作例
2021年07月21日
動物園と串カツとバクテー鍋と(後編)
前回記事からの続き(後編)であります。
金曜日の朝から天王寺動物園で動物さんたちを撮りまくったwingさんとわたくし、
お昼もとっくに過ぎてから、ようやく新世界へとやってきました。
新世界・・・ドボルジャークの、ではなく大阪の新世界であります。
1903年の内国勧業博覧会を機に周辺の鉄道網が整備され、跡地の東側は天王寺公園になり、
西側は財閥に払い下げられて、エッフェル塔を真似た通天閣を中心とした放射状の街並みと、
コニーアイランドのルナパークを真似た遊園地を建設したのが新世界のはじまり・・・
1915年には公園内に動物園が開業、飛田遊郭や大阪国技館もでき、大歓楽街となったものの
大阪大空襲で壊滅、戦後はジャンジャン横丁や二代目通天閣が復活したけど阿倍野のような
私鉄ターミナルがなかったこともあり徐々に衰退、1970年の大阪万博前には全国から集まる
日雇い労働者の盛り場として独特の雰囲気になってたのが、1990年あたりから映画やテレビで
次々と紹介されるようになり、特に戦後を知らない世代に、そのレトロな雰囲気が受けて、
2000年代からは串カツ屋などが増え、さらに2010年代に入ると国内だけでなく、海外からの
インバウンド客も訪れるようになった・・・(以上ウィキより要約抜粋)
そう、コロナ前までは平日でも国内外からの観光客で賑わってたのですが・・・
ド派手さは残るものの閉まってる店も多く、人通りは少なかったです。
ちなみに通天閣に祀られて有名になったアメリカの神様・・・
ビリケンさん2体・・・腹の出具合が一緒やな・・・人のことは言えんけど・・・
と、まずはwingさんが見つけた観光客向けの串カツ屋さんへ・・・
串カツ5本と生ビールのセットで580円!!!は、確かに昔の新世界の雰囲気・・・
店内も・・・
観光客のレトロ期待を裏切らないように工夫されてました。
と、たちまち完食完飲し、次の店を探して通天閣方面へ・・・
そう、この日はスペインでのバルめぐりを真似て、次々と飲み歩く予定・・・じゅるじゅる
コロナ前は国内外の観光客で混み合ってた通天閣もガラガラでした・・・
わたくしが現役時代に何度か行ったことのある古い串カツ屋を探し歩いたのですが、
代替わりしたうえに閉店したようで、他にも閉まってる店が多かったですね。
と、ふらふら撮りながら歩いてると、珍しく観光していた若いカップルがわたくしに
「すみません、シャッター押してもらえますか」と頼んできたので、もちろん快諾・・・
あとはwingさんにまかせました。ええ、スマホの使い方なんて知らないし・・・
「って、自分で操作できないのに快諾しないで下さいっ、ったく・・・」
昔の射的場・スマートボール場も、ド派手にリニューアルしてました。
と、次のバルを求めてジャンジャン横丁を南へ・・・
それらしい雰囲気にしてますね・・・
ジャン横でも串カツ屋が乱立してましたが、やはり客は少なかったですね。
こちらの店には、かなり心を動かされたのですが・・・
やはりモーニングサービスの時間帯に入りたいですね。
ここのモーニングセットは生ビールかチューハイにゆで卵と塩昆布が付いて350円。
そう、昔は仕事にアブれた日雇い労働者たちが朝から飲める、こんな店が並んでました。
と、さらに昔の雰囲気が濃く残るエリアに行こうとしたのですが、雨が降り出したので、
アーケードの続く南側の商店街を歩いて・・・
昔二次会で行った場違いな雰囲気のジャズ・バーは、とーぜん開店前だったし・・・
お昼からやってる激安「一人鍋」の店にも電話したのですが、この日は通じませんでした。
やはりコロナで閉めてるのかなあ・・・一人鍋なら密にならないのになあ・・・
と、仕方なく阪堺電軌・阪堺線(チン電)の高架上にある今池電停まで上がって・・・
眼下には昼からやってる、よさげなお店もあったのですが・・・
この後、南行きの電車も来たので乗車、実家の最寄り駅まで戻り・・・
wingさんもおなじみになった韓国料理のお店で・・・
チヂミなんぞを軽く黙食、完食完飲してからスーパーで買い出し、わたくしの実家へ・・・
アイスコーヒー(冷コー)とデザートで一息入れてから、缶ビールと乾き物で本格的にかぱかぱ、
録り溜めた自然番組なんぞを観ながら飲んでるうちに二人とも軽く寝落ちしてしまい・・・
日付が変わる前にようやく目覚め、今回メインのバクテー鍋宴会!!!であります。
わたくしが鍋を作ってる間にwingさんに(家内の実家からもらってきた)シャトーものの
ボルドーワインを開けてもらい・・・
深夜宴会の準備完了であります。
てきとーに作ったバクテー鍋でしたが美味しかったので、備忘のため今回のレシピを・・・
材料(二人分)
・バクテーの素1パック
・チキンスープの素(今回は創味シャンタンを使用)適量
・豚肉(今回は煮込み用スペアリブではなく、しゃぶしゃぶ用の薄切り)約300g
・チンゲン菜2束
・厚揚げ豆腐1丁
・はんぺん(フィッシュケーキがわり)1枚
・〆用の中華太麺1玉
作り方
・1リットルのお湯に創味シャンタン適量を溶きバクテーの素をぶち込んで混ぜる
・食べやすい大きさに切った具材を煮えにくいものから順次ぶち込んで数分間煮込み、
具材に火が通れば完成!!!
・てきとーに食べたら中華太麺をぶち込んで再度煮込み、スープとともに完食!!!
ニンニクを買い忘れたのが残念でしたが、バクテー独特の薬膳風味は充分に感じられました。
そう、二人とも「クチンでN嶋さんに連れて行ってもらった店を思い出すなあ・・・」
と懐かしさもひとしおで、深夜にもかかわらず完食しました。
ちなみに今回はフィッシュケーキがわりの魚肉練り製品として、はんぺんを入れましたが、
しっかりした食感が欲しい場合は平天とかじゃこ天のほうがよさそうですね。
もちろん、バクテーはご飯のおかずにするのが基本ですから、今回は助六寿司を・・・
って、食べる前に撮ればいいものを・・・げふっ
と、食後もしばらくはビールと乾き物で録画番組を観てたのですが、さすがに朝から歩き続け、
昼過ぎからビールを飲み続け、さらにワインを1本空けたので、wingさんはまもなく寝落ち、
わたくしも何とか消灯だけして1時過ぎには就寝しました。ひっく
で、翌日の土曜日は9時過ぎに起床したのですが薬膳のせいか胃腸はすこぶる快調、
とりあえずは冷コーと神戸スウィーツで軽く、朝食その1とゆーか・・・
で、その後もタベり続けて録画番組を観たりしつつ・・・
ビールとハンバーガーのセットで朝食その2とゆーか(早めの)昼食その1とゆーか・・・
この日は長居公園の植物園まで行ってバタフライ・ガーデンとかで撮りまくり、その後は
餃子の満州で食べまくり飲みまくる!!!予定だったのですが、大阪でもこの日が梅雨明けで、
最高気温の予想はなんと34℃・・・
そう、炎天下での徒歩往復は論外だし、自転車だと満州で飲んだ帰りが危ないし・・・
タクシーで往復する案も出たのですが、往路復路でタクシーを探すのも大変だろうし・・・
つーことで結局、ご近所への軽い散策でお茶を濁すことになり・・・
まずは、ふらふらと住吉大社へ・・・
ちょうど自撮りに苦労されてた母娘?がおられたので「シャッター押しましょうか?」と訊くと
「ありがとうございます。お願いします。」とのことだったので・・・
あとはwingさんにまかせました・・・
「だから自分で操作できないのに、わざわざ声掛けしないで下さいっ!!! ったく・・・」
と、さらに境内をふらふらと・・・
土曜日でも、まだまだ人出は少なかったです。
願掛けの絵馬・・・
コロナがはやくおさまってあいたいひとにあえますように。
今の政府や様々な組織の動きの全責任は、有権者であり社会人である今の大人にあるので、
この子の小さな願いには、本当に心が痛みました・・・ごめんなさいね・・・
少しでも早く願いが叶えられるようにしないとね・・・
と、住吉大社では・・・
夏祭りの準備の真っ最中で、密にならない工夫もされてましたが、はてさて・・・
ちなみに大阪の夏祭りは愛染さんにはじまり7月末の住吉さんで終わります。
と、さらにふらふらと住吉公園までやってきて・・・
wingさんはOM-D E-M1ⅢとTG-5を使い分けトリさんやムシさんの撮影に夢中・・・
ちなみに火曜日の奈良散策には探せなかったモンベルの遮熱キャップが見つかったそうで、
この日は無事に装着されてました。
わたくしも、この日は炎天確実だったので奈良に持参してたキャップインナーではなく
酷暑用のクールビットを使いました。やはり炎天下での帽子は必需品ですね。
と、せっかくなので・・・
わたくしも自転車に群がるスズメさんをOM-D E-M5Ⅲで撮ったりして・・・
食べ残しのお菓子を前カゴに入れてベンチで休憩してたら集まってきたとか・・・
と、この後は一度住吉大社まで戻り・・・
御田まで行ったのですがサギさんはおらず・・・
七五三撮影に来てた子どもたちとスッポンを見つけたり鯉を集めたりして・・・
これまたwingさんもおなじみとなった「寒ざらし蕎麦」のお店で・・・
遅めの昼食その2とゆーか、早めの夕食その1とゆーか・・・で、まずは一杯・・・
軽く完食してスーパーで買い出し、アイスとか買ったので急いで実家に戻って・・・
アイス最中と宇治金時バーの後に、あらためて飲み直してると・・・
川端さんが「麻布かりんと」とか様々なお土産を持って参加、ライト談義がはじまりました。
シュアなんとかのMODをwingさんに依頼されてて完成品を前に熱心に談義されてましたが、
わたくしが熱心に見つめてたのは、たこ焼きとあわせてスーパーで・・・
wingさんが見つけたスーパードライの生ジョッキ缶!!!
「クリーミーな泡で一度試されるといいですよ。」とのことだったので、さっそくぷしゅ・・・
「ちっとも泡なんか出ないぞ!!! がるるる」
「あは、少し冷やし過ぎたようですね、そんな場合は一度ひっくり返してと、ぷしゅ」
「ほうれ、このとおり・・・」
「あーっ、自分だけ、ずるーい、がるるる」
「まあまあ、泡だけそちらに足してあげますから・・・こぽ」
「ごくごく、ま、確かにクリーミーな泡がフタになってるけど、ひと缶ぐらいすぐなくなるし、
泡が欲しいなら凍らせたジョッキに缶からセオリーどおり丁寧に注げば、それで済むハナシ
じゃないですか。ぶつぶつ」
「確かにアウトドアとかジョッキなしでジョッキ気分を味わいたいシーン用ですね。」
と、ライト談義のあいだにビール談義や武道談義もしつつ、実家に備蓄してた冷凍パスタ
なんぞを次々と温め、これが夕食その2とゆーか・・・で、桜餅と麦茶の休憩を挟み、
わたくしとwingさんは乾き物なんぞでビールを飲み続けてると夜も10時を過ぎました。
で、翌日に所用がある川端さんに最寄り駅まで送ってもらったwingさん、深夜帰宅してから
さらにビールを空けてたそうですが、月曜日には無事に職場復帰できたのだろうか???
P.S
今回もじつに楽しかった・・・のですが・・・
まだ当分は親しい仲間数人だけで、ひっそりと楽しむぐらいがせいぜいですね。
住吉大社の絵馬にあった・・・
「コロナがはやくおさまってあいたいひとにあえますように。」との願い・・・
この子の願いに少しでも近づくよう5人以上の「大きな集まり」は、まだ当分は自粛します。
ま、東京では世界中から人を集めた「大きな集まり」がはじまるようですが・・・
金曜日の朝から天王寺動物園で動物さんたちを撮りまくったwingさんとわたくし、
お昼もとっくに過ぎてから、ようやく新世界へとやってきました。
新世界・・・ドボルジャークの、ではなく大阪の新世界であります。
1903年の内国勧業博覧会を機に周辺の鉄道網が整備され、跡地の東側は天王寺公園になり、
西側は財閥に払い下げられて、エッフェル塔を真似た通天閣を中心とした放射状の街並みと、
コニーアイランドのルナパークを真似た遊園地を建設したのが新世界のはじまり・・・
1915年には公園内に動物園が開業、飛田遊郭や大阪国技館もでき、大歓楽街となったものの
大阪大空襲で壊滅、戦後はジャンジャン横丁や二代目通天閣が復活したけど阿倍野のような
私鉄ターミナルがなかったこともあり徐々に衰退、1970年の大阪万博前には全国から集まる
日雇い労働者の盛り場として独特の雰囲気になってたのが、1990年あたりから映画やテレビで
次々と紹介されるようになり、特に戦後を知らない世代に、そのレトロな雰囲気が受けて、
2000年代からは串カツ屋などが増え、さらに2010年代に入ると国内だけでなく、海外からの
インバウンド客も訪れるようになった・・・(以上ウィキより要約抜粋)
そう、コロナ前までは平日でも国内外からの観光客で賑わってたのですが・・・
ド派手さは残るものの閉まってる店も多く、人通りは少なかったです。
ちなみに通天閣に祀られて有名になったアメリカの神様・・・
ビリケンさん2体・・・腹の出具合が一緒やな・・・人のことは言えんけど・・・
と、まずはwingさんが見つけた観光客向けの串カツ屋さんへ・・・
串カツ5本と生ビールのセットで580円!!!は、確かに昔の新世界の雰囲気・・・
店内も・・・
観光客のレトロ期待を裏切らないように工夫されてました。
と、たちまち完食完飲し、次の店を探して通天閣方面へ・・・
そう、この日はスペインでのバルめぐりを真似て、次々と飲み歩く予定・・・じゅるじゅる
コロナ前は国内外の観光客で混み合ってた通天閣もガラガラでした・・・
わたくしが現役時代に何度か行ったことのある古い串カツ屋を探し歩いたのですが、
代替わりしたうえに閉店したようで、他にも閉まってる店が多かったですね。
と、ふらふら撮りながら歩いてると、珍しく観光していた若いカップルがわたくしに
「すみません、シャッター押してもらえますか」と頼んできたので、もちろん快諾・・・
あとはwingさんにまかせました。ええ、スマホの使い方なんて知らないし・・・
「って、自分で操作できないのに快諾しないで下さいっ、ったく・・・」
昔の射的場・スマートボール場も、ド派手にリニューアルしてました。
と、次のバルを求めてジャンジャン横丁を南へ・・・
それらしい雰囲気にしてますね・・・
ジャン横でも串カツ屋が乱立してましたが、やはり客は少なかったですね。
こちらの店には、かなり心を動かされたのですが・・・
やはりモーニングサービスの時間帯に入りたいですね。
ここのモーニングセットは生ビールかチューハイにゆで卵と塩昆布が付いて350円。
そう、昔は仕事にアブれた日雇い労働者たちが朝から飲める、こんな店が並んでました。
と、さらに昔の雰囲気が濃く残るエリアに行こうとしたのですが、雨が降り出したので、
アーケードの続く南側の商店街を歩いて・・・
昔二次会で行った場違いな雰囲気のジャズ・バーは、とーぜん開店前だったし・・・
お昼からやってる激安「一人鍋」の店にも電話したのですが、この日は通じませんでした。
やはりコロナで閉めてるのかなあ・・・一人鍋なら密にならないのになあ・・・
と、仕方なく阪堺電軌・阪堺線(チン電)の高架上にある今池電停まで上がって・・・
眼下には昼からやってる、よさげなお店もあったのですが・・・
この後、南行きの電車も来たので乗車、実家の最寄り駅まで戻り・・・
wingさんもおなじみになった韓国料理のお店で・・・
チヂミなんぞを軽く黙食、完食完飲してからスーパーで買い出し、わたくしの実家へ・・・
アイスコーヒー(冷コー)とデザートで一息入れてから、缶ビールと乾き物で本格的にかぱかぱ、
録り溜めた自然番組なんぞを観ながら飲んでるうちに二人とも軽く寝落ちしてしまい・・・
日付が変わる前にようやく目覚め、今回メインのバクテー鍋宴会!!!であります。
わたくしが鍋を作ってる間にwingさんに(家内の実家からもらってきた)シャトーものの
ボルドーワインを開けてもらい・・・
深夜宴会の準備完了であります。
てきとーに作ったバクテー鍋でしたが美味しかったので、備忘のため今回のレシピを・・・
材料(二人分)
・バクテーの素1パック
・チキンスープの素(今回は創味シャンタンを使用)適量
・豚肉(今回は煮込み用スペアリブではなく、しゃぶしゃぶ用の薄切り)約300g
・チンゲン菜2束
・厚揚げ豆腐1丁
・はんぺん(フィッシュケーキがわり)1枚
・〆用の中華太麺1玉
作り方
・1リットルのお湯に創味シャンタン適量を溶きバクテーの素をぶち込んで混ぜる
・食べやすい大きさに切った具材を煮えにくいものから順次ぶち込んで数分間煮込み、
具材に火が通れば完成!!!
・てきとーに食べたら中華太麺をぶち込んで再度煮込み、スープとともに完食!!!
ニンニクを買い忘れたのが残念でしたが、バクテー独特の薬膳風味は充分に感じられました。
そう、二人とも「クチンでN嶋さんに連れて行ってもらった店を思い出すなあ・・・」
と懐かしさもひとしおで、深夜にもかかわらず完食しました。
ちなみに今回はフィッシュケーキがわりの魚肉練り製品として、はんぺんを入れましたが、
しっかりした食感が欲しい場合は平天とかじゃこ天のほうがよさそうですね。
もちろん、バクテーはご飯のおかずにするのが基本ですから、今回は助六寿司を・・・
って、食べる前に撮ればいいものを・・・げふっ
と、食後もしばらくはビールと乾き物で録画番組を観てたのですが、さすがに朝から歩き続け、
昼過ぎからビールを飲み続け、さらにワインを1本空けたので、wingさんはまもなく寝落ち、
わたくしも何とか消灯だけして1時過ぎには就寝しました。ひっく
で、翌日の土曜日は9時過ぎに起床したのですが薬膳のせいか胃腸はすこぶる快調、
とりあえずは冷コーと神戸スウィーツで軽く、朝食その1とゆーか・・・
で、その後もタベり続けて録画番組を観たりしつつ・・・
ビールとハンバーガーのセットで朝食その2とゆーか(早めの)昼食その1とゆーか・・・
この日は長居公園の植物園まで行ってバタフライ・ガーデンとかで撮りまくり、その後は
餃子の満州で食べまくり飲みまくる!!!予定だったのですが、大阪でもこの日が梅雨明けで、
最高気温の予想はなんと34℃・・・
そう、炎天下での徒歩往復は論外だし、自転車だと満州で飲んだ帰りが危ないし・・・
タクシーで往復する案も出たのですが、往路復路でタクシーを探すのも大変だろうし・・・
つーことで結局、ご近所への軽い散策でお茶を濁すことになり・・・
まずは、ふらふらと住吉大社へ・・・
ちょうど自撮りに苦労されてた母娘?がおられたので「シャッター押しましょうか?」と訊くと
「ありがとうございます。お願いします。」とのことだったので・・・
あとはwingさんにまかせました・・・
「だから自分で操作できないのに、わざわざ声掛けしないで下さいっ!!! ったく・・・」
と、さらに境内をふらふらと・・・
土曜日でも、まだまだ人出は少なかったです。
願掛けの絵馬・・・
コロナがはやくおさまってあいたいひとにあえますように。
今の政府や様々な組織の動きの全責任は、有権者であり社会人である今の大人にあるので、
この子の小さな願いには、本当に心が痛みました・・・ごめんなさいね・・・
少しでも早く願いが叶えられるようにしないとね・・・
と、住吉大社では・・・
夏祭りの準備の真っ最中で、密にならない工夫もされてましたが、はてさて・・・
ちなみに大阪の夏祭りは愛染さんにはじまり7月末の住吉さんで終わります。
と、さらにふらふらと住吉公園までやってきて・・・
wingさんはOM-D E-M1ⅢとTG-5を使い分けトリさんやムシさんの撮影に夢中・・・
ちなみに火曜日の奈良散策には探せなかったモンベルの遮熱キャップが見つかったそうで、
この日は無事に装着されてました。
わたくしも、この日は炎天確実だったので奈良に持参してたキャップインナーではなく
酷暑用のクールビットを使いました。やはり炎天下での帽子は必需品ですね。
と、せっかくなので・・・
わたくしも自転車に群がるスズメさんをOM-D E-M5Ⅲで撮ったりして・・・
食べ残しのお菓子を前カゴに入れてベンチで休憩してたら集まってきたとか・・・
と、この後は一度住吉大社まで戻り・・・
御田まで行ったのですがサギさんはおらず・・・
七五三撮影に来てた子どもたちとスッポンを見つけたり鯉を集めたりして・・・
これまたwingさんもおなじみとなった「寒ざらし蕎麦」のお店で・・・
遅めの昼食その2とゆーか、早めの夕食その1とゆーか・・・で、まずは一杯・・・
軽く完食してスーパーで買い出し、アイスとか買ったので急いで実家に戻って・・・
アイス最中と宇治金時バーの後に、あらためて飲み直してると・・・
川端さんが「麻布かりんと」とか様々なお土産を持って参加、ライト談義がはじまりました。
シュアなんとかのMODをwingさんに依頼されてて完成品を前に熱心に談義されてましたが、
わたくしが熱心に見つめてたのは、たこ焼きとあわせてスーパーで・・・
wingさんが見つけたスーパードライの生ジョッキ缶!!!
「クリーミーな泡で一度試されるといいですよ。」とのことだったので、さっそくぷしゅ・・・
「ちっとも泡なんか出ないぞ!!! がるるる」
「あは、少し冷やし過ぎたようですね、そんな場合は一度ひっくり返してと、ぷしゅ」
「ほうれ、このとおり・・・」
「あーっ、自分だけ、ずるーい、がるるる」
「まあまあ、泡だけそちらに足してあげますから・・・こぽ」
「ごくごく、ま、確かにクリーミーな泡がフタになってるけど、ひと缶ぐらいすぐなくなるし、
泡が欲しいなら凍らせたジョッキに缶からセオリーどおり丁寧に注げば、それで済むハナシ
じゃないですか。ぶつぶつ」
「確かにアウトドアとかジョッキなしでジョッキ気分を味わいたいシーン用ですね。」
と、ライト談義のあいだにビール談義や武道談義もしつつ、実家に備蓄してた冷凍パスタ
なんぞを次々と温め、これが夕食その2とゆーか・・・で、桜餅と麦茶の休憩を挟み、
わたくしとwingさんは乾き物なんぞでビールを飲み続けてると夜も10時を過ぎました。
で、翌日に所用がある川端さんに最寄り駅まで送ってもらったwingさん、深夜帰宅してから
さらにビールを空けてたそうですが、月曜日には無事に職場復帰できたのだろうか???
P.S
今回もじつに楽しかった・・・のですが・・・
まだ当分は親しい仲間数人だけで、ひっそりと楽しむぐらいがせいぜいですね。
住吉大社の絵馬にあった・・・
「コロナがはやくおさまってあいたいひとにあえますように。」との願い・・・
この子の願いに少しでも近づくよう5人以上の「大きな集まり」は、まだ当分は自粛します。
ま、東京では世界中から人を集めた「大きな集まり」がはじまるようですが・・・
2021年07月18日
動物園と串カツとバクテー鍋と(前篇)
ひさしぶりに天王寺動物園から新世界で串カツとゆーコテコテの大阪をふらふらしてから実家へ、
さらに実家でのバクテー鍋とかで、さらさらにふらふらになったお話しの前篇・・・
先週が連休となったwingさんから「天王寺動物園の動物さんとかも撮りたいな・・・」
と連絡があり、夏休み前の平日なら密にもならず、今はインバウンド客も少ないだろうし、
ついでに新世界も歩いて、わたくしの実家で飲み続けましょう!!!となった次第。
って、なんか前回記事も同じような書き出しだった気がしますが・・・
と、火曜日の奈良に続き・・・
金曜日には10時に天王寺公園「てんしば」のコンビニでwingさんと待ち合わせ、
ふだんなら早めに着いて・・・
ガチャに張り付いてるはずのwingさんが???・・・とか思ってたら・・・
「ふうふう、なんとゆー難しいところで待ち合わせするんですかっ、ひいひい」
「って、ここが一番わかりやすい待ち合わせ場所なんですが・・・」
「うぐぐぐ、大阪の地下街はややこしいなあ・・・」
と、二人で「てんしば」を抜けて天王寺動物園へ・・・
wingさんのルーツの大地溝帯・・・
~知恵を得て運動能力を捨てたサル~
ついでに地上に落ちたアルコール濃度の高い果実(酒)にも強くなったのね・・・
と、まずは楽しみにしてた「アジアの熱帯雨林ゾーン」へ・・・
行ったのですが・・・
隣接するシロクマ(ホッキョクグマ)さん親子舎への長大な行列スペースを作るためなのか、
現在は閉鎖中でした。ぐすん
つーことで一番人気の「シロクマ(ホッキョクグマ)さん親子」舎へ・・・
夏休み前の平日で行列こそありませんでしたが、さすがにここには人がいっぱいでした。
子グマだけでなく、
お母さんグマも・・・
ざんぶ
ぷはぁ
ぐりぐりぐり
と、ずっと一緒に水遊び・・・ええ、確かに見飽きませんでした。
まあ、その他のクマさんとかは・・・
日陰でぐったりとお昼寝中でしたが・・・
と、次はwingさんのお目当てだった「鳥の楽園」へ・・・
ま、トリさん画像はwingさんにまかせて、わたくしは「運動能力を捨てたサル」を・・・
って、ケージの向こうに見える「あべのハルカス」を撮ってると・・・
ありゃ、トリさんがケージの外に逃げてる???
とゆー質問も多かったのでしょう、
とゆー貼り紙がありました。
と、鳥の楽園を出て・・・
ベンチに座ってレンズ交換する「運動能力を捨てたサル」・・・
と、暑い中あちこち撮り歩いてたのですが・・・
「うーむ、どうしても手前のネットフェンスにフォーカスが合ってしまうなあ・・・」
「フォーカスポイントを最小にしてフェンスの隙間を狙えば・・・ほれ・・・」
「わっ、ほんとだ!!! さすが「知恵を得て運動能力を捨てたサル」ですねっ!」
「貴方は学習以前に運動能力を捨ててるような気がしますが・・・」
「うぐぐぐ」
と、暑い屋外展示はそこそこに「夜行性動物舎」へ・・・
って、ライトマニアたちを集めた獣舎なのか???
おなじみ洞窟のコウモリさん・・・
肉眼ではほぼ真っ暗な中にいたキーウィさんも何とか撮れました。
さすがOM-D E-M5Ⅲの手ぶれ補正は効くなあ・・・
ちなみにwingさんは持参した赤色ライトで撮るのを忘れてたと後で後悔されてましたが。
と、次も屋内にあるズーミュージアムへ・・・
手前にあるのがアニメもといアミメニシキヘビさんの骨格標本で全長は8m近いでしょうか、
後ろにあるホッキョクグマさんの剥製とかより、はるかにデカいですね。
とーぜん
皮の標本もデカかったです。
と、てきとーに園内の南エリアを廻っただけで「早くビールが飲みたいぞ!!!」と騒ぎ出す
wingさんを宥めつつ・・・って、火曜日にもこんなシーンがあったな・・・
北エリアをてきとーに見て歩き・・・
カバ舎の奥にあるアフリカ・サバンナゾーンは(暑いので)後回しにして、涼しい屋内展示の
アイファーIFAR爬虫類生態館へ・・・
やはりワニさんは大部分が水中なんですね・・・横から観察できるのは面白いです。
巨大なリクガメさん・・・だったっけ?
以下、さくさくっと・・・
爬虫類さんとかもよく見ると、なかなかかわゆいです・・・
それにしても・・・
ワニガメさんって、巨大になるのね・・・
と、再びカバ舎前に出てきて・・・
こちらも横から水中の様子が観察できるのが面白いです。
と、観察中に物凄い「いびき」が聞こえてきたので、wingさんかと思ってたのですが・・・
こちらのサイさんでした。
アフリカ・サバンナゾーンを歩いてると・・・
「えいっ、えいっ」
「これこれ、仲良くしなさいよ。」 「しゅん」
とか・・・
ライオンは寝ている・・・
発情期でメスは屋内へ別居中とあったので行ってみると、やはりお昼寝中でしたが・・・
なんとゆー寝姿・・・うとうとうと・・・
見学者も少ないのでしょう、すっかり油断してて・・・
「んっ、にゃんだにゃ???」ごろごろごろ・・・
「あははは、寝姿も反応も、うちのネコさんたちと一緒です。」
と、最後にチンパンジー舎のオランウータンさんを訪ねたのですが・・・
「現在は飼育していない」とのことでした・・・残念
と、「ビールビール冷たいビール」と叫び続けるwingさんと、ようやく天王寺動物園を出て・・・
一行は新世界へと入ります。(後編に続きます。)
さらに実家でのバクテー鍋とかで、さらさらにふらふらになったお話しの前篇・・・
先週が連休となったwingさんから「天王寺動物園の動物さんとかも撮りたいな・・・」
と連絡があり、夏休み前の平日なら密にもならず、今はインバウンド客も少ないだろうし、
ついでに新世界も歩いて、わたくしの実家で飲み続けましょう!!!となった次第。
って、なんか前回記事も同じような書き出しだった気がしますが・・・
と、火曜日の奈良に続き・・・
金曜日には10時に天王寺公園「てんしば」のコンビニでwingさんと待ち合わせ、
ふだんなら早めに着いて・・・
ガチャに張り付いてるはずのwingさんが???・・・とか思ってたら・・・
「ふうふう、なんとゆー難しいところで待ち合わせするんですかっ、ひいひい」
「って、ここが一番わかりやすい待ち合わせ場所なんですが・・・」
「うぐぐぐ、大阪の地下街はややこしいなあ・・・」
と、二人で「てんしば」を抜けて天王寺動物園へ・・・
wingさんのルーツの大地溝帯・・・
~知恵を得て運動能力を捨てたサル~
ついでに地上に落ちたアルコール濃度の高い果実(酒)にも強くなったのね・・・
と、まずは楽しみにしてた「アジアの熱帯雨林ゾーン」へ・・・
行ったのですが・・・
隣接するシロクマ(ホッキョクグマ)さん親子舎への長大な行列スペースを作るためなのか、
現在は閉鎖中でした。ぐすん
つーことで一番人気の「シロクマ(ホッキョクグマ)さん親子」舎へ・・・
夏休み前の平日で行列こそありませんでしたが、さすがにここには人がいっぱいでした。
子グマだけでなく、
お母さんグマも・・・
ざんぶ
ぷはぁ
ぐりぐりぐり
と、ずっと一緒に水遊び・・・ええ、確かに見飽きませんでした。
まあ、その他のクマさんとかは・・・
日陰でぐったりとお昼寝中でしたが・・・
と、次はwingさんのお目当てだった「鳥の楽園」へ・・・
ま、トリさん画像はwingさんにまかせて、わたくしは「運動能力を捨てたサル」を・・・
って、ケージの向こうに見える「あべのハルカス」を撮ってると・・・
ありゃ、トリさんがケージの外に逃げてる???
とゆー質問も多かったのでしょう、
とゆー貼り紙がありました。
と、鳥の楽園を出て・・・
ベンチに座ってレンズ交換する「運動能力を捨てたサル」・・・
と、暑い中あちこち撮り歩いてたのですが・・・
「うーむ、どうしても手前のネットフェンスにフォーカスが合ってしまうなあ・・・」
「フォーカスポイントを最小にしてフェンスの隙間を狙えば・・・ほれ・・・」
「わっ、ほんとだ!!! さすが「知恵を得て運動能力を捨てたサル」ですねっ!」
「貴方は学習以前に運動能力を捨ててるような気がしますが・・・」
「うぐぐぐ」
と、暑い屋外展示はそこそこに「夜行性動物舎」へ・・・
って、ライトマニアたちを集めた獣舎なのか???
おなじみ洞窟のコウモリさん・・・
肉眼ではほぼ真っ暗な中にいたキーウィさんも何とか撮れました。
さすがOM-D E-M5Ⅲの手ぶれ補正は効くなあ・・・
ちなみにwingさんは持参した赤色ライトで撮るのを忘れてたと後で後悔されてましたが。
と、次も屋内にあるズーミュージアムへ・・・
手前にあるのがアニメもといアミメニシキヘビさんの骨格標本で全長は8m近いでしょうか、
後ろにあるホッキョクグマさんの剥製とかより、はるかにデカいですね。
とーぜん
皮の標本もデカかったです。
と、てきとーに園内の南エリアを廻っただけで「早くビールが飲みたいぞ!!!」と騒ぎ出す
wingさんを宥めつつ・・・って、火曜日にもこんなシーンがあったな・・・
北エリアをてきとーに見て歩き・・・
カバ舎の奥にあるアフリカ・サバンナゾーンは(暑いので)後回しにして、涼しい屋内展示の
アイファーIFAR爬虫類生態館へ・・・
やはりワニさんは大部分が水中なんですね・・・横から観察できるのは面白いです。
巨大なリクガメさん・・・だったっけ?
以下、さくさくっと・・・
爬虫類さんとかもよく見ると、なかなかかわゆいです・・・
それにしても・・・
ワニガメさんって、巨大になるのね・・・
と、再びカバ舎前に出てきて・・・
こちらも横から水中の様子が観察できるのが面白いです。
と、観察中に物凄い「いびき」が聞こえてきたので、wingさんかと思ってたのですが・・・
こちらのサイさんでした。
アフリカ・サバンナゾーンを歩いてると・・・
「えいっ、えいっ」
「これこれ、仲良くしなさいよ。」 「しゅん」
とか・・・
ライオンは寝ている・・・
発情期でメスは屋内へ別居中とあったので行ってみると、やはりお昼寝中でしたが・・・
なんとゆー寝姿・・・うとうとうと・・・
見学者も少ないのでしょう、すっかり油断してて・・・
「んっ、にゃんだにゃ???」ごろごろごろ・・・
「あははは、寝姿も反応も、うちのネコさんたちと一緒です。」
と、最後にチンパンジー舎のオランウータンさんを訪ねたのですが・・・
「現在は飼育していない」とのことでした・・・残念
と、「ビールビール冷たいビール」と叫び続けるwingさんと、ようやく天王寺動物園を出て・・・
一行は新世界へと入ります。(後編に続きます。)
2021年07月14日
シカさんとクラフトビールと・・・
ひさしぶりに奈良市街をふらふらしてきました。
この暑い中、東大寺の境内や春日山の原生林や山の辺の道から入江泰吉記念写真美術館とかを
ふらふらと巡ってふらふらに、最後はクラフトビールでさらにふらふらになったとゆーお話し・・・
今週が連休となったwingさんから「奈良のシカさんを撮りたいな・・・」と連絡があり、
平日なら密にもならず、今はインバウンド客も少ないので行きましょう!!!となった次第。
そう、コロナ前の休日は国内外の観光客で混雑、平日でもインバウンド客で溢れてたのですが・・・
と、昨日(火曜日)の10時に近鉄奈良駅に集合、観光案内所で散策マップをもらって・・・
まずは「ひがしむき商店街」から興福寺の境内へ・・・
「上りは嫌じゃあ!!!ひいひい」と、さっそく日陰に立ち止まるwingさん・・・
モンベル遮熱キャップの行方が分からなくなったとかで、この日は帽子なしでした。
南円堂を尻目に殺して・・・
さっそくシカさんがお出迎え・・・
って、観光客も少なく日陰でのんびりしてました。
奈良国立博物館の旧館・・・今は仏像館になってます。
奈良県警のパトカー・・・なのかっ??? 鹿迷彩のツートーン。
氷室神社から・・・
東大寺方面へ・・・
鹿団子を遠くから800mmズームで撮影するwingさん・・・
「って、どうせ逃げないんだから、もっと近くで撮ればいいのに・・・」
「近くだとドアップしか撮れないし、レンズ交換めんどーだし・・・ううっ」
それにしても・・・
ナイフのグリップによさげですね・・・じゅるじゅる
南大門であります。
家族連れのインバウンド客が一組だけガイドさんに案内されて来てました。
ここにはムササビさんが住んでて、むかし夜の観察会に来たなあ・・・今も居るのかなあ・・・
と、大仏殿へ・・・
・・・入るのは有料なので、右側にある・・・
二月堂への参詣道をふらふらと歩きます・・・
日向は猛暑ですが・・・
木陰はけっこう涼しく、シカさんたちも木陰でお食事中でした。
とはいいつつ・・・
東塔跡あたりからは木陰もなく、たちまち汗でびちゃびちゃになり・・・
とりあえず茶店で休憩・・・
バンビカレーも大仏カレーも白しか氷も魅力だったのですが・・・
定番のかき氷でようやく一息・・・
二月堂を目指します。
大仏殿裏からのこちらの道も風情があって好きなのですが・・・
今回は参詣道から二月堂の下まで来ました。
関西に春の訪れを告げる「二月堂のお水取り(修二会)」では、この階段を修行僧が巨大な松明を
持って次々と上っていくのですが、この日は小学生たちが次々と上り下りしてました。
今年のお水取りはコロナ禍で人を集めずに実施、代わりに内部にはじめて無人カメラが入り、
荒俣宏氏らの案内で、儀式の模様が生中継されてましたね。
小学生に追い抜かれながら、ひいひい階段を上ると・・・
舞台からは大仏殿の向こうに奈良市街、その向こうに生駒山系が一望できます。
ここからの生駒に沈む夕陽の眺めは有名ですね。
わたくし、ちょうど夕陽が沈むあたりに住んでるんですが・・・
と、反対側から三月堂、四月堂方面へ下り・・・
手向山八幡宮を経て・・・
若草山(三笠山)の麓までやってきました。
で、わたくしがレンズ交換してる間に、wingさんが鹿せんべいを買いに行こうとすると・・・
ぎろっ
わらわらわら・・・と、シカさんたちがついてきて・・・
「わっ、わわわわっ、一体どうすればいいんですかっ!!!」
「あはは、手に持ってたらすぐに取られるのでバッグの中に入れてくださいね。」
「わわわわ、えいっ!!!」
と、開けたまま置いてあったわたくしのカメラバッグの中に鹿せんべいを・・・
「わっ、急にバッグがシカさんの頭で見えなくなったぞ!!!
「わわっ、レンズにシカさんのヨダレが・・・なんてことするんすかっ!!!」
「目の前に開いてるバッグがあったので、思わず・・・あははは」
「思わずって・・・自分のバッグに入れてくださいっ!!!」
「こっちはバックパックだったもので、ついつい・・・あははは」
「ったく・・・ぶつぶつぶつ」
と、鹿せんべいでシカさんを集めて撮影するどころではなく・・・
這う這うの体で逃げ出し・・・
春日山の遊歩道へ・・・
海外向けのTV番組「CYCLE JAPAN」で、紅葉シーズンのこのルートが紹介されてましたね。
ええ、番組ではけっこう高速で駆け抜けてましたが・・・
ま、プロのレーサーなので、本人はのんびり走ったつもりだったんでしょうが・・・
青もみじも見事でした。
春日大社の御神域もあり、昔ながらの原生林が市街地のすぐそばに残ってて、今となっては
稀少となった動植物の宝庫にもなっているとかで、市街地のシカさんたちの本拠地でもあり、
夜間でも遊歩道は散策できるようなので、ライト照射ツアーにも最適ですね。
ちなみに案内には「原始林」とありましたが正確な意味での原始林は日本にはありません。
ま、この日は(早く飲みたくて)スタート地点からすぐに引き返し・・・
春日大社を目指します。
途中では・・・
稀少な野生動物たちにも遭遇しました・・・
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも
古今和歌集にも収録された安倍仲麻呂の歌碑を過ぎると・・・
春日大社であります。
ここの巫女さんのドキュメントもテレビで見たなあ・・・かわゆかったなあ・・・
と、原生林の中に続く「山の辺の道」をさらに南下し・・・
ようやく市街地へ出ると、柳生の里へ向かう柳生街道と交差して・・・
さらに市街地の中に続く山の辺の道を新薬師寺方面へ歩きます・・・
風情のある道ですが市街地に出ると日差しがきついので、日陰を歩くwingさん
で、新薬師寺を過ぎてすぐ、山の辺の道と分かれて西に曲がれば・・・
入江泰吉記念・奈良市写真美術館で、一度は訪れてみたかった美術館であります。
一階はロビーと喫茶室になってて展示室などは地下になってました。
もちろん展示中の作品は撮影禁止でしたが当日の展示は新鋭展・・・
越沼玲子さんの作品は春日山の原生林に暮らすネコさんたちが、辻田美穂子さんの作品は
自分の祖母の故郷であるサハリンに暮らす人たちが、被写体のメインでした。
と、もう一つの企画展は・・・
聖徳太子没後1400年・・・入江泰吉と工藤利三郎の斑鳩の作品展でした。
入江泰吉の斑鳩作品については言わずもがなですが、工藤利三郎という写真家は今回まで
わたくしは知りませんでした。
明治後期から大正期にかけて、古美術写真の先駆けとして活躍された写真家だそうで、
今は焼失・散逸してしまった仏像や、焼失・修復・復元前の建築物などの貴重な古写真を
見ることができ、古さを感じさせない鮮明な写真群に驚きの連続でした。
入江泰吉の初期の斑鳩作品もそうですが、今となっては絶対に撮れない作品ばかりで、
やはり完成された写真作品というのは時代の貴重な記録でもあるんですねえ・・・
また館内のシアターではハイビジョンの大画面で次々と入江作品が紹介されてましたが、
大判のフィルムカメラで撮ったからでしょうか、大画面でも充分に楽しめました。
ちなみに・・・
学生時代のサークルの先輩が一時期、入江先生のご自宅に入り浸ってて何度か誘われたことが
あったのですが、とうとう生前にお目にかかることはなく、今となっては残念至極です。
と、ようやく美術館を出たのが3時前ぐらいで・・・
「ならまち」を目指し、ひいひいと坂を下ります。
で、今回はめずらしくwingさんが・・・
「腹減ったよう、ビールが飲みたいよう」と、いつもの誰かさんみたいなことを言い出し、
「こじゃれた店があります。ここにしましょう!!!」
「ここはソフトドリンクしかないみたいですよ・・・」
「うぐぐぐ」
と、ようやく「ならまち」あたりまで下りてくると、
店が並びはじめたのですが、平日だったし閉めてる店も多く・・・
「おおっ、ここは営業中です、ここにしましょう!!」とwingさん
「でも、ここは鍋料理がメインみたいですよ・・・」
「さすがにこの暑さで鍋物はなあ・・・うぐぐぐ」
「ではここにしましょう!!! じゅるじゅるじゅる」
「もうランチタイムは終わってます。きっぱりと」
「がるるるる」
とか言ってるうちに・・・
とうとう猿沢の池まで下りてきて・・・
右手の「ひがしむき商店街」へ戻ってからも・・・
やってるお店がある度に・・・
ここにしましょう!!!がるるる!!!と喚きたてるのを宥めつつ・・・
ようやくお目当ての「大和醸造」直営店へ・・・
まずは・・・
わたくしが飲みたかったセゾンの1パイントで乾杯!!!
「wingさん、おたんじょーび、おめでとうございます」
「ありがとうございます。できたてクラフトビールで祝ってもらえるなんて感激です。」
「もちろん支払いはワリカンです・・・これはきっぱりと」
「うぐぐぐ」
とまあ・・・
美味しい唐揚げにはじまり・・・
安くておいしいピザなんぞでかぱかぱと・・・って、食べる前に撮ればいいものを・・・
ちなみにわたくしの2杯目は・・・
IPA(インディア・ペールエール)の1パイント・・・って、飲む前に撮れば・・・
いっぽうwingさんは・・・
スタウトの1パイントを選択・・・
と、3杯目は二人とも・・・
限定醸造のコーヒー・セゾンとやらのハーフ・パイントと・・・
ソーセージとザワークラウトのセットで〆ました。げふっ
と、明るいうちからすっかり出来上がり、ふらふらと外に出ると・・・
駅前ではサックスのストリート・ライブが・・・
って・・・
ボルネオ・クチンのN嶋さん、奈良でもライブやってたのか???
と、帰りの神戸三宮行き快速急行では二人ともグースカ、奇跡的に大阪難波で目覚めたわたくし、
ぐっすりと眠ってるwingさんを起こさないよう、そっと下車したのですが・・・
おそらく神戸三宮まで行ったwingさん、その後どうされたのでしょうね。どっとはらい
この暑い中、東大寺の境内や春日山の原生林や山の辺の道から入江泰吉記念写真美術館とかを
ふらふらと巡ってふらふらに、最後はクラフトビールでさらにふらふらになったとゆーお話し・・・
今週が連休となったwingさんから「奈良のシカさんを撮りたいな・・・」と連絡があり、
平日なら密にもならず、今はインバウンド客も少ないので行きましょう!!!となった次第。
そう、コロナ前の休日は国内外の観光客で混雑、平日でもインバウンド客で溢れてたのですが・・・
と、昨日(火曜日)の10時に近鉄奈良駅に集合、観光案内所で散策マップをもらって・・・
まずは「ひがしむき商店街」から興福寺の境内へ・・・
「上りは嫌じゃあ!!!ひいひい」と、さっそく日陰に立ち止まるwingさん・・・
モンベル遮熱キャップの行方が分からなくなったとかで、この日は帽子なしでした。
南円堂を尻目に殺して・・・
さっそくシカさんがお出迎え・・・
って、観光客も少なく日陰でのんびりしてました。
奈良国立博物館の旧館・・・今は仏像館になってます。
奈良県警のパトカー・・・なのかっ??? 鹿迷彩のツートーン。
氷室神社から・・・
東大寺方面へ・・・
鹿団子を遠くから800mmズームで撮影するwingさん・・・
「って、どうせ逃げないんだから、もっと近くで撮ればいいのに・・・」
「近くだとドアップしか撮れないし、レンズ交換めんどーだし・・・ううっ」
それにしても・・・
ナイフのグリップによさげですね・・・じゅるじゅる
南大門であります。
家族連れのインバウンド客が一組だけガイドさんに案内されて来てました。
ここにはムササビさんが住んでて、むかし夜の観察会に来たなあ・・・今も居るのかなあ・・・
と、大仏殿へ・・・
・・・入るのは有料なので、右側にある・・・
二月堂への参詣道をふらふらと歩きます・・・
日向は猛暑ですが・・・
木陰はけっこう涼しく、シカさんたちも木陰でお食事中でした。
とはいいつつ・・・
東塔跡あたりからは木陰もなく、たちまち汗でびちゃびちゃになり・・・
とりあえず茶店で休憩・・・
バンビカレーも大仏カレーも白しか氷も魅力だったのですが・・・
定番のかき氷でようやく一息・・・
二月堂を目指します。
大仏殿裏からのこちらの道も風情があって好きなのですが・・・
今回は参詣道から二月堂の下まで来ました。
関西に春の訪れを告げる「二月堂のお水取り(修二会)」では、この階段を修行僧が巨大な松明を
持って次々と上っていくのですが、この日は小学生たちが次々と上り下りしてました。
今年のお水取りはコロナ禍で人を集めずに実施、代わりに内部にはじめて無人カメラが入り、
荒俣宏氏らの案内で、儀式の模様が生中継されてましたね。
小学生に追い抜かれながら、ひいひい階段を上ると・・・
舞台からは大仏殿の向こうに奈良市街、その向こうに生駒山系が一望できます。
ここからの生駒に沈む夕陽の眺めは有名ですね。
わたくし、ちょうど夕陽が沈むあたりに住んでるんですが・・・
と、反対側から三月堂、四月堂方面へ下り・・・
手向山八幡宮を経て・・・
若草山(三笠山)の麓までやってきました。
で、わたくしがレンズ交換してる間に、wingさんが鹿せんべいを買いに行こうとすると・・・
ぎろっ
わらわらわら・・・と、シカさんたちがついてきて・・・
「わっ、わわわわっ、一体どうすればいいんですかっ!!!」
「あはは、手に持ってたらすぐに取られるのでバッグの中に入れてくださいね。」
「わわわわ、えいっ!!!」
と、開けたまま置いてあったわたくしのカメラバッグの中に鹿せんべいを・・・
「わっ、急にバッグがシカさんの頭で見えなくなったぞ!!!
「わわっ、レンズにシカさんのヨダレが・・・なんてことするんすかっ!!!」
「目の前に開いてるバッグがあったので、思わず・・・あははは」
「思わずって・・・自分のバッグに入れてくださいっ!!!」
「こっちはバックパックだったもので、ついつい・・・あははは」
「ったく・・・ぶつぶつぶつ」
と、鹿せんべいでシカさんを集めて撮影するどころではなく・・・
這う這うの体で逃げ出し・・・
春日山の遊歩道へ・・・
海外向けのTV番組「CYCLE JAPAN」で、紅葉シーズンのこのルートが紹介されてましたね。
ええ、番組ではけっこう高速で駆け抜けてましたが・・・
ま、プロのレーサーなので、本人はのんびり走ったつもりだったんでしょうが・・・
青もみじも見事でした。
春日大社の御神域もあり、昔ながらの原生林が市街地のすぐそばに残ってて、今となっては
稀少となった動植物の宝庫にもなっているとかで、市街地のシカさんたちの本拠地でもあり、
夜間でも遊歩道は散策できるようなので、ライト照射ツアーにも最適ですね。
ちなみに案内には「原始林」とありましたが正確な意味での原始林は日本にはありません。
ま、この日は(早く飲みたくて)スタート地点からすぐに引き返し・・・
春日大社を目指します。
途中では・・・
稀少な野生動物たちにも遭遇しました・・・
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも
古今和歌集にも収録された安倍仲麻呂の歌碑を過ぎると・・・
春日大社であります。
ここの巫女さんのドキュメントもテレビで見たなあ・・・かわゆかったなあ・・・
と、原生林の中に続く「山の辺の道」をさらに南下し・・・
ようやく市街地へ出ると、柳生の里へ向かう柳生街道と交差して・・・
さらに市街地の中に続く山の辺の道を新薬師寺方面へ歩きます・・・
風情のある道ですが市街地に出ると日差しがきついので、日陰を歩くwingさん
で、新薬師寺を過ぎてすぐ、山の辺の道と分かれて西に曲がれば・・・
入江泰吉記念・奈良市写真美術館で、一度は訪れてみたかった美術館であります。
一階はロビーと喫茶室になってて展示室などは地下になってました。
もちろん展示中の作品は撮影禁止でしたが当日の展示は新鋭展・・・
越沼玲子さんの作品は春日山の原生林に暮らすネコさんたちが、辻田美穂子さんの作品は
自分の祖母の故郷であるサハリンに暮らす人たちが、被写体のメインでした。
と、もう一つの企画展は・・・
聖徳太子没後1400年・・・入江泰吉と工藤利三郎の斑鳩の作品展でした。
入江泰吉の斑鳩作品については言わずもがなですが、工藤利三郎という写真家は今回まで
わたくしは知りませんでした。
明治後期から大正期にかけて、古美術写真の先駆けとして活躍された写真家だそうで、
今は焼失・散逸してしまった仏像や、焼失・修復・復元前の建築物などの貴重な古写真を
見ることができ、古さを感じさせない鮮明な写真群に驚きの連続でした。
入江泰吉の初期の斑鳩作品もそうですが、今となっては絶対に撮れない作品ばかりで、
やはり完成された写真作品というのは時代の貴重な記録でもあるんですねえ・・・
また館内のシアターではハイビジョンの大画面で次々と入江作品が紹介されてましたが、
大判のフィルムカメラで撮ったからでしょうか、大画面でも充分に楽しめました。
ちなみに・・・
学生時代のサークルの先輩が一時期、入江先生のご自宅に入り浸ってて何度か誘われたことが
あったのですが、とうとう生前にお目にかかることはなく、今となっては残念至極です。
と、ようやく美術館を出たのが3時前ぐらいで・・・
「ならまち」を目指し、ひいひいと坂を下ります。
で、今回はめずらしくwingさんが・・・
「腹減ったよう、ビールが飲みたいよう」と、いつもの誰かさんみたいなことを言い出し、
「こじゃれた店があります。ここにしましょう!!!」
「ここはソフトドリンクしかないみたいですよ・・・」
「うぐぐぐ」
と、ようやく「ならまち」あたりまで下りてくると、
店が並びはじめたのですが、平日だったし閉めてる店も多く・・・
「おおっ、ここは営業中です、ここにしましょう!!」とwingさん
「でも、ここは鍋料理がメインみたいですよ・・・」
「さすがにこの暑さで鍋物はなあ・・・うぐぐぐ」
「ではここにしましょう!!! じゅるじゅるじゅる」
「もうランチタイムは終わってます。きっぱりと」
「がるるるる」
とか言ってるうちに・・・
とうとう猿沢の池まで下りてきて・・・
右手の「ひがしむき商店街」へ戻ってからも・・・
やってるお店がある度に・・・
ここにしましょう!!!がるるる!!!と喚きたてるのを宥めつつ・・・
ようやくお目当ての「大和醸造」直営店へ・・・
まずは・・・
わたくしが飲みたかったセゾンの1パイントで乾杯!!!
「wingさん、おたんじょーび、おめでとうございます」
「ありがとうございます。できたてクラフトビールで祝ってもらえるなんて感激です。」
「もちろん支払いはワリカンです・・・これはきっぱりと」
「うぐぐぐ」
とまあ・・・
美味しい唐揚げにはじまり・・・
安くておいしいピザなんぞでかぱかぱと・・・って、食べる前に撮ればいいものを・・・
ちなみにわたくしの2杯目は・・・
IPA(インディア・ペールエール)の1パイント・・・って、飲む前に撮れば・・・
いっぽうwingさんは・・・
スタウトの1パイントを選択・・・
と、3杯目は二人とも・・・
限定醸造のコーヒー・セゾンとやらのハーフ・パイントと・・・
ソーセージとザワークラウトのセットで〆ました。げふっ
と、明るいうちからすっかり出来上がり、ふらふらと外に出ると・・・
駅前ではサックスのストリート・ライブが・・・
って・・・
ボルネオ・クチンのN嶋さん、奈良でもライブやってたのか???
と、帰りの神戸三宮行き快速急行では二人ともグースカ、奇跡的に大阪難波で目覚めたわたくし、
ぐっすりと眠ってるwingさんを起こさないよう、そっと下車したのですが・・・
おそらく神戸三宮まで行ったwingさん、その後どうされたのでしょうね。どっとはらい
2021年07月04日
いもむし・けむしとクラフトビールとライト・・・
昨日、いもむし・けむしとクラフトビールとMODライトを楽しんできました・・・
???
wingさんと箕面公園昆虫館でやってる「魅惑のいもむし・けむし展」へ、せっかくなので
彼にミニマグをぶった切るとゆー野蛮な行為を頼んでたGoch Schnell(ゴッホ)さんも誘って、
さらにせっかくなので、お近くにある箕面ビールの工場直営店へ行ったとゆーお話・・・
おなじみメンバーの川端さんは今回都合がつかず、赤チャリさんは事前のやりとりの中で
「昆虫」とゆー単語が現れて以降、ぷっつりと音信が途絶えたため、この3人でのOFF会となり、
土曜日の午後に阪急・箕面駅に集合しました・・・
わたくしがホームに着いて振り返ると・・・
出発する阪急車両を撮りまくってる鉄ヲタが・・・ゴッホさんでした・・・
ま、鉄ヲタつーよりメカ全般ヲタつーほうが近いんでしょうが・・・
つーことで、すでに改札を出てツバメさんや蟲さんを撮りまくってたwingさんと合流、
東海自然歩道を西の起点から歩きはじめます・・・
東海自然歩道といっても起点から箕面大滝までは段差もない舗装された遊歩道になってて、
ベビーバギーの家族連れやヒール履き同伴のカップルも多かったです。
箕面大滝・・・はもっと上流です・・・
休憩所として開放されている「梅屋敷」とゆー古民家・・・
確かに古民家です・・・
箕面大滝・・・はさらに上流です。
とりあえず「魅惑のいもむし・けむし展」(7/19まで)をやってる昆虫館へ・・・
ま、これまで蟲さん画像はけっこう紹介してるので、今回は大きさ比較のコーナーのみ・・・
大きさ比較できるつーのは、確かに画像にしても楽しめますね。
ちなみにこちらが凍結乾燥標本・・・
フリーズドライ食品かあ・・・じゅるじゅる
こちらがプラスティネーション標本・・・
フリーズドライしてから抜けた水分や脂質分を合成樹脂に置き換えるんですね・・・
水分が多い、いもむし・けむしとかの標本にいいけど熟練の技が必要だとか・・・
つーことでメイン施設のチョウの舞う温室へ・・・
そーか、飛んでるチョウチョさんにはシャッタースピード優先、追従モードAFで・・・
えとえと、どうするんだっけ・・・おろおろ・・・
つーことで、飛んでる個体の撮影はすぐにあきらめ・・・
止まってるチョウチョさんを何枚か撮ってると、たちまち汗まみれに・・・
そう、冷房の効いた館内と異なり、なにせ「温室」ですから、這う這うの体で逃げ出しました。
ま、蟲好きの約一名は・・・
高級マクロレンズとかで、ひたすら撮り続けてましたが・・・
温室後は恒例によりミュージアムショップへ・・・
右のマスクを赤チャリさんへのお土産に・・・つーハナシもあったのですが・・・
左の腕章は昆虫観察だけでなく夜の照射比較にも怪しまれなくてよさげ・・・関係深いし・・・
こちらも恒例の・・・wingさんによるガチャ・チャレンジ・・・
250%サイズのアゲハのいもむしさんで14箇所が可動するそうです。
とまあ、ようやく三人で昆虫館を出て・・・
「さてさて、どうしましょ? ここで箕面大滝までの1/3あたりですが・・・」
「ま、大滝はまた次回つーことで、戻りながら次の予定を考えましょうか・・・ひいひい」
と、のんびり戻りつつ・・・
このイベント・タープの迷彩は完璧・・・
こちらのコンクリート擬木の迷彩も・・・って、どちらもリアル・モスなんですね・・・
まあ、
無料の足湯は4時までで、ちょうど閉まったところだったし・・・
(追記です)
ここが1993年に廃止された箕面ケーブルカーの山下駅跡だったんですね。
よくみると、山の中腹に架線柱が残ってます。
楽しみにしていた箕面温泉スパーガーデンも・・・
ちなみにこちらがケーブルカーに取って代わった展望エレベーター
この日から営業再開されたランチバイキングは終わってるだろうし・・・
さらにアルコール提供も現在はないようだし・・・
お得なナイター特別料金には、まだ1時間ほど待たないといけないし・・・
つーことで結局は箕面駅前まで戻り、タクシーで直接向かったのが・・・
箕面ビールの工場に隣接する直営店であります。
飲むには少し早い時間帯でしたが、マンボウで営業時間も短縮中だったし・・・
お店で味わえるビールと料理の種類もマンボウで縮小されてて・・・
さらに1グループ2人まで、つーことだったので・・・
一人だけアクリル板で隔てられた隣の席へ・・・
わたくしは世界のコンクールで何度も金賞に輝いたとゆースタウトの1パイントを注文、
あまり飲まれないゴッホさんは同スタウトのハーフパイントを、いっぽうwingさんは・・・
ヴァイツェンの1パイントを注文されてました。
ちなみにアクリル板の向こうでは・・・
wingさんがぶった切ったミニマグを前にライト談義に花が咲いてましたが・・・
わたくしはひたすら品数の少ない料理をばくばく、スタウトをごくごくしてました・・・
とーぜん、一杯目を空けたら・・・
わたくしはペールエールの1パイントとホットドッグとナッツ類を追加しました。
ピザやホットドッグはあらかじめ3等分してくれてて、これも感染対策なんですね。
ほんとは一人で食べたかったのにぃ・・・がるるる
ま、wingさんもさりげに・・・
スタウトの1パイントを追加されてましたが・・・
もともと香りや味わいの深いのがクラフトビールですが、やはり工場に隣接する直営店で、
蔵出しを味わう、つーのは格別ですね。
まだまだ本格宴会・本格ライト談義とゆーところまではいかなかったけど、ひさしぶりに
楽しいひと時を過ごせました。
と、帰りは昭和の初めに開発された住宅地「百楽荘」を阪急・牧落駅までふらふらと・・・
はじめての散策でしたが昭和の風情の残る閑静な街でした・・・
その後は石橋阪大前でゴッホさんと、十三でwingさんと(奇跡的に)お別れし、健康的に帰宅、
ま、シャワーを浴びて一息ついてから、ビールもどきを再開しましたが・・・ぷしゅ
どーでもいいP.S
箕面公園昆虫館にあった解説では、チョウとガに明確な違いはなく、ガのなかで視覚が発達し
昼も飛ぶようになり触角も細くなって翅もきれいになったのがチョウとされています・・・
とありました。
少し気になってたので本日(ヒマなので)ネットで調べてみました。
日本では触角の違いで区分できるとされてるけど、その中間的なチョウもいるらしい・・・
昼に飛ぶガも、夜に飛ぶチョウも、きれいなガも、地味なチョウもいるらしい・・・
ケムシからチョウになるものも、イモムシからガになるものもいるらしい・・・
止まる時に翅を閉じるガも、翅を開いて止まるチョウもいるらしい・・・あははは
つーことで以下ウィキより要約・・・
「チョウ」の特徴をある程度定義することはできるが、「ガ」の特徴は「チョウ」の系統を
定義する特徴を用いて、消去法で表現することしかできない。
系統分類学的に言えば、チョウはガの一部なのである。
ただし、触角で区別する場合、「チョウ」は鎌状又は棍棒状で、「ガ」は糸状、両櫛歯状、
鋸歯状など様々な形状のを持つのでチョウかガかは容易に区別出来る。
つーことでした。ま、わたくしの人生にはどーでもいいことなんですが・・・
やはり面白いですね。
???
wingさんと箕面公園昆虫館でやってる「魅惑のいもむし・けむし展」へ、せっかくなので
彼にミニマグをぶった切るとゆー野蛮な行為を頼んでたGoch Schnell(ゴッホ)さんも誘って、
さらにせっかくなので、お近くにある箕面ビールの工場直営店へ行ったとゆーお話・・・
おなじみメンバーの川端さんは今回都合がつかず、赤チャリさんは事前のやりとりの中で
「昆虫」とゆー単語が現れて以降、ぷっつりと音信が途絶えたため、この3人でのOFF会となり、
土曜日の午後に阪急・箕面駅に集合しました・・・
わたくしがホームに着いて振り返ると・・・
出発する阪急車両を撮りまくってる鉄ヲタが・・・ゴッホさんでした・・・
ま、鉄ヲタつーよりメカ全般ヲタつーほうが近いんでしょうが・・・
つーことで、すでに改札を出てツバメさんや蟲さんを撮りまくってたwingさんと合流、
東海自然歩道を西の起点から歩きはじめます・・・
東海自然歩道といっても起点から箕面大滝までは段差もない舗装された遊歩道になってて、
ベビーバギーの家族連れやヒール履き同伴のカップルも多かったです。
箕面大滝・・・はもっと上流です・・・
休憩所として開放されている「梅屋敷」とゆー古民家・・・
確かに古民家です・・・
箕面大滝・・・はさらに上流です。
とりあえず「魅惑のいもむし・けむし展」(7/19まで)をやってる昆虫館へ・・・
ま、これまで蟲さん画像はけっこう紹介してるので、今回は大きさ比較のコーナーのみ・・・
大きさ比較できるつーのは、確かに画像にしても楽しめますね。
ちなみにこちらが凍結乾燥標本・・・
フリーズドライ
こちらがプラスティネーション標本・・・
フリーズドライしてから抜けた水分や脂質分を合成樹脂に置き換えるんですね・・・
水分が多い、いもむし・けむしとかの標本にいいけど熟練の技が必要だとか・・・
つーことでメイン施設のチョウの舞う温室へ・・・
そーか、飛んでるチョウチョさんにはシャッタースピード優先、追従モードAFで・・・
えとえと、どうするんだっけ・・・おろおろ・・・
つーことで、飛んでる個体の撮影はすぐにあきらめ・・・
止まってるチョウチョさんを何枚か撮ってると、たちまち汗まみれに・・・
そう、冷房の効いた館内と異なり、なにせ「温室」ですから、這う這うの体で逃げ出しました。
ま、蟲好きの約一名は・・・
高級マクロレンズとかで、ひたすら撮り続けてましたが・・・
温室後は恒例によりミュージアムショップへ・・・
右のマスクを赤チャリさんへのお土産に・・・つーハナシもあったのですが・・・
左の腕章は昆虫観察だけでなく夜の照射比較にも怪しまれなくてよさげ・・・関係深いし・・・
こちらも恒例の・・・wingさんによるガチャ・チャレンジ・・・
250%サイズのアゲハのいもむしさんで14箇所が可動するそうです。
とまあ、ようやく三人で昆虫館を出て・・・
「さてさて、どうしましょ? ここで箕面大滝までの1/3あたりですが・・・」
「ま、大滝はまた次回つーことで、戻りながら次の予定を考えましょうか・・・ひいひい」
と、のんびり戻りつつ・・・
このイベント・タープの迷彩は完璧・・・
こちらのコンクリート擬木の迷彩も・・・って、どちらもリアル・モスなんですね・・・
まあ、
無料の足湯は4時までで、ちょうど閉まったところだったし・・・
(追記です)
ここが1993年に廃止された箕面ケーブルカーの山下駅跡だったんですね。
よくみると、山の中腹に架線柱が残ってます。
楽しみにしていた箕面温泉スパーガーデンも・・・
ちなみにこちらがケーブルカーに取って代わった展望エレベーター
この日から営業再開されたランチバイキングは終わってるだろうし・・・
さらにアルコール提供も現在はないようだし・・・
お得なナイター特別料金には、まだ1時間ほど待たないといけないし・・・
つーことで結局は箕面駅前まで戻り、タクシーで直接向かったのが・・・
箕面ビールの工場に隣接する直営店であります。
飲むには少し早い時間帯でしたが、マンボウで営業時間も短縮中だったし・・・
お店で味わえるビールと料理の種類もマンボウで縮小されてて・・・
さらに1グループ2人まで、つーことだったので・・・
一人だけアクリル板で隔てられた隣の席へ・・・
わたくしは世界のコンクールで何度も金賞に輝いたとゆースタウトの1パイントを注文、
あまり飲まれないゴッホさんは同スタウトのハーフパイントを、いっぽうwingさんは・・・
ヴァイツェンの1パイントを注文されてました。
ちなみにアクリル板の向こうでは・・・
wingさんがぶった切ったミニマグを前にライト談義に花が咲いてましたが・・・
わたくしはひたすら品数の少ない料理をばくばく、スタウトをごくごくしてました・・・
とーぜん、一杯目を空けたら・・・
わたくしはペールエールの1パイントとホットドッグとナッツ類を追加しました。
ピザやホットドッグはあらかじめ3等分してくれてて、これも感染対策なんですね。
ほんとは一人で食べたかったのにぃ・・・がるるる
ま、wingさんもさりげに・・・
スタウトの1パイントを追加されてましたが・・・
もともと香りや味わいの深いのがクラフトビールですが、やはり工場に隣接する直営店で、
蔵出しを味わう、つーのは格別ですね。
まだまだ本格宴会・本格ライト談義とゆーところまではいかなかったけど、ひさしぶりに
楽しいひと時を過ごせました。
と、帰りは昭和の初めに開発された住宅地「百楽荘」を阪急・牧落駅までふらふらと・・・
はじめての散策でしたが昭和の風情の残る閑静な街でした・・・
その後は石橋阪大前でゴッホさんと、十三でwingさんと(奇跡的に)お別れし、健康的に帰宅、
ま、シャワーを浴びて一息ついてから、ビールもどきを再開しましたが・・・ぷしゅ
どーでもいいP.S
箕面公園昆虫館にあった解説では、チョウとガに明確な違いはなく、ガのなかで視覚が発達し
昼も飛ぶようになり触角も細くなって翅もきれいになったのがチョウとされています・・・
とありました。
少し気になってたので本日(ヒマなので)ネットで調べてみました。
日本では触角の違いで区分できるとされてるけど、その中間的なチョウもいるらしい・・・
昼に飛ぶガも、夜に飛ぶチョウも、きれいなガも、地味なチョウもいるらしい・・・
ケムシからチョウになるものも、イモムシからガになるものもいるらしい・・・
止まる時に翅を閉じるガも、翅を開いて止まるチョウもいるらしい・・・あははは
つーことで以下ウィキより要約・・・
「チョウ」の特徴をある程度定義することはできるが、「ガ」の特徴は「チョウ」の系統を
定義する特徴を用いて、消去法で表現することしかできない。
系統分類学的に言えば、チョウはガの一部なのである。
ただし、触角で区別する場合、「チョウ」は鎌状又は棍棒状で、「ガ」は糸状、両櫛歯状、
鋸歯状など様々な形状のを持つのでチョウかガかは容易に区別出来る。
見た目が「チョウ」であるのに「ガ」の属す科や属に属しているというアゲハモドキのような例もある。
日本語では「チョウ」と「ガ」をはっきり区別しているが、ドイツ語圏、フランス語圏、
ロシア語圏など、この2者を区別しない言語・文化もある。
元来、漢語の「蝶」とは「木の葉のようにひらひら舞う虫」を意味し、「蛾」とはカイコの
成虫およびそれに類似した虫を意味する言葉であった。
この漢語概念を取り入れた日本語において「チョウ」と「ガ」は対立概念ではなかった。
ロシア語圏など、この2者を区別しない言語・文化もある。
元来、漢語の「蝶」とは「木の葉のようにひらひら舞う虫」を意味し、「蛾」とはカイコの
成虫およびそれに類似した虫を意味する言葉であった。
この漢語概念を取り入れた日本語において「チョウ」と「ガ」は対立概念ではなかった。
日本における今日的な「チョウ」と「ガ」の線引きの起源をたどってみると、英語における
"butterfly" と "moth" の線引きと一致し、英語圏からの近代博物学の導入に伴って英語の文化的
分類様式が科学的分類法と混在して日本語に持ち込まれたことが推測される。
英語と同じゲルマン語派のドイツ語におけるチョウ目の文化的分類様式を英語と比較してみると、
日本語で「チョウ」と訳される "Schmetterling" はチョウ目の大型群、すなわち「チョウ」
および大蛾類を併せた概念であり、英語の "moth" に対応する "Motte" はチョウ目の小型群、
すなわち小蛾類を指す概念で、英語および近現代日本語における線引きと明瞭に異なっている。
"butterfly" と "moth" の線引きと一致し、英語圏からの近代博物学の導入に伴って英語の文化的
分類様式が科学的分類法と混在して日本語に持ち込まれたことが推測される。
英語と同じゲルマン語派のドイツ語におけるチョウ目の文化的分類様式を英語と比較してみると、
日本語で「チョウ」と訳される "Schmetterling" はチョウ目の大型群、すなわち「チョウ」
および大蛾類を併せた概念であり、英語の "moth" に対応する "Motte" はチョウ目の小型群、
すなわち小蛾類を指す概念で、英語および近現代日本語における線引きと明瞭に異なっている。
つーことでした。ま、わたくしの人生にはどーでもいいことなんですが・・・
やはり面白いですね。
2021年06月11日
奇界とか廃墟とか・・・
今回は奇界とか廃墟とか・・・のご紹介であります。
まずは・・・
「奇怪紀行」佐藤健寿著 KADOKAWA 2015年12月5日発行とゆー本であります。
ちなみに表紙カバーはミャンマーの大仏、裏表紙カバーはドイツのザウリアーパーク・・・
ま、姫路の太陽公園も、決して負けてはいないと思うけど・・・
例によって目次のみのご紹介・・・
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
わたくし著者についてはTV番組クレイジージャーニーで知りました。
つい最近ダークサイドミステリーにも出演されてましたね。人体自然発火とかの解説で・・・
こちらは「奇界写真家」である著者が、季刊雑誌「怪」に連載してた紀行エッセイなどを
一冊にまとめられたそうですが、この時点ですでに80ヶ国以上(その後は120ヶ国以上)を巡り、
''奇妙なもの''ばかり撮影されてたフォトグラファーですから、その紀行文も面白かったです。
「写真家の文章なのでご容赦・・・」とか謙遜しておられましたが、淡々としててわたくし好み、
「これのここが自分には」とゆーツボが、わたくしにもハマって興味深く読めました。
もちろん挿入写真はご本人の作品なんですが紀行文の挿絵なのでモノクロで特に説明もなし、
それがかえって想像力を高めてくれました。
いっぽうこちらの本は・・・
「世界の廃墟」佐藤健寿 監修・解説・本文 飛鳥新社 2015年2月6日第1刷発行・・・
とゆー廃墟の写真集であります。
「廃墟写真家」としても知られた方なので本人作品も入ってますが、廃墟の解説についても
古今東西の博識と経験に基づいて簡潔に書かれてあり、こちらも興味深く眺めました。
前書きから一部引用させていただくと、本書は戦争による廃墟、エネルギーと産業による廃墟、
都市と経済を巡る廃墟、自然災害による廃墟に大別してるが、すべては20世紀の廃墟で、
(以下原文)「こうして生まれた廃墟の中に、もはや瓦解した美しきローマの石柱はない。
それは昨日までそこに存在し、今日も存続していたかも知れぬ、偶有性の廃墟である。
そこにあるのは忘却された過去ではなく、むしろ私たちが廃棄した未来の一部なのだ。
だからこそ私たちは静謐な廃墟に恍惚とし、そして戦慄するのだろう。」(以下略)
でしょ、行間に廃墟への「深い愛」がにじみ出てるでしょ!!!
そう、わたくし20世紀の廃墟を眺めるのも大好きなのでありますね。
もちろん19世紀以前はるか太古の廃墟も深いジャングルも洞窟も好きですが・・・
こちらも目次のみ・・・
中国・オルドス市の新市街「鬼城」が入ってないのが、ちと残念でしたが・・・
で、こちらが・・・
「奇界遺産2」佐藤健寿 写真・文 エクスナレッジ 2014年3月20日初版第1刷発行・・・
そう、ベストセラーになった「奇界遺産」の続編写真集であります。
やはり目次のみ・・・
奇界といっても様々なジャンルがあるんですねえ・・・
ちなみに070ロボットレストランの解説文のタイトルは、
「歌舞伎町のアマゾネスは電気ロボットの夢を見るか」
・・・いやあ、なかなかツボに・・・
以下は前書きの一部より
(前作の取材に4年かかったことなどはとうに忘れ、今度は半年後に続編を出す約束で・・・)
「勇んで取材に出かけた私は、密林に消えた探検家のごとく、出版社と連絡を絶ったのである。
時折、思い出したようにかかってくる催促の電話には「ミイラが消えてなくなった」とか
「部族間で戦争が起きた」という真っ当な社会人にあるまじき言い訳でかわしつつ
(いや、すべて本当なのだけど)、奇界のジャングルを抜けた時には、実に4年の月日が
過ぎていたのだった。」
(中略)
「すなわち<芸術>や<オカルト>といった、現代の社会において<余計なこと>とされるもの、
それらを生みだした呪術的想像力こそが、実は人類の進化と生存において、不可欠な<何か>
だったのではないか。
そんな大げさな、しかしあながち間違いでもなさそうな試論のもと、長い旅を続けたのである。」
(後略)
オカルトなどあまり信じないという作者が世界中(の奇妙なもの)を巡り「面白い」と思った視点で
プロのファインダーから捉えた写真作品自体も、もちろんなんですが、その視点での解説にも
けっこう深い味があって面白かった次第です。
いやあ、奇界つーのも廃墟つーのも、なかなか奥が深いんですねえ。
今の状況が落ち着いたら、わたくしも「奇界」への旅を再開したいなあ・・・
そう、熊野のライトOFF会とかボルネオの洞窟やジャングルの照射ツアーとか・・・
そこに集まるモノは「奇物」ばかりだし、集まるヒトは「奇傑」ばかりだし・・・わくわく
まずは・・・
「奇怪紀行」佐藤健寿著 KADOKAWA 2015年12月5日発行とゆー本であります。
ちなみに表紙カバーはミャンマーの大仏、裏表紙カバーはドイツのザウリアーパーク・・・
ま、姫路の太陽公園も、決して負けてはいないと思うけど・・・
例によって目次のみのご紹介・・・
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
わたくし著者についてはTV番組クレイジージャーニーで知りました。
つい最近ダークサイドミステリーにも出演されてましたね。人体自然発火とかの解説で・・・
こちらは「奇界写真家」である著者が、季刊雑誌「怪」に連載してた紀行エッセイなどを
一冊にまとめられたそうですが、この時点ですでに80ヶ国以上(その後は120ヶ国以上)を巡り、
''奇妙なもの''ばかり撮影されてたフォトグラファーですから、その紀行文も面白かったです。
「写真家の文章なのでご容赦・・・」とか謙遜しておられましたが、淡々としててわたくし好み、
「これのここが自分には」とゆーツボが、わたくしにもハマって興味深く読めました。
もちろん挿入写真はご本人の作品なんですが紀行文の挿絵なのでモノクロで特に説明もなし、
それがかえって想像力を高めてくれました。
いっぽうこちらの本は・・・
「世界の廃墟」佐藤健寿 監修・解説・本文 飛鳥新社 2015年2月6日第1刷発行・・・
とゆー廃墟の写真集であります。
「廃墟写真家」としても知られた方なので本人作品も入ってますが、廃墟の解説についても
古今東西の博識と経験に基づいて簡潔に書かれてあり、こちらも興味深く眺めました。
前書きから一部引用させていただくと、本書は戦争による廃墟、エネルギーと産業による廃墟、
都市と経済を巡る廃墟、自然災害による廃墟に大別してるが、すべては20世紀の廃墟で、
(以下原文)「こうして生まれた廃墟の中に、もはや瓦解した美しきローマの石柱はない。
それは昨日までそこに存在し、今日も存続していたかも知れぬ、偶有性の廃墟である。
そこにあるのは忘却された過去ではなく、むしろ私たちが廃棄した未来の一部なのだ。
だからこそ私たちは静謐な廃墟に恍惚とし、そして戦慄するのだろう。」(以下略)
でしょ、行間に廃墟への「深い愛」がにじみ出てるでしょ!!!
そう、わたくし20世紀の廃墟を眺めるのも大好きなのでありますね。
もちろん19世紀以前はるか太古の廃墟も深いジャングルも洞窟も好きですが・・・
こちらも目次のみ・・・
中国・オルドス市の新市街「鬼城」が入ってないのが、ちと残念でしたが・・・
で、こちらが・・・
「奇界遺産2」佐藤健寿 写真・文 エクスナレッジ 2014年3月20日初版第1刷発行・・・
そう、ベストセラーになった「奇界遺産」の続編写真集であります。
やはり目次のみ・・・
奇界といっても様々なジャンルがあるんですねえ・・・
ちなみに070ロボットレストランの解説文のタイトルは、
「歌舞伎町のアマゾネスは電気ロボットの夢を見るか」
・・・いやあ、なかなかツボに・・・
以下は前書きの一部より
(前作の取材に4年かかったことなどはとうに忘れ、今度は半年後に続編を出す約束で・・・)
「勇んで取材に出かけた私は、密林に消えた探検家のごとく、出版社と連絡を絶ったのである。
時折、思い出したようにかかってくる催促の電話には「ミイラが消えてなくなった」とか
「部族間で戦争が起きた」という真っ当な社会人にあるまじき言い訳でかわしつつ
(いや、すべて本当なのだけど)、奇界のジャングルを抜けた時には、実に4年の月日が
過ぎていたのだった。」
(中略)
「すなわち<芸術>や<オカルト>といった、現代の社会において<余計なこと>とされるもの、
それらを生みだした呪術的想像力こそが、実は人類の進化と生存において、不可欠な<何か>
だったのではないか。
そんな大げさな、しかしあながち間違いでもなさそうな試論のもと、長い旅を続けたのである。」
(後略)
オカルトなどあまり信じないという作者が世界中(の奇妙なもの)を巡り「面白い」と思った視点で
プロのファインダーから捉えた写真作品自体も、もちろんなんですが、その視点での解説にも
けっこう深い味があって面白かった次第です。
いやあ、奇界つーのも廃墟つーのも、なかなか奥が深いんですねえ。
今の状況が落ち着いたら、わたくしも「奇界」への旅を再開したいなあ・・・
そう、熊野のライトOFF会とかボルネオの洞窟やジャングルの照射ツアーとか・・・
そこに集まるモノは「奇物」ばかりだし、集まるヒトは「奇傑」ばかりだし・・・わくわく