シュラフ

2014年09月01日

シュラフ・シーツ・・・

本日から九月、こちら大阪でもここ数日は過ごしやすい夜が続いています。

このブログサイトも、八月中は夏枯れにより「ほぼ週刊」となってましたが、今後は毎日更新・・・
つーのもめんどーだし、まだまだ暑さもぶり返しそうなので、ま、てきとーにぼちぼちと・・・


さて、今回はシュラフ・シーツのご紹介であります。

シュラフ・シーツ、シュラフ・ライナー、シュラフ・インナー、インナー・シュラフ・・・

ま、様々な呼び方がありますが、要はシュラフ(寝袋・スリーピングバッグ)の中に入れて使うモノ、
シュラフ・カバーとは逆の使用方法であります・・・

なかにはクールマックス生地などで、ひんやり感まで味わえるモノもあるようですが主な使用目的は、
シュラフの保温力強化と内部の汚れ防止で、カバーは保温力強化と外側からの濡れや汚れ防止が目的。

昔からシルクのインナーが肌触り、吸湿性、保温性とも最上とされ、今でも高級品には使われてますが、
やはりお手軽なのは、速乾性の高い化繊か吸湿性の高いコットン、あるいはその混紡であります。

形状はシュラフにあわせてマミー型とレクタングラー型がありますが、単体でも使えるように作られた、
厚手の生地や中綿の入った保温性重視タイプもあり、夏などはこれだけを持って行く方もおられます。

わたくしの場合は、保温力の強化には夏用安物シュラフをインナーとして入れてましたし、
首周りや枕にバンダナなどを使うことはあっても、汚れはあまり気にしない、とゆー生活でしたが、
ここ数年、キャンプ回数が減ったわりに新しいシュラフをいくつか購入しており、さすがに新しいシュラフは、
なるべくきれいなままで使いたいとゆー、人並みの気持ちが湧いてきたのであります。

それに、中綿までコテコテになってしまうと保温性が失われてしまいますし、特に中綿がダウンの場合、
洗うのにもそれなりに気を使いますので、それもなかなか面倒な話・・・

とゆー次第で、保温力の強化よりは内部の汚れを防ぐためのシュラフ・シーツを物色したのですが、
定番のコクーンなどはけっこうお高くてジッパーなし、お安いのはもちろんジッパーなど付いてないし・・・

わたくしは泥酔してからシュラフに潜り込むことが多く、しかも夜中によく一人宴会や用足しに出るので、
やはりジッパーは欲しいし、マミー型サイドジップタイプとセンタージップタイプ、それにレクタングラー型、
どれにも使いたいし、別々に揃えるとなると、これもお高くなって面倒な話・・・

とゆー次第で、自宅をかきまわして、てきとーな代用品を探してみました。





まずはこちら・・・

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はるか昔、数十年前の学生時代に、特急が使えない!!!国鉄の学割周遊券であちこち旅してた頃、
(定宿は駅のベンチか夜行列車か野宿だったんですが、たまに贅沢をして)ユースホステルを利用する際に、
頻繁に?使っていた「ホステル・シーツ」であります。

今はもう、そんな制度はないと思いますが、この指定シーツを持参すると宿泊代がお安くなる仕組みで、
確か10泊以上利用するなら、こちらを買った方がお得だったような記憶があります。

ただし、毎回使用するとゆーわけでもなく、受付で会員証と同時に見せるだけだったことも・・・
なので、けっこうきれいなまま残ってたのを思い出したのであります。



一般的なレクタングラー型シュラフ・シーツと同形状で、残念ながらジッパーは付いてません。

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ただ、枕元の裏側には、こんな袋状の返しがあり・・・

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枕カバー兼用になるとゆー、なかなかのスグレモノであります。

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まあ、これならシュラフの形状に関係なく使えますし重さも約320g、コットン製シュラフ・シーツと同程度です。

でもやはり、ジッパーが付いてないので出入りはしにくいですし、足を放り出すこともできません。




で、寒いシーズンにはこちらを・・・

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wingさんからいただいたフリースのふとんシーツなんですが、冬には自宅で毛布代わりに使ってるモノ・・・


キャンプでも何度か使っており、けっこう暖かいわりに小型軽量なんですが、もちろんジッパーはなし。

サイドジッパーのシュラフなら多少ズレることはあっても使えるのですが、センタージップタイプでは、
いちいち身体に巻きつけなければならず、寝返りしたりすると大きくズレてしまいそうです。






