史跡・戦跡・名勝

2017年09月07日

バルセロナ紀行2 旧市街散策

(期間限定のお知らせ)
①2017秋の熊野キャンプへのお誘い記事は
こちらです。
②日程が重なりますが
2017年10月7日に「世界水フォーラムの展望と課題」講演会があります。


7月26日は朝からバルセロナの旧市街を散策しました。

スペイン・カタルーニャ州の州都バルセロナ・・・
今や世界でも有数の観光都市で、うちの奥様がイタリア・トスカーナでのホームステイからの帰りに
ぜひ寄ってみたいと4泊5日(実際には予期せぬ欠航で3泊4日に)の日程を追加してたのであります。



まずはステイ先から歩いてすぐの地下鉄最寄駅へ・・・

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券売機の使い方を説明してくれてるのは、今回うちの奥様がネットで一日ガイドをお願いしていた、
なんとフランス人!!!・・・のティエリーさん。

バルセロナでは数少ない政府公認ガイドでスペイン語やカタルーニャ語はもちろん英語、日本語など、
多くの言語を自由に操れ、しかも大阪の高槻市寝屋川市で7年間、語学教師をされてたので大阪語も堪能!!!
(ご本人から連絡があり修正しました。ご本人は「書き直さなくてもええで!!!」とのことでしたが・・・)

もちろん、フランス人としてはただ一人の政府公認ガイドであります。

で、さっそく大阪語で尋ねてみました・・・

「ところであんた、フランス語は話せるんかいな?」

「フランス語はあきまへん・・・って、ちゃうちゃう、さっきからフランス人やて言うてるやないかっ!!!」

と、大阪語の高度な活用法「一人ボケ・ツッコミ」もできるという、まさに語学の達人!!! 

世界中を旅するのが好きで、若い頃はあちこちで語学教師をしながら暮らしたけど中年になってからは
大好きなバルセロナに定住して、その素晴らしさを伝える個人ガイドの仕事をしているとのことでした。

また、カタルーニャへの思いが充分に伝わらないので団体客や大手旅行社の仕事はすべて断ってるし、
観光シーズンで最もガイド依頼の多い8月は、自分自身が旅に出たいので毎年自主休業にしてるし、
まあ、あんまり儲かりまへんわ・・・ともおっしゃってました。

カタルーニャの素晴らしさを伝えたいという思いは(おそらく原住のガイド以上に)充分に伝わってきて、
事前のやり取りでも、早めの予約が必要な施設もあるのでと、何度も希望を訊いてくれてたのですが、
わたくしは有名な美術館などの内部見学よりも、むしろ市街を散策して街の歴史と雰囲気を感じたいと
お願いしてて、それなら地下鉄で移動してバルセロナの歴史をメインに案内しましょう、となった次第。

ま、バルセロナもフィレンツェと同じく世界的に有名な観光都市ですから、ネット上には画像や情報が
いっぱいありますので、こちらの記事では、わたくしが面白いと思った部分だけを紹介します。



バルセロナ地下鉄の改札。

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日本の自動改札に似てますが、市街なら同一料金なので改札前に切符や回数券を入れてゲートを通過、
出るときには開いてるゲートをそのまま通過するだけです。
一枚の回数券で一度に何人でも使えるので便利ですが、日本の自動改札に慣れてたら間違いなく、
投入口に還ってくる回数券を回収せずにゲートを通過してしまいますね。

ちなみに東京や大阪と同様、市街地を網の目のように走る地下鉄ですが、駅構内にトイレは一切なく、
ティエリーさんに訊いたところ、以前に市議会で駅にトイレを設置すべきとの質問があったのに対し、
当時の市長が「地下鉄の平均乗車時間は短いので我慢できる。だから要らない。」と答えたとか・・・

たしかにフィレンツェなどでも公衆トイレは少なく、街中あちこちにあるバルやカフェテリアを利用する、
という習慣がここでも定着しているんでしょうね・・・
自治体や鉄道事業者の予算が厳しい中、清潔に保つために有料トイレを設置するよりは合理的ですね。
そういえばフィレンツェSMN駅の有料トイレの料金は、バールのコーヒー代とあまり変わりませんでした。
まあ、「トイレだけでコーヒーを飲んでる時間なんかない。」という忙しい日本人には不向きか・・・



さらにちなみに・・・

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イタリアでもそうでしたがドアを開けるのは押しボタン式、いくら待ってても開きません。
ラッシュ時とかは車掌さんが開閉するそうですが、秒単位の時刻表で運行していて、
駅の停車秒数でも調整している日本の地下鉄には、やはり不向きかも・・・



と、いったん一駅分だけ地下鉄に乗って、地上へ出ました・・・

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レンタル・セグウェイとか・・・





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乗り捨て自由のシティ・サイクルとか・・・






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自転車とか歩行者とか・・・






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歩行者の素敵なおねいさんとか・・・




ま、こんなのもありましたが・・・

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そう・・・

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ご覧のとおり、車道を狭め歩道を拡幅して専用レーンを設置、クルマ以外の交通手段を優先する街への
転換が進んでいて、道幅の狭い旧市街などはクルマの進入そのものが制限されてるようでした。




