2016年10月
2016年10月28日
生石山砲台と洲本城
2017年3月ボルネオ植林ツアーへの参加・苗木代ご協力へのお願い記事はこちらです。
(さらに期間限定のお知らせ)
上記の植林ツアーなど植林活動でお世話になっている現地旅行社・N嶋さんが関わられたTV番組が11月に放映されます。
11月3日(木) NHK総合 19:30~ 「珍獣と暮らしてみないか」
11月7日(月)NHK BS プレミアム 20:00~ ワイルドライフ「ボルネオ島 巨木の森 奇妙なカエルたちの王国に分け入る」
11月14日(月)NHK BS プレミアム 8:00~(同番組、再放送)
同じくN嶋さんが関わられた、上記植林ツアーで訪れるムル山の洞窟群そのものを紹介した「グレートネイチャー」は7月に放映済みですが、
いずれ再放送もあると思いますので、ぜひチェックしてご覧ください。
さて、天候に恵まれた淡路島一周???114km(一周なら150kmなんですが)のポタリングを、
おおいに苦しんだ楽しんだわたくしとwingさん、翌日の朝食後に他の宿泊メンバー四人と三々五々
お別れした後も、いつもどおり二人で缶コーヒーなんぞでまったり・・・
(あまりにまったりしすぎて傘を2本、宿に忘れてきましたが・・・)
「さて、どうしましょう。昨日午後からの雨もすっかり上がったし、体調も万全だし・・・」と98kさん
「って、どこが万全ですかっ!!! 二人して宿の階段を這うように下りてきたばかりじゃないすかっ!!!」
「まあ、階段さえなければ何とかなるかと。わたくし生石山の砲台跡に行ってみたいのですが・・・
ここからなら片道10kmほどだし、なんなら自転車で往復してもいいし・・・」
「自転車どころか二人とも歩くのさえままならないのに、何を戯言ばかりいってるんすかっ!!!
ったく、ヒルクライムなんか今の脚の状態でできるわけが・・・」
「ふっふっふ・・・じつは事前に調べてたら、今は生石山公園として整備されてて、山頂までクルマで
行けるし駐車場もあるようです。ま、そこから階段があればきっぱりと中止、つーことで・・・」
「まあ、そーゆーことなら、お付き合いしましょうかね・・・」
と、この甘い判断が、前日に続いて悲劇をもたらすことになるのですが・・・あははは
生石山砲台・・・
紀淡海峡から大阪湾への侵入を阻止するため明治以降、営々と築き上げてきた「由良要塞」の一部で、
最終的な「由良要塞」としては1903年に鳴門海峡を守る鳴門要塞が編入され4地区となってますが、
紀淡海峡では由良地区、友ヶ島地区、加太・深山地区の3地区の砲台群で構成されてました。
その由良地区の中でも生石山砲台は第1砲台から第5砲台までを擁し、同規模の友ヶ島砲台と並んで
由良要塞の心臓部となっており、わたくしは2007年に友ヶ島砲台、さらに2010年にも友ヶ島砲台、
そして2012年には深山砲台と、和歌山側の由良要塞跡でwingさんらとキャンプ宴会してましたし
軍事遺構は大好きなので、一度は訪れてみたかったのであります。ややきっぱりと・・・
で、足首を動かすとふくらはぎに激痛が走るので、アクセルとブレーキはアイサイトまかせで・・・
画像を拡大いただくと分かりますが、案内図の右端、堡塁跡にある第二駐車場に到着。
すぐ近くに第1砲台の見学テラスがあるのに気づかず・・・
(まあ、どの砲台も内部には入れずライト照射などは楽しめないので別にいいのですが・・・)
煉瓦造りの堡塁外壁に沿って、とぼとぼと歩いて行くと・・・
やがて・・・
第1砲台跡の南端に造られた展望台「紀望台」に出ます。
こちら南東側、向う側は紀伊半島の突端あたりでしょうか?
こちらは南西側なので、向う側は四国の山々でしょうか・・・
以下、第1砲台から順にさくさくっと・・・
砲台の外縁に沿って一部に木道が整備されています。まだ長い階段はありません・・・ほっ・・・
榴弾砲の砲座跡でしょうか・・・
生石山でも上から甲板を狙うための榴弾砲と横から舷側を狙うための加農砲が配備されてました。
道の左側が砲台跡ですが、柵があり中には入れません。
ふたたび海沿いに出て・・・
ここからは和歌山側の友ヶ島地区や加太・深山地区がよく見えます・・・
ま、せっかくなので30倍ズームで・・・
加太の港や、その上にある、深山砲台跡に建てられた国民宿舎も見えますね・・・
少し北にパンすると・・・
大阪方面・・・画面左側に海面から突き出ているのが・・・
大阪・南港にあるワールドトレードセンターWTCであります。かなり霞んでますが・・・
まさに大阪湾の玄関口なんですね。
この紀淡海峡の両側から砲撃すれば全ての艦船が射程内に捉えられ、外敵が京阪神の中枢部に
侵入することはない・・・と考えて、営々とこれらの要塞を築き上げた・・・のでしょうが・・・
結局、高高度を侵入する爆撃機には全く役に立たず、一度も使われることはありませんでした。
で、さらにとぼとぼと・・・
観測所跡・・・
第3砲台の棲息掩蔽壕でしょうか・・・残念ながら内部には入れません・・・
ちなみに・・・
ラムネ瓶であります・・・
こちらも内部には入れませんでした・・・
要塞の主要構造物は敵の砲撃から守るため殆どが地下に造られているのですが、ここは米軍により
戦後に徹底的に破壊され、その後もかなり崩壊がすすんでいるようです。
友ヶ島や深山のように、いまだに内部を探訪できるところは本当に貴重ですね。
と、とぼとぼと歩いて、第1砲台から順に巡ってきたのですが、第5砲台から第4砲台へ行くには・・・
やはり長い下り階段がありました・・・
前日の114km走行で脚がヨレヨレになってるわたくしとwingさんにとっては、まさに地獄への階段、
上りはまだしも、下りになると手摺につかまって這うように一段ずつ下るのがやっとでした。
で、ようやく案内図の左端にある第一駐車場に到着・・・
生石山砲台の南端から北端まで歩いたことになりますね・・・ひいひい
ちなみにこちらが・・・
由良要塞のうち、左端の生石山砲台を含む由良地区の全容であります。
砲台以外にも堡塁など様々な施設で構成された「要塞地帯」に指定された広大な区域は地図にも載らず、
戦後まで軍関係者以外が立ち入ることは一切できませんでした。
ま、ここにも展望台があったので・・・
和歌山側を望み・・・
ま、せっかくなので30倍ズームで友ヶ島をクローズアップ・・・
明治5年に英国人によって建てられ、砲台建設のためやむなく移設した灯台とか・・・
2010年には深夜にライト照射しつつ上ったVOR(航空機用無線標識)とか・・・
いやあ、懐かしいなあ・・・みなさん元気かなあ・・・TOMOさんとかaralis540さんとかwingさんとか・・・
「wingさんはここにいますが元気ではなく、さっきの階段には戻りません・・・ひいひい・・・」
「あはは、ならば一人で車道を歩いてクルマを回送してきてもらうとか・・・」
「わかりました。クルマのキーを貸してください。回送してきます。ふっふっふ」
「あっ、その含み笑いは・・・わたくしを置き去りにして、そのまま帰ろうとゆー魂胆!!!」
「わかりましたか・・・」
と、二人で仲良く車道を歩いて、第二駐車場まで戻ることにしました。
以下、帰り道でのスナップをさくさくっと・・・
自然崩壊とゆーより、明らかに戦後米軍に爆破された跡ですね・・・
ちなみにこちら・・・
スタート時に見落としていた第1砲台の見学テラスであります。
とまあ、最後には階段もあり脚はヨレヨレだったのですが、朝が早かったので昼食には早い時間でした。
「さて、次はどうしましょう。わたくし洲本城跡に寄りたいのですが・・・」と98kさん
「またまた戯言を・・・あそこは確か三熊山の山頂にあったはずですよ・・・」
「ええ、ところがあそこも山頂までクルマで行けるし、駐車場もあるようです。げひげひ」
「では、またお付き合いしましょうかね・・・ぶつぶつ・・・」
と、またまたアイサイトまかせで・・・
案内図のNo.3馬屋(月見台)にある駐車場に到着。
東西の登り石垣に多くの出丸や曲輪を持った、大規模な山城だったんですね・・・
馬屋(月見台)からは洲本温泉街が一望できます。淡路牛の鉄板焼きは旨かったなあ・・・
案内図にあった赤いルートで本丸を目指します。
大手門跡を過ぎて・・・ふつーに歩けば天守まで4分で着くはず・・・なんですが・・・
まだ長い階段はなく、ずっとスロープが続いてますね・・・ほっ・・・
と思ってたら・・・
「本丸大石段」つーのがありました。
他の本丸へのルートを探しましたが、周りは石垣ばかりで仕方なく・・・
「ひいひい、あっ脚がぁぁぁぁ」と絶叫しつつ上るwingさん。
ようやく着いた本丸からは洲本市街が一望できました。
本丸内にある売店つーか茶店で、わたくしは昔懐かしいアイスクリン、
wingさんはあたたかい甘酒でまったりと休憩。
こちら眼前に聳える
昭和3年に昭和天皇即位の御大礼を記念して建てられたとゆー模擬天守・・・なんですが・・・
なんとなくアンバランスな感じでしたね・・・
でもまあ・・・
天守台からの眺めはなかなかのものでした。
で、生石山と同じく下りの階段を這うようにして駐車場までたどり着き、前日から食べたかった
「淡路牛バーガー」を目指して、一路高速を明石海峡大橋の手前にある淡路SAへ・・・
「いよいよ、待ちに待った淡路牛バーガーじゃあ!!! じゅるじゅる」
ところが・・・ここのバーガーは、どうも見た目が二人の食欲を刺激しなかったうえ・・・
熊野キャンプのバナナみたく、トンビに持って行かれても困るので・・・
SAのレストランで・・・
wingさんは「海鮮丼」の並盛を・・・
わたくしは「淡路島玉葱・丸ごとカレー」の大盛りを食べました。
丸ごと別に煮込んだ淡路島の玉葱が甘くておいしく、お肉もいっぱいで満足しました。げふっ
で、食後は奥様用のお土産に玉葱や牛乳やヨーグルトを買ったりしてまったりと休憩し、
大橋を渡って神戸でwingさんともお別れ、苦しかった楽しかった二日間を終えましたとさ。
2016年10月24日
2016淡路島一周???
2017年3月ボルネオ植林ツアーへの参加・苗木代ご協力へのお願い記事はこちらです。
淡路島一周・・・通称アワイチ・・・
琵琶湖一周(ビワイチ)、しまなみ海道往復と並ぶ、関西ではおなじみのサイクリングコースであります。
で、先週土曜日の朝7時半に、洲本市内にある民宿の駐車場に7名が集合しました・・・
あいにくの曇り空だったのですが、いそいそと出発準備して・・・
とりあえずの記念撮影であります・・・
両サイド、お揃いチームジャージのお二人はトライアスリートで、とーぜん今回もウサギさんチームとして
一周フルコース150kmを廻られるのですが・・・
「red-bicycle(赤チャリ)さんはどうされます? 今回もとーぜんウサギさんですよね?」
「いや、アワイチは何度も走ってるので今回はカメさんチームでのんびり観光することにします。」
「で、カメさんチームは起伏の多い南の海岸コースはとーぜんショートカットするとして・・・」
「北半分を廻るかどーかですね・・・西海岸から東海岸へのショートカットが何本かありますが、
標高差が一番少ないのは郡家からのコースですね・・・」
「では、郡家まで行ってから判断しましょう・・・ま、どーせショートカットになるだろうけど・・・あははは」
「ったく・・・南も北もショートカットしたら、一周どころか半周にもなりませんよ・・・」
と、呆れ顔で南下するウサギチーム2名と別れ、カメチーム5名は温泉街から洲本市街を目指してふらふらと・・・
この時点ではwingさんも剣鉈コレクターさんもまだ元気ですね・・・
ちなみにこれ以降、例によってわたくしは余裕がなくなり、走行中の画像は一切ありませんので、
詳しくは赤チャリさんのサイトをご覧くださいね。
洲本市街を抜けると28号線を福良港の手前、八幡交差点を目指してひたすら南下します。
この間18kmほどの獲得標高は僅か100mなんですが・・・
「ひいひい、なんでこんなに上り坂があるんですかっ」とwingさん
「上り坂の手前で休憩しないと足が痛くなってきたぞ、ひいひい」と剣鉈コレクターさん
「ずっと先頭を走ってるのに、なんで上り坂になるとビリになるねんっ、ぜいぜい」と98kさん
ピークで自転車から下りて、みんなを待ちながら撮影していた赤チャリさん曰く、
「こんなのは坂ではありませんよ。きっぱりと」
「じゃあ、次のあそこは・・・」
「あれも坂ではありません。やはりきっぱりと」
「坂の判断基準つーか、定義そのものが我々とは違うのね・・・うぐぐぐ」
と、八幡からは31号線を北上して、ようやく西海岸の慶野松原に到着・・・
ここまでに何度も小休憩はしてたんですが、ここでカロリー補給したりして、ようやく一息つきました。
いっぽう赤チャリさんは・・・
愛車の写真を撮ったり・・・
「さすがデュラエースのペダルはよく廻るなあ・・・くるくる・・・」と遊んだりしてました・・・
で、31号線「淡路サンセットライン」をさらに北上・・・
「夕陽の名所らしいので、ここで宴会しながら日没を待ちましょう。」と98kさん
「今日は曇りだし、こんなところで日没になったらどうするんですかっ?」
「ウサギさんは二人ともアルファードだし、連絡して迎えに来てもらうとか・・・」
「彼らは宿に着いたら飲みたいだろうし、タクシーには自転車積めませんよ。」
「ならば誰かが軽トラックをレンタルしてですね、残りはタクシーとか・・・ぶつぶつ・・・」
ぶつぶついいつつ、ともかく先に進まないと昼食にありつけないので、さらに北上・・・
「ここの喫茶店は営業中ですよ! 甘いものが食べたいなあ・・・じゅるじゅる」
と、唯一の弱点である糖分切れになりかけてる赤チャリさん。
とか、みんなでわいわい言いながら宿からちょうど50km走って、郡家に着いたのは昼前でした。
ここで事前に剣鉈コレクターさんが調べてくれてた、肉屋さんがやってる「あわじ和牛亭」へ・・・
待ちに待った昼食であります。
メニューを見てますが、昼は焼き肉のコース以外には牛丼しかなく、焼き肉コースにすると、
ビールを飲んで挫折するのは自明の理なので、全員が淡路牛の牛丼を注文。
ええ、わたくしだけが大盛りでしたが・・・
左は大きさ比較のための並盛であります。ちなみにおいしい牛骨スープ付きでした。
もちろん完食、さらにコーヒーを注文して、さらにまったり・・・(コーヒーを飲まない赤チャリさん以外)
で、お店を出て10分後、爽健美茶を買いたいのでコンビニに寄りたいと赤チャリさんがいってたので、
ローソンに寄り道したのですが、赤チャリさんはすでに自販機で購入して遅れて到着。
「でも、まあせっかくなので・・・食後のデザートをここで買って食べましょう!!!」と98kさん
「食後のコーヒーに付いてたチョコとかばくばく食べてたじゃないですかっ!!!」
「うーむ、覚えてないな・・・でもアイスが食べたくなったぞ・・・ともかく休憩することにしましょう。」
淡路島のコンビニにはサイクルラックや工具などが用意されてるんですね。
今回はサイクリストと出会うことが少なく、利用者は我々だけでしたが・・・
眼前には瀬戸内海が広がり・・・ま、曇り空でしたが・・・
みなさんも
「で、懸案のこれからの北半分はどうします。残り60キロほどになりますが・・・」と98kさん
「郡家まで戻ってショートカットすると、30キロほどで帰れますね・・・今日はちと足が痛いので、
ショートカットすることにします。」と、めずらしく弱気な剣鉈コレクターさん
「ではわたしもショートカットコースにしようかな・・・」と、こちらはいつもどおり弱気なwingさん
「ここから先には明石海峡大橋とか名所がありますし、わたしは一周コースに行きたいです。」
と、剣鉈コレクターさんの知人のN島さん。
「大橋が徐々に見えてくるのは感動的ですよ、温泉があるのでひょっとして足湯もあるかも・・・」
と誘いかける赤チャリさん。
「生しらす丼に淡路牛バーガーなんかも食べられますよ・・・」とたたみかける98kさん
「ううっ、大橋に足湯に生しらす丼に淡路牛バーガーですかぁ・・・じゅるじゅる
ま、おいしい牛丼と甘いアイスを食べたら少し元気になってきたので、周ることにしますか・・・」
と重い腰を上げたwingさんでしたが、この判断を後で後悔することに・・・
で、剣鉈コレクターさんと別れた4人は30分ほど走って、野島断層保存館へ立ち寄りました。
まあ、他の方々は何度か訪れたことがあるうえ時間もなく、入館料も700円だったので・・・
結局、記念写真だけで済ませましたので・・・
せめて案内板だけでも・・・
で、いよいよ淡路島の北端、明石海峡大橋が見えてきたので・・・
さっそく記念撮影休憩であります。
N島さんも赤チャリさんに撮ってもらったようですが・・・
「うーむ、やはり98kさんとwingさんが邪魔して大橋が入ってませんね・・・」
「はーい、お二人とも、ちょっとの間だけ、しゃがんでてくださぁい!!!」
「ううっ、しゃがむことができましぇん。あっ、脚がぁ・・・うぐぐぐ」
とか、4人で楽しく走って大橋の直下へ到着。
さすがに迫力がありますねえ・・・
5月には、ちょうどこの対岸をポタリングしてたんですよねえ・・・懐かしいなあ・・・
とーぜん、ここでも記念撮影して・・・
まったりと食べ歩き休憩をしたかったんですが・・・
「まだ35キロ以上ありますが、このペースだとみなさんの宿での夕食にはぎりぎりですね、
それに雲行きもかなり怪しくなってきてるし・・・」と計算と観天望気までする赤チャリさん
「ええっ、足湯には寄らないんですかっ??? ううっ」とwingさん
「淡路牛バーガーも生しらす丼も食べられないのかっ!!! がるるる」と98kさん
「せめて夕食前に風呂に入る時間ぐらいは欲しいですねえ・・・」とN島さん
と、ここからは休憩時間も少なめにして、ひたすら走ることにしたのですが・・・
このような広い路側帯だと凸凹歩道を走らなくても快適なのですが、歩道もない狭い路側帯が多く、
クルマの多い車道を走り慣れていないわたくしにとっては、琵琶湖よりもはるかに怖かったですね。
さらに津名港のあたりからは雨も本格的に降ってきて、新調したヘリウム・ジャケットはよく雨を弾き、
なかなか快適でしたが、サイクルパンツやサイクルシューズはずぶ濡れになり、視界も悪くなって
マーカーライトを点滅させてても、横を大型トラックに追い越されたりすると生きた心地がしませんでした。
で、夕食時間の直前に、なんとか宿の駐車場に帰り着き、赤チャリさんとはここでお別れしました。
で、残った3人はずぶ濡れのまま宿へ、とっくに着いて入浴後のお昼寝をしてた剣鉈コレクターさんと
雨が激しくなり我々が雨宿りしてる間に追い越され、すでに入浴を終えてたウサギさん2人に待ってもらい、
あわてて入浴したのですが、浴室への階段を下りるのがwingさんとわたくしには地獄の苦しみでした。
で、入浴でようやく生気を取り戻し、待ちに待った夕食宴会であります。
いやまあ、どーもどーも、こぽこぽこぽ・・・
と、黄色い蓋の海鮮鍋料理に茶色い蓋の淡路牛の鉄板焼きに船盛も注文してくれてたようです。
とーぜん・・・
淡路島の地酒「千年一」も、どどーんと一升瓶で・・・だって、そのほうが安かったんだもの・・・
とまあ、宴会後の記念写真・・・
「後ろのお二人、もう少ししゃがんでくださぁい」
「こっ、これ以上しゃがめましぇん、あっ、脚がぁ・・・うぐぐぐ・・・」
さりげに正座しているwingさんも、じつはこの撮影後に立ち上がれなかったりして・・・
夕食宴会後も自室にみんなが集まって・・・
ウサギさん2人は元気に缶ビールや残った千年一、わたくしの持参したボルネオの「胡椒酒」なんぞで、
かぱかぱやってた・・・らしいのですが、わたくしとwingさんはもう夢うつつでした・・・
今回の走行距離は114km、赤チャリさんのサイコンによると走行時間は5時間17分、平均時速は
21.4km/hだったそうです。そう、途中で自分のサイコンをクリアしてしまったもので・・・
で、7時50分のスタートで17時20分のゴールですから所要時間は9時間半、4時間以上が休憩時間と
食事時間つーことになりますね。あははは
まあ、このぐらいの休憩ペースで急な坂がなければ、今のわたくしでも1日100kmぐらいは走れる
つーことと、やはり雨対策は万全にしておくべきつーこと、やはりご飯とお肉と甘いものは効くつーこと、
が今回つくづく納得できましたね。
ちなみに兵庫県のサイクリングマップによると、今回走ったコースの宿から数キロ手前にある
洲本・海岸通りのスタート・ゴールで、距離105.9km、最大標高差76m、獲得標高420m、
そして想定所要時間は7時間になってました。
2時間半も「想定外」の休憩をしてたんですね・・・あははは
(追記です。)
翌日wingさんと二人で淡路島を一周した???記事はこちらです。
2016年10月19日
ポタリング・ハイキング・ピクニック考
2017年3月ボルネオ植林ツアーへの参加・苗木代ご協力へのお願い記事はこちらです。
さて、今回はポタリングとハイキングとピクニックについての一考察であります。えへん
①ポター(ぶらぶらする)のing形でポタリング・・・
②ハイク(てくてく歩く)のing形でハイキング・・・
どちらも造語だそうですが、ポタリングは自転車でぶらぶらするといった意味で使われているようです。
さらに自転車でいえば、
③サイクル(自転車)のing形でサイクリング・・・
④ツアー(旅行)のing形でツーリング・・・
つーのがありますが、サイクリングは自転車で走ること自体を目的とする場合に使われるようで、
自転車競技も含めた広い意味、ツーリングは自転車を使った旅行なんですが、ツール・ド・フランスとか、
ジロ・デ・イタリアとかブエルタ・ア・エスパーニャとか、ツアーそのものの自転車競技もありますね。
いっぽう徒歩でもハイキング以外に、
⑤バックパッキング
⑥トレッキング
⑦ウォーキング
⑧マウンテニアリング
つーのがありますし、自転車で野山を巡るマウンテンバイクやBMXといったのもあります・・・
さらに国によっては、
ワンデリング(ドイツ)
ブッシュ・ウォーキング(オーストラリア)
トランピング(ニュージーランド)
といった呼び方もあるようですし、クライミングや沢歩きやケービングなどさらに細分化していけば、
徒歩を前提としたアウトドア遊びだけでもいっぱいあります。
さらにラフトやカヤックを使ったリバーツーリングなんぞも昔はよく楽しんでましたが、
とりあえず現在は、
①のポタリングと②のハイキング、
それと宴会が主目的の⑨キャンピング・・・
さらには日帰りで、やはり宴会が主目的の⑩ピクニック・・・
つーのが、わたくしのアウトドア遊びの定番になってます。
以前川端さんが某SNSで紹介されてたグランピング(グラマラス・キャンピング)つーのもあるようで、
豪華な常設テントに豪華な食事付き、まさにホテル並みですが、ここまで行くとどうなんでしょうね・・・
ま、キャンプ宴会はこれまでさんざん記事にしてますし、最近はポタリングが増えハイキングが減ってますが、
今回はポタリングやハイキングとピクニックについて(何とか一緒に楽しめないかと)考えてみました。
以前も書きましたがピクニックの語源はフランス語で英語ではポットラック(リュック)になるようで、
直訳すれば「鍋運び」、フランスの貴族が狩猟を楽しんだ後、使用人に鍋などを運ばせて調理させ、
野外で宴会を楽しんだもの、やがて19世紀に入って鉄道や公園の普及とともにこれが一般化して、
イギリスやフランスで、郊外や公園に出かけて宴会するピクニックが定着していったとか・・・
一般化した段階でイギリスではサンドイッチなど、フランスではバケットにパテなど、調理を要しない食事
となったようですが、やはり語源は「鍋運び」、日帰りでも野外での鍋料理を入れたいところです。
フランス貴族の狩猟後の「鍋運び」と同じく、日本でも武士の鷹狩後の「野掛け振る舞い」とゆーのが
あったそうですが、江戸時代後期には花見や潮干狩りなど野外での日帰り宴会が一般化したようです。
ま、こちらもピクニック・バスケット同様の「提げ重」に入れた調理を要しないものが主流だったようで、
中には燗酒保温用の火鉢みたいなのがセットになった豪華版もあったようですが、「野外での鍋宴会」
といった習慣はなかったようです。
ただ、七輪での一人鍋はけっこう普及してたようで、これが明治期の「牛鍋」へと続くらしいのですが、
あくまで室内での鍋料理が前提、七輪は持ち運びできるので野外鍋宴会には最適だったのにね・・・
わたくしはポタリングやハイキングを楽しむ際にも、本来はピクニック(野外宴会)をメインにして、
できれば鍋や焼き肉もしたいところなんですが、自転車や徒歩では荷物が大変だし飲んでしまうと
帰路が危険だし、やはりクルマで行くキャンプ宴会がメインになってます・・・
ちと外れますが、チキンラーメンTVCMの最初期版を見てたら「登山にキャンプにドライブに!!!」
というCMソングとともに、アニメキャラがチロルハット被ってピッケル持って「オープンカー」に乗って
登山にキャンプにと、お出かけしてました!!!
そう、当時は「登山にキャンプにドライブ」が最もトレンディでリッチなアウトドア遊びだったんですね。
その頃の道路は一級国道でも殆どが未舗装、観光地周辺などに「ドライブ・イン」が登場する以前で、
ファミレス・コンビニ・道の駅はもちろん、高速道路そのものがないのでSAやPAが存在するはずもなく、
クルマの性能と道路事情から故障やパンクも日常茶飯事のうえロードサービスや携帯電話もないので、
郊外へ日帰りドライブといっても、今でいえばサポートなしのキャメル・トロフィーやパリダカといった状態、
まさにオフロード・サバイバル・アドベンチャー!!!だったんでしょうね。
また登山でも携行食といえばカンパンか重い缶詰ぐらいで、キャンプでも薪を集めて炊く飯盒めしがメイン、
もちろんレトルト食品も保冷剤も缶ビールもないので、日持ちするジャガイモ・ニンジン・タマネギなどと
調味カレーペーストも当時はなかったので、カレーパウダーだけのカレーライスか味噌を溶いただけの豚汁、
これに重いスイカや瓶ビールを担いで行って、川や海で冷やせば最高の贅沢だった時代・・・
チキンラーメンはリッチな「登山にキャンプにドライブ」における画期的な高級携行食だったんですね。
さらに外れますが、過日のテレビ番組で「新しいトレッキングの楽しみ方」つーのがあり、ウルトラライトや、
冷凍食品を使ったクッキングと合わせて、「登山」ならぬ「下山」とゆー楽しみ方も紹介してました。
ロープウェイやリフトなどで山頂まで登り、のんびりと「下山」を楽しもうとゆートレッキング・スタイルで、
朝から山頂を目指すのではなく山麓を目指すため、時間的にも体力的にも気分的にもゆとりが生まれ、
のんびりトレッキングが楽しめるこのスタイル、わたくしも昔はよくやってました。
いっぽう、わが国でサイクリングが本格的に普及するのは1964年の東京オリンピック前後だそうで、
スポーツ振興の一環としてスポーツ車の国産化、自転車道の整備などが国策として推し進められたとか。
ちなみに日本ではじめて「サイクルトレイン」が運行されたのは、東京オリンピックの翌年に制定された
「体育の日」を記念した大阪駅・相生駅間だったそうで、これはぜひ復活してもらいたいなあ・・・
その後、ツール・ド・フランスにシマノのパーツがはじめて登場するのが1973年ですから、10年ほどで
産業振興はいちおー成功したものの自転車道の整備やサイクリングへの理解はまだまだですから、
2020年の東京オリンピックが再び起爆剤になってくれるといいのですが・・・
ただまあ、ビッグイベントを契機に国策として国民啓発や産業振興、インフラ整備をするといった手法は、
もはや時代に合わないのかも知れませんが・・・
ちなみにヨーロッパを自転車で走ったことのある何人かの知人は口を揃えて、サイクリングへの理解が
日本とは桁違いで、車道でも全てのドライバーがサイクリストを優先してくれるといってました。
イタリアから我が家にホームステイしてた青年は、スポーツにはまったく興味がないタイプでしたが、
それでもジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスの歴代有名選手や名勝負のあった峠などは諳んじてました。
一時期の日本の野球以上に、昔から誰もが知ってて誰もが楽しむ国民的スポーツなんですねえ・・・
そーいや自転車競技は近代オリンピックの第一回大会から、ずっと正式種目になってるそうです。
閑話休題
一考察といいつつ、例によって思いつくまま書いてきましたが、やはり日帰り前提のピクニックだと、
ポタリングやハイキングと組み合わせるのはかなり無理があるようです。
ハイキングなら下山してから、ポタリングでも自転車を輪行袋に入れてから、が正解でしょう。
ならば由緒正しきピクニック、本来の日帰り「鍋運び」宴会を楽しむにはどうすればいいか・・・
まず電車で近郊の山へ行って、山頂宴会でも山腹宴会でもなく、安全に駅まで帰れる山麓宴会が基本、
これなら重い食材や大きなクーラーボックスだって何とか担いで行けるし、飲んで食べた帰り道も安全、
さらにお手軽に、大規模公園の芝生とかでやれば、まさに19世紀のピクニック・・・
まあ、お花見シーズンに焼き肉つーのは周りに迷惑ですが、小さなバーナーでの簡単な鍋料理や
燗酒を楽しむぐらいはいいでしょうし、郊外で誰もいなければ、小さなバーナーでの鉄板焼きぐらいなら、
安全で後始末も簡単でしょう。
で、ピクニックは野外宴会そのものが目的ですから、やはり椅子とテーブルとクーラーボックス、
バーナー・クッカーセットと生鮮食材ぐらいは持って行きたいところです。
19世紀のヨーロッパや昭和30年代の日本とは異なり、今では自宅冷凍・レトルト・フリーズドライと、
食材の保存技術も格段に進化し、クーラーボックスや保冷剤も高性能になって、椅子やテーブルなども
小型軽量化してますから、ピクニック・バスケットにラグマットとゆー伝統的なヨーロッパスタイルや、
提げ重に緋毛氈とゆー伝統的な日本の花見スタイルに固執することもないのですが・・・
やはりどちらも魅力的なんですよね・・・じゅるじゅる
小型軽量な椅子・テーブルセットでまったりしつつ、鍋や焼き肉で冷たい缶ビールつーのもいいし、
高級ラグマットでまったりしつつ、バケットにパテなんぞでワイングラスを傾けるつーのもいいし、
緋毛氈でまったりしつつ、三段重ねの提げ重に入った煮しめ料理で猪口から日本酒つーのもいいし、
うーむ、どのスタイルもコンプリートで揃えたくなってきたな・・・と、またまた物欲が・・・
おまけ画像・・・
ポタリング・・・その後宴会???
ハイキング・・・その後宴会???
で、こちらは昭和30年代風のピクニック・・・
だったのかっ???
2016年10月13日
2016秋・熊野キャンプ報告
2017年3月ボルネオ植林ツアーへの参加・苗木代ご協力へのお願い記事はこちらです。
先週末から今週の月曜日まで、恒例の熊野キャンプに参加してきました。
今回の参加者は総勢11名だったんですが、金曜日の夕方に現地入りしたのはわたくしだけ・・・
ええ、広大な河原を一人で独占して・・・
とりあえずテントとタープを設営、椅子とテーブルとクーラーボックスをセットすれば・・・
まずは・・・
道中で買った和歌山名産のさんま寿司や・・・
レトルトおでんなんぞで・・・
一人宴会であります。
「そーいや今回はダイエットキャンプにするので、食事はお粥がメインとかいってたな・・・
で、熊野本宮や新宮、湯ノ口温泉などを毎日サイクリング、しっかりダイエットして帰りましょう・・・
とかいってたのは・・・わたくし本人だったかな・・・あははは
ま、みなさん用には糖質ゼロや75%OFFのビールもどきを持ってきてるし、まともなビールなんぞは
今のうちに消費しておかねばなるまいな・・・かぱかぱ、ごくごく、ばくばく、げひげひ」
とかやってたのですが、当日の会議が終わり次第、夕方には出発といってた剣鉈コレクターさんから
「会議後の飲み会にも行ってしまい今やっと帰宅しました。仮眠してから出発します。ひっく・・・」
とメールが入ったのは、すでに9時半を過ぎてから・・・
で、彼より少し遅れて到着予定だったwingさんにあわててメールすると、
「同行のボルトアクションくん夫妻と今やっと合流したので、これから三人で飲もうかと・・・むひひ」
との返信が・・・うぐぐぐ
わたくしキャンプでの一人宴会つーのはじつにひさしぶり、広大な河原にたった一人とゆーのも、
これはこれで楽しみなのですが、担いで行くソロキャンプだと、早めに寝て翌日の行動に備えるのに、
日付が変わってからも一人宴会を続けてると、さすがにへろへろになってしまいました。
結局、wingさんら三人は深夜1時半過ぎ、剣鉈コレクターさんは早朝5時半過ぎの到着となり、
前日の日暮れ前から飲んでたわたくしは、1時間ほどの仮眠だけで朝を迎えました。
前日は時折霧雨がパラつく天候だったのですが、土曜日には晴れ間も出て大宴会場が完成・・・
朝の特大ハンバーガー宴会からはじまって・・・
昼の焼き肉宴会に切れ目なく続くころには・・・
五人でひたすらばくばくごくごくと・・・
「って、今回はダイエットキャンプじゃなかったんですか?」
「天気も今のところ上々だし、サイクリングには行かないんですか?」
「いや、飲み物は糖質OFFビールや糖質の少ない蒸留酒だし、焼き肉も炭火焼で脂は落としてるし、
それにサイクリング中に雨が降り出しても困りますから、本日はまあ・・・あははは」
「うーむ、どう考えてもダイエットキャンプとは程遠いような・・・」
「ならば夕食の焼き物は牛肉からシーフードに切り替えましょう。しかも、とびきりヘルシーな・・・」
「プリン体の多い魚卵の入っていない「男ししゃも」です。きっぱりと」
「よくまあ、そんなの探してきましたね。」
「いや、ふつーの子持ちししゃもの1/4程度のお値段だったもので・・・がははは」
「でもオスだけどうやって選別したんだろ・・・もぐもぐ・・・まあ子持ちししゃもの卵抜きですね・・・」
「こんなのも持ってきたので焼きましょう。」とボルトアクションくん
「こりゃまた巨大なホッケ!!! しかも尾頭付き・・・」
ちなみに焼き網の上に一匹残ってるのが「男ししゃも」であります・・・
とか、左の缶詰シーフード・アヒージョとか、いちおーはシーフード中心の夜宴会にはなったものの、
ボルトアクションくん夫妻のさまざまな土鍋スモークに、wingさんおなじみの炊き立て卵かけご飯とか
スパークリングワインとか、大量の生バジル・ソーセージとかが出てくると・・・
「やはりご飯には焼き肉もあうなあ・・・あっ、まだ追加の肉がありますか・・・どんどん焼きましょう・・・
それにスモークやソーセージには、やはりワインとガーリックトースト・・・ごくごく、むしゃむしゃ・・・」
と・・・
結局は夕方から深夜早朝さらに朝食昼食夕食夜食と、いつもどおりの飲み続け食べ続け・・・
って、どこがダイエットキャンプやねんっ!!!
土曜日の夜は日付が変わる直前に、いつもの剣鉈コレクターさんの知人夫婦も到着したのですが、
彼らがテントを張り終える頃には雨が本格化し、キャンプサイトは水溜り状態になりました。
日曜日も朝から降ったり止んだりだったのでサイクリングはあきらめ、わたくしは新wing号に便乗して、
朝から湯ノ口温泉へ、今回はwingさんの運転だったので「風呂上がりの一杯」も味わえました。
温泉の寝湯では隣の方から「筒井康隆氏に似てますね、大ファンなんですよ。」といきなり話しかけられ、
わたくしも氏の作品は大好きだったのですっかり意気投合、wingさんと三人で話してたのですが、
なんとランドナーで世界一周もされたそうで、今でも熊野のご自宅から宮崎のご実家までランドナーで
帰省することがあり、来年春には自宅を改造してライダーズ・ハウスとして開放したいとか・・・
いやあ、じつに楽しみであります。
と、「朝湯・朝酒」でさんざんまったりして、昼前にキャンプサイトに戻ると・・・
剣鉈コレクターさんの知人の若手四人組が到着してました。
ちなみに左端、耐熱グローブを嵌めてる彼のTシャツの胸元・・・
なかなかの人生訓でありますね・・・
で、彼らが焼き肉を食べつつワインを飲みつつ作ってくれたのが・・・
アウトドア用の炭火ピザ窯を持参して、自家製の生地をその場で伸ばして作ってくれた・・・
各種の本格手作りピザに・・・
本格的な砂肝アヒージョなんぞのイタリア料理・・・
いやあキャンプで本格イタリア料理を味わうなんて、じつにひさしぶりでした。旨かったなあ・・・
で、おいしい料理のお礼に、今や熊野キャンプの伝統ともなった・・・
バナナによるトンビの呼び寄せ方法を伝授したり・・・
巨大な小川テント「ティエラ」の立て方を伝授したり・・・
って約1名、指導教官風のあやしいおじさんが混じってますが・・・
若者たち、特に若い女性が加わるとキャンプサイトが一挙に華やかになりますねえ・・・
「さあさ、このキャンプでは貴重な国産牛の焼き肉をどんどん食べてね!!!」と剣鉈コレクターさん。
「このキャンプ名物のバジル・ソーセージのスモークですよ!!! 1本100g、全部で20本あるからね!!!
これを食べ切らないと、次のつみれ鍋にはありつけませんよ!!! げひげひ」と98kさん。
「これを若い人たちにプレゼントします。」と素敵なクリアファイルを出してきて渡そうとするwingさん。
「ありゃ、こんな素敵なファイル、わたくしもらったことないぞ!!!」と、さっそく抜き取ろうとする98kさん。
「あんたの分はありません。若い人だけです。がるるる」と、取り返そうとするwingさん。
とか、みんなで仲良く? 延々と飲み続け、食べ続けましたとさ。
って、どこがダイエットキャンプやねんっ!!!
この日の夕方からは天候も完全に回復、星空もきれいでしたが若者組は当日早朝の出発でしたし、
残りのメンバーは前日、前々日から飲み続けのため、10時半過ぎには全員が就寝しました。
で、最終日のキャンプサイトの様子・・・
まさに雲一つないピーカンで、ずぶ濡れだったテントやタープも完全に乾きました。
ちなみに・・・
みなさんとは反対側に隔離された、いびきのうるさい約2名が今回使用したテントであります。
強烈な朝日を避けて、まったりと朝食・・・
朝食のメインはバジル・ソーセージとスクランブル・エッグとバケットのオリーブオイル・トースト・・・
でしたが、残ってた焼き肉なんぞもたっぷりと・・・さすがに帰路があるので飲めませんでしたが・・・
って、最終日の朝食まで・・・どこがダイエットキャンプやねんっ!!!
連日ガラガラだった瀞峡観光のジェット船も、この日は快晴でほぼ満席でしたね。
で、みなさん三々五々の解散で・・・
昼過ぎまでまったりしてたのはwingさんとわたくし、それにつき合わされたボルトアクションくん夫妻。
で、遅めの昼食は古道歩きの里ちかつゆで・・・
わたくしは熊野牛の肉そばとめはり寿司のセット・・・
ボルトアクションくん夫妻は和歌山ラーメンと熊野牛の他人丼をお二人で・・・
wingさんは熊野古道弁当を・・・
「そっちもおいしそうやな・・・一口ちょうだい・・・じゅるじゅる・・・」
「あげません。きっぱりと。」
と・・・仕方なく・・・
わたくしは和歌山名産のみかんソフトを追加しましたが・・・
って、キャンプサイトを離れてからも・・・どこがダイエットキャンプやねんっ!!!
で、帰りは高速の渋滞を避けて山の中を有田まで・・・
途中、椿山ダムにある「日本一のヤッホーポイント」に立ち寄りました。
このフェンスポールあたりから対岸に向かって叫ぶと、見事に山彦が返ってきます。
ま、せっかくなので・・・
対岸のヤッホーポイントまで渡り・・・
お互い記念撮影をしたり、お互い落としあいをしたりして遊びました・・・ざぶーん
次回の熊野キャンプは来年のGWの予定です。機会が合えばご一緒しましょう!!!
2016年10月05日
トレッキング・ソックス
2017年3月ボルネオ植林ツアーへの参加・苗木代寄付へのご案内記事はこちらです。
で、わたくし今週末から恒例の熊野キャンプに行きますので、しばらく記事の更新ができませんが、
どうかご心配なく・・・って、誰も心配してないか・・・あはは
つーことで、とーとつにトレッキング・ソックスのご紹介であります・・・
ええ、ご推察のとおり・・・特別割引で半値以下になってたもので・・・
高級メリノウール混紡で、消臭機能はじめ様々な機能が付いた登山向け。
立体設計のため左右非対称だそうで、わかりやすいLR表示が付いてます。
いっぽうこちら・・・
現在愛用中のやつなんですが、同様のLR表示がおわかりでしょうか・・・
ええ、よほど目を凝らさないと見えないので、わたくしてきとーに履いてました。
これらのトレッキング・ソックス、その名のとおり本来はトレッキング用なのですが、山歩きの回数が
極端に減ってるわたくしは、これからの季節のポタリング用に使うつもりなのであります。
サイクルパンツ(レーパン)を履いてみて気づいたのですが、サポート機能、特にコンプレッション効果で
確かに疲れが軽減されるつーか、それなりの距離を漕ぐ場合には効果があるように感じました。
これまでずっと「ぴっちりしてたら通気性は悪いし苦しいだけやないか・・・」と思ってたのですが、
ロードレーサーやトレイルランナーはもちろん、ふつーの山歩きでも街中のジョギングでも最近は
よくサポートタイツを見かけますし、テーピングと同じく疲労だけでなく怪我の予防効果もあるようですね。
昔は山歩きでもサイクリングでもスキーでもゴルフでも、すべてニッカーボッカーが正装でしたが、
これにガーター(ゲートル)を正しく巻いた場合、ふくらはぎには同様の効果があったんでしょうね。
着圧で不要な筋肉の振動を抑えて疲労を軽減、さらに血流を高めることで「むくみ」の原因となる
疲労物質が溜まるのも軽減するのがコンプレッション効果のようですが、ソックスやパンツなんぞは
まだいいとして、コンプレッション機能のあるぴっちり上衣つーのは、やはり(お腹が)苦しそう・・・
で、わたくしはゆったりめ上衣なのですが、やはりお腹の
ま、これはこれでダイエット効果があっていい・・・のだろうかっ???