で、こちら・・・

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奥様が廃棄しようとしていた、古い敷きふとんカバーであります。







そう、これには・・・

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ちゃんとサイドジッパーが付いていたのでありますね。





で、頭側をじょきじょきとカットし、ジッパーのストッパーも上下に切断してやると・・・

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フルサイドジッパー付き(かなり大きめ)シュラフ・シーツの完成であります。

90度ずらせばセンタージップタイプにも使えますし、大きいのでシワシワになりますが、ともかくゆったり、
センタージップ用シュラフシーツなんて既製品ではまずないでしょうし、サイドジップやレクタングラー型で
ジッパーが付いてるタイプでも、せいぜい1/3程度しか開きませんから、これは便利そうです・・・

ただまあ、「ふとんカバー」ですから、担いで余計に持つほど小型軽量とはいえませんので、
やはりこちらは、クルマで行くキャンプでの使用が前提・・・



とゆー次第で、ともかくジッパーが付いててセンタージップ、サイドジップどちらのマミー型にも使える、
(レクタングラー型シュラフはクルマの場合ですから、今回の「ふとんカバー」で代用するとして、)
余計に担げる程度に小型軽量なシュラフ・シーツが欲しくなって、今度はネットで探してみました・・・



まず見つけたのはナイロン・サプレックス製245gのレクタングラー型で、途中までの左ジッパーでしたが、
こちらは上下で長さが異なるため、90度ずらせてセンタージップ用、180度ずらせて右ジッパー用、
といった使い方には合わない感じでした。せめて右ジッパーだったらなあ・・・

いっぽう超軽量160gポリエステル製つーのは、右ジッパーのマミー型専用形状でセンタージップには合わず、
やはりジッパーは途中まででした・・・
ちなみに某イ○カのコットン製400gもこれと同形状で、こちらのジッパーはさらに短いようでした。

よく売れている某○ゴスのポリエステル製280g、レクタングラー型は、ホステル・シーツとほぼ同じ形状、
もちろんジッパーはなく、生地がポリエステルのシルキーモイスクロスになるだけ・・・

某ケシ○アのは上下区別のないシンプルな袋状マミー型でコットン製350g、一番お安かったのですが、
こちらもジッパーがないうえ開口部は一方のみのようで、あとはホステルシーツと変わらないし・・・

某シートゥサミ○トには、ポリ70コットン30で310gとか伸縮性のある袋状のがあったけどジッパーがないし・・・

で、某コ○ルマンのレクタングラー型がフルジッパーで色合いもわたくし好み、しかもけっこうお安くて、
夏の単体使用や冬の保温力強化にはこれが一番・・・なんでしょうが、なにせフリース製で760gあり、
wingさんシーツより重くて嵩張るので、汚れ防止用として余計に担いで行くのはきつい・・・

さあて、どれにするかなあ・・・どれも一長一短だしなあ・・・
当面、レクタングラーにはふとんカバー、マミーにはホステルシーツ、冬にはwingさんシーツを代用するか・・・

うーむ、シュラフ・シーツもけっこう奥が深いなあ・・・ぶつぶつ・・・ぶつよくぶつよく・・・




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2014年08月02日

米軍のビビィカバー承前!!!


ええ、まあ・・・前々回のビビィカバー記事の続きとゆーか・・・

アウトドアで実戦投入する機会がないので、インドアで色々と組み合わせて遊んでます。あは





じゃーん

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こちら1.8m四方のポリエチレンシート、一般にレジャーシートといわれる安物であります。

この色合いのは、お安いのを見つけたら買ってるので、わたくし何枚か持ってます。あははは

で、このシートをビビィカバー単体で使う際のグランドシートとして使おうと・・・

そう、ビビィカバーのボトム自体は厚手なんですが、テント内でも使う予定だし、なるべく汚したくないので、
お安いシートを収納袋に同封しておこうと考えた次第。

ま、透湿性もあるタイベックとかがいいのでしょうが、わたくしはやはり色合いで選択・・・

ところがこのシートは1.8m四方、ビビィカバーは230cmほどあるので、はみだしてしまいます。
かといって、2.7mや3.6mのやつはさらに嵩張りますし、長さに合わせてカットするのも勿体ない話・・・






