2006年08月
2006年08月31日
あのTOMOさんがブログを!
えと、またとーとつに号外であります。
このブログサイトの常連コメンテーターで、日本有数のフラッシュライトコレクター、
クラッシックカメラコレクター、ナイフコレクター、ブラントものコレクター?、
紙ヒコーキコレクターetc・・・あとは、あんなものやこんなものまで・・・
であらせられる・・・
あのTOMOさんが、本日ブログサイトを開設!されましたあ・・
「TOMOさんの古いマーケット」であります。きっぱりと
しかも、最近、京都から東京六本木に引っ越しちゃった、
このサイトと同じドリコムさんのブログなのであります。ややきっぱりと・・・
(追記です。2010年3月でドリコムブログが消滅、わたくし同様、ライブドアに引っ越しされました。)
ともかく、みんなでおだてて応援して、
いろんな秘蔵品をアップしてもらいましょうね!
このブログサイトの常連コメンテーターで、日本有数のフラッシュライトコレクター、
クラッシックカメラコレクター、ナイフコレクター、ブラントものコレクター?、
紙ヒコーキコレクターetc・・・あとは、あんなものやこんなものまで・・・
であらせられる・・・
あのTOMOさんが、本日ブログサイトを開設!されましたあ・・
「TOMOさんの古いマーケット」であります。きっぱりと
しかも、最近、京都から東京六本木に引っ越しちゃった、
このサイトと同じドリコムさんのブログなのであります。ややきっぱりと・・・
(追記です。2010年3月でドリコムブログが消滅、わたくし同様、ライブドアに引っ越しされました。)
ともかく、みんなでおだてて応援して、
いろんな秘蔵品をアップしてもらいましょうね!
内蒙古紀行 植林編3
えーっ、途中、中断しておりましたが、内蒙古紀行の続きであります。
今回は、植林編の最後ですので、文字色もすこし成長した緑に・・・
植林編2で、午前中に沙漠にポプラを植えたわたくしたちは、レトルトカレーの昼食後、
砂嵐や雷雨の様子を見ながら、少し成長している森の剪定作業にでかけました。
植林編2で植えた、こんな状態の苗木が
5年ぐらいで、こんな感じになります。
すでに地中には、幹の何倍もの根が拡がっており、砂は定着して、
限りなく土に近い感触になっています。
ここに黄砂が飛んできても、沙漠になることはなく、栄養分に富んだ肥料として固定するでしょう。
こうなると少々の日照りや洪水でも枯れたり流されたりすることはなくなり、
普通の草も生え、普通の虫さんたちもきて、
それを食べに来たトリさんがフンにまぎれてタネをまき、
ある程度の生態系が回復します。
この森も、そろそろ間伐してやらないと、ポプラが大きく成長しないのですが、
そんなに大きくならなくてもいいという議論もあり、人手もなく、
なかなか手入れできないのが現状であります。
こちらも、奥のほうはちょっと密生しすぎてますね。
みんな生き生きと剪定作業をやっております。
はじめのころに植林された、華道草月流の「草月の森」という大きく育った森があります。
今回は行きませんでしたが、はじめて植林の昼食休憩で行った時、
40度近い沙漠から、一歩森の中に入ると、とても涼しくて木洩れ日が爽やかで、
蝶が舞い、小鳥のさえずりが聞こえ、まったくの別世界になってました。
ただ、それ以降も手付かずなので、それでいいのかは難しいところです。
本当に自然の森に還すなら、他の植物も植えないといけないし、
ちゃんとしたポプラの森にするなら、間伐して利用しないといけません。
どちらにしても、手間とコストのかかることで、大変なんですが・・・
今回は画像枚数に余裕があるので、植林地のおまけ画像であります。
わたくしが二年前に植えてプレートをつけたポプラであります。
下のほうからヒコバエが生えてきて、上の方はイマイチ・・・
せめて横に拡がってくれたら、砂を押さえてくれるのですが・・・
二年前の植林地では、一番大きく育っているポプラであります。
一番風上の、高い位置に植えられたものですが、必死で根を伸ばしたんでしょうね。
苗木の個体差もありますが、随分と成長に差がでるものであります。
現地ではもっともポピュラーな「オート三輪」であります。
雨の少ない地域での、徒歩や荷車がわりには最適なんでしょうね。
ただ、田舎の都市間高速道路に行くと、これが焼きレンガや日干しレンガを満載して、
片側一車線の高速をのんびり走ってます。
あちこちにレンガを振り撒きながら・・・
対抗車線にも同じやつがレンガを落としつつ、こちらに向かってくる隙間を、
クラクション鳴らしっぱなしですり抜けるバスドライバーのドラテクはすごいもんです。
バスの一番前で見てると「スーパーマリオ」の画面そのものであります。
モンゴルでも陥没だらけの道路を、古い韓国製の中古バスで駆け抜けてましたが、
どちらのバスドライバーも、ちょっと雨が降ると、とたんに「超低速安全運転」に・・・
必死で前を見つめ、びくびく運転になってました。
いやあ、彼ら、雨中運転には慣れてないんですねえ・・・
P.S
内蒙古での植林記事は今回でおしまいであります。
ちょっと思い入れがあったもので、いつになく主義主張みたいなえらそうなことを書きましたが、
別にたいしたことをしてるわけでもなく、専門家でもないので、非礼があったらごめんなさい。
このブログサイトは、基本的に「モノ」の紹介記事のサイトであります。
でもまだまだ、内蒙古での酒池肉林記事なんかは続ける予定です・・・
今回は、植林編の最後ですので、文字色もすこし成長した緑に・・・
植林編2で、午前中に沙漠にポプラを植えたわたくしたちは、レトルトカレーの昼食後、
砂嵐や雷雨の様子を見ながら、少し成長している森の剪定作業にでかけました。
植林編2で植えた、こんな状態の苗木が
5年ぐらいで、こんな感じになります。
すでに地中には、幹の何倍もの根が拡がっており、砂は定着して、
限りなく土に近い感触になっています。
ここに黄砂が飛んできても、沙漠になることはなく、栄養分に富んだ肥料として固定するでしょう。
こうなると少々の日照りや洪水でも枯れたり流されたりすることはなくなり、
普通の草も生え、普通の虫さんたちもきて、
それを食べに来たトリさんがフンにまぎれてタネをまき、
ある程度の生態系が回復します。
この森も、そろそろ間伐してやらないと、ポプラが大きく成長しないのですが、
そんなに大きくならなくてもいいという議論もあり、人手もなく、
なかなか手入れできないのが現状であります。
こちらも、奥のほうはちょっと密生しすぎてますね。
みんな生き生きと剪定作業をやっております。
はじめのころに植林された、華道草月流の「草月の森」という大きく育った森があります。
今回は行きませんでしたが、はじめて植林の昼食休憩で行った時、
40度近い沙漠から、一歩森の中に入ると、とても涼しくて木洩れ日が爽やかで、
蝶が舞い、小鳥のさえずりが聞こえ、まったくの別世界になってました。
ただ、それ以降も手付かずなので、それでいいのかは難しいところです。
本当に自然の森に還すなら、他の植物も植えないといけないし、
ちゃんとしたポプラの森にするなら、間伐して利用しないといけません。
どちらにしても、手間とコストのかかることで、大変なんですが・・・
今回は画像枚数に余裕があるので、植林地のおまけ画像であります。
下のほうからヒコバエが生えてきて、上の方はイマイチ・・・
せめて横に拡がってくれたら、砂を押さえてくれるのですが・・・
一番風上の、高い位置に植えられたものですが、必死で根を伸ばしたんでしょうね。
苗木の個体差もありますが、随分と成長に差がでるものであります。
雨の少ない地域での、徒歩や荷車がわりには最適なんでしょうね。
ただ、田舎の都市間高速道路に行くと、これが焼きレンガや日干しレンガを満載して、
片側一車線の高速をのんびり走ってます。
あちこちにレンガを振り撒きながら・・・
対抗車線にも同じやつがレンガを落としつつ、こちらに向かってくる隙間を、
クラクション鳴らしっぱなしですり抜けるバスドライバーのドラテクはすごいもんです。
バスの一番前で見てると「スーパーマリオ」の画面そのものであります。
モンゴルでも陥没だらけの道路を、古い韓国製の中古バスで駆け抜けてましたが、
どちらのバスドライバーも、ちょっと雨が降ると、とたんに「超低速安全運転」に・・・
必死で前を見つめ、びくびく運転になってました。
いやあ、彼ら、雨中運転には慣れてないんですねえ・・・
P.S
内蒙古での植林記事は今回でおしまいであります。
ちょっと思い入れがあったもので、いつになく主義主張みたいなえらそうなことを書きましたが、
別にたいしたことをしてるわけでもなく、専門家でもないので、非礼があったらごめんなさい。
このブログサイトは、基本的に「モノ」の紹介記事のサイトであります。
でもまだまだ、内蒙古での酒池肉林記事なんかは続ける予定です・・・
2006年08月29日
世界の傑作機シリーズ3
やってしまいましたぁ
コンビニでまとめ買い!
そう、世界の傑作機シリーズ3を、酔っ払った勢いで五箱も・・・
ニャんなんとかさんにも「なかなかマニアックですよう。」と薦められてたんですが、
どうもコンビニでまとめ買いするのに抵抗があり、最近までなかなか・・・
でも、リオさんに「メタルガンマニア3」の箱買いを依頼(関東限定なんですよ。)した時点で、
何かがふっきれたわたくし、ついに近所のローソンで・・・
だって、だって・・・
Bf(Me)やFwやTaがぁ・・・
しかもしかも・・・
しかも、接着剤不要、完全彩色済み組み立てキット、
というのがわたくしにはぴったり!
これって、ハセガワと文林堂とタカラトミーのコラボなんですね。
でも・・・
ガムやお菓子が入ってる気配がないっ!
買ってから気づいたのですが、これじゃあ、食玩とはいえないじゃないすかっ!
ったくもう、ぶつぶつ・・・
いずれにせよ、
ニャんなんとかさんのように
コンビニで予約して箱買い!とまでは行きませんが、
とりあえずローソンの棚にあった五箱、何が入ってるか、楽しみであります。げひげひ
P.S
リオさんにお願いしてるやつも楽しみで、こちらは2箱の箱買い、しかもダブったら、
リオさんと交換なんかができるという、まるで小学生にかえったような、
わくわく気分であります。うふっ
コンビニでまとめ買い!
そう、世界の傑作機シリーズ3を、酔っ払った勢いで五箱も・・・
ニャんなんとかさんにも「なかなかマニアックですよう。」と薦められてたんですが、
どうもコンビニでまとめ買いするのに抵抗があり、最近までなかなか・・・
でも、リオさんに「メタルガンマニア3」の箱買いを依頼(関東限定なんですよ。)した時点で、
何かがふっきれたわたくし、ついに近所のローソンで・・・
だって、だって・・・
しかもしかも・・・
しかも、接着剤不要、完全彩色済み組み立てキット、
というのがわたくしにはぴったり!
これって、ハセガワと文林堂とタカラトミーのコラボなんですね。
でも・・・
ガムやお菓子が入ってる気配がないっ!
買ってから気づいたのですが、これじゃあ、食玩とはいえないじゃないすかっ!
ったくもう、ぶつぶつ・・・
いずれにせよ、
ニャんなんとかさんのように
コンビニで予約して箱買い!とまでは行きませんが、
とりあえずローソンの棚にあった五箱、何が入ってるか、楽しみであります。げひげひ
P.S
リオさんにお願いしてるやつも楽しみで、こちらは2箱の箱買い、しかもダブったら、
リオさんと交換なんかができるという、まるで小学生にかえったような、
わくわく気分であります。うふっ
2006年08月27日
みにオフ大阪駅前
やっと帰宅途中であります。
楽しかったです!
げふっ!
追記のP.S
つい先ほど帰宅して、携帯からの記事の編集であります。げふっ
本日、hrykさんの来阪記念、「hrykさんの身ぐるみを剥ぐ会」というのを、
wingさん、川端さんにご参加いただき、さる屋上ビアガーデンでやってきました。
ご近所の阪神百貨店屋上ビアガーデンでは、久しぶりの藤川球児の登板で、
おおいに盛り上がっておりました。
よくやったぞ!藤川球児!
あ、いや、その話ではなく、またまたみなさんから、明るいものをいろいろと、
巻き上げていただいてしまいました。
わたくしは、もちろん何も持たず、ニャん丸さんからいただいた、FiRE-FLYを自慢しただけ・・・
いやあ、こんなものがいただけるなら、毎週末にオフ会を・・・げひげひ
ところで、みなさんと梅田で別れたのは九時過ぎなのに、
梅田からは30分で自宅に帰れるのに、
わっ、わたくし、どこで何をしてたんだ?
なっ、なんで帰宅したら日付が変わってるんだ?
あっ、地下鉄降りてから一人で二軒目に?
そこを出てから、この記事を携帯から送って??
ううっ、そのあたりは覚えてましぇん・・・
とりあえず、hrykさん、wingさん、川端さん、ありがとうございました。げふっ
2006年08月26日
内蒙古紀行 植林編2
いきなり、沙漠の植林現場であります。
(後に見えるのは砂ワサビ、枝を齧るとワサビの香りがします。旨い!)
この日は、砂嵐、ときどき雷雨、という、とてもよいお日和で・・・ううっ
画像右側の頂上、砂が右に飛んでいるのがおわかりでしょうか。
ちなみに今回の植林現場は、植林編1で紹介した中心基地から、
クルマで20分、道路からスコップと苗木を担いで10分ぐらいのところです。
ま、沙漠緑化の最前線、ということになりますね。
まわりを見渡しても・・・
向うに見えるのは、数年前に砂丘の移動を止めるために植林したポプラで、なんとか育ってくれてます。
で、その右側は・・・
完全に沙漠化したままになっております。
それにしても砂嵐で視界が悪く、あらゆる隙間から、細かい砂が入ってきます。
しばらくじっとしてると、風上側の耳の穴に砂が詰まってしまいます。ううっ
で、ここへ・・・
がしがし穴を掘って、蒸散を防ぐために枝を落としたポプラの苗木を植えます。
穴の深さは、日本製のスコップがすっぽり入るぐらい・・・
で、苗木を植えて、このあたりまで埋め戻し、一番丈夫そうな苗木に記念プレートを・・・
道路の給水車から、延々とホースを伸ばし、届かないところはバケツリレーで、
たっぷりと水をやって、周囲を雨水が入り込むように工夫して・・・
この日は砂嵐で午前中だけの植林作業。
今回は高齢者も多く、100本ほど植えるのがせいいっぱいでした。ふう
で、すぐ横の、2年前にわたくしたちが植えたポプラの植林地であります。
殆どが無事に活着してるようであります。よかったよかった。
なんとなく、地面の様子も、もうひとつ上の画像とはちがってるように見えませんか。
地中では、すでに根があちこちに伸びて、砂を固定してくれてます。
歩いた感触も、すこし土に近くなってます。
以前に自分たちが植林した場所へ行くと、
自分のプレートをつけたポプラが無事に育ってるのを見つけて、
感動のあまり泣き出す隊員が必ずいます。じつはわたくしもそうなんですが・・・
一度参加した隊員が、何度も参加する理由はこのあたりにあるのでしょうか。
98kプレート付きのポプラ、がんばれ!ついでにほかのもね・・・
ぐだぐだとP.S
以前にコメント欄にも書きましたが、我々日本人が植える木の数なんて、たかが知れてますし、活着するまでの水やりをしてくれる長期ボランティアや、現地スタッフの努力で、なんとか一部が生き延びているというのが実態です。
事実、わたくしたちの三度目の植林で、一番水利のよさそうな低地に800本を植えたところは、洪水でほぼ全滅してしまいました。
それでもわざわざ日本から木を植えに行ってると、現地でもやがて大きな動きになり、なんとか沙漠化が止まり、前回植林編1で紹介したパネルのように、砂が定着して保水して、農作物もできるようになり、住民も戻ってきます。
何度も書きますが、このあたりは、もともと豊かな森林だったところが、人類の営みでどんどん沙漠化しているところです。
この植林を、自然破壊だといって非難している日本の有名な学者もいます。
雨の全く降らない、もともとの荒漠地に普通の木を植えても育ちませんし、
そんな自然環境までも変えるような緑化は、また別の次元の話だと、わたくしは思っています。
ま、それを大規模にやろうとしている動きもあるようですが・・・
また、わたくしたちがここで植えているのはポプラばっかりですが、これを非難する人たちも大勢います。
これには賛否両論がありますが、安くて(これが重要)、根も幹も成長がはやくて、一度活着すると、沙漠の日照りや洪水にも強いのがポプラです。
とりあえずそのポプラで沙漠化をくいとめ、農業ができるようにする、というのが遠山先生の考え方でした。
わたくしは、とりあえず農業ができるようになって、ある程度豊かになったら、もともとあったニレやマツなども植えて、人と自然が共存すればいいと思うのですが。
こんな考え方を、人類のおごりだ!すぐにもとの自然にもどせ!という、
現地の貧しさを知らない学者や、環境保護活動家もいるわけで・・・
ポプラだけの単植だと、病虫害で全滅する可能性が高いのは事実ですが、
ここに手間のかかる高価な木を植えて、ちゃんと成長させるのには、どれだけの労力とコストがかかるか・・・
たとえ現地を知らなくても、日本の荒廃したスギやヒノキの植林地を見れば、
わたくしのような素人にもわかることなんですけどね。ぶつぶつ
ううっ、書いてて、だんだん腹が立ってきた・・・
自分の庭先で植木を手入れするのと、わけがちがうんだぞ!
やせ衰えた自分のヒツジに、命がけで苗木を食べさせる、貧しい住民もいるんだぞ!
ちょっとした洪水で、人もヒツジもポプラも、いっぱい死んでるんだぞ!
がるるるる
ボルネオの熱帯雨林だって、ゴムやナツメヤシ収入にかわる木材収入も考えて、もとにもどさないと・・・
違法な伐採の取締りは、M-16担いだ兵士が、銃撃戦覚悟でやってたんだぞ!
それでも命がけで伐採や焼畑にくる、貧しい住民がいるんだぞ!
がるるるる
わっ、もうすぐ夜明けじゃないかっ!
週末とはいえ、徹夜してしまった・・・もう寝ます。
植林編3では、この日の午後に行った、ある程度成長したポプラの剪定作業などを紹介する予定です。
この日は、砂嵐、ときどき雷雨、という、とてもよいお日和で・・・ううっ
画像右側の頂上、砂が右に飛んでいるのがおわかりでしょうか。
ちなみに今回の植林現場は、植林編1で紹介した中心基地から、
クルマで20分、道路からスコップと苗木を担いで10分ぐらいのところです。
ま、沙漠緑化の最前線、ということになりますね。
まわりを見渡しても・・・
で、その右側は・・・
それにしても砂嵐で視界が悪く、あらゆる隙間から、細かい砂が入ってきます。
しばらくじっとしてると、風上側の耳の穴に砂が詰まってしまいます。ううっ
で、ここへ・・・
穴の深さは、日本製のスコップがすっぽり入るぐらい・・・
で、苗木を植えて、このあたりまで埋め戻し、一番丈夫そうな苗木に記念プレートを・・・
道路の給水車から、延々とホースを伸ばし、届かないところはバケツリレーで、
たっぷりと水をやって、周囲を雨水が入り込むように工夫して・・・
この日は砂嵐で午前中だけの植林作業。
今回は高齢者も多く、100本ほど植えるのがせいいっぱいでした。ふう
で、すぐ横の、2年前にわたくしたちが植えたポプラの植林地であります。
なんとなく、地面の様子も、もうひとつ上の画像とはちがってるように見えませんか。
地中では、すでに根があちこちに伸びて、砂を固定してくれてます。
歩いた感触も、すこし土に近くなってます。
以前に自分たちが植林した場所へ行くと、
自分のプレートをつけたポプラが無事に育ってるのを見つけて、
感動のあまり泣き出す隊員が必ずいます。じつはわたくしもそうなんですが・・・
一度参加した隊員が、何度も参加する理由はこのあたりにあるのでしょうか。
98kプレート付きのポプラ、がんばれ!ついでにほかのもね・・・
ぐだぐだとP.S
以前にコメント欄にも書きましたが、我々日本人が植える木の数なんて、たかが知れてますし、活着するまでの水やりをしてくれる長期ボランティアや、現地スタッフの努力で、なんとか一部が生き延びているというのが実態です。
事実、わたくしたちの三度目の植林で、一番水利のよさそうな低地に800本を植えたところは、洪水でほぼ全滅してしまいました。
それでもわざわざ日本から木を植えに行ってると、現地でもやがて大きな動きになり、なんとか沙漠化が止まり、前回植林編1で紹介したパネルのように、砂が定着して保水して、農作物もできるようになり、住民も戻ってきます。
何度も書きますが、このあたりは、もともと豊かな森林だったところが、人類の営みでどんどん沙漠化しているところです。
この植林を、自然破壊だといって非難している日本の有名な学者もいます。
雨の全く降らない、もともとの荒漠地に普通の木を植えても育ちませんし、
そんな自然環境までも変えるような緑化は、また別の次元の話だと、わたくしは思っています。
ま、それを大規模にやろうとしている動きもあるようですが・・・
また、わたくしたちがここで植えているのはポプラばっかりですが、これを非難する人たちも大勢います。
これには賛否両論がありますが、安くて(これが重要)、根も幹も成長がはやくて、一度活着すると、沙漠の日照りや洪水にも強いのがポプラです。
とりあえずそのポプラで沙漠化をくいとめ、農業ができるようにする、というのが遠山先生の考え方でした。
わたくしは、とりあえず農業ができるようになって、ある程度豊かになったら、もともとあったニレやマツなども植えて、人と自然が共存すればいいと思うのですが。
こんな考え方を、人類のおごりだ!すぐにもとの自然にもどせ!という、
現地の貧しさを知らない学者や、環境保護活動家もいるわけで・・・
ポプラだけの単植だと、病虫害で全滅する可能性が高いのは事実ですが、
ここに手間のかかる高価な木を植えて、ちゃんと成長させるのには、どれだけの労力とコストがかかるか・・・
たとえ現地を知らなくても、日本の荒廃したスギやヒノキの植林地を見れば、
わたくしのような素人にもわかることなんですけどね。ぶつぶつ
ううっ、書いてて、だんだん腹が立ってきた・・・
自分の庭先で植木を手入れするのと、わけがちがうんだぞ!
やせ衰えた自分のヒツジに、命がけで苗木を食べさせる、貧しい住民もいるんだぞ!
ちょっとした洪水で、人もヒツジもポプラも、いっぱい死んでるんだぞ!
がるるるる
ボルネオの熱帯雨林だって、ゴムやナツメヤシ収入にかわる木材収入も考えて、もとにもどさないと・・・
違法な伐採の取締りは、M-16担いだ兵士が、銃撃戦覚悟でやってたんだぞ!
それでも命がけで伐採や焼畑にくる、貧しい住民がいるんだぞ!
がるるるる
わっ、もうすぐ夜明けじゃないかっ!
週末とはいえ、徹夜してしまった・・・もう寝ます。
植林編3では、この日の午後に行った、ある程度成長したポプラの剪定作業などを紹介する予定です。