大通りでは・・・

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バスと・・・





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タクシーが多かったです。




ま・・・古い街には・・・

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やはりクラッシック・バイクが絵になりますねえ・・・




と、海側から旧市街へ向かいます。

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やや上り坂になっているのにお気づきでしょうか・・・




突き当りに見えてきたのが・・・

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旧市街へ入る城壁跡・・・はるか昔は城壁の外がすぐに海岸だったとか・・・




そう、ティエリーさんの資料によると・・・

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まさに左奥⑨の城門あたりの外側に立っています。(画像をクリックすると拡大します)

ティエリーさんは政府公認ガイドだけあって「一人ボケ・ツッコミ」だけでなく街の歴史にも詳しく、
古代ローマ帝国によって造られた遺構から年代順に、旧市街を案内してくれました。






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古代ローマの遺構は大部分が地下に埋まってて、その一部が基礎や壁面として利用されてます。




で、先ほどの資料でローマ神殿のあった中央広場まで緩やかに上っていくと・・・

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当時の中央広場のあったところが・・・

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左にある市役所前の広場になっています。
市庁舎など広場を囲む建物も歴史があり、まさに歴史の積み重ねですね・・・

玄関前ではデモ隊が気勢を上げてましたが、ティエリーさんによると、いつものことだとか。





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デモ隊を眺める通行人とサイクリスト・・・




で、ここの地下には・・・

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中央広場にあったローマ神殿の円柱部分が・・・

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なんと、

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一部そのまま残っているのであります。



たまたま建物の柱の一部として中世以降も奇跡的に残ってたそうで・・・

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古い碑文とともに地下まで発掘して保存・公開されています。まさに歴史の積み重ね・・・





で、こちらも地下に保存されていた・・・

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古代ローマのロードバイク・・・なのかっ???




こちらは中世の有名な教会・・・

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そう、おなじみ「怪獣たちのすむところ」・・・




で、さらに時代が下って・・・

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コロンブスがアメリカ大陸から帰国後にイサベル女王に謁見した宮殿の中庭「王の広場」・・・



で・・・

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有名な門と手形と碑文・・・だったはずですが、説明を聞き逃してしまいました。



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有名な航海日誌の重要な部分の写し・・・だったはずですが・・・




こちらも有名な教会と広場・・・

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こちらは1888年開催のバルセロナ万国博にあわせて改築されたそうで・・・





その前は・・・

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もっとシンプルだったそうです。よく見れば窓や入口の位置はそのままですね・・・





と、ようやく旧市街を抜けてきました。

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ローマ時代の城壁と水道橋の一部を利用しています。



そう、冒頭で紹介した資料の・・・

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ちょうど右端③の城壁・水道橋部分で、これでローマ時代の旧市街を横断したことになります。
その間に古代ローマからロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと各時代の遺構や建物がありました。

バルセロナも、今回の旅で歩いたカターニャやシラクーサ、フィレンツェやルッカ、ピサなどと同じく、
旧市街を歩くと、古くからの都市の歴史を感じさせてくれます。
今回は極めて短時間でしたが、ティエリーさんの効率的な案内で、その概要を知ることができました。



と、新市街へ出たところがメインストリートの「ランブラス通り」で、この通りを・・・

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有名なミロのモザイク・タイルのあるところまで歩きました。

そう・・・

この3週間後の8月17日に暴走車によるテロ事件があり、多くの方々が亡くなられたルートです。

フィレンツェやピサでは完全武装した警備の兵士もいましたが、クルマだけなら爆弾や銃と異なり、
簡単に入手できますし、人通りの多い道路での暴走を防ぐことなど、どの街でも不可能でしょう。

日本にいるとテロを意識することはまずありませんが、暴走事件や暴走事故は発生していますから、
ヨーロッパに限らず人通りの多い歩道では、クルマの暴走にも注意するしかないですね。

あらためて、ここのテロで亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

(次号に続きます。)



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2017年08月29日

トスカーナ紀行13 チェラゾンマの宿!!!

(期間限定のお知らせ)
①2017秋の熊野キャンプへのお誘い記事は
こちらです。
②日程が重なりますが
2017年10月7日に「世界水フォーラムの展望と課題」講演会があります。


シモーナさんの案内でピサを見学した後はチェラゾンマへ・・・

チェラゾンマ・・・といっても、日本ではご存じない方が殆どでしょうが・・・
ルッカからセルキオ川を数キロ下ったところにある小さな集落で、この山あいにシモーナさんと、
ご主人のマウロさんが二人でやってるアグリツーリズモのお宿と農園があるのであります!!!



