2023年03月

2023年03月29日

深海???OFF会

3月25~26の土日で深海???OFF会を楽しんでました

???

ええ、wingさんが
アンコウやエビをはじめ駿河湾産の珍しい深海魚を縁あって入手され、
せっかくなので深海OFF会をしましょう!!!と誘っていただいた次第・・・

土曜日の10時半に川端号が98kをピックアップ、神戸wing邸に着いたのは11時過ぎでした

で、さっそく・・・

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深海魚を試食・・・


ではなく・・・

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川端さんのライトセーバー(サーベル)コレクションのうち・・・



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スターウォーズシリーズ第一作で撮影に使われたのと同モデルのグラフレックス用に、
wingさんが作られたLEDバルブの試験点灯とかで遊びました

その後も昼食のピザと夕食用の鍋具材や飲み物を買い出しして、映画なんぞを観つつライト談義、
ま、わたくしは夕食用に買ったビールでピザを流し込んでただけでしゅが・・・ばくばく

で、クルマを入れ替え三宮まで所用で来てた赤チャリさんをモンベル前で5時にピックアップ、
4人がwing号で姫路wing別邸に着いたのは7時前でした

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wing別邸がテント張りに・・・って、これは姫路城前で開催中のサクラサーカス・・・


と・・・

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鍋の準備をしつつ川端さんの差し入れや・・・



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わたくしのタイ土産なんぞでかぱかぱやってると仕事を終えたBullittさんも愛車で到着、



いよいよ・・・

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鮟鱇鍋や焼きエビなんぞで大宴会!!!

「他の深海魚もぶち込みましょう」

「いやいや、この子たちは食べないほうが・・・」

と、ドキュメンタリー「日本のサブカルチャー史」なんぞを観つつ延々とライト談義・・・

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ま、わたくしはビールからハイボールに移行して、ごくごくしてただけでしゅが・・・


結局、この日の就寝は午前4時、翌朝9時過ぎには起床して・・・

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深海雑炊での朝食を挟み、またまた延々とライト談義・・・


昼前には所用のあったBullittさんが帰られたのですが・・・

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残った4人は引き続きヨタ話を延々と・・・

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ほしいもの食べ較べとかで過ごしました・・・
そーいやアンサイクロペディアにあった「ほしいものリスト」は面白かったな・・・

と、夕方には赤チャリさんを自宅に送り届け、神戸でクルマを入れ替え、川端号に送って
もらったわたくしが帰宅したのは、ちょうど7時でした

いやあ、今回も楽しかったです

またまた色々といただいたし・・・

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みなさん、ありがとね!!! また誘ってね!!! じゅるじゅる



m98k at 21:55|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック フラッシュライト・ランタン | 糧食、飲料

2023年03月24日

私はコレを持ち歩く!

とーとつですが・・・

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女性セブン2023年3月23日号にあった・・・



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保存版防災大特集~自分の命は自分で守るしかないので~今日も明日も~
「私はコレを持ち歩く!」~プロはやっぱりスゴかった!~とゆー記事のご紹介であります

そう、防災士など専門家が常に持ち歩いている(EDCしている)防災グッズ・・・
と、自宅での備えなどへのアドバイスをまとめた特集でした

個々のグッズまでは紹介できませんが、ほぼ全員に共通していたEDCグッズはヘッドライト、
モバイルバッテリー、笛、携帯トイレ、レジ袋・ポリ袋でした

以下、EDC関係を中心に、わたくしの読後メモから・・・

(高荷智也さん)
・自分の行動範囲やそこで起きうる状況を想定して、自分なりの防災グッズをそろえる
・持ち歩く防災グッズを
①身体の一部(メガネや補聴器の予備、持病の薬など)
②身の安全確保(風雨や寒暑、瓦礫や暗闇などから身を守るためのもの)
③手当と衛生(応急手当用品と簡易トイレ除菌シートなどの衛生用品)
④情報収集(スマホの充電と使えない場合の紙の地図、緊急連絡先、保険証、家族写真など)
⑤一時滞在(自宅以外で一晩過ごす状況下で、あると便利なもの)
⑥水と食料
の6つのカテゴリーに分けて考え、ポーチの大きさに合わせて収納する
・私が最も重要と考えているのは雨具と両手が使えるヘッドライト

