2011年12月
2011年12月29日
BlackDiamond ディスタンスFLを!
じゃーん
そう、いわゆるトレッキングポール、ウォーキング用のストックであります。
仕舞寸法は実測で約37cm、重さは左右ペアで445g、小型軽量を最優先したポールなのであります。
某レキなどに代表されるような一般的な伸縮締め込み式の固定ではなく・・・
中に通したラインにテンションをかけることによって固定する折りたたみ式で、これだと締め込み用のパーツが不要、
中仕舞いによる重なり部分もないので、より仕舞い寸法が短く、軽量になるのでしょうね。
よく似た方式のやつでは、wingさんがお持ちの、モンベルのコンパクト・フォールディングポールとゆーのがあり、
これよりさらに短くなるのですが、115cmと125cmの二種類で、長さ固定式のモデルであります。
ディスタンスには固定式もありますが、このFLとゆーモデルには、ブラックダイヤモンド独自の伸縮システム、
フリックロックシステムが最上段のみに付いており、これで20cmまでの長さ調整ができるのであります。
こちらがフリックロックシステム、ぱちんと締めるだけで固定する、三脚に使われているのと似たシステムです。
今回わたくしが購入したのは、105~125cmサイズですが、ほかにも95~115cmと115~137cmサイズがあります。
まあ、このフリックロックシステムが付くことによって、ペアで100g近くも重くなるわけで、ご覧のとおり、
20cmといえばせいぜいグリップひとつ分、FLなしのディスタンスシリーズは、その分グリップも長いですから、
この程度なら、持つ位置を変えるだけでも済む話・・・なんですが・・・
わたくし、トレッキングポールはシェルター用ポールとしても使いますので、長さ自体を調整できるのが欲しかった次第・・・
ただまあ・・・これは購入してから気づいたのですが・・・
わたくしがシェルターポールに使うのは、今はいずれもモノポールタイプのやつばかり・・・
それなら、二本を継ぐ際に調整すればいいので、別にポールそのものの長さを調節する必要はないわけで・・・
ううっ、ふつーのディスタンスにしておけばよかったか・・・軽いし、お値段もややお安かったし・・・
いやいや、やはりここは二本ポールタイプのゴーライト・シャングリラ1なんぞを購入してですね・・・
と・・・
これを本末転倒とゆーのでありますね・・・ううっ
ごーじゃすな羨望P.S.
これを購入したのは、川西池田駅前の好日山荘であります・・・
そう、過日の廃線OFF会の帰りに、10%OFFにつられて、思い切って購入したものであります。
その際に、川端さんもこれを購入され、さらにファイントラックのツェルトⅡも同時購入されてました。
わたくしも以前から欲しいと思っていた、透湿性コーティングが施された高級軽量ツェルトザックであります。
うーむ、まさにぴったりの組み合わせですねえ・・・
一般的な三角型ツェルトの外付けポールとしてトレッキングポールやスキーストックなどを代用する際には、
ポールの角度とラインの長さで張りを調整するのですが微調整が難しく、張った後の弛みへの対処でも、
いちいちラインの長さを調整するのは面倒なもの、その点、伸縮式のポールなら便利なのであります。
さらにモノポール式のシェルターやゴーライト・シャングリラ1、2などの内付けポールタイプになると、
周囲をペグ止めしてから、最後に中でポールを立てるので、立ててから調整できるのは決定的に有利なのであります。
それに、固定式はグリップが長めのものでも、急な登りで下部に持ちかえるとストラップは使えませんし、
まあ少々重くなっても、登りと下りである程度の調節ができるものを選択した、とゆー次第であります。
それにしても川端さん、ファイントラックのツェルトにブラックダイヤモンドのポールとは・・・
じつにごーじゃすな組み合わせですねえ・・・遭難した時には入れてね! じゅるじゅる
2011年12月26日
2011新ランタン!!!
ぬははは・・・
2011新ランタンであります。ややきっぱりと・・・
じゃーん
強力な白色LED12灯を単三電池三本3AAで駆動する高級ランタン・・・
しかも・・・
正確な?方位磁石が付いており、アウトドアでも心強いのであります。たぶん・・・
サイズ的にも・・・
4D仕様の東芝L-11ランタンと比較するとかなり小型軽量・・・
わたくし、これをどどーんと・・・
4個も購入したのであります。なんてぶるじょわなんでしょう!!!
そう、じつは過日の廃線OFF会参加者へのクリスマスプレゼントにしたのであります。これはきっぱりと・・・
近くのディスカウントショップで0.68kとゆーお値段になっていたのですが、よほど売れなかったのか、
最近はさらにお安くなってました。
こちらはプレゼント前の画像、渡す際には「98kサンタさんから、高級ランタンのプレゼントだよ!」と値札を剥がして・・・
さてさて、プレゼントされたみなさん、この高級ライト・・・
ちゃんと点灯してまちゅか??? げひげひ
2011年12月24日
廃線OFF会と・・・その3
めりぃくりすます、みすたぁろれんす!!!
・・・って、クリスマスイヴの土曜日に出勤してた98kです。ううっ
さて、前回、前々回記事からの続き、廃線OFF会報告の最終回であります。
露天風呂から部屋に戻った三人、畳に冷たく横たわる川端さんを・・・さりげに放置して・・・
「ほうほう、これが追加用ですか、で、鍋の中のやつはもうそろそろ・・・じゅるじゅる」
「川端さんはすでに冷たく横たわってるし、三人で四人前を分けるわけですね・・・げひげひ」
「とっ、とりあえずはビール・・・と、やはりここは燗酒ですねえ・・・むひひひ」
ビールと燗酒を目前にして、ご満悦のwingさん・・・ヨ、ヨダレが・・・
とかいってると・・・
「ふわーい、よく寝たぞ・・・身体がずいぶんカチカチになってるな・・・で、もうそろそろ煮えましたか・・・」
「あわわわ、じつにタイミングよく蘇えるんですねっ・・・ううっ」
と、どーゆーわけか蘇えったゾンビも入って、四人でとりあえず乾杯・・・
赤チャリさんは定番の甘いジュース、ゾンビマスクの川端さんは熱いお茶で乾杯であります。
って、約一名、先に飲んでるやつがいますが・・・むひひひ
ちなみに今回の牡丹鍋・・・
温泉付き日帰りコースの中では一番お安いコースだったのですが・・・
刺身蒟蒻とうどん、〆のご飯セットなんぞで、わたくしでもけっこうお腹がいっぱいになりました。
ちなみに、食べる前の画像はありません・・・げふっ
と、すっかり暖まったところで、いったん温泉旅館を出て・・・
ふたたび武庫川左岸に渡り、廃線敷に戻ります。
このあたりでは、観光バス専用道になってるんですねえ・・・
このトンネルを抜けて、もう一度右岸に渡ると、さらにトンネルが・・・
あるのですが、手前の鉄橋が撤去されてて、これ以上は進めませんでした・・・
こちらは反対側からアプローチするしかないようですね・・・
(追記です。ここから先は、年末に川を渡ってリベンジしてきました。きっぱりと)
仕方なく、そのあたりを散策して・・・
廃プールに飛び込もうとする、元気な赤チャリさん・・・
暗いところがあると、ともかくライトを照射してみるwingさん・・・
と、やはり同様にチェックしてしまう、赤チャリさんと川端さん・・・
ビールと燗酒とブラックニッカですっかり出来上がって、立ったまま熟睡してる98kさん・・・
とまあ、その後は、川端さんと赤チャリさんのクルマに分乗、川西池田駅前でお買い物をしたりして、
最後はwingさんちへお邪魔させていただいたとゆー次第で・・・今回もお世話になりましたねえwingさん・・・
それにしても・・・
川西池田駅前の本屋さんで見つけた・・・
このおまけライト、欲しかったなあ・・・
(おしまい)
2011年12月22日
廃線OFF会と・・・その2
前回記事からの続きであります。
廃線敷を歩いて真っ暗なトンネルに次々と遭遇、その度に生き生きとご自慢ライトを照射してきた御一行ですが、
ようやく、生瀬駅から武田尾駅間では最後のトンネルに近づいてきました。
このあたりだけは・・・
地元自治体とJRが管理について合意したのでしょうか、遊歩道としてきれいに整備されてました。
で・・・
最後の鉄橋を渡り、こちらの最後のトンネルを抜けて・・・
廃線敷を利用した右側の道といったん分かれて、左側の武田尾集落へ至る旧道へ進みます。
集落内の橋を渡り、再び武庫川の右岸へ・・・
次の目的は、もちろん・・・
温泉と牡丹鍋であります。きっぱりとじゅるじゅる
そう、じつは今回のOFF会、忘年会を兼ねてやろうとゆーことで、恒例の耐寒キャンプ案も検討したのですが、
一泊では日程調整がつかず、結局、わたくしとwingさんがお酒を飲まない赤チャリさんと川端さんを説得、
武田尾温泉の古い旅館で温泉に入って、冬の名物、牡丹鍋を堪能しよう、とゆーことになっていたのであります。
午前中の廃線敷散策ですっかり冷え切った御一行、足早に予約してある温泉旅館を目指します。
ちなみに、路肩の水たまりは完全に凍結してました。ぶるぶる
さらにちなみに、向こうに見える赤い鉄橋が、JR福知山線の新線であります。
新線は、ほとんどが直線のトンネルになったため、こちらの武田尾駅のホームは一部が橋上に出ており、
残りの大部分はトンネル内になっています。
トンネル内と橋上にまたがるホームとゆーのも面白いですが、やはり古い駅舎のほうが風情があるような・・・
で、新線の新駅を過ぎて、さらに上流へ・・・
対岸には、先ほど分かれた廃線敷を利用した道路が続いています。
やはり古い鉄道トンネルとゆーのは、独特の雰囲気がありますね。
とかいいつつ、やっと予約していた温泉旅館に到着しました・・・
よく見ると、背後の山の絶壁に廃墟らしきものもある、不思議な雰囲気の旅館でした・・・
で、とりあえずはお部屋に案内してもらい、熱いお茶と「黒豆せんべい」で一息ついてから、いざ温泉へ・・・
宗教上の理由からか、めったに温泉には入らないとゆー川端さん、ずっと睡眠不足が続いておられたそうで、
「みなさんが温泉に入ってる間に少し横になります・・・」と、ばったり畳に倒れ込んだので、ま、そのまま放置することにして、
三人だけで露天風呂へ行きました・・・
建物内にある、崖の中腹を穿った薄暗い階段を登った先には・・・
素朴な露天風呂があり・・・
そこにはなんと・・・
先客の温泉美人が!!!
じゃーん
って、まあ、赤チャリさんをモデルに使ったヤラセ画像なのでありますが・・・おえっ
実際には我々三人だけの貸切で、じつに気持ちのいい露天風呂でした・・・
ラジウム含有の単純泉でまったりと温まり・・・まあ、床には氷が張ってましたが・・・ぶるぶる
三人でシンクロごっこなんぞをやって・・・おえっ
と、さんざん遊んでからお部屋に戻ると・・・
川端さんがすっかり冷たくなって横たわっており・・・ま、遺体はそのまま放置することにして・・・
いよいよ牡丹鍋宴会に突入したのであります。
(さらに次号に続きます。)
2011年12月19日
廃線OFF会と・・・その1
先週の土曜日、ひさしぶりに関西のまむし四兄弟ライト仲間が集まって、JR福知山線の廃線敷を歩いてきました。
ええ、真っ暗なトンネルをお目当てに・・・
じつはこのサイトでも、関西在住のライト好きのみなさんに広く声をかけようと思っていたのですが、
四人の日程調整がぎりぎりまでつかず、今回はご案内できなかったとゆー次第・・・
また機会があればお誘いしますので、とりあえず、当日の様子なんぞをさくさくっとご紹介します。
JR福知山線の宝塚以北は、昭和61年に大部分が直線トンネルの新線が完成し、武庫川沿いをくねくねと、
曲がりながら走っていた旧線は廃線となったのですが、春の桜(水上勉氏の「櫻守」で有名)や、秋の紅葉が美しく、
特に生瀬駅から武田尾駅間は隠れたハイキングコースとなっているのであります。
で、紅葉もすっかり散ってしまったこの寒い時期に、ひたすらトンネル内でライトを照射することだけを目的に、
朝の九時に生瀬駅に集合した四人、一路、武田尾温泉めざして歩きはじめました。
(わたくし以外はクルマで武田尾温泉に予備集合し、電車で生瀬駅まで戻ってきてからのスタート。)
駅付近では、旧線は国道176号線の西側から東側へトンネルで抜け、武庫川右岸に下りていたのですが、
中国自動車道の工事や宅地開発などにより、廃線敷はズタズタに寸断され、トンネルも完全に埋められてますので、
武庫川右岸に下りるまでは、国道176号の狭い歩道をしばらく歩きます。
「いやあ、20年前に来た時とはずいぶん様子がちがうなあ・・・」とwingさん。
「わたしがマウンテンバイクで走った時はガタガタで大変でした。」とred-bicycle(赤チャリ)さん。
「家族で来た時はもっと手前で川沿いに下りたよーな気がします。」と川端さん。
「ううっ、初体験はわたくしだけなのね・・・びくびく・・・」と緊張する98kさん。
それにしてもみなさん、真っ暗なトンネルは昔からお好きだったんですねえ・・・
中国自動車道を過ぎ、ようやく廃線敷と出会いました。
こちらが現在の廃線敷コースのスタート地点、突きあたりに小さく見える白い看板には・・・
この「・・・トンネルでは照明がなく足元が見えない・・・」とゆー部分を目的にやってきた、不思議な御一行・・・でへへへ
こちらが最初の鉄橋・・・カーブに沿って、びみょーに傾斜しているのがいかにも鉄道敷らしいですね。
ま、歩行についてはあくまで自己責任なんですが、ハイキングコースとして関西ではすっかり定着してますので、
JRとしても完全閉鎖することができず、かといって本格的な遊歩道として整備・管理するには費用もかかるので、
地元自治体も簡単には引き受けてくれないだろうし、ここは悩ましいところなんでしょうねえ・・・
などとゆーことは無視して、とことこと進む御一行・・・
右は武庫川の流れ・・・
昔の鉄道はみんなそうなんですが、川沿いを忠実に遡上し、どうしようもなくなると、切り通しで進むか、
できるだけ川幅が狭いところに橋を架けて対岸に渡るか、さらに行き止まると仕方なくトンネルを掘ってました。
そう、昔の技術ではトンネルを掘るのがともかく大変、できるだけ避けてくねくねと川沿いに曲がるので、
古いローカル線や新線にとってかわられた廃線敷は、景色の変化が楽しめる、とゆー次第なのであります。
まあ、景色もさることながら・・・
いろんな鉄道遺構を楽しみながら、のんびりと散策します。
大がかりな支柱ですが、対岸なので鉄道とは関係ないでしょうし・・・何だろ・・・飛び込み台かな・・・
とかいってる間に、ようやく最初のトンネルが見えてきました。わくわく・・・
で、内部はとーぜん真っ暗・・・
・・・には、決してなりませんね、この御一行の場合・・・
ストロボ焚いて、いつもの記念撮影であります。
例によって、ライトをカメラレンズに向けた一枚目は、完全に白トビでしたが・・・
その後も・・・
次々とトンネルが現れ、ご機嫌の御一行・・・
「川端さん、あの柿、取ってきてよ・・・じゅるじゅる・・・」と98kさん。
「行けないことはないですが・・・」
「あれはトリさんが食べてないので渋柿です。きっぱりと」とwingさん。
「ううっ」
とかいいつつ、さらにすすみます。
こちらのトンネルは、下部が石積み、上部が煉瓦積みのポータルの手前を、さらにコンクリート巻きで補強したもの、
保守にはかなり苦労してたようですねえ・・・
石と煉瓦と蒸気機関車の煤が、じつに歴史を感じさせますが、このトンネルの出口には・・・
このコースのハイライトともゆーべき、対岸へ渡る大鉄橋がありました。
線路敷そのものは、今はフェンスで完全に閉鎖され通行止めになっており、左側の犬走りを渡ります・・・
渡った対岸から見た、保線用犬走りの様子・・・
まあ、この御一行にとっては、ハイライトは鉄橋なんかより・・・
ともかくトンネルだったようですが・・・
(次号に続きます。)