2014年12月

2014年12月05日

今井町ふらふら

前回記事からの続きであります。



奈良盆地の中央部、飛鳥川沿いをふらふらと遡上し、古い町並みの残る今井町までやってきました。

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案内図の右上にある「現在地」に到着、ちなみに飛鳥川は地区の東側(右側)を流れてます。





で、案内図にもあるとおり、地区の北東端のここには・・・

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昔からランドマークになっていた、由緒あるエノキがあります。







じゃーん

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ええ、こちらの「黄葉」もじつに見事でした・・・










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さすがは「重要伝統的建造物群保存地区」、歯医者さんもそれらしく・・・








で、まずは地区の南東端にある、今井まちなみ交流センター「華甍」へ・・・

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明治時代に奈良県高市郡の博物館として建てられたそうで、今井町の歴史が無料でわかります。






さっそく今井町の食事処資料とかをもらってから内部を見学・・・

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昔の今井町のジオラマ模型・・・環濠を巡らせ守りを固めている様子がわかります。









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以前紹介した富田林の寺内町より、さらに規模は大きいようですね。







典型的な建物の模型・・・

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内部までじつによくできてました。








こちらはスケルトンモデル・・・

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いやあ、こちらもじつによくできて・・・って、ジオラマや模型ばかり紹介してても仕方ないので・・・








地区の南端に沿って西へ進むと・・・

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環濠から町に入る門が復元されてました。







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土塁と石組の組み合わせで囲んでたのでしょうか・・・







地区内に入ると・・・

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広い地区だけあって新しい家屋も見受けられますが、うまく色調などを合わせてありました。









たまたま環濠の西側では・・・

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発掘調査の現地説明会が行われてて、何重にも重なった町の歴史が窺えました。







こちら西側中央あたり、環濠を一部復元した部分・・・

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この橋を渡って地区のメインストリートへ入ります。

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右手が重要文化財の今西家住宅、ふだんは非公開のようですが、この日はたまたま開いてて、






ボランティアの方が説明されてたので、中に入らせていただきました。

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ええ、わたくしのリアキャリア上に輪行袋はなく、ジャケットと案内図だけであります。ううっ

帰りの電車に乗るためには、何か工夫しないといけません・・・






で、内部の様子・・・

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ボランティアガイドのおねいさんが指し示す天井部分は・・・







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驚くほど高くなっており、豪壮な造りであります・・・









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内装もきれいに修復されてました。






さらに地区内をあてどもなく右往左往しました。

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視界と弓・鉄砲の射線を遮るために、T字路や屈曲部が多いのが防衛上の特徴。









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こちらもT字路になってますね・・・









で、のんびりと今井町の町並みを楽しんだ後は・・・

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橿原神宮の紅葉を楽しむ予定でしたが、なにせ輪行袋を工夫しないと電車に乗れないので、
時間的余裕を考え、神武天皇陵や公苑には入らなかった・・・のですが・・・






ま、てきとーにブルーシートか大型ごみ袋を購入して、てきとーに畳んだ自転車をてきとーに包めば、
てきとーに電車に乗れるでしょう・・・なら、まだ時間に余裕があるので、あらためて橿原神宮へ・・・






・・・は行かずに、その近くにあった・・・

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餃子の王将で、まずは乾杯であります!!! 

ええ、あとはいつもどおりの展開になりましたとさ・・・どっとはらい・・・



今回は途中で輪行袋を落としてしまったのですが、結果的には駅近くのホームセンターへ行って、
ゴムベルト付きシルバーシート2.1m×1.8m=0.6kつーのを購入、これに包んで電車に乗りました。

なので往復電車利用となり、飛鳥川沿いの自転車道も15kmほどで全行程は短かったのですが、
大和小泉から大和川までの3kmほどは「落し物を探して」1.5往復、さらに今井町を右往左往したり、
ホームセンターまで行ったりしたので、自宅から駅までも含めて測ってみると40km以上あったようで、
帰宅した時点では、けっこうふらふらになってました。

ま、この日は帰宅後にシャワーを浴びてすぐ忘年会にでかけ、さらにふらふらになりましたが・・・



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2014年12月02日

飛鳥川ふらふら

先週、紅葉を求めてダホン・エスプレッソ2014で、奈良盆地の中央を流れる飛鳥川を遡上して、
古い町並みの残る今井町から橿原神宮前へと、ふらふらしてきました。


「紅葉」があったかどうかはさておき、とりあえず今回は飛鳥川沿いの自転車道をご紹介・・・



まずはJR関西本線で「大和小泉」まで輪行であります・・・

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いつもの友人と・・・ええ、足元に余裕のある補助席に座りました・・・







駅に到着後は・・・

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さっそく駅前広場で・・・









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自転車を組み立てました・・・とーぜん、まだ素面なので数分で完了しました。








ちなみに今回のわたくしの装備・・・

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ハンドルには、いつものレスポンスパックと水筒を装着してますが、リアキャリアに高級自作リアボックスはなく、
モンベルのレインダンサー・ジャケットとダホンの輪行袋を100均のバンジーコードで軽くはさんだだけ・・・


ええ、この手抜きが、直後の悲劇を生むことになります・・・ううっ





飛鳥川沿いの自転車道に出るまでは「大和中央道」の歩道を走ります。

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ここの歩道、車道との段差が大きく舗装も荒れてて、小径スリックタイヤの友人は苦労してましたが、
わたくしはマウンテンバイクなみの太い26インチタイヤなので快調にガンガン飛ばしてました。





で、3kmほど走って大和川の本流に出たので、川の画像を撮るためにいったん下車・・・

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橋をのんびり渡って、ふとリアキャリアを見ると・・・

「げげっ、ジャケットと輪行袋がないっ!!!」

「あは、凸凹をガンガン飛ばしてたから、どっかで落ちたんやろ!!!」

「うぐぐぐ・・・探しに戻るから待っててね・・・」

と、駅前まで引き返し、途中でジャケットは見つかったのですが、輪行袋は見つからずじまい・・・
人通りのない歩道だったので側溝にでも落ちたのでしょうか・・・まだ数回しか使ってないのに・・・ううっ

で、輪行袋なしでは電車に乗れないし、どうやって帰ればいいのだ・・・今夜は忘年会があるとゆーのに・・・






と、往復6km以上を探し回って疲労困憊、落胆・意気消沈しつつ自転車道に入りました・・・

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ええい、わざとらしいポーズをしやがって・・・って、わたくしが注文したのか・・・あははは









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このあたりから車道を離れ・・・









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土手へ上がっていくと・・・







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飛鳥川沿いの自転車道に出ます。









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「大和中央自転車道」とゆー立派な名称ですが、全長25kmほどで完成区間は18kmほど・・・







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除草や舗装の補修など、ほったらかしの箇所も多かったです。









今回は桜並木の紅葉がお目当てでしたが・・・

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少し遅すぎたようでした・・・








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三宅町に入り、さらに飛鳥川を遡上します。












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近鉄・田原本線の但馬駅を過ぎると・・・









「但馬のはま」・・・

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近世までの物流は舟運が主流、今では考えられない小さな川の上流にまで船着場があったんですね。







飛鳥川の右岸にぽつんとあった菅原神社・・・

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まさに氏神さま、とゆー感じのシンプルで素敵な神社で、イチョウの落葉がきれいでした。






こちらも・・・

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紅葉より黄葉がきれいでした。







柿もたわわに実り・・・

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って、手の届く範囲は盗りつくされてましたが、はるか奥に見える大イチョウ・・・










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こちらも、じつに見事な黄葉でした・・・







秋の花もあちこちに咲いてて・・・

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いつもは大阪から東に望む二上山、大和葛城山などの山並みも・・・

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まるで鏡に映したように逆向きに望みつつ、奈良盆地の中央を南下します。








このあたり、ため池も多く・・・

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ふと見ると、色鮮やかなカワセミが・・・



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ええ、この枝にとまってたのですが、カメラを向けた途端、飛び去ってしまいました・・・あはは







と、気持ちのいい飛鳥川沿いをふらふら走って、輪行袋を失くしたこともすっかり忘れ・・・

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伝統的な町並みの残る今井町の北東端「現在地」に着きました・・・


でも、どうやって電車に自転車を乗せて帰るのか・・・と、気を持たせておいて、次号に続きます。





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