2020年10月
2020年10月29日
Go To トラベル de 納骨!!!
せっかくなので・・・
Go To トラベルで納骨してきました・・・
って、なんとゆーバチあたりな・・・
先週の土曜日、ちょうど母親の命日に、檀家寺の住職に回向いただき一周忌の法要・・・
・・・を無事に済ませて、その足で家族そろって高野山へ・・・
そう、高野山真言宗では一周忌の前後に高野山へ喉仏などの本骨を納めるのが通例で、
それぞれの家ごとに檀家寺から指定されている、高野山での菩提寺が別にあります。
それぞれの菩提寺で3年ほど法要いただいた後は、すべて高野山・奥之院に納骨されますので、
わたくしも、いずれは奥之院に入って未来永劫、一緒に暮らすことになりますね。
で、我が家の場合は高野山では「蓮華定院」が菩提寺になり、18年前の父親の納骨には日帰りで
行ったのですが、ここは宿坊もやってて「Go To トラベルが使える」とのことだったので、
今回は家族そろって一泊で・・・
土曜日はトンネルの事故閉鎖とかで暗くなってからの到着、翌朝の画像になりますが・・・
高野山・蓮華定院であります。
六文銭の提灯が下がってますが、ここは信州真田家の菩提寺でもあり、関ヶ原の合戦後、
真田昌幸・信繁(幸村)親子が幽閉されていたところ、大河ドラマ「真田丸」で脚光を浴び、
それ以降もコロナ禍までは、宿坊の予約が取れない盛況だったようであります。
ちなみに我が家は真田家とは何の関係もありませんが・・・
つーことで・・・
由緒ある「真田坊」で夕食宴会!!!
真言宗なので麦般若も般若湯も飲める三の膳付きフルコースでした!!!
ま、あくまで精進料理のフルコースでしたが・・・
そーいや、昌幸が徳川方についた長男の信之に「米が切れたよう、焼酎も飲みたいよう!!!」と
ここから、こっそりと要請していた手紙も残ってましたね。
ちなみにこの夜に給仕いただいてたのは・・・
ここから高野山大学に通学しているとゆー、内モンゴル自治区からの留学生でした。
昔は女人禁制で、別に女人高野つーのもあったのですが・・・
彼女、フフホト近郊の出身だそうで、日本人ボランティアによるクブチ沙漠の緑化については
以前から聞いてたけど、実際に植林に行ったことのある日本人と会うのははじめてとのことで、
大いに話が弾みました。
ご両親がそれぞれ漢族とモンゴル族で、最近の自治区の情勢では複雑な事情もあるようで、
尼僧になる修行を終えてから帰国するかについても悩んでおられるようでした。
わたくしが植林ボランティア活動で内モンゴル自治区を訪れていた、この20年間だけでも、
漢族とモンゴル族の関係、中国語とモンゴル語の扱い方、外国人の扱い方などは、何度も
ころころと変わってましたね。
我々ボランティアの日本人も排斥されたり歓迎されたり、少数民族の言語や習慣についても、
その時々で優遇したり制限してたように感じてましたが、今は同化政策の強化時期なのか、
チベットや新彊ウィグルと同様、内モンゴルでもかなり厳しい情勢になってるようです。
仏教についても、中国西北部ではチベット仏教の影響も大きいですから、その意味でも、
彼女の立場は一層複雑なのかも知れませんね。
情勢に翻弄されることなく自分の信じた道を確実に進んで行ってくれることを願うばかりです。
と、精進料理で宴会なんて、わたくしはじめてでしたので、ごく一部をご紹介・・・
ま、「Seat of a child」は二の膳まででしたが・・・
高野山名物の胡麻豆腐・・・
いかにも精進料理らしい山菜にゅうめん・・・ずるずる
鰻の蒲焼・・・ではありませんが、お味はそっくりでした。
食べる前に撮ればいいものを・・・
天ぷら盛り合わせ
もちろん中央は海老・・・ではありません。
精進料理らしい炊き合わせ
そーいや高野豆腐も高野山の名物でしたね。
松茸の土瓶蒸しと、白身魚のすり身・・・ではない何かの真薯のお吸い物・・・
土瓶蒸しにも魚は使ってないはずですが、普通のより出汁がはるかに濃厚でしたし、
真薯は食感もお味も魚そのもの、いったいどうやって作るんでしょうね・・・
食後、子どもたちは大広間を走り回り、大人たちはまったりしてから廊下に出ると・・・
ライトアップされた石庭が見事でした。けっこう冷えてきましたが・・・
んで、部屋に戻ると・・・
やはり真田家ゆかりの宿坊らしいですね・・・
それにしても・・・
このフリース・ブランケット、オリーブ地だったらお土産に欲しかったな・・・
と、翌日は早朝から本堂での・・・
納骨法要を無事に済ませました。
(奥様がスマホで撮ってた)早朝勤行を終えたばかりの留学生・・・
さすが法衣を纏うとキマってます・・・スリッパが可愛い過ぎたけど・・・
この後、彼女とは廊下でもお会いし、昨夜からの続きで沙漠緑化や自治区の情勢などで
再び話が弾み、彼女からメアド交換とかの申し出も・・・
この記事を見てたら連絡ちょーだいね!!!
と、早朝の法要を終えての朝食・・・
朝は旅館の朝食から焼き魚や卵焼きを抜いたような精進料理でしたが二の膳付き・・・
ま・・・
「子ども膳」はさらにシンプルで一膳とフルーツ皿でした。
で、朝食後には宿坊利用者限定の「般若窟」を見学させていただきました。
真田昌幸・信繁(幸村)親子(TV真田丸では草刈正雄と堺雅人)が実際に幽閉されていた座敷で、
その後に改築はされたものの、当時のままに改築されているとか・・・
座敷や廊下には様々な歴史文献も展示してあって、いちいち紹介できませんが、前述した
信之(TV真田丸では大泉洋)宛ての「米と焼酎が欲しいよう」手紙などもありました。
ちなみにこちら側には・・・
池泉回遊式の庭園もあり、真田親子も眺めていたのでしょうか・・・
せっかくなので、すぐ裏にある真田家墓所も見学・・・
徳川方についたお兄ちゃん(信之)は、松代藩の初代藩主として立派に祀られてました。
と、この日は高野山の名所めぐりも予定してたのですが、乳児連れでの奥之院往復は難しく、
壇上伽藍を外から眺めたぐらいで、後はメインストリートの土産店めぐりへ・・・
そう、Go To トラベルのおまけクーポンがけっこう付いてたのですが、当日限りだったし、
和歌山県の隣接府県でも使えたのですが、下山してから探すのもめんどーだったし・・・
つーことで滅多にお土産を買わないわたくしですが、今回はたっぷりと・・・
クーポンが使える店は盛況だったし、今回は高野町の「高野山応援プレミアム商品券」も
使うことができ、お土産も含めた総費用は通常時の半額以下で済ませることができました。
ま、納骨料におまけクーポンとかを使うことはできませんでしたが・・・
って、このバチあたりめがっ!!!
ぐだぐたとP.S
世界遺産登録以来、増え続けていた外国人観光客に対応するため、蓮華定院さんでも最近、
大改装をされたようで、全室のトイレは最新式の全自動洋式だったしエアコンはもちろん
ヒーターもWiFiも完備、乳児同伴のため長男家族と次男家族が別々に利用した完全個室は、
広い洋式バスルーム付きで、外国人が憧れる高級旅館なみの設備になってました。
外観などを変えずに大改装するには相当な投資もされたはずで、いよいよこれからというときの
世界的なコロナ禍で、宿坊の経営も大変なようでした。
Go To トラベルやGo To イート、外国人観光客の受け入れについては、様々な意見がありますが、
宿泊・観光・飲食業が危機的な状況なのは事実で、支援策でいくらかでも活況が戻っている、
とゆーことも今回の高野山で実感しました。
あとは感染対策との兼ね合いをどうするかですね。
一刻も早く治療薬やワクチンが普及して、自由にあちこちに行ける日が戻って欲しいものですね。
さらに世界情勢も不安定になってきており、特にアメリカと中国では、今後の国内問題の多発が
心配ですし、それに影響される各国間や民族間のせめぎあいも心配されます。
どの国でも弾圧や武力衝突に発展すれば、これまで築いてきた環境保全の取り組みなんぞは
あっとゆー間に全てが「おじゃん」になります。
この点でも弾圧や武力衝突は、何としても避けるべきですが、紛争の根源は貧富の格差が殆ど、
世界の人たち(と地球)のために、自分にもできることを見つけましょう!!!
Go To トラベルで納骨してきました・・・
って、なんとゆーバチあたりな・・・
先週の土曜日、ちょうど母親の命日に、檀家寺の住職に回向いただき一周忌の法要・・・
・・・を無事に済ませて、その足で家族そろって高野山へ・・・
そう、高野山真言宗では一周忌の前後に高野山へ喉仏などの本骨を納めるのが通例で、
それぞれの家ごとに檀家寺から指定されている、高野山での菩提寺が別にあります。
それぞれの菩提寺で3年ほど法要いただいた後は、すべて高野山・奥之院に納骨されますので、
わたくしも、いずれは奥之院に入って未来永劫、一緒に暮らすことになりますね。
で、我が家の場合は高野山では「蓮華定院」が菩提寺になり、18年前の父親の納骨には日帰りで
行ったのですが、ここは宿坊もやってて「Go To トラベルが使える」とのことだったので、
今回は家族そろって一泊で・・・
土曜日はトンネルの事故閉鎖とかで暗くなってからの到着、翌朝の画像になりますが・・・
高野山・蓮華定院であります。
六文銭の提灯が下がってますが、ここは信州真田家の菩提寺でもあり、関ヶ原の合戦後、
真田昌幸・信繁(幸村)親子が幽閉されていたところ、大河ドラマ「真田丸」で脚光を浴び、
それ以降もコロナ禍までは、宿坊の予約が取れない盛況だったようであります。
ちなみに我が家は真田家とは何の関係もありませんが・・・
つーことで・・・
由緒ある「真田坊」で夕食宴会!!!
真言宗なので麦般若も般若湯も飲める三の膳付きフルコースでした!!!
ま、あくまで精進料理のフルコースでしたが・・・
そーいや、昌幸が徳川方についた長男の信之に「米が切れたよう、焼酎も飲みたいよう!!!」と
ここから、こっそりと要請していた手紙も残ってましたね。
ちなみにこの夜に給仕いただいてたのは・・・
ここから高野山大学に通学しているとゆー、内モンゴル自治区からの留学生でした。
昔は女人禁制で、別に女人高野つーのもあったのですが・・・
彼女、フフホト近郊の出身だそうで、日本人ボランティアによるクブチ沙漠の緑化については
以前から聞いてたけど、実際に植林に行ったことのある日本人と会うのははじめてとのことで、
大いに話が弾みました。
ご両親がそれぞれ漢族とモンゴル族で、最近の自治区の情勢では複雑な事情もあるようで、
尼僧になる修行を終えてから帰国するかについても悩んでおられるようでした。
わたくしが植林ボランティア活動で内モンゴル自治区を訪れていた、この20年間だけでも、
漢族とモンゴル族の関係、中国語とモンゴル語の扱い方、外国人の扱い方などは、何度も
ころころと変わってましたね。
我々ボランティアの日本人も排斥されたり歓迎されたり、少数民族の言語や習慣についても、
その時々で優遇したり制限してたように感じてましたが、今は同化政策の強化時期なのか、
チベットや新彊ウィグルと同様、内モンゴルでもかなり厳しい情勢になってるようです。
仏教についても、中国西北部ではチベット仏教の影響も大きいですから、その意味でも、
彼女の立場は一層複雑なのかも知れませんね。
情勢に翻弄されることなく自分の信じた道を確実に進んで行ってくれることを願うばかりです。
と、精進料理で宴会なんて、わたくしはじめてでしたので、ごく一部をご紹介・・・
ま、「Seat of a child」は二の膳まででしたが・・・
高野山名物の胡麻豆腐・・・
いかにも精進料理らしい山菜にゅうめん・・・ずるずる
鰻の蒲焼・・・ではありませんが、お味はそっくりでした。
食べる前に撮ればいいものを・・・
天ぷら盛り合わせ
もちろん中央は海老・・・ではありません。
精進料理らしい炊き合わせ
そーいや高野豆腐も高野山の名物でしたね。
松茸の土瓶蒸しと、白身魚のすり身・・・ではない何かの真薯のお吸い物・・・
土瓶蒸しにも魚は使ってないはずですが、普通のより出汁がはるかに濃厚でしたし、
真薯は食感もお味も魚そのもの、いったいどうやって作るんでしょうね・・・
食後、子どもたちは大広間を走り回り、大人たちはまったりしてから廊下に出ると・・・
ライトアップされた石庭が見事でした。けっこう冷えてきましたが・・・
んで、部屋に戻ると・・・
やはり真田家ゆかりの宿坊らしいですね・・・
それにしても・・・
このフリース・ブランケット、オリーブ地だったらお土産に欲しかったな・・・
と、翌日は早朝から本堂での・・・
納骨法要を無事に済ませました。
(奥様がスマホで撮ってた)早朝勤行を終えたばかりの留学生・・・
さすが法衣を纏うとキマってます・・・スリッパが可愛い過ぎたけど・・・
この後、彼女とは廊下でもお会いし、昨夜からの続きで沙漠緑化や自治区の情勢などで
再び話が弾み、彼女からメアド交換とかの申し出も・・・
この記事を見てたら連絡ちょーだいね!!!
と、早朝の法要を終えての朝食・・・
朝は旅館の朝食から焼き魚や卵焼きを抜いたような精進料理でしたが二の膳付き・・・
ま・・・
「子ども膳」はさらにシンプルで一膳とフルーツ皿でした。
で、朝食後には宿坊利用者限定の「般若窟」を見学させていただきました。
真田昌幸・信繁(幸村)親子(TV真田丸では草刈正雄と堺雅人)が実際に幽閉されていた座敷で、
その後に改築はされたものの、当時のままに改築されているとか・・・
座敷や廊下には様々な歴史文献も展示してあって、いちいち紹介できませんが、前述した
信之(TV真田丸では大泉洋)宛ての「米と焼酎が欲しいよう」手紙などもありました。
ちなみにこちら側には・・・
池泉回遊式の庭園もあり、真田親子も眺めていたのでしょうか・・・
せっかくなので、すぐ裏にある真田家墓所も見学・・・
徳川方についたお兄ちゃん(信之)は、松代藩の初代藩主として立派に祀られてました。
と、この日は高野山の名所めぐりも予定してたのですが、乳児連れでの奥之院往復は難しく、
壇上伽藍を外から眺めたぐらいで、後はメインストリートの土産店めぐりへ・・・
そう、Go To トラベルのおまけクーポンがけっこう付いてたのですが、当日限りだったし、
和歌山県の隣接府県でも使えたのですが、下山してから探すのもめんどーだったし・・・
つーことで滅多にお土産を買わないわたくしですが、今回はたっぷりと・・・
クーポンが使える店は盛況だったし、今回は高野町の「高野山応援プレミアム商品券」も
使うことができ、お土産も含めた総費用は通常時の半額以下で済ませることができました。
ま、納骨料におまけクーポンとかを使うことはできませんでしたが・・・
って、このバチあたりめがっ!!!
ぐだぐたとP.S
世界遺産登録以来、増え続けていた外国人観光客に対応するため、蓮華定院さんでも最近、
大改装をされたようで、全室のトイレは最新式の全自動洋式だったしエアコンはもちろん
ヒーターもWiFiも完備、乳児同伴のため長男家族と次男家族が別々に利用した完全個室は、
広い洋式バスルーム付きで、外国人が憧れる高級旅館なみの設備になってました。
外観などを変えずに大改装するには相当な投資もされたはずで、いよいよこれからというときの
世界的なコロナ禍で、宿坊の経営も大変なようでした。
Go To トラベルやGo To イート、外国人観光客の受け入れについては、様々な意見がありますが、
宿泊・観光・飲食業が危機的な状況なのは事実で、支援策でいくらかでも活況が戻っている、
とゆーことも今回の高野山で実感しました。
あとは感染対策との兼ね合いをどうするかですね。
一刻も早く治療薬やワクチンが普及して、自由にあちこちに行ける日が戻って欲しいものですね。
さらに世界情勢も不安定になってきており、特にアメリカと中国では、今後の国内問題の多発が
心配ですし、それに影響される各国間や民族間のせめぎあいも心配されます。
どの国でも弾圧や武力衝突に発展すれば、これまで築いてきた環境保全の取り組みなんぞは
あっとゆー間に全てが「おじゃん」になります。
この点でも弾圧や武力衝突は、何としても避けるべきですが、紛争の根源は貧富の格差が殆ど、
世界の人たち(と地球)のために、自分にもできることを見つけましょう!!!
2020年10月24日
開戦と終戦をアメリカに発した男
とーとつですが・・・
「開戦と終戦をアメリカに発した男~戦時外交官 加瀬俊一秘録~」
(福井雄三著 毎日ワンズ 2020年4月13日第一刷発行)を、ひょんなことから読みました。
表表紙(カバー)と帯の惹句・・・
軍服姿に囲まれ、唯一鞄を携えている人物が加瀬俊一氏・・・
裏表紙(カバー)と帯の惹句・・・
そう、カバー写真は戦艦ミズーリでの歴史的な降伏調印式ですね・・・
奥付・・・
第一刷から僅か二ヶ月で第五刷が発行されてますからベストセラーなんでしょう。
カバー裏にあった著者略歴・・・
国際政治学と日本近現代史の専門家で、わたくしは今回初めて著作を知りました。
そーいや日本の近現代史といえば、どこまでが近代で、どこからが現代なのかについて、
今では様々な考え方があるとゆーことを、最近ようやく知りました。
わたくしの世代では幕末から終戦までが近代、戦後からが現代とゆー感覚だったのですが、
若い世代では冷戦終結とかバブル崩壊までが近代で以後が現代、とゆー感覚もあるようで、
彼らの感覚からは、わたくしは現代人とゆーより近代人、いや、身の回りのことしかしない
生活様式からは、集団農耕で働いてた弥生人でもなく、むしろ縄文人に近いのか・・・
ま、小松左京氏の「現代史」講義では地球生命誕生からが現代でしたから、現代人つーことで・・・
閑話休題
例によって目次のみご紹介・・・
史上最年少のエリート外交官として戦争回避にも奔走、戦時体制がなければ間違いなく
外務大臣になっていたであろう逸材、と言われた加瀬俊一氏の伝記で興味深く読みました。
まあ著者の意見の一部については、わたくしの考え方とは異なる部分もありましたが、
近現代史における、一般人が知らないであろう興味ある事実も丹念に描かれており、当時の
海軍の独走ぶりや連合艦隊司令長官(山本五十六)の判断ミス、海軍の南進戦略、陸軍の北進戦略、
対米宣戦布告などについての著者の是非論も興味深かったです。
目次に『「吉田茂」は加瀬俊一のペンネーム?』の項がありますが、首相や外相の演説草稿や
首脳交渉の通訳を全て任され、激動の時代に黒子として世界中を駆け巡り大活躍するけど、
あちこちで優雅な暮らしも楽しんでるのは、さすが古き良き時代のエリート外交官ですね。
ロンドンの大使館時代にアメリカ大使のドラ息子(ジョン・F・ケネディ)と友人になり、
厳しい父親に代わって女遊び用の金を(機密費から)工面してやって情報工作したり、
大西洋空路で偶然?同席したMI6の工作員(サマセット・モーム)から情報工作されたり、
わざとスターリンを待たせたり、虚々実々の駆け引き描写もじつに面白かったです。
とても全容は紹介できませんし、加瀬俊一氏本人の著作も多いので、興味を持たれた方は
本書とともに(本書巻末にあった)参考文献も読まれることをオススメします。
ま、わたくしは身の回りのことしかしない縄文人なので、どなたか・・・
「開戦と終戦をアメリカに発した男~戦時外交官 加瀬俊一秘録~」
(福井雄三著 毎日ワンズ 2020年4月13日第一刷発行)を、ひょんなことから読みました。
表表紙(カバー)と帯の惹句・・・
軍服姿に囲まれ、唯一鞄を携えている人物が加瀬俊一氏・・・
裏表紙(カバー)と帯の惹句・・・
そう、カバー写真は戦艦ミズーリでの歴史的な降伏調印式ですね・・・
奥付・・・
第一刷から僅か二ヶ月で第五刷が発行されてますからベストセラーなんでしょう。
カバー裏にあった著者略歴・・・
国際政治学と日本近現代史の専門家で、わたくしは今回初めて著作を知りました。
そーいや日本の近現代史といえば、どこまでが近代で、どこからが現代なのかについて、
今では様々な考え方があるとゆーことを、最近ようやく知りました。
わたくしの世代では幕末から終戦までが近代、戦後からが現代とゆー感覚だったのですが、
若い世代では冷戦終結とかバブル崩壊までが近代で以後が現代、とゆー感覚もあるようで、
彼らの感覚からは、わたくしは現代人とゆーより近代人、いや、身の回りのことしかしない
生活様式からは、集団農耕で働いてた弥生人でもなく、むしろ縄文人に近いのか・・・
ま、小松左京氏の「現代史」講義では地球生命誕生からが現代でしたから、現代人つーことで・・・
閑話休題
例によって目次のみご紹介・・・
史上最年少のエリート外交官として戦争回避にも奔走、戦時体制がなければ間違いなく
外務大臣になっていたであろう逸材、と言われた加瀬俊一氏の伝記で興味深く読みました。
まあ著者の意見の一部については、わたくしの考え方とは異なる部分もありましたが、
近現代史における、一般人が知らないであろう興味ある事実も丹念に描かれており、当時の
海軍の独走ぶりや連合艦隊司令長官(山本五十六)の判断ミス、海軍の南進戦略、陸軍の北進戦略、
対米宣戦布告などについての著者の是非論も興味深かったです。
目次に『「吉田茂」は加瀬俊一のペンネーム?』の項がありますが、首相や外相の演説草稿や
首脳交渉の通訳を全て任され、激動の時代に黒子として世界中を駆け巡り大活躍するけど、
あちこちで優雅な暮らしも楽しんでるのは、さすが古き良き時代のエリート外交官ですね。
ロンドンの大使館時代にアメリカ大使のドラ息子(ジョン・F・ケネディ)と友人になり、
厳しい父親に代わって女遊び用の金を(機密費から)工面してやって情報工作したり、
大西洋空路で偶然?同席したMI6の工作員(サマセット・モーム)から情報工作されたり、
わざとスターリンを待たせたり、虚々実々の駆け引き描写もじつに面白かったです。
とても全容は紹介できませんし、加瀬俊一氏本人の著作も多いので、興味を持たれた方は
本書とともに(本書巻末にあった)参考文献も読まれることをオススメします。
ま、わたくしは身の回りのことしかしない縄文人なので、どなたか・・・
2020年10月21日
炎のランタン!!!
ちゃーん、ちゃちゃちゃちゃーん・・・って、それは炎のランナー・・・
今回は炎のランタンであります。
じゃーん!!!
正確な商品名はCOB 炎/白 切替 伸縮ランタン・・・ダイソーの0.3k高級品であります。
ええ、オリーブドラブのボディがひとつだけ残ってたので、ついつい・・・
グローブを引き上げると白点灯・・・
COB(チップ・オン・ボード)LEDで、けっこう均一に明るいです。
いったんグローブを下げて、再度上げると炎点灯・・・
中で炎がめらめらと燃え上がります。
収納サイズで直径68mm高さ95mm、引き伸ばすと高さはほぼ倍になります。
単4電池AAA3本で白点灯5h・炎点灯20hとなってましたから、二泊三日程度のキャンプなら、
充分楽しめるでしょうし、室内で焚火の雰囲気に浸るのにもいいですね。
ただ白いグローブの中で炎がめらめらしてるだけだし、このサイズのランタンだし、
これで焚火の雰囲気に浸れるのかは・・・ま、気持ちの持ちよう次第・・・
今回は炎のランタンであります。
じゃーん!!!
正確な商品名はCOB 炎/白 切替 伸縮ランタン・・・ダイソーの0.3k高級品であります。
ええ、オリーブドラブのボディがひとつだけ残ってたので、ついつい・・・
グローブを引き上げると白点灯・・・
COB(チップ・オン・ボード)LEDで、けっこう均一に明るいです。
いったんグローブを下げて、再度上げると炎点灯・・・
中で炎がめらめらと燃え上がります。
収納サイズで直径68mm高さ95mm、引き伸ばすと高さはほぼ倍になります。
単4電池AAA3本で白点灯5h・炎点灯20hとなってましたから、二泊三日程度のキャンプなら、
充分楽しめるでしょうし、室内で焚火の雰囲気に浸るのにもいいですね。
ただ白いグローブの中で炎がめらめらしてるだけだし、このサイズのランタンだし、
これで焚火の雰囲気に浸れるのかは・・・ま、気持ちの持ちよう次第・・・
2020年10月18日
NITECOREのTIKI げっと!!!
じつにひさしぶりのライト記事であります。
まずは過日のチームフラッシュ光・企画会議?精算時のwingさんとの会話から・・・
「ちかこさんが買ってた冷凍餃子は今から二人で山分けするし、彼女はつまみもあれこれ
持参してくれてたので、今回は二人でワリカンつーことでいいですか?」
「そうしましょう。他の支払いはすべて98kさんだったし、合計でいくらになりますか?」
「えっと、ぎょうざの満州のレシートがこれで、帰路の買い出しのレシートがこれで・・・
で、深夜にも追加の買い出しに行ったはずだけど・・・レシートがない・・・」
「あははは、泥酔しててレシートを置き忘れたんでしょう、ま、てきとーに・・・」
「でも、あの時はwingさんが払ってたような気もするな・・・殆ど覚えてないけど・・・」
「全く覚えてないけど・・・ごそごそごそ・・・あっ、財布からレシートが・・・」
「ったく・・・泥酔状態での深夜の買い出しつーのは、じつに危ないなあ・・・
朝起きたら、買った記憶のない食べ物や飲み物があちこちに散らばってたし・・・
で、合計を2で割ってその分を引けば・・・わたくしが3kほどもらうことになります。」
「はいはい、ではこの10k札でおつりを下さい。」
「残念ながら7kのおつりはありません」
「1k札は一枚しか残ってないし、どうしましょう・・・」
「ふむふむ。そーいや、昨夜ちかこさんにプレゼントされてたNITECOREのTIKIですが、
とーぜん自分の分もEDCされてますよね? ひひひひ」
「ぎくっ・・・そりゃまあ、お気に入りなのでEDCしてますが・・・びくびく・・・
でも以前のOFF会に川端さんが持参されてたのを見てて、多機能すぎて自分には使えない!!!
とか言ってたじゃないすかっ!!!」
「いやいや、昨夜のちかこさんへの説明を聞いてて、わたくしにも操作できるかと・・・
ちっちゃくて明るいし、気に入りました・・・で、今お手持ちのはいくらでしたっけ?」
「まあ、買った時は2kぐらいでしたが・・・今は3k近くになってますよ。ぶつぶつ」
「じゃ、購入時価格と残ってる1k札でちょうど3kですね・・・げひげひ」
「うぐぐぐ・・・」
と、大変前置きが長くなりましたが・・・
wingさんから借金のカタに巻き上げた!!! NITECOREのTIKIであります。
ええ、オリーブドラブのハンドストラップまで付いてました。
wingさんの説明を覚えているうちに、備忘のため・・・
スイッチ2度押しでロースタート、以後は明るさ4段階のサイクル、長押しで消灯・・・
スイッチ3度押しでヨコのUVライト点灯、そのヨコのランタン点灯、ランタン点滅の3サイクル、
やはり長押しで消灯・・・だったはず・・・
某通販サイトにあったスペックによると、ランタイムは最大の300ルーメンで30分、
最低の5ルーメンだと40時間だそうです。
こちらのUSBポートから充電中は青ランプ点灯、消えると充電完了・・・だったはず・・・
ともかくちっちゃくて明るいんですよね。
わははは、これなら何とか使えそうじゃあ!!!
ぐだぐだとP.S
チームフラッシュ光の企画会議(名目の飲み会)とかwingさんとお会いする機会が何度かあり、
その都度、わたくしのライト類が増殖してましたが、そーいや長らく紹介してませんね。
それ以前に川端さんからいただいた明るいライトとかも、ずっと紹介してないし・・・
ま、キャンプも自粛してたので野外照射の機会も少なくなってましたが、今後はぼちぼち、
実際に使ってみての記事なんぞもアップしたいと思ってます。
ええ、ようやく涼しくなってきたことだし、ひぐさんも無事退院されたことだし・・・
まずは過日のチームフラッシュ光・企画会議?精算時のwingさんとの会話から・・・
「ちかこさんが買ってた冷凍餃子は今から二人で山分けするし、彼女はつまみもあれこれ
持参してくれてたので、今回は二人でワリカンつーことでいいですか?」
「そうしましょう。他の支払いはすべて98kさんだったし、合計でいくらになりますか?」
「えっと、ぎょうざの満州のレシートがこれで、帰路の買い出しのレシートがこれで・・・
で、深夜にも追加の買い出しに行ったはずだけど・・・レシートがない・・・」
「あははは、泥酔しててレシートを置き忘れたんでしょう、ま、てきとーに・・・」
「でも、あの時はwingさんが払ってたような気もするな・・・殆ど覚えてないけど・・・」
「全く覚えてないけど・・・ごそごそごそ・・・あっ、財布からレシートが・・・」
「ったく・・・泥酔状態での深夜の買い出しつーのは、じつに危ないなあ・・・
朝起きたら、買った記憶のない食べ物や飲み物があちこちに散らばってたし・・・
で、合計を2で割ってその分を引けば・・・わたくしが3kほどもらうことになります。」
「はいはい、ではこの10k札でおつりを下さい。」
「残念ながら7kのおつりはありません」
「1k札は一枚しか残ってないし、どうしましょう・・・」
「ふむふむ。そーいや、昨夜ちかこさんにプレゼントされてたNITECOREのTIKIですが、
とーぜん自分の分もEDCされてますよね? ひひひひ」
「ぎくっ・・・そりゃまあ、お気に入りなのでEDCしてますが・・・びくびく・・・
でも以前のOFF会に川端さんが持参されてたのを見てて、多機能すぎて自分には使えない!!!
とか言ってたじゃないすかっ!!!」
「いやいや、昨夜のちかこさんへの説明を聞いてて、わたくしにも操作できるかと・・・
ちっちゃくて明るいし、気に入りました・・・で、今お手持ちのはいくらでしたっけ?」
「まあ、買った時は2kぐらいでしたが・・・今は3k近くになってますよ。ぶつぶつ」
「じゃ、購入時価格と残ってる1k札でちょうど3kですね・・・げひげひ」
「うぐぐぐ・・・」
と、大変前置きが長くなりましたが・・・
wingさんから借金のカタに巻き上げた!!! NITECOREのTIKIであります。
ええ、オリーブドラブのハンドストラップまで付いてました。
wingさんの説明を覚えているうちに、備忘のため・・・
スイッチ2度押しでロースタート、以後は明るさ4段階のサイクル、長押しで消灯・・・
スイッチ3度押しでヨコのUVライト点灯、そのヨコのランタン点灯、ランタン点滅の3サイクル、
やはり長押しで消灯・・・だったはず・・・
某通販サイトにあったスペックによると、ランタイムは最大の300ルーメンで30分、
最低の5ルーメンだと40時間だそうです。
こちらのUSBポートから充電中は青ランプ点灯、消えると充電完了・・・だったはず・・・
ともかくちっちゃくて明るいんですよね。
わははは、これなら何とか使えそうじゃあ!!!
ぐだぐだとP.S
チームフラッシュ光の企画会議(名目の飲み会)とかwingさんとお会いする機会が何度かあり、
その都度、わたくしのライト類が増殖してましたが、そーいや長らく紹介してませんね。
それ以前に川端さんからいただいた明るいライトとかも、ずっと紹介してないし・・・
ま、キャンプも自粛してたので野外照射の機会も少なくなってましたが、今後はぼちぼち、
実際に使ってみての記事なんぞもアップしたいと思ってます。
ええ、ようやく涼しくなってきたことだし、ひぐさんも無事退院されたことだし・・・