温泉
2023年11月15日
フラッシュ光2023ボルネオ8アナ・ライス村
ベンゴー地区での秘境トレッキングと滝での水浴び?を楽しんだ御一行(ただし4人)は、
ビダユ族が暮らすパダワン地区のアナ・ライス村へ・・・
この村ではロングハウスでのホームステイに村を挙げて取り組んでるようで、村の入口には
大きな駐車場と立派なビジターセンターがあり、ここで入村手続きをします
ビジターセンターでは歓迎の地酒が振る舞われ、かぱかぱと・・・
(H田さん提供画像)
「ったく、この人たち何杯飲むつもりかしら・・・びくびく」
といった顔をされてますが、奇跡的におかわりはしませんでした
ちなみに村の駐車場には・・・
なかなかの色合いのクルマが停まってました
で、トレッキングで汗まみれ、滝でびしょ濡れの御一行は、ビールを仕入れてから、
村の温泉へ・・・
対岸の川底から温泉が湧いてて、その一部をせき止めて湯舟にしてあります
ちなみにこの川は、サラワク川の源流のひとつだそうですが清流でした
涌出部に足やお尻をのせると熱かったですが適温で川で身体を冷やすこともでき・・・
(H田さん提供画像)
(H田さん提供画像)
これまでで最高のビール、まさに至福のひとときでした
シャワー施設もあり、さっぱりしてから村のロングハウスへ・・・
店で借りたクーラーボックスに残りのビールを入れたN嶋さんの後に続きます
ロングハウスは最初は共同で建てるものの、その後は各戸の事情に合わせて、
別々に改築や増築をするので、こんな感じに不揃いになっているのだとか・・・
イバン族のロングハウスは川と平行なのに対しビダユ族のは川と垂直なのが特徴だそうで、
山裾まで行けば、そこで終点になるそうです
この村は大きく、ロングハウスもどんどん延長・増築されてて・・・
枝道があちこちに伸びて迷路状態になってるのが面白いですね・・・
散策するのが楽しみです
このあたりが高床式「目抜き通り」といったところでしょうか・・・
で、目抜き通りから枝分かれした先にある・・・
こちらのお宅にお世話になります
ロンドンから帰ってきたばかりのホストマザーからコーヒー紅茶お菓子で歓迎を受け、
こちらからも日本のお土産(未開封のつまみ)を渡して挨拶の後は・・・
(H田さん提供画像)
温泉から持ち帰った冷たいビールで、まったり、のんびり、ぐったり・・・
室内を一巡しました
階下の左が台所、右がトイレとシャワーで二階もありますから実質3階建てですね
部屋には・・・
ビダユ伝統の民族衣装や
ブローパイプ(吹き矢)や生活用品などが飾ってあり、
数々の表彰状もありましたが、この村もキリスト教徒が多いのかな・・・
窓からの眺めはこんな感じで、確かにロングハウスが山裾で途絶えてます
すべてが高床式の回廊で繋がってて地上に下りる必要はありません
やがて雲行きが怪しくなってきて・・・
スコールが始まる頃になると・・・
ビダユ伝統料理による夕食であります
基本は竹筒で炊いたご飯に、鶏と卵と野菜や山菜の組み合わせですね
どれも癖がなく食べやすく美味しかったです ばくばくばく
食後のフルーツが出て・・・
酒類調達担当が調達してくれたマンゴー酒なんぞを飲んでると、
ボルネオでは「オッサンの酒」と呼ばれる安い紹興酒で・・・
ホストファミリーが・・・
ビダユの酒の飲み方を披露してくれます
まずはホストが自分でグラスの酒を飲み干し、そのグラスをゲストに廻して注いでいきます
次々とゲストが飲み干して一巡すれば、また最初から・・・
と、この夜は一泊用の軽装備だったので、すべての酒を飲み干して就寝しました ばたっ
翌朝・・・
たっぷりの朝食を食べてから、N嶋さんの案内で村を散策します
以下、さくさくっと・・・
あちこちで鶏が飼われてました
ここの鶏は何故か深夜でもガンガン時を告げ続けるので、昨夜もうるさかったです
地上に下りた村の公共トイレ
ボルネオに公共トイレは少なく、あっても有料が多いのでホームステイ客への配慮も?