でもその前に、ぜひ見せておきたい重要な教会がある、ということで・・・

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アルノ川の河口方面へ・・・






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ピサ空港(ガリレオ・ガリレイ空港)の近くにある・・・





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サン・ピエトロ・ア・グラード教会であります。

で、何が重要だったのか、わたくしの英語力ではよくわからなかったので、ちと調べてみると・・・

まず、古い様式のまま改築されずに残っている、とても稀少な建物であるということ・・・
そういえばルッカやピサやフィレンツェの教会とは異なり、もっと古い様式のようですね。



そして・・・

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内部のフレスコ画も昔のままで残されているということ・・・



さらに重要なのが・・・

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教会内部にある発掘調査されたこの遺構部分・・・

十二使徒の一人、聖ペテロ(ピエトロ)が殉教のためローマに向かう途中、ここグラードで下船し、
イタリアで最初の祭壇を築いた跡とされており、昔はローマへの巡礼者が必ず立ち寄った・・・
などと、ネット情報にありました。その意味でも「とても重要な教会」だったんですね・・・



と、今度はセルキオ川をルッカ方面へ遡上・・・

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「あの岩場、ロッククライミングの練習場よ・・・」




って、その向かいとか・・・

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こんな古城が、あちこちにありました・・・



ちなみにサイクリストも・・・

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あちこちにいました・・・



で、チェラゾンマの小さな集落に入ると・・・

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マウロさんとシモーナさんのアグリツーリズモのお宿・・・



ただし、道沿いにあるこちらは・・・

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左の棟の一部をワイン醸造所として使っているだけで、右のメイン棟は未修復だそうです。
なにせ百年以上前の大きな農家で、これまで修復に相当の年月と費用を要しているとか・・・



で、シモーナさんが、この建物で最も重要と言ってたのが、こちらのプレート・・・

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明度を下げコントラストを最大にしてみましたが、まだ見にくいですね。
わたくしがネット辞書で大まかに訳してみると・・・

「チェラゾンマに派遣(分離?)されたオーストリア・ハンガリー帝国の戦時捕虜が、1917年11月から
1919年9月まで滞在した。」といった内容になります。

シモーナさんが、この農園はハンガリーの人たちによって作られた、と言ってましたから、
第一次世界大戦のイタリア戦線での捕虜の一部が、ここで農園を開墾して暮らしていたようです。
日本でいえば四国・鳴門市の板東俘虜収容所と、ちょうど時期が重なりますね。
たしかに重要なプレートです。


と、まずは・・・

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昼食用のハーブを摘み取り・・・



次にワイン醸造棟に寄って・・・

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こちらも昼食用に・・・

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赤ワインをこぽこぽこぽ・・・



で、

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白ワインもこぽこぽこぽ・・・

まさに正真正銘の「蔵出し」ワインであります。じゅるじゅるじゅる



で、ワンくんの先導で・・・

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急な山道を上って行きます。




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ダッシュボードには摘み立てのハーブ、わたくしの手には蔵出しワイン・・・ぴちゃぴちゃぴちゃ




もちろん山道の両脇は・・・

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ぶどう畑と・・・



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オリーブ畑・・・

シモーナさんのアグリツーリズモはワインとオリーブオイルの生産地でもあるんですね。


と、山の中腹でクルマを下りて、まず案内されたのは・・・

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本格的なプールであります。完成まで何年もかかったとか・・・




「今カバーのスイッチを入れたので、ここでしばらく待っててね・・・」

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おおっ、電動巻取り式のカバーなんですね・・・
ちなみに左のホースは「全自動・底面清掃ロボット」だそうで・・・ルンバみたいなものか・・・



で、若者は泳いで、わたくしは足をぴちゃぴちゃさせて、まったりしてると・・・

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「はい、あなたは「まずはビール」でしょ!!!」 

「いや、これはこれは・・・じゅるじゅる





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まさに至福のひととき・・・




で、シモーナさんも一緒にプールでまったりしてから、すぐ上にあるお宿のほうへ・・・

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「わははは、よく来てくれたね!!!」と倉庫から豪快に裸で出迎えてくれたのは、

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畑仕事を終えたばかりのシモーナさんのご主人マウロさん・・・

いやあ、シチリアの結婚式では早朝から空港まで送ってもらったり、大変お世話になりました。
本日も大変お世話になります。わたくし、お先にビールいただいてます。ひっく

ちなみにマウロさんはダイビングのインストラクターで、シモーナさんは獣医さん、さらに二人で
アグリツーリズモのお宿とワインやオリーブオイルづくりをやっておられることになりますが、
イタリアではリスク回避の意味もあって兼業はごく普通だそうで、ローリスさんも獣医さんですが
ルッカでは新薬などの取扱もやっておられます。



と、

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住居側の入り口からお邪魔します。古い建物をじつに見事に修復されてますねえ・・・





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半地下のダイニングキッチン・・・冷房なしでも中は涼しくて、とても快適!!!



「トスカーナの家庭料理ばかりですよ・・・」とシモーナさん

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とりあえず少しずついただきます・・・

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野菜と穀類が中心でどれもおいしく、この後、何度もおかわりをしました・・・




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わははは、しあわせじゃあ!!!



で、締めは・・・

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特製フルーツ・ポンチと・・・



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トスカーナ伝統の手作りドルチェ(名前忘れたけど・・・)とエスプレッソ・コーヒーでした・・・げふっ



で、飲食に夢中で気づかなかったのですが・・・

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マウロさんは世界中の海でダイビングされてて、古い船具などもいっぱい・・・




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ランタンのコレクションだけでもなかなかのものでした・・・


と、帰りもローリスさん宅までシモーナさんに送っていただき、素晴らしい一日を過ごしました。

とても感じのいいお宿で、当日もドイツとスイスからのお客様が滞在しておられました。
ルッカやピサに行かれる際はぜひご利用ください。と、きっぱりと宣伝しておきます。

メールアドレスやホームページアドレスが、いただいたパンフレットからは変わっているようで、
とりあえずグーグル検索したホームページがこちら・・・

http://www.allepianelucca.it/

この記事へのコメント等で連絡いただければ、わたくしがいつでも取り次ぎます。

(次号に続きます。)



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2017年08月28日

トスカーナ紀行12 ピサ

(期間限定のお知らせ)
①2017秋の熊野キャンプへのお誘い記事は
こちらです。
②日程が重なりますが
2017年10月7日に「世界水フォーラムの展望と課題」講演会があります。


7月22日は早朝からピサへ・・・

ローリスさんの同僚で結婚式・披露宴にも出席されてたシモーナさんが、わざわざ迎えに来てくれました。

アレくんクリくんと我々二人を、まずは山あいのお気に入りの店へ連れて行ってくれて・・・

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って、まだ寝ぼけてて画像もボケてますが・・・




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おいしい朝食をご馳走になりました。ええ、この後、ようやく目覚めました。



山あいをピサへ向かって進み、シモーナさんによれば・・・

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「戦時中に米軍が急いで作った、とても危険なトンネル」・・・を抜けると・・・




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いきなり平野部へ下りるつづら折れの狭い道になり・・・



下りたところが・・・

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温泉で有名なサン・ジュリアーノ・テルメの街・・・





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ここは医療スタッフもいる温泉プール付き五つ星ホテルで、いわば高級湯治場ですね・・・

名前から全体が温泉街のようなイメージがありましたが、見た目はふつうの街でした。



で、平野部を少し走ると・・・

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ピサ旧市街の城壁が見えてきました。



新市街側にあるピサ大学の研究所が並ぶ一画にクルマを置きます。

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ピサは観光地として有名ですが、周辺地域を含むコムーネの人口が8万6千人、ピサ大学の学生数が
5万7千人で(ウィキペディアより)、まさに大学の街で研究機関も多く、シモーナさんもローリスさんも
マルタさんも、みなさんピサ大学の出身です。






シモーナさんの説明を受けながら・・・

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城門を入ると・・・

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世界的におなじみの「ピサの斜塔」があります・・・



ま、せっかくの朝早い時間なので・・・

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ピサの斜塔に昇る朝日!!!




斜塔は本来は鐘楼ですから、あとはメインの・・・

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ドゥオモに・・・



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ドゥオモ広場・・・大部分が芝生のドゥオモ広場というのは、トスカーナでははじめてでしたが・・・

で、これでおなじみ3点セットになり・・・




さらにピサのドゥオモ広場では・・・

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洗礼堂と・・・



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墓所をあわせて5点セットになります。

例によって内部画像などは省略してますので、詳細はネット検索で・・・

まあ斜塔については、目の前にするとやはり感動も大きかったので・・・

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斜塔と警備兵・・・



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斜塔と警備兵と、通りすがりのおねいさん・・・




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斜塔と警備兵と、イベコ・・・



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斜塔と警備兵とイベコと、通りすがりの日本人観光客・・・


とかの連作で遊んでたのですが、斜塔の開館時間が近づき、シモーナさんが我々に入館券をプレゼント
してあげるといってくれ、わたくしは斜めになった階段を屋上まで上がる自信がなかったので丁重に
お断りしたのですが、うちの奥様が上がってきました。


以下、うちの奥様の画像から何枚か・・・

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向うは地中海で、もともとアルノ川河口の貿易港として栄え、その地位をリボルノに譲ってからは、
大学の街になり、ピサ大学はイタリアでもトップクラスの名門大学だそうです。



おそらく最上階から・・・

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ネットフェンスの格子と地平線を比べると、全体が傾いているのが分かりますね・・・




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鐘と床面も、びみょーに傾いているようです。


で、うちの奥様が下りて来た時、学帽を被った女子大生が仲間に祝福されている場面に遭遇したので、
訊いてもらったところ、卒業が確定したので、これから初めて斜塔に上がるのだとか・・・
そう、ピサ大学の学生は卒業が決まるまで決して斜塔には上がらない、逆に上がれば卒業できない、
というジンクスがあるようで、シモーナさんも初めて上がったのは卒業の日だったそうです。

さらにジンクスといえば、別の有名な建物で、柱彫刻の凸凹を一生懸命数えている女子大生の
二人連れがいたので、何をしているのか訊いてもらったところ、凸凹の数を二回数えて数が合えば、
その日の試験に合格できるという、ま、こちらはおまじないのようなものらしいです・・・

なにせ13世紀にできたイタリアでも3番目に古い大学ですから、いろんな伝統があるんですね。

と、サマーバカンス中で学生の少ないピサの街を歩きます。

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こちらは文学部の校舎だそうです・・・

街中にいろんな学部や単科大学や研究所が散らばってて、オクスフォードやケンブリッジは知らないけど、
おそらく同じような「大学都市」なんでしょうね・・・

ちなみに学生の割合が最も高い日本の都市は京都市だそうで約150万人のうち約20万人が学生、
ピサはほぼ半数が学生ですが、どちらも世界有数の観光都市になっているというのも面白いです。


以下、例により、わたくしが面白いと思ったものをさくさくっと・・・

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ピサの斜塔ならぬ斜ごみ箱・・・



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学生街には必要不可欠のコピー屋さんは「コピステリア」・・・
ちなみにサマーバカンス中で閉まってました。



