サバイバル

2015年04月26日

ロープとチェーン・・・

(期間限定のお誘い)
今年の熊野キャンプは5月2日~4日、参加・解散自由ですが興味のある方はご一報ください。詳細をお知らせします。


今回はロープとチェーンであります。

びしっ、ばしっ、でへへへ

ではなく・・・







そう、まずは8年前に買って一度も使っていない・・・

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タイヤチェーンであります。

大阪ではすっかり季節外れになりましたが、ま、新XV用に確認しておこうと・・・





で、今回、あらためてよく見てみると・・・

DSCN4188

わたくしのクルマの標準タイヤサイズ、これを購入した二代目フォレスターの頃から今回の新XVまで、
ずっと225/55R17だったはずなのに、この一覧にはそのサイズがありません・・・???

そーいやこのタイヤチェーン、雪の残る地方に家族旅行に行く直前に息子に買ってきてもらったもの、
自分で確認して購入したわけではなかったけど・・・と、今更ながら一抹の不安が・・・

ま、小さすぎて装着できないことはあっても大きすぎて弛むことはないので、装着さえできれば・・・



って、これでいざとゆーときに使えるのかっ???



昔ワーゲン・ビートルで信州へスキーに行ってた頃は、国道を離れてから安宿までの僅かな凍結区間で、
亀甲型の純正チェーンを装着したことはありますが、ニッサン・テラノに乗り換えて以降23年間は、
ずっと四駆車にオールテレインタイヤでしたし、チェーンを装着することは一度もありませんでした。

ま、雪国なら冬タイヤなんでしょうが、わたくしスキーにも行かなくなり、二代目フォレスターになってから、
非常用にこのチェーンを買った程度で、今度のXVでもまず使うことはない・・・とは思ってるのですが、
エコタイヤとやらでけっこう滑りやすそうなので、ともかく一度は試着しておいたほうがよさそうですね・・・






いっぽう、こちらは新車購入にあわせて思い切って更新した・・・

DSCN4216

そう、牽引ロープであります。








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いちおー両端にフックも付いてます。


テラノ購入時から23年間ずっと積んでた、最大破断8t・牽引4t・PP製とゆー牽引ロープはあるのですが、
熊野で隠れた落ち込みに、ほぼ直角に半分以上突っ込んだ仲間の四駆車を引き揚げようとした際、
見事に破断して、それ以降も結んで使ってましたが、さすがに劣化してるだろうと今回新調した次第。






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ええ、簡体字と英語風の説明しかありませんが・・・

それに5TONって、いったい何が5TONなのか・・・何の説明もありませんが・・・

ま、古いやつのU字シャックルだけでも一緒に入れておけば、フックが曲がっても交換できるし、
たとえ破断しても、フック取付け部の縫い目が裂けても、また結んで使えばいいし・・・



って、これもいざとゆーときに使えるのかっ???











参考になる(かも知れない)P.S

わたくし、クルマの非常用装備としては、大型車用ブースターケーブルと今回のような牽引ロープ、
折りたたみスコップと傘が数本、替え下着とカッパ上下と軍手と予備の靴、PPシートに飲料水少々、
そして冬季には今回ご紹介のタイヤチェーンを積むぐらいであります。あと世界星座早見もね・・・

この装備は30年以上変わらずで、昔は険しい河原にもよく入ってましたし、川下りで全て流され、
ポーテージしたクルマにあるものだけが頼りだったこともありますので、厳選されたものかと・・・

ま、わたくしのクルマでのお出かけは、川下りやキャンプ宴会などアウトドアが殆どだったので、
そのための非常装備もありますので、クルマ専用といえばブースターケーブルとタイヤチェーンぐらい、
牽引ロープは補助ロープと兼用することもできますし、スコップや傘もキャンプの常用品ですね。

ブースターケーブルを大型車用にしてるのは、わたくしがディーゼル車に乗ってたこともありますが、
大型トラックなどから電源をもらう際には必要で大は小を兼ねる、と教えてもらったからであります。

昔は何度か助けたり助けられたりもしましたが、今は山奥からでも電話でロードサービスを呼べますし、
バッテリーの性能も良くなったのか、めったに使うことはなくなりました。

いっぽう牽引ロープは、河原や砂浜や悪路へ入ることが多かったのでけっこう頻繁に利用しました。
ニッサン・テラノに乗ってた時は、他のクルマを砂地やぬかるみからひっぱり出す役目ばかりでしたが、
ワーゲン・ビートルのときは、何度か他の四駆車にひっぱり出してもらったこともありました。

ま、二代目フォレスターに乗り換えてからは殆ど使わなくなりましたが、こちらはスタックするようなところへ、
みんなで行くこと自体が少なくなったのが大きな理由でしょう。ううっ

ちなみに今までのはPP(ポリプロピレン)製で、今回のは(表記は一切ありませんが)おそらくナイロン製。
牽引ロープといえばワイヤー製のものもあり、こちらのほうがダイレクトに牽引力が伝わるので、
救出・脱出用にはよさそうですが、破断したときにはワイヤーが跳ねて危なそうですね・・・

クルマの非常用装備としては、これ以外にも「懐中電灯」やマルチツール、ガムテープや番線なども、
必需品なんでしょうが、わたくしキャンプ宴会でなくても、お出かけの際にこれらは持ってますので
(特に「懐中電灯」はいっぱい)、わざわざクルマに積んでおくことはしていません。
そう、上記のスコップや替え下着などはキャンプ宴会以外には持たないので常備している次第。

ま、大阪周辺へのお出かけにはこの程度で充分、今ならブースターケーブルはもう要らないか、
むしろ災害時に備えて保存食・飲料を含む車中泊セットを常備しておくか・・・とも思うのですが、
しょっちゅう積んで行くキャンプ宴会セットとかなりカブることになりますし・・・悩ましいところです・・・




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2014年02月23日

超軽量ポンチョ!!!

(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)




(当サイトの過去記事を
画像付きで一覧できます。)
(左バーにタグクラウドを表示しました。関連記事の検索にご利用下さい。)




とーとつに超軽量ポンチョであります。

キャプテンスタッグ製で、商品名は「携帯用レインコート」となってますが・・・

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超軽量なポンチョであります。







そう、袋の上にある「ヘッダーラベル」とやらを取り去ると・・・

DSCN1468

重さは収納袋と紙製ラベルを含めて、僅か65g!!!でした。 

わたくしの透湿ポンチョ「バーク」Lサイズが400gですから、その1/5もありません。

また仕舞寸法も極薄エマージェンシーシートと同じ、ほぼタバコサイズであります。

極薄のポリエチレン製ですから、もちろん透湿性や耐久性はなく、あくまで携帯用の使い切りとゆーか、
ま、同じような材質のレインコートなら100均にもあるのですが、仕舞寸法も大きく、けっこう重さもあり、
こちらより耐久性のある厚手素材なのかも知れませんが、非常用として携帯するにはちと・・・

つーことで、災害避難用のEDCを兼ねて、超小型・超軽量のポンチョがどうしても欲しかったわたくし、
今回は通販で購入しましたが、お値段は0.298k、そう、100均の3倍もする高級品だったのであります。




さらに雨具についての一考察P.S.

日本のアウトドアでは、しっかりした雨具上下は必需品と言われてますし、透湿性のあるゴアテックス上下や、
リュックのレインカバー、レインスパッツなどは常に準備しておくように書かれていることが多いのですが、
雨具については、(ある程度の経験があれば)それぞれの状況に応じて準備すればいいのであります。

たとえば、暖かい季節の低山歩きなどで、行動中にしっかりした雨具上下なんぞを着用したりすると、
どんなに透湿性のある素材でも内部はズブ濡れになってしまいますし、むしろ速乾性のTシャツと短パンに、
庇のある帽子か、状況が許せば傘をさして歩いた方がはるかに快適です。

また足回りについても、しっかりした山靴にさらにレインスパッツを装着しなければならない状況から、
短パン素足にテヴァなどのスポーツサンダル履きのほうが快適な状況まで様々です。

リュックの雨対策についても、要は中に絶対に濡らしたくないものがどんだけあるか、ということに尽きます。
そう、それらが少量で防水袋やレジ袋に入ってたら、特にレインカバーを用意する必要はありません。
逆にテント泊など濡らしたくないものが大量にある場合は、レインカバーやポンチョでリュック全体を覆うか、
大型の防水パックをリュックの中に入れておいた方が合理的です。

もちろん、寒い時期の休憩時や停滞時に身体が雨や汗で濡れてると、体力が急速に低下しますので、
できるだけ身体を乾いた状態に保つことが最重要になり、それなりの雨具や着替えも必要になりますが、
その場合も、雨や汗で身体が濡れた状態で過ごす時間や回数を、どう想定し、どう耐えるかによって、
雨具の種類や着替えの枚数が決まってきます。

極端な話、担ぐ食料や飲料があまりにも多くて着替えやしっかりした雨具はできれば持ちたくない、
でもテントサイトに着けば、乾いた衣類で夕方から翌朝まで宴会したい過ごしたい、といった場合には、
土砂降りの中、すっぽんぽんでリュック担いで、昼食時や休憩時の寒さ、あるいは他人の視線にも、
耐えることができるかどうか、と想定してみる、つーことなのでありますね。

お上品なわたくしは、さすがに3000m級の尾根筋では、短パンTシャツに軽量ポンチョを着用しましたが、
アパラチアン・トレイルなどでは、雨天時にはすっぽんぽんになるバックパッカーも多いとか・・・

まあ、我が国の山間部では、どんなに好天でも急変して雨になることも多く、また一度濡れてしまうと、
湿度が高くて乾きにくいので、(何らかの)雨具は常に持つべき、とゆー主張であれば、それは正解ですから、
以下わたくしの経験から、レベルごとの雨対策を列挙しておくと・・・

・暖かい季節の低山で雨に遭う確率の低い日帰りなら、こんなポンチョか(エマージェンシー)シートだけ

・暖かい季節の低山だけど、雨の可能性もある日帰り、あるいはクルマで行くキャンプとかなら、
それなりのポンチョと軽量傘だけ(クルマは完全防水の着替え倉庫兼シェルターになります。)

・暖かい季節で低山でも、それなりに歩く一泊以上なら、まともなポンチョとレインチャップス程度、あるいは、
ポンチョに速乾性Tシャツと短パン、軽量傘か庇のある帽子(この場合は着替えが必需品)

・それ以外の季節や森林限界以上があるなら、ゴアテックスの上下とリュックカバー、レインスパッツと着替え

とゆー感じですが、もちろん山歩きのグレードや個人の体力はそれぞれ違いますし、これはあくまで、
体力はないけど脂肪は多い人が、宴会メインで厳冬期以外の近畿の山々(の麓)に行く場合・・・
の目安ですのでご注意を!!!

ま、みなさんもゴアテックスの上下とレインカバーとスパッツを金科玉条のように持つことだけを考えず、
状況に応じた雨具の準備を一度考えてみられてはいかがでしょう。

ええ、わたくしのチョイスが参考に・・・なるかどうかは分かりませんが・・・



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2011年07月18日

マジでクール・・・

ええ、マジでクール・・・なのであります。


















そう・・・


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MAGICOOL マジクールであります。きっぱりと


高分子吸水剤を使ったこの手の商品では老舗とゆーか、けっこうブランド品であります。

わたくし、めったにブランド品は扱わないので、今回もたまたま奥様が買ったついでに買ってもらった、とゆー次第・・・



じつは先々週の「猫ストーブで猫ベーコン、ついでに光るキノコ再探索」ツアーのとき、川端さんがよく似たやつを持参されてて、
わたくしもいつか欲しいとは思っていたのですが、うちの奥様が、こんなブランド品をお買い求めになられるとは・・・ううっ



原理は素焼きの水壷や米軍のキャンティーンカバーと同じ、水分が蒸発するときの気化熱で中を冷やそうとするもので、
素焼きの水壷の場合は中の水が徐々に染み出して表面で気化、米軍のキャンティーンカバーは内張りの起毛保温素材を、
暑い時に濡らしておけば、やはり気化熱で、それぞれ中の水が冷たくなるというものですが、こちらはそれをですね・・・


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高分子微細ポリマーでやろうとゆー、けっこうハイテク商品とゆーか、アイデア商品なのであります。

まあ、高分子吸水剤を使うとゆーぐらいは、誰でも思いつきますが、水分は表面から気化させねばなりませんし、
いっぽうで繰り返し使用するためには、中の高分子吸水剤が吸水の際などに漏れてしまってはいけませんから、
その兼ね合いとかがノウハウなんでしょうね。

















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ご覧のとおり、血管が集中する首に巻いて血流の冷却を促進しようとゆーもので、濡れタオルよりはるかに保冷時間が長い、
つまり、昔からやっていた、首に巻いたバンダナをいちいち濡らす、とゆー手間が要らないのが特徴であります。


ただまあ、わたくしの場合・・・






どーゆーわけか、首まわりの2/3程度しか、


吸水剤部分が届かないのでしゅが・・・うぐぐぐ














すこしはためになるP.S.

先週のNHK番組「ためしてガッテン」でやってましたが、熱中症などで体温が上昇した場合、まず冷やすべき部分は、
首(頭の付け根)、わきの下(腕の付け根)、またの内側(脚の付け根)など、太い血管が集中する部分であります。

これは山岳会主催の救急講習会などでは、熱中症への応急手当として最初に教えることで、風通しのいい日陰に運んで、
衣服を緩めて楽な姿勢にして血流を確保してから、上記各部分を気化熱を利用して濡れタオルなどで冷やします。
で、意識がある場合は、できれば体液と同じ濃度の食塩水やスポーツドリンクなど、なければどんな飲み物でもいいので、
少しずつ、できるだけ大量に飲ませる、というものであります。

ただし、アルコール飲料には利尿作用があり、水分不足で危ない身体には逆効果ですから、けっして飲ませてはいけません。
まあ、暑さでぐったりしてても、冷たいビールでたちまち元気になるやつは、キャンプ宴会には多いですが・・・

もちろん、冷たい飲み物があれば飲ませて体内温度を下げることも重要ですし、川沿いや水道のある市街地など、
水が充分に得られる場合には、全身を着衣のまま水に浸すのが、表面体温を下げる最短方法であります。
(追記です。この場合は、急激な温度低下によるショックに陥らないよう、徐々に浸していくことが重要です。)


で、同番組の中で、わたくしも知らなかったのが、おでこを冷やすと逆に体温が上昇する、ということでした。
冬の冷たい海に潜る海女さんは、顔だけを冷たい海水にさらしているので逆に体温が上昇するのだとか・・・
なんでも、おでこなど顔の部分には冷たさを感じる冷点が多く、顔が冷たくなれば体温を温存しようとして、
手先や足先などへの血流が少なくなって内部体温を維持するそうで、熱がある時におでこを冷やすのは、
気持ちよく休めるようにするのが目的、それ自体は体温を下げる効果はないようであります。

そういえば、寒いテントでシュラフから顔だけ出したり、緊急時にエマージェンシーシートにくるまって顔だけ出すのは、
体温を温存するためには、理にかなったことだったんですねえ。この番組を見て、はじめて気づきました。

人類の身体は、発汗による気化熱で表面体温を下げ、その表面近くへ多くの血液を循環させて体液温を下げるという、
空冷式と液冷式の併用ですから、汗が気化しやすい工夫と充分な水分補給、首などの大きな血流のある部位を、
冷やす工夫が必要なのは理解していたのですが、おでこを冷やすのは体温を下げる工夫からは逆効果だったとは・・・


ちなみに、暑い中で運動しても、あまり体温が上がらずバテない身体になれるのが、運動後の牛乳!!!とゆーのも初耳でした。

こちらは、牛乳の成分の中に、血液に水分を取り込む物質が含まれていて、暑い中での運動後に牛乳を飲むと、
血流量が増えて運動中の体温上昇を防げる身体になっていくとかで、運動後にスポーツドリンクを飲んだグループと、
牛乳を飲んだグループとでは、五日後には明らかに異なるとゆー実験結果になってましたね。
さらに牛乳には、スポーツドリンクと同程度の塩分や糖分も含まれているようで、これからの時期は「運動後の牛乳」が、
ブームになるかも知れませんね。

さらにちなみに、熱中症予防のための塩分摂取とゆーのは、あくまで炎天下などで激しい運動を続ける人だけでいいそうで、
エアコンのない暑いところでも、ふつーの生活をする場合は失う塩分も少なく、日本人はもともと過剰摂取気味なので、
とくに高齢者などは高血圧にならないよう、取り過ぎに注意すべきだそうであります。って、わたくしのことか・・・げほげほ・・・





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2011年05月16日

「トモダチ作戦」のパッチ!

(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)




またまたとーとつではありますが・・・






そう、あの「トモダチ作戦」の実物パッチであります。






じゃーん

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右は大きさ比較用のFENIX MC-10・・・














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ご存じの方も多いでしょうが、今回の大震災に際し、被災地救援のために米軍が実施した作戦、
OPERATION TOMODACHI 「トモダチ作戦」、に参加した兵士たちが付けていたパッチであります。




OPERATION TOMODACHI・・・いろんな活躍の中でも、わたくしが特に印象に残っている映像は・・・

強襲揚陸艦から発進した上陸用舟艇が、陸路では行けないリアス式の小さな自然海岸にフルスロットルで着岸、
前面ハッチが開かれると、銃のかわりに大量の水や食料を抱えた大柄な兵士たちが、孤立した高台の避難所めざして、
水しぶきをあげて突進していく姿には、政治的な背景抜きに感動しましたし、兵士たちの表情もじつに素晴らしかったです。

また、ヘリの強行着陸やヘリからのラペリング、仙台空港への271名のパラシュート降下からC-130輸送機の緊急着陸まで、
荒っぽくて、いかにも米軍の緊急展開作戦らしい作戦でしたが、それによって救われた命も多々あったと思います。


その兵士たちが誇らしげに付けていたこのパッチ、じつはこの作戦名に感動した、雑誌「航空ファン」の編集部員が、
自分でデザインして自費で製作、厚木基地の友人にプレゼントしたのがきっかけだったそうであります。

当初は1000枚を自費製作してプレゼントされたようですが、兵士たちに大好評で、米軍から正式に経費を支払うから、
もっと製作してほしいと要請があり、原価一枚400円のところをなんと一枚1ドルで!、あと9000枚を納入したそうであります。

その後、あちこちからこのパッチが欲しいとの依頼があり、それなら一枚1000円で販売して、コストを除いた利益は全て、
義援金として被災地に送りましょう、とゆー条件で、モノ・マガジンや航空ファンでも扱うようになった、ということで、
わたくしこの経過にも、おおいに感動したのであります。ま、そのあたりのお話については上記リンク先を・・・


で、4月20日にこのことを知ったわたくし、さっそく申し込んだのですが限定生産で、昨日5月15日にやっと届いたとゆー次第。




いやあ、こんなかっこいいパッチで被災地支援ができるなんて・・・と・・・ついついわたくし・・・














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四枚も購入してしまいました。うふふふ











しかも、うち二枚は・・・

RIMG4841

裏にOD色の面ファスナーが付いた高級バージョン・・・(まあ、一枚100円のちがいだったんですが・・・)





リンク先にも注意書きがあるのですが、上記の趣旨から、これをオークションに出品したり転売したりしてはいけません。

もちろんわたくしも、オークションに出したり転売したりするために複数購入したわけではありません。


そう・・・わたくしこれを・・・



トモダチにもプレゼントしようと複数購入・・・
えらいぞ、98k!













こっそりとP.S.
とっ、ところで、じつは貴重なパッチが数量限定で手に入りましてですね、まあお値段はちとお高めになりますがよろしければ・・・げひっ、げひひひ・・・わっ、ぼかっ、べきっ、ぐしゃ



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2011年04月07日

災害避難について9(まとめ)


さて、前回まで8回にわたって、災害時の避難について、わたくしのアウトドアでの経験から、
そのポイントや装備について、思いつくままメモにしてきました。

災害といっても、その種類や規模は様々ですし、避難といってもその避難先や期間も様々ですから、
どんな災害でどんな避難をするのかによって、そのポイントや装備も変わるのが当然ですが、
なにせ「思いつくまま」のメモでしたので、いろんなケースがごちゃまぜになってしまいました。

そこで今回は、これまでのメモをわたくしなりに整理してみたいと思います。
わたくしはサバイバルの専門家でも何でもありませんから、お気づきの点はぜひコメントをお願いします。


1 災害避難の優先順位


災害避難の基本は、やはり米海軍パイロットのサバイバルマニュアルにある「優先順位」の認識だと思います。

第一順位 酸素の確保
酸素がなければ人は3分で死に至ります。
ともかく何をおいても、まず窒息しない場所へ逃げるということ、つまり地震なら圧死しない、
津波・水害なら溺死しない、火災なら焼死(窒息死)しないところへ、逃げることを最優先します。
逃げるといっても、自宅や職場、外出先など居合わせた場所がその災害に対して一時的に安全なら、
その場でとりあえず災害に対する対応(地震なら机の下に隠れるなど)をすることになります。

第二順位 シェルターの確保
災害から逃げたとしても、ずぶ濡れのまま吹きさらしで一晩過ごせば、真冬でなくても死に至ります。
逆に、乾いた衣服で雨風をしのげるシェルターさえあれば、そう簡単には死にません。
一時避難できれば、とりあえず手持ちやありあわせの材料で身体を濡らさない(乾かす)工夫をする、
雨風や寒気猛暑をしのげて休める(少しでも眠れる)シェルターを確保することを考えましょう。

第三順位 水の確保
安全なシェルターを確保して一日二日は生き抜いても、人は水がなければ三日で死ぬといわれています。
ですから三日以上救助される見込みのない場合は、酸素、シェルターの次に水の確保が必要になります。
非常持ち出しできなかった場合、安全な範囲で、どこに飲める水分が残っている可能性があるか、
そのまま飲めない水があれば、どうすれば飲用可能な水にできるのか、あらゆる工夫を考えましょう。

第四順位 火の確保
「火」は状況によってはシェルターや水の確保にも大きく関わってきます。
寒さを防いだり、乾いた衣類や飲み水の確保などが、火がなければできない状況であれば、
火の確保は第二、第三順位となりますし、次の食料の確保にも関わる場合があります。
火種と可燃物さえあれば、かなりの悪条件でも焚き火は可能なので、決してあきらめないで下さい。

第五順位 食料の確保
人は三週間程度は食べなくても生きているといわれており、あわてて食料を確保する必要はありませんが、
ずっと食べなければ、確実に体温や体力が落ちてきますので、動けなくなる前には確保する必要があります。

酸素、水、食料の順位は、「3分、3日、3週間の原則」といわれ、一般にはサバイバルの基本とされてますが
水や食料を求めてあえて危険を犯すよりも、ともかく一時避難したら、乾いた衣服とシェルターを工夫する、
ということを、まず頭に入れておいて下さい。

そして、現代の大規模災害を生き抜くための特徴的な項目として、これらとは別に、
「情報の確保」という項目も覚えておいてください。

的確な災害情報や救援情報を得られるかどうかは、場合によっては生死を左右しますし、
現代の情報は、ツールさえあれば比較的容易に入手することができるはずです。



2 災害避難の装備


1の優先順位を考えて、あらゆる災害に対処できるような装備を・・・といっても、
そんな完全装備で外出するわけにもいきませんし、職場や自宅の非常持ち出し袋にも、
大量の装備が入ってたら、とても迅速な避難はできません。

これまでのわたくしの記事と、いただいたコメントを総合すると、最低限の装備は以下のとおりです。
ただし、震災後の物流の少ない、高価になっている時期に、あわてて購入する必要はありません。

まず、いつも身につけている(EDC)、あるいはそばにあるべきものとしては、
衣服、靴、手袋、ツールナイフ、鞄またはリュック(頭部保護にも)、コード(ひも、針金類)、小型ライト、レスキューシート、
ライター、ビニール袋(水筒用、呼吸用)、小型ラジオ、ハンケチ(バンダナ)、ポケットティッシュ、救急セット、現金、アメ、
ということになりました。

ただし、ナイフなどをいつも持ち歩くのは、銃刀法や軽犯罪法に触れるおそれもある、とのご意見もいただきました。

まあ、小型のツールナイフなどは、他の救急キットやレスキューシートなどと一緒に、
明らかにエマージェンシーセットとわかるような小型のケースに入れておけば、
よほど怪しい時間に怪しい場所を徘徊していない限りは、わたくしは問題ないと思っています。

それと自宅と職場、常時使うならクルマにも用意すべき
非常持ち出し袋には、これらにプラスして、
水と食料と燃料を三日分、あとはヘルメットと雨具
があれば、ということなります。
もちろん、自宅と職場の非常持ち出し袋には、通帳など重要書類、常用薬といった貴重品も入れておきます。

水については一日2リッターといわれてますが、そんなに持てませんので、500mlペットを数本が限度でしょう。
その上で、小型の浄水器や浄水薬を入れておく、といった方法もあると思います。
食料についてもエナジーバーなど非常食を数食分、燃料についてもチューブ燃料か固形燃料をひとつ、
これは焚き付け用として、あとはシェラカップなどの小さなクッカーがあれば、
温かい飲み物で暖をとれるだけでなく、水や食料の確保にも役立つはずです。

で、長距離を徒歩で避難する場合は、ハイキングシューズやストックなどの歩行用装備、
体育館など一時避難所での集団生活にはドーム型テントがあれば暖かく家族が落ち着くこと、
長期のテント生活になっても、当サイトの「ファミリーキャンプ入門」カテゴリにある、
キャンプ専用の「七つ道具」が無事であれば、ある程度はそのまま活かせることも書きました。

さらに避難のひとつの方法として、電気、上下水道、ガスなどのインフラが破壊されても、安全確保できるのであれば、
トイレなどの衛生面を工夫して、自宅で「籠城」するといった選択もあると、いくつかのコメントをいただきました。

もちろん、余震等に対してある程度は安全な自宅、ということが大前提となりますが、その場合に備えて自宅に
ある程度の水、食料、カセットボンベなどの燃料があれば、キャンプ用のバーナーやランタン、簡易トイレなどで、
テント生活や避難所生活より快適な避難生活も工夫によって可能になると思います。


今回のような広域的な大災害の場合は、「最初の三日間だけ自力で生き抜く」、
「その後は公的な救助活動により救助される」、そして、「指定避難所では一定の支援が受けられる。」
といった、今までの前提条件が覆されましたが、それでも基本は、まず初動の一時避難による酸素の確保、
その後のシェルターの確保、水の確保、火の確保、食料の確保、という順番には変わりはありません。

結局災害への備えとしては、コメントでもいただきましたが、家族にとっては、やはり自宅の防災化が第一、
その上で、家族の集合場所や一時避難場所、安否確認の方法などを話し合っておくこと、
そしていつも持ち歩く(EDCする)もの、非常用持ち出し袋に用意しておくものの確認、
インフラ潰滅時のテント生活や自宅での籠城に備えて、慣れておくこと、できれば備蓄しておくこと、
ということになってきます。

それぞれの項目については、今回の一連の記事(1~8)を見ていただきたいのですが、
今の一時的なモノ不足の時期に、あわてて災害用にアウトドア用品を買い揃えたり、
保存食や燃料などを買い占めても、被災地に迷惑なだけで、ほとんど意味はありません。

もっと大切なことは、被災時には最初に書いたサバイバルの優先順位を意識して行動すること、
そして道具の使い方も含めて、やはりふだんからアウトドア生活に慣れておくことだと思います。
そのために、最低限必要なものを少しずつ買い足していき、その都度その使い方や、
食料なら消費のサイクルなどについて、時間をかけて慣らしていくことをお薦めします。



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2011年04月04日

災害避難について8

(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)

被災地でのテント生活に役立つ(と思われる)キャンプ用品の続きであります。

当サイトの「ファミリーキャンプ入門」カテゴリに書いた、ファミリーキャンプ専用に揃えておきたい七つ道具
(テント・マット、タープ、イス・テーブル、バーナー、クーラーボックス・保冷剤、水タンク・専用台、ランタン・懐中電灯)
のうち、前回はテント・マットとタープについて、その災害時利用のポイントを書きました。

次の項目は「イス・テーブル」となってますが・・・
まあ、これは被災した自宅やごみの中から、使えそうなものを見つけてこれそうですが、
安全な場所に災害用を兼ねて保管しておくなら、小さく畳めてゆったりするものがいいでしょう。
具体的には同カテゴリで説明したとおりのイスとテーブルですが、テーブルのサイズについては、
キャンプより長期の生活になるので、やや大きめのほうがいいでしょう。(4人家族なら120より150や180)
そして、代用品でもいいので、できるだけテーブルにはテーブルクロスをかけましょう。
いろんな用途に使えますし、たとえアルファ米とレトルトだけの食事でも、気持ちにゆとりが生まれます。

テレビ番組で見ましたが、アコンカグアの登山ツアーでも、昔のヨーロッパの伝統でしょうか、
かなり高所のキャンプでも、必ずテーブルとテーブルクロスを使ってましたね。
たとえハードな毎日でも、楽しい食事と団欒はストレス解消にも重要ですから、少しでも工夫しましょう。


次にバーナーですが、これも一般的なカセットガスを使うタイプが災害時でもベストでしょう。
ただし、寒冷地では気化しにくいので、ガソリンバーナーや山岳用のガスバーナーになりますが、
これらは災害時の燃料供給が困難ですから、用意するならかなりの燃料備蓄も必要になります。
でも、大量のホワイトガソリンや寒冷地用ボンベの保管は危険ですので、やはり現実的ではないでしょう。
ほかにも山岳用のマルチフューエルバーナー(ノズル交換なしで各種燃料が使えるもの)
も考えられますが、家族での使用を考えると、やはり一般的ではないでしょう。
寒冷地の場合は、灯油ストーブや薪ストーブなど、強力な暖房器具があるはずですから、
むしろ、これらの予備や災害から守る方法を考えておいたほうがいいのかも知れませんね。

カセットガスタイプなら、キャンプ用でなくとも、家庭にあるやつでも充分だと思います。
現在も被災地用にカセットバーナーやカセットボンベのメーカーが24時間体制で増産してますし、
電池とともに、比較的早い時期に支援が届くと思いますが、ボンベの予備は多めに必要です。
3000kcalなど高出力タイプで最大火力にすると、一本で一時間ほどしか持ちませんが、
ま、アルファ米やフリーズドライ用の僅かなお湯を沸かすとか、レトルトを温める程度なら、
一日一本のつもりで準備しておけばいいと思いますが、ボンベがなくなった時や暖房用に、
ペール缶式の焚き火台があると便利です。燃料になる廃材はいくらでも身近にあるはずですから・・・

折りたたみ式は小型になっていいのですが、煮炊きにはペール缶式のほうが便利ですし、
網の上に鍋などをのせてしまうと、火の粉が飛びにくく、火災の心配も少なく安全です。
毎日放映されている避難所の様子からも、ドラム缶などで作った焚き火台をよく見かけますが、
本体そのものの輻射熱で、あまり炎は見えなくでも、けっこう暖かいのが特徴です。
もちろん廃材を切るノコギリや薪割り用の斧、着火剤なども一緒に保管しておきます。


次はクーラーボックス・保冷剤となってますが、保冷剤は災害時にはまず使えないでしょうが、
クーラーボックスは乾いた衣類の保存や、大型水タンクとして、あるいはシンクとしても使えると思います。


次の水タンク・専用台、これはキャンプでも避難生活でも必需品ですが、給水所までの往復用に、
折りたたみ式のキャリアとセットして保管しておくといいでしょう。
またメインのポリタンクとはべつに、折りたたみ式のタンクやバケツなども用意しておくと、
洗濯や洗いもの、トイレ用の水汲みなどに使えますし、個人用のペットボトルや水筒も必要です。
他にも、その辺にあるあらゆる容器を利用して、タープなどの雨水も溜めておくと生活用水に使えます。


最後のランタンと懐中電灯ですが、まずランタン・・・

被災地での長期のテント生活を考えると、やはり単一、単二、単三を使う電池式、
なるべくランタイムの長いやつで、タープ用のメインとして大型を、テーブル用のサブに小型を、
これはメインの電池切れの場合の予備としても、また就寝時のテント用としても必要です。
ともかく被災直後は、夜には常時どこにでも明かりがないと、かなり不安になるようです。

それともうひとつ、カセットガスのランタンを用意しておくと、カセットボンベの供給さえあれば、
照明用にも暖房用にも使えますし、焚き火台が使えないような強風時でも、
ごうごうと燃焼する明るい光は、暖かさと安心感を与えてくれると思います。
またバーナーよりガス消費が少なく、残量が僅かになってバーナーでは使えなくなったボンベも、
ランタンに移して使うと、照度は落ちるものの、最後まで使い切ることができます。

そして最後に、被災地でのテント生活に使うライト類ですが・・・
テントの外回りを緊急補修したり、近くの火災を消火したり、急病人を搬送したり、余震に備えたりと、
夜間の緊急作業の確率は、通常のキャンプよりもはるかに高くなるでしょうから、
やはり両手が使えるヘッドランプか、首から下げたり胸ポケットなどに固定して使えるL型ライト、
どちらも単三電池を使うタイプ、という選択になるのではないでしょうか。
また、自宅や周囲の建物に、まだ倒壊の危険性が残っている場合を考えれば、
ヘッドランプはヘルメットにも装着できるタイプがいいかも知れませんね。