川の向うにも村は続きます
こちらは昔の村の集会所
今は使われず保存されてますが、ここで車座になって毎晩宴会してたんですね
この川を下ればクチンへ・・・
河原へ下りました
ビダユの人々は、こんな巨木には精霊が宿ると信じており絶対に伐らないそうです
裏山は演習地になってるそうで、陸軍の車両が移動を開始してました
こちらは村の共同精米所(精粉所?)でしょうか・・・
と、まったり散策した後は楽しかったアナ・ライス村に別れを告げて、
御一行(今は4人)はウィンドケイブとフェアリーケイブを目指します
(次号に続きます)
2020年11月21日
2020秋(こっそりと)熊野キャンプ・後編
結局13日の夜は1時過ぎに就寝、わたくしは10時間ほど飲み続けてたことになります。
で、14日の朝の様子・・・
さすがにまだ土曜日の朝、広大な河原の隣にはバイクのソロキャンパーだけでした。
で、ケシュアのポップアップテントで寝ていた川端さん、いつもは早起きなんですが、
この日はどーゆーわけか起きてませんでしたし、深夜にクルマに倒れ込んでたwingさんは、
とーぜん爆睡中、最初に起きたのは車中泊にハマってる赤チャリさんとわたくしの二人。
二人だけでまったりとコーヒー(赤チャリさんは甘い紅茶)タイム後の朝食であります。
熱々ハムステーキ・マフィンと熱々コーンポタージュスープ・・・
で、すっかり日が昇り、かなり暑くなってから・・・
「ううっ、頭の中で地球が廻ってるぞ・・・」と頭を抱えながら起きてきたwingさんと、
「ひさしぶりのキャンプであまり熟睡できませんでした。」と起きてきた川端さんも、
持参されてた甘いパンと熱いコーヒーで軽い朝食。
10時半には恒例の湯ノ口温泉へ出発、今回はわたくしのクルマで移動しました。
「えっと、どっちがアクセルやったかな・・・えいっ」
「わっ、芝生で急発信しないで下さい!!!」
「ひさしぶりの山道で分岐点を忘れてるな・・・ここかっ、えいっ」
「わわっ、急ハンドルと同時に急加速しないで下さい!!!」
とか、みなさん楽しい山岳ドライブで・・・
無事?に湯ノ口温泉に到着・・・
泉質を選ぶ川端さんも、この温泉は大丈夫とのことで、四人でまったりと湯治・・・
とーぜん入浴後は・・・
フルーツ牛乳を飲むwingさんと、それを撮りつつビールを飲む98kさん。
そう、帰りは「安心の赤チャリ運転代行」にお願いしてたのでありますね。げひげひ
ま、
穴があれば照射してみるとゆー、みなさんでしたが・・・
昼過ぎにはテントサイトに戻り・・・
(wingさん提供画像)
わたくし特製のシャウエッセン・ペペロンチーノ・アーリオ・オーリオ・パスタ・・・
ま、いつもこれなんですが、トスカーナから送ってくれる「素」があるもので・・・
「って、wingさん、画像ばかり撮ってないで、しっかりと混ぜてくださいよ!!!
茹汁で乳化させたオイルを、いかにパスタと絡ませるかがポイントなんですから!!!」
とか指示しつつ飲みつつ、まったりと昼食宴会・・・
とーぜん、その後も・・・
川端さんが持参された高級・芋けんぴや・・・
超高級・手づくり京金平糖をはじめ・・・
わたくしが持参した掘りたて・京落花生を茹でたり・・・
wingさんが持参したドローンを・・・
ラジコンカー大会での上位入賞経験を持つ赤チャリさんが操縦したりして・・・
タープの下で、みなさんはライト談義、わたくしは覚醒と半覚醒と飲食をくりかえしてると、
あっとゆー間に暗くなり・・・
これまた恒例のプテチゲ(部隊鍋)夕食宴会に突入・・・
今回は赤ウインナーが残ってたのでスパム代わりのボロニアソーセージは入れませんでしたが、
赤ウインナーは鍋に入れると、特に皮の食感がイマイチになりました。
やはり焼くか炒めるのが一番ですね。
「部隊鍋には赤ワインでしょう」と・・・
ようやく蘇生されたwingさんが出してきたイタリア・ワイン・・・
川端さんが大量に持参されてたトッポギ・・・
やはりわたくしのダッカルビパンを意識して食材を選んでくれてたんですね・・・
そーいや、wingさんも赤チャリさんもキムチを持参されてたようだし・・・
ま、今回はご飯を炊かなかったので出番はありませんでしたが・・・
昼はTシャツ1枚でも暑いぐらいでしたが、夜になると急激に温度が下がり、この夜も全員が
ドームタープ内に移動して、ライト談義とヲタ話が続きました。
で、珪藻土かんてき(七輪)の炭も消えかかる頃・・・
赤チャリさんがいそいそと取り出してきたのは・・・
なんと風船プリン!!! これは知りませんでした・・・
針(実際には川端さんのチタン製爪楊枝!!!)をプチンと刺すと・・・
球形のプリンになり、添付のカラメルソースでいただきました。
さすがに土曜日の夜で、周辺でも家族連れがキャンプしてたので11時には就寝しましたが、
今回はずっと風もなく好天で、この夜も星空が見事でした。
で、15日の陽が差す直前の様子・・・
さすがに前日よりキャンパーは増えてましたが、まだ充分に間隔はありました。
やはり連休を避けて通常の金土日にしたのは正解でしたね。
そう、一泊だと移動日だけになるし・・・
で、この日も遅くまで起きてこなかった川端さんのケシュアテント1人用・・・
ま、この日は「ひさしぶりに熟睡できました」とのことでしたが・・・
奇跡的に二日間とも早起きした98kさんのダンロップテント3人用・・・
ええ、呼気で濡れた内部も乾かすため、朝からメッシュもフルオープンにしてました・・・
ま、この選択が撤収時の危機を・・・
で、広い河原に陽があたりはじめると、たちまち・・・
タープやフライシート、黒いクルマなどから、もうもうと水蒸気が発生・・・
ちなみにwingさんは動画でも撮られてました。
この日のコーヒー(と甘い物)タイム後の朝食は・・・
昨夜のプテチゲ(部隊鍋)スープを薄めた中華太麺!!! 寒い朝は熱い麺類が温まりますね。
で、赤チャリさんから「98kさん、麺を箸で持ち上げてください。」とポーズ注文が・・・
(wingさん提供画像)
そう、麺類では定番となった「箸上げ」ですね。ま、これはあまり映えませんが・・・
とか、まったりと朝食を終え、その後も甘いものなどでダベり続けてましたが、わたくし、
すっかり乾いたテントを撤収しようと、フライを外して中のマットを持ち上げると・・・
(以下wingさん提供画像)
「わわっ、マットの下からムカデさんがっ!!!」
「おおっ、それは獲らねば、もとい撮らねば・・・わくわく」と喜ぶwingさん
ええ、
けっこう大きなムカデさんで、フルオープンにしてたドアから入ったんですね。
知らずに口に入れたり、もとい掴んだりしてたら、痛い目に遭うところでした。
やはりメッシュだけでも閉めておくべきでしたね。
ま、ムカデさんには・・・
子どももいる芝生だと危険なので、河原の低水位敷へ帰ってもらいましたが・・・
と、昼前には完全撤収して途中で昼食を食べてから解散しよう・・・と決めたのですが、
ぐだぐだヲタ話をしてたら昼を過ぎ、2個分だけ残ってたハムステーキ・マフィンと・・・
wingさんの巨大ベーコン・ブロック、赤チャリさんの食パンと玉子を2回に分けて調理、
ベーコンエッグサンドにして、ちょうど4人分の昼食にしました。
もちろん黒胡椒はサラワク・ペッパーであります。
で、わたくしは311号で上富田から阪和道へ、夜しか走らない赤チャリさんは暗くなってから
仮眠しつつ168号を北上することに、wingさんと川端さんは、しばらくのんびりしてから
吉備湯浅インターを目指して311号の途中から山道で帰ることになりました。
暗くなれば走らないことにしているわたくしは一番早く、2時半に現地を出発したのですが、
通常の日曜日にもかかわらず吉備湯浅インターまで14kmの渋滞!!!、帰宅したのは7時半で、
金曜日の往路は3時間だったのに日曜日の帰路には5時間もかかりました。
こんなことならwing号を追従して山道を行けばよかった・・・ううっ
ま、こんなご時世なので、近くでアウトドアを楽しむ方が増えてるのかも知れませんね。
とまあ、ライトOFF会とは言いながら今回は照射画像やライト画像が一切ありませんが、
メスティン以外にも、いろんないただきものもありますので、いずれまた・・・
でもキャンプから帰ると、どーゆーわけか新しいモノが欲しくなるんですよね。
wingさん、赤チャリさん、川端さん、
ひさしぶりのキャンプOFFで、とても楽しかったです!!!
いつもながら、今回も色々とありがとうございました。
感染状況が落ち着いたら、いつものキャンプ仲間に加えて、このサイトでお誘いしている
ライト好きの方々にも来てもらい、大人数でのOFF会をやりましょう!!!
2019年11月17日
チーム・フラッシュ光・下見ツアー報告9
スリアン~サバル間でも全線工事中だった道路が想定よりスムースに走れたので、植林地の再訪と
遅めのお弁当昼食を終えた後、クチンでの夕食までに少し時間的な余裕ができました。
で、帰りの車中でN嶋さんから
「さて、どうしましょう、早めにクチンに戻って、ゆっくり土産物ショッピングでもされますか?」
「お土産はサラワク・ペッパー以外は要らないと、奥様に釘を刺されてるしなあ・・・
帰り道の近くにあるセメンゴ・ワイルドライフセンターに寄るのは?」と、98kさん
「さすがにセメンゴの園内を全て見学するだけの時間はありませんねえ。
それなら途中に温泉があるので、ちょっと寄ってみますか?」
「えっ、サラワクにも温泉があるんですか!!! サバにあるのは知ってたけど・・・」
「クチン近郊だけでも4ヶ所あって・・・混浴です・・・とーぜん着衣での入浴になりますが・・・」
「そっ、それは、ぜひっ!!! じゅるじゅる でもショッピングしたい人もいるかも知れないし・・・」
「じゃあ、多数決で決めましょう、温泉に行ってみたい人は?」
ええ、全員がじゅるじゅるじゅると、挙手しました・・・
「でも、着衣のまま入って、その後どうするんですか?」
「男性は上半身裸でもいいですし、新しい更衣室もできたので着替えもできます。」
「わたくし着替えなんか持ってきてないけど・・・」
「そのままパンツで入って、気になる人は更衣室で脱いで、そのままズボンを履けば・・・」
「なーるほど・・・」
とか、わいわい言いながら・・・
パンチョー温泉に到着であります。
左奥の少し高い棟が新しくできた更衣シャワー棟だそうで・・・
それ以外は古い木造の高床式でした・・・山奥だし、まさに秘湯ですね・・・
で、長い渡り廊下を・・・
どきどきしながら下っていくと・・・
確かに混浴でした・・・確かに全員着衣のままでしたが・・・
奥にあるのは個室とゆーか家族風呂とゆーか、行ってみましたが囲いがしてあるだけでした。
以下、wingさんの防水カメラによる画像・・・
もとは川に湧いてた温泉上に屋根を建てたようで、そーいや流れに沿った形になってました。
で、外国からの湯治客に興味を持ったのか、こっちの湧出口が熱いからおいで!と呼んでくれて・・・
みんなでぞろぞろと・・・ええ、確かに上流側は熱かったです・・・
とか、ひさしぶりの(混浴)温泉でまったりしてると・・・
スコールが降りはじめました・・・
その後も管理棟?のテラスで「フルーツ牛乳が飲みたいな」とか「やはりビールはないな・・・」とか、
さらにまったりしてたのですが、クルマで走り出してしばらくすると・・・
前のクルマが全く見えない激しいスコールになりました。
ま、クチンのドライバーはモンゴルのドライバーとは違って、豪雨でも見事なドライビングでしたが・・・
と、ものの10分も走ってると・・・
曇ってはいるものの、スコールには遭っていない乾いた路面になりました。
そろそろ雨期に入ったので、今回ツアーでは何回かスコールに遭いましたが、わたくしは不思議と
一度も傘を使うシーンがありませんでしたね。ええ、これも日頃の行い・・・
と、クチンの市街地に戻り・・・
このビルに入っているサラワク州・胡椒公社の直売コーナーへ。
ま、森林局と同じく最近はマレーシア・胡椒公社に昇格したらしいですが・・・
サラワクではサラワク・ペッパー、サバではサバ・ティーが名産品ですが、公社の直売コーナーでは
特に新鮮で高品質なものが入手できるとのことで、今回はわざわざ寄り道してもらいました。
で、高価な白とお安い黒の粒胡椒や、新開発の「ペッパーグミ」なんぞを閉店直前に購入して、
さらにみなさんは、数年前にクチンにもできたとゆー「イオン」にも立ち寄って土産物を物色・・・
ま、奥様からサラワク・ペッパー以外は要らないと釘を刺されていたわたくしは右脚の不安もあり
車内で待機してましたが30分後にはお土産をいっぱい抱えたみなさんと、いったんホテルに戻り、
熱いシャワー後に、ようやくパンツを履き替えてから・・・
こちらもサラワクでの植林ツアーではおなじみとなった高級中華料理店へ・・・
そう、今回のボルネオでは、この夜が「最後の晩餐」だったのでありますね。ぐすん
つぎつぎと、ばくばく、ごくごくしてましたが、
ここのメインは・・・
北京ダックであります・・・
と、この店では料理にしか使わないとゆー紹興酒を温めてもらったりして、さらにかぱかぱ・・・
アヒルさんの肉も、ちゃんと料理してくれるのが嬉しいですね。ばくばく
とまあ、最後のフルーツまで完食して晩餐を終え、ホテルに戻って健康的に就寝・・・するはずもなく、
この夜は、全員わたくしの部屋に集まって今回の重要課題だった「映画鑑賞会」であります。
???
で、その作品名は「トリック劇場版 ラストステージ」・・・
???
そう、阿部寛・仲間由紀恵の人気TVドラマ映画化作品の中でも、最初で最後の海外ロケ作品で、
そのロケ地が、ここクチンの近郊・・・
しかも・・・
作品のロケーション・プロデューサーのお一人が、なんとN嶋さんだったのでありますね。
じつは今回下見ツアーの事前打ち合わせの中で、N嶋さんから、
「映画トリック・ロケ地の洞窟を巡っての「洞窟照射ツアー!!!」も予定してますので、来られるまでに
必ず一度は作品を観ておいて下さいね。」と言われてたのですが、事前に観てたのは一人だけ・・・
(映画好きのI里さんが今回ツアーとは関係なく、2014年の公開時に観ておられたとか。)
つーことでITに詳しいwingさんS田さんに、何とかホテルで観れるよう前日から頼んでたのですが、
前夜は、お二人の自室テレビとの相性なのか、どうしても音声が繋がらず、この夜わたくしの自室で
全員集合しての再挑戦となった次第なのであります。
で、お二人で様々な接続を試され、無事アマゾン・プライム有料配信で鑑賞することができました。
「これでダメなら、次はこーして・・・」と、機材といい技術といい知識といい、まさにIT世代ですね・・・
ま、他の4人は担当のH田さんが調達してきてくれたビールやチューハイ用の炭酸飲料で割った
ブラックニッカ・赤霧・黒霧なんぞでべろべろになり、約2名は途中で寝落ちしてましたが・・・
と、翌日はいよいよ映画トリックのロケ地となった洞窟での「照射ツアー!!!」に向かいます。
(次回(最終回)に続きます。)
2019年02月28日
蟹取県?へ・・・
「ひかりのかたち展」を堪能したwingさんとわたくし、さらに人形峠を越えて岡山県から鳥取県へ・・・
もとい「蟹取県」へ・・・
そう・・・
「鳥取県」は本日まで「蟹取県」だったのであります。ウェルカニ・キャンペーンとかで・・・
じつは今回・・・
とーとつに休暇が取れたwingさんと、当初は冬キャンやサイクリングツアーも検討してたのですが、
例によって「寒いのは嫌じゃあ」、「温泉旅館でまったりがいいな」、「カニも食べたいな」となり、
結局、いつもどおりの軟弱ぬくぬく温泉(カニ付き)宴会ツアーに落ち着いた次第。
なので前回記事の「ひかりのかたち展」観覧はサブで温泉宴会がメインだったのでありますね。
と、今回は昔から文豪や歌人に愛され河原の混浴露天風呂でも有名な「三朝温泉」へ・・・
で、ぶるじょわな二人が泊るのは、とーぜん・・・
湯婆婆が経営する「油屋」みたいな由緒ある高級旅館・・・
・・・の隣にある・・・
ふつーの鉄筋コンクリート旅館・・・
でも日曜はお安くて空いてたし、お部屋は「川の眺望が望めない割安部屋」でしたが・・・
(wingさん提供画像)
15畳と広く、広縁と控えの間があってトイレも洗浄便座付き、まったりできました。
と、荷物を解いて(着替えとライト類だけでしゅが)、さっそく河原にある混浴露天風呂へ・・・
「ここを愛するred-bicycle(赤チャリ)さんによると、けっこう若い女性も入りに来るそうですよ。」
「それは夜になってからのハナシでしょう。さすがに明るいうちは・・・」
「とっ、ともかく、まずはタオルを持って・・・いそいそいそ・・・」
「やはり若い女性はいないし、どーゆーわけか着衣の若い男性がいっぱいですね。」
「みなさん書類を持ってるし、何かの調査とかしてるんでしょうか? 何せ有名ですからね。」
と、残念ながら河原の露天風呂はいったんあきらめ、二人でまったりと周辺を散策・・・
公衆電話が懐かしいですね。
(wingさん提供画像)
wingさんは新しいカメラの設定を変えては何度も試し撮りをされてました。
(wingさん提供画像)
はるか昔に来たときは、このぐらいの広い河原に、もっと大きな湯舟があったような気が・・・
ええ、わたくしの記憶が他の温泉と入り混じっているだけかも知れませんが・・・
比較的新しい歩行者専用橋・・・
・・・の親柱・・・
みささでは、河鹿は鳴いて、ライトマニアは照射する、げひげひ 98k 平成31年
と、ひととおり散策して部屋に戻り、河原の露天風呂へは深夜に行くことにして・・・
って、各種ライトに防水コンデジ、防滴ミラーレスなんか持って行っちゃダメですよ、wingさん!!!
と、わたくしは浴衣に着替えて、お宿の露天風呂へ・・・
けっこう風情があって「世界一のラジウム泉」も飲めたし、内湯の岩風呂や貸し切りの屋上檜風呂も
なかなか良かったです。ただしwingさんとわたくしには、ちと泉温が高すぎましたが・・・
と、いよいよ今回ツアーのメインである夕食宴会へ・・・
まずは生ビールで乾杯!!! ぐびぐび、ぷはぁ
(風呂上がりの一杯に画像を撮るヒマなんかありません。きっぱりと)
で、何といっても今回宴会のメインは・・・
焼きガニと・・・
カニすき・・・
「やはりカニには日本酒でしょう・・・じゅるじゅる」
と・・・
「わははは、しあわせじゃあ!!!」
って、あんた・・・
(wingさん提供画像)
もう、ぜんぶ飲んじゃったのかっ!!!
ま、途中で天ぷら盛り合わせなんぞも出てきたのですが・・・
このあたりから撮る前に食べてますね・・・ひっく
ともかく・・・
大量の雑炊から・・・
デザートのパンナコッタまで完食完飲・・・げふっ
夕食宴会後、よたよたと部屋に戻ると・・・
(wingさん提供画像)
布団が寄り添うように敷かれてあったので・・・おえっ
お互いの布団が対角線の両端にくるよう二人で移動・・・
そう、いつも翌朝「あんたの大いびきで眠れなかった!!!」と、言い争ってますからねっ!!!
その後、通常は別料金・時間予約制の屋上にある貸し切りの檜風呂へ・・・
ええ、お安いパックの特典サービスで無料だったもので・・・
ただまあ・・・
(wingさん提供画像)
一階の露天風呂よりさらに高温で、温泉はぬるめが好きなwingさんとわたくし、
「あちちち・・・でも立ち上がれば上半身が寒いし・・・お湯に浸かれば・・・あちちち・・・」
「わっ、隣で立ったり座ったりしないで下さいっ!!! 周りのお湯が動いて・・・あちちち・・・」
と、二人で大騒ぎして短時間で部屋に戻り、アイスを食べたりしてたら、二人ともばたりと爆睡。
早く寝たので2時には
ま、さすがに この時間から寒い河原の露天風呂に行く勇気はありませんでしたが・・・
窓から見える月がきれいでした・・・って、向かいの旅館の最上階は何だったのだろうか???
深夜も煌々と灯りが点いてたし・・・展望大浴場??? ひよっとして混浴とか・・・
と、翌朝は「あんたの大いびきで眠れなかった」と言い争いながら一階の露天風呂へ・・・
そう、熱い湯の中でも露天風呂の泉温が一番マシだったもので・・・
その後はまったりと朝食・・・
ま、わたくしは麦とろご飯の後に白飯をおかわりしましたが完食であります・・・げふっ
温泉宿だと朝食前にも温泉に入るので朝食がおいしいですね。
で、サービスのモーニングコーヒーやお土産選びなどでまったりして10時過ぎに宿を出発、
三朝温泉の7kmほど山奥にある三徳山三佛寺へ・・・
そう・・・あの・・・
投入堂で有名なお寺であります。
ま、残念ながら・・・
下からは逆光でよく見えず・・・
冬季なので山麓にある本堂までしか上れませんでしたが・・・
以下、さくさくっと・・・
山麓にある本堂まででも延々と石段が続きます。ひいひい
左の宝物殿の内部は撮影禁止でしたが修験道の様々な遺物をはじめ、900年以上前に投入堂が
建立された当時の古材(国宝)が、なんと触れる状態で展示されてました。
三徳山は1300年以上続く、神仏習合以前からの信仰対象だったんですね。
さらにすり減った石段が続きます。
「上りは嫌じゃあ・・・頭が痛いぞっ・・・」って、それは単なる飲み過ぎです。
と、ようやく本堂に到着・・・
ここから上は冬季入山禁止なのですが・・・
本堂の右奥に・・・
中腹にあるお堂の一部が見えます・・・と、素敵なおねいさんが教えてくれました。
投入堂はここよりさらに上なんですが・・・ま、今回は積雪期で入山禁止・・・
ま、夏に来たら暑さを理由に、やはり上らないかも知れませんが・・・ひいひい
ちなみに本堂の内部は撮影可能でした。
と、県道沿いの駐車場まで戻り、二人は再び人形峠を目指します。
(以下、さらに旅は続きます。)
2019年01月04日
新春もとい年忘れOFF会!!!
本年もとい昨年末の12月29日、年忘れOFF会に参加してきました。
そう、いつもの関西ライト仲間4人が集まって、ちまちまとライト談義なんぞを・・・
の予定だったのですが、川端さんが腰痛でドタキャンになり、足腰に不安を抱えるわたくしと、
右足骨折以来、自転車を漕げずにストレスが溜まってるred-bicycle(赤チャリ)さん、そして
最近ライト熱が復活、アウトドア照射したくてウズウズしてるwingさんの3人が集まりました。
わたくしが神戸でwingさんをピックアップ、いつもの姫路wing別邸で赤チャリさんと合流・・・
ようやく右足でのペダル操作もできるようになった赤チャリさんの「新・赤チャリ号」で・・・
まずは遅めの昼食へ・・・
ええ、呑まない赤チャリさんの運転なので、わたくしとwingさんは遠慮なく・・・わははは
一人だけ餃子が6個でご飯が付いてましたが・・・季節限定あんかけラーメンのセット。
で、食後は赤チャリさんのオススメ、柳田國男の生家のある公園へ・・・
それらしい雰囲気であります・・・ちょうど怪しい雪雲に覆われてきたし・・・
こちらは固まってしまった河太郎くん・・・
「お前のたまたまは金のたまたまか、銀のたまたまか、鉄のたまたまか・・・」
「わたしのは・・・ごそごそごそ・・・あっ、チタン合金ですね!!!」と赤チャリさん
さりげに無視されたりして・・・
それらしい公園の奥へ・・・
「あれって、ハンバーガーですかね?」
「いや、民俗学なのでどら焼きでしょう・・・」
こちらもさりげに無視して・・・さらに奥へ進みます。
で・・・
柳田國男の生家・・・
民俗資料館は年末年始のお休みに入ってました・・・いずれまた次回・・・
神社や薬師堂などもあり、生野銀山から姫路へ続く最古の高速道路「銀の馬車道」もありましたが、
雪交じりの雨が降ってきたので、季節がいいときに小径車でポタリングしよう、とゆーことにして・・・
笠形山の麓、かさがた温泉にある・・・
思い出博物館へ・・・
蝶のコレクションが約6000頭、カメラのコレクションが約800台・・・
それ以外にも・・・
思い出コレクションがいっぱいでしたが、左側が「なつかしカメラ館」・・・
三人はじゅるじゅるとそちらへ・・・
本来のカメラ・コレクションは年代順にきちんと並んでたのですが、とても紹介できない数ですし、
わたくしの琴線に触れたノベルティグッズなんぞを一部だけ・・・
下段は陶器製のカメラ置物・・・
置物やおもちゃだけでも凄いコレクションでした・・・
海軍航空隊の「活動写真銃」・・・「九八式」ではなく「八九式」ですね・・・
古い引き伸ばし機のコレクションもいっぱいでした。
本来のカメラコレクションも年代順に廻ったのですが、各自が「はじめて手にしたカメラ」の時代になると、
とーぜん「おおっ、懐かしい!!!」となり、三人の年代が見事にズレてたのも面白かったです。
と、次は二階へ上がり・・・
こちらも凄いコレクションでしたが、全て現地で捕った蝶だそうです。
最近、蟲仲間との交流が多くなったwingさんに、
「蝶のコレクションとかはされないのですか?」とお訊きすると、
「確かにきれいなんですが・・・ま、蟲の死骸コレクションですからねえ・・・」とのことでした。
で、やや蟲が苦手な赤チャリさんは少し遠巻きに眺めておられました。
と、思い出博物館のある門前物産館から山門を潜り、雪の降り出した山道をクルマで登ると・・・
かさがた温泉せせらぎの湯ふところ館であります。
ヌルっとした泉質で露天風呂には42℃と38℃の二種類の大浴槽があり、温泉好きの三人は、
交互にまったりと浸かり、まったりとダベリ続け・・・
風呂上がりにはとーぜん・・・
フルーツ牛乳とコーヒー牛乳・・・
で、CO-OPなんぞで買い出しをしてからwing別邸に戻り・・・
鍋宴会であります。
赤チャリさん差し入れの・・・
巨大ポテチや・・・
巨大「竹田城せんべい」に、怪しい焼うどんもあったのですが・・・
何といっても、この夜のメインディッシュは98kさん差し入れの・・・
昆虫食!!!
そう、わたくしが京都環境フェスティバル2018で買ってきたもの・・・
ちなみにシアワームはゴミムシダマシの幼虫だったはずです。
「絶対に嫌です。開封したら完全にキレるので命の保証はできません。きっぱりと」
と、蟲はやや苦手な赤チャリさん。
「芋虫とゆーのはまだいいけど、毛虫と書かれるとなあ・・・」
と、最近は蟲仲間との交流を深め、昆虫館にも足を運んでるwingさんも躊躇・・・
「そーいや赤チャリさん、袋を撮影しただけで頭部からプツンと音がしてたよーな気も・・・
ま、環境フェスでも、嫌いな人には決して勧めないように、と注意されてましたから・・・」
と、今回はみんなで食べるのをあきらめた98kさん。
いずれ川端さんらも交えて仲良く食べることにしましょう!!!
ま、せっかくの昆虫食OFF会???なので、と、CO-OPで買ってきた・・・
こちらの焼酎はwingさんと美味しくいただきましたが・・・
この後はwingさんの試作ライトが次々と出てきて、恒例のライト談義になったようですが、
わたくしの意識はすでに朦朧、恒例により画像は一切ありません。
ま、赤チャリさんからいただいた100均ライトはいずれ紹介しますね!!!
と、翌朝9時の様子・・・
奥、タイベックで自作した三重シュラフカバーにモンベル・ウルトラライトダウンハガー#3を入れて、
ぬくぬくと惰眠を貪るwingさん・・・
手前、ナンガの冬用ダウンシュラフを封筒シュラフに乗せて、ぬくぬくと惰眠を貪る赤チャリさん。
どちらもコットにクローズド・セルの断熱マットを敷いた上での完全冬装備であります。
ちなみにわたくしはコットなしでしたが・・・
米軍ビヴィの中にエアマットを敷き、モンベル・バロウバッグ#1を入れて寝ました。
そう、この朝の姫路の最低気温は氷点下、こちら側の各部屋には暖房がなかったもので・・・
ま、わたくしはフリースを着たままだったので、朝には汗でびちゃびちゃでしたが・・・
と、遅い朝食に甘いパンと熱いコーヒー(赤チャリさんは熱い紅茶)を摂りながら、またまた延々と
ダベり続けてたら昼になったので、そのまま熱い鍋焼きうどんと冷たいおにぎりの昼食に突入、
途中でうどん出汁におにぎりを入れて雑炊にしたりして・・・
ともかく今回は甘いものと温かいものが有難かったですね。ぶるぶるぶる
アウトドアで照射テストをしたいと言ってたwingさんも、夜の河原なんぞに出ることはなく、
年忘れライトOFF会といいつつ温泉療養がメインでしたが、新年には厳冬期キャンプOFF会!!!、
さらに春には、しまなみ海道ポタリングOFF会じゃあ!!!と約束して、3時前には解散しました。
今年こそ元気になって、みんなと楽しくアウトドアで遊べますように・・・