ピサ高等師範学校(教育大学)のあるキャバリエリ広場・・・

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ちなみに創設者はナポレオン・ボナパルトだそうです・・・
さらにちなみに・・・
ナポレオンの祖先はジェノバ共和国の傭兵隊長としてコルシカ島に赴任したトスカーナの貴族で、
イタリア名をフランス名に替えたのもコルシカ島脱出後、トスカーナとは縁が深い人だったんですね・・・



特徴的なアーケード街・・・

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貿易で富をなした豪商が自宅前で競い合って造ったので・・・

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一軒一軒異なるアーケードになってます。






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自転車・・・






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ジョガー






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カートを引く尼僧さん




アルノ川を渡ります。

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建築時期によって建物の様式が異なるのも面白いです。






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こちらも有名なイタリア統一王の像のある広場・・・


で、このあたりで引き返しました。




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トリュフ屋さん






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チェレステ・カラーのスピナー・・・





ホンモノのチェレステ・・・

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この後、ドゥオモ広場まで戻りましたが・・・

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すでに観光客でいっぱいになってました。

涼しくて人が少ない早朝を選んでくれたシモーナさんに感謝です。

ドゥオモなどの内部も見学して画像もいっぱい撮ったのですが・・・

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例によって省略させていただいて、面白いと思ったものを数枚だけ・・・

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こちらでも稀少なラピスラズリを多用してました。やはり豪商の街だったんですね。





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ピサ大学教授ガリレオ・ガリレイが振り子の等時性を発見した香炉・・・

ただし当時の香炉は最初に紹介した墓所に保管してあるとTV番組でやってましたが・・・



と、まったりとピサ市街を歩いて、城門を出る頃には・・・

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けっこう暑くなり、さらに観光客も増えてました。




ま、せっかくなので・・・

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門を出る前に記念撮影・・・って、恥ずかしがり屋のワンくんなんですね・・・



こちら新市街側にある工学部の校舎・・・なんですが・・・

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誰かがここの出身、あるいは働いている、と言われてたような気もするのですが・・・
失念してしまいました・・・えーと、誰だっけ・・・と、失念しつつ・・・

この後はシモーナさんがご主人とやっている「お宿」に向かいます。

(次号に続きます。)


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2017年08月27日

トスカーナ紀行11 ヴィアレッジョとTボーン

(期間限定のお知らせ)
①2017秋の熊野キャンプへのお誘い記事は
こちらです。
②日程が重なりますが
2017年10月7日に「世界水フォーラムの展望と課題」講演会があります。

7月21日は早朝からアレくんクリくんにヴィアレッジョに連れて行ってもらいました。

ヴィアレッジョはリボルノやピサの北にあるビーチリゾートで、きれいな砂浜の続く海岸・・・
アレくんクリくん、ほんとは彼女とかと行きたかっただろうに、おじさんおばさん連れでごめんね!!!


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朝早くに出たので、7時にはヴィアレッジョの海岸に着きました。



そう、このシーズンのヴィアレッジョはとても混みあうので早めに行って場所取りを・・・

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さすがにこの時間、人影はほとんどありません。



ご覧のとおり・・・

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見渡す限り有料のビーチパラソルやタープが並んでますが、ここの砂浜だけはフリーエリア・・・
そう、一日中ずっとビーチで過ごすなら有料エリアもいいけど、短時間ならフリーエリアでも充分、
でも早めに行って場所取りしておかないと・・・という冷静な判断だったのでありますね。



さっそく波打ち際に近い場所を確保・・・

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で、アレくんクリくんオススメのおいしいお店で・・・

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まずは朝食であります。



って、アレくんクリくん、サングラスをかけたりすると・・・

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イタリア人みたいでキマってますね・・・って、彼らはイタリア人でしたね・・・

ちなみにアレくんのサングラスはロードバイク用だそうで、彼はロードバイクには乗らないのですが、
こういうタイプは、やはりキマりますねえ・・・



と、こちらヴィアレッジョでも・・・

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ロードバイクやマウンテンバイクは多かったです。こちらはコルナゴのクロスバイクですね・・・




で、波打ち際に戻って、通りすがりの方にお願いして・・・

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記念撮影・・・



その後は、むこうに見えるピアまで波打ち際を歩くのに、しばらくついて行ったのですが・・・

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日本人観光客のむこうから、素敵なおねいさんたちが来たので・・・






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わたくしはついついそちらのほうへ・・・




って、この日は少し疲れが出たのか砂浜を歩く気力がなく、のんびり寝転がってると・・・

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徐々に人が増えてきて・・・



3人がピアから戻る頃には・・・

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ビーチはけっこういっぱいになってました。来た時にはほぼ我々だけだったのですが・・・




と、ビーチでローリスさんのおいしいフルーツを食べたり・・・

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ピザーリアのテラス席でおいしいピザをビールで流し込んだり・・・



って・・・

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テラス席の前を通る自転車ばっかり撮ってて、ピザの画像がありませんが・・・



2時過ぎにはヴィアレッジョを後にして・・・

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ルッカ・フィレンツェ方面へのアウトストラーダ(自動車道)に入りました。




