自然観察

2017年04月03日

2017ボルネオ紀行8

2017ボルネオ紀行の8回目であります。

ツアー四日目は朝からボートでペナン族の定住地を訪問し、ウィンドケイブとクリアウォーターケイブを
トレッキング、(若者隊員が)川で泳いだりして昼食後にはボートでHQ(公園事務所)前まで戻り、
そこからディアケイブへのトレッキングコースを再び半分ほど歩いて枝道に入りました。

で、まずは巨大なフタギガキ科の板根の前で・・・

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記念写真であります。

わたくし98kのとなりに立つのは分岐点で合流したパークレンジャーのアベーさん
(お茶目なN嶋さんはソーリ、ソーリと呼んでましたが)で、ここから彼の案内で・・・


近くにあった説明板にある高さ20mの部分を観察します・・・

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そう、すでに何度か書きましたが、ボルネオの熱帯雨林の特徴のひとつとして、
立体的に、はるか上空まで伸びている生態系、とゆーのがあります。

浅い地中から地表、低木、中木、高木、超高木と、各階層で様々な生き物が暮らしており、
さらにお互いが密接に関係しているという、独特の生態系であります。

ふつーにトレッキングしている限りは、せいぜい地表と低木の生態ぐらいしか観察できないので、
樹冠部や高木部を観察するために設けられたのがキャノピーウォーク(ツリーウォーク)・・・

木と木の間に吊り橋を渡し、そこから樹上を観察しようというもので、本来は研究者用ですが、
あちこちの保護区には一般人も観察できるキャノピーウォーク(ツリーウォーク)があり、中でも
グヌン・ムル国立公園のはボルネオ島では最長の480mでパークレンジャーが案内してくれます。

で、アベーソーリの案内で・・・

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ツリーウォークのスタート地点へ・・・
崖地にうまく階段小屋を建ててますが、平地では巨木の幹に螺旋状の階段があります。






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わたくし98kはたまたま前から3番目でしたが、けっこうな高さがありましたね。ひいひい




で、スタートして・・・

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後ろを振り返るとこんな感じ・・・

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ま、せっかくなので動画でもご紹介・・・



けっこう揺れているのがお分かりでしょうか・・・

木と木の間の一区間には一度に二人まで、一人目が橋の半分あたりまで行けば2人目がスタート、
一人目がゴールすれば三人目がスタート、とゆールールだそうで、一区間を同時に三人以上が渡ると
コントロールできなくなり大変危険なので、絶対に守るように、とのことでした。

最初にスタートしたI里隊員は高いところが苦手だそうで、少なくとも前の人の分は揺れない、
とゆーことでトップに行かせてもらったとか・・・

わたくし若い頃は高いところが大好きで、ビルの屋上やヘリコプターから身を乗り出しての撮影が
得意だったんですが、今は何かつかまるものがないと膝がガクガクするようになりました。
やはりトシのせいなんでしょうね・・・ううっ

ま、ツリーウォークは両サイドにワイヤーがあるので、いくら揺れても高くても平気なんですが、
バランスをとるためずっと力が入ってたようで、この夜はふくらはぎが張ってました・・・
そりゃあ一区間平均30mとしても、16本の吊り橋を連続して渡ったんですからねえ・・・

以下、さくさくっと・・・

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巨木の幹を傷つけないよう配慮されています。



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このあたりの木でMどりさんが撮った・・・

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リスさん・・・(PLAIN PIGMY SQUIRREL 和名ボルネオ・コビト・リス)
アベーさんによると世界最小のリスだそうです。


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熱帯雨林の地表は薄暗いですが上層部は日が差してまったくの別世界、生き物たちも地表とは
まったく異なるんでしょうね・・・

わたくしサバ州ダナムバレー保護区など、ボルネオではいくつかのキャノピー(ツリー)ウォークを
経験しましたが、今回のグヌン・ムルのは、あまり高さはないものの総延長480mがすべて繋がっており、
一度も地表に下りずに渡り続けるので、樹上からの熱帯雨林の様子が堪能できました。

途中からわたくしがトップになり最初にゴールしたんですが、ゴール地点の出口は鉄格子の扉と
ネットフェンスで厳重に封鎖されており、扉には鍵がかかってました。

で、ずっと後方の樹上を歩いてるアベーさんに「キーがロックされてる!!!」と叫んで知らせたら、
「わたしはキーを持ってないよ、フェンスを乗り越えて!!!」と・・・

乗り越えろといわれても、階段を下りたスペースは天井までネットフェンスと鉄格子に囲まれてるし、
階段の最上部から近くの木に飛び移ってズルズルと滑り下りるしかないか・・・
と、数人でおろおろしてたらアベーさんがニヤニヤしながら到着、さりげにポケットから鍵を・・・

「なんでやねんっ、あんたさっき、あいはぶのーきー!!!て言うてたやないかいっ!!!」と、
いちおー大阪風のツッコミを入れておきましたが・・・

ったく、N嶋さんの影響なのか、ムルではパークレンジャーまでお茶目なんだから・・・

で、無事に鉄格子の扉から出て・・・

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巨大なバナナの葉っぱと記念撮影であります。(I里隊員撮影)
これが一枚あれば充分な1人用シェルターになりますね。


帰り道で見たトゲトゲの竹・・・?

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鞭打ちの代わりに、こんなのを竹刀にしてびしばしするのもいいな・・・げひげひ


この日は明るいうちにホテルに帰り着いたので・・・

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N嶋さんは若者隊員を引き連れ、そのままプールへ直行・・・


残りの隊員は部屋のお風呂などでさっぱりしてから・・・


夕食前にラウンジに集合、樹木医のN井隊員から熱帯雨林についてのお話を伺いました。
ちなみにこの時も、クチンで集合時間に遅れた若者隊員二人は早くから集合してました。えらいぞ!!!

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講師は樹木医のN井隊員、助手は同じく樹木医のF本隊員・・・




jpgボルネオ長井先生講座

まさに熱帯雨林を目の当たりにして熱帯雨林のお勉強・・・



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メモをとったり質問したりして、みなさん熱心でした。
ちなみに、この時に使ったレジュメ「熱帯雨林を目の当たりにして考えてみよう」については、
こちらの記事にアップしていますのでご参照ください。

で、まったりと夕食後は、Y崎副代表がいったん預かっていた植林証明書を配布・・・

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これでボルネオ最後の晩餐もつつがなく終了し、めでたし、めでたし・・・

と、これで呑兵衛隊員は終わるはずもなく・・・

またまた隊長室に集まり・・・

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「まあまあまあ・・・」 「いや、どもどもども・・・」 「こぽこぽこぽ・・・」

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岩国の地酒「雁木ゆうなぎ」(隊長がリクエストしてN井隊員にわざわざ持参いただいたもの)や、
酒類調達係のT中隊員が買ってきてくれた、タイガービールより安い知らないブランドのビール、
あとは焼酎にスコッチにと、まあかぱかぱと・・・

「がははは、明日の朝はゆっくりだし今夜は無礼講じゃあ!!! 若者隊員も呼んでこんかいっ!!!」

と・・・

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呼び出しに応じて来てくれた若者隊員たちとも語り合い・・・

この後、彼らは別室で遅くまでボルネオ最後の夜を楽しんだようでした・・・

(と、次回ボルネオ紀行の最終回に続きます。)




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2017年04月02日

2017ボルネオ紀行7

ボルネオ紀行の7回目、旅程では四日目の朝であります。

この日も朝8時の集合でしたが、前日の集合時間に遅れた若者隊員二人は、早起き隊員によると、
なんと集合時間の30分前から集合場所で待っていたそうです!!!

前日の失敗をきちんと翌日の行動に活かすなんて、なかなかのものじゃないか・・・
つーことでサラワク伝統の英国式鞭打ち刑は執行猶予、つーことにしました・・・

で、この日の午前中はクリアウォーターケイブなどへのリバークルーズとトレッキングであります。
目的地の近くまでボートで遡上するので、歩く距離は昨日よりずっと短いはず・・・

「わははは、本日は楽ちんですよね、N嶋さん。」

「いやいや、水平距離は短いですがボートを下りてまず、200段の階段を上っていただきます。
で、洞窟内も移動も本日は階段だらけですので、昨日よりきついかも・・・むひひひ」

「げげっ、本日は楽ちんだと思い、とっておきのサイクルジャージにしたのに・・・」

「ほう、どれどれ、なかなかのサイクルジャージですな・・・むひひひ」

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「ええ、自転車パターンの迷彩になってます。いいでしょ。・・・って、そんなことより、
パークレンジャーからホテルに届いてるはずのわたくしの眼鏡、どうなったんですかっ??? 
あれチタンフレームで高かったんですよ・・・うぐぐぐ・・・」

「さあてねえ・・・へえ、自転車パターンですかぁ・・・むひひひ」

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「そう、このあたりなんか・・・って、わたくしの眼鏡はいったい・・・ぶつぶつぶつ・・・」

「さあてねえ・・・むひひひひ」

どーゆーわけか他の隊員全員が大笑いしてるし、わたくしはジャージの説明に夢中だし・・・

で、ようやくN嶋さんの頭部を見ると、さりげにわたくしの眼鏡が・・・

そう、彼はジャージを見るふりをして、ずっと自分の頭部を見せつけてたんですが、
それに長い間気づかなかったのはわたくしだけだった・・・とゆー次第。

ったく、N嶋さんったら、ほんとにお茶目なんだから・・・

と、隊長さんは全員に笑われながら・・・

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ホテル前の船着き場から2台のボートに分乗して川の上流へ出発。



わたくしの前にどっかと座るN嶋さん・・・ちなみにその前は酒類調達係のT中隊員・・・

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ところで、このN嶋さんの横顔・・・どこかで見たような・・・



そう・・・

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前日のディアケイブの天井穴・・・彼はリンカーンの生まれ変わりだったのかっ!!!



と、ボートはまず、森を移動して暮らしていたペナン族の人たちの定住地を目指し・・・

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川を遡ります。



ま、せっかくなので、動画でもご紹介・・・



昔の熱帯雨林での移動は川だけが頼りでした。
で、川に暮らす人たち(オラン・スンガイ)と、森に暮らす人たち(オラン・ウータン)以外にも、
少数ですが森を移動しながら暮らす人たちもいて、そのひとつがペナン族・・・
今は定住政策により川沿いに暮らしているけどオラン・スンガイたちとは異なるライフスタイル・・・

とか、N嶋さんから説明を受けているうちに・・・

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あちこちに人の暮らしが見えはじめ・・・


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ペナン族の定住地に到着、上陸しました。

現地では気づかなかったけど、グーグルマップで見るとムル空港に隣接してたんですね・・・





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これらの住居は政府が建てたロングハウスが火事で全焼し、仮設されたもので・・・



今年に入ってようやく・・・

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広場の反対側に新しいロングハウスが完成したそうです。まだ引っ越し途中なんでしょうね。





で、広場の一角には

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ペナン族の暮らしを紹介するコーナーや・・・



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ペナンの伝統品を売るお土産コーナーなどがありました。





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ペナン伝統の鼻笛を披露してくれたおばあちゃん。




おばあちゃんに鼻笛を指導するMどりさん・・・

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って、どうやら細部を観察してたようですね・・・

わたくしがN嶋さんに「どうして鼻で吹くの?」と訊くと、以前その理由を村のみんなに訊いたけど、
全員が揃って「昔からそうしている」とゆー答えだったそうです。あははは・・・


こちらは・・・


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硬い鉄木を使った実物の狩猟用ブローパイプ(吹き矢)に挑戦するY原隊員・・・



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まったく歪みがないため、かなりの距離なのに正確にヒットしてました。
でも、鉄木に正確に穴をあけるのは大変な作業なんでしょうね・・・

と、少数民族の暮らしの一端を見せていただきましたが、観光客を受け入れることについては、
暮らしを見世物にしているとか、伝統文化の破壊につながるといった意見もあるのでしょうが、
わたくしは観光で現金収入が得られることが重要で伝統文化を残すことにもつながると思いました。
ただし、お互いエコツーリズムを理解して節度ある接し方をする限り、の話なんですが・・・

さらに定住政策についても意見の分かれるところですが、一定の範囲で森での狩猟採集を認めるなど、
少なくとも定住のデメリットを少なくする方策と支援は不可欠でしょう。

モンゴルや中国の内蒙古自治区でも遊牧民の定住政策を見ましたが、過放牧でしか豊かになれない
遊牧民のデメリットを少なくする方策が重要で、遊牧そのものをやめさせる、ということではなく、
一定規模での遊牧と定住を組み合わせ、豊かに暮らせるように支援すべきではと思ってました。

この辺はまだまだ手つかずの自然ですから、彼らがアブラヤシ農園などの現金収入に頼らずとも、
森とともに豊かに暮らしていける施策とその支援方法を我々も考えるべきでしょう。

と、勝手な思いをだらだらと書きましたが・・・

ふたたびボートに乗り込みさらに上流へ、支流に入りようやく船着き場に着岸。

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まずはCave of The Wind ウィンドケイブを目指して長い階段を上ります。ひいひい



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とーぜん上りの画像は撮れなかったので、いきなりウィンドケイブ画像であります。



以下、さくさくっと・・・

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途中のこのあたり・・・

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上から光が差し込んでいるのですが・・・



ま、せっかくなので・・・

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ライト照射したりして・・・




ま、後半は・・・

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明るいライト必携でしたが・・・



と、ウィンドケイブを出て、川沿いの崖っぷちを歩いたりして、

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船着き場近くのテラスまで下りてきました・・・ひいひい

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ここで温かいコーヒー・紅茶とクッキーでひとまず休憩し、
今度はクリアウォーターケイブを目指してまたまた別の長い階段を・・・ひいひい


で、なんとか階段を上り切ったところで記念撮影であります。

洞窟前




この真下に見えるのがクリアウォーターケイブの入口・・・

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中から見るとこんな感じです。

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マリア像・・・

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確かにシルエットが・・・



と、いったん入口付近まで戻り反対側(右側)へ廻り、さらに下りて行きます・・・

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この中央奥深くに地下河川が流れているのであります。




はるか下へと続く階段・・・

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ノンストロボだとブレますが・・・



ストロボを焚くと・・・

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上からの水滴や湿気がいっぱい反射します。ううっ



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きれいな石灰岩の造形・・・浸食作用によるものだとか・・・



ようやく地下河川が見えてきました。

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さらに水辺まで下ります。

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約1名が、めっちゃ明るいライトで照らしてくれてますが・・・




ストロボを焚くとこんな感じ・・・

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クリアウォーターケイブとゆーだけあって、きれいな川が流れています。


ただまあ湿度と上からの水滴がもの凄く・・・

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川の上を水滴と湿気が吹き抜けてますね・・・


と、最深部からは別の階段を上って・・・ひいひい

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地下河川に下りた階段などが一望できるポイントへ・・・やはりデカいですね・・・





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ようやく入口付近まで戻ってきました。ひいひい


さらにアップダウンして先ほど休憩したテラスに戻り、待ちに待った昼食であります。

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「はぁい、隊長さん用のメインディッシュですよう!!!」とN嶋さん・・・

って、巨大ナナフシはおいしいのかっ???

ま、実際はボートで運んできたマレー料理のビュッフェランチで、とてもおいしかったですが・・・


で、このテラスの下がクリアウォーターケイブからの支流になっており、若者隊員たちは・・・

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ばしゃばしゃと・・・

わたくし98kはサイクルジャージをばしゃばしゃ水洗いしただけでしたが・・・

で、食後にまったりと休憩してから再びボートに乗船しました。

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クリアウォーターケイブへの支流から本流まで戻ると・・・

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川の色が変わりましたね・・・やはりクリアウォーターだったんですね・・・

と、この後はHQ(公園事務所)の船着き場で下船、ディアケイブへのトレッキングコースを再び歩き、
その途中から分岐してキャノピーウォーク(ツリーウォーク)を楽しみます。

(以下次号)




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2017年03月31日

2017ボルネオ紀行6

2017ボルネオ紀行の6回目であります。

前回で世界最大洞窟ディアケイブを出た一行は、入り口に近い広場で夕方まで待機しました。

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ディアケイブの昇竜を見るために世界中から人々が集まってきました。

昇竜・・・

そう、夕方になると無数のコウモリさんが列をなし、うねうねと天に昇っていくさまが、
まるで天に昇る竜のように見える・・・とゆーのですが・・・

天候などによっては現れなかったり、たまたま現れても途切れたりするので、
見事な昇竜を見ることができれば、まさにハッピードラゴン・・・

そーいやハッピータイガーとゆードイツ軍の戦車があったな・・・
たしかダス・ライヒ師団のティーゲルⅠ型で・・・ぶつぶつ・・・

とか、ぶつぶついってたら、周りから歓声が聞こえ、あわてて見上げると・・・


じゃーん

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昇竜の第一弾であります。

この日は大きなドラゴンが次から次へと天に昇り始め・・・


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いやあ、なかなかの壮観でした・・・



ま、せっかくなので動画でもご紹介・・・











小さな画面だと迫力がありませんが、目の前にするとやはり迫力でした。




で、帰り道はすっかり暗くなり、再びライトを取り出してナイト・トレッキングも楽しめたのですが、
やがてスコールも降り出し、途中で眼鏡を落としてパーク・レンジャーに確認に戻ったりして、
わたくしはすっかりへろへろになってしまいました。

なんとかホテルに帰り着き、熱いシャワーを浴びて・・・

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ようやく遅い夕食であります。

夕食もビュッフェ・スタイルで食べ放題つーのはうれしかったですね・・・
ま、いちおー高級リゾートホテルなのでビールは結構なお値段でしたが・・・

その分、アイスやデザートでたっぷりと糖分補給しました。

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で、呑兵衛隊員の注文を聞いて、T中隊員がビールの買い出しに行ってくれたので、
(ホテルを出て橋を渡ったところに居酒屋つーか雑貨屋がありましたがタイガービールのお値段は
クチンのコンビニの倍でした・・・)
隊長部屋ではwingさんのウェアラブルカメラ映像や全周囲カメラ画像を大型液晶テレビに接続して・・・
って、wingさん、いろんな電子機器つーか、おもちゃを持って来られてましたので・・・
呑兵衛隊員が集まり、大画面でその日の映像を楽しみながら飲み続けたのであります。

ええ、明日のコースはかなりのアップダウンがあるとゆーのに・・・ひっく

(と、二日酔いの次号に続きます。)




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2017年03月30日

2017ボルネオ紀行5

2017ボルネオ紀行の5回目・・・


しょっぱなからブレブレ画像で申し訳ありませんが・・・

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グヌン・ムル国立公園Lang Caveラングケイブの入口であります。



以下、さくさくっと・・・

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洞内には部分的に照明がありますが、やはりフラッシュライト(懐中電灯)は必携・・・





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ムル洞窟群の中でも、ラングケイブは特に鍾乳石が見事な洞窟だそうです・・・

ボルネオ島は大陸プレートの中央にあり大きな火山活動もなく、世界でも有数の安定した島で、
このような大規模な洞窟群が残ったとか・・・






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天井から糸状のものが垂れ下がっているのがお分かりでしょうか・・・