で、まず、これを裏返して・・・

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裏もなかなかいい色合いでしょ・・・って、それを見せたかっただけなんですが・・・






このように使えば・・・

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1.8m×1.41421356・・・倍で、約2.55mになるのでありますね。当たり前ですが・・・





ま、左右は・・・

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このようにラッピングしてもいいし、少しでもボトム側の断熱性を確保するため裏に折り込んでもいいし、
トップ側の透湿性を確保しておきたいなら、荷物置き場や食事スペースにしておいてもいいし・・・
ただし雨天の場合は、上半分だけでも別にタープ類があったほうが快適でしょうが・・・






てきとーなストラップでぴっちりと巻けば、本体とともに専用収納袋!!!にも収まり・・・

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さらに使い切りエマージェンシー・シートとPEシートおまけのプラペグ4本も一緒に入りました。


このセットだけで、いちおー寒さにもシートのバタつきにも対応できそうで、めでたし、めでたしと・・・


って・・・


インドアでこんなことして遊んでるより、早く実戦投入したいんですが、なにせこの暑さ・・・ううっ・・・




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2014年07月22日

米軍のビビィ・カバー!!!

この暑い時期に・・・米軍のビビィ・カバーであります。

BIVY COVER・・・

90年代から米軍に配備されている、モジュラー・スリーピング・システムModular Sleeping System
を構成するパーツのうち、一番外側のカバー部分・・・

ま、早い話が、ゴアテックス3レイヤーのシュラフカバーにビビィ・ザック機能を持たせたものですね。




じゃーん

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トップ側はウッドランドパターン・・・わたくしの古いゴアテックス製ECWCS上下と同じ素材です。
納入業者のHPを見たら、今は他にもいくつかのパターンがあるようですね。




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ボトムとインナーはそれぞれ異なるオリーブドラブで、インナーはわたくしの古いECWCSと同じ素材でした。






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TENNIER INDUSTRIES製、2003年度の納入品でしょうか・・・

説明にあるとおり、モジュラー・スリーピング・システムを構成するスリーピングバッグ(シュラフ)の中から、
最薄の「patrol」、中間の「intermediate cold weather」、最厚手の「extreme cold weather」を、
それぞれ単体で、あるいは重ねてスナップボタンで中に連結できるようになっています。

通常はこの「bivy cover」と「patrol」、「intermediate cold weather」の3点セットに圧縮収納袋が付いた、
4点セットとして兵士に支給されているようで、暑い時はこのビビィ・カバーを単体で使え、ともありますね・・・

ま、さりげに「extreme cold weather」シュラフが追加支給されたりしたら、「次はアラスカに配属かっ???」
つーことになるんでしょうか・・・


以前も書きましたが、米軍のシュラフはこれまでずっとセンタージップ・ボタン式だったのが、
このシステムからサイドジップ・ボタン式になっており、緊急脱着にはやや手間がかかるはずなんですが・・・

なにせ防水透湿性を持つゴアテックス製ビビィ・カバーをシステムの一環として新設計したわけですから、
テントそのものや、それまでタープ・シュラフがわりに使ってきた透湿性のないポンチョと防水性のない
ポンチョ・ライナーの組み合わせも今後は使わない前提で、モジュラー・システムとしての使用を考えれば、
開口部がセンターにあるよりサイドにあるほうが雨水の侵入が少ない、つーことで変更されたのでしょうか・・・






ま、素人がいくら推測してもキリがないので、細部を見ていきましょう・・・

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製造番号でしょうか、9270025と読めます。







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縫い目のシームテープ加工もじつに荒くったいですが、これでもかっ!とばかり、厳重に施してあります。







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サイドジッパーの最上部・・・ちょうど肩口のあたりにあり、ここから上にはジッパーもボタンもありません。
ここから下のスナップボタンは、中に入れるシュラフと連結できるよう内側に向かって余分に付いてます。






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サイドジッパーの最下部、フラップがかなり長めなのがおわかりでしょうか、これなら雨水の侵入も少ないでしょう。
またボトムを枯葉やマットなどで地面より若干高くしておけば、下からジッパー部分に浸水することもないでしょう。

ただ、ご覧のとおり、開口部が足元3/4程度までしかありません。
靴を履いたまま寝たり、換気や温度調整を考えるなら、フルオープンの方が有利だと思うのですが、
やはりビビィ・ザック的な使い方を優先して、少しでも開口部を少なくしたのか・・・
軍用品なので軽量化とゆー理由はないでしょうから、あるいはコストダウンのためか・・・
おそらく靴を履いたまま仮眠するような状況なら、このスリーピング・システムは使わない前提なんでしょう。



こちら・・・

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頭部のボトム側に付いてるエラスティック・コード・・・ちなみにトップ側には付いてません。







ジッパーもボタンもコードもないトップ側は、顔に被って、この面ファスナー部分で止めるだけ・・・

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そう・・・

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ボトム側にアタマを入れ、このように絞り込んで立ち上げておいて・・・





顔の上に完全に被せてしまうと・・・

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上下から浸水せず、しかも密閉されないので呼吸はできるとゆー仕組みになっています。

このあたりがふつーのシュラフカバーと異なり、ビビィ・ザック的な使い方のできるところ・・・なんですが・・・

いくら透湿性素材とはいえ、本当にこの状態で眠ったら、呼気で内側がびちゃびちゃになるでしょうし、
よほどの極寒地でない限り、口と鼻あたりの空間だけでも確保しておきたいもの・・・

で、雨天時にはヘルメットとかを利用して隙間を作ったり、虫がいる場合は顔にモスキートネットを被ったり、
といった努力を、きっと兵士のみなさんもされてるんでしょうね・・・
顔面には折りたたみ傘を立てかけるのがビバークの定番なんですが、戦場に傘は持って行かないだろうし・・・




ちなみに米軍でも、クローズドセルやインフレータブルのスリーピングマットが支給されてますので、
テントなしでもマットとの併用が前提なんでしょうが、ボトムの生地もけっこう厚くて丈夫なので、
地面からの断熱対策と浸水対策を、枯葉を敷くなど工夫すれば、単体使用も充分可能でしょう。

ま、一般のアウトドアで非常用(ビバーク用)として持つのには、けっこう重くて嵩張りますので、
やはり厚手のゴアテックス3レイヤー・シュラフカバーとして、冬期などに使うのが一般的でしょうし、
わたくしも、透湿性のある厚手シュラフカバーを持ってなかったので、今回ついつい購入した次第。

ただ、暖かい時期でも、タープだけで楽しむキャンプや、ベンチや軒先、岩屋などを利用する前提なら、
ふつーのシュラフカバー単体より、はるかに丈夫で機能的なので、安心して使えそうな気がします。
もちろんマットなどボトム部への工夫と、顔が雨や夜露で濡れない工夫は大前提ですが・・・



で、米軍では圧縮収納袋とセットで支給されるため、このカバー単体の収納袋はないのですが・・・



わたくし、こんな専用の収納袋をですね・・・むふふふ

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右は大きさ比較用のFENIX MC-10で高さは10cm・・・








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ゆったりめに丸めて収納して、まだ若干の余裕がありますが、ほぼ専用の収納袋・・・色合い的にもね・・・






そう・・・これ・・・

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かつて、石井スポーツの粗品でもらったもの・・・wingさんにもらったシーツはずっと自宅で使ってるし・・・


ちなみに重量は、専用収納袋込み!!!で1030gでした・・・




うれしくも不可解なP.S.

これら最新の米軍モジュラー・スリーピング・システムは、デッドストックとかのフルセットになると、
モール・システム同様、けっこうなお値段で、このビビィ・カバー単体でもそれなりのお値段・・・
ま、死体袋として使われた(かも知れない)中古品ならお安いのですが、なにせシュラフ系ですから・・・

ところが今回のはどう見てもデッドストック品で不良品でもないのに、かなりお安かったとゆー・・・

じつはこれ、播磨の国にある某ミリタリーショップで見つけ、帰宅してからも気になってたのですが、
あらためてネットで調べてみると、各ショップ通販価格の半値から1/3のお値段でした・・・

で、播磨の国でこのショップを案内いただいた、「現地買い付けスタッフ」の赤チャリさんに、

「あのシュラフカバーだけど、コピー品なのかデッドストック品なのか、店員さんに一度確認してみてよ、
で、デッドストック品なら、今度は自分の目でしっかりと商品チェックして、不良品でなければ是非・・・
で、代金はとりあえず立て替えてもらって、ま、ある時払いの催促なし、つーことで・・・げひげひ

と依頼しておいたら、数週間後に買い付け完了との画像付きお知らせメールがきて、画像を見ると、
そこには二枚のこのカバーが映っており、赤チャリさんも同時購入されてたとゆー次第。

つーことで、このカバーは赤チャリさんとお揃い、赤チャリさん、ありがとね!!! めでたし、めでたし・・・


って・・・


なんであのショップだけ、しかもこのカバーだけが安かったの???


