2012年02月
2012年02月23日
あわててマイカMICA1を!!!
わたくしこの度、あわててザ・ノースフェイスTNFのソロテント、マイカMICA1を購入しました。
ええ・・・
処分特価になってたから・・・だけではなく・・・
「旧モデル」になってたから・・・なのであります。
そう、一部のウワサでは、次期モデルは本体がフルメッシュになるとか・・・
このマイカ1、日本向け仕様以外は今でもフルメッシュで、並行輸入品はすべてフルメッシュ仕様であります。
こちらの旧モデルは、本体とフライは40デニールのナイロンリップストップ、ボトムは70デニールのナイロンタフタ・・・
今どきのソロテントとしては、けっこう厚手の生地が使われており、フルメッシュのソロテントは持っているわたくし、
以前から気になっていたモデルで、昨年夏の矢作川OFF会でも、alaris540さんにオススメしていたのであります。
フルメッシュもいいのですが、やはり寒さや雨風にはダブルウォールでしっかりした生地のテントがなんとなく安心です。
まあフルメッシュだと、中で煮炊きする場合などは結露が少ないのですが、こちらはまさに寝るだけですし・・・
それに新モデルになったら、わたくしの好きなナチュラルカラーのままとは限らないし・・・
で、わたくし次期ソロテントとしては、プロモンテのVLシリーズやアライのトレックライズシリーズ・・・はちとお高いので・・・
お値段と性能からはモンベルのクロノスドームかダンロップのRシリーズとゆーことになるのですが・・・
なにせ、どちらもお好みの色ではなかったもので・・・特にクロノスドームの色使いはですね・・・ううっ
(2012年4月追記です。その後、ダンロップRシリーズの一人用がR-126にモデルチェンジし、わたくし好みの色合いに・・・
うーむ、もう少し待てばよかったか・・・かなりお安いし・・・いやいや、あっちはまだ1.85kgもあるし・・・でも広いし・・・ううっ)
とゆー次第で、あわてて購入した(旧モデル)マイカ1の全容であります。
右から、アルミペグ5本と補強用ライン3本、ポールセット、フライシート、本体、全体の収納袋、であります。
ちなみに左端の収納袋、3本のコンプレッションベルト付きで、モンベルSS#1の収納袋と同じ仕組みであります。
さっそく、気になる重量を量ってみました。
本体 550g
フライシート 490g
ポールセット 325g
と、ここまでで1365g、それにペグとラインで80g、袋類で105g、を足せば合計1550gとなります。
床面積と較べると、決して軽い方とは言えませんが、やはり厚手の生地は信頼性、耐久性、保温性がありますし、
これでもわたくしのテントの中では最軽量ウルトラライト、一人で持ち歩くにしても充分な軽さなのであります。
いつ実戦投入できるかわからないので、さっそく組み立ててみました。
まず本体を拡げます。風の強い時はこの時点で仮止めしておくべきでしょうね・・・長さは214cmです。
いかにも高級そうなポールセットを伸ばして・・・
本体四隅のグロメットに差し込みます。このあたりはシンプルとゆーか、安っぽいとゆーか・・・
んで、天に向かって伸びてたポールにドアの上部をひっかけます。ほんとひっかけるだけで、ちと不安ですが・・・
あとはフック数カ所をポールにかければ本体は完成、フックもダンロップやプロモンテのようなスクリュー式ではなく、
片方向からだけですので、風向きによっては、やはりちと不安ですが・・・
ドアは本体と同じナイロンリップストップとメッシュの二重、頭部側の幅は94cmであります。
ちなみに足元側の幅は55cm、必然的に左ドアとなり、右サイドオープンタイプのシュラフはちと不便ですね・・・
フライシートをかけて、やはり四隅のグロメットをポール端に通します。こちらもシンプルっちゃあ、シンプル・・・
前室部分はこんな感じ、フライは上下どちらからでもオープンでき小さな庇もあるので、ベンチレーションはよさそう、
寒い朝のモーニングコーヒーや雨の日の簡単な調理は、中に座り込んだまま、なんとかここでできそうです。
ちなみにフライシートのグロメット部分
ワンタッチの長さ調整付きで、色も本体部分と同色に分けてあり、酔ってる時でも迷わず便利そうです・・・
で、フライの長さ調整をしてやると・・・
ペグなしでも、けっこうテンションがかかって、ピンと張れました。
このテント、本体とフライの間は狭いですが、これだけテンションがかかれば、そんなに水濡れもないでしょう。
気になった点は、やはり耐風性と狭さでしょうか、ま、ご覧の補強ライン用ループが3ヶ所とラインが3本あるので、
(追記です。3ヶ所の補強ライン用ループの裏には面ファスナーがあり、フライとポールをこの3ヶ所で接続します。)
あとは予備のペグをもう何本か持てば、風対策はなんとかなりそうですね。ドア反対側にもループあったし・・・
まあ本体のフックが外れるような風になれば、これはもう、どうしようもありませんが・・・
狭さについては、寝るだけ、と割り切ればいいのでしょうが、わたくしゆったりと寝るには、やはり最低でも二人用、
荷物も入れるなら三人用ぐらいがいいのですが、テント本体にはマットとシュラフだけ、あとは前室に詰め込んで・・・
となると、前室で調理できませんし、第一、出入りができましぇん・・・やはり前室の足側に立てかけておくか・・・
あとは、red-bicycleさんからもらったタイベックシートを床サイズにあわせてカットして、フットプリントにしてと・・・むひひひ
より軽くて小さな装備で工夫する、とゆーのも、なかなか楽しいものでありますね。
ともかく、厚手の生地、しかもこのカラーでは最小最軽量は間違いありませんから、あわてて買っておいて、
よかったよかった・・・と・・・今は思っているのですが・・・
で、これを使える春はやってくるのか・・・
(2017年の追記です。)
年数回の頻度で使ってましたが保管が悪かった(収納袋に小さく畳んだまま保管してた)からなのか、
テープ素材のせいなのか、4年ほどでフライシート裏側のシームテープがぽろぽろと剥げ落ちてきました。
本体(インナー)のシームテープは無事なので、わたくしはテープ素材のせいだろうと思ってますが・・・
もともと前室が狭いので、ソロではケシュアのタープ(290×295)をフライがわりに使うつもりですが、
本来のフライのシームテープが剥がれているのはいただけません。
新しいテープを貼るにしても目止め液を塗るにしても、古いテープの残滓を削り取るのが大変そうで、
2017年現在も放置中なんですが・・・
この間、担いで行ったキャンプではモンベルのモノポールシェルターをタープ兼用で使っただけ、
クルマに積むなら別の二人用でも三人用でもいいし、大きなタープも併用できます。
今後担いで行くことがあるとしても(一人宴会には)タープが不可欠、本来のフライは軽量化のため
どうせ置いていくことになるだろうし・・・はてさて、どうしたものか・・・
2012年02月19日
五新線・QTC?OFF会報告3
前回、前々回からの続き、五新線・QTC?OFF会報告の最終回であります。
2月11日の昼前から、五新線跡でトンネル内照射なんぞを楽しんだ関西のライト好き御一行、
五條市内の業務用スーパーで買い出しを済ませ、吉野川沿いを上流にあるキャンプ場へ向かいました。
じつはわたくし、ふた昔ほど前に、このあたりによくカヤックやファルトの練習に来ていた時期があり、
奈良国体のカヌースラローム会場になった芝崎の瀬では、黒部川の上流部を下る前に練習に来られてた、
モンベルの辰野さんとお会いしたこともあったのですが、その後、さらにカヌーゲレンデとして充実してるようで、
川沿いにはモンベルのユースホステルなんぞもできてて、モンベルショップも併設されてました。
昔はマイナーだった川下りもアウトドアスポーツとして、それなりに定着してきたんですねえ・・・
ま、せっかくなので、モンベルショップに寄ったりしてから、予約していたキャンプ場の受付へ・・・
じつは予約の際、「第一キャンプ場は工事中で、キャンプされるなら少し下流の第二キャンプ場になりますが・・・
でも、こんな時期にほんとにテント張るんですか?」と、その際は半信半疑だったようです。
でも、ほんとに行ったので、やはり驚かれたようでしたが・・・
受付のある管理棟やロッジの一部は無事だったようですが・・・
一昨年の9月には、こんな状況だった第一キャンプ場は・・・
昨年秋の台風12号で、すっかり岸をえぐり取られたようで・・・
こんな状況になってました・・・
今年になっても、ずっと護岸工事が続いているそうです。
やはり吉野川でも、台風豪雨の影響は凄かったようで、長年親しんだ川筋も大きく変わってました。
ともかく受付をすませ、給水タンクが凍結しているとのことで水を補給してから、はじめての第二キャンプ場へ・・・
もちろんキャンパーは我々だけ、でもシーズンにはカヌースクールとかで満員になるんでしょうねえ・・・
上の画像は、キャンプ場の真ん中あたりから上流側を撮ったものですが、下流側にはトレーラーハウスも並んでて、
なるべく大きなトレーラーハウスを風除けに、まずはスクリーンタープの設営であります。
ええ、今回のキャンプのコンセプトはウルトラライト・・・
とはいいながら、ま、宴会場は別、つーことでですね・・・むひひひ
日没直前の様子であります。
おなじみになったパープルの赤チャリさんダンロップテントに、虫集め色のwingさんモンベルテント・・・
wingさんのは、いつものやつですがシングルウォールで小型軽量、ま、コンセプトどおりですね・・・
でも、赤チャリさんのは確か4人用、それに新調されたとゆーロゴスのコンパクトキャンプベッドまであったし、
ハイランダーのマットにナンガの冬用ダウンシュラフですから、とてもウルトラライトとはいえませんねえ・・・
ちなみに川端さんは、ファイントラックツェルトのデビュー、他の装備もすべてウルトラライトで用意されたようですが、
さすがにシュラフやマットは、予備に持参されていた、しっかりしたやつを選択されたようです。
わたくしも、モンベルのモノポールシェルターとサウスフィールドのマチ付きグランドシートとゆー小型軽量セットも、
いちおー準備してたのですが、今回は体調がイマイチだったため、予備のダンロップオールシーズンテントにしました。
冬のシェルターは、発熱体が人体だけの場合は、より小さくて人数が多い方が暖かいのが当たり前で、
一人で240cm四方、しかも隙間の多いシェルターとなると、さすがに室内温度が上がらないのであります。
で、乾杯であります。そーいえばこっちが先でしたね・・・テント張る前に、まあとりあえず・・・とかいって・・・
右はwingさん持参のおなじみスパークリングワイン、左はわたくしが持参したフィンランドのヴォトカであります。
ちなみにこのヴォトカ・・・
昨年のモンゴル植林ツアーの際、ウランバートルのチンギスハーン空港で買ったものであります。
他にも業務用スーパーで、1ℓペットのマッコリや焼酎も購入してたのですが、結局ウォトカが半分ほど余っただけ、
残りは一晩で空けてしまいましたよ、ええ、wingさん一人で・・・
で、とーぜん、夕食のメインは鍋!!!
今回は豚肉たっぷりのちゃんこ鍋に、にんにくをたっぷりと追加して身体を温めました・・・
鍋宴会がひと段落する頃には・・・
赤チャリさんが全員へのプレゼント用に持参されてたブリキ製のLED3灯ライトなんかが出てきて・・・
やがて、この夜のメイン、QTC化されたwingさんのARC AAAがずらりと・・・
ちなみにキーホルダーにしてるのが、以前わたくしがwingさんにいただいたやつであります。
「わわっ、いいないいな、ヘッドを絞り込むだけで明るさが変わるんですね・・・わたくしのもぜひ・・・じゅるじゅる・・・」
「じゅるじゅるって、もう98kさんのやつにも仕込みましたよ・・・」
「ええっ、さっきヘッドを外してただけじゃないですかっ! ほんとに入れるだけなんですね・・・わっ、明るさが・・・」
と、けっこう面白く遊んだのですが、酔ってて画像を撮ってなかったので、帰宅後に撮った画像をご紹介・・・
こちらがヘッドをいっぱいまで絞り込んだ状態・・・
で、徐々にヘッドを緩めていくと・・・
こんな感じから・・・
こんな感じになります・・・
ただまあ、ひまぱのぱさんの画像にもあったように、数十回、きこきこ廻しただけで・・・
QTCとやらに、すっかり穴があいてしまいました。
やはり耐久性に問題があるのか、薄い金属板でも噛ませばいいのか・・・
ま、このあたりはwingさんに、今後よく考えてもらうことにしましょう・・・ええ、きっぱりと
(追記です。その後、wingさんが薄い金属板を噛ませて下さいました。これまたきっぱりと・・・)
と、すっかり夜も更けて、恒例の「夜のお出かけ」であります。
赤チャリさんが持参されたブリキ製LED3灯がけっこう明るく、DセルAAセル変換アダプターも付属してて好評でした。
これまた恒例の記念撮影・・・
両端がブリキ製LED3灯ですが、見た目では色や明るさがかなり異なりましたねえ。
スクリーンタープに戻ってからも、川端さんの「ウルトラライト湯沸かしキット」を試したり・・・
このために、わざわざ追加購入した焼き網で焼き芋を楽しんだりして・・・
まあ、みなさん仕事でお疲れ、日付が変わる頃には、三々五々就寝された・・・のですが・・・
わたくしは、ほぼ一時間半ごとに起き出してはおしっこに行ったり、一人宴会をやったりしてました。
で、二時過ぎには、10分ほどパラパラと音がして・・・
翌朝は、うっすらと雪化粧・・・
ちなみにスクリーンタープの後ろ、トレーラーハウスとの隙間に、ちらっと見えているオレンジ色のが、
川端さんのファイントラックツェルトであります。
極薄生地ですが、結露もなく、けっこう暖かかったそうであります。まさにウルトラライトですね。
さらにちなみに、わたくしが今回使用したダンロップの古いオールシーズンテントOTM-4200であります・・・
「軽量」と書かれてますが、あくまで20年前の話で、重さは3kg以上あります。
でも、さすがにオールシーズン用・・・
こちらも、とても暖かでした・・・
(おしまい)
感謝と期待のP.S.
wingさん、いつもながら面白いものをありがとうございました。
ただまあ、数回の使用でかなりささくれだってきてますので、またなにか考えてね!!!
Higuさん、wingさんから廻り廻ってわたくしも楽しむことができました。ありがとうございました。
またいつか、キャンプでご一緒しましょうね!!!
赤チャリさん、川端さん、今回も送迎をはじめ、いろいろとありがとうございました。
次回もよろしくねっ! げひげひ
2012年02月17日
五新線・QTC?OFF会報告2
前回記事からの続きであります。
まぼろしの五新線のうち、現在はバス専用道となっている区間を、許可を得てクルマと徒歩で散策する、
関西の懐中電灯好きの御一行、この区間では一番長いトンネルまでやってきました。
まずはクルマで途中まで入っていきます。
で・・・
恒例の記念撮影・・・
このあと、クルマを停めたまま、みなさん持参したライトを照射されてたのですが、わたくしは一人徒歩で先行しました。
わたくし、今回もFOX FURRYのヘッドランプがメインで、みなさんの明るいライトから徐々に離れてくると、
やがて周囲は真っ暗になり、なかなか楽しい散策・・・だったのですが・・・
とーとつに背後から・・・
ぶぉん、ぶぉん、とゆー空ぶかしの爆音が・・・
やがて、きゅるきゅるとタイヤを鳴かせて、
川端号が猛スピードで接近!!!
「わっ、わわわわっ!!!」
と、あわてて走り出す98k!!!
なんとか待避壕に飛び込み、難を逃れたのですが、
走り去る車内からは・・・
「ちっ、しくじったか・・・」とのつぶやきが・・・
ようやく出口までたどりつき・・・
後続のred-bicycle(赤チャリ)号が、ゆっくりとトンネルからでてきたので、
「さ、さっき、フルスピードの川端号に、はっ、はねられそうになったのですが・・・ぜいぜい・・・」と訊けば、
「そーいや川端さん、脂ののったイノシシがいるので夕食用に、とかいってクルマで追いかけてましたよ。」
「そっ、それはイノシシではなくワタクシですっ! ま、たしかに脂はのってますが・・・」
「わははは」
といった、命がけのイベントを楽しんでるうちに・・・
今回探索した区間の終点へ到着しました・・・
上の橋梁が五新線で、さらに次のトンネルへと続いているのですが、現在バス専用道として利用され、
今回特別な許可を得て我々が通行できたのは、この橋の手前まででした。
ちなみに下の集落は西吉野の温泉街であります・・・じゅるじゅる
さらにちなみに、橋の上は五條市役所西吉野支所の職員用駐車場になっています。
ま、せっかくなので、せめて突きあたりまで・・・
このトンネルから南側は現在閉鎖されているのですが、右側には、なにやら檻らしきものが・・・
ふむふむ、ニホンザル捕獲用の檻なんですね・・・
で、さっそくメカを観察するwingさん・・・
続いて、やはりメカ好きな川端さんが中に入って・・・
「おおっ、ここの糸に触れると、入り口が閉まる仕掛けになってますねえ・・・」
「よっしゃあ、かかったぁ!」
「わわっ、何をするんですかっ!」
「今夜のデザートは、サルの脳みそシャーベットじゃあ!!!」
「あっ、あんたはインディ・ジョーンズかっ!」
といった、リベンジ・イベントも楽しみましたが・・・
このトンネル・・・
おそらくは、廃止が決定してからの竣工なんですね・・・なんとなく複雑な気持ちになりました・・・
で、のんきな御一行は、ふたたび五條市街へ、のんきに戻ることにしました。
フロントグラスに映っているのが、バス専用道に入るための通行許可証であります。
このあたりの168号線は、今は長大なトンネルや橋で走りやすくなってますが、ちょっと前までは丹生川に沿って、
ぐねぐねと曲がる狭くて急坂の多い国道でしたから、五新線を利用したバス専用道のほうがずっとショートカットでき、
急坂もなく緩やかなカーブで走りやすかったので、無断走行するクルマも多かったんでしょうね。
撤去した枕木の再利用であります。
眺めのいい橋の上に椅子を持ち出して、軽い昼食であります。まあ、ふつーの道路なら、絶対できない贅沢・・・
せっかくなので、河原に下りてみることにしました。
下から見ると、狭軌単線の鉄道用橋梁であることがわかりますね・・・
ところで・・・
「赤チャリさぁん、何してるんですかぁ?」
「いやあ、気持ちよさそうなので、ひと泳ぎ・・・」
ざぶん
ま、元気な赤チャリさんは、そのまま放置しておくことにして・・・
(どーせ日曜日の早朝には、一日一本しかないバスに乗って・・・)
と、三名に減った?一行は、いよいよキャンプサイトを目指します。
今回のキャンプはウルトラライト装備、果たして一行はこの夜の酷寒に耐えられるのかっ???
と、さらに次号に続きます。
2012年02月15日
五新線・QTC?OFF会報告1
先週の土日で、五新線・QTC?OFF会に行ってきました。ややきっぱりと・・・
ま、鉄道マニアかライトマニアなら、このタイトルだけでも、半分は意味がわかると思いますが、正確には、
「建設途上で廃止になった五新線跡でトンネル内を照射して、夜はウルトラライト装備をコンセプトに耐寒キャンプ、
んで最近QTCとやらにすっかりハマってるwingさんの作品をいぢって盛り上がろう、げひげひ」とゆーOFF会・・・
だったはず・・・じつはわたくし、ずっと風邪気味だったうえ、ずっと飲んでてよく覚えてません・・・わははは
で、今回の基本となる単語を、わたくしの豊富な知識から、えらそーに解説するとですね・・・
まず五新線とは・・・
紀伊半島を縦断して奈良県五條市と和歌山県新宮市を結ぶ国鉄五新線は、当時僻地だった沿道住民の長年の悲願で、
戦時中にやっと着工され、昭和50年代半ばまで、延々と難工事が行われたものの、政治的な紆余曲折の末に、
結局、時代が鉄道離れとなり、未来永劫、開通することがなくなってしまった、まぼろしの鉄道・・・なのであります。
川瀬直美監督の「萌の朱雀」の舞台として公開当時有名になり、そのロケ地は今でも訪れる人が多く、
五條市市街地に残る高架部分は有名な観光スポットになっているものの、大部分は放置されたまま・・・
また、五條病院前から西吉野の城戸地区までの区間は、バス専用道として利用され、現在では五條市の管理となり、
奈良交通のバスが一日数便、細々と走るだけになっており、一般車の通行は原則として禁止されている・・・
さらに城戸地区以南のトンネルや橋梁は全面閉鎖されており、最長の天辻トンネルの一部は阪大の地下観測所として、
その一部が利用されている・・・
といったところが、じつはてきとーにネットで仕入れただけの「豊富な知識」なのであります。
で、いっぽうのQTCとは・・・
Quantum Tunneling Compositeとゆー、圧力を加えると電気抵抗が減る、とゆー不思議なゴム・・・
らしいのでありますが・・・
ま、詳しいことはフラッシュライトファンのフォーラムにあるwingさんのトピックや、
その作品を詳しく比較紹介されている、ひまぱのぱさんのブログ記事をご覧ください・・・
わたくしにはさっぱりわかりませんので・・・ええ、こちらはきっぱりと・・・
といった、ひじょーにわかりやすい用語解説に続き、今回もさくさくっと、画像によるご紹介であります。
五條市の市街地から吉野川を渡ってすぐ、五條病院前のコンビニに集合した関西まむしの四兄弟、
もとい、関西の懐中電灯好きの4人は、コンビニの裏にあった、護岸にしては不自然な土手に上がりました。
こちら、南側を見た様子で、ご覧のとおり一部は切り取られて駐車場になってますが、これが五新線の盛り土、
先の鉄塔のあたりで国道168号線と交差して、左にカーブしながら、国道から上がる斜面になってますが、
本来はこの盛り土がさらに高くなって、国道の上を跨いでいたはずなのであります。
ちなみにここから北側にも、やはり途切れ途切れに吉野川左岸まで盛り土が続いており、橋脚は撤去されてますが、
右岸からは市街地を貫く高架部分が残っており、グーグルなんぞの航空写真で見ると、いかにも鉄道らしいカーブで、
現在のJR和歌山線からの分岐点まで、やはり途切れ途切れに続いていることがわかります。
今回はどちらかとゆーと、城戸地区以南の、誰も入らないトンネルに分け入って照射したかったのですが、
閉鎖されている区間に無断侵入するわけにもいかず、五條市役所に相談してみると、バス専用道区間だけは、
申請すれば一般車も通行可能とのことで、一日限りの通行許可証を発行してもらった次第なのであります。
国道168号線から、いよいよ五新線の鉄道敷に入りました。当面はクルマで進んでいきます。
切り通しや跨線橋も、いかにも鉄道らしい作りですね・・・
あちこちで農道と交差しますが、道路の交差点とゆーより、やはり踏切、とゆー感じですね・・・
こんな直線部分、まず山道では考えられません。まさに悲願の鉄道だったんですねえ・・・
戦時中から戦後と、長い建設期間だったため、それぞれ当時の最新工法でしょうか、橋梁の形式も様々でした。
山間部に入り、人家も少なくなってきたのですが、なにせ狭軌単線の鉄道敷ですから、いくら許可証があるとはいえ、
すれ違いができる待避所はごく限られており、特にトンネル内ではどうしようもありません。
で・・・
バスを待ち続ける謎のおじさん・・・
は、さりげに無視して・・・
横にあった時刻表を確認してみると・・・
あははは、土日・祝日は早朝の一本だけなのね・・・で、今は土曜日のお昼前・・・
あの謎のおじさん、ずっと明日の朝まで、あそこでバスを待ち続けてるのね・・・
そーいや、「バスを待ちながら」とゆー映画があったな・・・あのイメージかな・・・
いやいや、「バスに乗って」とゆー絵本もあったな・・・こっちのほうがイメージが近いな・・・
ま、いずれにしても、そっとしておいたほうがいいな・・・
閑話休題
ともかく、この日のこの区間は、我々4人だけの専用道だったのであります。
ま、地元の人が無断で進入することがあるので、特にトンネル内は気をつけて下さい、との注意は受けており、
事実、何台かは見たのですが、なにせ狭軌単線の鉄道敷ですから、そりゃあ慎重運転でした・・・
で、いよいよ最初のトンネル・・・
ま、とりあえず恒例の記念撮影をして・・・
さっきのバス停の謎のおじさんが、さりげに写ってますが、ここはさりげに無視して・・・
とりあえずはクルマでゆっくりと通過であります。もちろん、照明はありませんでした。むひひひ
新しくなった168号線が、はるか上空で交差しています。
駅の予定地か、はたまた待避所か、いくらか広くなった場所ではクルマを停めて散策しました。
そう、この時点では、まだ狭い道の真ん中に停車するのには、なんとなく抵抗がありました・・・
基本的に通過するクルマはないはず・・・なんですが・・・
168号線の古い部分は、さっきとは逆に下で交差しています・・・
かなり大がかりな土手を築いて、延々と上ってきて、国道を跨いでたんですねえ・・・
冒頭画像のあたりも、もとはこんな感じだったんでしょうか、いかにも昔の鉄道らしいですね・・・
さて、いよいよこの区間では最長のトンネルに入ります・・・
この中では、いよいよクルマから下りて、お待ちかねのトンネル内照射になるのですが・・・
と、期待させておいて、以下次号に続きます・・・
2012年02月10日
トーストブレッド!!!
スペイン産のアルジェンテ・トーストブレッドとゆーのを購入してみました。ええ、お安くなってたもので・・・
こちら、ガーリック・パセリ味・・・
ご覧のとおり、英語ではクリスプ・ブレッドと書かれてますが、裏の日本語表示シールはトースト・ブレッドでした。
パンを二度焼きしたトースト・ブレッド(ラスク)と、本来のクリスプ・ブレッドとは製法が異なると思うのですが、
このあたりの日本語表記には、なにか決まりがあるのでしょうかねえ・・・
ちなみに一番下の言語ではプチ・パン・グリルになってますね・・・これはフランス語かな・・・
で、その上はドイツ語っぽいし、二段目がスペイン語・・・なのかな・・・
こちらの一番上はガーリックで、これは英語ですね・・・で、一番下はアーリオ・・・イタリア語ですね・・・
だとすると、どれがスペイン語で他は何語なんでしょう??? こっちの表記は六言語に増えてるし・・・
で、こちらがトマト・ベーコン味・・・
一番下のポモドーロはイタリア語ですから、真ん中がスペイン語・・・つーことになるんでしょーか・・・
でも、ガーリック味にあった、他の三言語はどこに行ってしまったのか・・・
ほかにもピザ味がありましたが、ま、とりあえず様子をみてから・・・わくわく
で、さっそく試食してみましたが、画像のとおりバケットの端っこをカリカリに焼いて表面に調味した感じで、
まさにガーリック味やトマト味の、オイルのよく効いたラスクであります。
ただし、オリーブオイルらしきものが画像にはありますが成分表にはなく、かけると格段に風味がよくなりました。
ちなみにこちら、トマト・ベーコン味の最後の一個の画像であります。
夢中で食べてたのに、よく完食までに画像を撮るのを思い出したものだ・・・わははは
ま、わたくしにはガーリック・パセリ味の方があっさりしてて好み、こちらはオリーブオイルをかけると・・・
まさにカリカリのガーリックトースト、赤ワインにぴったりであります。ひっく
(ちなみに画像のオーストラリアワイン、奥様がお気に入りになり、通販でまとめ買いしたもの・・・)
一袋150g入って特価0.1kとゆーのもなかなかうれしいですし、一個でもそこそこのボリュームがあり、
一袋食べれば、わたくしでも充分な分量、キャンプの朝やお夜食にも、まさにぴったりであります。
また、賞味期限は1年程度ありますから、非常食や保存食にもよさそうです。
さて、深夜の
と・・・
さっそく翌日、追加購入してきました・・・
とーぜんピザ味も・・・
さすがにピザ味には、ピザとゆー表記しかありませんでした・・・さりげに背景がイタリア国旗になってるし・・・
ま、ピザ味もトマト・ベーコン味と似たようなもの、どちらかといえばスナックとゆー感じで、
やはりわたくしにはガーリック・パセリ味が一番、また来週、お安いうちにあるだけ買ってきて・・・
つーとこまでは先週のお話・・・
今週はですね・・・
わははは、しあわせじゃあ・・・
ま、ついでに・・・
ふつーの甘いラスクも・・・
わははは、ますますしあわせじゃあ・・・
って・・・
ダイエットはどこいったんや、98k!!!