わたくしアウトストラーダのサービスエリアも見てみたいと、トイレ休憩を兼ねてお願いして・・・

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「area servizio」へ・・・このイタリア語は、なんとなくわかりますね・・・





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ここは比較的小さなサービスエリアだそうですが・・・






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しっかりとワインは置いてありました・・・



帰り道で見た・・・

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城跡でしょうか・・・こんなのがあちこちにあるのが、やはり凄いですね・・・




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こちらは一部復元された水道橋・・・




で、こちらがアウトストラーダの料金所・・・

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右端は日本のETCと同じTELEPASSゲート、アレくんが入るのは現金かクレジットカードのゲート・・・
・・・なんですが、よく見るとカードの種類でゲートが分かれているようにも見えます・・・
だとしたら、けっこう難しそうですね・・・ちなみにローリスさんのクルマはTELEPASS車でした。


と、この日は早めに帰宅して、少し疲れていたわたくしは自室でお昼寝。

で、体調を万全に整えてから夕食に臨みました・・・

そう、この日の夕食は・・・
わたくしが一度は食べたいとお願いしていたトスカーナ名物Tボーンステーキ!!!だったのであります。

以前の夕食時に、何か食べたいものはあるかと訊かれ、わたくしがTボーンステーキと答えると、
「おおっ、フィオレンティーナかっ!!! そういえばしばらく食べてないな・・・じゅるじゅる」
「あの店はどうだろう・・・じゅるじゅる」
「この店なら宅配してくれるかも、でもやはり焼きたてに限るな・・・じゅるじゅる」
「こっちの店はメニューにないけど作ってくれるかも・・・さっそく聞いてみよう・・・じゅるじゅる」
「あの、わたくしはマルタさんの手作りで充分なんですが・・・」
「いやいや、本格的なフィオレンティーナはとても手間と時間がかかるので家庭でできるもんじゃない、
店によっては肉の準備もあるので早めの予約が必要だし・・・じゅるじゅる」
と、食べることについてはみなさん真剣というか情熱的というか、まさに議論百出・・・
で、この日の予約をしていただいてたのでありますね。

議論百出の末、最終的に選んでいただいてたのは・・・

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住宅街にあるこちらのお店・・・
(追記です。)
ここに限らず、どのお店にも大型テレビがありましたが、サッカー中継やロードレース中継の観戦用で、
これがないと、その時間帯には誰も来なくなるからとか・・・




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ボリュームのある各種アンティパストや各種のサラダ、ポテトなどに続いて・・・

って、すでにこの時点でけっこう食べて飲んでたんですが・・・




シェフ自らが「どやっ!」顔で持って来てくれた・・・

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ビステッカ・アラ・フィオレンティーナ、Tボーンステーキであります。じゅるじゅる





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フォークやナイフ、ワインのデカンタなどと比較していただくと大きさが分かると思いますが・・・
この二枚を6人でいただきます。じゅるじゅる



お店でまず、片側を各6等分に切り分けてくれて・・・

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6切れ÷3人=???




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わたくしは三切れいただきましたが・・・いや、一切れでいいという方がいたからですよ・・・
いやあ、シンプルで牛肉そのものの味を引き立てる焼き加減でした。
どうすれば、こんな分厚いステーキをうまく焼けるんだろう・・・



さあ、次はこっちだよ!!!

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そう、骨(Tボーン)の両側の肉の質や味の違いを楽しむのがフィオレンティーナの醍醐味!!!



って、わたくしとローリスさん以外は、すでにお腹がいっぱいのようだったので・・・

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反対側の部位は、わたくしとローリスさんが丸ごと一枚ずつ・・・確かに異なる肉質とお味でした。
いやあ、最後に骨に付いた肉を齧り取って食べるところまで、二人ともそっくりだったなあ・・・


でも、さすがに食べ過ぎて、もうこれ以上は何も入らない・・・


といいつつ・・・

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ドルチェとエスプレッソは、日本でいえば「別腹」というやつですね・・・でへへへ



さらに・・・

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カウンターで何杯でもサービスしてくれる強い食後酒もね・・・ひっく

と、この日はさすがにアンティパストのハムやサラミ、サラダなどが少々残ったのですが、きちんと
持ち帰り用の箱を用意してくれてました。さすが食に関しては真面目というか見習うべきですね。

それと、これだけ本格的なフルコースで食べて飲んで一人20数ユーロ、日本円なら3000円弱で、
人件費や家賃などの違いはあるでしょうが、食材の選択や調理の手間、価格設定などの真面目さは、
この店に限らず、やはり見習うべきところがあるのでは・・・とも思いました。

大手ハンバーガーショップに一度だけ行ったことがあるけど、もう二度と行く気はないといっていた、
クリくんたちの感覚の方が、ずっとまともなのかも知れません。
まあ、わたくしやローリスさんの食べる分量は別として・・・

(次回に続きます。)



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2017年08月26日

トスカーナ紀行10 北アペニン山脈

(期間限定のお知らせ)
①2017秋の熊野キャンプへのお誘い記事は
こちらです。
②日程が重なりますが
2017年10月7日に「世界水フォーラムの展望と課題」講演会があります。