そう、ほかの商品はふつーの通販価格とそんなに変わらなかったのに・・・




や、やはり・・・播磨の国は奥が深い・・・







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2013年01月05日

ナンガ・ポーリッシュバック!!!

年末年始に延々と食べ続け、飲み続けたわたくし、心を切り替えて?本年最初にご紹介するのは・・・

昨年末に自分へのお年玉として購入した、ナンガ・ポーリッシュバック・センターZIP350DXとゆーシュラフであります。

ナチュラムさんとナンガさんのコラボ製品で、現モデル「ナンガ・センターZIPバック350DX」の旧モデルであります。

どちらも760フィルパワーのダウンが350g入って重さ680g、14cm×31cmに収まり、快適使用温度は-3℃まで・・・
と、スペック上はまったく同じで、どーゆーわけか、旧モデルのほうが1kお高い・・・のに・・・
何故わざわざ、お高い旧モデルを購入したのか???



とゆーお話は後回しにして、まずはシュラフのジッパーについての一考察をば・・・



ソロキャンプ用に、センタージップタイプで小型軽量なシュラフが欲しいと思ったわたくしですが、
今の時代、センタージップタイプのシュラフとゆーのは、ナンガ以外では数えるほどしかありませんでした・・・

はるか昔、マミーシュラフといえば冬用はジッパーなし、スリーシーズン用のジッパー付きでもセンタージップが主流、
それもせいぜい胸元までしか開かないタイプが多く、わたくしの古いダウンシュラフもこの二種類であります。
どちらも、袋に徐々に身体を潜り込ませて行く感じで、まさに「寝袋」でありました。

それから数十年、世の中はいつのまにかサイドジップタイプのシュラフが主流になって、わたくしが
フルサイドジッパーの付いたマミーシュラフをはじめて買った時は、お布団や封筒型のように出入りができて、
これは楽ちん!!!と思ったものであります・・・
ま、今でもエキスペディション用とかで、軽量化を最優先したモデルにはジッパーがありませんが・・・


確かに、身体の中心部に中綿(ダウン)のないジッパー部を付けるなら、できるだけ短いほうがいいし、
ジッパーなしが熱が逃げず暖かくしかも軽量、とゆーことで、昔は利便性は二の次だったんでしょうね。
例外は軍用シュラフで、こちらは昔から保温性とか軽量とかより緊急脱出の利便性を優先していますので、
フルセンターオープンのタイプが主流でした・・・
米軍でも、最新型はサイドジップタイプのシステムシュラフになりましたが、それまではセンタージップ、
しかもホックとの併用型・・・これはさらに即応性を優先させた結果なのでありますね。
センタージップでもシュラフから脱出するには、いったん上半身を起こしてから残りを開ける必要がありますが、
ホックだけにしておけば、両手両足をジタバタするだけで、一瞬で脱出することができるのであります。

さらにサイドジップの場合は、仰向きに寝ていても、手をクロスさせてジッパーを途中まで開け、
いったんその部分を横に跳ね上げてから上半身を起こす必要がありますが、センタージップなら、
腹部まで一気に開放して、そのまま上半身を起こせます。
また、入る時もそうですが、サイドジップタイプの場合、ふつーは途中まで跳ね上げておいて、
下半身は横から出入りすることになるので、ある程度横方向にもスペースがないとつらいです。

米軍も、シュラフで寝るのは余裕のあるとき、即応性を要求される場合はシュラフやテントは使わない、
とゆー運用方法になったので、最新型はサイドジッパータイプのシステムになった・・・
と、これはわたくしが勝手に推測しているのですが・・・

サイドジップタイプは、身体の中心部に熱の逃げる部分がなく、掛け布団をめくるように出入りできるので、
テントの床面積などに余裕が出てくると、それが主流になってきた・・・
と、これもわたくしの勝手な推測ですが・・・

そういえば、はるか昔は、「六人用三角テントで六人!」とかで寝てましたが、あのオイルサーディン状態で、
サイドジップのシュラフだと、とても出入りできなかったでしょうね、なにせ寝返りも打てない状態でしたから・・・


たしかに、ゆったりしたテントならお布団のようなサイドジップも快適なんですが、狭いソロテントでは、
垂直方向だけで脱着できるセンタージップのほうが使い勝手がいいような気がします・・・
ま、今はジッパーのフラップも工夫されてますから、フルオープンタイプでもそれなりに暖かいでしょうし・・・



とゆー次第で、狭いソロテント用に、数十年ぶりにセンタージップタイプのシュラフを物色することに・・・

詳細は末尾に書きますが、わたくしふだんの宴会キャンプでは化繊のシュラフを愛用しています。
ただ、担ぐ場合の収納サイズや重量を考えると、やはりフィルパワーの高いダウンシュラフのほうが、
圧倒的に有利なのは事実であります。

で、今回はセンタージップタイプで小型軽量になる、しかもなるべくお安いダウンシュラフ・・・

つーことで・・・前置きが大変長くなりましたが・・・



じゃーん
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ナンガ・ポーリッシュバック・センターZIP350DX(レギュラーサイズ680g)であります。

いわゆるシングルキルトとゆーシンプルなタイプで、縫い目部分にダウンはなく、チューブ内のダウンの偏りも、
使う都度、均してやる必要がありますが、その分、小型軽量になります。

(2/21追記です。)
シングルキルトの場合、逆にチューブ内でダウンを自由に移動できますので、後述のようにロフトを期待できない、
背中側のダウンを、あらかじめ腹部側に寄せておくこともできますので、これも便利といえば便利ですね。


生地については、現モデルの「センターZIPバック」は、30デニールナイロンのシレ撥水加工とあるだけですが、
こちらのポーリッシュバックは、表地は30デニールナイロンのソフトコーティング、裏地は20デニールナイロンとなっており、




しかも、ご覧のとおり赤、黒、橙、青の四色使い・・・

ううっ、なんとかならんのか、この色使い・・・

といいつつ、

現モデルは裏生地がなんと紫色!!!

・・・ううっ、いくらなんでもパープルシャドーズは・・・
(古)




ところが・・・

旧モデルのこちらのほうが、現モデルより1kお高い!!!

逆ならわかるのですが納得が行かず、店員さんに訊いてみました。

「いくつか理由が考えられますが、ひとつには生産ロット数がありますね。
こちらのモデルは、はじめてナンガとのコラボで企画した商品、いわば試験的に発売したもので、
少量の生地で少量生産したので色使いもバラバラ、お値段もそれなりになったのかも知れません。
で、けっこう評判がよくて本格的に量産したのが現モデル、ですから生地も計画的に統一されてますし、
生産ロット数が多いので、お値段もそれなりになった、とゆーことかと・・・」

「うーむ、とゆーことは、現モデルのほうがより完成されてて、お値段もお安いと・・・」

「ま、そうとも言えますがスペックは殆ど同じ、逆にこちらのほうは少量生産のレア商品なわけで・・・」

「そ、そうですね・・・やはりわたくし、パープルだけはどうしてもなじめないので・・・」

と、旧モデルにした次第・・・ま、昔のシュラフは大抵赤か青でしたから、レトロといえばレトロなわけで・・・





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ちなみにナンガのシュラフ製品、日本製で永久保証がついているのがウリであります。



さらにちなみに、現モデルと旧モデルの1kの差額については・・・ま、年末シュラフ限定の20%割引に加え、

ATCの歳末抽選会で(残念賞0.2kばかりでしたが)、お買い物券を10枚もらったので・・・

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愛する100均ショップで消耗品をたっぷりと購入、充分に回収したのであります。
(これ以外にも、画像にはできなかった趣味のいいトランクスとか靴下とか・・・むひひひ)








さらにシュラフの中綿についての一考察P.S.

えーっ、ひつこく一考察が続きますが・・・
すでに何度か書いてる、シュラフの中綿はダウンか化繊か、とゆーお話の続きであります。

ご存じのとおり、ダウンのフィルパワー(FP)とゆーのは、重さ1オンスの圧縮したダウンが、何立方インチまで膨らむか、
とゆー、重さに対する容積(膨らみ具合、ロフト)の割合で、大きければ大きいほど高級なダウンとされています。

たとえば、厚さ5cmの空気層を持つシュラフにするのに、500FPのダウンが500g必要だとすると、
750FPのダウンなら、その2/3、つまり約333gの量で済むということに理屈上はなります。

とーぜん圧縮した時の容量も2/3になるので、持ち運びはより小型軽量になるとゆー次第。

で、同じ暖かさの化繊シュラフだと(今の化繊は様々な工夫がされてますが、それでも)、経験的には、
おそらく1kg程度の中綿量が必要でしょうし、圧縮した時の容量も2倍以上になると思います。

と、これだけで考えれば、化繊よりダウン、しかもフィルパワーの高い高級ダウン、とゆーことになるのですが・・・

これはあくまで中綿が「自由に膨らむことができる状態」でのお話、つまり表生地と裏生地のあいだで、
中綿にまったく圧力が加わっていない場合に、5cmの断熱層ができるということなのであります。

ところが実際には、身体の重みがかかる部分はとーぜん圧縮状態、つまりペシャンコになるわけで・・・
このときの厚みは、圧縮時の容量比と同じですから、単純に考えると、750FPダウン333gのシュラフなら、
500FPダウン500gのシュラフの2/3、化繊1kgシュラフの1/3の厚みになってしまう、とゆーことであります。


以前にも書いた、お布団の例がわかりやすいと思いますが、体重のかからない掛け布団は軽いダウンでも、
敷き布団には羊毛や真綿をぎっしりと詰めた、重くてへたらないやつを使っています。

ダウンは(濡れからの回復度合いは別にして)、圧力のあまりかからないジャケットなどには理想的ですが、
(それでも重いリュックを背負うとペシャンコになりますので、あくまで身軽な状態が前提ですが・・・)
シュラフの中綿に使った場合は、身体の下敷きになってる部分のロフトは極端に失われ、これは、
高級ダウンになればなるほど顕著になる、とゆーことがご理解いただけると思います。

まあ実際には、寝返りで背中側のロフトも回復しますし、背中側はへたりにくいフェザーの割合を多くしたり、
背中側の中綿量そのものを多めにしたやつもあるので一概にはいえませんが、いずれにしても、
身体の下敷きになっている部分の保温性は、重くて圧縮できない化繊が有利、とゆーことであります。

で、今回のは760FPのDXデラックスタイプで、STDスタンダードとSPDXスペシャルデラックスの中間、
(なんか、お好み焼き屋さんのメニューみたいですが・・・)それでもけっこう小型軽量になるのは、
やはりダウンのありがたいところですね。

ま、わたくしの古いダウンシュラフよりダウンの量が少ないのでちと不安ですが、新品はやはりよく膨らみます。

ダウンシュラフの弱みである背中部分については、これはしっかりとしたマットに頼るしかありませんね。
まあ、担いで行くソロキャンプ用には、サーマレストのリッジレストや、イスカ・コンフィのシステムがあるし・・・

あとは化繊とちがって、くれぐれも濡らさないように・・・一度濡らすと、なかなかロフトが回復しませんから・・・
ゴアテックスのシュラフカバーがいいようですが、けっこう重くて嵩張り、しかもお高いので、こちらはまあ、
細心の注意を払うことにして・・・たとえばテント内で氷点下になるような状況では使わないとか・・・

表生地表面の結露が凍結するような状況だと、就寝中に体内から放散される大量の水蒸気が、
中綿の中で結露してしまい、ダウンを濡らしてしまいますから、水蒸気を放出して外の水滴をはじく、
ゴアテックスのシュラフカバーが、ある程度は有効だそうですが、わたくし試したことはありません。
それに快適使用温度-3℃までとはいえ、なにせシングルキルトですから、縫い目から熱が奪われますので、
まあ、そんな時期にこれを使うこともないでしょうが・・・

やはり小型軽量なダウンシュラフは、自分で担ぐ際の必要最小限の装備、とゆーことになりますねえ・・・
クルマのときや、誰かに担がせるとき!には・・・やはり化繊の重くて嵩張るシュラフが一番ですね!!!












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2012年05月11日

プロモンテZZマクラ!!!

いやあ、やはり何度見ても・・・ナウシカは素敵ですねえ・・・


で今回は、たまたま在庫のないネットショップが多く、気になって探しているうちに、ついつい買ってしまった・・・



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そう、プロモンテのZZマクラであります。たまたま20%OFFだったし、ついつい・・・

サイズは32×17cm、ラベルには表示がありませんが、スペックでは重さ90g、高さ10cmとなってました。













ホワイトバランスがおかしくなってますが、実色は許せる範囲のダークグリーンであります。

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こちらが自動膨張させた状態。
マット用オープンセルの切れ端を詰めてあるそうで、けっこうぱんぱんに膨らみました。














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で、こちらが少し空気を吹き込んだ状態。ストレッチ性のあるナイロン生地で、まだまだ膨らみそうです・・・











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で、こちらが収納状態、けっこうちっちゃくなります。なにせ90gですし・・・




キャンプ用のまくらとしては、わたくし最近はこんなのを使っているのですが、空気の出し入れがけっこう大変・・・

さらに、こちらのマットシステムで使う場合、ひとつなら少し低め、ふたつ重ねると就寝中にズレたりしてましたし、
なにせ100均商品ですから、2泊以上のキャンプでの使用を考えると、ちと不安も残ってました。

で、いろいろ探した結果、イスカ、コールマン、ハイランダー、モンベルのはかなり重く、ケシュアのやつは、
軽くてお安くて大きくてよかったのですが、イスカやモンベル同様、なにせその色合いがわたくし好みではなく・・・

つーことで、担いで行くキャンプ用に落ち着いたのが、このまくらでした。わははは、めでたしめでたし・・・

って・・・

これを使えるのは、いったいいつのことになるのだろうか・・・ううっ






キャンプまくらについての一考察P.S.

わたくしクルマで行くキャンプには、古いロゴスのダクロンホロフィル入りのまくらを愛用しております。
汚れたら洗えますし、同生地の収納袋を枕カバーにすればそれだけ洗えば済みます。
収納袋に詰め込めば半分以下の体積になるのですが、やはり担いで行くキャンプには贅沢品。

大抵は着替えを詰めたスタッフバッグにタオルやバンダナを巻いてシュラフに入れる程度でした。
こうすれば汗まみれの後頭部でシュラフを汚すこともなくていいのですが、やはりゴワゴワしますし、
ちょうどいい高さにするのもけっこう面倒でした。

快適で小さくなるのは、やはりマット同様、オープンセルの芯材を詰めたインフレータブルのまくらですが、
マット並みの適度な硬さを確保しようとすれば、それなりに芯材の量も増え、どうしても重くなります。

いちばん小型軽量なのが、マットでいえばエアマット、そう、いわゆる「空気枕」であります。
こちらはまさに生地だけですから、大きなまくらでも軽くてちっちゃくなりますが、とーぜん空気を入れる必要があり、
パンクして補修する余裕がなければ(まくらに時間をかけて補修することはないでしょうが、)それっきりです。

で、いろいろ試してみた結果、小型軽量性と簡便性、快適性のバランスでわたくしが選んだのが今回のまくらでした。
本体自体が小さくて芯材もスカスカなので軽くちっちゃくなるのですが、その分、空気枕に近いフワフワ感で、
ストレッチ性のある生地のため、パンパンに膨らませても適度な硬さは得られませんが、自動膨張しますし、
パンクしても、おそらく空気枕ほどにはぺしゃんこにはならないでしょう。

で、これの使い方ですが、スタッフバッグ同様、タオルを巻いてシュラフに入れるか、そのままシュラフの下に敷くか、
全身用マットならシュラフの中に入れても快適でしょうが、肩までのマットの場合、やはり高めに空気を入れて、
マットと並べると落ち着くのですが、そうすると寝てる間にズレてしまう可能性が出てきます。
やはりモンベルのマットシステムみたいに連結できるようにしないといけませんね・・・

うーむ、わたくしのマットシステム同様、まくらにも面ファスナーを付けるか・・・
いやいや、なにせちっちゃいので、タオルを巻いてシュラフに入れても、そんなにゴワゴワしないかな・・・
いずれにせよ・・・マットシステムと同系統の色合いにしてますからね・・・むひひひ



m98k at 22:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック