2021年06月

2021年06月11日

奇界とか廃墟とか・・・

今回は奇界とか廃墟とか・・・のご紹介であります。


まずは・・・

P6030032


P6030033

「奇怪紀行」佐藤健寿著 KADOKAWA 2015年12月5日発行とゆー本であります。

ちなみに表紙カバーはミャンマーの大仏、裏表紙カバーはドイツのザウリアーパーク・・・
ま、姫路の太陽公園も、決して負けてはいないと思うけど・・・


例によって目次のみのご紹介・・・

P6030034




裏表紙カバー裏にあった著者紹介

P6030036

わたくし著者についてはTV番組クレイジージャーニーで知りました。
つい最近ダークサイドミステリーにも出演されてましたね。人体自然発火とかの解説で・・・

こちらは「奇界写真家」である著者が、季刊雑誌「怪」に連載してた紀行エッセイなどを
一冊にまとめられたそうですが、この時点ですでに80ヶ国以上(その後は120ヶ国以上)を巡り、
''奇妙なもの''ばかり撮影されてたフォトグラファーですから、その紀行文も面白かったです。

「写真家の文章なのでご容赦・・・」とか謙遜しておられましたが、淡々としててわたくし好み、
「これのここが自分には」とゆーツボが、わたくしにもハマって興味深く読めました。

もちろん挿入写真はご本人の作品なんですが紀行文の挿絵なのでモノクロで特に説明もなし、
それがかえって想像力を高めてくれました。


いっぽうこちらの本は・・・

P6030037


P6030038

「世界の廃墟」佐藤健寿 監修・解説・本文 飛鳥新社 2015年2月6日第1刷発行・・・
とゆー廃墟の写真集であります。

「廃墟写真家」としても知られた方なので本人作品も入ってますが、廃墟の解説についても
古今東西の博識と経験に基づいて簡潔に書かれてあり、こちらも興味深く眺めました。

前書きから一部引用させていただくと、本書は戦争による廃墟、エネルギーと産業による廃墟、
都市と経済を巡る廃墟、自然災害による廃墟に大別してるが、すべては20世紀の廃墟で、
(以下原文)「こうして生まれた廃墟の中に、もはや瓦解した美しきローマの石柱はない。
それは昨日までそこに存在し、今日も存続していたかも知れぬ、偶有性の廃墟である。
そこにあるのは忘却された過去ではなく、むしろ私たちが廃棄した未来の一部なのだ。
だからこそ私たちは静謐な廃墟に恍惚とし、そして戦慄するのだろう。」(以下略)

でしょ、行間に廃墟への「深い愛」がにじみ出てるでしょ!!!
そう、わたくし20世紀の廃墟を眺めるのも大好きなのでありますね。
もちろん19世紀以前はるか太古の廃墟も深いジャングルも洞窟も好きですが・・・


こちらも目次のみ・・・

P6030039

中国・オルドス市の新市街「鬼城」が入ってないのが、ちと残念でしたが・・・






で、こちらが・・・

P6030041

「奇界遺産2」佐藤健寿 写真・文 エクスナレッジ 2014年3月20日初版第1刷発行・・・

そう、ベストセラーになった「奇界遺産」の続編写真集であります。


やはり目次のみ・・・

P6030042

奇界といっても様々なジャンルがあるんですねえ・・・
ちなみに070ロボットレストランの解説文のタイトルは、
「歌舞伎町のアマゾネスは電気ロボットの夢を見るか」
・・・いやあ、なかなかツボに・・・

以下は前書きの一部より
(前作の取材に4年かかったことなどはとうに忘れ、今度は半年後に続編を出す約束で・・・)
「勇んで取材に出かけた私は、密林に消えた探検家のごとく、出版社と連絡を絶ったのである。
時折、思い出したようにかかってくる催促の電話には「ミイラが消えてなくなった」とか
「部族間で戦争が起きた」という真っ当な社会人にあるまじき言い訳でかわしつつ
(いや、すべて本当なのだけど)、奇界のジャングルを抜けた時には、実に4年の月日が
過ぎていたのだった。」
(中略)
「すなわち<芸術>や<オカルト>といった、現代の社会において<余計なこと>とされるもの、
それらを生みだした呪術的想像力こそが、実は人類の進化と生存において、不可欠な<何か>
だったのではないか。
そんな大げさな、しかしあながち間違いでもなさそうな試論のもと、長い旅を続けたのである。」
(後略)

オカルトなどあまり信じないという作者が世界中(の奇妙なもの)を巡り「面白い」と思った視点で
プロのファインダーから捉えた写真作品自体も、もちろんなんですが、その視点での解説にも
けっこう深い味があって面白かった次第です。

いやあ、奇界つーのも廃墟つーのも、なかなか奥が深いんですねえ。
今の状況が落ち着いたら、わたくしも「奇界」への旅を再開したいなあ・・・
そう、熊野のライトOFF会とかボルネオの洞窟やジャングルの照射ツアーとか・・・
そこに集まるモノは「奇物」ばかりだし、集まるヒトは「奇傑」ばかりだし・・・わくわく



m98k at 16:11|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書斎 | カメラ・映像・音楽

2021年06月08日

ゴールドスターとエビスとライトと・・・

まずは最近ハマってる・・・

P6030025



P6030026


P6030027

サッポロのゴールドスターであります。

わたくし、ビール(もどき)については、本麒麟かアサヒ・ザ・リッチか麦とホップのうち、
当日一番お安いモノもしくは当日オマケが付いてるモノを買うことに決めてたんですが、
たまたま飲んだゴールドスターが、今ではすっかりお気に入りになっております。
ええ、惹句にあるとおり黒ラベルの麦芽とエビスのホップを増量し実現したうまさだそうで、
そういわれると、確かに美味しいような気も・・・

つーことで、先週の土曜日・・・

わたくしのエビス装備にこれを装着して、こっそりお出かけしました。

???

そう、アリス装備ではなく「エビス装備に」であります。なにせエビスのホップだし・・・

???

ええ・・・

アリス A.L.I.C.E.「多目的軽量個人携行装備」
All-purpose Lightweight Individual Carrying Equipment

ではなく・・・

エビス E.B.I.C.E「緊急宴会用個人携行装備」
Emergency Banquet 
Individual Carrying Equipment

なのでありますね・・・わははは


ま、今回はたまたまアウトドアではなく室内だったので、椅子とテーブルは持たず、
ゴールドスターと保冷剤を入れた小型クーラーバッグをば・・・

DSCN9467

さらに中型クーラーバッグに入れ隙間に各種つまみ類・カップ類を詰めただけでしたが・・・



まあ他の皆さんは・・・

DSCN9463



DSCN9468


DSCN9474

いろんな装備で参加されてましたねえ・・・って、今回はライトOFF会だったのね。
わたくしは「緊急時こっそり宴会」だとばかり思ってましたが・・・



もちろんゴールドスターの空き缶は・・・

DSCN9469

画像右上にきちんと積んで・・・たら、誰かさんがひっくり返してましたが・・・

いやあ、今回もじつに楽しかったです。
ま、わたくしには会話の大部分は理解できませんでしたが・・・SUREなんとか、とか・・・
こんな時期ですが、たまには楽しい会話の機会も必要ですね。
ほんとはアウトドアで!!!が一番なんですが、今はどのキャンプ場も満員のようだし・・・

不特定多数が集まるOFF会キャンプを開催するまでは、まだ少し時間がかかりそうですが、
よく知ってる少人数でこっそり、ひっそりとなら毎週でも・・・じゅるじゅる




m98k at 02:18|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 糧食、飲料 | フラッシュライト・ランタン

2021年06月02日

リンコとナツコ・・・

とーとつですが・・・

リンコちゃんとナツコちゃんであります。じゅるじゅる

???



ええ・・・

P5250030



P5250032

りんごと昆布で「リンコ」ちゃん・・・






P5250031



P5250033

ナッツと昆布で「ナツコ」ちゃん・・・

なかなか素敵なネーミングであります。

どちらも函館市にある能戸フーズの製品で奥様がお試しセットをポチったもの。

けっこう美味しかった・・・のですが・・・
つまみやおやつとしては、別々に食べるほうがわたくしの好みかな・・・

もちろん栄養バランスとかは一緒に食べた方がいいのでしょうが、ナッツ類や海藻類は、
(安物を)つまみ用に常備してますし、レーズンなどのドライフルーツ類も大好きなので
行動食・備蓄用に常備してますので・・・ばくばく

ちなみにリンコちゃんに入ってた乾燥リンゴつーのはフリーズドライなんでしょうか、
ボルネオ土産のフリーズドライ・ドリアンそっくりの、さくさく・ぱりぱり食感でした。
ま、これはこれで油っぽくないポテチ感覚でいいのですが・・・



m98k at 21:21|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 糧食、飲料