7月20日は朝から北アペニン山脈へ・・・

アペニン山脈・・・
イタリア半島の中央を縦貫する山脈で、長さは約1,200km。北・中央・南に区分される。
最高峰は中央アペニン山脈にある
コルノ・グランデの標高2,912m。(ウィキペディアより)

・・・ということで、毎年ジロ・デ・イタリアで名勝負が繰り広げられる山岳コースでもあります。

で、わたくし一度、アペニン山脈の峠にも行ってみたいとお願いしてまして、今回もローリスさんに
連れて行ってもらうことになりました。

モンテカルロからルッカを抜けてセルキオ川沿いに北上すると・・・

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北アペニン山脈が眼前に迫ってきて・・・



山間部に入ると・・・

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ヒルクライマーというか・・・




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ダウンヒル好きというか・・・




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坂バカというか・・・




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って、ローリスさん、めったに洗車しないようで、逆光になるとやや見にくいですが・・・

平日だというのに山岳コース好きのサイクリストたちが次々と現れました。

ローリスさん一家はロードバイクには乗りませんが三大レース(ツール・ド・フランス ジロ・デ・イタリア
ブエルタ・ア・エスパーニャ)の有名選手や名勝負のあった峠などはよく知ってて、これは日本でいえば
最盛期のプロ野球の有名選手や名勝負のようなものなんですね。
ロードレースはサッカーと並ぶ国民的な「見るスポーツ」で、毎年5月のジロ・デ・イタリアなどは
日本の夏の甲子園に似た全国的な風物詩になっているようです。

わたくしもファウスト・コッピの名前ぐらいは知ってましたが、ジロ・デ・イタリアのコース中、その年の
最も高い峠を「チマ・コッピ(コッピ峠)」と呼ぶけど今年は○○峠だった、とか、車中でローリスさんに、
いろいろと教えてもらいました。ええ、彼も全くロードバイクには乗らないのですが・・・


と、セルキオ川にかかる橋を何度か渡り・・・

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ダムを過ぎると・・・

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ユニークな形の石橋が見えてきました・・・

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ま、この橋には帰りに寄りましたので、後半で紹介します。




と・・・

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彼らはもう峠を越えてきたんですね・・・



我々は山あいの小さな村に入り・・・

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コーヒーブレイク・・・というか・・・




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ドルチェブレイク・・・というか・・・




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ジェラートブレイク・・・というか・・・



とかで、ともかくまったりしてると・・・

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同じく、これからまったりしようというサイクリストが・・・



ま、せっかくなので・・・

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って、わたくしと同年配ぐらいの方でしたが、もう峠を越えてきたそうです・・・えらいなあ・・・



で、まったりと村を出て・・・

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なかなか迫力のある鎖の吊り橋・・・





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その名も「鎖橋」だそうです・・・



小さな峠・・・

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こちらはマウンテンバイクですね・・・



大きな峠・・・

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けっこう急でしたがグングン上がって来てました。 見てるだけでぜいぜいします。




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やや遅れて・・・



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さらに遅れて・・・ひいひい、待ってくれい・・・って、日本の誰かさんみたいやな・・・




こちらは下り方向・・・

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けっこうビール腹のサイクリストも多く、わたくしもひと安心・・・





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コッピのジャージと都市迷彩のジャージ!!!  右にうっすらと橋が見えてますが・・・



さらに山あいの村が見えてきました・・・

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村に入ります。

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前のクルマの白いリボンは、最近結婚したお祝いのしるし・・・



で、村の麓でクルマを置いて・・・

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坂道を上がっていくと・・・




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カステルヌォーボ・ディ・ガルファニャーナの街で、城門の奥が旧市街であります。

あらためてグーグルマップで見ると、セルキオ川の上流域にある6本の道が、すべてここに集中しており、
昔からの交通の要衝だったんでしょうね、古くから城塞が築かれていたようです。

で、ローリスさんによると、ここでは定期的に青空マーケットが開かれており、ハムやチーズなど、
地元の新鮮な食料品なども入手できるそうで、我々もお土産用の食料品が欲しいといってたので、
本日はそれもお目当てにして連れて来てくれたようです。

確かに門前広場にも・・・

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いろんな露店が出てました。



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旧市街に入りました。 けっこうな賑わいです。




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興味深いお店もありました・・・じゅるじゅる





ドゥオモの裏側・・・

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広場や新市街が一望できました。


ドゥオモの特設ギャラリーで・・・

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街の古い写真展をやってるようなので・・・



中に入ります。

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大戦中の戦禍から復興するまでの貴重な記録写真でした。

ローリスさんによると、ドイツ軍の爆撃による被害だそうです。

同じく展示されてた当時の戦況図・・・

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ドイツ軍が防衛線として築いたのが赤い「ゴシック・ライン」で、青い線が米軍の最終侵攻ライン・・・
途中ノルマンディー上陸を挟み約5か月間、両軍が対峙していました。

ここカステルヌォーボ・ディ・ガルファニャーナはゴシック・ラインの北西に位置していますね。
ドイツ軍による爆撃ということは、ゴシック・ラインが米軍に突破されてから、ということになります。

