2011年01月
2011年01月31日
キュッと曲がって90°!
ええ・・・まあ・・・なんちゅーか・・・
この冬は、いちだんと寒さも厳しく・・・わたくしほとんどアウトドアで遊んでません。
最近は「晴耕雨読」ならぬ、「暖照寒読」(暖かい日にはちょこっとライト照射、寒い日はずっと自宅で読書やネット)
とゆー状態になってきてるようで、明日から二月だとゆーのに、さすがにこれではいかん!と・・・
思いつつも、今回もまたまた書斎カテゴリなのでありますね。
じゃーん
豊島美雪&関西こそっとオノマトペ研究会著「キュッと曲がって90°!~関西オノマトペ用例集~」
(2010年3月組立通信刊)であります。
例によって奥様が図書館から借りてきた中の一冊で、ま、こちらの記事以来、
ちまちまとオノマトペに関する子どもたち相手のネタを探しているようですが、
こちらもひさしぶりに面白かったので、紹介させていただく次第なのであります。
で、こちらが裏表紙・・・
こんな腰帯の惹句に、さりげにツッコミを入れてるあたり、なかなかお茶目であります・・・
で、この本の表題ですが、上記リンク記事にいただいた川端さんのコメントにあった、
>「なに?大阪城か?大阪城やったらそこの道どーんと突き当たったらしゅっと左に曲がってしゃーっとまっすぐ行ったら右側にめっちゃあるで」
とゆー、まさにアレそのまんまのタイトルなのであります。
大阪人に道を訊ねると、ふつーに川端さんのような答えが返ってくるのですが、この「キュッと曲がって」も同様、
で、この「キュッと曲がる」のが、何度曲がることなのか、日本一長い天神橋筋商店街で、
100人に聞いた結果をタイトルにしているのであります。まあ、どーでもええよーなことを、ぐだらぐだらと・・・
で、100人中43人が、「キュッと曲がって」は90°、とゆー結論だったようで、それをタイトルに・・・
したのはいいのですが、逆にいえばあとの57人はバラバラとゆーことですから、
じっさいにこんな感じで道を教えられても困る、とお思いでしょうが、この本にも書かれてましたが、
そこは感覚で生きている大阪人、「へえへ、おおきありがとー」とかいって、てきとーに立ち去るのであります。
ちなみに川端さんの「しゅっと曲がる」は、30°を指していると答えた人が3人居たそうです・・・あはっ
そう、上記リンク記事でも書きましたが、オノマトペの多い日本でも、特に多用するのが大阪人、
このオノマトペにツッコミを入れるとゆー会話法もあって、たとえば上方落語「池田の猪買い」の中にも、
「この前の道が丼池筋や、これをどーんと北に突き当たったら・・・」
「でぼちん打つわ!」
「いちいちうるさいな・・・」
とか、
「白壁がチラッと見えて、中から松の木がにゅーっと出てる家が見えまへんか?」
「いや、白壁と松の木は見えますねんけど、チラッとゆーのと、にゅーっとゆーのが見えまへん。」
「なぶってたら承知せんぞ、ほんまに・・・」
といったシーンもあるので、大阪へ来たらぜひ試してみましょうね・・・どつかれるのがオチですが・・・
本については、またまた例によって目次だけご紹介・・・
本文はこてこてのイラストや写真がてんこ盛りで、それだけでも圧倒されてしまいますが、
「わっさぁと、てんこ盛り」から始まる用例の会話が特に秀逸でした。あははは
ちなみに目次の終わりのほうにある、検証②では「ドバッとかける」はどのぐらいか、
冷や奴の醤油、オムライスのケチャップ、お好み焼きのかつお節、きつねうどんの七味、
それぞれについて検証①同様の専門的な調査が行われており・・・
なにをしょーむないこと、ぐだぐだしとんねん、
こんな本でへらへらしてる場合かっ!
そんなヒマあったら、ちゃっちゃと山歩きにでも・・・
あっ、それはわたくしですか、すんまへん、ぺこぺこ
とまあ・・・ともかく面白い本でした。
で・・・
通説を覆す・・・かも知れない新説発表P.S.
この本の最後に「世界に誇る大阪発祥のオノマトペ鍋、しゃぶしゃぶ」とゆー記事があります。
この記事によれば、この「しゃぶしゃぶ」とゆーネーミング、大阪・北新地スエヒロの初代店主が、
特に名前のなかった「牛肉のすすぎ鍋」に、従業員が洗ったおしぼりをたらいですすいでいる様子を見てて、
そのオノマトペから1952年に命名、朝礼で発表した時は、従業員におおいに笑われたそうであります。
で、この料理の起源は中華料理の刷羊肉(シュワンヤンロウ)、まさに羊肉のしゃぶしゃぶであります。
で、さらにそのルーツはモンゴル軍の戦闘食、つまりコンバットレーションだったとか・・・
そーいや、しゃぶしゃぶ鍋とモンゴル騎馬軍団のヘルメットはなんとなく似てるような気も・・・
ちなみに、やはりモンゴル軍の戦闘食で中華料理になったのが火考羊肉(カオヤンロウ、火と考で一文字)。
こちらも日本ではジンギスカンとして有名ですが、もともとは串に刺した羊肉を直火で炙ったもの、
そう、さらに西へ行くと「シシケバブ」として知られるものなのであります。
わたくし、どちらも内蒙古自治区では(大量に)食べましたが、モンゴルでは食べる機会がありませんでした。
で、内蒙古の刷羊肉専門店の二色鍋を(大量に)食べている時、蒙古族の素敵なおねいさんに、
「この料理はなんとゆー名前ですか?」と、怪しい英語と大阪弁混じりの北京語で訊いた時に、
わたくしにはきっぱりと「しゅわしゅわ」と聞こえたのであります。
で、刷羊肉(シュワンヤンロウ)の「刷」とゆー漢字、刷毛、刷子のように、もとはこすって清めるの意ですが、
原語ではこれにサンズイが付いた漢字、こっちはすすいで清めるとゆー意味だそうです。
ご承知のとおり、中国語はホテル→飯店のように外来語の原音と漢字の意味をうまくあわせる言語・・・
ですからモンゴルの「しゅわしゅわ」に、すすぐという意味でシュワンとゆー発音の(サンズイつきの)「刷」をあてた、
とゆーことは、わたくしにも推察できることなのでありますね。ふんふん
さて、これらを総合するとですね、モンゴル軍の「しゅわしゅわ」とゆー戦闘食が、
中華料理では刷羊肉シュワンヤンロウになった、とゆーことになるのであります。
で、刷羊肉が日本にはじめて伝わったのは戦後、しかも京都あたり、とされているようですが、
わたくしは、じつはもっとはるか昔からあったのではないかと・・・むふふふ
薄切り肉をささっと出汁に潜らせる様は、いかにも「刷刷」しゅわしゅわとゆー感じで、
これは日本語のオノマトペでは、「ざぶざぶ」や「じゃぶじゃぶ」より軽い「しゃぶしゃぶ」ですよねえ・・・
で、日本人にも蒙古斑があり、日本語とモンゴル語の基本構造や文法は共通点が多いそうですから、
やはりオノマトペの使い方なんかも共通点があったりして・・・
そう、じつは元寇の際、あるいはそれ以前のはるか昔、日本のどこかに密かにモンゴル人とともに、
「しゅわしゅわ」が伝わり、時代とともに一時期、肉食そのものが厳しく制限されるようになったものの、
しゅわしゅわ→しゃうしゃう→しゃぶしゃぶ・・・と変化しつつ、連綿と守られてきた秘伝の肉料理を、
その正統継承者である大阪の某初代店主が、日本の独立とともに、満を持して公表したのではないかと・・・
むふ、むふふふ・・・
うーむ、これはやはり、昔からしゃぶしゃぶに似た料理があったといわれる鳥取・島根あたりの、
日本海沿岸の伝統料理を食べ歩いて調べねばなるまいな・・・じゅるじゅるじゅる
はたまた、蒙古襲来の佐賀あたりで、佐賀牛のしゃぶしゃぶをご馳走になるとか・・・むひっ、むひひひ
で、北新地の高級しゃぶしゃぶも神戸牛も、誰かさんに払わせてお腹いっぱい・・・げひっ、げひひひ
たまたま昨晩は牛しゃぶだったけど、と、とりあえず週末あたりにでも・・・じゅるじゅるじゅる
って、いったい、ライト仲間と何の関係があるねんっ!!! ぼかっ、べきっ、ぐしゃ
2011年01月28日
世界の最悪兵器・・・
高熱の中、世界中の最悪兵器についての一考察をですね・・・
ええ、まじめに・・・思わずぷっと吹きだしつつも・・・
真剣に読んでたのであります・・・
じゃーん
「図説 世界の「最悪」兵器大全」(マーティン J ドアティ著・原書房2008年11月刊)であります。
古今東西、陸海空150種類の兵器について、それぞれ見開き2ページで写真とイラスト、
基本データや具体的な欠点がまとめられてますので本文はちょうど300ページ・・・当たり前ですが・・・
いやあ、じつに面白かったです。
古今東西、人類のテクノロジーとゆーのは、まさに兵器の開発とその試行錯誤から発展してきた、
つーことが、あらためて実感できたのであります。
ご覧のとおり、表紙と裏表紙は、たまたま旧日本軍やドイツ軍の兵器が多いですが、
著者が英国人のせいか、英国軍の兵器もけっこうありました。
恒例により目次をご紹介・・・
で、たとえば「車輌および火砲」の章では、古代ローマ帝国の連発式バリスタから、
米軍の1983年式サージェントヨーク対空戦車まで、ちょうど80ページありますから40種類、というふうに、
それぞれの章のページ数を見ていただくと、紹介している「最悪」兵器の数がわかると思います。
意外だったのは、一般には名銃とか名機として知られている兵器もけっこう登場していることで、
たとえばAK-47ライフルとかティーゲルⅠ型戦車とかバズーカ砲とか・・・
まあ、多くの欠陥はあってもコストが安かったり堅牢だったりして武器としては使えたもの、
その逆に、戦闘力や基本設計は優秀でもコストがかかり過ぎたり技術力が追いつかなかったもの、
あるいはコンセプトはよかったけど、使用された時期や場所が悪かったものなども、
載せているとゆーことでしたので、うーむ、そういわれればそのとおり、と納得したのでありました。
使い勝手がよく威力があって信頼性が高くて・・・つーのは、なにも兵器に限った話ではありませんが、
人類はそんなのを求めて、先の尖った棒きれから、延々と現代も兵器開発競争を続けている、
と書かれると、うーむ、つくづく人類とゆーのは・・・と感じてしまいますが、
一方で、その開発によって様々な恩恵も受けているわけで、切羽詰まった戦闘用兵器でしか、
開発されなかったであろうテクノロジーも限りなくあるのであります。
ま、この本では、ずさんな設計、低い完成度、欠陥のある発想、発想からかけ離れた技術力、
妥協に妥協を重ねた設計を挙げ、これらの要素がひとつでもある武器には頼るべきではない、
と明言されてましたが、武器に限らず、こんなやつを使わざるを得ない状況とゆーのもあるわけで・・・
特に安物好きのわたくしなんか、「決して信頼してはいけない」とゆー大前提でモノを使うことが大事なんですねえ・・・
ま、これ以外にも、英国人独特のユーモアで、とんでもないものを真面目に載せているのも面白かったです・・・
当時最強兵器だったゾウ軍団を迎撃するための「火炎ブタ」とか、各国で研究されてたとゆー「ヤギにらみ」とか・・・
まさに高熱でうなされているときには、うってつけの読み物でありました。
2011年01月24日
大阪の坂散策
わたくし、昨年末も押し迫った頃に、大阪市内の「坂」をいくつか散策してきました。
大阪・・・昔の地名では「大坂」であります。
蓮如上人が開いた石山本願寺の場所が、「摂津国東成郡生玉之庄大坂」とゆーところ、
今の大阪城のあたりの、ごく限られた場所の地名であります。
で、このお寺の勢力が大きくなったため、古くは難波(なにわ)といわれていた、
今の大阪市内中心部一帯も、大坂と呼ばれるようになったとか・・・
もともと、なぜ大阪城のあたりが大坂とゆー地名だったのか、またなぜ「坂」から「阪」に変わったのか、
などについては諸説あるようですが、ま、「大坂」とゆーぐらいですから、
知らない人は、きっと大きな坂のある街だと思われるのでしょうが・・・ええ・・・
大阪市内に大きな坂なんかありません。きっぱりと
京阪神、と一口にいっても、京都市街は狭い盆地ですから、少し歩けば坂があり、特に東山山麓なんかは、
石畳の坂道に多くの寺社仏閣なんかがあって、なかなか風情があるのであります。
また、神戸市街は瀬戸内海と六甲山系の間に細長く伸びた街で、やはりちょっと山の手に行けば、
石畳の坂道に古い洋館なんぞがあって、こちらも独特の風情があります。
この点、大阪市街は大阪湾に注ぐ河口にできた平野にあり、小さな坂さえほとんどないのですが、
市内南部を南北に走る、上町台地の西側には、今でも古い坂がいくつか残っているのであります。
ま、台地といっても、せいぜい10mぐらいしかないのですが、急なところではいちおー石段もあります。
で、古い坂が比較的残っているのは、茶臼山から高津神社にいたる、谷町筋と松屋町筋のあいだ、
この間は下寺町ともいわれ、豊臣秀吉の命によって市内のお寺が集められたところ、
まあ、お寺や神社も多いので、とりあえず天王寺方面からぶらぶらと北上することに・・・
いつも年末に集まる学生時代の同級生たち、毎年少しずつ熊野街道を南下する遠大な計画は、
都心部を抜けたとたん、歩いた後の宴会場を探すのが困難となり、わずか数回で挫折したのですが、
今回の集合場所は、熊野街道にもほど近い、阿倍野橋の大歩道橋上であります。
眺めれば、通天閣に動物園に美術館・・・
怪しいお城も見えて絶景、絶景・・・
って、寒風吹きすさぶ中、なんでこんなところを集合場所に・・・がるるる・・・
と、ぶつぶついいながらも、最初に行った天神坂であります・・・
ま、坂といっても、高低差はこんなものなのですが・・・
自転車で、平気な顔して上ってきてましたね・・・
次に訪れた清水坂・・・
境内の玉出の滝、大阪唯一の滝なんですねえ・・・
で、こちらが清水坂・・・
ま、このぐらいの傾斜になると石段もあり、ちと風情もでてきますね。
で、こちらが「口縄坂」・・・
こちらは道幅も狭く、昔の雰囲気が比較的残ってました。
谷町筋は西側に拡張されたため、西側に面したお寺の多くは、鉄筋コンクリートになっているのですが、
東側には、ところどころに古いお寺がそのまま残っています。
こちら、新撰組にゆかりのお寺らしいですが、さすが大阪とゆーか・・・
で、西側には・・・
パインアメの本社なんかもありました・・・
今回紹介したみっつの坂以外にも、雰囲気のある坂はいくつかあり、
安居の天神をはじめ、寺社仏閣も多かったのですが、坂をいくつか昇り降りしてるうちに、
ぜいぜいはあはあ、とても画像を撮る余裕もなくなったのであります。うぐぐぐ
ま、この後は例によって忘年会、上本町ハイハイタウンにあるお安い居酒屋で、
夕方限定サービスの生ビールや焼酎、地酒なんぞをかぱかぱ飲み、
いつものようにへろへろになって、坂道散策を終えたのでありました・・・ううっ
2011年01月20日
名古屋OFF会報告・後篇
えーっ、前回記事のアップから、ちと時間が空いてしまいましたが・・・
わたくし月曜日の夕方ぐらいから、職場で様子がおかしくなり、火曜日一日中、ずっと自宅で寝てても熱が下がらず、
水曜日の朝、近くのお医者さんに行ったところ、鼻の粘膜をぐりぐりされましてですね・・・
ええ、めでたく・・・
インフルエンザA型の診断を受けてきました・・・わははは
名古屋OFF会での最低気温はマイナス2℃程度、この程度では普段寒さを感じないわたくし、
なぜか当日、やたら寒気を感じてたので、ひょっとして風邪気味かな・・・とは思っていたのですが・・・
ま、日曜日も午前中に二時間ほど仮眠しただけでふつーに元気に起きてましたし、
月曜日は超多忙であちこちバタバタしてたので、その間に発症したと思われるのであります。
職場からは「排菌しなくなるまで出てくるな!!」といわれるし、タミフル飲んでからは、
きっぱりと熱も下がって元気になったので、さっそく記事の更新なんかをですね・・・むひひひ
前回記事のとおり、名古屋で開催されたフラッシュライト好きのOFF会に参加した御一行、
第一会場の広場から森を抜けて、公園中心部にあるグラウンドへ移動しました。
このグラウンド、100m×50m程度でしょうか、ほぼ周囲を森に囲まれ、まず通行人もなく、
外に光が洩れることもないため、大照射大会にはまさにうってつけなのであります。
で、ここにテーブルを二台セットして、無論それだけでは足らずにシートを拡げて・・・
もちろん、これ以外にも、個人的に持参されたライトを展示されてる方もおられ、
川端さんの樹脂製ライトを中心にしたコレクションや・・・
赤チャリさんの「DOP-11MG水耕栽培セット!」にも大勢の方が集まっておられました。
ちなみにわたくしは、おなじみのL型3兄弟と、あらたに兄弟に加えたFENIX MC-10、
これまたwingさんにMC-E仕様に改造してもらったマグの4Dと4Cのみ持参してました。
「これがwingさんの作品かぁ・・・さすが丁寧な仕上げだなあ・・・98kさんには似合わないなぁ・・・」
とゆー声が聞こえたような気も・・・
さて、わたくしがこっちの会場でリクエストしたのはたったひとつ、マクサビーム2本の同時照射でした。
フラッシュライト、ハンドトーチ、懐中電灯といわれる類では、おそらくは最も高価で明るいライトであります。
たしかhowaさんのと、もう一本はSHINTAさんのだったと思いますが、(追記です。もう一本はロヒチさんのものでした。)
「とっ、ともかく、一度2本同時に照射してみてください。じゅるじゅる」とお願いした次第・・・
じゃーん
50m先のグラウンドの端の、さらにずっと向こうの木立なんですが・・・完全に白トビしてますね・・・あは
「ちょっと暖まってきます。」と走り出したのは、薄いトレーナーとパーカーだけのしぶーのさん・・・
「わははは、暖かい、暖かい・・・」
って、しぶーのさんのパーカー、本来ブルーなのですが・・・やはり白トビしてますね・・・
とまあ、この後も一時過ぎまで、わいわいと照射を楽しみ、三次会の会場である近くのファミレスへ移動・・・
主催者のhowaさんと、みんなが軽食か飲み物しか注文しないのに、麺と丼のセットを食べてた・・・98kさん???
んで、素敵なしぶーの夫妻・・・???
わはは、じつは先に到着して向かい合わせに座られてたしぶーのさんご夫妻の隣の席、
さりげに奥様の隣に座ろうとするhowaさんを制し、
「まあまあ、しぶーのさんとはライト談義もあるでしょうからお隣にどーぞ、んでわたくしは奥様の隣に・・・げひげひ」
とまあ・・・
なんと主催者に配慮した、優しい心遣いの98kさんでありましょう。むひひひ
で、この後も残った賞品のじゃんけんによる争奪戦やライト談義は延々と続いたのですが・・・
わたくしは、しぶーのさんの奥様とのお話に夢中・・・
「いやあ、ライト好きの旦那と一緒だと、いろいろと大変でございましょう・・・こんな怪しい仲間もいるし・・・」
「最初は知らなかったんですが、最近はライトの世界もなかなか面白いと思ってるんですよ。」
とか、楽しく話していると・・・
「あのう、そちらのシュガースティックを、もう5本ばかり・・・」
「ったくもう・・・さっきから何回も渡してるじゃないですか、赤チャリさん!!!」
「いや、わたくし、糖分を摂取しないと動かなくなるので・・・あっ、それとフレッシュミルクも、もう3個ほど・・・」
「って、すでにテーブルのあんたの前、シュガーの空き袋とフレッシュミルクの空きカップが山積みじゃないの・・・」
「あは、一番甘そうなケーキも食べたんですけどね・・・あっ、奥様のデザートも甘そうですね・・・じゅるじゅる・・・」
「なんちゅーことを・・・いけませんよ、横取りなんて・・・といってるうちに向かいから旦那のスプーンが伸びて・・・
そういえば、わたくしもデザートが来たとたんスプーンを構えてるな・・・ま、一口だけ・・・」
「誰にもあげません。きっぱりと」
と、いかにも殺気だった、もとい和気あいあいとした、楽しいひと時でありました
で、わたくしが注文したのは・・・
こちらは近距離で白トビしてますが、名古屋名物「味噌煮込みうどん」と「かきふりゃあ」のセット・・・
大阪の煮込みうどんとは全くの別物で、この赤味噌味には意見も分かれるところでしょうねえ
ま、わたくしはもちろん、おいしく完食しましたが・・・ご飯がほしかったな・・・
とまあ、結局、関西組が店を出たのは三時過ぎ、その頃には名古屋市内でも雪が降り出しており、
この後、前が見えなくなるほどの吹雪もありましたが、4WDの新川端号はすこぶる快調、
往路とさほどの遅れもなく、無事に早朝の大阪に到着しました。
で、今回、わたくしの無事生還を支えてくれたグッズを2点ほどご紹介・・・
左はおなじみになったFENIXのMC-10、赤チャリさんからいただいたULTRA FIREのケース付きでありますが、
ヘッ電と異なり締め付け感がなくプラで軽いので、ずっと首から下げてても楽ちんでした。
で、右が20年以上前に台北のアウトドアショップで買ったスキットル(ウィスキーフラスコ)で、
容量は200ml、シーバスリーガルとゆースコッチを入れていったのですが・・・
今回の参加者はほぼ全員がクルマでの単独参加、また(普段と異なり)上品なOFF会ですから、
わたくし、誰にも気づかれないように、こっそりと飲んでたのでありますが、
二次会場に移動する頃にはすっかり出来上がっており、森の坂道のつらかったこと・・・わははは
ま、こんなことしてたから、インフちゃんに見染められたのかも知れませんね・・・ううっ
で、今回のいただきもの・・・
FOX FURYのCOMMAND20ヘッ電シリーズの、Fire Fighter Editionとゆーモデルと、
1AA用、2AA用のライトケースであります。
いやあ、賞品をご提供いただいたPLJの犬飼さん、お世話いただいたhowaさん、ほんとにありがとうございました。
わたくしはPLJさんで扱っているような高級ライトを自分で買うことはめったにないんですが、
ま、そこはそれ、ほかのみなさんにおすすめしておきますので・・・ええ、たぶんきっぱりと・・・
特にCOMMAND20とゆーヘッ電については、いずれ詳細なインプレッションなんぞをですね・・・たぶん、そのうち・・・
とゆー次第で、名古屋OFF会の参加報告は、これでおしまいであります。
参加されたみなさんには、いろいろとご迷惑をおかけしたかも知れませんが、
よろしければ、またこちらの記事にもコメントをお願いしますね!!!
それと、ま、今回のとは対極ともゆーべき、宴会キャンプOFF会は、ちょくちょくやってますので、
こちらもよかったら、ぜひご参加のほどを・・・げひひひ
2011年01月17日
名古屋OFF会報告・前篇
高名なライトコレクター、howaさんが主催するハイレベルなOFF会で、
以前からあちこちのサイトで、凄いモノが集まるとゆーことは聞き及んでいたのでありますが・・・
今回は左バーのリンク集にある、G3さんのブログで開催を知り、
「きっと凄い連中が集まるんだろうなぁ・・・コレクションは拝見したいけど、やはり素人には無縁か・・・ううっ」
と、思ってたのですが、ライト仲間の川端さんからお誘いがあり、急きょ便乗させていただくことになりました。
結局、最近一緒に行動している関西四人組のうち、wingさんはご家庭の事情で参加できず、
red-bicycle(赤チャリ)さんも、お仕事の都合でどうなるかわからないとのことで、
とりあえず川端さんがわたくしをピックアップ、二人で大阪を出発したのは、土曜日の午後4時過ぎでした。
「このままだと7時過ぎには到着予定。集合は8時半ですから、1時間以上時間がありますね。」
「そう、その間に、会場に落とし穴とかブービートラップとかいろんな罠を仕掛けておいて・・・」
「にゃーるほど、それで集まった高級ライトを根こそぎ奪い去ろうとゆー計画ですね・・・」
「そう、んですぐさま大阪まで逃げ帰る、とゆーことで・・・国境こえれば官憲も追ってこないし・・・」
「げひっ、げひひひひ」
なんとゆー、用意周到ぶりでありましょう!!!
その後も延々と、車中で「高級ライト根こそぎ強奪計画」を相談しているうちに・・・
今回の会場は、名古屋市内にある、池のある広い公園であります。
じゃーん
「おおっ、もう着いたのねっ!! それにしても広い池じゃのう・・・」
「あれは琵琶湖です。ここは名古屋ではなく大津、まだ滋賀県です。」
「ま、どっちでもいいので、とりあえず食事にしましょう。近江牛のステーキとか・・・」
「どっちでもいいって・・・近江牛って、自分でいってるじゃないですかっ!!
まだまだこれから長いので、夕食はもっと先で食べます。わたしお腹減ってないし・・・」
「ううっ」
少食の川端さんと二人旅、つーのは、このあたりがつらいのですが、ま、今回は同乗させてもらってるし・・・
この日から日本中が猛烈な寒波とゆーことで、雪の多い関ヶ原付近を避けて新名神に入ります。
「川端さんのクルマのナビも、まだ新名神が入っていないんですねえ。」
「あはは、たしかにナビの画面では、道のないところを通ってますね。」
「そう、で、たまたま旧道に出くわしたりすると、うれしそうに「1キロ先、右折ですう!!!」とか云うんですよね。」
「べつにうれしそうには聞こえませんが・・・」
とかいってるうちに、御在所SAに到着、やっと夕食の許しをいただきました。
「じゃ、わたしコンビニでパンでも買いますから、98kさんもてきとーに選んでくださいね。」
「そっ、そんなあ・・・せめて何か名古屋名物を・・・おっ、あったあった・・・」
そう、名古屋コーチンであります。じゅるじゅる
わたくし唐揚げとフライドチキンを買ったのですが、飲食エリアが満員だったため車中での夕食となりました。
結局夕食は、おにぎり3個と名古屋コーチンの唐揚げ、フライドチキンだけでしたが、
温かくてジューシーで、肉に味わいがあって、歯ごたえもなかなかのものでした。
とゆーことで、7時半ごろ、集合場所付近の駐車場に着いた頃には、陽もとっぷりと暮れ・・・
新調したエディバウアーのダウンジャケットとソレルのブーツで、完全装備した川端さんであります。
「では、ここから集合場所までの道に落とし穴を・・・わたくしはこちらにブービートラップなんぞを・・・」
「了解です。むひひひ」
と、駐車場を歩いていくと、てきぱきと大量の荷物をクルマから下ろしている人が・・・
「あのう・・・ひょっとしてライトOFF会に来られた方ですか・・・びくびく」
「今回の主催者のhowaと申します。よろしくお願いします。集合時間前で準備中なんですが、
もうすでに何人か来られてますので集合場所に・・・あの、失礼ですが・・・」
「大阪から来た98kと申します・・・で、あっちにいるのが川端であります。げひげひ」
「ぎくっ、あっ、あなたが、あの98kさん・・・ですかっ!!! で、あちらが川端さん・・・
くれぐれも、二人で落とし穴とかブービートラップとか仕掛けないでくださいねっ!!!」
「あは、もちろんそんなことはですね・・・あは、あははは・・・」
とゆーよーな会話が、あったとか、なかったとか・・・
howaさんの大歓迎!!を受けていると、遅れて赤チャリさんも到着、みんなで池の反対側の広場へ・・・
すでに4~5人の方が集まっておられ、初対面であってもそこは同じ趣味同士、
さっそくライト談義に花が咲いてました。
やがて定刻となり・・・
左バーのリンク集にもある、しぶーのさんとその奥様、前にあるのは持参いただいたテーブル、
またテーブル上にはスタジオ用マイクスタンドを利用したライトスタンドや熱いコーヒーも・・・
いやあ、このコーヒー、じつに旨かったです。ありがとね、しぶーのさん!!!
以前からお会いしたかったしぶーのさんともお話することができ、感慨もひとしおであります。
まず最初に18名の参加者の簡単な自己紹介がありましたが、東は埼玉県から西は兵庫県まで、
みなさんけっこう遠くから参加されてましたねえ。
うーん、熊野の河原や奈良の洞窟、和歌山の無人島などでやると、どーしても不便だものなあ・・・
って、そーゆー問題ではなく、やはり内容の問題だったのか・・・
で、次に、今回のOFF会にと、PLJ(プロライトジャパン)さんからhowaさんが預かったとゆー、
豪華賞品のあたるビンゴゲーム大会が開催されました。
これらの段ボール箱から、次々と豪華賞品がhowaさんの手でテーブル上に・・・
(手前に見えるのは、箱からの落ちこぼれをしっかり入れようとゆー、わたくしのバッグ・・・むひひひ)
これは開封作業の途中ですが、この後まだまだ賞品がでてきました。
(さすがにわたくしのバッグ、この段階で机上からは撤去されております。ううっ)
この夜の参加者は合計18名だったはずですが、参加者の数を超える豪華な賞品が次々と・・・
高価なもの、今となっては稀少なものなどがいっぱいだったのですが、
PLJさんで扱っているような高級品には、ほとんど縁のないわたくしには、
ひとつひとつについての、howaさんの丁寧な説明がとてもありがたかったです。
で、ビンゴゲームとゆーもの、わたくしふだんは最後のほうまでめったに揃わないのですが、
この夜は、ちょうど真ん中ぐらいでビンゴとなり、以前から欲しかったヘッ電をいただきました。
ビンゴゲームで盛り上がった後は、全員で森の中を抜けていきます。ひいひい
右、ビンゴゲームでなんとトップをゲトしたred-bicycle(赤チャリ)さん、
左、神奈川から来られてた、わたくしと同世代の元ハンターさん(よろしければ連絡下さいね。)
で、この森を抜けると、公園のど真ん中にある、真っ暗な広い無人のグラウンド、
そこでいよいよ、大照射大会の開会であります。
(次号に続く)