2020年09月16日

一筋縄・・・

(お知らせ)
8月25日から当サイトのURLをhttp://からhttps://に変更しましたが、その後、一部記事に挿入していた
「ニコニコ動画」が見れなくなってたようです。とりあえず再編集して復旧しましたのでお知らせします。


つーことで、一筋縄であります・・・

???

奈良に別荘を持つ知人が、わたくしが麺類好きと知って、以前に送って下さってたもので、
ずっと実家の仏壇にお供えしてたのですが初盆も過ぎたことだし、そろそろと・・・



じゃーん

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そう、油の代わりに吉野葛を使って酸化臭を防ぎ透明感と喉ごしも増した麺・・・じゅるじゅる



で、まずこちらが「日本最古のうどん」を再現し、春日大社から復活したとゆー・・・


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「春日餺飩(はくたく)うどん」だそうです。じゅるじゅる

ま、こーゆー説明を読むと、麺類好きとしてはウンチクを傾けたくなるんですが・・・

中国では北魏時代(386年~534年)には存在していた餺飩(ハウトン)と日本の饂飩(うどん)は別物、
日本独自の太い饂飩が作られたのは、おそらく1300年代初期の京都禅寺のどこか・・・

つーのが奥村彪生氏の説で(こちらの返信コメントで紹介しています)、「ウトム」とゆー
言葉が現れる、もっとも古い文書が法隆寺の嘉元記(1361年)だそうですから、氏の説に拠れば
この一条天皇(980年~1011年)が春日大社で舞い踊る
餺飩女たちから振舞われた餺飩は、
冷やして食べる中国式の
餺飩で、湯漬けで食べる日本独自の太い饂飩とは異なるモノ・・・

ま、一条天皇と同時代の清少納言も(中国式の)
餺飩を食べてたはずと奥村説にありましたし
こちらは形状も「ほうとう」系に近く、さらに冷やして食べるよう説明にありましたから、
氏の説に拠れば、これは「日本最古のうどんの復活」とゆーより「当時の
餺飩(ハウトン)の復活」・・・

もちろん「
餺飩(はくたく)うどん」とゆー名前も「日本最古のうどん」とゆー説明も、
うどんの起源に諸説ある中では間違いとは言えないのでしょうが・・・ぶつぶつ・・・


とか、鮎だしについてとか、どーでもいいウンチクはさておき・・・


同梱されてた、そうめんであります

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同じく細平めん

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同じく全粒麺

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同じく半生そうめん

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同じく半生うどん

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と、各種セットで送ってきて下さいました。ありがとね!!!

とりあえず、こちらの「吉野葛入り半生うどん」からいただきましたが、手延べに油を使わず

吉野葛が入ってるからなのか、確かにより生麺に近い食感でツルツルシコシコでした。


「ほうとう」系の柔らかさと喉越しがイマイチなわたくしには、じつにありがたい一品で、
これ以外にも、ぜーんぶ食べるのが楽しみです。 じゅるじゅる

(追記です)
その後「春日餺飩(はくたく)うどん」もいただきましたが、やはり一般的な「ほうとう」と
異なり、
独特のツルツル・シコシコ食感で、わたくし好みでした!!! ずるずるずる



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2020年09月12日

いまこそ「小松左京」を読み直す

いまこそ「小松左京」を読み直す・・・

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宮崎哲弥著 NHK出版 2020年7月10日第1刷発行



表紙裏にあった惹句

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著者紹介

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例によって目次のみ・・・

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「はじめに」によると、本書は2019年7月にNHK Eテレで放送された「100分de名著
小松左京スペシャル」用テキストを大幅に改稿、書き下ろしの第2章を併せたものだそうです。

放送時には意識してませんでしたが、じつに詳細に小松作品を読み込んで研究しておられる、
仏教思想・政治哲学・サブカルチャーの評論家だったんですね。

番組放送直後の記事のコメント欄にも書きましたが、わたくし小松作品は中学時代から
読み耽っており、たまたま大学時代に小松氏の「現代史」の授業が文学部であって、
わたくしは他学部でしたが本来授業をサボって全講義を聴講、半年間の講義の最終日には
小松氏が学生時代に高橋和己氏や山崎正和氏らと通っていた居酒屋での(全額ご本人持ちの)
打ち上げにも参加、別の日には講義終了後に近くの喫茶店で、わたくしがSF研究会とは別に
所属していた史跡サークルとして、仏教や宇宙に関する学生たちの拙いインタビューにも、
快く応じていただきました。(こちらも喫茶店代は全額ご本人が・・・)

さらにわたくしの政治史ゼミの論文も小松作品からの受け売りが殆どでしたし、まさに
わたくしの青春時代つーか人格形成期に、最も大きな影響を与えてくれた作家・・・



最新刊ですし紹介されている作品は今一度その視点で読み返したいとも思いましたし、
とりあえず、わたくしが特に印象に残ったキーワードのみ備忘のため羅列・・・
(著者の見解、小松氏本人の言葉、その他からの引用など、ごっちゃにメモしてます)

第1章(地には平和を・戦争はなかった・ヤクトピアなど)より
・小松の「異常なほど情熱的な好奇心や向日性、あるいはエネルギッシュな行動力」は、
「ひたすら根にからまる翳の部分に、ひきこまれないためのあがき」のようにもみえる・・・

第2章(果てしなき流れの果に・神への長い道・彼方へ)より
(著者によると「宇宙構造探求系SF」に分類される作品群とのことですが、
書き下ろしで番組で紹介されてない部分も多かったですし、わたくしが最も影響を受けた
作品群なので、メモを書けばこの章だけで膨大な量になるし、いずれ、あらためて・・・)

第3章(日本沈没)より
・1973年にベストセラーになった時代背景(井上ひさし)
円の変動相場制への移行、石油危機、水銀・PCB(ポリ塩化ビフェニール)汚染魚の年で、
前二者は繁栄がカルタの城に過ぎなかったこと、後者は自然が必ず報復すること、
を日本人が思い知った年だった。
・ともかく先を読んでるのは間違いない
(プレートテクトニクス理論、新発売された「電卓」による沈下速度の計算など)
(日本はインターナショナルでもトランスナショナルでもなくサブナショナルがポスト国家)
→まるで1980年代以降のポストモダンの脱国家観
・文明論というより一種の仏教的諦観
・このデリケートな自然が、島が、破壊されなくなれば日本人というものはなくなる・・・

第4章(ゴルディアスの結び目、岬にてなど)より
・宇宙の本質をめぐる超神学論争
(釈迦がヒンズーの認識をバックに考えたのは宇宙=世界=生命=人間観)
(アーリア系の宗教は光と闇、善と悪の二元論で、一神教でも二元論的宇宙観)
・イベント・ホライゾン→(バイオハザードの)ポール・アンダーソン監督の1997年作品

第5章(虚無回廊、結晶星団、雨と風と夕映えの彼方に、など)より
・文学は科学さえも相対化する
星空の美しさと近代宇宙論の不思議な宇宙像
電子顕微鏡下の超現実的な美しさと生化学に対する知識
生産発展の驚異とそれを組織する演算素子の働き
これらに対する常識的理解を持たないものに・・・どうやって新しい世界像が語れるか、
と思っていたが・・・
・1995年の阪神淡路大震災
・心と、魂あるいは実存との違いは、自己の存在理由の自覚の有無?
・人工知能と人工実存の相違点
・「我思う」は「我あり」の恒久的な根拠にはなり得ないのでは・・・
・仏教は我(アートマン)も大我(ブラフマン)も実在を否定したが、
アートマン(個人原理)は実体として斥けられてもブラフマン(宇宙原理)の実体性は否定されない
・このダキニ師の反実存論が今後の(物語の)伏線になっている→未完のまま亡くなった
・一般自然言語
・イマジナリーは日本語と漢語では虚、無は虚と実のあいだの原点みたいなもの、
→無を挟んで虚と実が向かい合ってる・・・
・学生時代の桑原武夫の文学概論のレポート課題が「文学は人生に必要か」だった
→これに終生こだわりつつ文学と自分の作品に対峙していたのが高橋和己
→こんな難問を生涯手放すことなく探問し続けることになる無二の親友が小松左京
・救済のための文学を志すのは意味があるが、文学による救済はあり得ないという立場
→すると文学は一時の慰めだけど、それでいいじゃないかと・・・
・今ここにある苦しみを文学作品に置き換えるという理解
・でも人間は文学、物語をどうして編み出したのか
→何か人間性の大きな肯定が文学を志す者の基本的な心構えの中に要るだろう・・・

(世界と出会い直すためにーあとがきにかえてー)より
・たとえば「痛い」はある事態を記述し表出する行為と考えられているが、
それは錯覚で、事態の単なる報告ではなく何らかの対処を求める行為
・何かを意味する言明ではなく機能
・「痛み」の概念は生活において果たす固有の機能によって特徴づけられる
(ウィトゲンシュタイン・近内悠太「世界は贈与でできている」)
・小松SFでは疑うよすがもない事物がなくなってしまう
・生活を下支えしていた透明だったものを可視化させる
・(ウィルスや震災など)作品設定に近い事態が起こる都度、予言の書として話題になるが、
物語の表層の奥にある思想も(近内悠太のように)読み取って欲しいと思ってまとめた。
・それが氏への恩返し・・・


わたくし小松氏の書かれた「自伝」と「SF魂」は未読なので、読んでみていずれまた・・・



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2020年09月08日

チームフラッシュ光・第2回企画会議???

確かチームフラッシュ光・第2回企画会議とゆー名目だったはず・・・

先週末、昨年のチームフラッシュ光・ボルネオ下見ツアー参加メンバーの一部が、
わたくしの実家に集合して、本番ツアーに向けた真摯な企画会議と学習会を・・・
・・・のはずでしたが、ま、いつもどおりの予定調和つーことで・・・

まずは土曜日の4時前に吹田から電車で酒類調達担当H田さんが到着・・・

とりあえず・・・

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用意しておいた(いただきもの)本物ビール各種と・・・




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最近、H田さんがハマってるとゆーつまみ各種で、まずは再会を祝して乾杯!!!

そう、以前からキタやミナミの繁華街は避けて、近くにあるベトナム料理店でやろうと
企画してたのですが、直前に最寄の小学校で新たな感染者が確認されたりして、
延び延びになってしまい、オンラインでもやってみたのですが、在宅だと定刻のはるか前から
予行練習する者が続出、開催時にはすでに会話も怪しくなってたりして・・・
って、これは台風遅延で自宅や関空で飲酒待機してた下見ツアー時と全く同じパターン・・・

つーことで、わたくしの実家に少人数で集まって、ひっそりやりましょう、となった次第。
ええ、テイクアウトやデリバリーを利用、お店に行かないなら朝まで飲み続けられるし・・・

と、二人でかぱかぱやってると、5時過ぎにはwingさんをピックアップした宴会担当Y原さん
のクルマも到着、わたくしが近くのペルー料理店までテイクアウトを取りに行って・・・
(ちなみに復路は凄いスコールもとい夕立でしたがEDCしてる簡易ポンチョで無事でした。)

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本格宴会もとい企画会議のはじまりであります。


ま、その後も(いただきもの)球磨焼酎や内蒙古自治区のパイチュウなどで・・・

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ランタン照明だけにして雰囲気を出し、真摯に・・・ぐびぐび、かぱかぱと・・・

「えっと、今日はなんの集まりでしたっけ・・・ひっく」

「ボルネオの生き物や自然をBDで見て現地を思い出しつつ・・・うぃーっ」

「紫外線ライトとか高演色ライトとかを試すんですね・・・じゅるじゅる」

と、

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「うーむ、ピオーネは紫外線には反応しないな・・・でも高演色だとおいしそうでしょ」


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「球磨焼酎のラベルは僅かに反応してるな・・・こちらの赤色光では・・・いそいそ」
と、様々なMOD作品をカメラに付けたりして遊んでる輩が約1名いましたが・・・

「いやいや、本日は次回本番ツアーに向けた真摯な企画会議をですね・・・
といいつつ、最初からハイピッチで飲んでたH田さんはとっくに寝てるし・・・ひっく」

つーことで残りの三人も・・・

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めずらしく11時過ぎには就寝・・・

ま、H田さんは4時から10時だし、wingさんとY原さんは5時から11時、わたくしは4時から
11時ですが途中で料理を取りに行ってたので、全員ちょうど6時間で飲み潰れましたね。

と、深夜2時過ぎに「ぷしゅ」とゆー音で目覚めたわたくし、宴会場へ行ってみると、

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先に寝たはずのH田さんが、用意した覚えのない缶ハイボールをまったりと飲んでました。

「ありゃ、いったいどうされたんですか?」

「1時過ぎに目覚めたので、98kさんから近くにあると聞いてたスーパー玉出まで行って、
憧れだったオリジナルのエコバッグと缶ハイボールや甘い物なんぞを買ってきました。」

「そーいや、みんなで住吉大社での照射を兼ねて夜食と朝食とデザートを買い出しに行こう
とか言ってて、結局全員そのまま寝ちゃったんでしたね。
でもウィスキーと炭酸水と氷なら冷蔵庫にたっぷり用意してあったのに・・・」

「いや最近は作るのがめんどーになって、ずっと缶ハイボールなんですよ。まあまあ・・・」

「いやいや、これはどーもどーも。んぐんぐ・・・」

と、二人で夜明けまでちびちび飲んで再び就寝、2時間ほどしてようやく全員が起床、

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冷凍パスタと甘い物をアイスコーヒーやビールで流し込み、簡単な朝食を摂りつつ・・・


ちなみに中央にあるのは・・・

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クチンにあるサラワク州胡椒公社が開発した胡椒グミ、昨年現地で大量に購入してた
wingさんが持参したもので、職場に持って行ってるけどなかなか減らないとか・・・
ええ、ドリアンと同じで、はっきりと好みが分かれるお味ですね。

と、ふたたび録画してあったボルネオ番組なんぞを視聴・・・

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その後は、のんびりと住吉大社なんぞを散策して、昼食は「寒ざらし蕎麦」で〆ました。

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って、食べる前に撮ればいいものを・・・げふっ

で、昼食から戻ってからも、またまたビールやコーヒーでBDを眺めつつ延々とダベり続け、
日曜日の夕方になって、ようやく全員無事に解散した次第。
参加者のみなさん、多くの差し入れをありがとね。残りはわたくしが一人で・・・げひげひ

と、ボルネオ島「チームフラッシュ光・夜のジャングルと洞窟照射
だけツアー」本番ですが、
今回の真摯な?企画会議?により、ともかく世界的なパンデミックが収まってからの実施
とゆーことに即決しました(当たり前ですが)ので、ここに謹んでご報告申し上げます。

これで会議の目的も達成したことだし、めでたし、めでたし、と・・・ひっく



すこし真面目なP.S

現地のN嶋さんから、マレーシアへの観光客の受け入れについては今年9月からとの情報も
過去にはいただいてましたが、日本でも第二波が収束に向かうかどうかという状況ですし、
第三波以降についても治療薬やワクチンの普及メドについても未確定な部分も多いので、
まだ本番ツアーのスケジュールを決められない状態が続いています。

ただ航空便の手配は早いほど安く、現地の手配も国立公園ロッジなどは早めの予約が必要、
遅くとも半年前には大まかな日程と人数を決めておきたいですし、そのために1年前には
さらに大まかな企画を決めて参加者の募集をしようと考えています。

逆算すると最短では来年の9月実施とゆーことになりますが、現在の状況では残念ながら、
もう少し先になりそうです。

まあ期間については下見ツアーと同じく1週間程度、費用については全部込みで20万円以内
で考えたいと思ってますので、参加希望者はせいぜい休暇とお金を貯めておいて下さいね。
今後、感染症収束のメドがついて大まかな企画が決まり次第、このブログサイトで案内します。



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