もちろん、電池式ランタンも懐中電灯もヘッドランプも、球切れの心配が少なく省電力のLED仕様で、
とくにランタンについては電球色LEDタイプにすると、暖かみがちがいます。


以上、ファミリーキャンプ専用に用意するモノは、災害避難時のテント生活にも使える、
といった観点で、お話をさせていただきましたが、やはり家族の災害対策としては、
ひまぱのぱさんや川端さんが書いておられるように、自宅の耐震耐火化、家具の固定、
水や食料の備蓄、家族の集合場所や避難場所の確認、といったことがあくまで基本であります。

そのうえで、仮に自宅が全壊した場合でも、キャンプ道具を使ってテント生活ができるように、
使えるモノや保管場所を考えておく、といったことも意味があると思います。

暖かくぐっすり眠る、たっぷりと、まではいかなくとも、ゆったりと食事をする、というのは、
テント生活でも工夫すればできますし、これは災害避難時にも重要なことだと思います。

家族用ドームテントで寒ければ、さらに中に小型のテントを張って身を寄せ合えば暖かくなりますし、
支給された毛布やシートを使って内張りを作るといった工夫も、いくらでも考えられます。

ただ、テント生活に慣れていないと、そのこと自体が大きなストレスになりますから、
やはり家族で出来る範囲で、キャンプ慣れしておくことも必要だと思います。

阪神淡路大震災で被災したわたくしのキャンプ仲間が、その年の夏の定例キャンプで、
「当時は毎日がキャンプ生活で、家内も子どもたちも元気いっぱい張り切ってました。」
と明るく体験談を話してくれたことがあります。

もちろん、人には言えない苦労もあったんでしょうが、性格的にはわたくしと同じ、
特価品や面白そうな新製品があるとついつい余計に買ってしまうタイプで、
家に置いてあるキャンプ用品も燃料も保存食料も、半端な数ではなかったようで・・・

たまたまクルマに満載していたキャンプ道具と、自宅にあった大量の保存食品(ラーメンやレトルト)、
安売り飲料(ほとんどビール)、特価の時にまとめ買いしてたカセットボンベなどが無事で、
ありったけのランタンやバーナーを被災した近所の人たちにも大量に配ったうえ、
毎晩、みんなで路上キャンプ宴会をやってたそうで、停電で真っ暗になった街の中で、
彼の自宅周辺だけが煌々と明るかった、と笑ってました。

まあ、このぐらいの、キャンプ生活への慣れと自信が家族全員にあれば、
被災の程度にもよりますが、その後のストレスもかなり小さくなるのではないでしょうか。


ま、わたくしや彼は例外としても、電気、ガス、上下水道などのインフラが断たれた場合、
多くのアウトドアグッズと多くのアウトドア経験は、必ず役に立つ・・・と信じているのですが・・・
大量の安売りラーメンや安売りレトルトも、万一の場合はたぶん役に立つでしょうが、
商品の流通が少なくお高い時期に、あわてて買い溜めに走るほどのものではありませんね。




反省と開き直りのP.S.

実際、「糧食・飲料」のカテゴリなどを見ていただいてもおわかりのとおり、
わたくしも、特価品や面白そうな新商品があれば、ついつい買ってしまうタイプです。

インスタント食品なんぞも大好きですから、自宅ではこんなに食べないだろうけど、
ま、次回のキャンプに持って行けばいいや、と、ラーメン、レトルト、缶詰め、
ついでに、長持ちするつまみやお菓子なども、いつも大量に自宅に転がっています。
まあ、安売りの理由が賞味期限間近、というやつも多く、災害時に備えて念のため、
などという発想はあまりなく、結局、賞味期限をかなり過ぎたやつなんぞは、
さりげに家族やキャンプ仲間に食べさせたりしていますが・・・

カセットボンベにしても、もともとキャンプの必需品なので、特価(3本198円)を見つけたときは、
かならずまとめ買いしているため、こちらも大量に転がっています。

まあ、こんなにあっても結局は品質が落ちるだけ、大量のカセットボンベなんぞはむしろ危険・・・
とも反省していたのですが、インフラが断たれてしまった場合を考えると、
「水さえあれば、当面の食料と燃料には不自由しない」災害用備蓄になってたんですねえ・・・
もちろん、キャンプに行って更新していかないと、いざという時には役に立たないのは当然ですが・・・

川端さんの記事へのコメントにも書きましたが、16年前の阪神淡路大震災のときは、
わたくしの自宅もかなり揺れ、共同住宅のほぼ全戸で電気温水器のパイプが外れて、
共用廊下が水蒸気でまったく見えなくなっていたのですが、安全確認後の最初の行動は、
まず浴槽とキャンプ用のポリタンクを満水にすることでした。
さいわい停電や断水はありませんでしたが、当初は貯水槽の水もいつまで持つかわからず、
とっさの判断でしたが、「あとは水さえあれば何とかなる。」というのは無意識にあったようです。

もちろん、当時からライト類も電池類も大量にキャンプ道具の中に入ってますし、
数日間(ひょっとして数週間?)は暮らしていけるだけの保存食料がある、
というのも、たまたまですが災害時にはなかなか役に立ちそうですので、
安物や特価品の衝動買いは、今後も続けることにしようかと・・・

わっ、ごめんなさいっ、そう、無駄な買い物はしないように、でしたね・・・ぺこぺこ・・・





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2011年04月02日

災害避難について7

(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)

昨日の新聞に、被災地の避難所になっている体育館の床に、
白い家族用ドームテントが整然と並んでいる写真が載ってました。
外国の方からの支援物資だそうで、避難されている被災者の方の、
「家族だけで落ち着けて、とても暖かいです。」といった声も紹介されてました。


さて、前回からの続きであります。

当サイトの「ファミリーキャンプ入門」カテゴリでは、キャンプ専用に最低限揃えるものとして、

1テント・マット
2タープ
3イス・テーブル
4バーナー
5クーラーボックス・保冷材
6水タンク・専用台
7そして明るいランタンと懐中電灯いっぱい!

と書いています。

それ以外のものについては、とりあえず自宅にあるものを流用しましょう、とも書いてますが、
長期の避難生活を前提とするなら、いくつかその内容は変わってきますが、
基本的な項目はこれだけ、あとは自然の中や整備されたキャンプ場と、
インフラの破壊された市街地とのちがい、それと生活期間のちがいを考えればいいと思います。

インフラの破壊された市街地でのテント生活で、最低限の水や食料などの配給を受けられる場合、
まず問題となるのが、排泄物やごみなどの衛生処理でありましょう。

訪れる人の少ない自然の中で短期間であれば、排泄物は微生物の活動する深さに穴を掘って、
分解しにくいペーパーは燃やして埋めもどせば、我が国の気候風土ならまず問題ないでしょうが、
市街地では土の表面は少ないでしょうし、期間も長くなりますから、他の方法も必要になります。

下水道さえ機能しておれば、上水道が断水していても池や川やプールの水で流すこともできますが、
(もちろん、少量の水では詰まりやすいペーパーは流さずに処理する必要がありますが)
水汲みも距離があれば大変ですし、下水道が機能していない場合は流すことができません。

ポルタポッティなどのポータブルトイレを使用して、汚物タンクを機能している下水道や、
河川まで運んで行って流す、といった方法も考えられますが、やはり距離があれば大変です。

近くの避難所など定期的に処理される仮設トイレを使うのが現実的かも知れませんが、
避難所まで遠かったり、あるいは混み合っていたり、使えなくなったりしているケースも多いようです。

わたくしも自然の中での経験しかありませんので、被災した市街地での処理方法については、
ぜひみなさんのご意見も、コメントでいただきたいところです。

また、粗大ごみや瓦礫などは、地域の協力で片付けられる範囲を超える場合、
行政や処理業者が本格的に機能するまで待つしかありませんが、生活ごみについても、
当面回収は期待できませんから、できるだけ出さない、可能なら焼却する、
あるいは自分たちで集積場まで運ぶ、といったことが必要になります。

これらの衛生関係と医療体制のメドさえたてば、テント生活も充分可能になると思います。

その際には上記の七つ道具が、それまでの生活用品に加えて必要になります。


まずテントとタープですが、「ファミリーキャンプ入門」カテゴリでは設営の簡単なドームテントと、
開放感のあるヘキサかスクエアのタープ、と書いていますが、長期のテント生活となると、
理想から言えばロッジ型のテントとタープが圧倒的に快適です。

スチールの頑丈なフレームを、時間をかけて丁寧に固定すれば、ハードシェルなみになりますし、
タープにしても、テント同様のロッジ型だと、広くて安定した台所、食堂、居間が得られます。

また高級なロッジ型のテントやタープは、もともと長期滞在を前提として作られていますから、
公設キャンプ場の常設テント同様、厚手のコットン混紡生地などで通気性、耐久性もかなりあります。

でもまあ、わざわざ自宅が全壊したときに備えて用意する人はまずいないでしょうから、
現実的には家族用でも小型軽量なドーム型テントを利用することになりますね。

設営には、まず公設キャンプ場の常設テントなどに見られるスノコ状の土台を工夫しましょう。
廃材やブロックを利用した「床」の上に設営すれば、浸水や湿気、冷えを防ぎ耐久性も向上します。

あとは、いつも以上のガイライン(張り綱)やペグダウン、ブロックなどで固定を強化すること、
ナイロンのフライシートは特に耐光性が弱いのでブルーシートなどでカバーすること、
また、耐久性に問題のあるのはファスナーと縫い目と防水コーティングですから、
特に丁寧に扱い、布ガムテープなどでの早めの補修も考えておくことが重要だと思います。

タープについては、ヘキサやスクエアしかない場合は、ブルーシートなどでサイドタープを工夫すること、
ポールもできれば付属のアルミポールなどではなく、スチール材などを打ち込んで利用すること、
ポールのあたる部分など荷重のかかるところは、先にあて布などで補強しておくこと、
ペグダウンにブロックなどでの補強を徹底すること、タープ内にもできるだけ「床」を確保すること、
などが考えられます。

そしてテント内にはボトムを保護するためにも充分な厚さの断熱マットや段ボールを敷きつめ、
寝具、着替え、非常持ち出し袋以外は置かずに、なるべく「寝室専用」にしておくことが重要です。

そう、避難時には毎晩ゆったりと、家族で安眠できることがなによりも優先されますし、
寝室専用にしておけば出入回数も少なくなり、ファスナーやインナーを長持ちさせることができます。

もちろん定期的な「虫干し」も必要ですが、「床」があればある程度の通気性も確保されます。

タープ内も同様で、最低限の生活用品だけにして、復興に備えて保管しておくものなどは、
別のスペースにブルーシートなどで工夫しましょう。
クルマが廃車になっている場合は物置として、室内やトランクルームを利用できますね。

(この項、さらに続きます。)



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2011年03月30日

災害避難について6

(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)

前回は、かなりお気楽な「非常用装備だけ?OFF会」の報告をさせていただきましたが、
また災害避難についての記事にもどります。


「災害避難について」1,2では、ともかく急いで安全な場所に一時避難する、
そして数日間救援を待つ、といった前提で、いつも持ち歩く(EDCする)ものや、
自宅や職場などに非常持ち出し袋として常備しておくべきものについて書きました。
(ひまぱのぱさんの記事にありましたが、EDCに問題のあるナイフ類や工具類については、
たしかに非常持ち出し袋に入れておくべきかも知れませんね。)

「災害避難について」3では、避難所での生活についてもわずかに触れましたが、
きわめて限られた範囲の知識と経験しかないため、あまり役立つことは書けませんでした。

そして「災害避難について」4,5では、停電などにより帰宅困難となった場合や、
危険な被災地域から脱出する場合の、長距離歩行避難の装備などについて書きました。


今回は、被災地での避難生活が長期になる場合のポイントや装備について考えたいと思います。

すでに何度か書いてますが、わたくし自身は災害避難や避難生活などの経験はありません。
ただ、山歩きやキャンプの経験から、あやうく遭難しかけたり、迷走台風の直撃で、
家族でテントを守ったりといった、いろんなアウトドア経験はありますので、それらの中から、
避難生活の際に少しでも役立つことがあればと、思いつくままメモにしています。



4 長期の避難生活について

自宅が全壊するなどして、体育館など指定避難所での集団生活となったものの、
まだインフラ復興のメドや仮設住宅も決まらず、とりあえず最低限の生活物資などは、
指定避難所には届けられるようになった場合、選択肢が分かれてくることになります。

そのまま指定避難所で生活するか、危険の去った自宅跡や近くの空き地で生活するか、
親戚や知人、自治体などを頼って離れた場所で生活するか、といった選択であります。

もちろん被災の程度、家族構成や仕事、健康状態や季節などでも選択は変わってきますが、
ここでは支援物資の配給を受けながら、自宅跡や近くの空き地などで生活する場合を想定します。

まず必要になるのはシェルターです。

自宅の被災の程度が比較的軽く、周囲の状況も安全であれば、上下水道、ガス、電気などの、
インフラがない状況であっても、シェルターとしてはハードシェルターがあることになります。
当然、散乱した家具などを整理し、壊れた部分を仮補修し、シェルターとしての機能を確保します。
阪神淡路大震災では、地震で落ちた屋根瓦や割れた窓ガラスのかわりに、
あちこちでブルーシートによる仮補修が見られました。

もちろん今回の大震災のように、まだ余震が続く状況では、壊れかけた建物は危険ですし、
ましてや津波発生の危険性も残る中では、安全な高台でもない限りは戻ることはできません。

今回の大震災では、津波の被害があまりにも広く大きく、まだ避難所にも充分な物資が届かず、
まだまだ街も泥で覆われた状態、さらに余震も寒さも続いているからでしょうが、
建物被害が軽微だった地域以外では、自宅跡などで暮らしている方は少ないようです。

ただ、これからは暖かくなりますし、瓦礫の撤去や街並みの整理なども進んできますので、
余震の可能性が低くなれば、避難所での集団生活から自宅に戻られる方も増えるでしょう。



自宅などのハードシェルターが使えない場合は、クルマやテントがシェルターとなりますが、
小型乗用車などでの長期の生活は、心身ともにストレスが大きくなるといわれています。

地震などの経験をすると、屋外でテント生活をするのは不安かも知れませんし、
特にテント生活の経験のない方には抵抗があると思いますが、クルマ生活よりはるかに快適です。

テントというソフトシェルターは、遊牧民にとってはごく普通の住居ですし、
軍隊や登山隊などの長期遠征でも昔から使われており、生活の場としても機能するものです。

以前紹介した本にもありましたが、自宅やホテルなどのハードシェルでしか寝たことのない人は、
テントなどのソフトシェルで寝ることに強い抵抗があるようですが、経験さえあれば、
シートだけで野宿するのとは異なり、テントも安心できるシェルターであることがわかるはずです。

結局、テント生活も、前々回までで紹介した長距離歩行と同じで「慣れ」ておくことが重要だと思います。


話がちと逸れますが、大戦中、太平洋の島々で戦った米兵と日本兵を比較した場合、
米軍兵士の多くが「キャンプ慣れ」していたことも、大きな差のひとつであった、
というような記事を読んだことがあります。

小さい頃からトムソーヤの冒険などを読み、ボーイスカウトやサマーキャンプなどで、
アウトドアでのキャンプ生活に慣れている米兵と、昼間は野良仕事で夜は自宅の畳の上、
食事はともかく米を炊いて、という生活しか知らなかった当時の日本兵では、
長期のアウトドア生活になると大きな差がでてきた、といったような記事だったと記憶しています。

もちろん、キャンプ生活に合わせた糧食などの兵站システムを持っていた米軍と、
補給線が途絶えがちだった日本軍との兵站の違いが大きいのでしょうが、
「キャンプ慣れ」の差も、たしかにあったのではないかとわたくしは思っています。

そう、テント生活でも慣れと工夫で、快適に健康を維持することができますので、
まずは整備されたキャンプ場で、そしてできれば、インフラの何もない場所でのキャンプも、
一度は家族単位で経験しておくことは、災害への備えとしても、とても大切だと思います。

装備については当サイトの「ファミリーキャンプ入門」カテゴリが少しは参考になるかと思います。

同カテゴリで何度か書いている「七つ道具」は、非常用装備としても役立つはずですので、
キャンプ経験を何度か重ねて、「七つ道具」を被災した場合でも使えるように保管しておけば、
一時避難から戻った場合の、長期の避難生活への備えにもなると思います。


キャンプ用の装備というのは、特に山岳用の場合、かなりハードな条件での使用にも、
ある程度は耐えられるように作られていますが、やはり耐久性という点では、
日常的に家庭で使われるものとは異なるものもあります。

そのあたりと、生活物資として避難生活で最低限入手できるものを把握できれば、
極端に寒い地域や季節でない限り、テントでの避難生活は充分可能だと思いますし、
特に核家族や単身の場合には、集団生活のストレスから解放されることも重要かも知れません。

もちろん、家族の健康状態や周囲の復旧状況、医療などの支援状況によって、
テント生活の可否を判断することはいうまでもありませんが・・・


(この項、次回に続きます。)











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2011年03月27日

非常用装備だけ?OFF会

(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)

今回はちと気持ちを切り替えて、お気楽な「非常用装備だけ?」OFF会の報告記事であります。

まあ、非常用装備を揃える際の参考程度に・・・も、ならないとは思いますが・・・


じつは岡山洞窟OFF会を企画していた頃、wingさんがこちらのレーション記事に触発されたとかで、
米軍のMRE(戦闘糧食)をワンカートン12パック購入され、「いつかこれでレーションOFFをやりましょう。」
といった話が、関西のまむしの4兄弟ライト仲間であり、日帰りでやろうということになってました。

で、今回の大震災後、急きょ中止した岡山洞窟OFF会のかわりに、
「自分の非常災害用装備の見直しもしたいので、それだけのOFF会をしませんか。」
という、川端さんからのお誘いがあり、
「じゃあ各自、非常用の装備だけ持って歩いてみましょう。
で、もちろん昼食はMREのみ、暗くなったらライト照らして歩く、とゆーことで・・・」

そう、たしかそんな目的で集まった・・・ような気もするのですが・・・


集合場所はwingさん宅、集合メンバーはwingさんのほか、関西のまむしの四兄弟ライト仲間である、
red-bicycleさん、川端さん、98kの、いつもの四人であります。


みんなの装備を参考にしたいといっていた川端さん、さっそくwingさん宅で全員の装備をチェック・・・


「まず赤チャリさんのは・・・おっ、このリュック、買ったばかりのファウデの15リッターモデルですね。
かなりちっちゃくまとまってるんですねえ・・・で、中身はと・・・ざらざらざらざら・・・って、
アメばっかりやないかっ!、えっ、赤穂の塩飴ですとっ、そりゃまあ、おいしいんでしょうが・・・
あとは・・・ごろごろごろ・・・って、甘いミルクティーばっかりやないかっ!
まあ、あなたの場合は糖分さえあれば、灼熱のサハラ沙漠でも、酷寒のシベリアでも、
どこまでも自転車で走り続けるんでしょうが・・・一般人にはまったく参考にならないな・・・

で、wingさんのは・・・ザ・ノースフェイスの25リッターですね・・・
あんたの中身は・・・いやいや、出さなくても結構です・・・
どーせライトばっかりなんでしょ、まあライトと電池さえあれば、数カ月は生きてる人ですから・・・
こちらも参考にならないのは、はじめからわかってましたが・・・

98kさんは・・・ううっ、やはり、あのアリスパックできましたかっ!
あのねえ・・・最低限の装備って、いってたでしょうがぁぁぁぁ・・・
いえ、もう、どんな中身で、何をしようとしてるのかは想像がつきます、
で、どーせ数歩歩いただけで、重いから荷物を替われだの、大休止しようだの、
そろそろキャンプ宴会だのゆーんでしょ、ったくもう・・・ぶつぶつ・・・」


とまあ、ひとりでよくしゃべること・・・


とりあえず、ダブってる装備は置いていくことにして、全員wingさんのMREを1パックずつ入れて・・・
(赤チャリさんは赤穂の塩飴を全部出して、かわりにMREを・・・)



神戸から有馬温泉まで?六甲山の縦断目指して? ともかく出発であります。


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赤チャリさん、背中の非常用装備より、前のカメラバッグの方がはるかに重そうでしたね・・・








散り初めの梅林を抜け・・・

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振り返れば、阪神淡路大震災で大きな被害を受けた神戸の街並みが・・・

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震災後16年、見事に復興しています。








「ふぁーっ、天気もいいし、いつものお気に入りの場所で、ちと・・・」









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「ZZZZZZZ・・・・・」



って、いきなりお昼寝しないでくださいっ、wingさんっ!









といいつつ、他のメンバーも・・・

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「ZZZZZZZZ・・・・・・・」






「ありゃりゃ、ちょっとお昼寝してるあいだに、お昼を過ぎちゃいましたね。」

「まだ登り始めて1キロほどですが、そろそろMRE昼食にしましょうか・・・」

「では、見晴らしのいい、このあたりでとりあえず・・・」







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眼下に神戸の街が一望できる絶景ポイントにシェルターを設置・・・












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今回シェルターにしてるのは、モンベルのモノポールシェルターであります。

これは自然に溶け込む多色刷!モデルですので、70デニールのナイロンタフタ、
本体重量だけで、ちょうど1kgになりますが、これが単色のモデルになると、
30デニールのナイロンリップストップになり、重さは670gとかなり軽量になります。

ご覧のとおり、両手のストックを両面ファスナーでポール代わりにすれば、付属のポールは不要。
最低4隅をペグダウンまたは石やブロックなどで固定する必要があり、ボトムはありませんが、
240cm四方で大人二人がゆったりと眠ることができ、家族四人でも何とか眠ることができます。

また、一人用のシェルターとしても、靴を履いたままで中で充分生活できますから、
悪天候や疲労で数日間停滞する場合なども、テントとタープを持つよりはるかに軽く、
シートだけよりはるかに快適だと思います。ただし眠る部分には防水シートなどが必要ですが・・・

ちなみに今回は暖かかったので、風を通すために裾を少し開けてますが、
寒い時は密閉することもでき、強風時はポールの代わりに木の枝などから吊るすこともできます。



で、とりあえずMREパックをひとつずつ開けて、4人で試食していくことに・・・

では、さっそく準備を・・・


RIMG3582


そう、このイスやテーブルは、わたくしが構築した、個人携行用宴会装備システムであります。


川「って・・・予定調和とゆーか、お二人はいつもの宴会モードになるような気がしますが・・・」

赤「さりげなく、ビールもどきとカップ、ショットグラスまで並んでますね、しかもきっちり二人分・・・」

9「わははは、まあ、ステンレストレーは100均の何が溶けだすかわからない安物ですが、
スプーンとフォークは、第二次大戦当時の米軍の実物、これがなかなかレアな品でして・・・」

川「いやいや、レアとかそーゆー問題じゃなく、今日は非常用の最低限装備だけといったはず・・・」

w「まあまあ、このビールもどき、うちの近くの自販機で安売りしてたもので、ついつい・・・
ま、とりあえずですね・・・ぷしゅ・・・こぽこぽこぽ・・・んぐんぐんぐ・・・ぷはぁ」


と、わたくしとwingさんが宴会モードにはいったところで、川端さんと赤チャリさんがMREを開封して、
同梱のフレームレスヒーターで、メインディッシュを温めてくれました。

ちなみに、上記リンク記事にあるように、画面右側のわたくしのイスは、オーナーベルグのスチール製、
660gで0.98kの安物ですが、左側wingさんの座っているやつは同じオーナーベルグでも、
アルミ製で背もたれつき、330gで2.8k以上する高級品であります。帰りにすり替えよっと・・・同じ生地だし・・・げひげひ・・・



で、次々とMREを試食・・・

RIMG3586

MRE1食分のパックには、だいたいこんな感じで、メインディッシュからデザート、飲み物まで入ってます。

ちなみに今回のは、賞味期限内だけど品質保持確認シールの色が変わってたやつを、
コレクション用として販売されてたものだそうで、あくまで食べるときは自己責任であります。

まあ、24種類あるMREのうち、今回の4種類については川端さんの記事をご覧くださいね。
わたくしとwingさんはこの時点でもう、すっかり宴会モードになってましたので・・・













RIMG3588

あは、いつもながらですが・・・食べる前に撮ればいいものを・・・

ちなみに手前の紙パックワインは、わたくしの非常用宴会システムに入っていたもの、
いやあ、いつでもどこでも宴会ができるとゆーのは、とても重要なこと・・・でもないですが・・・

ちなみにプラのスプーンはMREの1パックにひとつずつ同梱されているもので、
基本的にMREパックと水さえあれば、喫食可能となっているのでありますが、
そこはやはり雰囲気、セパレートトレーとアルミのカトラリーは必須なのでありますね・・・むひひひ


w「いかにもアメリカ的な味付けでしたが、一番まずいといわれているベジタリアン用でも、
まあまあ食べることができましたね。
ただ、デザートや飲み物の、この独特の甘さだけはどうにもなじみませんねえ・・・」

赤「いや、わたくしはこの甘さがクセになりそうです。いやあ、じつにおいしい甘さだなあ・・・」

9「うーむ、赤チャリさんにはぴったりかも知れませんが、やはり和風の甘さも・・・ごそごそごそ・・・」

川「なんであんこ餅なんか持って来てるんですか、まあ、いただきますが・・・」

9「いやいや、これも行動食とゆーことでですね、赤チャリさん、よかったらもっとどうぞ・・・」

赤「うーん、やはり和風のやさしい甘さもいいなあ・・・ばくばくばく・・・」

w「結局、糖分さえたっぷりなら、何でもいいんですよね、あなたの場合・・・」

川「わたくしは本物の非常食、フリーズドライのあべかわ餅を持ってきましたよ。しかも皆さんの分も・・・」

9「いやあ、これはこれは・・・ところで川端さんは今回、ほんとに非常用装備だけで来られたんですよね。」

川「ほんとにって・・・まあ、いまさらとゆー感じもしますが、ざっとこんなもんです。」

RIMG3589

9「うーむ、じつにコンパクトにまとまってますね、ほうほう、塩ビパイプの中身は小型のバールですか・・・
ところで下に敷いてるのはMPIのオールウェザーブランケットですよね。しかもオリーブドラブの・・・じゅるじゅる」

川「ああ、これ、98kさんにと、余分に買ってたやつなんで、よかったら・・・」

9「ううっ、ありがとうございます。フリーズドライのあべかわ餅といい、この御恩は一生忘れ・・・」

川「はいはい、その言葉をもう何度聞かされたか・・・で、いつも酔っ払って、すっかり忘れるんですよね。」

9「ZZZZZZZZZZZ・・・・・・」

川「ありゃ、もうシェルターの中で寝てるぞ・・・ったくもう・・・」





RIMG3593

まあ、その後も3人で、キネティックライト(だったっけ・・・)のランタン化とかしてたようですが、
わたくしはビールもどきとワインでけっこう出来上がって、あまり覚えていないのですが・・・











RIMG3602

どうやら、みなさんはこの崖から飛び降りたようで・・・その後どうなったことやら・・・

いやいや、けっしてわたくしが高級ライト欲しさに突き飛ばしたわけではありません・・・たぶん・・・



(おしまい)





それからのP.S.
その後、wingさんちのお近くのすし屋さんで、日本酒のお相伴にあずかったわたくし、
wingさんちに再びお邪魔するころには完全に酩酊状態、さらに高級ワインまでいただいてしまい、
あとはどうなったのか・・・ほんとによく覚えてません。

ただ、誰かにマッサージしてもらいながら、リオさんや森のプ~さん、cinqさんなんかと話してたような・・・
でも、そんな遠くの人たちとお話しできるはずもないし・・・やはり夢の中の出来事だったんですねえ・・・

で、恒例により、またまたwingさんと赤チャリさんからもお土産をいただいて・・・
ふと気がついたら、深夜に自宅でラーメンを食べてた・・・とゆー次第なのであります。うぐぐぐ・・・


震災後はこちらでもいろいろとあって、気持ち的にもかなり後ろ向きになっていたのですが、
いつものメンバーで歩いて、話して、ひさしぶりにお酒も飲んで、かなり前向きになることができました。

被災されているみなさんや、救援活動に従事されているみなさんには申し訳ないお気楽ぶりでしたが、
ほんとうに気持ちの切り替えができた一日でした。

今回も誘っていただいた川端さん、ご自宅へお招きいただいたwingさん、
いつもながら遠距離をお付き合いいただいたred-bicycleさん、あらためてありがとうございました。
これからもぼちぼちと頑張っていきましょう!!



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2011年03月24日

災害避難について5

(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)

昨日になりますが、3月23日のサンケイ新聞の朝刊、大阪版では8面の上段に、
今の日本人のこころを、ほんとうに癒してくれるような写真が掲載されてました。

タイのバンコクで、僧侶が地面に置いた日の丸の周囲にろうそくを立てて、
この大震災の犠牲者の冥福を祈ってくれている写真であります。

その周囲には、老若男女いろんな人たちが集い、やはり白装束でろうそくを持って、一緒に祈ってくれてました。

ほんとうにありがたいことだと思いました。

おそらくはロイターの報道カメラマンの撮影でしょうが、写真としても素晴らしい作品で、
わたくしも一生に一度はこのような、人を癒せる写真を撮ってみたいとも思った次第です。

一人でも多くの方にご覧いただきたいと思い、ついつい紹介させていただきました。




さて、前回からの続き、長距離歩行避難の際のポイントと装備についてであります。

前回、装備としては靴と服装について述べましたが、今回はそれ以外の装備について考えてみましょう。

一時的な災害避難用に、いつも持ち歩くべき(EDC)装備や非常持ち出し袋の中身については、
こちらの記事で述べましたが、長距離歩行避難となると、直近のシェルターに避難するのとは、
また異なる装備が必要になってきます。

一時避難用のEDCとして、手袋、ツールナイフ、鞄またはリュック、パラコード、ライト、レスキューシート、
ライター、ジップロックのビニール袋(水筒)、アメ
、ラジオ、バンダナ、ティッシュ、救急セット、
そして自宅や職場の非常持ち出し袋には、それに追加する水と食料と燃料と書きました。

これらは長距離歩行避難用にも必要ですが、さらに追加変更して、以下の装備が必要と思われます。

まず、前回記事で書いた長距離歩行用の靴と服装、目的地までの地図やコンパスが必要となります。
それらが手元にない場合は、よりリスクが高くなることを考えて、最終判断をしてください。

以下同様ですが、水、食料については、歩行中の水分補給、カロリー補給ということになり、
じっと停滞するときとは異なる行動食(エナジーバーやスポーツドリンクなど)のほうがいいでしょう。

さらにライトについても、停電で全く明かりのない夜間の長距離歩行を前提とした場合は、
急いで短距離を移動して、その一時避難先で救助されるまでの数日間を過ごす場合とは異なり、
少なくとも一晩中、足元だけでなくある程度進行方向も照らせるようなライトが必要です。
いくら地図やコンパスを持っていても、道標や目標物を照らして確認できなければ暗闇での歩行は危険です。

また燃料については、重量を少しでも軽減するため、40kmの歩行程度では置いていきましょう。

これ以外にも、歩行用のストックがあれば、足に来る疲労がかなり軽減されますし、
公園やバス停のベンチで仮眠する前提であれば、レスキューシート以外にも、
断熱マットやシュラフがあった方がいいのでしょうが、このあたりは体力とのかねあい、
崩壊の危険のない建物があれば、そこでレスキューシートにくるまり、お尻の下にリュックを敷いて、
膝を抱えて(ダンボール等の断熱材があれば、もちろん横になって)仮眠するのが一番ですし、
落ちている棒きれなどをストック代わりにする方法もあります。

また、ルート上の一部でも電力が供給されている場合には、自販機やコンビニが使えますし、
脱出先での当面の生活を考えても、ある程度の現金とキャッシュカード、通帳なども必携だと思います。

以上、瓦礫などで通行不能となっている場合の装備までは想定していませんが、
そんな場合に備えて工具などを装備するより、ふだんからルート上の危険個所や、
それを回避するためのエスケープルートを調べておく方が、はるかに重要だと思います。



P.S.

富士山など、ご来光を見るための夜間登山も盛んですが、あれはあくまで整備された登山道を、
整備された案内板に従って歩く一般登山で、しかも疲労度が高まる行程の後半は、
明るい中を歩くわけですから、分岐の多い市街地を道標も目標物も見えない真っ暗な中、
寸断された全行程を歩く夜間の長距離歩行避難とは難易度がちがうと思います。

山のベテランでも、はじめて夜間登山する場合は、慣れたルートでもかなり慎重になりますし、
ましてや知らないルートなら、入念な事前調査と可能な場合は昼の下見をするでしょう。
その意味では、比較的安全な時(計画停電時など)に歩いておくことも必要ですが、
真の闇が拡がり、道路も瓦礫で寸断されている状況の想定はなかなか困難だと思います。

ですから、広域的な災害時や悪天候時、あるいは体力が消耗している時などの夜間歩行は、
できるかぎり避けるべきですし、最初に述べたように、他の選択肢がない場合の手段だと思います。

40km、10時間程度なら、冬でも明るいうちに走破できる範囲ですから、長距離を歩行避難する場合も、
山の縦走と同じく、「朝早くから行動し、明るいうちに目的地に到着する」ことが基本です。






m98k at 01:50|PermalinkComments(5) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック