ここの饂飩を糊状になるまで煮込むとは、なかなかのものですね。
最初から柔らかいのに、かなり煮込んでも表面つるつるのままで、なかなか煮崩れしない不思議な麺なのに・・・
ちなみに当日いただいて帰った本には、
谷崎潤一郎が「美々卯の蕎麦は待たされる」と言いつつも、たびたび立ち寄ったらしい。ともありました。
「うずらそば」は「うどんすき」とならんで美々卯の登録商標なんですね。次回はぜひ蕎麦も食べましょう!!!

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