2008年04月

2008年04月09日

「日本の川を旅する」とか・・・

期間限定 G.W.熊野キャンプ宴会のお知らせ記事はこちら


ええー、とーとつですが、「書斎」カテゴリの第二弾であります。

前回は、わたくしの山歩きやキャンプのバイブルとなった、

「バックパッキング入門」や、「遊歩大全」を紹介
しましたが、

今回は、わたくしの川下りに大きな影響を与えてくれた・・・








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野田知佑氏の名著「日本の川を旅する」であります。

正確には、この本を読んだのは、わたくしが川下りをはじめてからですから、
この本をきっかけに川下りをはじめた、というわけではありませんが・・・

わたくしが川下りをはじめた20年ほど昔の日本には、川下りのガイドブックなどはなく、
仲間から聞いていたこの本を、まあ、ガイドブックとして購入したわけであります。

ところが、読んでみるとこれがなかなか面白い・・・

早稲田のボート部時代、化学物質、重金属汚染で細菌さえ住めなくなってたとゆー、
高度成長期の真黒な隅田川を漕ぎ、その後、世界中を放浪していた氏が、
当時、唯一国産化されていたフジタカヌーのファルトボート(フォーディングカヤック)で、
日本の川をあちこち下った時のエッセイで、気心がわかるというか、
「そうなんや、そのとおりの気持ちになったんや。」というか・・・

文章自体に味があるのはもちろんですが、雨の中の停滞や橋の下でのキャンプ、
地元の人たちとの会話など、ほんとに川を下る楽しみが凝縮されてました。

わたくしの買った、この新潮文庫版が1988年刊行の第八刷、その第一刷は85年、
単行本が「日本交通公社」びっくりから刊行されたのが、その三年前の82年、
さらに雑誌「旅」に、この連載が始まったのがその二年前の80年、ということですから、
わたくしが川下りをはじめたのは、この本に書かれた状況からほぼ五年後、
ちょうど文庫版の第一刷が出た頃、ということになります。

まあ、最初の数か月は、スポーツショップで申込書を偶然見つけた、
木津川の笠置にあったフジタカヌーのスクールに通い、
「少なくとも一年は、木津川以外は下らないように。
同じ川でも、季節によって大きく変わるから、まずそれに慣れて。」という、
藤田社長直々の指導どおり、ずっと木津川で練習、その後あちこちの川へ遠征するようになりました。
さすがに氏のような単独行はできず、たいていフジタの二人艇での二人旅でしたが・・・

この本で紹介されている川は北海道の釧路川から九州の川内川まで全部で14本、
この中では、わたくしが知っているのは熊野川と江の川の2本だけですが、
特にはじめての江の川では、この本を大いに参考にしました。

ま、わたくしの場合は四国の吉野川と和歌山のいくつかの川が殆どでしたが、
当時は川下りをする人がまだまだ少なく、けっこう珍しがられたものでした。

この作品以来、すっかり虜になったわたくし、わりと氏の作品を読むようになりました。
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日本の河川行政への不満をぶちまけ、最初の頃はなげやりに書いてたのが、
やがて自分でも、いろんな運動の助っ人もされた人で、
日本での川下りブームの火付け役になったのはもちろん、
河川環境保護活動への影響力も大きかったと思います。

わたくし、このエッセイがきっかけで、椎名誠氏のエッセイも読むようになり、
この世界がまた、わたくしの過ごしてきたキャンプ生活とあまりにもそっくり、
で、小説を読むと、これがまたわたくしの感性にぴったりでSFもあって・・・

とととと、今回は野田知佑氏の作品のご紹介でした・・・にっこり



で、熊野川を下る野田知佑氏・・・


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なのかっ???   ここまで腹は出てなかったはず・・・




at 21:21|PermalinkComments(3)TrackBack(0) mixiチェック 書斎 | キャンプ・川下り

2008年04月05日

熊野キャンプのお誘い

ちと遅くなりましたが・・・

2008年G.W

恒例・熊野キャンプ宴会のお知らせにっこり


なのであります。ややきっぱりと

とりあえず、昨年のG.Wキャンプはこんな感じでスタート、以後延々と続き、

脱落者や行方不明者が続出したような、しなかったような・・・困った


ちなみに、はじめて懐中電灯好きのみなさんにも来ていただいた、

一昨年のG.Wキャンプはこんな感じでした。

みなさんお元気で帰られたような、そうでもなかったような・・・困った



まあ、上記のリンク記事なんぞもご覧になって、怖いもの見たさに、参加してみようかな、
とゆー、奇特な方がおられましたら、コメントフォームのメールアドレス欄に、
メールアドレスをお書きの上、この記事へのコメント投稿をお願いします。
(メールアドレスはコメントには表示されません。)

こちらから、詳しい場所などをメールさせていただきます。

例によって、わたくしの家族や川下り仲間が何人来るかも未定であります。
基本的に自分のエサと飲み物、テント、カヤック、おもちゃなんぞは各自で、
各自てきとーに来て、てきとーに遊んで、てきとーに帰る、とゆー、
てきとーなキャンプであります。

ま、足りないものは、事前に連絡いただければ、わたくしがてきとーに用意します。
高級ライト以外、たとえば・・・
安物肉とか、雨漏りテントとか、水漏れカヤックとか、危険運転での送迎とか・・・にっこり


以下に、いちおうの日程なんぞをご案内しておきます。


日時 2008年5月3日から5月5日ごろまで

場所 熊野川中流域の何もない河原(水洗トイレと水道はあります。)



内容 昼食宴会→夕食宴会→フラッシュライト照射宴会

→マチェット振り回し宴会→夜食宴会→朝食宴会
     
→川下り宴会→昼食宴会→以下繰り返し・・・



わたくし自身、人事異動があったりで、今後の予定がどうなるかわかりませんが、
ま、お気軽にコメント、場合によってはご参加下さいね。

それでは・・・







キャンプで会いましょうラブ


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at 01:20|PermalinkComments(5)TrackBack(0) mixiチェック キャンプ・川下り 

2008年04月01日

ライトつきライターつきの・・・

えーっ、今日から四月であります。
新入生や新入社員にとっては、本日が新たなるスタートであります。
また、古参のサラリーマンにとっては、人事異動の時期でもあります。


わたくし、きっぱりと、左遷異動になりました。あははは困った

今まで以上に、お忙しい部署へ・・・ううっ
今まで以上に、お休みが取れそうもなく・・・ううっ
次回キャンプの目途もまったく立たなくなり・・・ううっ
ましてや、植林ツアーの目途など、真っ暗やみ・・・ううっ

まあ、本日だけはいちおう、歓迎会なんぞも催していただき、
先ほど帰宅したのでありますが・・・

ドリコムブログさんも不調のようだし、次回の記事更新もいつになることやら・・・うぐぐぐ

と、悲観ばかりしてないで、明るい話題をご紹介しましょう。


ま、あいかわらず、おまけ付き煙草があるとついつい買ってます・・・にっこり


じゃーん
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新発売、シトラスメンソールのケントに、おまけライターが・・・



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けっこう大きめのライターであります。



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んで、底部にLEDライトと、なにやらちっちゃな穴が・・・


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スイッチ部は、ロック機構のあるスライド式であります。




で、このスイッチをスライドしてロックすると・・・
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これ、おまけライトつきライターつきの、

ボールペンだったのであります。拍手



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んで・・・
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シトラス(柑橘)色のLEDライトに、緑色インクのボールペン・・・


わははは、これは明るくて便利びっくりびっくりびっくり

なのかっはてなはてなはてな
困った







at 23:35|PermalinkComments(4)TrackBack(0) mixiチェック フラッシュライト・ランタン