2011年10月
2011年10月31日
ペチャンコ水筒!!!
10月も本日でおしまい、で明日からはいよいよ11月、ようやく涼しくなってきて、わたくしの山歩きシーズン到来・・・
とゆーことで、今回はペチャンコ水筒のご紹介なのであります。もちろん、わたくしの大好きな100均商品!!!
じゃーん
買ったのは2.8リッターと3.9リッターのやつ、ほかに1.2リッタータイプもあったのですが・・・
わたくし・・・
左の(お値段が7倍以上した)1.5リッタータイプを持っておりますので・・・ううっプラテ○パスならもっとするけど・・・
今回のやつは、お値段がお値段だけにさすがにちと不安でしたが、キャップの水漏れや強い臭いもなく、
てきとーなケース(収納袋)にさえ入れておけば、けっこうアウトドアでも使えそうです。
山歩きやキャンプで水は必需品、まあ、クルマで行くキャンプ宴会なら、20リッター程度のポリタンクを持参して、
キャンプ場や途中の水道で補給すればいいのですが、担いで行くとなるとリュックに入れることになりますので、
その重さや体積は全装備の中で大きなウェイトを占めることになります。
わたくしは日帰りの山歩きでも最低で2リッター、真夏ならもっと多めの飲料を用意します。
スポーツドリンクやお茶、さらにお気楽な山歩きならビールにワインなんぞも持っていくことがありますが、
それ以外にも、水道水は必ず持参するようにしています。
傷口や目などの洗浄、火傷など怪我した場合には必要不可欠ですし、またビバークの際の予備用としても、
持参した水道水は、安全に下山するまでは、最低でも500cc程度は残すようにしています。
さらに本格的に調理する場合には大量の水が必要ですし、軽くカップ麺を作ったりコーヒーを淹れたりする程度でも、
けっこう水は要りますから、その分も追加しておく必要があります。
となると、2.5~3リッター程度は日帰りでも持っていくことになり、日帰りなら小さなデイパックですから、
その全装備重量と体積の、かなりの部分を飲料水が占めることになるわけであります。
これが一泊以上となると、さらに飲料水の占める割合が大きくなって、せっかく他の装備を小型化しても、
水1kgはあくまで1リッター、こればかりは、どうにも圧縮、小型化のしようがないのであります・・・
で、この「ペシャンコ水筒」とゆーネーミング、まさに言い得て妙、とゆー感じなのですが、水を使った分だけ、
容器の体積が減っていく、とゆーのは、じつに気持ちのいいものであります。
まあその分、アルミやポリカーボネートなどの水筒に較べると弱いので、やはりケースが必需品となるのですが、
ケースと合わせても軽量ですし、容量が大きくなればなるほど、リュックの中に占める割合も大きくなりますから、
そのありがたさが実感できると思います。
わたくし、いつでも飲めるように小型の水筒は持参してますから、このふたつは、一泊以上の山歩きに・・・
って、二日以上も水の補給ができないような山歩きには、これからはまず行かないでしょうから、せいぜい一泊の、
しかも豪華キャンプ宴会が大前提!とゆーことになるのであります。じゅるじゅる
ところで・・・
このペシャンコ水筒シリーズの商品展開・・・
なんで、3.9→2.8→1.2と中途半端なの???
2011年10月27日
スナグパックのレスポンスパック!
えー、うちの奥様が参加した災害ボランティア記事をしばらく続けましたが、今回はいつもの「モノ」のご紹介であります。
で・・・
これでわたくしのポーチは、いったいいくつめになったのか・・・
最近購入したスナグパックSnugpakのレスポンスパックRESPONSE PAKであります。
ええ、そう書いてあります。
大きさ、容量、重量については・・・
ええ、こう書いてあります・・・
わたくし、2007年の3月にほぼ同型のポーチを購入し、愛用していたのですが、リンク記事のコメントにも書いたとおり、
生地やファスナー、ストラップにバックルと、この大きさにしてはややオーバースペックとゆーか、大げさとゆーか、
まあ、そのあたりがずっと気にはなっておりました。
で、使っているうちにハンドストラップ部のバックルが一部破損、まあ、通常使用に支障はないのですが、
その後、こんなポーチを買ったこともあって、最近は他のポーチを使っていたのでありますが・・・
やはりこのタイプがわたくしには使いやすくて、従前のやつよりやや小さくて生地もやや薄手のこちらを今回ついつい・・・
上が従前のポーチ(パック)、下が今回のパック(ポーチ)であります。
見た目ではやや小さく感じる程度ですが、上のは裏に厚手のビニールをコーティングしたターポリン生地、
また生地以外でも、いろんなパーツが、今回の方は小型、軽量、簡易化されています。
ただまあ・・・小型、軽量、簡易化したのは確かにうれしいのですが・・・
ご覧のとおり、上のやつはウェストベルトを取り外してショルダーベルトとしても使えるのに、こちらは固定式・・・
うーむ、ここだけは従前のやつのほうが便利だったなあ・・・
と、このようにして・・・
ポーチ類は、とめどもなく増殖し続けるのでありますね・・・うぐぐぐ・・・
2011年10月24日
災害ボランティア・・・茶話会で?編
(期間限定のお知らせ)
震災復興支援の「仏T(ブッティー)」ご紹介記事はこちらです。

前回、前々回に続き、うちの奥様が参加された東北地方での災害ボランティア活動???報告の最終回であります。
さて、ボランティア三日目(まあ、実質活動では二日目ですが・・・)は、

二日目とは異なるメンバーで、石巻市内の仮設住宅の集会所へ茶話会のお手伝いに出発・・・
ちなみにこの日は、奥様の友人が運転、でなんと、うちの奥様が助手席でナビをしたそうで・・・なんちゅう無謀なことを・・・

案の定、あちこち道を間違えたようです。

で、ようやくたどりついた仮設住宅・・・

仮設住宅内でのつながりは、被災前のご近所のつながりに較べるとまだまだ少ないようで、
ボランティアセンターで茶話会などを催して、新しいつながりを持ってもらおうと努力されているようです。

みなさん笑顔で温かく迎えてくれたようで、「遠いところから大変だったでしょう。」と逆に慰めてもらったとか・・・
で、画像のとおり、ボランティアはお茶の接待をしたり、お話に入ったりしているのですが、うちの奥様は?とゆーと・・・

オカリナ吹いて遊んでるんかいっ! あんたはトトロかっ!
まあ、童謡などを演奏すると、たちまちみなさんが口ずさんでくれたようで、これにはボランティアリーダーも驚いて、
「小さな楽器でも、演奏すれば一緒に歌ってくれるんですねえ。今後の活動に活かします。」
と言ってくださったとか・・・
うちの奥様、お年寄り施設でもよくやっているようですが、人間、何が役に立つのかわからないものであります。

で、集会所に貼ってあった、全国の子どもたちからの励ましのお便り・・・


ほんとうにみなさん大切にされているようで、子どもたちからの励ましは、どんな物よりもうれしいとか・・・
とまあ、最終日もいちおーボランティアとして活動したようで、夕方には仙台にもどり・・・

ボランティアセンターでみんなでおにぎりを作ったりして夕食・・・

その後、長期ボランティアのみなさんのお見送りを受けて・・・

仙台駅から、再び夜行バスに乗って大阪まで帰ってきたとゆー次第・・・
現地で何度もいわれたそうですが、「来てくれるだけでうれしい」、「忘れられていないことがうれしい」、
というのは、けっしてお世辞ではなく、ほんとうに素直なお気持ちからだったようです。
わたくしの植林活動と同じく、けっこうボランティアを楽しんできたようですが、それでも何らかの意味はあること、
ボランティアといってもピンからキリまであることを知っていただきたく、今回も紹介させていただいた次第です。
とはいいつつ・・・
牛タンに寿司に宮城の地酒かぁ・・・じゅるじゅる・・・わたくしもいつか行ってみるか・・・

すこしはためになる・・・かも知れないP.S.
「忘己利他(もうこりた)」・・・無償の奉仕をすること・・・
こちらは陸前高田市で、津波で流された古民家の再建に毎月、神奈川から来てる人たちに・・・
「和顔施(わがんせ)」・・・笑顔を施すこと・・・
こちらは石巻市のローカルFM局で、被災者向けのディスクジョッキーをやってる地元の高校生に・・・
どちらも、さる10月22日の夜にNHKで放送された、きらり!東北の秋「瀬戸内寂聴の東北青空説法」とゆー番組で知った、
瀬戸内寂聴さんが現地で活動するボランティアに語っておられた、仏教の教えだそうです。
偶然ですが石巻にはうちの奥様とほぼ相前後して行かれたようで、番組でもあの墓地の映像が出てましたが、
あちこちの被災地で説法されていたなかでも、特にこの二つの言葉がわたくしの記憶に残りました。
わたくしがちまちまと続けている植林ボランティアもそうなんですが、ボランティアとゆーのは、その行為によって、
自分自身が癒されるということ、つまり自己満足と表裏一体の行為であることは確かです。
むしろ、そのこと自体が目的であったとしても、それはそれで充分に意義のあることだと、わたくしは思っています。
記事本文でも書いたように、ボランティアといっても、それこそピンからキリまで、いろんな方法がありますから、
番組でやってたような素晴らしいボランティアの方々もおられますが、気軽に無理しない範囲で参加するのも、
(現地で迷惑にさえならなければ

いろんな方法で、ちまちまとやって行きたいとこの番組を見てあらためて思いました。
いずれ再放送もされると思いますので、見逃された方は一度ご覧になってみて下さい。
2011年10月23日
災害ボランティア・・・撤去作業編
(災害避難についての「まとめ記事」はこちらです。)
(期間限定のお知らせ)
震災復興支援の「仏T(ブッティー)」ご紹介記事はこちらです。
前回記事からの続き、うちの奥様が参加された東北での災害ボランティア活動???の現地報告であります。
仙台に到着した一日目は、宮城県下の日本酒の蔵元への支援なんぞに終始したようですが・・・
さすがに二日目は早朝から・・・
ワンボックスカー2台で、石巻市内・日和山公園の麓にある門脇小学校近くのお寺に移動・・・
(案内図の中央下部にある階段の下、小さく「門脇小学校へ」とあるあたりだそうです。)
お世話になったボランティアセンターでは、前日の夜に当日動員可能なボランティアメンバーを班分けして、
その中で運転できる者がセンターのクルマを運転して、それぞれ支援を必要としている現場へ赴くそうで、
この日参加したのは、墓地への流入物の整理・撤去作業を行う斑だったそうです。
で、着いたのが・・・
作業の拠点になっているお寺の本堂、この裏山が日和山公園だそうで、屋根の左にかすかに鳥居が見えますね。
補修された本堂内部はがらんとしていますが、震災直後は全てが押し流され、流入物で埋まっていたそうです・・・
あっ、あんなところに、わたくしの(だった)ドイター・メートーヘン20が漂着している・・・ううっ
こちらが墓地の様子・・・見渡す限り、ほとんどの墓石が倒壊しています。
左奥に見えるのが門脇小学校の校舎跡、右半分が黒いのは、流れ着いた船の重油で焼けた跡だそうです。
墓石や遺骨があるので重機で一斉に撤去するわけにもいかず、流入物の中には貴重品や思い出の品もあるため、
大きな瓦礫を除いた後は、少しずつ手作業で整理しているそうで、人手がいくらあっても足りないようです。
3月31日に撮影されたここの動画をYOUTUBEで見ましたが、ちょうどこの建物の半分あたりの高さまで、
見渡す限り360°、すべて流入物で埋まってました。
半年かかって、やっとここまで撤去してきたんですねえ・・・まだまだボランティアの支援は必要なようです。
で、お昼には・・・
お寺の本堂に戻って、めいめいが途中のコンビニで買った昼食を食べ、午後からはまた作業を再開・・・
で、作業終了時の手洗い用の水も・・・
上水道がまだ復旧していないため、わざわざ仙台から積んで行ってるそうです。
はいはい、たくさん整理できましたね、えらいえらい・・・なぜか自宅では、まったくしないけど・・・
ちなみにお揃いのヘルメットとTシャツはボランティアセンターで貸してもらったそうですが、
踏み抜き防止用のステンレス・インソール(中敷き)、厚手の革手袋、防塵ゴーグルや防塵マスクは、
わたくしが餞別代りにコーナンプロに行って用意したもの、やはり現地では必需品のようです。
(踏み抜き防止中敷きの女性用は、あちこち探してもなかったので、男性用Mサイズを苦労してカットしました。
わたくし用なら、各種安全靴に登山靴からジャングルブーツまで、スチールシャンク入りからプラの三層ソールまで、
あらゆるタイプを自宅に取り揃えてあるのですが・・・)
ご参考までに、仙台と石巻との往復の車内から撮ったと思われる画像も、いくつか紹介しておきます。
これが2011年10月9日現在・・・
発災からほぼ7ヶ月後の実態であります。
まだまだ支援が必要な状況のようですが、やはり行って実感してみないと、ほんとうにわからないのかも知れませんね・・・
と・・・
二日目はいちおーボランティアらしい活動もしたようですが、夕食にはとーぜん・・・
宮城名物、生かまぼこ(笹かまぼこ)のチーズフライに・・・
おなじく名物の豪華牛タンカレー・・・
もちろん食後のデザートも・・・
名物のずんだ餅、とゆーよーに・・・
この日の夜は、宮城県下の農産物に畜産物、海産物などの振興を支援したようです。
(次回、最終日に続きます。)
2011年10月22日
災害ボランティア・・・くいだおれ?編
(期間限定のお知らせ)
震災復興支援の「仏T(ブッティー)」ご紹介記事はこちらです。
で、少し前の話になりますが、10月8日からの連休を利用して、東北地方に災害ボランティアに行ってきました。
ええ、きっぱりと、
うちの奥様が・・・もちろん、家事なんかはほっぽらかして・・・
「ちょっくらとぉほぐにぃ、ボランティアさ行ってくっから・・・」
「なっ、なんか急に東北っぽくなってますが・・・あの・・・いきなりボランティアに行く、といわれてもですね・・・
そもそもあなた、現地でお役に立てるような技術とか体力とか、少しでもあったっけ?」
「なぁんもないよ、きっぱりと。それでもいいか確認したら、ともかく来てくれて、食べたり飲んだりするだけでも、
復興の支援になるっていってくれたもん。だからおいしいものいっぱい食べてくっから。わははは。」
と言い残して、10月7日金曜日の夜行バスで仙台に向けて出発されました。あは
じつは以前に何度かご登場いただいた観念寺のご住職さんが支援活動をされてた、仙台市内にあるお寺、
浄土真宗本願寺派仙台別院が、災害ボランティアセンターとして一般ボランティアも受け入れておられるようで、
そこにお世話になって、いろいろと遊びまわって活動してきたようです。
まあ、みなさんの今後のボランティア活動の参考に・・・なるかどうかはわかりませんが・・・
奥様が撮った画像を中心に、奥様から聞いた範囲内で、さくさくっとご紹介させていただきます。
ちなみに、わたくしはその間ずっと自宅で、奥様が散らかした瓦礫おもちゃや楽器の片付けボランティア活動に、
ひたすら従事しておりました。ううっ (まあこの隙に、開店したてのATCナチ○ラムへは行ってきたけど・・・)
大阪・心斎橋発の夜行バスは土曜朝に仙台駅前に到着、市バスで10分の浄土真宗本願寺派仙台別院へ・・・
敷地内に、あそか幼稚園・わこう保育園があり、そこを3月末で閉園してボランティアセンターにされているそうです。
とりあえず保育室に自分たちの寝床を確保して・・・(ちなみに今回は友人たちと三人での参加だそうです。)
その後はさっそく・・・
まっ昼間から・・・仙台名物の牛タン定食でビールかいっ!!!
で、昼食後は・・・
大盛況の「みちのくYOSAKOIまつり」に行って牛串なんぞを食べたり・・・
青葉城跡に登って・・・
戦国武将隊と遊んだり・・・
1/100スケールの大和を見たり・・・って・・・たしかボランティアに行ったはずでは・・・
で、夜になれば・・・
すし屋さんで新鮮なネタを肴にお酒をかぱかぱと・・・って、おいおい、ボトルごとかっ・・・
まあ・・・たしかに・・・
宮城県下の蔵元への支援はしたようです・・・
と、一日目は仙台観光に終始し、二日目からはいよいよボランティア活動に・・・ほんとに行くのかっ???
(次回に続きます。)