これに関するN嶋さんの解説を現地で聞いたけど、すっかり忘れてしまったので、
もう一度コメントかメールで教えてくださいね。追記しますので・・・

(さっそく回答をいただきましたので追記です。)
天井からの糸はツチボタルの仲間の幼虫が垂らした糸で、粘着性があり飛翔した虫が引っかかり、
この幼虫の餌となります。ホタルと言っても、ハエの一種です。
ニュージーランドのこの種は幼虫が発光してすごくきれいな場所もあるそうですが、
ここのは完全に暗くしても、あまり発光した感じは無いのですが。。。




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で、よく見ると約1名・・・

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フラッシュライトを両手持ちして照射比較している人物がいますね・・・





ま、正確には・・・

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2名でしたが・・・




そう・・・

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わざわざ日本からやって来たライトマニアたちでした・・・

左からウルフアイズT3-Ⅱノーマル、コンボイS2・wingスペシャル・電球色・明るさ重視バージョン、
コンボイS2・wingスペシャル明るさ重視バージョンとランタイム重視バージョン・・・

wingさんは撮影者に気を遣ってやや下に向けてますが、違いがおわかりでしょうか・・・むひひひ


閑話休題


こちら・・・

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なんとなく卑猥な鍾乳石・・・






やがて出口が近づいてくると・・・

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ミツヅノ・コノハガエルさんとか・・・




(以下3枚は、Mどりさんからの提供画像)

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なかなか威厳のある顔つきです・・・


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ライトでシルエットにすると三本のツノが面白いですね・・・




さらには、かわいいフルーツコウモリさんとか・・・

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外の世界で暮らす生き物たちが現れるようになりました。



で、ラングケイブを出て、いよいよ世界最大といわれるDeer Caveディアケイブへ・・・

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さすがに入口からしてデカいですね・・・
全周囲カメラやウェアラブルカメラで遊んでる隊員もいますが・・・




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人物と比べて洞窟の大きさがおわかりいただけると思います・・・







こちら・・・

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N嶋さんの横顔、もとい、リンカーンの横顔に見える天井の穴・・・




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洞内あちこちで、天井から霧のような滝が降り注いでいます・・・

ちなみに天井の黒い部分は、すべてお休み中のコウモリさんたちです。



で、洞内にはコウモリさんの糞が最大8mも降り積もり・・・

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それを食べる小さなゴキさんたちもいっぱい・・・

ちなみにコウモリさんたちの主食は蚊などで、おかげでムル周辺には蚊が少ないそうで、
コウモリさんたちは、かなり遠くまでお出かけするそうです。
たしかに今回、蚊はほとんど見かけませんでしたね。

さらにちなみに中華料理に「蚊の目玉」の料理がありますが、コウモリさんの糞から採取するようで、
ここまでくれば、いくらでも採取できると思いますが、ま、そこまで大量消費することはないのか・・・




ディアケイブとして、よく紹介されているアングルから・・・

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たしかに、この洞窟の大きさがわかります・・・



この後、画像中央に見える階段を上り、さらに右奥のコースを歩きます。

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外は手つかずの熱帯雨林であります。






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こちら人工物ではなく自然の排水ダクト・・・きちんと天井までライトが届いてます。

ディアケイブで今回歩いたのは入り口付近のみでしたが、すっかり疲れてしまいました。
それなりのケービング装備とセットで専門ガイドに案内してもらい、さらに奥に進むこともできますので、
ま、いつかは再訪したいものであります。ええ、さらにライトをいっぱい持って・・・


と、記念撮影した場所まで戻り夕方まで待機、次は世界最大の「昇竜」の観察であります。

こちらは天候などの条件に左右されるため、果たして観察できるのか???

(以下次号)



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2017年03月29日

2017ボルネオ紀行4

2017ボルネオ紀行の四回目、いよいよグヌン・ムル国立公園へ入りました。



まずは公園事務所にあるビジターセンター・・・つーか・・・

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ディスカバリーセンターへ・・・





世界自然遺産グヌン・ムル国立公園の全容・・・

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左下の黒い斜線Airport(空港)の右下HQ(公園事務所)の位置がお分かりでしょうか?
(画像がブレてて見にくいですがクリックすると拡大します。)
HQのさらに右下にあるのがDeer Caveで、ここへの往復が本日のトレッキングコース、
明日はHQの右上にあるWind CaveとClearwater Caveへボートとトレッキングで往復します。

ちなみに画面のほぼ中央にある白い山が「針の山ピナクル」で知られるアピ山1,710m、
その右下に聳えるのが主峰ムル山2,376mであります。



グヌン・ムル国立公園にある世界最大の洞窟群について・・・

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ま、そーゆーことであります・・・





アピ山にある針の山「ピナクル」・・・

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わたくし98kも一緒に登頂・・・

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わははは、これでアピ山にも登ったことにしておこう・・・



以下、ディアケイブへのトレッキングから、てきとーに抜粋してご紹介・・・

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中にアリさんがぎっしり入ってて、揺らすと一斉に動き出すので、ざわざわざわと音がします。





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ランの原種・・・




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前日の雨で、けっこう増水してたようで・・・





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木道のすぐ下まで水面が上がってました。
もう少し増水してたら通行不能になっていたとのこと。ラッキーでした。





猛毒のヨロイハブ・・・

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こんなのが葉陰に潜んでいるので、うかつに葉っぱを触ったりしてはいけません。

ちなみにここでヘビに嚙まれたら、まずそのヘビを逃がさず殺しておくことが最優先だそうです。
近くの簡易診療所には各種の血清が用意されてて、死骸を見れば少しでも早く処置ができるから、
とゆーのが理由だそうです。



板根を持つ巨木に巻き付いた「締め殺しの木」・・・

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イチジクの一種だそうですが鳥の糞に混じった種子が幹の途中から発芽し、やがて全体を包んで、
中の木は空洞になってしまうそうです。



ムル山頂への登山道との分岐点・・・

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山頂まで24kmか・・・
「ま、軽く往復できるけど、ここから先は公園事務所に登山届を出さないといけないしね・・・」
「なあに登山届はこちらで出しておきますから、どうぞ隊長さんだけ心置きなく登ってください。」
「あ、いや、いずれまたの機会とゆーことで・・・ぜいぜい・・・」




鉄木であります。

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鉄のように硬くて長持ち、水にも強いので重宝され、保護区以外では少なくなっているとか・・・





板根を持つフタバガキ科の巨木・・・

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以前も書きましたがフタバガキ科のカポールなどは80年で80mに成長するそうです。
それが一本もないということは80年間、伐り続けて植えてこなかったということ。
しかも立体で生態系を構成する熱帯雨林では、超高木や高木が伐られただけでも
生態系全体に影響を及ぼすそうです。






大きな倒木をカットした跡でしょうか、上に見えてるカタツムリさんも巨大ですが・・・

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よく見ると年輪がありません。ま、夏と冬がないのでとーぜんなんですが・・・




ツノゼミさん

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こちらMどりさんの撮った画像・・・

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ううっ、完全に負けてるな・・・ま、カメラのせいにしておこう・・・





トカゲさん

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同じくMどりさん画像・・・

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ううっ、こちらも・・・カメラのせいとゆーことに・・





昔のディアケイブの入り口だそうです。

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けっこう水没してますね・・・




と、とーとつに前方の視界がひらけ・・・

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目の前に石灰岩の断崖がそそり立っていました・・・







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世界最大の洞窟ディアケイブであります・・・




ま、その前に・・・

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せっかくなので記念写真をば・・・





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ヘゴの仲間でしょうか、なんとも見事な造形です・・・




で、今度こそ・・・

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まずはお隣のラングケイブに入洞します・・・




こちらがラングケイブの入り口・・・

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いよいよ明るいフラッシュライトの出番・・・

と、期待を持たせておいて・・・次号に続きます・・・





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