書斎

2016年04月15日

テルマエ・ロマエ全6巻!!!!!!

(期間限定のお知らせ)
2017年3月ボルネオ植林ツアーへのお誘いと特典付き寄付へのお願い記事は
こちらです。


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昨夜9時半ごろ、九州・熊本地方で強い地震があり余震も続き犠牲者も出ているようです。余震も強い場合、
ともかく建物や土砂の下敷きになって圧死しないよう、火事で窒息死しないよう、津波で溺死しないよう、
1酸素(呼吸)の確保を最優先して避難、2安全に過ごせるシェルターを確保して下さい。その後は
3水の確保、4火(灯り・熱源)の確保、5食料の確保ですが、並行して情報の確保にも努め、救助活動など、
できる範囲でお互い助け合って、ともかく生き延びて下さい。救援は必ず来ます。

ちなみに熊本の二日酔いの猫さんから、自宅は無事だったが物凄い揺れだったと連絡が入りました。
14日23:40現在、職場へ向かっておられるそうです。我々にできることがあればご一報下さい。

こちら大阪地方は無事、少しでも支援できることが判明するのは早くても今朝以降なので、とりあえず、
地震発生までに書いてた下記のお気楽記事をアップしておきます。

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現在カラヴァッジョ展が国立西洋美術館で開催されてて、それにちなんだ特集番組がNHKで放映され、
その案内役がヤマザキマリ氏と北村一輝氏でしたね・・・いや、それだけの話なんですが・・・

つーことで今回は、ひさしぶりに読んだ漫画(コミックス)「テルマエ・ロマエ」のご紹介であります。
(そーいやコミックスを全巻揃えて読んだのはGTO以来か・・・)

原作の漫画作品、映画化された作品の他にアニメ化作品もあり、わたくしアニメのほうは見てませんが、
映画化された全2作がけっこう面白かったので、いつかは原作も読んでみたいと思ってたのですが、
最近ふと思いついてアマ○ンでお安く購入、届いたとたん全6巻を一気に読んでしまいました。

内容はいわゆるタイムスリップもの、古代ローマ・ハドリアヌス帝時代の真面目な公衆浴場建築技師が
現代日本の銭湯や温泉などに突然のタイムスリップを繰り返すとゆーもので、古代ローマ人と日本人を、
「公衆浴場好き、温泉好き」という共通点でつなげて、全6巻のストーリーが展開していきます。

すでにご存知の方も多いでしょうし、今回は詳しい感想なんぞは書きませんが、古代ローマについても
日本の銭湯や温泉についてもけっこう詳しく描かれており、各話の合間にある解説つーかエッセイも面白く、
全編を通じて著者の日本の銭湯・温泉文化と古代ローマ文化に対する愛情つーか憧憬が感じられ、
「公衆浴場こそが人類に平和をもたらすのだ!」とゆー壮大なテーマ?も銭湯・温泉好きにはたまりません。



つーことで、今回紹介させていただくのは表紙絵(の一部)だけ・・・

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一巻ではさりげに風呂桶と手拭が・・・










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二巻ではヘアドライヤーと酒店の販促品手拭が・・・









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三巻ではシャンプーハットと手拭が・・・










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四巻では頭に手拭が・・・










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五巻ではフルーツ牛乳と浴衣が!!!










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六巻では温泉旅館の印半纏が・・・



いやあ、じつに面白かったです。






ぐだぐだとP.S

そーいや先日、本広克行監督の映画「サマータイムマシン・ブルース」がまた放映されてましたね。
SF研究会とカメラクラブが共同で使っている部室を舞台にした青春ラブコメ・タイムマシンもので、
どちらにも所属していたわたくしの好きな作品のひとつなんですが、部員みんなで銭湯ではしゃいでて、
番台のおばさんから「あまり騒ぐと今後出入り禁止にするよっ、どうせお前ら、他にやることないんだろっ!」
と叱られる場面があり、みんなで銭湯に行くことがショボい青春を過ごしているSF研部員たちの数少ない
楽しみになっていることが分かります。

また、舞台が大学構内とその周辺だけとゆーのは、森見登美彦氏の京都を舞台にしたシリーズ小説と同じ、
こちらでも登場する人物は(本上まなみ氏によると)「へもい若者」ばかりで、同じような青春を過ごした
わたくしにとっては、どちらの登場人物もじつにいとおしい存在だったのでありますね。

そう、たとえショボくてへもい青春でも、銭湯(たまに温泉)とかにみんなで行くのは大きな娯楽でしたし、
今でもキャンプ仲間と温泉やスーパー銭湯に行ってフルーツ牛乳なんぞを飲むのは大いなる楽しみ、
「テルマエ・ロマエ」によると古代ローマの公衆浴場はショボい庶民にとっても大きな娯楽だったようで、
その後のヨーロッパ・キリスト教文化とは対照的に、まさに我々と共通の文化だったんですね。

ちなみに森見氏の「四畳半神話大系」はパラレルワールドものですし「サマータイムマシン・ブルース」は
タイムマシンもの、「テルマエ・ロマエ」もタイムスリップもので、ま、こちらは古代ローマから現代日本へと、
タイムスケールこそ大きいですが、タイムスリップするのはせいぜい日本のひなびた銭湯や温泉ばかり、
「四畳半・・・」は一回生の春から三回生の春までのパラレルワールドですし、「サマータイム・・・」では、
タイムマシンものとはいいつつ、そのほとんどが前日への時間移動で、しかも場所は部室の内外のみ、
その意味では三作とも同じスモールワールドを描いた作品、ま、こちらの主人公はショボい学生ではなく
真面目な技師なんですが、世間知らずで思い込みが強く独りよがり、とゆー点は前2者とよく似てて
わたくしには好感が持てた、つーか、けっこう感情移入し易かったのかも知れません。



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2015年12月23日

田中淳夫氏の本3冊

(期間限定のお知らせ)
当サイトの沙漠緑化カテゴリ記事を中心に「
N.GKS(エヌジクス)のblog」を立ち上げました。
団体各幹事による記事もアップ予定ですので、海外植林ボランティアに興味のある方はぜひご覧ください。


今回は「森林ジャーナリスト」田中淳夫氏の著書を三冊ご紹介させていただきます。




まずは・・・

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「森と日本人の1500年」2014年10月15日初版発行の平凡社新書であります。




例によって目次だけご紹介・・・(問題があるようなら削除しますので連絡をお願いします。)

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氏の著書は本のタイトルや各項のタイトルに「・・・常識の嘘」本や「買ってはいけない・・・」本みたいに
えっ???となるものが多いのですが、さすがにご自分で「森林ジャーナリスト」を称されるだけあって、
これは専門外の読者も惹きつけるためのものでしょう。

内容は現地踏査や文献資料、専門知識を活かして素人にも分かりやすく書かれた「入門書」で、
著者の主張もあるものの、素人が環境問題をセンセーショナルに煽るだけの本とは一線を画しています。



同著にあった著者の略歴であります。

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第一章では、我々の親しんでいる日本の森や里山が決して不変のものではなかったこと、

第二章では「都づくり」で「日本の林業」が定着したものの、戦国時代には伐り尽くされて荒廃し、
江戸時代に入っても全国規模での植林はなく、幕末から明治にもっとも森が荒廃していたこと、

第三章では明治以降の紆余曲折で大部分が国有林となって、しかも井上馨と大久保利通の権力争いで、
たまたま払い下げられずに残り、独仏よりは遅いが英米よりは早く治水三法(河川法・砂防法・森林法)
が制定され、吉野林業とドイツ林学をお手本にようやく全国的な森の育成がはじまったことなど、

第四章では戦後の荒廃から木材の高騰、スギ・ヒノキの単一植林から外材の輸入、ゴルフ場開発などで、
細々と残っていた混農林業(アグロフォレストリー)の消滅、間伐さえ反対する無知な自然保護運動の台頭、
その後の「草刈り十字軍」など森林ボランティアの誕生から今後の日本の森のあり方まで・・・