リボルノ記事でもちらっと書きましたが、米軍の日系人部隊・第442連隊がリボルノに再上陸して、
1945年4月5日からゴシック・ライン突破作戦に参加し、5ヶ月間膠着したままだった戦線を、
僅か32分で突破したのはけっこう有名な話で、その後4月25日にはマッサのドイツ軍を制圧して、
以後はリグリア海沿いにジェノバまで進撃していますから、昔からの交通の要衝だったここでも、
ドイツ軍の反撃を受けていたかも知れません。
記録を調べればわかるでしょうが、72年前にアメリカ国籍の日本人の若者たちが、まさにこのあたりで、
ドイツ軍と戦っていた、と思うと感慨深いものがあります。


いずれにせよ、こんな山あいの美しい街並みが・・・

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爆撃で大きく破壊され・・・




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見事に復元され賑わっていることに、とても感動を覚えました。



ちなみに次の展示は7月22日から・・・

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こちらも見たいけど、クロスバイクで上がってくる自信はないなあ・・・


ま、平和な時代の我々は仲良く・・・

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ドゥオモの中を見せてもらったり・・・


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自家製蜂蜜の味見をしたり・・・


お目当てのおいしいサルメリアへ向かって・・・

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店がブティックに変わってて、がっかりしたけど・・・




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めげずに記念写真を撮ったり・・・



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移動販売車でチーズやサラミやハムを買ったり・・・



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こちらの総菜も・・・


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女の子たちが並んでたこちらのドルチェも、どれもおいしそうだなあ・・・じゅるじゅる


と、そろそろお腹が空いてきて、ふらふらしてると・・・

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スペシャライズドのMTBに乗ったサイクリストがいました・・・

「はーい、わたくしもスペシャライズドなんですよ、ロードだけど・・・」
とか声をかけると、なんとドイツから来てるとのこと・・・
「ドイツからだと遠いのに、ずいぶん軽装ですね・・・」
「あははは、もちろん近くまではクルマですよ。」
と、アペニン山脈のこの辺りは、けっこう有名な山岳コースになっているようです。


ま、せっかくなので・・・

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同じ米国ブランドのバイクに乗るドイツ人と日本人がイタリアの小さな村で記念写真・・・
やはり平和な時代がいいですね・・・



と、その前をさりげに通過した別のサイクリスト・・・

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婦人水着なんかの店に入って、僅か数分で出てきて・・・



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走り去っていきました・・・一体何をしてたのでしょう???
日焼け止めがなくなり水着の店ならと入ったけどなかった、というのがわたくしの推測ですが・・・


とまあ、市街散策と買い物を楽しんで・・・

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下の駐車場まで下りていきました。
旧市街が歩行者専用になっているうえ道幅も狭いので、駐車場があるんですね・・・




と、来た道とは別のルートを通って・・・

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山の中の一軒家のトラットリアへ・・・

なんでも近くに地ビールの醸造所があって、その販売店でもあるそうです。





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室内席もありましたが・・・





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テラス席を用意していただきました。





で、こちらが新鮮作りたての地ビール・・・

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いわゆるエールタイプでとてもおいしかったです。

さすがにみなさん、ここでは「まずはビール」でしたが味見だけで、すぐに赤白ワインでした。


もちろん料理はパスタからはじまって・・・

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牛肉や各種鶏肉なんぞをみんなで分け合い、最後はコーヒーで締めました・・・




ちなみにこのお店、けっこう知られているようで・・・

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スウェーデン車に乗ったイギリス人とか・・・




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ドイツ車に乗ったフランス人とか・・・




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こちらもドイツ車に乗ったフランス人・・・




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イタリア車に乗ったイタリア人と日本人とか・・・

他にもニッサン車やダイハツ車に乗ったフランス人とか、いろんな人が来られてるようでした。


で、食後は・・・

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つづら折れの道を・・・

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眺めのいい峠へ・・・ここでも数々の名勝負があったんでしょうねえ・・・



と、ふたたびセルキオ川沿いに下りてきて・・・

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地元ガルファニャーナのチームジャージですね・・・




来るときに見た「マッダレーナ橋」へ・・・




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別名「悪魔の橋」・・・ま、詳しくはネット検索で・・・


けっこう最高部は高いです・・・

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反対側のこの膨らみ部分は、下に鉄道を通すために新しく改築されたとか・・・
ま、新しいといっても100年以上前の話ですが・・・




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ちょうど列車が通過しました。山間を縫ってパルマまで抜けるようです。



この後はおいしい泉があるということで旧道へ・・・

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さすがに暑いですね・・・



泉への道は車両通行止めになってて・・・

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めげずに別の旧道へ・・・

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鉱山跡だそうです・・・




結局、山を下りてからミネラルウォーターを補給・・・

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こんな「泉」が随所にあり、それぞれ味が異なるそうです。





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と、夕方早くにはローリスさん宅に帰り、わたくしはアルトパーショへ一人でポタリング・・・



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せっかくなので・・・


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恒例の窓ガラス記念写真をば・・・




ちなみに・・・

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この日も広場ではコンサートか何かの準備をしてました。



と、この日の夕食は当然・・・

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アペニン山脈で買ったばかりのハムにチーズにサラミにパン・・・新鮮で旨かったです。


もちろん・・・

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にんにくのピクルスなんぞで、延々と食後酒も旨かったです。ひっく

(次号に続きます。)






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