ご飯
2024年02月22日
昆虫カメラマン、秘境食を味わう
とーとつですが・・・某wingさんが某SNSで紹介されてた・・・
「昆虫カメラマン、秘境食を味わう」~人は何を食べてきたか~とゆー本であります
表紙カバー裏にあった惹句
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
そう、著者は2022年12月に74歳で亡くなられた昆虫や植物の著名な写真家・・・
生前はwingさんのMODライトを撮影に使われたり、ボルネオ島では直接お会いしたことは
なかったものの、現地でのご本人の様子を聞いたりしてたので何となく身近に感じてました
今となっては2019年にwingさんと一緒にご講演を拝聴したのも懐かしい思い出です
奥付
まえがきにありましたが、この本に掲載された記事を連載してた集英社の季刊誌の担当者が、
著者の思いを引き継いで書籍化されたとのこと・・・
例によって目次のみ
これまで著者の写真集や撮影入門書は読んだことがありましたが、惹句にもあるとおり、
撮影先でのエピソードはボルネオの現地で聞いたぐらいで殆ど知りませんでした
赤道付近を中心に40年以上、世界の秘境を取材してきた中での食にまつわるエピソードで、
人類の歴史から環境の変化まで幅広い内容で興味深く読みました
以下、わたくしが最も興味のある「主食」に関する部分の一部メモです
・サゴヤシ澱粉を主食としてきたニューギニア・ワイゲオ島でも2012年頃からコメが入ってきた
→若者はサゴヤシ澱粉よりコメを食べたいと言っていた
・コンゴではコメやパンが流通している地域でもマニオク(キャッサバ芋)嗜好は衰えていない
→コメはおいしいが栽培が難しく高価なので周辺部ではパンやマニオクが主食
・カメルーンではトウモロコシやマニオクが主食だったが政府が灌漑水田を作り、生産は
それほど伸びてはいないが、コメ嗜好に傾いている印象だった
・ニューギニア高地人はサツマイモが主食だが筋肉質
→野生動物が少なくなり昆虫は食べているが、もともと特別な体質を持っているから
→なのでサツマイモは世界の主食にはならない
・ベトナム北部の山岳民族は棚田で自給自足し毎日3食、大量のコメを食べていた
・サゴヤシ、マニオク(キャッサバ芋)、サツマイモなどは自然環境さえ保たれれば自生するが、
改良されて似た遺伝子になったイネは気候変動などで全滅の危険がある
→しかも原種は保護されずに減少している
→40年以上の取材で世界各地でコメの消費地が拡大しているのを実感している
→人口が増えコメの重要性は高まるが、われわれは自然の中でしか生きてゆけない
・現在の主食はコメ、小麦、トウモロコシ、ジャガイモ、キャッサバなど穀類と芋類
→土地の気候や土壌や好みにもよるが生活の変化で主食も変化してくる
→穀類は保存性に優れるが芋類は水分と澱粉が多く腐りやすく保存が難しい
・キャッサバは「地球を救う芋」といわれるが病気や旱魃の危険性や保存の必要性もある
→澱粉を抽出乾燥させたタピオカとしてなら保存できるが主食の必要条件は満たさない
→薄く切って乾燥させたものは長期保存には向かない
→どこでも生育し他地域からも供給できるから保存の必要性を強く感じないのかも
・キャッサバの原産地は中南米の平地
→16世紀初頭のポルトガル人のブラジル入植→アフリカ奴隷の食料に→アフリカから世界へ
・ジャガイモの保存は難しいが冷凍や粉に加工すれば保存できる
→ただし一般家庭での加工は難しく製品として買うことになる
→アンデス高地や山梨県の凍結乾燥ジャガイモは数年間保存できる
→同じ保存方法が時代や地域を越えていることに驚かされる
・ニューギニア・ワイゲオ島ベオ村は人口200人ほどで電気も水道もないが、ほぼ自給自足
→狭い空間で村人が余裕を持って自給自足できるのは本来の豊かな海、地球の姿があるから
・黒胡椒は未熟果実を乾燥させたもの、白胡椒は完熟果実の皮を剥いて乾燥させたもの
→タイ料理には若い胡椒の実が食材として使われていた(入手できて料理に多様性があるから?)
→原産地とされるインド料理はじめベトナム、マレーシア、インドネシアの料理にはない
・・・
担当者によるあとがきに、
過酷な撮影には現地での手助けが必要なはずだが金銭関係だけではなく、著者の異文化も
楽しみながら受け入れる無垢な好奇心とおおらかさ、人に優劣をつけないニュートラルな
包容力によって、現地の人の信頼と協力を得たことが、この本でわかるはず・・・
とありましたが、食に関する各エピソードを読んで、なるほどと納得できました
やはり撮影に限らず現地の人の協力を得るには、人柄の影響も大きいのでしょうね
あらためて著者のご冥福をお祈りします
「昆虫カメラマン、秘境食を味わう」~人は何を食べてきたか~とゆー本であります
表紙カバー裏にあった惹句
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
そう、著者は2022年12月に74歳で亡くなられた昆虫や植物の著名な写真家・・・
生前はwingさんのMODライトを撮影に使われたり、ボルネオ島では直接お会いしたことは
なかったものの、現地でのご本人の様子を聞いたりしてたので何となく身近に感じてました
今となっては2019年にwingさんと一緒にご講演を拝聴したのも懐かしい思い出です
奥付
まえがきにありましたが、この本に掲載された記事を連載してた集英社の季刊誌の担当者が、
著者の思いを引き継いで書籍化されたとのこと・・・
例によって目次のみ
これまで著者の写真集や撮影入門書は読んだことがありましたが、惹句にもあるとおり、
撮影先でのエピソードはボルネオの現地で聞いたぐらいで殆ど知りませんでした
赤道付近を中心に40年以上、世界の秘境を取材してきた中での食にまつわるエピソードで、
人類の歴史から環境の変化まで幅広い内容で興味深く読みました
以下、わたくしが最も興味のある「主食」に関する部分の一部メモです
・サゴヤシ澱粉を主食としてきたニューギニア・ワイゲオ島でも2012年頃からコメが入ってきた
→若者はサゴヤシ澱粉よりコメを食べたいと言っていた
・コンゴではコメやパンが流通している地域でもマニオク(キャッサバ芋)嗜好は衰えていない
→コメはおいしいが栽培が難しく高価なので周辺部ではパンやマニオクが主食
・カメルーンではトウモロコシやマニオクが主食だったが政府が灌漑水田を作り、生産は
それほど伸びてはいないが、コメ嗜好に傾いている印象だった
・ニューギニア高地人はサツマイモが主食だが筋肉質
→野生動物が少なくなり昆虫は食べているが、もともと特別な体質を持っているから
→なのでサツマイモは世界の主食にはならない
・ベトナム北部の山岳民族は棚田で自給自足し毎日3食、大量のコメを食べていた
・サゴヤシ、マニオク(キャッサバ芋)、サツマイモなどは自然環境さえ保たれれば自生するが、
改良されて似た遺伝子になったイネは気候変動などで全滅の危険がある
→しかも原種は保護されずに減少している
→40年以上の取材で世界各地でコメの消費地が拡大しているのを実感している
→人口が増えコメの重要性は高まるが、われわれは自然の中でしか生きてゆけない
・現在の主食はコメ、小麦、トウモロコシ、ジャガイモ、キャッサバなど穀類と芋類
→土地の気候や土壌や好みにもよるが生活の変化で主食も変化してくる
→穀類は保存性に優れるが芋類は水分と澱粉が多く腐りやすく保存が難しい
・キャッサバは「地球を救う芋」といわれるが病気や旱魃の危険性や保存の必要性もある
→澱粉を抽出乾燥させたタピオカとしてなら保存できるが主食の必要条件は満たさない
→薄く切って乾燥させたものは長期保存には向かない
→どこでも生育し他地域からも供給できるから保存の必要性を強く感じないのかも
・キャッサバの原産地は中南米の平地
→16世紀初頭のポルトガル人のブラジル入植→アフリカ奴隷の食料に→アフリカから世界へ
・ジャガイモの保存は難しいが冷凍や粉に加工すれば保存できる
→ただし一般家庭での加工は難しく製品として買うことになる
→アンデス高地や山梨県の凍結乾燥ジャガイモは数年間保存できる
→同じ保存方法が時代や地域を越えていることに驚かされる
・ニューギニア・ワイゲオ島ベオ村は人口200人ほどで電気も水道もないが、ほぼ自給自足
→狭い空間で村人が余裕を持って自給自足できるのは本来の豊かな海、地球の姿があるから
・黒胡椒は未熟果実を乾燥させたもの、白胡椒は完熟果実の皮を剥いて乾燥させたもの
→タイ料理には若い胡椒の実が食材として使われていた(入手できて料理に多様性があるから?)
→原産地とされるインド料理はじめベトナム、マレーシア、インドネシアの料理にはない
・・・
担当者によるあとがきに、
過酷な撮影には現地での手助けが必要なはずだが金銭関係だけではなく、著者の異文化も
楽しみながら受け入れる無垢な好奇心とおおらかさ、人に優劣をつけないニュートラルな
包容力によって、現地の人の信頼と協力を得たことが、この本でわかるはず・・・
とありましたが、食に関する各エピソードを読んで、なるほどと納得できました
やはり撮影に限らず現地の人の協力を得るには、人柄の影響も大きいのでしょうね
あらためて著者のご冥福をお祈りします
2023年12月01日
ひさしぶりの焼肉と冷麺!!!
ええ・・・
わたくしがボルネオツアーに出かけるより、さらに1ヶ月ほど前になりますが・・・
近所にできてた焼肉専門店に奥様と行ってたことを(画像を整理してて)思い出したので、
脳の外部記憶としてメモしておきます
昭和の日本人らしく「とりあえずビールで乾杯!!!」
で、さっそく・・・
こんな特上メニューを・・・ではなく、上メニューを・・・でもなく・・・
並メニュー限定で、当日の店長オススメをば・・・
まずは(生レバーではなくいちおー)焼きレバー
上レバーではなく並レバーですが、それでも絶品でした
で、
オススメの自家製キムチ各種を試食させていただき・・・
以下、各部位を詳細に教えてもらったけど、もう忘れてるので・・・
オススメのホルモンその1
オススメのホルモンその2 ビールは2杯目か3杯目だったはず・・・
オススメの焼肉その1
このあたりから、食べるのに夢中になり・・・
オススメの焼肉その2その3とかは、食べる前に撮るのを忘れてたようで・・・
ともかく完食であります・・・げふっ
で、シメには・・・
オススメどんぐり麺の冷麺!!!
トッピングはキムチか梅干しで梅干しを選択しましたが、スープも麺も絶品でした
とーぜん
すべてを完食完飲 げふっ
はじめての訪問だったので、他にも色々と試食や試飲をさせていただきました
気さくな店長の説明も分かりやすく、お店の雰囲気もよくて、とても楽しかったです
いやあ、ご馳走様でした!!! ありがとね!!!
ところで昨夜は何を食べたんだっけ???
そうそう、たしか柿の葉寿司と鶏天イカ天蕎麦だったはず・・・
やはり画像やメモがないと記憶はすぐに忘却の彼方に・・・
ま、昔のプナン族と同じように過去や未来の観念を持たずに生きればいいか・・・ぷつん
わたくしがボルネオツアーに出かけるより、さらに1ヶ月ほど前になりますが・・・
近所にできてた焼肉専門店に奥様と行ってたことを(画像を整理してて)思い出したので、
脳の外部記憶としてメモしておきます
昭和の日本人らしく「とりあえずビールで乾杯!!!」
で、さっそく・・・
こんな特上メニューを・・・ではなく、上メニューを・・・でもなく・・・
並メニュー限定で、当日の店長オススメをば・・・
まずは(生レバーではなくいちおー)焼きレバー
上レバーではなく並レバーですが、それでも絶品でした
で、
オススメの自家製キムチ各種を試食させていただき・・・
以下、各部位を詳細に教えてもらったけど、もう忘れてるので・・・
オススメのホルモンその1
オススメのホルモンその2 ビールは2杯目か3杯目だったはず・・・
オススメの焼肉その1
このあたりから、食べるのに夢中になり・・・
オススメの焼肉その2その3とかは、食べる前に撮るのを忘れてたようで・・・
ともかく完食であります・・・げふっ
で、シメには・・・
オススメどんぐり麺の冷麺!!!
トッピングはキムチか梅干しで梅干しを選択しましたが、スープも麺も絶品でした
とーぜん
すべてを完食完飲 げふっ
はじめての訪問だったので、他にも色々と試食や試飲をさせていただきました
気さくな店長の説明も分かりやすく、お店の雰囲気もよくて、とても楽しかったです
いやあ、ご馳走様でした!!! ありがとね!!!
ところで昨夜は何を食べたんだっけ???
そうそう、たしか柿の葉寿司と鶏天イカ天蕎麦だったはず・・・
やはり画像やメモがないと記憶はすぐに忘却の彼方に・・・
ま、昔のプナン族と同じように過去や未来の観念を持たずに生きればいいか・・・ぷつん
2023年11月17日
フラッシュ光2023ボルネオ10シニアワン
前回記事からの続き・・・
2023ボルネオツアーの連載記事も今回が最終回となります
(最初からご覧になる場合は11月7日記事から順に「次の記事へ」をクリックしてくださいね)
さて、フェアリーケイブのトレッキングでへろへろになったわたくしを乗せて・・・
クルマは一路、バウ地区にあるシニアワンを目指します
バウはマレー語で臭いという意味だそうで、ここに定住していたビダユ族をイバン族が襲撃、
その際に村を焼き尽くした臭いに由来するとか・・・
シニアワンはクチン近郊では最も古い金鉱開発の町、金鉱で働いていた中華系の人たちと
ビダユ族が一緒に暮らす町ですが、昔の目抜き通りは道路の付替えもあり時代に取り残され、
レトロな姿を留めてたので、2010年から週末だけの屋台街が並ぶようになり、サラワクでは
話題の観光地になっているとのこと・・・
まずは昔の目抜き通りを中央から撮影・・・
早い時間に着いたので路上の屋台もお店も、まだまだ準備中でした
確かに西部劇に登場するゴールドラッシュに沸いた町と同時代の感じで規模も同じ感じ、
レトロな町並みがそのままが残ってて、ロスト・タウンとも呼ばれてるとか・・・
まあ、平日ならゴーストタウンに近いんでしょうね
で、目抜き通りの中央にある、こちらのお店・・・
まさに西部劇で保安官とアウトローが撃ち合いになるバーそのものです!!!
(実際にバウ地区はインドネシア国境にあり密輸に関わるアウトローも多いとか)
で、この店の経営者アンディさんはN嶋さんの知り合いで町の有力者、レトロな町の保存や
屋台街など町の復興にも努力されてるとのことで、まだまだ開店前でしたが・・・
準備中の一番奥にある川沿いテラス席を確保してもらい・・・
まずは周辺を散策・・・
店のすぐ裏が渡し船の乗り場になってます
クチンから来たクルマは対岸に停めて、この渡し船を使う方がずっと近道になるとか
目抜き通りの裏側の様子
こちらまで来たクルマや自家用車は裏に停めてるんですね
と、軽く散策したところで、まだまだ開店前だったけど・・・
まずは乾杯!!!
フェアリーケイブ前でビールを飲んだばかりなので、
ロゼール酒とゆー地酒をば、かぱかぱと・・・
4人で、たちまち空けてしまいましたが、
瓶にも店のロゴマークがあって店のオリジナルなんですね・・・
準備中だったけど料理も早めに作ってもらえることになり、
続いてビールで乾杯!!!
この頃にはスコールもすっかり止んで、
青空が広がってました
開店準備で忙しい中、アンディさんと奥様が挨拶に来てくれたので・・・
記念写真をば・・・
で、アンディさんの着てたオリジナルTシャツ・・・
いいなあ・・・と思ってメニューを見ると・・・
おおっ、あるじゃないか!!! しかも速乾性生地だったので・・・
(汗かきのわたくしには速乾性の衣類が必須です)
さっそくアンディさんの奥様にサイズを見計らってもらい試着して購入、
奥様が、今せっかく着てるんだからと、アンディさんを呼んできて、
お揃いの記念写真を撮ってくれました
当日のアンディさんのfacebook投稿がこちら
(H田さん提供画像)
ええ、今回ツアー唯一の自分のお土産になりました
とか遊んでると、料理がどんどん運ばれてきて・・・
こちらはタンポヤ(ドリアンの塩漬け発酵食品)を使ったチキンスープ
深みのある味わいで、日本でいえば白味噌や酒粕の風味に近いでしょうか・・・
N嶋さんは6年物のタンポヤを味わったことがあるそうで、さらに深い味わいだったとか
ポークもじつにひさしぶりだったし・・・ばくばくごくごく
とかやってると・・・
アンディさんが、今度はランカウ(強い蒸留酒で本来は密造酒)の瓶を下げて再び現れ、
次々と注いでくれて・・・
(アンディさんのfacebook投稿画像より)
ええ、ご本人もお好きなようで・・・かぱかぱと
もう飲めません、もう食べられません、とゆー頃になって屋台街がオープンしだしたので、
延々と楽しませてもらったお店に別れを告げ、軽く散策することに・・・
アンディさんのお店は、すでにお客さんで賑わってましたが・・・
道路上のほうは、まだこれからとゆー感じですね
以下、さくさくっと・・・
こちらはビダユのウツボカズラ飯
ウツボカズラにコメを入れて蒸したもので、たまさんたちのお土産に買って帰り、
ホテルでお相伴しましたが、軽い風味があるものの美味しく食べられました
ちなみにN嶋さんによると、ビダユ族に古くから伝わる野外飯との説明も一部にあるけど、
実際には蒸し器や鍋がないと作れず、そんなの野外には持ち出せないので、古くからあった
野外料理ではないはず、とのことでした なるほど・・・
ほかにも・・・
竹筒の焼き鳥スープとか・・・こちらは間違いなくビダユの伝統料理でしょうね
ノンハラルの豚肉ソーセージ各種
全種類を制覇しようと、日本を出発する前から楽しみにしてたのですが・・・
さすがにお腹がいっぱいで・・・うぐぐぐ
ちなみにこんなのも・・・
ええ、ライセンスマークは特に見当たりませんでしたが・・・
他にも美味しそうなのがいっぱいでしたがとても入らず、今回はあきらめました
と、最後は・・・
こんな顔出しパネルでの記念撮影で〆て・・・
シニアワンとお別れし、たまさんたちの待つクチンの定宿ホテルに戻りました
で、ホテルの部屋では二日ぶりに全員が集合して、ボルネオ最後の宴会!!!
(H田さん提供画像)
たまさんもすっかり元気になってて・・・
シニアワンで買ったウツボカズラ飯やお菓子、スリアンで買った各種フルーツの残りなんぞを、
みんなでばくばく、ビールをごくごく・・・
そう、明日はもう帰国するだけなので、遅くまで会話が弾みました
で、翌朝・・・
ボルネオ最後の朝食をばくばく・・・
ホテルを出てクチン空港へ向かう途中の車内からは、
巨大なサイチョウさんを撮ったりして・・・って、ピントが車内に・・・
今回もお世話になったN嶋さんとも空港でお別れ・・・スラマッ・ティンガル!!!
で、チャンギ空港行きの機が離陸してしまうと、いよいよ・・・
楽しかったサラワクともボルネオともお別れであります ぐすん
往路と同じスクートのスナックが我々だけに出て、ばくばくしてると
機はシンガポール・チャンギ空港に無事着陸
広大なチャンギ空港では、関西空港行きのゲートオープンまで2時間以上あったし、
お店も昼の時間帯で全て営業してたので自由行動にしました
マレーシア・リンギットのシンガポール・ドルへの両替はレートが悪かったそうで、
皆さんはクレジットカードで高価な香水やタグ・ホイヤーの高級腕時計をお土産に・・・
されてたのかっ???
はたまた・・・
高価な博多ラーメンや一番搾りを味わう富裕層もいたようですが・・・
わたくしは数リンギしか残ってなかったし、クレジットカードを使うのもめんどーで、
Y原さんと空港内にあった入場無料のバタフライ・ガーデンへ・・・
大温室に大きな滝もあって、なかなかの迫力でした
で、ボルネオでは殆ど撮れなかったチョウチョさんが、たっぷりの花やフルーツに、
いっぱいとまってるので、これならば撮れるかと・・・
わははは、いくらでも撮れました・・・
ただ温室内は外気温と同じ?暑さなので、すぐ「エアコンの効いた外」へ出ましたが
ゲート前でお知らせして残りの皆さんも最後のチョウチョ撮影に向かわれてました
と、いよいよトラムが行き交うチャンギ空港ともお別れ・・・
往路と同じシンガポール航空の関空便に搭乗して・・・
スナックでかぱかぱ・・・
ひさしぶりの和風チキンカレーの夕食でかぱかぱ・・・
さらに飲み物を追加して、かぱかぱしつつ・・・
復路も何本か映画を観ましたが日本映画の「湯道」がけっこう記憶に残ってます
と、関空には予定より20分ほど遅れて到着・・・
(H田さん提供画像)
ともかく全員無事に帰国できて、まずはめでたし、めでたしです
ま、神戸ベイシャトル組は予定の便に間に合わず、次便までまったりされてたようですが
と・・・
今回もインサーツアーズのN嶋さんはじめ、MRCのT井さん、現地スタッフや公園レンジャー、
ホストファミリーなど多くの方々にお世話になりました
おかげで(わたくしには難行苦行もあったけど)じつに楽しい旅になりました
あらためて心より御礼を申し上げます
さてさて、次のフラッシュ光ツアーはモンゴルの大草原での星空照射か、
はたまた、サバ州キナバタンガン川ナイトクルーズでのイリエワニ照射か、
それとも、まだまだ知らない魅力がいっぱいのサラワク州リベンジかっ???
いずれにしても・・・
わたくし今回ツアーでは(落車による大腿骨頸部骨折のリハビリ中ということもあったけど)、
皆さんの半分程度の歩行距離と歩行速度でしか歩けず、脚力の衰えを痛感しました
さらに平衡感覚も療養中に驚くほど衰えてて、よくバランスを崩すので慎重になってたし、
おかげで皆さんにもご迷惑をおかけしてました
まあ飲食に関しては、まだ楽しめることを再確認しましたが、このままではどこへ行っても
トレッキングを楽しむことはできません
今後もリハビリを続けて通常ペースで歩けるまで回復しようと帰国後に決意した次第
つーことで、ともかく・・・
今回参加された皆さん、連載をご愛読いただいた皆さん、まことにお疲れ様でした
いずれ、どこかでご一緒しましょう!!!
(2023ボルネオ連載記事はこれでおしまい)
2023ボルネオツアーの連載記事も今回が最終回となります
(最初からご覧になる場合は11月7日記事から順に「次の記事へ」をクリックしてくださいね)
さて、フェアリーケイブのトレッキングでへろへろになったわたくしを乗せて・・・
クルマは一路、バウ地区にあるシニアワンを目指します
バウはマレー語で臭いという意味だそうで、ここに定住していたビダユ族をイバン族が襲撃、
その際に村を焼き尽くした臭いに由来するとか・・・
シニアワンはクチン近郊では最も古い金鉱開発の町、金鉱で働いていた中華系の人たちと
ビダユ族が一緒に暮らす町ですが、昔の目抜き通りは道路の付替えもあり時代に取り残され、
レトロな姿を留めてたので、2010年から週末だけの屋台街が並ぶようになり、サラワクでは
話題の観光地になっているとのこと・・・
まずは昔の目抜き通りを中央から撮影・・・
早い時間に着いたので路上の屋台もお店も、まだまだ準備中でした
確かに西部劇に登場するゴールドラッシュに沸いた町と同時代の感じで規模も同じ感じ、
レトロな町並みがそのままが残ってて、ロスト・タウンとも呼ばれてるとか・・・
まあ、平日ならゴーストタウンに近いんでしょうね
で、目抜き通りの中央にある、こちらのお店・・・
まさに西部劇で保安官とアウトローが撃ち合いになるバーそのものです!!!
(実際にバウ地区はインドネシア国境にあり密輸に関わるアウトローも多いとか)
で、この店の経営者アンディさんはN嶋さんの知り合いで町の有力者、レトロな町の保存や
屋台街など町の復興にも努力されてるとのことで、まだまだ開店前でしたが・・・
準備中の一番奥にある川沿いテラス席を確保してもらい・・・
まずは周辺を散策・・・
店のすぐ裏が渡し船の乗り場になってます
クチンから来たクルマは対岸に停めて、この渡し船を使う方がずっと近道になるとか
目抜き通りの裏側の様子
こちらまで来たクルマや自家用車は裏に停めてるんですね
と、軽く散策したところで、まだまだ開店前だったけど・・・
まずは乾杯!!!
フェアリーケイブ前でビールを飲んだばかりなので、
ロゼール酒とゆー地酒をば、かぱかぱと・・・
4人で、たちまち空けてしまいましたが、
瓶にも店のロゴマークがあって店のオリジナルなんですね・・・
準備中だったけど料理も早めに作ってもらえることになり、
続いてビールで乾杯!!!
この頃にはスコールもすっかり止んで、
青空が広がってました
開店準備で忙しい中、アンディさんと奥様が挨拶に来てくれたので・・・
記念写真をば・・・
で、アンディさんの着てたオリジナルTシャツ・・・
いいなあ・・・と思ってメニューを見ると・・・
おおっ、あるじゃないか!!! しかも速乾性生地だったので・・・
(汗かきのわたくしには速乾性の衣類が必須です)
さっそくアンディさんの奥様にサイズを見計らってもらい試着して購入、
奥様が、今せっかく着てるんだからと、アンディさんを呼んできて、
お揃いの記念写真を撮ってくれました
当日のアンディさんのfacebook投稿がこちら
(H田さん提供画像)
ええ、今回ツアー唯一の自分のお土産になりました
とか遊んでると、料理がどんどん運ばれてきて・・・
こちらはタンポヤ(ドリアンの塩漬け発酵食品)を使ったチキンスープ
深みのある味わいで、日本でいえば白味噌や酒粕の風味に近いでしょうか・・・
N嶋さんは6年物のタンポヤを味わったことがあるそうで、さらに深い味わいだったとか
ポークもじつにひさしぶりだったし・・・ばくばくごくごく
とかやってると・・・
アンディさんが、今度はランカウ(強い蒸留酒で本来は密造酒)の瓶を下げて再び現れ、
次々と注いでくれて・・・
(アンディさんのfacebook投稿画像より)
ええ、ご本人もお好きなようで・・・かぱかぱと
もう飲めません、もう食べられません、とゆー頃になって屋台街がオープンしだしたので、
延々と楽しませてもらったお店に別れを告げ、軽く散策することに・・・
アンディさんのお店は、すでにお客さんで賑わってましたが・・・
道路上のほうは、まだこれからとゆー感じですね
以下、さくさくっと・・・
こちらはビダユのウツボカズラ飯
ウツボカズラにコメを入れて蒸したもので、たまさんたちのお土産に買って帰り、
ホテルでお相伴しましたが、軽い風味があるものの美味しく食べられました
ちなみにN嶋さんによると、ビダユ族に古くから伝わる野外飯との説明も一部にあるけど、
実際には蒸し器や鍋がないと作れず、そんなの野外には持ち出せないので、古くからあった
野外料理ではないはず、とのことでした なるほど・・・
ほかにも・・・
竹筒の焼き鳥スープとか・・・こちらは間違いなくビダユの伝統料理でしょうね
ノンハラルの豚肉ソーセージ各種
全種類を制覇しようと、日本を出発する前から楽しみにしてたのですが・・・
さすがにお腹がいっぱいで・・・うぐぐぐ
ちなみにこんなのも・・・
ええ、ライセンスマークは特に見当たりませんでしたが・・・
他にも美味しそうなのがいっぱいでしたがとても入らず、今回はあきらめました
と、最後は・・・
こんな顔出しパネルでの記念撮影で〆て・・・
シニアワンとお別れし、たまさんたちの待つクチンの定宿ホテルに戻りました
で、ホテルの部屋では二日ぶりに全員が集合して、ボルネオ最後の宴会!!!
(H田さん提供画像)
たまさんもすっかり元気になってて・・・
シニアワンで買ったウツボカズラ飯やお菓子、スリアンで買った各種フルーツの残りなんぞを、
みんなでばくばく、ビールをごくごく・・・
そう、明日はもう帰国するだけなので、遅くまで会話が弾みました
で、翌朝・・・
ボルネオ最後の朝食をばくばく・・・
ホテルを出てクチン空港へ向かう途中の車内からは、
巨大なサイチョウさんを撮ったりして・・・って、ピントが車内に・・・
今回もお世話になったN嶋さんとも空港でお別れ・・・スラマッ・ティンガル!!!
で、チャンギ空港行きの機が離陸してしまうと、いよいよ・・・
楽しかったサラワクともボルネオともお別れであります ぐすん
往路と同じスクートのスナックが我々だけに出て、ばくばくしてると
機はシンガポール・チャンギ空港に無事着陸
広大なチャンギ空港では、関西空港行きのゲートオープンまで2時間以上あったし、
お店も昼の時間帯で全て営業してたので自由行動にしました
マレーシア・リンギットのシンガポール・ドルへの両替はレートが悪かったそうで、
皆さんはクレジットカードで高価な香水やタグ・ホイヤーの高級腕時計をお土産に・・・
されてたのかっ???
はたまた・・・
高価な博多ラーメンや一番搾りを味わう富裕層もいたようですが・・・
わたくしは数リンギしか残ってなかったし、クレジットカードを使うのもめんどーで、
Y原さんと空港内にあった入場無料のバタフライ・ガーデンへ・・・
大温室に大きな滝もあって、なかなかの迫力でした
で、ボルネオでは殆ど撮れなかったチョウチョさんが、たっぷりの花やフルーツに、
いっぱいとまってるので、これならば撮れるかと・・・
わははは、いくらでも撮れました・・・
ただ温室内は外気温と同じ?暑さなので、すぐ「エアコンの効いた外」へ出ましたが
ゲート前でお知らせして残りの皆さんも最後のチョウチョ撮影に向かわれてました
と、いよいよトラムが行き交うチャンギ空港ともお別れ・・・
往路と同じシンガポール航空の関空便に搭乗して・・・
スナックでかぱかぱ・・・
ひさしぶりの和風チキンカレーの夕食でかぱかぱ・・・
さらに飲み物を追加して、かぱかぱしつつ・・・
復路も何本か映画を観ましたが日本映画の「湯道」がけっこう記憶に残ってます
と、関空には予定より20分ほど遅れて到着・・・
(H田さん提供画像)
ともかく全員無事に帰国できて、まずはめでたし、めでたしです
ま、神戸ベイシャトル組は予定の便に間に合わず、次便までまったりされてたようですが
と・・・
今回もインサーツアーズのN嶋さんはじめ、MRCのT井さん、現地スタッフや公園レンジャー、
ホストファミリーなど多くの方々にお世話になりました
おかげで(わたくしには難行苦行もあったけど)じつに楽しい旅になりました
あらためて心より御礼を申し上げます
さてさて、次のフラッシュ光ツアーはモンゴルの大草原での星空照射か、
はたまた、サバ州キナバタンガン川ナイトクルーズでのイリエワニ照射か、
それとも、まだまだ知らない魅力がいっぱいのサラワク州リベンジかっ???
いずれにしても・・・
わたくし今回ツアーでは(落車による大腿骨頸部骨折のリハビリ中ということもあったけど)、
皆さんの半分程度の歩行距離と歩行速度でしか歩けず、脚力の衰えを痛感しました
さらに平衡感覚も療養中に驚くほど衰えてて、よくバランスを崩すので慎重になってたし、
おかげで皆さんにもご迷惑をおかけしてました
まあ飲食に関しては、まだ楽しめることを再確認しましたが、このままではどこへ行っても
トレッキングを楽しむことはできません
今後もリハビリを続けて通常ペースで歩けるまで回復しようと帰国後に決意した次第
つーことで、ともかく・・・
今回参加された皆さん、連載をご愛読いただいた皆さん、まことにお疲れ様でした
いずれ、どこかでご一緒しましょう!!!
(2023ボルネオ連載記事はこれでおしまい)
2023年11月16日
フラッシュ光2023ボルネオ9フェアリーケイブ
前回記事からの続き・・・
ビダユ族のロングハウスに一泊ホームステイした御一行(一時的に4人)は・・・
セメンゴのワイルドライフセンターへ???
そう、オランウータンはじめ野生動物を保護して再び自然に帰そうとする施設で、
このセメンゴ自然保護区の最奥にあります
保護区は広大なので、ここからセンターまでの移動は電気バスで・・・???
って、さりげにH田さんが運転席にいますが・・・???
じつは顔の効くN嶋さんが受付にお願いして、トイレ休憩に立ち寄っただけなのですが、
せっかくなのでバスに乗ったことにして記念写真をば・・・わははは
ここのウータンくんに興味のある方は、こちらの過去記事をご覧くださいね
(ちなみにウータンくん、野生のドリアンなどが実る今の時期はエサやり場に現れることが
少ないとのことでしたが、上記過去記事の際は、ほぼ同時期だったけど現れてましたから、
結実時期は年によっても大きく変わるようですね)
閑話休題
セメンゴでトイレ休憩した御一行は本日の目的地である洞窟へ・・・
と、その前に・・・
大きなフードコートで待ちに待った昼食であります
わたくしとwingさんはチキンカレー
H田さんはお気に入りのサラワク・ラクサを注文したのですが・・・
Y原さんはN嶋さんオススメの・・・
客家擂茶なるものを注文
いわば漢方の「お茶漬け」で、健康ブームのサラワクで今話題になってるそうです
お茶だけ味見させてもらいましたが抹茶にスープと漢方薬を混ぜた感じで苦味は強烈でした
まあ、確かに健康にはよさそうでしたが・・・
他にもN嶋さんオススメの点心を次々とシェアしました
だから食べる前に撮ればよいものを・・・がつがつがつ
と、食後は(ムルのとは別の)ウィンドケイブへ・・・
まあ一周しても1時間弱、高低差もなさそうだし、ここならわたくしでも・・・
まずは元気なうちに記念撮影
以下さくさくっと
コウモリさん
蟲さん
いったん外へ出ます
???
有刺鉄線の外側にはアブラヤシ畑が広がっています こちら内側は自然保護区
別の洞口から再び洞窟へ・・・
さくさくっと・・・
外へ出て最初の洞口に戻ってきました
せっかくなので記念写真
ええ、皆さん明るいライトをお持ちでした わたくしだけ電球色ですが・・・
で、降ったり止んだりの軽いスコールが続く中、次のフェアリーケイブへ
「あのタワーを上がって洞内に入ります」
「おおっ、エレベーターなら高低差も楽チンですね」
「階段です しかも洞内の高低差はこの比ではありません きっぱりと」
「うぐぐぐ」
と、仕方なく・・・
階段をひいひいと・・・
ようやく最上階まで上がったけど展望台まで行く気力は残ってませんでした
洞口であります
左に案内板がありました
ええ、わたくしムルの洞窟と同様あちこちでショートカットするハメに・・・
以下同様にさくさくっと・・・
って、確かに洞内の階段のほうがきついな・・・ひいひい
トワイライト・トレイルだけあって光が差し込んでますが、上りが続きます
この上で道は枝分かれしていて・・・
皆さんはフェアリーゲートまで行かれましたがわたくしはショートカット
せっかくライト照射してくれてるので記念写真を撮りました
明るい皆さんです
さらに上りは続いて・・・ふうふう
こちらがフェアリーガーデン・・・
って、どこがフェアリーなんだか・・・
わたくしはダーク・トレイルをしばらく進んでとうとう限界となり、
引き返す途中でフェアリーゲートを廻ってきた皆さんと出会いましたが、
皆さんはダーク・トレイルをさらに奥まで進んで行きました
で、フェアリーガーデンでまったり撮影してたのですが・・・
どーゆーわけかwingさんだけが写ってますね・・・
「いやあ、途中で限界を感じて引き返してきました あははは」
「まあ、わたくしより奥まで行ったんだから良しとしましょう あははは」
と、二人でまったり撮影してたら、やがて残りの皆さんも戻ってきて合流し、
上りとは別ルートのさらに急な階段(つーか、ほぼ垂直の梯子)を延々と下りて、
ようやく洞口まで辿り着きました
ま、せっかくなので洞口にあった顔出しパネルで・・・
記念写真をとってもらいました(ちなみに3人が入ってる部分はタワーから張り出してて、
薄い板を張っただけの床の隙間から地上が見えてました ぶるぶる)
さらにタワーの階段を下りると、わたくしは完全にへろへろになり、有料トイレの洗面台で、
汗でぐしょ濡れになったシャツとタオルを水洗いして絞り、駐車場前にあった売店のビールで、
ようやく少しだけ落ち着いた次第
ええ、今回ツアーでは最後の洞窟トレッキングとなったフェアリーケイブでしたが、
今のわたくしには、けっこうハードでした・・・
と、ハードな後にはご褒美、週末だけ開催されるシニアワンの屋台街を目指します
(次号最終回に続きます)
ビダユ族のロングハウスに一泊ホームステイした御一行(一時的に4人)は・・・
セメンゴのワイルドライフセンターへ???
そう、オランウータンはじめ野生動物を保護して再び自然に帰そうとする施設で、
このセメンゴ自然保護区の最奥にあります
保護区は広大なので、ここからセンターまでの移動は電気バスで・・・???
って、さりげにH田さんが運転席にいますが・・・???
じつは顔の効くN嶋さんが受付にお願いして、トイレ休憩に立ち寄っただけなのですが、
せっかくなのでバスに乗ったことにして記念写真をば・・・わははは
ここのウータンくんに興味のある方は、こちらの過去記事をご覧くださいね
(ちなみにウータンくん、野生のドリアンなどが実る今の時期はエサやり場に現れることが
少ないとのことでしたが、上記過去記事の際は、ほぼ同時期だったけど現れてましたから、
結実時期は年によっても大きく変わるようですね)
閑話休題
セメンゴでトイレ休憩した御一行は本日の目的地である洞窟へ・・・
と、その前に・・・
大きなフードコートで待ちに待った昼食であります
わたくしとwingさんはチキンカレー
H田さんはお気に入りのサラワク・ラクサを注文したのですが・・・
Y原さんはN嶋さんオススメの・・・
客家擂茶なるものを注文
いわば漢方の「お茶漬け」で、健康ブームのサラワクで今話題になってるそうです
お茶だけ味見させてもらいましたが抹茶にスープと漢方薬を混ぜた感じで苦味は強烈でした
まあ、確かに健康にはよさそうでしたが・・・
他にもN嶋さんオススメの点心を次々とシェアしました
だから食べる前に撮ればよいものを・・・がつがつがつ
と、食後は(ムルのとは別の)ウィンドケイブへ・・・
まあ一周しても1時間弱、高低差もなさそうだし、ここならわたくしでも・・・
まずは元気なうちに記念撮影
以下さくさくっと
コウモリさん
蟲さん
いったん外へ出ます
???
有刺鉄線の外側にはアブラヤシ畑が広がっています こちら内側は自然保護区
別の洞口から再び洞窟へ・・・
さくさくっと・・・
外へ出て最初の洞口に戻ってきました
せっかくなので記念写真
ええ、皆さん明るいライトをお持ちでした わたくしだけ電球色ですが・・・
で、降ったり止んだりの軽いスコールが続く中、次のフェアリーケイブへ
「あのタワーを上がって洞内に入ります」
「おおっ、エレベーターなら高低差も楽チンですね」
「階段です しかも洞内の高低差はこの比ではありません きっぱりと」
「うぐぐぐ」
と、仕方なく・・・
階段をひいひいと・・・
ようやく最上階まで上がったけど展望台まで行く気力は残ってませんでした
洞口であります
左に案内板がありました
ええ、わたくしムルの洞窟と同様あちこちでショートカットするハメに・・・
以下同様にさくさくっと・・・
って、確かに洞内の階段のほうがきついな・・・ひいひい
トワイライト・トレイルだけあって光が差し込んでますが、上りが続きます
この上で道は枝分かれしていて・・・
皆さんはフェアリーゲートまで行かれましたがわたくしはショートカット
せっかくライト照射してくれてるので記念写真を撮りました
明るい皆さんです
さらに上りは続いて・・・ふうふう
こちらがフェアリーガーデン・・・
って、どこがフェアリーなんだか・・・
わたくしはダーク・トレイルをしばらく進んでとうとう限界となり、
引き返す途中でフェアリーゲートを廻ってきた皆さんと出会いましたが、
皆さんはダーク・トレイルをさらに奥まで進んで行きました
で、フェアリーガーデンでまったり撮影してたのですが・・・
どーゆーわけかwingさんだけが写ってますね・・・
「いやあ、途中で限界を感じて引き返してきました あははは」
「まあ、わたくしより奥まで行ったんだから良しとしましょう あははは」
と、二人でまったり撮影してたら、やがて残りの皆さんも戻ってきて合流し、
上りとは別ルートのさらに急な階段(つーか、ほぼ垂直の梯子)を延々と下りて、
ようやく洞口まで辿り着きました
ま、せっかくなので洞口にあった顔出しパネルで・・・
記念写真をとってもらいました(ちなみに3人が入ってる部分はタワーから張り出してて、
薄い板を張っただけの床の隙間から地上が見えてました ぶるぶる)
さらにタワーの階段を下りると、わたくしは完全にへろへろになり、有料トイレの洗面台で、
汗でぐしょ濡れになったシャツとタオルを水洗いして絞り、駐車場前にあった売店のビールで、
ようやく少しだけ落ち着いた次第
ええ、今回ツアーでは最後の洞窟トレッキングとなったフェアリーケイブでしたが、
今のわたくしには、けっこうハードでした・・・
と、ハードな後にはご褒美、週末だけ開催されるシニアワンの屋台街を目指します
(次号最終回に続きます)
2023年11月15日
フラッシュ光2023ボルネオ8アナ・ライス村
前回記事からの続きであります
ベンゴー地区での秘境トレッキングと滝での水浴び?を楽しんだ御一行(ただし4人)は、
ビダユ族が暮らすパダワン地区のアナ・ライス村へ・・・
この村ではロングハウスでのホームステイに村を挙げて取り組んでるようで、村の入口には
大きな駐車場と立派なビジターセンターがあり、ここで入村手続きをします
ビジターセンターでは歓迎の地酒が振る舞われ、かぱかぱと・・・
(H田さん提供画像)
「ったく、この人たち何杯飲むつもりかしら・・・びくびく」
といった顔をされてますが、奇跡的におかわりはしませんでした
ちなみに村の駐車場には・・・
なかなかの色合いのクルマが停まってました
で、トレッキングで汗まみれ、滝でびしょ濡れの御一行は、ビールを仕入れてから、
村の温泉へ・・・
対岸の川底から温泉が湧いてて、その一部をせき止めて湯舟にしてあります
ちなみにこの川は、サラワク川の源流のひとつだそうですが清流でした
涌出部に足やお尻をのせると熱かったですが適温で川で身体を冷やすこともでき・・・
(H田さん提供画像)
(H田さん提供画像)
これまでで最高のビール、まさに至福のひとときでした
シャワー施設もあり、さっぱりしてから村のロングハウスへ・・・
店で借りたクーラーボックスに残りのビールを入れたN嶋さんの後に続きます
ロングハウスは最初は共同で建てるものの、その後は各戸の事情に合わせて、
別々に改築や増築をするので、こんな感じに不揃いになっているのだとか・・・
イバン族のロングハウスは川と平行なのに対しビダユ族のは川と垂直なのが特徴だそうで、
山裾まで行けば、そこで終点になるそうです
この村は大きく、ロングハウスもどんどん延長・増築されてて・・・
枝道があちこちに伸びて迷路状態になってるのが面白いですね・・・
散策するのが楽しみです
このあたりが高床式「目抜き通り」といったところでしょうか・・・
で、目抜き通りから枝分かれした先にある・・・
こちらのお宅にお世話になります
ロンドンから帰ってきたばかりのホストマザーからコーヒー紅茶お菓子で歓迎を受け、
こちらからも日本のお土産(未開封のつまみ)を渡して挨拶の後は・・・
(H田さん提供画像)
温泉から持ち帰った冷たいビールで、まったり、のんびり、ぐったり・・・
室内を一巡しました
階下の左が台所、右がトイレとシャワーで二階もありますから実質3階建てですね
部屋には・・・
ビダユ伝統の民族衣装や
ブローパイプ(吹き矢)や生活用品などが飾ってあり、
数々の表彰状もありましたが、この村もキリスト教徒が多いのかな・・・
窓からの眺めはこんな感じで、確かにロングハウスが山裾で途絶えてます
すべてが高床式の回廊で繋がってて地上に下りる必要はありません
やがて雲行きが怪しくなってきて・・・
スコールが始まる頃になると・・・
ビダユ伝統料理による夕食であります
基本は竹筒で炊いたご飯に、鶏と卵と野菜や山菜の組み合わせですね
どれも癖がなく食べやすく美味しかったです ばくばくばく
食後のフルーツが出て・・・
酒類調達担当が調達してくれたマンゴー酒なんぞを飲んでると、
ボルネオでは「オッサンの酒」と呼ばれる安い紹興酒で・・・
ホストファミリーが・・・
ビダユの酒の飲み方を披露してくれます
まずはホストが自分でグラスの酒を飲み干し、そのグラスをゲストに廻して注いでいきます
次々とゲストが飲み干して一巡すれば、また最初から・・・
と、この夜は一泊用の軽装備だったので、すべての酒を飲み干して就寝しました ばたっ
翌朝・・・
たっぷりの朝食を食べてから、N嶋さんの案内で村を散策します
以下、さくさくっと・・・
あちこちで鶏が飼われてました
ここの鶏は何故か深夜でもガンガン時を告げ続けるので、昨夜もうるさかったです
地上に下りた村の公共トイレ
ボルネオに公共トイレは少なく、あっても有料が多いのでホームステイ客への配慮も?
川の向うにも村は続きます
こちらは昔の村の集会所
今は使われず保存されてますが、ここで車座になって毎晩宴会してたんですね
この川を下ればクチンへ・・・
河原へ下りました
ビダユの人々は、こんな巨木には精霊が宿ると信じており絶対に伐らないそうです
裏山は演習地になってるそうで、陸軍の車両が移動を開始してました
こちらは村の共同精米所(精粉所?)でしょうか・・・
と、まったり散策した後は楽しかったアナ・ライス村に別れを告げて、
御一行(今は4人)はウィンドケイブとフェアリーケイブを目指します
(次号に続きます)
ベンゴー地区での秘境トレッキングと滝での水浴び?を楽しんだ御一行(ただし4人)は、
ビダユ族が暮らすパダワン地区のアナ・ライス村へ・・・
この村ではロングハウスでのホームステイに村を挙げて取り組んでるようで、村の入口には
大きな駐車場と立派なビジターセンターがあり、ここで入村手続きをします
ビジターセンターでは歓迎の地酒が振る舞われ、かぱかぱと・・・
(H田さん提供画像)
「ったく、この人たち何杯飲むつもりかしら・・・びくびく」
といった顔をされてますが、奇跡的におかわりはしませんでした
ちなみに村の駐車場には・・・
なかなかの色合いのクルマが停まってました
で、トレッキングで汗まみれ、滝でびしょ濡れの御一行は、ビールを仕入れてから、
村の温泉へ・・・
対岸の川底から温泉が湧いてて、その一部をせき止めて湯舟にしてあります
ちなみにこの川は、サラワク川の源流のひとつだそうですが清流でした
涌出部に足やお尻をのせると熱かったですが適温で川で身体を冷やすこともでき・・・
(H田さん提供画像)
(H田さん提供画像)
これまでで最高のビール、まさに至福のひとときでした
シャワー施設もあり、さっぱりしてから村のロングハウスへ・・・
店で借りたクーラーボックスに残りのビールを入れたN嶋さんの後に続きます
ロングハウスは最初は共同で建てるものの、その後は各戸の事情に合わせて、
別々に改築や増築をするので、こんな感じに不揃いになっているのだとか・・・
イバン族のロングハウスは川と平行なのに対しビダユ族のは川と垂直なのが特徴だそうで、
山裾まで行けば、そこで終点になるそうです
この村は大きく、ロングハウスもどんどん延長・増築されてて・・・
枝道があちこちに伸びて迷路状態になってるのが面白いですね・・・
散策するのが楽しみです
このあたりが高床式「目抜き通り」といったところでしょうか・・・
で、目抜き通りから枝分かれした先にある・・・
こちらのお宅にお世話になります
ロンドンから帰ってきたばかりのホストマザーからコーヒー紅茶お菓子で歓迎を受け、
こちらからも日本のお土産(未開封のつまみ)を渡して挨拶の後は・・・
(H田さん提供画像)
温泉から持ち帰った冷たいビールで、まったり、のんびり、ぐったり・・・
室内を一巡しました
階下の左が台所、右がトイレとシャワーで二階もありますから実質3階建てですね
部屋には・・・
ビダユ伝統の民族衣装や
ブローパイプ(吹き矢)や生活用品などが飾ってあり、
数々の表彰状もありましたが、この村もキリスト教徒が多いのかな・・・
窓からの眺めはこんな感じで、確かにロングハウスが山裾で途絶えてます
すべてが高床式の回廊で繋がってて地上に下りる必要はありません
やがて雲行きが怪しくなってきて・・・
スコールが始まる頃になると・・・
ビダユ伝統料理による夕食であります
基本は竹筒で炊いたご飯に、鶏と卵と野菜や山菜の組み合わせですね
どれも癖がなく食べやすく美味しかったです ばくばくばく
食後のフルーツが出て・・・
酒類調達担当が調達してくれたマンゴー酒なんぞを飲んでると、
ボルネオでは「オッサンの酒」と呼ばれる安い紹興酒で・・・
ホストファミリーが・・・
ビダユの酒の飲み方を披露してくれます
まずはホストが自分でグラスの酒を飲み干し、そのグラスをゲストに廻して注いでいきます
次々とゲストが飲み干して一巡すれば、また最初から・・・
と、この夜は一泊用の軽装備だったので、すべての酒を飲み干して就寝しました ばたっ
翌朝・・・
たっぷりの朝食を食べてから、N嶋さんの案内で村を散策します
以下、さくさくっと・・・
あちこちで鶏が飼われてました
ここの鶏は何故か深夜でもガンガン時を告げ続けるので、昨夜もうるさかったです
地上に下りた村の公共トイレ
ボルネオに公共トイレは少なく、あっても有料が多いのでホームステイ客への配慮も?
川の向うにも村は続きます
こちらは昔の村の集会所
今は使われず保存されてますが、ここで車座になって毎晩宴会してたんですね
この川を下ればクチンへ・・・
河原へ下りました
ビダユの人々は、こんな巨木には精霊が宿ると信じており絶対に伐らないそうです
裏山は演習地になってるそうで、陸軍の車両が移動を開始してました
こちらは村の共同精米所(精粉所?)でしょうか・・・
と、まったり散策した後は楽しかったアナ・ライス村に別れを告げて、
御一行(今は4人)はウィンドケイブとフェアリーケイブを目指します
(次号に続きます)