2021年03月
2021年03月12日
デジカメの変遷メモ
わたくしが使ってきたデジタルカメラの変遷を当サイトの「カメラ」タグ記事から、備忘のため抜き書き。
フィルムカメラの変遷については、またいずれ・・・って、全てを覚えてるのかどーだか・・・
・はじめてのデジカメは2005年に買ったキャノンIXY50
それを機会に当ブログサイトを開設、つーかブログをはじめたくて買ったはず。
ちなみに奥様は当時最新のカシオを使ってたけど、マクロも撮れるこちらも使うように・・・
・やはりそれなりに撮りたいと、奥様と兼用で買ったのがキャノン パワーショットG7の初号機!!!
こちらは想定どおり奥様が主に使われ、最終的には次男に・・・
・IXY50も奥様に奪われたので自分用としてキャノンIXY910 IS
ま、当時の「ふつーの」コンデジだったな・・・
・奥様用に高倍率ズームのキャノンSX10 IS
・IXY910 ISも奪われたので自分用にリコーCX-1
これはレンズや使い勝手など、いろんな点でお気に入りになり、長年愛用してたな・・・
・奥様との兼用で完全防水・顕微鏡モード付のペンタックスWG-2 GPS
沙漠でも安心だったけど、フォーカス精度や操作系の固さなどが日常使用にはちと・・・
・CX-1が古くなり自分用に1/1.7インチセンサーのニコン クールピクスP330
レンズも明るくお気に入りだったけど何度か故障、反応がやや遅いのも気になってた。
で、次のニコン製1インチ・コンデジに期待してたら発売中止に・・・
・奥様がSX10をボルネオで水没させたので奥様用に高倍率・防塵防滴のフジ ファインピクスS1
・P330が壊れ保証期間が過ぎてたので自分用に高倍率・世界地図付きのニコン クールピクスS9700
・奥様用に防塵防滴のミラーレス高級機、オリンパスOM-D EM-1mk2と12-100PROズームレンズ
こちらは「使いこなせなさそう」とゆー理由で、買って間もなく次男に・・・
と、この16年間で10台、奥様が先に買ってたカシオも含めると11台か・・・
リコーとニコンとキャノンは故障修理に出した覚えがあるな・・・特にニコンは何度か・・・
二人で11台なので一人分なら16年で5台、平均3年での買い替え・・・つーことになるけど、
2台の併用や故障・水没、陳腐化が原因の買い替えもあるので、まあよしとしておこう。
さてさて、次はどうするか・・・
それなりのコンデジにするか、小型軽量なミラーレスにするか・・・
1インチコンデジならソニーサイバーショットDSC-RX100M7・・・
フォーサーズ(4/3インチ)ならオリンパスOM-DシリーズのEM-5mkⅢあたりか・・・
でも、どーせ大したモノ撮らないんだし・・・
使い慣れたS9700の後継としてニコンクールピクスA1000あたりでいいか・・・
それならG7の後継でmkⅢが出てお値段のこなれたキャノンパワーショットG7XmkⅡは・・・
さすがに望遠側がちと足りないか・・・
それにどちらもコントラストAFだけ、つーのも今更だしなあ・・・
うじうじ・・・うじうじ・・・
フィルムカメラの変遷については、またいずれ・・・って、全てを覚えてるのかどーだか・・・
・はじめてのデジカメは2005年に買ったキャノンIXY50
それを機会に当ブログサイトを開設、つーかブログをはじめたくて買ったはず。
ちなみに奥様は当時最新のカシオを使ってたけど、マクロも撮れるこちらも使うように・・・
・やはりそれなりに撮りたいと、奥様と兼用で買ったのがキャノン パワーショットG7の初号機!!!
こちらは想定どおり奥様が主に使われ、最終的には次男に・・・
・IXY50も奥様に奪われたので自分用としてキャノンIXY910 IS
ま、当時の「ふつーの」コンデジだったな・・・
・奥様用に高倍率ズームのキャノンSX10 IS
・IXY910 ISも奪われたので自分用にリコーCX-1
これはレンズや使い勝手など、いろんな点でお気に入りになり、長年愛用してたな・・・
・奥様との兼用で完全防水・顕微鏡モード付のペンタックスWG-2 GPS
沙漠でも安心だったけど、フォーカス精度や操作系の固さなどが日常使用にはちと・・・
・CX-1が古くなり自分用に1/1.7インチセンサーのニコン クールピクスP330
レンズも明るくお気に入りだったけど何度か故障、反応がやや遅いのも気になってた。
で、次のニコン製1インチ・コンデジに期待してたら発売中止に・・・
・奥様がSX10をボルネオで水没させたので奥様用に高倍率・防塵防滴のフジ ファインピクスS1
・P330が壊れ保証期間が過ぎてたので自分用に高倍率・世界地図付きのニコン クールピクスS9700
・奥様用に防塵防滴のミラーレス高級機、オリンパスOM-D EM-1mk2と12-100PROズームレンズ
こちらは「使いこなせなさそう」とゆー理由で、買って間もなく次男に・・・
と、この16年間で10台、奥様が先に買ってたカシオも含めると11台か・・・
リコーとニコンとキャノンは故障修理に出した覚えがあるな・・・特にニコンは何度か・・・
二人で11台なので一人分なら16年で5台、平均3年での買い替え・・・つーことになるけど、
2台の併用や故障・水没、陳腐化が原因の買い替えもあるので、まあよしとしておこう。
さてさて、次はどうするか・・・
それなりのコンデジにするか、小型軽量なミラーレスにするか・・・
1インチコンデジならソニーサイバーショットDSC-RX100M7・・・
フォーサーズ(4/3インチ)ならオリンパスOM-DシリーズのEM-5mkⅢあたりか・・・
でも、どーせ大したモノ撮らないんだし・・・
使い慣れたS9700の後継としてニコンクールピクスA1000あたりでいいか・・・
それならG7の後継でmkⅢが出てお値段のこなれたキャノンパワーショットG7XmkⅡは・・・
さすがに望遠側がちと足りないか・・・
それにどちらもコントラストAFだけ、つーのも今更だしなあ・・・
うじうじ・・・うじうじ・・・
2021年03月06日
「コロナとがん」読後メモ
「コロナとがん」ーリスクが見えない日本人ー
中川恵一著 海竜社 2020年10月31日第一刷発行
・・・を読んだ際のランダムなメモ書きです。何かの参考になれば・・・
わたくしの勝手な思い込みもありますので、正しくは本書をお読みください。
・2020.6.25現在 人口100万人あたり死亡者数
日本7.7人
アメリカ368.5人
イタリア573.0人
韓国5.5人
中国3.2人
台湾0.3人
バングラデシュ9.6人
世界平均61.8人
・特に日本や東アジアに死亡者が少ない理由(ファクターX候補?)
→日本人なら清潔好き・お辞儀文化・マスク着用・糖尿病や肥満の少なさとか・・・
→HLAヒト白血球抗原→免疫反応をつかさどる遺伝子・・・の違い?
→BCGワクチン接種?
死者の少ない日本、中国、韓国、台湾は推奨国、死者の多いアメリカ、イタリアは接種なし
欧州でも推奨国のポーランドとポルトガルだけ死者が少ない
ドイツでは昔接種してたのが西洋株だった旧西側に対し、ロシア株だった旧東側は死者数が半分以下
死亡者が極端に少ない日本、台湾、イラクは東京株を接種している
オフターゲット効果→BCGが自然免疫を訓練し遺伝子レベルでの変化を起こし効果が持続する?
→交差免疫?
何度も風邪に罹ることによって4種類のコロナウィルスに共通する何らかの抗原を認識する
広域交差反応性メモリーT細胞のうち、日本や東アジアでは新型コロナウィルスも認識できるような
細胞を作り出す過去の流行があったのかも知れない。欧米や南米ではなかったのかも知れない。
これが特定できれば、あらゆるコロナウィルスに有効なワクチンが開発できるかも知れない。
→血液型?
病気リスクとの関係はある。大きなリスク要因とはいえないが重症化リスクの手がかりになる。
・リスク=発生率×ひどさの程度
→体液感染で感染率が低く死亡率が高いエボラ出血熱は航空機事故に、
飛沫感染で感染率が高く死亡率が低い新型コロナウィルスは交通事故に例えられる。
→日本はレントゲン医療被曝(年間4ミリシーベルト)が世界一(なので?)平均寿命も世界一
→コロナでがん検診や予防接種を受けないデメリットの方が大きい→リスクの相対化が大事
→がん検診で防げるがんも予防接種で防げる感染症も日本は先進国でトップの多さなのに、
受診率は先進国の中で低い。それがコロナ禍でさらに減った。
・新型コロナのワクチンは効果と副反応のリスクを熟考して・・・
→急ごしらえのワクチンなので実際の副反応による死者数の割合がまだ不明だから・・・
*(2021年3月現在で死者は約8000人になってるが90%が高齢者なので高齢者の死者は約7200人かな。
いっぽう高齢者数は3700万人なので、副反応とかによる高齢者の死者が1%の場合は37万人、0.1%なら
37000人になるのだから、ワクチンを受けないで感染した死者数がこれより少ないと、ワクチンのリスク
のほうが相対的に高い・・・ということになるのか?)
・農耕民族の同調圧力(マスク→人が付けてるからがアンケート1位、外出自粛も同じ)
→結果的に有効ではあったけどリスクを理解してやってたわけではなかったのね・・・
・医療崩壊
地域の病院・開業医のコロナによる受診者数減→収益悪化→人手不足→今後さらに閉院が増える
日本は先進7か国中で医師数も対GDP比の医療費支出も最下位
→それなのに平均寿命も健康寿命も健康達成度もトップ
→理由は国民皆健康保険により外来診察回数(も医療被曝も)トップだから
→しかしコロナで外来が減るいっぽう国保料の滞納者が増え2025年には全体の1/3になる予測
→つまり医療機関も減り、国保受診者も減る→これがほんとの(コロナによる)医療崩壊
・影響
失業者、自殺者の増加・子どもの体力低下とケガ・臨時休校の学力格差・大学生の不満・インフラ影響
→日本はゼロリスク社会といわれてきた→じつはリスクが見えにくい社会
→生物にとって最大のリスクは「死」だが、老いも死も日常からは見えなくなった
→リスクの存在に鈍感になってきた
→日本人の1/2はがんになるのに受診率は2割程度(欧米では8割)
→いっぽう抗菌・抗加齢など垣間見える身近なリスクには敏感
・200ミリシーベルトの被爆でがん死亡率は1%程度上昇するといわれている。
→野菜嫌いの発がんリスクは100ミリシーベルトに相当
→受動喫煙も100ミリシーベルトに相当
→肥満・運動不足・塩分摂りすぎは200~500ミリシーベルトに相当
→たばこや毎日3合以上の酒で、がん死亡リスクは1.6~2倍、これは2000ミリシーベルトに相当
・在宅勤務の健康リスク
→酒たばこの増加
→長時間座っていることによる運動不足とがんを含む病気リスクの増加(こちらは運動量ではない)
・がん予防には
→禁煙・節酒・バランスの良い食事・運動・体型維持で4割程度まで減らせる
→がん全体の5年生存率は65%だが、早期発見で9割以上が治る
・つまり、がんの特効薬は生活習慣とがん検診→どちらもコロナで落ちてる
→がん検診の有効性が確認されているのは胃・肺・大腸・乳房・子宮頸部
・グローバル化
→はしかは3000B.Cのシュメールに記録があり、インダス文明には2500B.C、ガンジス文明には1000B.C
漢には200A.Dで、日本に来たのは1000A.D平安時代で4000年かかっている。今はどこでも1日で!!!
→1858年の安政コレラは黒船からといわれており江戸で数万人が死亡
・経済危機はグローバリズムの限界がコロナで露わになり、とどめを刺されたというのが正しい認識
・EUのグローバルスタンダードによるイタリアの医療崩壊
・人口爆発と都市集中とグローバリゼーションによる人の移動が蔓延の背景
・格差問題
小学校閉鎖は途上国で86%、先進国では20%
世界の一人当たり所得は4%減少予測だがサハラ以南のアフリカ、次いで南アジアでの被害が大きい
格差の少ない共産国は経済力以上に長生きする
→金持ちでも老いや死は避けられないが、低所得者は少し豊かになれば劇的に長生きになる
→バブルまでの日本は一億総中流で格差も少なく医療制度も充実してたので長寿国だったが、
その後の格差は広がっているので寿命もいずれ頭打ちになる。
・東京はロイズ保険の都市リスク指標では1位の常連→地方分散→デジタル環境と医療体制が課題
・中国、インド、アメリカ、日本の大都市ではコロナ禍で空気環境が改善されている
・死生観
→今の小学生にとって死とはリセットボタンで生き返るという程度の認識
→核家族化と病院化で死は隔離・隠蔽され、身の回りからすっかり消えてしまった
→大きなイベント(死)には予習・練習が必要だが、今はそれが難しくなっている
→なので理想の死に方がピンピンコロリPPKになってるが、死因トップのがんはその逆
→がんは死と向き合う期間があり人生の仕上げができるはずだが、そのメリットを活かした人は一握り
→アメリカの死因トップはがんと心臓病だが、多くは日本とは逆で、がんで死にたいという。
→緩和ケアが進んでおり、苦しむことなく残された時間で人生の仕上げができるから
→日本には死の恐怖を軽減あるいは払って死に向き合う姿勢を教える宗教はなく、聖書やコーランもない
・戦前までは結核で1980年代までは脳卒中(心筋梗塞と同じ)で、それ以降はがんが死因のトップ
戦前の結核同様、予見される死を(宗教なく)素手で受け止めなければならない。
・コロナは重症化も一定割合であり死亡まで8~10日、しかも隔離状態で家族にも会えない。
・フランスの哲学者ウラジミール・ジャンケレヴィッチが提唱した「死の人称」による分類
→一人称の死はI=自分の死=一番受け入れがたいが死んでしまえば死んだかどうかも分からない
→二人称の死はYOU=親しい人の死=悲しみや喪失感など、これが一番つらい
→三人称の死はHEやSHEやIT=他人の死=数字にできるような死
二人称の死は「死を忘れている人」にとっては衝撃的で冷静な対応ができなくなる。
→コロナによる死のリスクを実際よりも大きく感じてしまうだろう。
・犬死や不要な死は避けたいが、あまり避けようとすると社会がおかしな方向に進んでしまう。
→コロナに感染しないことを人生の目標にしているように見える人も多い。
→そういう人は普段から死と向き合うことがなく「コロナ=死」と捉えてしまっているのではないか。
・「コロナが怖い」→がんを恐れ、がんを深く知ろうとしない日本人のメンタリティに似ている。
→いつもは忘れ遠ざけている死に、いやがおうでも向き合わざるを得なくなるから。
・コロナ禍は、死を前提にどう生きるかを、改めて私たちに問いかけているのではないか・・・
中川恵一著 海竜社 2020年10月31日第一刷発行
・・・を読んだ際のランダムなメモ書きです。何かの参考になれば・・・
わたくしの勝手な思い込みもありますので、正しくは本書をお読みください。
・2020.6.25現在 人口100万人あたり死亡者数
日本7.7人
アメリカ368.5人
イタリア573.0人
韓国5.5人
中国3.2人
台湾0.3人
バングラデシュ9.6人
世界平均61.8人
・特に日本や東アジアに死亡者が少ない理由(ファクターX候補?)
→日本人なら清潔好き・お辞儀文化・マスク着用・糖尿病や肥満の少なさとか・・・
→HLAヒト白血球抗原→免疫反応をつかさどる遺伝子・・・の違い?
→BCGワクチン接種?
死者の少ない日本、中国、韓国、台湾は推奨国、死者の多いアメリカ、イタリアは接種なし
欧州でも推奨国のポーランドとポルトガルだけ死者が少ない
ドイツでは昔接種してたのが西洋株だった旧西側に対し、ロシア株だった旧東側は死者数が半分以下
死亡者が極端に少ない日本、台湾、イラクは東京株を接種している
オフターゲット効果→BCGが自然免疫を訓練し遺伝子レベルでの変化を起こし効果が持続する?
→交差免疫?
何度も風邪に罹ることによって4種類のコロナウィルスに共通する何らかの抗原を認識する
広域交差反応性メモリーT細胞のうち、日本や東アジアでは新型コロナウィルスも認識できるような
細胞を作り出す過去の流行があったのかも知れない。欧米や南米ではなかったのかも知れない。
これが特定できれば、あらゆるコロナウィルスに有効なワクチンが開発できるかも知れない。
→血液型?
病気リスクとの関係はある。大きなリスク要因とはいえないが重症化リスクの手がかりになる。
・リスク=発生率×ひどさの程度
→体液感染で感染率が低く死亡率が高いエボラ出血熱は航空機事故に、
飛沫感染で感染率が高く死亡率が低い新型コロナウィルスは交通事故に例えられる。
→日本はレントゲン医療被曝(年間4ミリシーベルト)が世界一(なので?)平均寿命も世界一
→コロナでがん検診や予防接種を受けないデメリットの方が大きい→リスクの相対化が大事
→がん検診で防げるがんも予防接種で防げる感染症も日本は先進国でトップの多さなのに、
受診率は先進国の中で低い。それがコロナ禍でさらに減った。
・新型コロナのワクチンは効果と副反応のリスクを熟考して・・・
→急ごしらえのワクチンなので実際の副反応による死者数の割合がまだ不明だから・・・
*(2021年3月現在で死者は約8000人になってるが90%が高齢者なので高齢者の死者は約7200人かな。
いっぽう高齢者数は3700万人なので、副反応とかによる高齢者の死者が1%の場合は37万人、0.1%なら
37000人になるのだから、ワクチンを受けないで感染した死者数がこれより少ないと、ワクチンのリスク
のほうが相対的に高い・・・ということになるのか?)
・農耕民族の同調圧力(マスク→人が付けてるからがアンケート1位、外出自粛も同じ)
→結果的に有効ではあったけどリスクを理解してやってたわけではなかったのね・・・
・医療崩壊
地域の病院・開業医のコロナによる受診者数減→収益悪化→人手不足→今後さらに閉院が増える
日本は先進7か国中で医師数も対GDP比の医療費支出も最下位
→それなのに平均寿命も健康寿命も健康達成度もトップ
→理由は国民皆健康保険により外来診察回数(も医療被曝も)トップだから
→しかしコロナで外来が減るいっぽう国保料の滞納者が増え2025年には全体の1/3になる予測
→つまり医療機関も減り、国保受診者も減る→これがほんとの(コロナによる)医療崩壊
・影響
失業者、自殺者の増加・子どもの体力低下とケガ・臨時休校の学力格差・大学生の不満・インフラ影響
→日本はゼロリスク社会といわれてきた→じつはリスクが見えにくい社会
→生物にとって最大のリスクは「死」だが、老いも死も日常からは見えなくなった
→リスクの存在に鈍感になってきた
→日本人の1/2はがんになるのに受診率は2割程度(欧米では8割)
→いっぽう抗菌・抗加齢など垣間見える身近なリスクには敏感
・200ミリシーベルトの被爆でがん死亡率は1%程度上昇するといわれている。
→野菜嫌いの発がんリスクは100ミリシーベルトに相当
→受動喫煙も100ミリシーベルトに相当
→肥満・運動不足・塩分摂りすぎは200~500ミリシーベルトに相当
→たばこや毎日3合以上の酒で、がん死亡リスクは1.6~2倍、これは2000ミリシーベルトに相当
・在宅勤務の健康リスク
→酒たばこの増加
→長時間座っていることによる運動不足とがんを含む病気リスクの増加(こちらは運動量ではない)
・がん予防には
→禁煙・節酒・バランスの良い食事・運動・体型維持で4割程度まで減らせる
→がん全体の5年生存率は65%だが、早期発見で9割以上が治る
・つまり、がんの特効薬は生活習慣とがん検診→どちらもコロナで落ちてる
→がん検診の有効性が確認されているのは胃・肺・大腸・乳房・子宮頸部
・グローバル化
→はしかは3000B.Cのシュメールに記録があり、インダス文明には2500B.C、ガンジス文明には1000B.C
漢には200A.Dで、日本に来たのは1000A.D平安時代で4000年かかっている。今はどこでも1日で!!!
→1858年の安政コレラは黒船からといわれており江戸で数万人が死亡
・経済危機はグローバリズムの限界がコロナで露わになり、とどめを刺されたというのが正しい認識
・EUのグローバルスタンダードによるイタリアの医療崩壊
・人口爆発と都市集中とグローバリゼーションによる人の移動が蔓延の背景
・格差問題
小学校閉鎖は途上国で86%、先進国では20%
世界の一人当たり所得は4%減少予測だがサハラ以南のアフリカ、次いで南アジアでの被害が大きい
格差の少ない共産国は経済力以上に長生きする
→金持ちでも老いや死は避けられないが、低所得者は少し豊かになれば劇的に長生きになる
→バブルまでの日本は一億総中流で格差も少なく医療制度も充実してたので長寿国だったが、
その後の格差は広がっているので寿命もいずれ頭打ちになる。
・東京はロイズ保険の都市リスク指標では1位の常連→地方分散→デジタル環境と医療体制が課題
・中国、インド、アメリカ、日本の大都市ではコロナ禍で空気環境が改善されている
・死生観
→今の小学生にとって死とはリセットボタンで生き返るという程度の認識
→核家族化と病院化で死は隔離・隠蔽され、身の回りからすっかり消えてしまった
→大きなイベント(死)には予習・練習が必要だが、今はそれが難しくなっている
→なので理想の死に方がピンピンコロリPPKになってるが、死因トップのがんはその逆
→がんは死と向き合う期間があり人生の仕上げができるはずだが、そのメリットを活かした人は一握り
→アメリカの死因トップはがんと心臓病だが、多くは日本とは逆で、がんで死にたいという。
→緩和ケアが進んでおり、苦しむことなく残された時間で人生の仕上げができるから
→日本には死の恐怖を軽減あるいは払って死に向き合う姿勢を教える宗教はなく、聖書やコーランもない
・戦前までは結核で1980年代までは脳卒中(心筋梗塞と同じ)で、それ以降はがんが死因のトップ
戦前の結核同様、予見される死を(宗教なく)素手で受け止めなければならない。
・コロナは重症化も一定割合であり死亡まで8~10日、しかも隔離状態で家族にも会えない。
・フランスの哲学者ウラジミール・ジャンケレヴィッチが提唱した「死の人称」による分類
→一人称の死はI=自分の死=一番受け入れがたいが死んでしまえば死んだかどうかも分からない
→二人称の死はYOU=親しい人の死=悲しみや喪失感など、これが一番つらい
→三人称の死はHEやSHEやIT=他人の死=数字にできるような死
二人称の死は「死を忘れている人」にとっては衝撃的で冷静な対応ができなくなる。
→コロナによる死のリスクを実際よりも大きく感じてしまうだろう。
・犬死や不要な死は避けたいが、あまり避けようとすると社会がおかしな方向に進んでしまう。
→コロナに感染しないことを人生の目標にしているように見える人も多い。
→そういう人は普段から死と向き合うことがなく「コロナ=死」と捉えてしまっているのではないか。
・「コロナが怖い」→がんを恐れ、がんを深く知ろうとしない日本人のメンタリティに似ている。
→いつもは忘れ遠ざけている死に、いやがおうでも向き合わざるを得なくなるから。
・コロナ禍は、死を前提にどう生きるかを、改めて私たちに問いかけているのではないか・・・
2021年03月03日
ブログ開設16周年!!!と写真集と物欲と・・・
灯りを点けましょ、ランタンに
お肉を焼きましょ、ももの肉
5人タープで、鍋奉行
今日は楽しい・・・キャンプ宴会!!!
と、歌い続けて幾星霜・・・
令和3年3月3日、当サイト「趣味の物置小屋98k」は開設16周年を迎えました!!!
ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち
つーことで恒例の当サイトの状況について・・・は、相変わらずです・・・以上
・・・だけでは味気ないので、今回は(奥様から借りた)写真集を2冊ご紹介・・・
そう、wingさんの影響なのか最近、わたくしの写真熱(とカメラ欲しい熱)がやや再燃・・・
まずは2007年に開催された「今森光彦写真展」の図録であります。
当時も記事にしてますが、最近また眺めてたので、あらためてご紹介・・・
表表紙
裏表紙
奥付
奥様が写真展に行かれた際に購入された図録(写真集)であります。
今森氏は大津市生まれで今は琵琶湖畔にアトリエがあり、薪炭林程度の意味で使われていた
「里山」という言葉を、1992年に「生物と人が共存する日本古来の農業環境」と定義され、
琵琶湖を中心に里山を撮り続けて、やがてその定義が世界中に普及していった写真家で、
琵琶湖の人や自然を知り尽くされてて、わたくしにもなじみのある風景のはずなのに、
以前紹介した写真集「世界昆虫記」とは、また異なる感動を与えてくれます。
で、もう一冊は、山本純一写真集「越冬」であります。
表表紙
裏表紙
奥付
こちらは2012年に開催された写真展に行った奥様が、直接ご本人から購入したもので、
その場でサインまでいただいたようです。
帯広生まれで札幌在住のご本人が、この年にはじめて出版された写真集だそうですが、
厳冬の北海道で、よくまあこんな瞬間を・・・と、こちらにも感動してます。
で、こんなの眺めてるとコンデジ(オート)のスナップしか撮らなくなった自分が・・・
でも新たにフルサイズ一眼や重い交換レンズを買い揃えて持ち歩くのもなあ・・・
そろそろ小型軽量なマイクロフォーサーズ・ミラーレスあたりに落ち着くか・・・
でも以前、奥様用に買ったOM-D EM-1ボディと12-100ズームの組み合わせつーのは、
常に持ち歩くには、けっこう重そうだったしなあ・・・
しばらくして次男にプレゼントしてたけど、理由は「使いこなせなさそう」でした。
わたくしも、そちらの可能性も充分にあるのですが、それ以上に物欲が・・・
とりあえずボディはEM-1より200gほど軽いEM-5として、ズームレンズをどうするか・・・
12-100ズームは、デカくて561gとけっこう重かったからなあ・・・
今なら14-150ズームキットと12-45ズームキットがお買い得で、どちらにするか・・・
レンズの重さは285gと254gで、長さは83mmと70mm、まあそんなに変わらないし・・・
前者は望遠側150mm(35mm換算で300mm)つーのが魅力だけど、後者の広角側12mm(同24mm)
つーのも魅力・・・それに12-45はPRO仕様のわりに軽くて小さいし・・・うじうじ
僅か93gで22.5mmしかない14-42ズームを同時購入、それを常用にするなら14-150キットか・・・
で、それなりに撮りたい際には14-150ズームに付け替えればいいし・・・
でも、14-42ズームより60.5mm長く161g重くなるけど、持ち歩けるなら12-45キットにして、
お安く(9.5k!!!)軽い(190g!!!)40-150ズームを同時購入、望遠側も欲しい際に付け替えれば、
前者セットとの重量差は僅か66gだし、このセットなら焦点距離もカブらないし・・・
でも、お安い40-150ズームは防塵・防滴ではないので沙漠や熱帯雨林にはやや不安・・・
そして望遠側が欲しいのは、おそらくそんなシーンだろうし・・・うじうじ
うじうじ、うじうじ・・・
と、楽しく悩んでる管理人がやってる、こちらのお気楽サイトですが・・・
昨年5月にTwitter投稿を開始、アクセス数は若干増えたものの、ブログ継続の励みにしている
コメント数については、まだまだ減少傾向ですので(記事のレベル低下はさておき・・・)、
引き続きのご愛読と、更なるコメント投稿を何卒よろしくお願いします。ぺこぺこ
趣味の物置小屋98kスタッフ一同
って、ICUにいる絶滅しそうな昆虫たちまで動員してたのかっ???