ざっと紹介するとこんな感じですが、どの項でも事実や文献資料などがわかりやすく紹介されてて、
まさに「入門書」としてふさわしい内容でした。

著者の主張を裏打ちするといったやり方ではなく、歴史上の一般的にはあまり知られていない事実が
客観的に紹介されてるので、「この項ではいったい何が言いたかったの???」と感じることもありましたが、
これも入門書としては、むしろふさわしい態度といえるでしょう。

知らなかったことも多く、あらためて森と日本人の「キレイゴト」ではない歴史が理解できましたし、
日本の林業史を素人が概観するにもちょうどいい一冊でした。



で、こちら・・・

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「割り箸はもったいない?」2007年5月10日初版のちくま新書であります。

表紙に書かれているとおり、割り箸追放運動やマイ箸ブームが加熱する世相に一石を投じたもの・・・



やはり目次のみご紹介・・・

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目次でもわかっていただけると思いますが、当時わたくしが考えていた割り箸の是非論について、
専門家の立場でまとめてあり、わたくしこの本で著者の存在を知った次第。

ただこの著書を読む前から、ロシアやモンゴルの原生林を回復不能なまでに皆伐したシラカバなど
(のごく一部)が、今の日本の割り箸のほとんどすべてであることは知っており、わたくしキャンプ宴会では
数十年前からメラミン食器と竹製割り箸の使い回し、今でも割り箸の大量使い捨てには否定的なんですが、
使い捨てからモッタイナイへの環境教育や企業のキャンペーンなら、他にやるべきことがいっぱいあるのに
割り箸を大々的に取り上げている風潮には、なんとなく疑問を感じてました。

著者ご本人は割り箸が大好きだそうで、タイトルなどはいかにも当時の世相に喧嘩を売っている感じで、
なかなかセンセーショナルなんですが、内容は割り箸を通じて本来の木材の使われ方や森と人との
関わり方などについて、無知や誤解を解くための事実の記述が大部分です。

環境教育や企業のイメージアップの一環として行われていた「割り箸追放運動」や「マイ箸」ブームが
独りよがりな環境保護論者の免罪符になっていたことへの反論ともいえるでしょう。

たとえば1989年からの割り箸追放運動のきっかけは1986年にWWFがボルネオ・サラワク州の
熱帯雨林破壊に警告を発したことと、1989年4月のWWF内部レポートに割り箸批判が掲載されたこと、
当時バブル絶頂期だった日本が熱帯雨林の木材の3割以上を輸入していたことなどが重なり、
バブルや大量消費生活への批判が「割り箸追放」に集中して、自治体や企業も加わり急展開したが、
事実としては1990年に最も多く輸入されていた割り箸材はインドネシア産の松ヤニを採取した後の(植林された)
松で熱帯雨林に自生していたものではなく、輸入量も全体の0.3%以下だったことが書かれています。

さらに今や割り箸のほとんどが中国製で「割り箸が中国の森林を破壊している。」との批判には、
この本が出版された2007年時点でも、1998年夏の長江大洪水以降、中国では国家規模での植林
(これには我々日本のNGOの活動もあったことも書かれています。)と伐採禁止の施策を実施しており、
すでに生長量が消費量を上回っていること、さらには中国の国内で伐採できなくなったこともあり、
安価なロシアやモンゴルのシラカバ原生林が皆伐されているが、現在(2007年)では加工技術が発達、
合板材料などに全てが使えるので、割り箸利用を止めても森林保護には殆どつながらないし、
実際に割り箸用として使われるのは0.1%以下であるとしています。

もちろん原生林が回復できないほど皆伐され大きな問題であることも事実として書かれてましたが、
こちらは「割り箸にも使えるから皆伐する。」のではなく、「単にコストが安いから皆伐する。」という、
効率の問題でしょうね。わたくし割り箸用は付加価値が高いと思ってましたが今はどうなんでしょう。
ちなみにロシアでも(執筆当時でも)伐採規制はかなり厳しくなってきていたそうです。

他にも1940年に軍の情報局長が軍用木材不足から「割り箸不要論」を提唱したが、木材として使えない
端材の有効利用であることが分かって撤回したことや、同年に大阪市役所の職員が中心となって
「箸を持って歩く会」が結成されており、「マイ箸」運動が戦前から割り箸追放とセットものだったこと、
東京、ソウル、北京とアジアではオリンピックの都度、その国の衛生当局が飲食店に割り箸を奨励
したことなど、知らなかった興味深い話題も多かったです。

ま、結論的には、森林資源の使い捨て見直しをいうなら、世界的には薪や炭など燃料としての使用だし、
日本ではパルプ(紙コップや紙皿やティッシュ、過剰包装など)としての大量の使い捨て消費であり、
割り箸は規模も小さく環境への影響も少ないうえ、割り箸を否定すれば「もったいない」が前提の
日本の林業の(端材商品の)最後の砦を失うことになり、日本の林業そのものが壊滅しかねない、
日本では人工林を無駄なく活用する林業の発展こそが森林環境にとっても最重要、逆に世界的には
熱帯雨林や亜寒帯では過剰伐採が進んでおり、どうしても森林環境保護イコール伐採禁止となるが、
ヨーロッパでは森林環境に配慮した(持続可能な)木材生産システムで伐採量が急増しているのに
森林面積は増えており、世界的にも森林認証による林業での環境保護が有効といったことでした。






こちらも「・・・常識のウソ」本みたいなタイトルですが・・・

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「日本人が知っておきたい森林の新常識」であります。

2011年11月9日初版発行で洋泉社刊、こちらは奥様が図書館で借りてきたもの・・・



やはり目次だけのご紹介・・・

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各項目も「・・・常識のウソ」本そのもので、なかなかセンセーショナルであります・・・

内容は環境問題をある程度(客観的に)理解している人から見れば「常識」の範疇なんでしょうが、
知らない人や誤解していた人たちから見ればまさに「新常識」で、啓発書としてもよくできています。

たとえば、はじめの「森は二酸化炭素を吸収しない」とゆーショッキングな項目ですが・・・
生長する樹木が光合成で吐き出す酸素量と呼吸で使う酸素量の比は一般的に2対1とされている、
ところが森に棲む(主に菌類など)他の生物が呼吸で使う酸素量が1とされてるので、森全体としては
酸素を自給自足していることになり、これは二酸化炭素量についても同じ、といった内容。

で、温暖化防止に役立つ森とは、二酸化炭素をもっと活発に吸収し、酸素をもっと活発に吐き出す木、
つまり生長中の若い木だけの森なので、原生林の老木や巨木は切り倒してどんどん植え替えましょう、
さらに伐った巨木は燃やしたり腐らせると二酸化炭素を出すので木材や炭として(腐らないように)
手間暇かけて置いておくしかないですね・・・さて、地球の将来に危機感を持つ(活動家の)みなさんは、
巨木の伐採にも賛成してくれるのかな、ひひひひ・・・といった皮肉な感じの導入部なんですが、
もちろん原生林の有用性を否定しているわけではなく、温暖化防止のために森林を保護せよといった、
一元的な保護論への警鐘なんですが、あらためて指摘されると、なるほどと感心させられます。

次の「森に水源涵養機能はなかった」も、山の貯水能力は主にその山の母岩の性質で決まることが
すでに証明されてますよ、森林が作り出すわけではなかったんですよ、ひひひひ・・・といいつつ、
洪水(流量)調節機能や土砂流出防止機能などは、やはり森林が持っている人間にも重要な機能で、
水源涵養のためとゆー単一的な見方だけで原生林や人工林のあり方を考えないように、というふうに、
すべての項目がそれぞれの問題提起になっているのがポイント。

第二部では「人による森の異変」が述べられ、里山とゴルフ場の生物多様性など人為による近似性や、
ボルネオやアマゾンの熱帯雨林、さらには縄文時代の三内丸山の自然も人為的なものだったこと
(三内丸山については過日NHKの「アジアの巨大遺跡」特集で、農耕をせずに5000年以上も栄え続け、
結果的には農耕により栄えた四大文明よりもはるかに持続性があったことに、今世界中が注目していると、
紹介されてましたね。)など、興味をそそる話題が多かったですが、今ようやくアグロフォレストリーが
注目されているものの、これらは人類が太古から自然破壊を繰り返してきたということではなく、伝統的な
人為による変異は自然の一部だったという結論。
そういえばモンゴルの大草原も適度な遊牧により1000年以上、豊かな自然が維持されてきたのが、
近年の過放牧や採掘などによる森林伐採により、草も短くなり荒漠地化が進んでるんですね。

第三部は日本の林業と森との関係、木曾や吉野など一部を除き1950年代までの大部分の林業は
薪や炭としてエネルギーを供給することが主で材木はあくまで臨時収入だったこと、木材の高騰で
単一植林が爆発的に増えたものの、その後の外材輸入で一度も収穫されることなく放置されたものも多く、
エネルギーも石油に変わり薪や炭としての需要もなくなり多くの人工林が荒れ放題になっていること、
素人の森林ボランティアが雑木林などを手入れした場合、大木を残すので森が「少子高齢化」しがちなこと、
日本の伝統的林業の殆どは焼畑から誕生したアグロフォレストリーで持続性もあり、あらゆる段階の木材や
枝葉まで無駄なく商品化していたが、今はマグロの大トロだけ売って残りは全て捨てているようなもの、
「安い外材のせいで国産材が売れなくなった。」は嘘で、国産材が安定供給できないうえ補助金漬けで
新商品開発や生産性の向上もできなかったことが林業不振の原因など、こちらでは著者の指摘する
問題点やその原因などが述べられています。

ま、新月伐採やマイナスイオン商品、ケナフ栽培などは環境保護のニセ科学として、けちょんけちょんに
こき下ろしてましたが、最後は2004年に北海道で誕生した、あらゆる機会に樹木に親しんでもらう
「木育」の発展や、人類の自然への「寄生」から、自然との「共生」や「共進化」といったキーワードで
締めくくられてました。

三冊とも林業あるいは混農林業が環境問題を考える際には最重要という観点が貫かれていますが、
独りよがりな環境保護論者への反発からか、どちらかといえばシニカルな書き方の部分もあり、
研究者の書く入門書とはちと異なりますが、ご本人もこの著書のあとがきに書かれているように、
森林ジャーナリストとしては自然科学の目だけでなく、産業としての林業の情報を追いかけるだけでもなく、
森林とそれに関わる人々の両方を見つめる視点が重要とのことなので、批評も必要なんでしょうね。

いずれも、わたくしのような素人の入門書として好著であることは間違いないでしょう。



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2014年07月05日

緊急特集???老前整理???

(期間限定のお知らせ)
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事は
こちらです。


とーとつですがわたくし、「老前整理」とゆー言葉をはじめて知りました。


ええ、この本で・・・

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老後になったら、では手遅れです!

「日本一親切な老前整理」 坂岡洋子著 2012年 「主婦と生活社」刊


著作権のある出版物ですから詳しくは紹介できませんが、「老後」ではなく「老前」・・・

そう、80歳にもなると、たいていモノを整理する気力も体力もなくなってくるので、まだ体力の残っている、
50代60代のうちに身の回りのモノや人間関係の整理をしておいて、老後は快適に暮らそうというもの・・・

著者は「老前整理」の提唱者で現在は「老前整理コンサルタント」、インテリアコーディネーターをされてた際に、
住宅のバリアフリー化についても多くの相談を受け、ケアマネージャーの資格を取って介護の現場も経験、
歳をとると、いかにモノの整理が困難になるか、本人はもちろん子どもたちや介護者にも大変な負担になり、
損失も大きいので、体力のある「老前」のうちに整理しておくことの大事さを実感されたようです。


モノ好きなわたくし、次々とモノを購入しては整理できず、実際にキャンプなどに出かける際には、
結局探し出せずに再調達したりして、またモノが増えるとゆー悪循環を以前から繰り返しており、
典型的な「老後」状態を、ずっと続けてることに気づいたのでありますね。あははは・・・

で、この本を読んで、せめてアウトドアグッズだけでも整理しよう・・・かと・・・


まず、「使う」モノと「使える」モノに区別して、使うモノ以外は思い切って処分すること・・・

とはいっても・・・

「使える」モノは勿体ないから捨てられないし、「使えない」モノもいっぱいあるけど思い出もあるし・・・
やはり捨てられないよなあ・・・ぶつぶつ・・・

とゆーよーな人のためにはまず、モノの使用頻度を把握し、よく使うものを出しやすくしておくこと・・・
1日に何度も使うモノ
1週間に一度使うモノ
1ヶ月に一度使うモノ
1年に一度使うモノ
とゆーよーに書き出して整理、それでも使わないモノは処分・・・

って、わたくしの場合、今まで一度も使ってないモノとかも、けっこうあるんでちゅが・・・

とゆーよーな人のため?には、思い出を書き出してみて、気持ちを整理してコンパクトに残すため、
モノとその思い出、その重要度を書き出して、5段階評価して3以下は思い切って処分・・・

って・・・

このライトは○○さんから巻き上げたいただいたモノだし、あのパーツだって・・・どちらも使ってないけど・・・
それにこのBBQセットだって、あのキャンプ場で拾ってきたモノだし・・・やはり使ってないけど・・・
こっちは激安で買ったけど大ハズレで、ほろ苦い思い出があるし・・・もちろん使ってないけど・・・
うーむ、どれも大事な思い出があるから、5段階評価なんて、とてもとても・・・

とゆーよーな人は・・・いったいどーすればいいのだ・・・あははは


ま、気になった項目だけでも、備忘のために並べておくと・・・

・人間関係リストを作ってみる・・・定年したら、おつきあいも縮小・・・
会いたい人
会えなくてもつながっていたい人
一緒に旅行に行きたい人
映画やコンサートに行きたい人
食事や飲みに行きたい人
趣味の友人
ときめく人
入院したら知らせる人
年賀状だけは出す人

ううっ、この分類では収まらない人間関係ばっかりやな、わたくしの場合・・・

・カラーボックスを使った書類整理
赤は確認←返信や決済の必要なもの、確認するもの
黄色は保留←あとで決めるもの
緑は保管←一ヶ月に一回程度、整理してファイリング

これはよく似たことをやってきたけど、最近は保留と保管で足の踏み場もなくなってきたな・・・

・試しに台所用品を整理してみる

こちらはなにせ奥様が・・・って、キャンプ用のクッキングセットや食器セットが凄い状況に・・・


さらに抜粋メモであります。

・二階建を平屋に建て替え
・寄付、譲る、捨てる
・モノに合わせた収納スペースの設計
・書類は捨てる、ファイリング、定位置を決める
・大切なモノだけ残す(優先順位をつける)、難易度の低いモノからはじめる
・入院、介護のための老前整理(入院セット、常備薬、緊急避難セット)
・お宝はあげたいひとに早めに、見られて困るものも早めに処分
・お金の把握は大事、葬儀も早めに決めておく
・2025年には団塊世代が後期高齢者に
・60代なら住み替えは可能、老いを認めれば減築も
・使うモノだけで快適に生活する自分を大切にする
・想いを伝えるために
終末医療、延命治療の方向性は本人が決める
終末について話しておく
入院連絡帳と葬式連絡帳、エンディングノート
葬式は残された家族のためのもの
仏壇、お墓の老前整理
親の家の処分
親も子もすっきりするために
人生の節目がチャンス
老中~最期を迎えるまでを視野に入れて・・・

そう、最期を迎えるまでピンピン元気に過ごし、迷惑をかけることなくコロリと逝きたいもの・・・
これを略してPPKとゆーそーですが・・・

って・・・PPKはポリツェイピストルクルツの略でしょうがあ!!!

そーいやモデルガンが何丁かあるな・・・もう使えないけど、やはり捨てられないな・・・じゅるじゅる

って・・・わたくしはこの本から、いったい何を読み取ったのかっ???








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2014年03月08日

ザ・ワイルドライフ・フォト・・・

(当サイトの過去記事を画像付きで一覧できます。)
(左バーにタグクラウドを表示しました。関連記事の検索にご利用下さい。)



当サイト9年目の第一弾記事は、写真集「ザ・ワイルドライフ・フォト」のご紹介であります。

写真集ですから中身の紹介などはできませんが、ま、表紙と裏表紙だけでも・・・






こちらが表紙であります・・・

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こちらが裏表紙であります・・・

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ロンドン自然史博物館とBBCの主宰する「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」受賞者10人の、
自選作品各10点ずつが掲載されている写真集なのであります。




で、掲載されている著名なワイルドライフ・フォトグラファーたち・・・

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世界各国からですが、さすがにこのレベルになると素人が見ても訴えるものがあり、けっこう感動しました。







興味のある方はご一読を・・・

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ちなみに発行は日経ナショナルジオグラフィック社なんですね。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・境界線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







で、もう一冊、この続編として刊行される予定の写真集のご紹介であります・・・めひめひ






こちらが表紙・・・になる予定の・・・

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夕陽に照らされたボルネオ象(ボルネオ・ピグミー・エレファント)の群れ・・・







で、こちらが裏表紙・・・になる予定の・・・

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キナバル山(4,095m)の朝焼け・・・




いずれも日本の著名なワイルドライフ・フォトグラファーの作品であります・・・




ま、さすがにこのレベルになるとプロが見ても訴えるものが・・・


あるのかっ???


ま、いずれ上記リストの11人目に名を連ねることも・・・


あるのかっ???




そうだ、リストの余白に細工して「98k」とか入れておけばよかったな・・・ぐひぐひ


って・・・


まだパクろうとしとるんかいっ!!! ぼかっ、べきっ、ぐしゃっ





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2013年03月06日

珊瑚礁は招く・・・のかっ???

あおいっ うなばらぁ むれとぉぶ かもめぇ


こころぉ ひかれたぁ しろいぃ さんごしょおぉ おぅ 


いやあ、懐かしいなあ・・・ズー・ニー・ブーだったか・・・






つーか・・・





きぃみは のなかの いばらのぉ はぁなぁかぁ


  さぁーあ ゆいっ ゆいっ


くれてかえればぁ やれほに ひきとめる


  またはぁりぃぬぅ ちんだら かぬしゃまぁよぉ


やはり安里屋ユンタは、おおたか静流に限るなぁ・・・





つーことで、開設8周年記事を挟みましたが、


前々回記事の、白銀の府庁山なんかとはおさらばして・・・



今回は、いっきに南の島、沖縄へ・・・










まずは8周年記念プレゼント用???の沖縄みやげからご紹介・・・

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って、じつはこれらは、二ヶ月ほど那覇市内に出張していた次男が持ち帰ったもので、
わたくし自身は、ほんとはまだ一度も沖縄に行ったことがありましぇん・・・


じつは今回ご紹介するのは、沖縄のアウトドア特集記事の載ってた・・・









じゃーん
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Fielderフィールダー第8号なのであります・・・ぬははは





そう・・・




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つーことで、石垣島を中心とした沖縄のアウトドア特集が載ってたのであります。


青い海と白い珊瑚礁、熱帯・亜熱帯の山や川・・・

シーカヤックにビーチキャンプにトレッキングに泡盛宴会にオリオンビール宴会に・・・じゅるじゅる

行ってみたいなあ・・・富士山の樹海も行ってみたいけど・・・





ま、恒例により目次だけちらっとご紹介・・・

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特集以外でも楽しめる記事がいくつかあったのですが・・・MIL-SPEC LIFEとか・・・






そう、賢明な読者諸氏なら、もうお気づきのこととは思いますが、じつは表紙の・・・

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この「特別付録」とゆー部分に反応してしまい、ついつい購入してしまったのであります。



雑誌やタバコのおまけは、これまでも多数紹介していますが、今回はマルチツールであります。

雑誌についてたマルチツールといえば、以前こんなのを紹介してますねえ・・・


今回のは・・・

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後ろにあるビクトリノックス・現用ソルジャーよりひと廻り小さく、かなり薄いマルチツールです。

Lafumaラフマとのコラボだそうで、わりとしっかりしたつくりであります。

わたくし、ラフマのちっちゃいリュックを前々回記事でも使ってますので、ま、お揃いとゆーことで・・・



で、開けてみると・・・

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10徳マルチツールになっており、缶切、ハサミ、栓抜き、マイナスドライバー、プラスドライバー、
爪やすり、甘皮とり、コルクスクリュー、ウロコとり、糸はずし、の機能があるそうであります。


上記リンク記事のマルチツールと同じくメインブレードはなく、アウトドアでこれ一本、とゆーわけにもいかず、
シンプルなナイフとの併用になるんでしょうが、その割にはよく使うノコ刃や鋭いリーマーがありませんから・・・





まあ、なんつーか・・・あははは





マルチツールに関する一考察P.S.

アウトドアで使うマルチツールといっても、目的は様々です。

まずマルチツールに何を求めるのか、たとえばマルチツールだけで素材の調理や獲物の解体もするなら、
それなりのメインブレードは欠かせませんし、釣りにも使うならウロコ取りや糸はずし、プライヤーなどは不可欠、
わたくしのように、ちょっとした焚き火なんぞにも使うなら、最低ノコ刃は欲しいし・・・

それとアウトドアの場合、ナイフやマルチツールをエマージェンシー目的で持つ人も多く、この場合は、
ロープなどの緊急切断、装備の緊急補修、応急手当、果てはシェルター作りや狩猟、火熾しから緊急手術まで、
それこそあらゆる事態を想定して、できるだけそれに対応できる機能がほしい・・・

スイスチャンプが一本あれば、飛行機で遭難しても修理して生還できるとか、ランボーナイフ一本で、
州兵の大部隊と戦える・・・とゆーことまでは考えずとも、やはりシーンに応じた使い分けが必要ですね。

まあ、大きさ、重さと、日帰り宴会なのかお泊り宴会なのか、山なのか川なのか海なのか、夏なのか冬なのか、
高度は、天候は、食糧と調理方法は、想定されるその他のミッションは・・・といったそれぞれの目的に応じて・・・

つーことで、それぞれに応じた最低限の機能を持ったマルチツールを選択する、とゆーのが理想なんですが、
よりハードな条件になるほど、様々な機能が要求されるいっぽう、条件がハードになればなるほど、
携行するには、より小型軽量、あるいは扱いやすさや堅牢性から、よりシンプルなものが求められますから、
現実的には、その兼ね合いで選択することになり、これは携行するフラッシュライトの選択でも同じですね。

複数で行動する場合なら、異なる機能のマルチツールやライトを各自が携行するのが正解なのでしょう。
ただしこの場合でも、エマージェンシーツールとしては、自分一人が孤立した場合の最低限の機能は要りますね。
実際わたくしも、人様のマルチツールやライトを借りて使いますし、わたくしのが役に立ったこともあります。

機能的には、その都度の持って行く目的に応じて、やはり大小何種類かを用意せざるを得ないでしょうね。

あと、エマージェンシーツールとしては、やはり信頼性ですねえ・・・ええ、雑誌のおまけとかはですね・・・ぶつぶつ




m98k at 22:22|PermalinkComments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック