2014年07月
2014年07月28日
ヘッジホッグ!!!その2
一週間ぶりの更新記事は、ヘッジホッグ!!!その2であります。きっぱりと
???
そう、今回はヘッジホッグについての更新記事なのであります・・・
???
わたくしにとって、ヘッジホッグはじつに5年ぶりの更新・・・
???
ええ、今回も・・・
多連装爆雷発射機!!!や、
ボカージュ・カッター付き戦車!!!
の記事・・・ではなく・・・
おなじみTNFザノースフェイスの・・・
ローカットモデルのお靴、ヘッジホッグなのであります。
で、今回はヘッジホッグについての、2009年の記事以来の更新なのであります・・・
ま、途中で、こんなモデルを購入したことはありましたが、ヘッジホッグは5年ぶりの更新・・・
2009年のはヘッジホッグHedgehog GTX XCRでしたが、今回のはHedgehog Guide GTXであります。
で、どこがどうちがうのか・・・についてはよくわかりませんが、色合いはちがいます。ええ、きっぱりと
じゃーん
クラシックカーキとアーデングリーンの組み合わせ・・・ちなみにソールパターンも少し異なるようで、
ガイドと名のついてる分、若干固めになってるような気もしますが・・・よくわかりません・・・
しっかし、このアーデングリーンとゆーお色、なんつーか・・・けっこう汚れが目立ちそう・・・
靴に関するタメになる(かも知れない)一考察P.S.
一足目のヘッジホッグについては、今後もソールが完全になくなるまで履くつもりですが、
さすがに5年間も履き続けてると、ソールは一部残ってても、防水性が極端に落ちてきました・・・
ゴアテックス・ブーティの透湿防水性そのものが落ちたのか、ソールや縫い目が綻びてきたからか、
水没だけでなく豪雨などでも、けっこう浸水するようになってきました。
買った当初は強い水流で洗い流しても内部まで浸水することはなく、出先で泥だらけになっても、
中を濡らさないように洗い流せば、街中でも履くことができたのですが、履き続けてると布生地の場合は、
やはり5年ぐらいが防水性の限界なんでしょうか・・・
まあ、外側が濡れた状態のままだとジャケットやテントなどと同様、透湿性がなくなりますので、
できれば乾いてから撥水スプレーを吹いておくのがベスト、また同様の理由から汚れもまめに、
ブラシなどできれいにしておくことも大事ですね。ま、わたくしはずっと放置したままでしたが・・・
で、今回のサイズはUSサイズで9 1/2、日本サイズでは27.5cmであります。
前のがUSサイズで10、日本サイズでは28cmでしたから、今回ワンサイズ小さくしたことになります。
ま、たまたま10とゆーサイズが通販の半額セールでは売り切れてた、つーこともありましたが、
わたくしにとってTNFの10はややゆったりめ、旅行中の車中でもくつろいで履き続ける場合や、
寒い時期に薄手と厚手の靴下を履く場合に最適で、今回のは中厚手の靴下でちょうどぐらい・・・
ただし、どちらもシューレースで調整できるので、足型さえ合えばこの程度なら気になりません。
そう、靴については試し履きをすることが絶対必要!!!といわれているのですが、わたくしの場合、
最近は通販でお安くなってるのを、てきとーに買うことにしています。わははは
ただし、これにはコツがありましてですね・・・
最初に通販で購入する前に、アウトドアショップなどで、さんざ試し履きを繰り返して確認しておけば、
毎年モデルチェンジがあったとしても、同じメーカーのよく似たタイプなら、アウトドアシューズ以外でも、
足型そのものが大きく変わることはめったにありませんから、あとは通販の激安時を狙って・・・
とゆーことも可能になるのであります。
もちろん同じメーカーでも、靴のタイプにより足型が異なる場合もありますから注意は必要ですが、
わたくしの経験からは、よく似たタイプなら大抵ハズレることはありません。
わたくし最近では、靴の種類とメーカーによって26.5cmから28cmまでのチャートが頭の中に入っており、
たとえワイズ表示がなくとも、サイズ表示だけで通販の激安を購入できるようになったのですが、
やはりアウトドア用の靴選びについては、専門店で相談しながら試し履きすることが(最初は)重要です。
さらに、その靴の主目的が何なのか、つまり整備された登山道中心なのか沢筋やブッシュにも入るのか、
重装なのか軽装なのか季節はいつか、街歩きやキャンプ、ドライブ等と兼用するのか山歩き専用なのか、
はたまた、短距離日帰りなのか長距離縦走なのか、本人の体力や技術や経験はどの程度なのか、
さらには歩くのか走るのか、によっても靴の種類は異なりますので、やはり(最初は)専門店で相談しましょう。
ま、歩行距離も短く荷重も少ない無雪期であれば、こんなローカットで軽くて柔らか目の靴が履きやすく、
街歩きからキャンプ宴会、クルマの運転や自転車乗りなどにも気軽に使えるのでオススメです。
(ただし、それなりに自転車を漕ぐ場合は、ソールは硬めのほうがはるかに快適ですね。)
いっぽう、足首が不安な場合や雨天や悪路が前提の場合、また、それなりの荷重や距離となると、
やはりミッドカット以上で、それなりに固い靴が必要になってきます。
(特に雨天や泥砂混じりの場合、ローカットタイプだとショートスパッツが別に必要になります。)
で、「ミッドカット以上で固い靴」となると、「充分な試し履き」に加えて、「充分な慣らし履き」が必要になります。
慣れない固い靴で、いきなり長時間を歩いたりすると間違いなく靴ズレしますし足を痛めることもあります。
30分程度の平地歩行からはじめ、徐々に時間と距離を伸ばしておけば安心といわれてますね。
一般的に柔らか目の靴なら、きちんと試し履きしたやつならまず大丈夫ですが、それなりに固い靴は、
本番使用する前に、ある程度の慣らし履きが必要だとゆーことを覚えておきましょう。
ちなみに、たとえお気楽キャンプ宴会でも、夜は真っ暗で石ころもあり、マムシさんやムカデさんもいますし、
泥酔してライトを持たずにおしっこに行く場合もありますから、やはり足首まで保護するような、
しっかりした靴を履いてたほうが安全・・・なんですが・・・
そんなのではテントへの出入りが大変、わたくし泥酔時には靴の脱着だけで何度も転倒してますし、
まずくつろげませんから、テントサイト用には「つっかけサンダル」がオススメなんですが、その場合でも、
石などがあっても大丈夫なように、靴底が固めで前部がガードされているタイプを選ぶようにしましょう。
ちなみにサンダルについての「一考察」も上記リンク記事の末尾にあります。タメになるかどーかは別として・・・
2014年07月22日
米軍のビビィ(ビヴィ)・カバー!!!
この暑い時期に・・・米軍のビビィ(ビヴィ)・カバーであります。
BIVY COVER・・・
90年代から米軍に配備されている、モジュラー・スリーピング・システムModular Sleeping System
を構成するパーツのうち、一番外側のカバー部分・・・
ま、早い話が、ゴアテックス3レイヤーのシュラフカバーにビビィ・ザック機能を持たせたものですね。
じゃーん
トップ側はウッドランドパターン・・・わたくしの古いゴアテックス製ECWCS上下と同じ素材です。
納入業者のHPを見たら、今は他にもいくつかのパターンがあるようですね。
ボトムとインナーはそれぞれ異なるオリーブドラブで、インナーはわたくしの古いECWCSと同じ素材でした。
TENNIER INDUSTRIES製、2003年度の納入品でしょうか・・・
説明にあるとおり、モジュラー・スリーピング・システムを構成するスリーピングバッグ(シュラフ)の中から、
最薄の「patrol」、中間の「intermediate cold weather」、最厚手の「extreme cold weather」を、
それぞれ単体で、あるいは重ねてスナップボタンで中に連結できるようになっています。
通常はこの「bivy cover」と「patrol」、「intermediate cold weather」の3点セットに圧縮収納袋が付いた、
4点セットとして兵士に支給されているようで、暑い時はこのビビィ・カバーを単体で使え、ともありますね・・・
ま、さりげに「extreme cold weather」シュラフが追加支給されたりしたら、「次はアラスカに配属かっ???」
つーことになるんでしょうか・・・
以前も書きましたが、米軍のシュラフはこれまでずっとセンタージップ・ボタン式だったのが、
このシステムからサイドジップ・ボタン式になっており、緊急脱着にはやや手間がかかるはずなんですが・・・
なにせ防水透湿性を持つゴアテックス製ビビィ・カバーをシステムの一環として新設計したわけですから、
テントそのものや、それまでタープ・シュラフがわりに使ってきた透湿性のないポンチョと防水性のない
ポンチョ・ライナーの組み合わせも今後は使わない前提で、モジュラー・システムとしての使用を考えれば、
開口部がセンターにあるよりサイドにあるほうが雨水の侵入が少ない、つーことで変更されたのでしょうか・・・
ま、素人がいくら推測してもキリがないので、細部を見ていきましょう・・・
製造番号でしょうか、9270025と読めます。
縫い目のシームテープ加工もじつに荒くったいですが、これでもかっ!とばかり、厳重に施してあります。
サイドジッパーの最上部・・・ちょうど肩口のあたりにあり、ここから上にはジッパーもボタンもありません。
ここから下のスナップボタンは、中に入れるシュラフと連結できるよう内側に向かって余分に付いてます。
サイドジッパーの最下部、フラップがかなり長めなのがおわかりでしょうか、これなら雨水の侵入も少ないでしょう。
またボトムを枯葉やマットなどで地面より若干高くしておけば、下からジッパー部分に浸水することもないでしょう。
ただ、ご覧のとおり、開口部が足元3/4程度までしかありません。
靴を履いたまま寝たり、換気や温度調整を考えるなら、フルオープンの方が有利だと思うのですが、
やはりビビィ・ザック的な使い方を優先して、少しでも開口部を少なくしたのか・・・
軍用品なので軽量化とゆー理由はないでしょうから、あるいはコストダウンのためか・・・
おそらく靴を履いたまま仮眠するような状況なら、このスリーピング・システムは使わない前提なんでしょう。
こちら・・・
頭部のボトム側に付いてるエラスティック・コード・・・ちなみにトップ側には付いてません。
ジッパーもボタンもコードもないトップ側は、顔に被って、この面ファスナー部分で止めるだけ・・・
そう・・・
ボトム側にアタマを入れ、このように絞り込んで立ち上げておいて・・・
顔の上に完全に被せてしまうと・・・
上下から浸水せず、しかも密閉されないので呼吸はできるとゆー仕組みになっています。
このあたりがふつーのシュラフカバーと異なり、ビビィ・ザック的な使い方のできるところ・・・なんですが・・・
いくら透湿性素材とはいえ、本当にこの状態で眠ったら、呼気で内側がびちゃびちゃになるでしょうし、
よほどの極寒地でない限り、口と鼻あたりの空間だけでも確保しておきたいもの・・・
で、雨天時にはヘルメットとかを利用して隙間を作ったり、虫がいる場合は顔にモスキートネットを被ったり、
といった努力を、きっと兵士のみなさんもされてるんでしょうね・・・
顔面には折りたたみ傘を立てかけるのがビバークの定番なんですが、戦場に傘は持って行かないだろうし・・・
ちなみに米軍でも、クローズドセルやインフレータブルのスリーピングマットが支給されてますので、
テントなしでもマットとの併用が前提なんでしょうが、ボトムの生地もけっこう厚くて丈夫なので、
地面からの断熱対策と浸水対策を、枯葉を敷くなど工夫すれば、単体使用も充分可能でしょう。
ま、一般のアウトドアで非常用(ビバーク用)として持つのには、けっこう重くて嵩張りますので、
やはり厚手のゴアテックス3レイヤー・シュラフカバーとして、冬期などに使うのが一般的でしょうし、
わたくしも、透湿性のある厚手シュラフカバーを持ってなかったので、今回ついつい購入した次第。
ただ、暖かい時期でも、タープだけで楽しむキャンプや、ベンチや軒先、岩屋などを利用する前提なら、
ふつーのシュラフカバー単体より、はるかに丈夫で機能的なので、安心して使えそうな気がします。
もちろんマットなどボトム部への工夫と、顔が雨や夜露で濡れない工夫は大前提ですが・・・
で、米軍では圧縮収納袋とセットで支給されるため、このカバー単体の収納袋はないのですが・・・
わたくし、こんな専用の収納袋をですね・・・むふふふ
右は大きさ比較用のFENIX MC-10で高さは10cm・・・
ゆったりめに丸めて収納して、まだ若干の余裕がありますが、ほぼ専用の収納袋・・・色合い的にもね・・・
そう・・・これ・・・
かつて、石井スポーツの粗品でもらったもの・・・wingさんにもらったシーツはずっと自宅で使ってるし・・・
ちなみに重量は、専用収納袋込み!!!で1030gでした・・・
うれしくも不可解なP.S.
これら最新の米軍モジュラー・スリーピング・システムは、デッドストックとかのフルセットになると、
モール・システム同様、けっこうなお値段で、このビビィ・カバー単体でもそれなりのお値段・・・
ま、死体袋として使われた(かも知れない)中古品ならお安いのですが、なにせシュラフ系ですから・・・
ところが今回のはどう見てもデッドストック品で不良品でもないのに、かなりお安かったとゆー・・・
じつはこれ、播磨の国にある某ミリタリーショップで見つけ、帰宅してからも気になってたのですが、
あらためてネットで調べてみると、各ショップ通販価格の半値から1/3のお値段でした・・・
で、播磨の国でこのショップを案内いただいた、「現地買い付けスタッフ」の赤チャリさんに、
「あのシュラフカバーだけど、コピー品なのかデッドストック品なのか、店員さんに一度確認してみてよ、
で、デッドストック品なら、今度は自分の目でしっかりと商品チェックして、不良品でなければ是非・・・
で、代金はとりあえず立て替えてもらって、ま、ある時払いの催促なし、つーことで・・・げひげひ」
と依頼しておいたら、数週間後に買い付け完了との画像付きお知らせメールがきて、画像を見ると、
そこには二枚のこのカバーが映っており、赤チャリさんも同時購入されてたとゆー次第。
つーことで、このカバーは赤チャリさんとお揃い、赤チャリさん、ありがとね!!! めでたし、めでたし・・・
って・・・
なんであのショップだけ、しかもこのカバーだけが安かったの???
そう、ほかの商品はふつーの通販価格とそんなに変わらなかったのに・・・
や、やはり・・・播磨の国は奥が深い・・・
2014年07月18日
遮熱?テストキャンプ!!!
(期間限定のお知らせ)
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事はこちら、募集の締め切りは7月20日です。
ええ、遮熱?テストキャンプに行ってきました・・・
当サイトのケシュアテント・フレッシュ記事へ、wingさんから「遮熱性を試しに行きましょう。」とコメントがあり、
ケシュアタープ・フレッシュとバンドック・フルメッシュテント本体との組み合わせで、いつまで朝寝できるか、
一度試してみたかったとゆーwingさんと共謀、仕事が超多忙だといってたred-bicycle(赤チャリ)さん、
仕事が超多忙でお疲れといってた川端さんを強引に誘い、関西ライト好き四人組が揃ったとゆー次第・・・
今回はめずらしくわたくしがwingさんをピックアップ、赤チャリさん宅で川端号とも合流予定だったんですが、
川端さんは出遅れて直接キャンプ場へ向かうことになり、まずは三人で姫路のイオンタウンへ・・・
で、とりあえず遮熱テスト・・・とは脈絡もなく・・・
素敵なおねいさんたちのライブを鑑賞・・・
が本来目的ではなく・・・
とりあえずライブ会場の隣にある・・・
お得なランチタイム大サービス中のお好み焼き屋さんへ・・・
ええ、鉄板テーブルの断熱性をテストしつつ・・・
とりあえずのビール・・・
と・・・
とりあえずのお好み焼き・・・
と・・・
とりあえずのから揚げと、とりあえずのご飯と味噌汁と・・・
で、さらにこの後、とりあえずの焼きそばも追加・・・
そう、関西人にとっては、お好み焼きと焼きそばをおかずにご飯を食べるのが、とりあえずの昼食なのであります。
ですから、今回のから揚げはあくまでビールのつまみで、揚物溺愛者のwingさんが強引に注文したもの、
ええ、もちろんわたくしも箸を伸ばしましたが、やはりビールにはから揚げも合いますねえ・・・
じつはわたくし、赤チャリ号にあらかじめキャンプ装備を積んで準備されてた、飲まない赤チャリさんに、
「キャンプ場の駐車場は狭いようですし、三人分なら98k号に積めますからクルマは一台で・・・」
と、移乗してもらってたのですが、その真の目的は、この昼食時のビールだったんですね。むひひひ
で、もちろん仕上げは・・・
甘いソフトクリームで乾杯!!!
