災害避難とか
2024年01月25日
いのちの危機をどう防ぐ(災害関連死)視聴メモ
能登半島沖地震~いのちの危機をどう防ぐ~NHKスペシャル2024年1月21日の生放送
(災害関連死を防ぐための情報番組で、参考になればと録画して部分メモしました)
・8年前の熊本地震では災害関連死が地震による死者の4倍を超えた
・避難所での関連死を防ぐ重要なキーワードはTKB(トイレ(衛生)・キッチン(食事)・ベッド(睡眠)
・専門家が推奨しているのが避難所での(雑魚寝ではなく)段ボールベッドの使用
→起き上がりやすくトイレ回数(水分摂取量)・運動量が増える→血栓予防に
→床からの高さが35cmある→ウィルスが付着した埃が舞い上がるのは30cmまで→感染症予防に
・阪神淡路以降の関連死を分析すると様々な要因が関係するがTKBなどで防げる要因も多い
→災害関連死のフローチャート参照
→2018年の西日本豪雨では自宅の片付けで無理をして亡くなる人も多かった
→避難所だけでなく病院・高齢者施設・自宅で亡くなる人も多い
・寒さと高血圧
→今回も車中泊での大動脈解離、避難所の寒さでの急性心不全などが発生している
・2016熊本地震の災害関連死の原因でも、
→最も多かったのは肺炎など呼吸器系の病気で28.9%(全国では33.1%)
→次が心不全など心臓・血管などの病気で27.5%(全国では29.1%)
→寒さとTKBなど災害ストレスが原因→気温が10℃下がると血圧は15上昇する
→避難所のトイレは寒い外にあることも→急激な温度変化
・二次避難が進まない理由
→地域愛、TKBだけではない環境の変化、人との繋がり・・・
→安心できるようなビジョンが必要
・子どもたちの心のケア
→今はショックで興奮状態→落ち着くと恐怖や不安に襲われる→我慢する→うつやPTSDに
→子どもたちの感情を抑えることがないように周囲の配慮が必要
→運動、遊び場所、相談窓口の必要性
・障害のある人たちへの支援
→今回は福祉避難所が機能しなかった→集団の避難所に入れず家族で孤立
→指定施設の被害が大きかったのが理由で一般避難所での運営実態もあるが困難も多い
→災害避難も急性期から慢性期へ移行する→支援・受援できる人材と公的体制の必要性
→災害救助法に医療・保健はあるが福祉はない→法的な検討も求められる
・外国人への支援
→日本語に慣れていた人でも緊急避難放送で理解できたのは「ツナミ」という言葉だけだった
→なので、どう対応していいのか分からず右往左往していた
→石川県の災害情報サイトがポルトガル語などに対応していることも今回の取材ではじめて知った
(メインページでは多言語対応であることが見つけられなかった)
→給水所の情報などは日本語だけで情報孤立していた
→情報にたどり着くまでに日本語が介在しないのは母国語コミュニティだけだった
(すぐ近くに給水所があることも母国語コミュニティの通訳ではじめて知った)
→災害避難支援には外国人を差別ではなく区別する必要がある
→母国語の現地コミュニティSNSなどには行政側から情報を流すなど
(現地避難所よりの中継→運営者の言葉と避難者の言葉)
・この避難所では今月いっぱいで炊き出し支援が終わる
→避難者には次の行先を決めてくださいと伝えているが・・・
→国・県・自治体が今後、どのような支援を、どのようなかたちで、いつやってくれるのか、
早く示してくれることが、避難者が前に進める力に繋がる
・一日でも一時間でも早く、ふだんの生活に戻れることが今の一番の願い・・・
(災害関連死を防ぐための情報番組で、参考になればと録画して部分メモしました)
・8年前の熊本地震では災害関連死が地震による死者の4倍を超えた
・避難所での関連死を防ぐ重要なキーワードはTKB(トイレ(衛生)・キッチン(食事)・ベッド(睡眠)
・専門家が推奨しているのが避難所での(雑魚寝ではなく)段ボールベッドの使用
→起き上がりやすくトイレ回数(水分摂取量)・運動量が増える→血栓予防に
→床からの高さが35cmある→ウィルスが付着した埃が舞い上がるのは30cmまで→感染症予防に
・阪神淡路以降の関連死を分析すると様々な要因が関係するがTKBなどで防げる要因も多い
→災害関連死のフローチャート参照
→2018年の西日本豪雨では自宅の片付けで無理をして亡くなる人も多かった
→避難所だけでなく病院・高齢者施設・自宅で亡くなる人も多い
・寒さと高血圧
→今回も車中泊での大動脈解離、避難所の寒さでの急性心不全などが発生している
・2016熊本地震の災害関連死の原因でも、
→最も多かったのは肺炎など呼吸器系の病気で28.9%(全国では33.1%)
→次が心不全など心臓・血管などの病気で27.5%(全国では29.1%)
→寒さとTKBなど災害ストレスが原因→気温が10℃下がると血圧は15上昇する
→避難所のトイレは寒い外にあることも→急激な温度変化
・二次避難が進まない理由
→地域愛、TKBだけではない環境の変化、人との繋がり・・・
→安心できるようなビジョンが必要
・子どもたちの心のケア
→今はショックで興奮状態→落ち着くと恐怖や不安に襲われる→我慢する→うつやPTSDに
→子どもたちの感情を抑えることがないように周囲の配慮が必要
→運動、遊び場所、相談窓口の必要性
・障害のある人たちへの支援
→今回は福祉避難所が機能しなかった→集団の避難所に入れず家族で孤立
→指定施設の被害が大きかったのが理由で一般避難所での運営実態もあるが困難も多い
→災害避難も急性期から慢性期へ移行する→支援・受援できる人材と公的体制の必要性
→災害救助法に医療・保健はあるが福祉はない→法的な検討も求められる
・外国人への支援
→日本語に慣れていた人でも緊急避難放送で理解できたのは「ツナミ」という言葉だけだった
→なので、どう対応していいのか分からず右往左往していた
→石川県の災害情報サイトがポルトガル語などに対応していることも今回の取材ではじめて知った
(メインページでは多言語対応であることが見つけられなかった)
→給水所の情報などは日本語だけで情報孤立していた
→情報にたどり着くまでに日本語が介在しないのは母国語コミュニティだけだった
(すぐ近くに給水所があることも母国語コミュニティの通訳ではじめて知った)
→災害避難支援には外国人を差別ではなく区別する必要がある
→母国語の現地コミュニティSNSなどには行政側から情報を流すなど
(現地避難所よりの中継→運営者の言葉と避難者の言葉)
・この避難所では今月いっぱいで炊き出し支援が終わる
→避難者には次の行先を決めてくださいと伝えているが・・・
→国・県・自治体が今後、どのような支援を、どのようなかたちで、いつやってくれるのか、
早く示してくれることが、避難者が前に進める力に繋がる
・一日でも一時間でも早く、ふだんの生活に戻れることが今の一番の願い・・・
2024年01月19日
お泊り宴会セット!!!
(記事の末尾に災害避難についてメモしました)
と、とーとつですが・・・
わたくし以前からアキレス・マットの収納袋を探しておりました・・・
で、まずはダイソーで偶然見つけた、かわゆい「布団収納袋 イヌ」
で、これのサイズが70cm×径28cm
折りたたんだアキレス・マットのサイズが60cm×30cm×24cm
ギリで入るか???と買ってみました 色合いもぴったりだし・・・
ええ、確かにギリで入ったものの・・・
ファスナーが閉まらねえ・・・誰かさんの胴回りみたいやな・・・
そこで今度はキャン★ドゥの「持ち手付きふとん収納袋」つーのを・・・
こちらのサイズは59cm×30cm×50cm・・・横幅がギリですが・・・
どきどきどき
縦にすれば何とか無事に収まりました
ただ・・・
収納袋の高さは50cmでマットを縦に入れた高さは30cm・・・
なぜか上部が20cmほど余りました
ま、当たり前ですが、やはりシンデレラ・フィットとゆーわけには・・・
そこで発想の転換
これをマット専用の収納袋にせず、上部にシュラフと枕も入れて・・・
お泊り宴会セットに変身!!!
もちろん車中泊セットとしても使えますし、中にシュラフカバーやシートも入れておけば、
いつでもどこでも・お泊り宴会セット!!!になります
そう、飲んだくれて駅のベンチや道端に倒れ込んでも、これさえあれば安心
って、毎晩これをEDCして飲み歩くつーのもなあ・・・
サイズは前述のとおり59cm×30cm×50cmなので、まあ嵩張るといえば嵩張りますが、
マットもシュラフも圧縮していないので、取り出すだけですぐに使えるのが魅力です
すぐに使えるセットは災害避難時にも(シェルターさえ確保できれば)有効でしょう
ま、ふだんはクルマで行くキャンプ宴会やアジト宴会で使うぐらいですが・・・
そう、キャンプ宴会でもお泊り宴会でも、わたくし寝床の準備前に飲むので・・・
災害時に役に立つ(かもしれない)P.S
2011年の災害避難まとめ記事にも書きましたが、あらためて・・・
災害遭遇時に自分の命を守るために、まず最初にすべきことは「酸素の確保」です
ともかく息ができる(窒息死=圧死・溺死・焼死しない)ことを最優先にしますが、
無事だった場合、次に優先すべきなのは(水や食料の確保ではなく)「シェルターの確保」です
乾いた衣服と雨風がしのげるシェルターがあれば、そう簡単には死にません
自宅などの建物がその災害に対して安全なら、インフラが全て破壊されてたとしても、
少なくとも風雨寒暑はしのげるので、工夫次第でシェルターになるはずです
あとは電力や燃料がない中での防寒防暑(断熱)を考えることになります
そう、キャンプ生活と同じで暑さには通気の工夫や水分補給ぐらいでしょうが、寒さには
たとえ熱源がなくても、衣服や寝具などの工夫で(極寒地でない限り)対処できるはずです
使い切りカイロやカセットコンロと湯たんぽの備蓄があれば、さらに安眠できますね
室内に小さなテントを張るといった断熱方法もあります
自宅などが被災したり安全でない場合は一時的に避難所へ行くか車中泊やテント泊をするか、
いずれかの選択になりますが、どの場合でもシェルターとしての断熱の工夫は必要です
広い体育館でもテントとマットとシュラフがあれば快適ですし、車中泊やテント泊でも、
季節に合ったシュラフとマットの有無が快適さを左右します
ともかく災害に遭遇した際、初動で生き延びるための(サバイバルの)優先順位は、
①酸素の確保
↓
②シェルターの確保
↓
③水の確保
↓
④火の確保(状況によっては②③にも必要)
↓
⑤食料の確保
であることを覚え、意識して行動しましょう
さらに現代社会では、これらとは別に情報の確保も重要です
これらを意識したうえで、それぞれの生活環境にあわせて耐震・耐火・耐水などの工夫、
・自分が常に持ち歩く(EDCする)モノ、・自宅などの非常持ち出し袋に入れておくモノ、
・籠城に備え自宅などに備蓄しておくモノ、それぞれの種類と分量を考えて準備しておき、
それらの使い方に慣れておきましょう
上記の災害避難まとめ記事が参考になれば幸いです
と、とーとつですが・・・
わたくし以前からアキレス・マットの収納袋を探しておりました・・・
で、まずはダイソーで偶然見つけた、かわゆい「布団収納袋 イヌ」
で、これのサイズが70cm×径28cm
折りたたんだアキレス・マットのサイズが60cm×30cm×24cm
ギリで入るか???と買ってみました 色合いもぴったりだし・・・
ええ、確かにギリで入ったものの・・・
ファスナーが閉まらねえ・・・誰かさんの胴回りみたいやな・・・
そこで今度はキャン★ドゥの「持ち手付きふとん収納袋」つーのを・・・
こちらのサイズは59cm×30cm×50cm・・・横幅がギリですが・・・
どきどきどき
縦にすれば何とか無事に収まりました
ただ・・・
収納袋の高さは50cmでマットを縦に入れた高さは30cm・・・
なぜか上部が20cmほど余りました
ま、当たり前ですが、やはりシンデレラ・フィットとゆーわけには・・・
そこで発想の転換
これをマット専用の収納袋にせず、上部にシュラフと枕も入れて・・・
お泊り宴会セットに変身!!!
もちろん車中泊セットとしても使えますし、中にシュラフカバーやシートも入れておけば、
いつでもどこでも・お泊り宴会セット!!!になります
そう、飲んだくれて駅のベンチや道端に倒れ込んでも、これさえあれば安心
って、毎晩これをEDCして飲み歩くつーのもなあ・・・
サイズは前述のとおり59cm×30cm×50cmなので、まあ嵩張るといえば嵩張りますが、
マットもシュラフも圧縮していないので、取り出すだけですぐに使えるのが魅力です
すぐに使えるセットは災害避難時にも(シェルターさえ確保できれば)有効でしょう
ま、ふだんはクルマで行くキャンプ宴会やアジト宴会で使うぐらいですが・・・
そう、キャンプ宴会でもお泊り宴会でも、わたくし寝床の準備前に飲むので・・・
災害時に役に立つ(かもしれない)P.S
2011年の災害避難まとめ記事にも書きましたが、あらためて・・・
災害遭遇時に自分の命を守るために、まず最初にすべきことは「酸素の確保」です
ともかく息ができる(窒息死=圧死・溺死・焼死しない)ことを最優先にしますが、
無事だった場合、次に優先すべきなのは(水や食料の確保ではなく)「シェルターの確保」です
乾いた衣服と雨風がしのげるシェルターがあれば、そう簡単には死にません
自宅などの建物がその災害に対して安全なら、インフラが全て破壊されてたとしても、
少なくとも風雨寒暑はしのげるので、工夫次第でシェルターになるはずです
あとは電力や燃料がない中での防寒防暑(断熱)を考えることになります
そう、キャンプ生活と同じで暑さには通気の工夫や水分補給ぐらいでしょうが、寒さには
たとえ熱源がなくても、衣服や寝具などの工夫で(極寒地でない限り)対処できるはずです
使い切りカイロやカセットコンロと湯たんぽの備蓄があれば、さらに安眠できますね
室内に小さなテントを張るといった断熱方法もあります
自宅などが被災したり安全でない場合は一時的に避難所へ行くか車中泊やテント泊をするか、
いずれかの選択になりますが、どの場合でもシェルターとしての断熱の工夫は必要です
広い体育館でもテントとマットとシュラフがあれば快適ですし、車中泊やテント泊でも、
季節に合ったシュラフとマットの有無が快適さを左右します
ともかく災害に遭遇した際、初動で生き延びるための(サバイバルの)優先順位は、
①酸素の確保
↓
②シェルターの確保
↓
③水の確保
↓
④火の確保(状況によっては②③にも必要)
↓
⑤食料の確保
であることを覚え、意識して行動しましょう
さらに現代社会では、これらとは別に情報の確保も重要です
これらを意識したうえで、それぞれの生活環境にあわせて耐震・耐火・耐水などの工夫、
・自分が常に持ち歩く(EDCする)モノ、・自宅などの非常持ち出し袋に入れておくモノ、
・籠城に備え自宅などに備蓄しておくモノ、それぞれの種類と分量を考えて準備しておき、
それらの使い方に慣れておきましょう
上記の災害避難まとめ記事が参考になれば幸いです
2024年01月05日
お年玉ヘッドランプH16!!!
年始早々から震災や飛行機事故などのニュースが続き、暗い気持ちになってますが、自衛隊はじめ全国から
応援に駆けつけた自治体消防などによる救助の情報や、乗員乗客の冷静沈着な行動による全員無事脱出の
ニュースなどには励まされています
災害に遭わなかった我が家でも、あらためて電池の充電状態や水道水備蓄の保存状態の確認をしました
(ちなみに災害時の備えについては当サイト2011年4月の記事も参考にして下さい)
また、今回の震災でもヤマザキパンなど多くの民間組織による素早い支援活動の情報が流れており、
各地からのボランティアや募金活動、世界中からの励ましメッセージなどのニュースもありました
やがて全国の自治体からの道路担当・水道担当などによる復旧支援もはじまるでしょう
まだ孤立している被災地のみなさん、救援隊は必ず来ますから決してあきらめないで下さい!!!
いっぽう支援する側の自治体では消防や警察や医療をはじめ(どの部署も人員不足でギリギリ状態なので)
担当の職場が手薄になって残った職員らに無理が重なっていくのも事実です
なので、せめて飲んだくれてボヤを出したり餅を喉につめて救急要請したりして行政に迷惑をかけないよう、
特に高齢者は注意しましょうね!!! ええ、これは自戒を込めて・・・
つーことで今回は防災用品とも関連するのですが・・・
じつにひさしぶりのフラッシュライト(ヘッデン)のご紹介であります
そう、自分へのお年玉として新春初売りセールで買った・・・
ACEBEAMのH16とゆーヘッドランプであります
(わたくしは高演色5000K日亜519A・最大輝度650ルーメンの黒タイプを選択)
じつは以前から・新しいヘッドランプ・新しいL型ライト・単三型リチウムイオン電池が欲しくて
ずっと悩んでたのですが、これらの物欲を全て叶えるH16が初売りセールで40%引きに!!
と、思わずポチった次第・・・
スペックはこんな感じ・・・
付属品一式(単三型リチウムイオン電池は本体内)
説明書にはランニング用ヘッドライトとありますが、わたくしはEDC用L型ライトとして購入
まあ、確かに・・・
目立つエマージェンシーオレンジで通気孔も再帰反射ロゴもあり、裏側前部下半分には
滑り止め(汗止め?)も付いたストラップは、まさに夜間ランニング用に最適でしょうが・・・
EDC用やキャンプ宴会用になら本体を直接ポケットなどに差しておけば済むハナシ
上下逆にもできるステンレス製のしっかりしたクリップが付属してますし・・・
もちろんハンズフリーで常に視線の先を正確に照らしてくれるヘッドランプは、災害時など
イザという時の必需品なんですが、これは本体のストラップへの装着がけっこうめんどーで、
クリップも外さないとさらに大変だったし、かなりの時間と指先の力を要しました
なので災害発生時に急いでヘッドランプ仕様に変える想定はしない方がよさそうです
で、wingさん製「98K様ご愛用ライト」との大きさ比較であります
そう、この小ささと軽さのL型ライトがEDC用に欲しかったのでありますね
これまでは98k様ご愛用ライトをメインに、NITECOREのTIKIをサブにEDCしてたんですが、
今年からはH16がメインになりそうです
もちろんキャンプ宴会などではこれらの3本持ちになり、その際は本来のヘッデンとして使用、
さらに照射ツアーとかになると他にも何本か持つことになりましゅが
ミッドモード100ルーメンで8時間、ローモード30ルーメンで16時間というランタイムは
わたくしのEDCライトとしては充分で、高演色の日亜519A仕様つーのも気に入ってます
2タップでオン、1タップでオフ、点灯中の長押しでロー⇔ミッド⇔ハイのモード切り替え、
次回点灯は前回オフ時モードからというオペレーションは、ふだんミッドしか使わないので
便利そうだけど、オン状態での素早い2タップでターボモードぐらいまでは覚えるとしても、
ムーンモードやSOSモードへ切り替えまでは覚えられないので使えないだろうなあ・・・
ま、もちろん、
付属の14500リチウムイオン電池だけでなくアルカリ電池やニッケル水素電池が使えるのも
長期間の停電とか電源のないアウトドアを考えると大きな魅力です
それにしても正月早々ついつい散財をしてしまいました
まあ自分へのお年玉として超高級望遠レンズを買われた方もおられるようでしゅが
応援に駆けつけた自治体消防などによる救助の情報や、乗員乗客の冷静沈着な行動による全員無事脱出の
ニュースなどには励まされています
災害に遭わなかった我が家でも、あらためて電池の充電状態や水道水備蓄の保存状態の確認をしました
(ちなみに災害時の備えについては当サイト2011年4月の記事も参考にして下さい)
また、今回の震災でもヤマザキパンなど多くの民間組織による素早い支援活動の情報が流れており、
各地からのボランティアや募金活動、世界中からの励ましメッセージなどのニュースもありました
やがて全国の自治体からの道路担当・水道担当などによる復旧支援もはじまるでしょう
まだ孤立している被災地のみなさん、救援隊は必ず来ますから決してあきらめないで下さい!!!
いっぽう支援する側の自治体では消防や警察や医療をはじめ(どの部署も人員不足でギリギリ状態なので)
担当の職場が手薄になって残った職員らに無理が重なっていくのも事実です
なので、せめて飲んだくれてボヤを出したり餅を喉につめて救急要請したりして行政に迷惑をかけないよう、
特に高齢者は注意しましょうね!!! ええ、これは自戒を込めて・・・
つーことで今回は防災用品とも関連するのですが・・・
じつにひさしぶりのフラッシュライト(ヘッデン)のご紹介であります
そう、自分へのお年玉として新春初売りセールで買った・・・
ACEBEAMのH16とゆーヘッドランプであります
(わたくしは高演色5000K日亜519A・最大輝度650ルーメンの黒タイプを選択)
じつは以前から・新しいヘッドランプ・新しいL型ライト・単三型リチウムイオン電池が欲しくて
ずっと悩んでたのですが、これらの物欲を全て叶えるH16が初売りセールで40%引きに!!
と、思わずポチった次第・・・
スペックはこんな感じ・・・
付属品一式(単三型リチウムイオン電池は本体内)
説明書にはランニング用ヘッドライトとありますが、わたくしはEDC用L型ライトとして購入
まあ、確かに・・・
目立つエマージェンシーオレンジで通気孔も再帰反射ロゴもあり、裏側前部下半分には
滑り止め(汗止め?)も付いたストラップは、まさに夜間ランニング用に最適でしょうが・・・
EDC用やキャンプ宴会用になら本体を直接ポケットなどに差しておけば済むハナシ
上下逆にもできるステンレス製のしっかりしたクリップが付属してますし・・・
もちろんハンズフリーで常に視線の先を正確に照らしてくれるヘッドランプは、災害時など
イザという時の必需品なんですが、これは本体のストラップへの装着がけっこうめんどーで、
クリップも外さないとさらに大変だったし、かなりの時間と指先の力を要しました
なので災害発生時に急いでヘッドランプ仕様に変える想定はしない方がよさそうです
で、wingさん製「98K様ご愛用ライト」との大きさ比較であります
そう、この小ささと軽さのL型ライトがEDC用に欲しかったのでありますね
これまでは98k様ご愛用ライトをメインに、NITECOREのTIKIをサブにEDCしてたんですが、
今年からはH16がメインになりそうです
もちろんキャンプ宴会などではこれらの3本持ちになり、その際は本来のヘッデンとして使用、
さらに照射ツアーとかになると他にも何本か持つことになりましゅが
ミッドモード100ルーメンで8時間、ローモード30ルーメンで16時間というランタイムは
わたくしのEDCライトとしては充分で、高演色の日亜519A仕様つーのも気に入ってます
2タップでオン、1タップでオフ、点灯中の長押しでロー⇔ミッド⇔ハイのモード切り替え、
次回点灯は前回オフ時モードからというオペレーションは、ふだんミッドしか使わないので
便利そうだけど、オン状態での素早い2タップでターボモードぐらいまでは覚えるとしても、
ムーンモードやSOSモードへ切り替えまでは覚えられないので使えないだろうなあ・・・
ま、もちろん、
付属の14500リチウムイオン電池だけでなくアルカリ電池やニッケル水素電池が使えるのも
長期間の停電とか電源のないアウトドアを考えると大きな魅力です
それにしても正月早々ついつい散財をしてしまいました
まあ自分へのお年玉として超高級望遠レンズを買われた方もおられるようでしゅが
2023年03月24日
私はコレを持ち歩く!
とーとつですが・・・
女性セブン2023年3月23日号にあった・・・
保存版防災大特集~自分の命は自分で守るしかないので~今日も明日も~
「私はコレを持ち歩く!」~プロはやっぱりスゴかった!~とゆー記事のご紹介であります
そう、防災士など専門家が常に持ち歩いている(EDCしている)防災グッズ・・・
と、自宅での備えなどへのアドバイスをまとめた特集でした
個々のグッズまでは紹介できませんが、ほぼ全員に共通していたEDCグッズはヘッドライト、
モバイルバッテリー、笛、携帯トイレ、レジ袋・ポリ袋でした
以下、EDC関係を中心に、わたくしの読後メモから・・・
(高荷智也さん)
・自分の行動範囲やそこで起きうる状況を想定して、自分なりの防災グッズをそろえる
・持ち歩く防災グッズを
①身体の一部(メガネや補聴器の予備、持病の薬など)
②身の安全確保(風雨や寒暑、瓦礫や暗闇などから身を守るためのもの)
③手当と衛生(応急手当用品と簡易トイレ除菌シートなどの衛生用品)
④情報収集(スマホの充電と使えない場合の紙の地図、緊急連絡先、保険証、家族写真など)
⑤一時滞在(自宅以外で一晩過ごす状況下で、あると便利なもの)
⑥水と食料
の6つのカテゴリーに分けて考え、ポーチの大きさに合わせて収納する
・私が最も重要と考えているのは雨具と両手が使えるヘッドライト
(国崎信江さん)
・常に「エレベーターに閉じ込められたら」という意識を持つこと
(停電したら暗くて寒いしトイレも必要・・・)
・女性の視点で欠かせないのが黒のポリ袋(着替えポンチョ、簡易トイレの目隠しに)
・防災グッズは専用ポーチではなく、ふだん持ち歩くバッグに入れておく
➝持って行かない持ち出し袋より現実的で、必要なものが常に身近にあることが大事
(光田和悦さん)
・困りごとの優先順位をつけると、持ち歩くべきものが浮かび上がる
➝自分が断水で耐えられないのはトイレ、次に歯磨きやうがい・・・
➝携帯トイレや汚物を入れる袋、口腔ケア用品を多めに持ち歩くようになった
(蓬莱大介さん)
・荷物を持ちたくないので最低限で電池式モバイルバッテリーとペンライト付きの笛
➝ともかく情報収集と連絡手段の確保が大切
(今泉マユ子さん)
・基本アイテムに加え、親戚15人の連絡先の縮小コピー、家族の写真、手帳など
➝スマホが使えない非常事態にはアナログが役立つ
・自分は騒音と寒さに弱いので耳栓とカイロも常備している
➝災害で足止めされた際に自分の弱点を補うアイテムがあれば落ち着く
(折原久直さん)
・日頃から「地震が起きたらライフラインは止まる」という意識を持つ
➝仙台市では避難所へ避難した理由の半数以上は「ライフラインの停止」だった
➝もちろん避難が必要な場合もあるが、まずは在宅避難を想定した備えを
➝通勤者は職場にも2~3日滞在できる生活必需品(食料・着替え・洗面用具など)を
・まずは自分の命を守る、次にまわりの人たちと助け合って災害に取り組む
・自分の命が守れなければ、他人も助けられない
・備えがなければ、自分も他人も助けられない
女性セブン2023年3月23日号にあった・・・
保存版防災大特集~自分の命は自分で守るしかないので~今日も明日も~
「私はコレを持ち歩く!」~プロはやっぱりスゴかった!~とゆー記事のご紹介であります
そう、防災士など専門家が常に持ち歩いている(EDCしている)防災グッズ・・・
と、自宅での備えなどへのアドバイスをまとめた特集でした
個々のグッズまでは紹介できませんが、ほぼ全員に共通していたEDCグッズはヘッドライト、
モバイルバッテリー、笛、携帯トイレ、レジ袋・ポリ袋でした
以下、EDC関係を中心に、わたくしの読後メモから・・・
(高荷智也さん)
・自分の行動範囲やそこで起きうる状況を想定して、自分なりの防災グッズをそろえる
・持ち歩く防災グッズを
①身体の一部(メガネや補聴器の予備、持病の薬など)
②身の安全確保(風雨や寒暑、瓦礫や暗闇などから身を守るためのもの)
③手当と衛生(応急手当用品と簡易トイレ除菌シートなどの衛生用品)
④情報収集(スマホの充電と使えない場合の紙の地図、緊急連絡先、保険証、家族写真など)
⑤一時滞在(自宅以外で一晩過ごす状況下で、あると便利なもの)
⑥水と食料
の6つのカテゴリーに分けて考え、ポーチの大きさに合わせて収納する
・私が最も重要と考えているのは雨具と両手が使えるヘッドライト
(国崎信江さん)
・常に「エレベーターに閉じ込められたら」という意識を持つこと
(停電したら暗くて寒いしトイレも必要・・・)
・女性の視点で欠かせないのが黒のポリ袋(着替えポンチョ、簡易トイレの目隠しに)
・防災グッズは専用ポーチではなく、ふだん持ち歩くバッグに入れておく
➝持って行かない持ち出し袋より現実的で、必要なものが常に身近にあることが大事
(光田和悦さん)
・困りごとの優先順位をつけると、持ち歩くべきものが浮かび上がる
➝自分が断水で耐えられないのはトイレ、次に歯磨きやうがい・・・
➝携帯トイレや汚物を入れる袋、口腔ケア用品を多めに持ち歩くようになった
(蓬莱大介さん)
・荷物を持ちたくないので最低限で電池式モバイルバッテリーとペンライト付きの笛
➝ともかく情報収集と連絡手段の確保が大切
(今泉マユ子さん)
・基本アイテムに加え、親戚15人の連絡先の縮小コピー、家族の写真、手帳など
➝スマホが使えない非常事態にはアナログが役立つ
・自分は騒音と寒さに弱いので耳栓とカイロも常備している
➝災害で足止めされた際に自分の弱点を補うアイテムがあれば落ち着く
(折原久直さん)
・日頃から「地震が起きたらライフラインは止まる」という意識を持つ
➝仙台市では避難所へ避難した理由の半数以上は「ライフラインの停止」だった
➝もちろん避難が必要な場合もあるが、まずは在宅避難を想定した備えを
➝通勤者は職場にも2~3日滞在できる生活必需品(食料・着替え・洗面用具など)を
・まずは自分の命を守る、次にまわりの人たちと助け合って災害に取り組む
・自分の命が守れなければ、他人も助けられない
・備えがなければ、自分も他人も助けられない
2023年03月11日
ロシアのダーチャから備蓄について考える
今日で東日本大震災から12年が経ちました
あらためて震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします
あわせて、今も地域の復興に尽力されておられる方々に心からの敬意を表します
で、今回はロシアのダーチャから備蓄について、思いつくまま・・・
「ロシア人は窮乏に耐えられる我慢強い民族なので経済制裁は効かない」との記事をネットで見ましたが、
民族として我慢強いとかではなく、過去から学び個人個人が対策しているから耐えられるのではないか?
と思った次第です
帝政ロシアの圧制、革命の混乱、ドイツ軍の侵攻、スターリンの粛清、冷戦下の窮乏、ソ連崩壊後の混乱・・・
多くの餓死者や凍死者を出してきた過去の歴史があるから、富裕層はもちろん備蓄しているだろうし、
一般市民も多くが都市近郊のダーチャ(別荘)とかで備蓄しているはず・・・
以下はソ連崩壊以前に知人のダーチャに招待された、本人から直接聞いた話です
・当時、日本のマスコミではモスクワの商店に並ぶ長蛇の列が紹介され、市民の窮乏を伝えていた
・招待してくれたのはモスクワの簡素なアパートに住む一般市民の技師だったが、立派なダーチャだった
・庭には菜園もありウォッカなど大量の備蓄品・高級家具・美術品が置いてあり歓待してくれた
・モスクワで市民が並んでいたのは政府系の商店で、配給品が入れば特別に安く買えるから並んでいただけで、
他の店に行けば同じ商品が(やや割高だが)豊富にあって並ぶこともなく、市民が窮乏している事実もなかった
(以上、報道や他人の話を鵜呑みにせず現地を確認すべきという話の中で)
で、この例から考えたのは、今も多くの市民がダーチャなどで備蓄したり自給自足できるようにしたりして、
いつ襲ってくるとも限らない窮乏時に備えているのではないかということ
厳冬期のロシアで燃料や食料の供給が途絶えれば、たちまち家族が死んでしまうのだから当然の備えでしょう
また高級家具や美術品などは(信頼できない)自国貨幣に替わる蓄えとして置いているのでしょう
さらに混乱期の政府からの支援などは、ハナから期待していないとも考えられます
これはイタリア・トスカーナの家庭を訪れた際も同じで、殆どが菜園と別の仕事を持ってました
国家規模での政治や経済の混乱を何度も経験していると、それに対応できるよう平時からできる範囲で
備えようとするのは当然とも思われますが、戦中戦後の窮乏や貨幣価値の混乱、ましてや自然災害などは
何度も経験しているはずの日本ではどうでしょう・・・
熊野キャンプで毎年訪れていた小集落では、未曽有の大水害時に1週間以上も完全に孤立していたけれど、
住民に備蓄と生活できる技術や知識があって困らなかったようですが、都会ではどうでしょう・・・
食料や燃料などの流通が途絶える大災害への備えについては、1週間程度からモノによっては1ヶ月程度の
備蓄が勧められていますが、それらを有効に使える知識や経験、技術などを都市に暮らす一般市民が、
いったいどれだけ持っているのか・・・
さらに戦争や国家規模での貨幣価値・貿易・経済などの破綻を前提とした備蓄となるとどうでしょう
まあ、そんなことにならないよう献身している優秀な政治家や役人ばかりだから国民は安心している???
って、その顔ブレを思い浮かべると、ますます不安になってくるのですが・・・
やはり郊外の安全な場所に、水と電力が独自に確保できて菜園もできる、強固で豪華な別荘を持って、
そこに食料や燃料だけでなく、円やドルの貨幣価値に左右されず換金や物々交換ができる金銀財宝や
稀少なライトなども大量に備蓄、ついでにスイスの秘密口座預金とか暗号通貨とかも大量に・・・
って、そんな余裕が一般市民にあるのかっ???
日本でそこまで想定して備えているのは、ごく一部の富裕層(とライトマニア)だけなのかも知れません
アメリカでも、廃棄されたミサイルの地下サイロをシェルターとして購入したり、安全なオセアニアの
高級別荘を購入したりして備蓄してるのは、やはり一部の超富裕層だそうですし・・・
でも、そろそろ・・・
日本の一般市民も一時的な自然災害に対する備蓄だけでなく、国家規模の破綻や混乱も想定したうえで、
できる範囲での対策を考えねばならない時期に来ているのかも知れません・・・
どんな自然災害でも、最初の1週間から1ヶ月程度さえ自給自足できるように備蓄しておけば、あとは
国を挙げての支援や国際的な支援が期待できるのは、東日本大震災の例からも明らかなのですが、
日本が国際的な紛争に巻き込まれた場合はどうでしょう
あるいはどこかで戦争が勃発すれば、食料はじめ燃料・飼料・肥料などの殆どを輸入に頼る日本では、
戦略的な物流停止による影響が大きいことは、ウクライナ侵攻の例からも明らかです
ましてや局地的であっても核兵器が使われると、核の冬による世界的な食糧の減産も想定されますが、
その場合、各国は自国の餓死者を少なくすることを最優先にするので輸入は完全にストップするでしょう
本来、そんな事態に備えるのは国としての役割で、まずは食糧自給率を上げる努力が必要なんでしょうが、
今はひたすら農業予算を削って防衛予算を増やす努力をしてるようだし・・・
食糧自給は国家の重要な防衛戦略だと思うのですが、まだ当面は期待できそうにもありませんから、
やはり個人として最低限の自給自足ができるような手段を考えておかないと・・・
まあ、とりあえずは・・・
窮乏生活(サバイバル)に備えた備蓄や経験を、個人ができる範囲で積み重ねるしかないようです
(追記です)
理想的には、自分か家族と繋がりのある(地理的にも人文的にも安全な)地方都市にある職場にふだんは通い、
その近郊にある安全な自宅(または別宅)には菜園や様々な備蓄があって、周りは里山で水や薪が豊富、
近くには農薬や化学肥料を使わない農家もあり彼らとの関係も良好で、山に入れば釣りや狩猟もできる・・・
そんな環境で暮らすことでしょうか・・・
もちろん、そこで暮らせる技術と知識とコミュニケーション能力が不可欠なんですが・・・
あらためて震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします
あわせて、今も地域の復興に尽力されておられる方々に心からの敬意を表します
で、今回はロシアのダーチャから備蓄について、思いつくまま・・・
「ロシア人は窮乏に耐えられる我慢強い民族なので経済制裁は効かない」との記事をネットで見ましたが、
民族として我慢強いとかではなく、過去から学び個人個人が対策しているから耐えられるのではないか?
と思った次第です
帝政ロシアの圧制、革命の混乱、ドイツ軍の侵攻、スターリンの粛清、冷戦下の窮乏、ソ連崩壊後の混乱・・・
多くの餓死者や凍死者を出してきた過去の歴史があるから、富裕層はもちろん備蓄しているだろうし、
一般市民も多くが都市近郊のダーチャ(別荘)とかで備蓄しているはず・・・
以下はソ連崩壊以前に知人のダーチャに招待された、本人から直接聞いた話です
・当時、日本のマスコミではモスクワの商店に並ぶ長蛇の列が紹介され、市民の窮乏を伝えていた
・招待してくれたのはモスクワの簡素なアパートに住む一般市民の技師だったが、立派なダーチャだった
・庭には菜園もありウォッカなど大量の備蓄品・高級家具・美術品が置いてあり歓待してくれた
・モスクワで市民が並んでいたのは政府系の商店で、配給品が入れば特別に安く買えるから並んでいただけで、
他の店に行けば同じ商品が(やや割高だが)豊富にあって並ぶこともなく、市民が窮乏している事実もなかった
(以上、報道や他人の話を鵜呑みにせず現地を確認すべきという話の中で)
で、この例から考えたのは、今も多くの市民がダーチャなどで備蓄したり自給自足できるようにしたりして、
いつ襲ってくるとも限らない窮乏時に備えているのではないかということ
厳冬期のロシアで燃料や食料の供給が途絶えれば、たちまち家族が死んでしまうのだから当然の備えでしょう
また高級家具や美術品などは(信頼できない)自国貨幣に替わる蓄えとして置いているのでしょう
さらに混乱期の政府からの支援などは、ハナから期待していないとも考えられます
これはイタリア・トスカーナの家庭を訪れた際も同じで、殆どが菜園と別の仕事を持ってました
国家規模での政治や経済の混乱を何度も経験していると、それに対応できるよう平時からできる範囲で
備えようとするのは当然とも思われますが、戦中戦後の窮乏や貨幣価値の混乱、ましてや自然災害などは
何度も経験しているはずの日本ではどうでしょう・・・
熊野キャンプで毎年訪れていた小集落では、未曽有の大水害時に1週間以上も完全に孤立していたけれど、
住民に備蓄と生活できる技術や知識があって困らなかったようですが、都会ではどうでしょう・・・
食料や燃料などの流通が途絶える大災害への備えについては、1週間程度からモノによっては1ヶ月程度の
備蓄が勧められていますが、それらを有効に使える知識や経験、技術などを都市に暮らす一般市民が、
いったいどれだけ持っているのか・・・
さらに戦争や国家規模での貨幣価値・貿易・経済などの破綻を前提とした備蓄となるとどうでしょう
まあ、そんなことにならないよう献身している優秀な政治家や役人ばかりだから国民は安心している???
って、その顔ブレを思い浮かべると、ますます不安になってくるのですが・・・
やはり郊外の安全な場所に、水と電力が独自に確保できて菜園もできる、強固で豪華な別荘を持って、
そこに食料や燃料だけでなく、円やドルの貨幣価値に左右されず換金や物々交換ができる金銀財宝や
稀少なライトなども大量に備蓄、ついでにスイスの秘密口座預金とか暗号通貨とかも大量に・・・
って、そんな余裕が一般市民にあるのかっ???
日本でそこまで想定して備えているのは、ごく一部の富裕層(とライトマニア)だけなのかも知れません
アメリカでも、廃棄されたミサイルの地下サイロをシェルターとして購入したり、安全なオセアニアの
高級別荘を購入したりして備蓄してるのは、やはり一部の超富裕層だそうですし・・・
でも、そろそろ・・・
日本の一般市民も一時的な自然災害に対する備蓄だけでなく、国家規模の破綻や混乱も想定したうえで、
できる範囲での対策を考えねばならない時期に来ているのかも知れません・・・
どんな自然災害でも、最初の1週間から1ヶ月程度さえ自給自足できるように備蓄しておけば、あとは
国を挙げての支援や国際的な支援が期待できるのは、東日本大震災の例からも明らかなのですが、
日本が国際的な紛争に巻き込まれた場合はどうでしょう
あるいはどこかで戦争が勃発すれば、食料はじめ燃料・飼料・肥料などの殆どを輸入に頼る日本では、
戦略的な物流停止による影響が大きいことは、ウクライナ侵攻の例からも明らかです
ましてや局地的であっても核兵器が使われると、核の冬による世界的な食糧の減産も想定されますが、
その場合、各国は自国の餓死者を少なくすることを最優先にするので輸入は完全にストップするでしょう
本来、そんな事態に備えるのは国としての役割で、まずは食糧自給率を上げる努力が必要なんでしょうが、
今はひたすら農業予算を削って防衛予算を増やす努力をしてるようだし・・・
食糧自給は国家の重要な防衛戦略だと思うのですが、まだ当面は期待できそうにもありませんから、
やはり個人として最低限の自給自足ができるような手段を考えておかないと・・・
まあ、とりあえずは・・・
窮乏生活(サバイバル)に備えた備蓄や経験を、個人ができる範囲で積み重ねるしかないようです
(追記です)
理想的には、自分か家族と繋がりのある(地理的にも人文的にも安全な)地方都市にある職場にふだんは通い、
その近郊にある安全な自宅(または別宅)には菜園や様々な備蓄があって、周りは里山で水や薪が豊富、
近くには農薬や化学肥料を使わない農家もあり彼らとの関係も良好で、山に入れば釣りや狩猟もできる・・・
そんな環境で暮らすことでしょうか・・・
もちろん、そこで暮らせる技術と知識とコミュニケーション能力が不可欠なんですが・・・