「わははは、食べたし飲んだし、赤チャリさん、あとはキャンプ場までよろひくね、ひっく」
「よろひくねって・・・買い出しがまだでしょう・・・どーせビールとかもいっぱい買うんでしょ・・・」
「まあまあ、とりあえず腹ごなしにアウトドアショップでもハシゴひまひょう・・・げふっ」
とのwingさんの提案で、またまた恒例の物欲ツアーとなり、その後の買い出しでも、これまた恒例の・・・
「肉、肉、肉!!!」 「ビールもどき、ビールもどき、ビールもどき!!!」 「甘いもの、甘いもの、甘いもの!!!」
と、物欲・食欲を全開し続け、wingさんなどはそれでも飽き足らず、買い出しも全て済ませてから、
「ふむふむ、この分量だと、98kさんのポリライト28だけでは足らないようですね・・・うふっ
さっきから悩んでたクーラーボックスがあるので、やはりあれも買ってきます。いそいそ・・・」
と、またアウトドアショップに戻り、25リッターサイズのソフトクーラーボックスを追加購入したりして・・・
結局、三時間以上をイオンタウンで過ごし、ふと気づくと・・・
「ありゃま、キャンプ場の予約時間をとっくに過ぎてますね・・・あは」
「こりゃあ、川端さんも待ちくたびれてるでしょう・・・あはは」
などと細かいことは気にせず、かなり遅れてキャンプ場の受付に着いてみると、手続きや支払なんぞは、
ずっと前に到着してた川端さんが全て済ませてくれてたとゆー次第。
「で、川端さんご本人は???」
「クルマの中で爆睡されてますね・・・よほど仕事でお疲れなんでしょう・・・」
「じゃあ、宴会準備ができてから声をかけましょうか・・・」
「いやいや、支払いも済ませてくれたことだし、明日まで放置しておいて、こっそりと帰りましょう・・・」
とゆーわたくしの提案は多数決で否決され、ようやく四人が合流して・・・
とりあえずの乾杯・・・
ちなみにわたくしとwingさんは、わたくしが最近お気に入りの「ホワイトベルグ」であります。
その後はもちろん・・・
とりあえずの焼き肉宴会であります。牛タン、ロース2種、バラ、手羽中と続きました。
で、川端さんから、ライト付きのボールペンとゆーのを各自いただきました。
「これ、ボールペンとライトが分離できて便利なんですが、ボタン電池の交換はできないようです。」
とのことでしたが・・・
「どれどれ・・・」とwingさん
「分解できましたが、何か・・・」
「いやいや、こっちのは分解できませんよ・・・」
と、古いグラビア特集の載った週刊現代を眺めつつ赤チャリさん・・・
「どれどれ・・・」
「こっちも分解できましたが、何か・・・」と、次々と工具もなしに分解していくwingさん・・・
さっ、さすが陽気な廃人とゆーか、なんつーか・・・
さらに赤チャリさんからも、こんなよさげな色合いのランタンを、やはり全員がいただきました。
で、今度はランタン談義とかで、またまたおおいに盛り上がり・・・
って・・・今回キャンプの目的は、テントやタープの遮熱テストだったはず・・・
と、ようやく重い腰を上げ・・・
朝から陽の当たりそうな位置にケシュアテント・フレッシュを張った98kさん。
いやあ、放り投げて四ヶ所のペグ打ちだけとゆーのは、泥酔者にはありがたいですねえ・・・
wingさんも・・・
「って、バンドックのメッシュテントじゃなかったんですか???」
「ええ、持ってはきたんですが、けっこう涼しいし雲行きもあやしいので、いつものモンベルにしました。
ま、明日になって日差しが強くなれば、ケシュアのフレッシュタープを被せてみます・・・」
と、飲んでるわりには冷静な判断・・・
いっぽう赤チャリさんは・・・
「これはまた・・・よさげな色合いの・・・頼りなさげなテントですね・・・」
「税込・送料込0.94kだったので、ついついポチったんですが、自立しませんし耐水性も不安です。」
「わははは、これで雨が降ってきたら、まさに耐水テストキャンプになりますね・・・って、よく見たら、
シームテープもないし、むしろ耐水テスト以前の問題かも知れませんが・・・」
で、お疲れの川端さんは、眠くなったらケシュア一人用を放り投げて、そのまま潜り込むとのこと。
暗くなってからは、wingさんのスクリーンタープ内に、わたくしの新型テーブルを移動して宴会を続行。
炭火焼きは外で食べ尽くしたので、タープ内ではソーセージなどスモーク系を次々と・・・
こちら、スモーク定番のチーカマとウズラの卵・・・
のんびりとスモークして・・・
けっこうおいしくできました。
で、スモーク系も食べ尽くしたので、いったん甘いもの系に移ったあとは・・・
赤チャリさんとwingさんオススメのガーリック「風味ファットスプレッド」・・・
そのまま塗ってガーリックトーストにしたり、じゃがバターにしたり、ご飯に載せて食べたり、
フライパンで溶かして、パンに染み込ませたり、肉系や野菜系を炒めたり、まさに万能なのだとか・・・
さっそくバケットやキャベツなどで試しましたが、どれもなかなかのものでした。
ちなみにこちらは・・・
アスパラのガーリックバター炒め(正確にはガーリック風味ファットスプレッド炒め・・・)であります。
このほかにも、あれやこれやと飲みつつ食べつつ、緊急用シェルターの話題などでダベりつつ・・・
で、日付が変わる頃にはすっかりお腹がくちくなって、みなさんさりげに天気予報を見ていると、
「ありゃりゃ、明日は早朝から雨の予報に変わってますよ・・・」
「にゃにぃ、明日こそ新テントの遮熱性を試そうと思ってたのに・・・がるるる」と、悔しがる98kさん
「ま、雲行きからモンベルにしておいたのは正解でしたね。」と、冷静なwingさん
「あの0.94kテント、水漏れしたら捨てたくなるので、今から撤収してコットで寝ます。」と、赤チャリさん
「濡らすとめんどーなのでタープ内にケシュア拡げて寝ます。ふぁーい」と眠そうな川端さん
とゆー次第で、川端さんと赤チャリさんに就寝スペースを明け渡し、二人はタープを出てテントへ・・・
ま、その後わたくしは、おしっこに行ったり、朝食用のサンドイッチとビールもどきで一人宴会を楽しんだりと、
けっこう外で過ごしてたのですが、四時前に就寝した段階では、まだ雨は降ってませんでした。
で、翌朝は予報どおり、早朝からの大雨・・・
テントやタープの下に川が流れてます・・・あははは
ま、キャンプでの大雨にはすっかり慣れているみなさん・・・
まったりとモーニングコーヒーなんぞで朝食・・・
ちなみにこの朝、川端さんが着てたのは、新調されたモンベルのバーサライトジャケット!!!
平均重量168g、世界最軽量のレインジャケットで、わたくしのレインダンサーが平均重量335gですから、
ちょうど半分の重さ、トレイルランなど少しでも荷物を軽くしたい場合には最適ですね・・・
「って、あんた、これの耐水テストをしたかったから、雨乞いしたんじゃないの???」
「ふっふっふ、ようやく気づきましたか・・・」と、世界中の雨乞い術に精通している川端さん・・・
「がははは、こっちが世界最軽量のレインジャケットですよ!!!」と、赤チャリさん・・・
って、あんたのはいったい・・・
ま、トレイルランの装備チェックシーンでは、「雨具」としてこれを示すランナーも多いようですが・・・
とゆー次第で、今回はみなさん、キャンプ装備の耐水テストができて、わたくしも・・・
新テントの耐水テストができて、めでたし、めでたし・・・って・・・
今回は・・・
遮熱テストやなかったんかいっ???
やはり・・・川端式雨乞いの威力は凄い・・・そう、今回は台風一過の翌日だったのに・・・
追記です。実際にケシュア・フレッシュテントの遮熱テストになったキャンプは一年後の熊野です。
2014年07月14日
紀州街道とかふらふら
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事はこちら、募集の締め切りは7月20日です。
先週、泉州の紀州街道とかをふらふらしてきました。
紀州街道・・・
江戸時代に紀州藩や岸和田藩の参勤交代道として本格整備された、和歌山から大阪・高麗橋までの旧街道で、
大阪市内ではそれ以前からあった住吉街道なども利用しているようです。(ウィキペディアより)
ちなみに和歌山では大阪街道、泉南では熊野街道、小栗街道、若山街道とも呼ばれているとか・・・
ええ、今回はその紀州街道を、大阪から和歌山まで一気に駆け抜ける・・・
気などはさらさらないので、ま、てきとーに途中まで・・・
大和川を越えて堺市内をふらふらと南下、チンチン電車と別れると、それらしい雰囲気になってきました。
左端に見える古い建物・・・
昔の郵便局のようですね。昔はこの街道沿いに店を構えるのがステータスだったとか・・・
さらにふらふらと南下・・・
今回、いつもの友人はダホン・ダッシュP18でヘルメットやリュックも装着、やや本格的な態勢であります。
岸和田あたりまで走るつもりでしょうが、ま、てきとーなところで飲みに誘えば、たちまち挫折することは必定・・・
そう、今回こそは出先で飲んで、自転車をたたんで電車で帰るつもりなのであります。やっときっぱりと
街道の分岐点あたり・・・
ここにも堺の風物詩だった風車が復元されてました。
街道沿いの神社に立ち寄ったり・・・
石津川の鉄橋を渡るチンチン電車を眺めたり・・・
南北朝合戦の古戦場を眺めたり・・・
民家の巨大サボテンを眺めたりして・・・
紀州街道を離れ、旧26号線を少し南下すると・・・
浜寺公園の北端に到着であります。
正確には公園の北側にある巨大レジャープールや高飛び込み用プールなど、多くのプール群の北端で、
浜寺は大浜と並ぶ昔の大海水浴場だったところ、伝統ある浜寺水練学校の開催場所でもあります。
ここから西に折れ・・・
浜寺水路を渡ると・・・
高石市までまっすぐ続く、水路沿いの遊歩道・・・ちなみに対岸には浜寺公園の松林が続いてます。
堺浜と違って木陰が多く気持ちのいい道を南端まで走り、ふたたび水路を渡って市街地に戻ると、
小ぢんまりとした高石漁港であります。
で、ここから和歌山方面に向けて、さらに南下しようとする友人に、
「もうけっこう走ったし、浜寺公園内のよさげなところで軽く一杯いかがかな・・・じゅるじゅる・・・」
「それは名案・・・じゅるじゅるじゅる・・・たしか公園の北端に庭園と売店があったはず・・・」
といった、いつもの簡単な問答があり、ここから北へUターンして浜寺公園へ・・・
こちら公園南端にある交通遊園ですが、駅舎を移設したと思われる入口とホームがレトロですねえ。
実際にこのホームから公園を巡る「子供汽車」が出ており、公園の北端には途中駅もあります。
こちらがプール群を除く浜寺公園の案内図。右が北で大阪方面、左が南で和歌山方面です。
図の右下が南海電鉄の浜寺公園駅、左下が高石駅ですから、駅間まるまるの長い公園であります。
我々は案内図右端のさらに右で水路を渡り、浜寺水路の南端までふらふらと漕いで高石漁港へ、
そこで
で、右端にある「ばら庭園」(と売店)を目指し、松林を駆け抜けます。じゅるじゅる
もともと浜寺や高師浜のあたりは、万葉の頃から歌にも詠まれた白砂青松で知られる名所でしたが、
明治の初めに新田開発されて松林が著しく減少、それを嘆いた大久保利通が堺県令に働きかけ、
明治6年に日本最古の公園のひとつとなったもの・・・
つーよーな歴史は後で知った次第で、当日は松林なんぞには目もくれず、ひたすら売店を目指して・・・
で、とりあえず「ビールはあとで本格的に飲むので、チューハイ一杯ずつ!!」を買い求め・・・
自転車を置いて、いそいそと「ばら庭園」へ・・・
ええ、もちろん・・・
ばらなんぞにも、目もくれずに・・・
石橋を渡って休憩所に向かいます。
なかなか雰囲気のある休憩所・・・
眺めもなかなかのものであります。
で、ようやく・・・
とりあえずの一杯・・・
キリンの「氷結」、シチリア産レモン入り缶チューハイであります。
で、あっとゆーまに飲み干し、その後はまったりと庭園を散策・・・
水車小屋とか・・・
棚田になった花壇とか・・・下に見える建物は、右から水車小屋と休憩所とトイレであります・・・
背景の臨海コンビナートとの対比が面白かったです。
まったりと庭園を散策した後は、ふらふらと自転車を押しながら・・・
明治45年に全線開通したチンチン電車(阪堺電気軌道)の終点「浜寺駅前」を通って・・・
日本最古の私鉄である南海電鉄の、これまた日本最古の現存駅舎のある「浜寺公園駅」へ・・・
明治40年から使われている風格のある駅舎・・・
大阪市内でも、住吉公園駅(今の住吉大社駅)など、高架になる前の南海の駅舎はどれもレトロで、
風情があったなあ・・・つーかぼろぼろだったなあ・・・と、昔を偲んだのでありました・・・
ちなみに駅舎の右ウイングにある昔の一等待合室は・・・
今はギャラリーになってました。
天井が高く、風格がありますねえ・・・
で、いよいよ自転車をたたんで輪行準備であります・・・
友人はオストリッチの輪行袋、わたくしはダホンの輪行袋へ・・・
ま、一杯だけしか飲んでなかったこともあり、数分で輪行準備は完了。やはり折りたたみ式はいいですね。
友人のダッシュP-18とわたくしのエスプレッソ、想定どおり折りたたみサイズはタイヤ径の違いぐらいで、
大きな差はないのですが、重さはこちらが泥除けやキャリアを装着していることもあり、約1.5倍になり、
両方を担いでみるとその差は歴然でした。
そりゃあ、20インチの細いタイヤと26インチの太いタイヤでは、ゴムの量がそもそも違いますし、
リムやフレームも重くなるので仕方ないのですが、ここはまあ、走行時の安定性や快適性をとるか、
走行時や輪行時の軽量性をとるか、の判断になりますね。
わたくしの場合、少しでも軽量な車体で高速走行・・・つーよーな大それたことはハナから考えてませんし、
輪行といっても、せいぜい駅前からホームまでの往復とクルマに積む際に折りたたんで担ぐぐらい、
エレベーターに乗る場合などは、フレームをワンタッチで折りたたむだけで転がして乗せられるので、
エスプレッソを選択しましたが、担いでそれなりに歩く場合や、別にキャンプ装備なども持つ場合は、
やはり5kgの差は大きいですね・・・
いずれにしても、飲んで居眠りしながらでも帰れるつーのは、いいもんですねえ・・・
で、今回は自宅の最寄駅に到着してから、もちろん・・・
本格的なビール宴会となりましたとさ・・・めでたし、めでたし・・・
って、今回は昼食後にのんびり出発、走行距離もおそらく20km程度、いつもよりさらに短くなり、
しかも自宅の最寄駅まで戻ってから本格的に飲んだので、出先で泥酔して輪行で無事帰宅するとゆー、
当初の目的は果たせませんでした。(たまたま浜寺駅前に飲み屋がなかっただけですが・・・)
つーことで、次回こそは朝から出発して夕方まで往路をひた走り、目的地で泥酔して復路は輪行・・・
って、どーせ昼食でついつい飲んでしまい、その時点で挫折するのがオチか・・・わははは
(追記です。その後リベンジして、ようやく当初目的???を達成しました!!!)
2014年07月10日
チェアーキャップ!!!
2014夏・内モンゴル沙漠植林ツアーへのお誘い記事はこちら、募集締め切りは7月20日です。
(2014.7.13 記事末尾にフィールドテスト?結果を追記しました。)
とーとつに「チェアーキャップ」であります。
丸型で内径は21mm
材質はTPEとなっており、熱可塑性エラストマーのようですが、何系のTPEなのか・・・
使用上の注意の下からみっつめに、「屋外や直射日光の当たる場所では使用しないで下さい。」とあり、
太陽光線で劣化するのか、熱で柔らかくなって破れるのか、それとも土や水分がいけないのか、
じつはそのあたりが気になるのですが・・・これ以上はわかりませんでした・・・
そう、わたくしこれを・・・
この脚先のキャップ(石突き)部分に重ねて使おうと考えたのであります・・・
でへへへ
むひひひ
これで・・・
かなり接地面積が大きくなる・・・はずです・・・
そう、これを装着するチェアは・・・
最近購入したヘリノックスのタクティカルチェア・フォリッジグリーンなのであります。きっぱりと
ま、色は今回記事とは関係ないでちゅが・・・
で、こちらの脚先にですね・・・
このように被せると・・・
接地面積が増えて、地面にめり込みにくくなる・・・はずです・・・
上記リンク記事にも書いたとおり、ヘリノックスは初期のチェアワンからタクティカルとかになって、
キャップ(石突き)部分の接地面積がより小さくなっており、わたくし購入当初から気になってました。
ヘリノックスのこのタイプは、荷重を全て点で支えているため、チェアワンのやや大きめの石突きでも、
何かの拍子に、四点のうち何点かが急にズブズブと地面にめり込んで、危うく転倒しかけたことが、
これまでに何度かあったので、購入直後から径の合う(お安い)キャップを探していたのであります。
ま・・・
こんな感じで地面に接していたのが・・・
こんな感じになるだけなので、効果のほどは試してみないとわかりませんが・・・
TPE製でプラに似た剛性もあり軽くて取り外し可能、ヘリノックスの収納袋に一緒に収まりますので、
必要に応じて装着できますし、ま、あまり効果がなかったとしても、なにせセットで税込0.18kでしたので、
置いとけばいずれ何かに使えるかと・・・
って、このようにして、モノは増殖していくのでありますね・・・ぶつぶつ・・・ぶつよくぶつよく・・・
(いずれフィールドテストしてその結果を追記しますので、乞う、ご期待・・・)
(7月13日追記です。)
さっそくフィールドテスト?してきました。
ロケーションはこんな感じ・・・
キャンプ場のファイアーサークルのある広場で、けっこう踏み固められた地面です。
しばらく座った後・・・
この程度のめり込みでした。
ちなみにチェアワンなど、やや大きめのキャップ(石突き)と・・・
ほぼ同程度でしょうか・・・
さらにちなみに、二日目は早朝からの雨で広場全体がぬかるみ状態になりましたが・・・
この程度のめり込みで、キャップを外せば本体には殆ど泥は付いてませんでした。
つーことで、まだ一回の使用だけですが、今のところ使えそうだと思ってます。
ただ、一回の使用でも底の部分がけっこう傷だらけになったので、屋外使用での耐久性については、
かなり不安が残りますが、ま、なにせセットで0.18kですから・・・