(国崎信江さん)
・常に「エレベーターに閉じ込められたら」という意識を持つこと
(停電したら暗くて寒いしトイレも必要・・・)
・女性の視点で欠かせないのが黒のポリ袋(着替えポンチョ、簡易トイレの目隠しに)
・防災グッズは専用ポーチではなく、ふだん持ち歩くバッグに入れておく
➝持って行かない持ち出し袋より現実的で、必要なものが常に身近にあることが大事

(光田和悦さん)
・困りごとの優先順位をつけると、持ち歩くべきものが浮かび上がる
➝自分が断水で耐えられないのはトイレ、次に歯磨きやうがい・・・
➝携帯トイレや汚物を入れる袋、口腔ケア用品を多めに持ち歩くようになった

(蓬莱大介さん)
・荷物を持ちたくないので最低限で電池式モバイルバッテリーとペンライト付きの笛
➝ともかく情報収集と連絡手段の確保が大切

(今泉マユ子さん)
・基本アイテムに加え、親戚15人の連絡先の縮小コピー、家族の写真、手帳など
➝スマホが使えない非常事態にはアナログが役立つ
・自分は騒音と寒さに弱いので耳栓とカイロも常備している
➝災害で足止めされた際に自分の弱点を補うアイテムがあれば落ち着く

(折原久直さん)
・日頃から「地震が起きたらライフラインは止まる」という意識を持つ
➝仙台市では避難所へ避難した理由の半数以上は「ライフラインの停止」だった
➝もちろん避難が必要な場合もあるが、まずは在宅避難を想定した備えを
➝通勤者は職場にも2~3日滞在できる生活必需品(食料・着替え・洗面用具など)を
・まずは自分の命を守る、次にまわりの人たちと助け合って災害に取り組む


・自分の命が守れなければ、他人も助けられない
・備えがなければ、自分も他人も助けられない



m98k at 17:24|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 災害避難とか | 書斎

2023年03月17日

紀州街道ポタde田尻歴史館

昨日、じつにじつにひさしぶりに紀州街道をポタリングして、
はじめて泉南郡田尻町にある田尻歴史館に行ってきました

この日、朝9時半に大阪メトロ長居の駅前に集合したのは・・・

ご近所のダホン・ダッシュP18乗りの友人と、ブリヂストン・シルヴァF8Fにも乗ってたけど、
わたくし同様にリコール返金、その後は「ミニベロは段差でコケるのでもういいか」と、
スペシャライズド・ルーベSL4だけ乗りになった豊中の友人、そしてルーベSL4とF8Fから、
ルーベSL4とダホン・ミューSP9乗りになった、わたくしの三人でした

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ええ、彼が使わなくなったので今回持参してくれた、

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ダホンの輪行袋スリップバッグ20をしっかりとミューSP9に装着しました
そう、わたくしのスリップカバーXLではミューシリーズには大きすぎたので・・・

「ところで、ここに三人が集まるのは何年ぶりかなあ・・・」

「脳の外部記憶にしてるブログ記事によると4年ぶり、大阪市内の渡船めぐり以来やね」

「このトシでコロナ禍の4年間つーのは、ほんまにつらかったなあ・・・」

「お互い直前に親を看取ったりして、さてこれから遊ぶぞ!!!という時やったからね」

「そう、この4年間で体力や気力もかなり萎えてしまってるし・・・」

「今回は無理せずのんびり、しんどくなったら途中からでも輪行で帰りましょう」

と、まずは大和川まで幹線沿いを漕いで、大和橋から旧の紀州街道へ・・・



紀州街道については何度か記事にしてるので、当サイト内を検索いただくとして・・・

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恒例により浜寺公園でさっそく休憩しました



今回は高石神社前から、はじめて幹線を東側に渡り・・・

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旧街道を忠実に辿りました・・・

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そう、これまで浜寺公園から南は(渡るのが面倒で)西側の裏道を行ってたのですが、
ま、せっかくなので・・・





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旧街道はびみょーに曲がってて、どことなく風情が残ってるんですよね




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岸和田・弥栄神社の隣にある八幡山公園でもトイレ休憩・・・
この丘も昔は古墳だったのかな・・・



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泉州玉葱の畑が
一面に広がる貝塚を過ぎて・・・




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ようやく大阪ディープサウスも泉佐野までやってきました いこらもーるか・・・

で、関西空港連絡橋スカイゲートブリッジの高架を潜るあたりで約1名が行方不明になり、
電話にも出ず右往左往してると、ルーベ乗りのスマホに電話があったのですが・・・

「えとえとスマホの電話に出るには・・・あたふた、あっ、切れてしまった」

「あははは、スマホの電話に慣れてないな・・・
田尻歴史館には修復中に来たことがあると言ってた彼の案内で行くつもりだったけど、
歴史館で合流つーことでLINE連絡して、こっちはマップ検索してと・・・えとえと・・・
あっ、今度はこっちに電話が・・・検索中に出るには・・・あたふた、あっ、切れた」

「あははは、お互い電話がかかってくることなんて滅多にないからなあ・・・」

と、紆余曲折のすえ、ようやく電話が繋がり、彼はすでに歴史館に着いているとのことで、
こちらの二人はグーグル・ナビで忠実に紀州街道を辿り、やや遅れて無事に合流・・・

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田尻歴史館であります(画像をクリックすると拡大します)

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とりあえず中にあるカフェに直行して・・・

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まずは遅めの昼食宴会であります




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がつがつ・ごくごくと、たちまち完食完飲・・・ふう

と、ようやく落ち着いたところで館内を見学しました

以下さくさくっと・・・

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大正時代の建築つーのも和洋折衷で風情があっていいですね・・・




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階段などのステンドグラスも素敵でした



と、食後はふらふらと自転車を押して、すぐ近くにある田尻漁港へ・・・

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サイクルラックがありました




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左が漁港で右がヨットハーバー、奥が関西空港連絡橋スカイゲートブリッジであります


我々はとーぜん漁港のほうへ・・・

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平日の午後だったし海鮮のお店はすべて閉まってました


で、最寄り駅へ戻る道すがらにあった石碑・・・

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ここ田尻町・吉見ノ里が泉州玉葱の発祥地だったんですね・・・



と、工事中の駅前で自転車をたたんで・・・

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ま、ルーベSL4乗りの友人は前輪を外しただけでモンベルの輪行袋へ・・・



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ダッシュP18乗りの友人は、おりたたむのがじつにひさしぶりだったそうです
そーいや、オストリッチの輪行袋から、まだハンドルが突き出たままですね・・・


ま、わたくしも・・・

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スリップバッグ20とミューSP9の組み合わせは初めてだったので、前後位置の感覚が掴めず、
やや歪んでますが、おりたたみも収納も簡単なので次回から正しく納められるでしょう


吉見ノ里駅から難波行の各停に乗車・・・

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泉佐野駅で難波行の空港急行に乗り換えたのですが、車内は大きなスーツケースを持った、
外国人観光客でいっぱいでした
ようやくインバウンド客もコロナ禍前に戻りつつあるようですね

と、今回の走行距離は、途中で一度サイコンをクリアしてしまったものの(歩きも含めて)、
52kmほどで、後半の平均速度は14.7km/hになってました

集合地点まで行ったり道を間違えたりして、けっこう遠回りしましたが、平地でこの程度の
距離と平均速度なら、まだ何とか楽しめそうです
ま、数日後に脚がぴきぴきしてくるのは確実でしょうが・・・

さてさて、次回はいつになることやら・・・



m98k at 20:20|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 自転車ふらふら 

2023年03月14日

BE-PAL2023年4月号の・・・

ひさしぶりのビーパルBE-PALのご紹介、今回は2023年4月号であります・・・

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ええ、こんな付録が付いてたので、ついつい・・・

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そう、

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昔懐かしい、おかず入れの付いたお弁当箱・・・



にしては・・・

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やや小さいので・・・




これを「緊急時どこでも宴会ボックス」にしようと・・・


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って、わたくしがEDCしているセットは入りませんでした


そこで発想の転換、セット自体を小さくすればいいわけで・・・


ちゃらら・らっちゃ・ちゃーん!!!

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緊急時どこでも宴会ボックスmini!!!


そう、どんな緊急事態に遭遇しても宴会ができるとゆースグレモノ・・・
イタリアのリキュールもイギリスのスコッチもモンゴルのヴォトカもフランスのスピリッツもあるし・・・
でも、これで絶対量は足りるのだろうか・・・




ま、せっかくなので、これのおまけに付いてた雑誌の目次もご紹介・・・


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4月号の特集はミニマル・キャンプ旅とモンベル徹底研究でした

モンベルは1975年の設立、ムーンライト・テントの開発は1979年だったんですね・・・

わたくしは
ムーンライトⅢの初号機を、当時よく出入りしてた難波の小さな登山用品店で
購入したのですが、その際に・・・
「こんなメーカーのテントがあるんですね、知りませんでした」
「息子が山仲間と会社を作って、ぜひ店にも置いてくれと頼まれてるので・・・」
といった会話を、店のご主人としていたことを思い出しました

その後、
フジタの二人艇で奈良県吉野川・芝崎の瀬で遊んでる際に偶然、辰野さんと遭遇、
その時は、やはり初号機の古いストームクルーザーを着てたので、しげしげと眺められて、
「えらい古いやつを着てくれてるな・・・」
「あっ、モンベルの辰野さんですよね、愛用してます。ここにはよく来られるんですか?」
「もうすぐ黒部川を下ることになってるので、忙しいけど練習しとかんと・・・」
とか言っておられましたが、それが
日本初の黒部川下降だったんですね・・・

ほかにも、野田知佑「のんびり行こうぜ」(の追悼企画)や、本田亮「サラリーマン転覆隊」
などの連載があって、欲しい付録の時しか購読しないわたくしには懐かしい限りでした


ちなみに、こんな付録もついてて・・・


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伸縮式単眼鏡とか欲しいモノがいっぱい・・・じゅるじゅる

そう、この雑誌は物欲を刺激するので毎号は買わないようにしてるのですが・・・




m98k at 12:33|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック その他アウトドア | 書斎

2023年03月11日

ロシアのダーチャから備蓄について考える

今日で東日本大震災から12年が経ちました
あらためて震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします
あわせて、今も地域の復興に尽力されておられる方々に心からの敬意を表します 

で、今回はロシアのダーチャから備蓄について、思いつくまま・・・


「ロシア人は窮乏に耐えられる我慢強い民族なので経済制裁は効かない」との記事をネットで見ましたが、
民族として我慢強いとかではなく、過去から学び個人個人が対策しているから耐えられるのではないか?
と思った次第です

帝政ロシアの圧制、革命の混乱、ドイツ軍の侵攻、スターリンの粛清、冷戦下の窮乏、ソ連崩壊後の混乱・・・
多くの餓死者や凍死者を出してきた過去の歴史があるから、富裕層はもちろん備蓄しているだろうし、
一般市民も多くが都市近郊のダーチャ(別荘)とかで備蓄しているはず・・・

以下はソ連崩壊以前に知人のダーチャに招待された、本人から直接聞いた話です

・当時、日本のマスコミではモスクワの商店に並ぶ長蛇の列が紹介され、市民の窮乏を伝えていた
・招待してくれたのはモスクワの簡素なアパートに住む一般市民の技師だったが、立派なダーチャだった
・庭には菜園もありウォッカなど大量の備蓄品・高級家具・美術品が置いてあり歓待してくれた
・モスクワで市民が並んでいたのは政府系の商店で、配給品が入れば特別に安く買えるから並んでいただけで、
他の店に行けば同じ商品が(やや割高だが)豊富にあって並ぶこともなく、市民が窮乏している事実もなかった
(以上、報道や他人の話を鵜呑みにせず現地を確認すべきという話の中で)


で、この例から考えたのは、今も多くの市民がダーチャなどで備蓄したり自給自足できるようにしたりして、
いつ襲ってくるとも限らない窮乏時に備えているのではないかということ

厳冬期のロシアで燃料や食料の供給が途絶えれば、たちまち家族が死んでしまうのだから当然の備えでしょう
また高級家具や美術品などは(信頼できない)自国貨幣に替わる蓄えとして置いているのでしょう
さらに混乱期の政府からの支援などは、ハナから期待していないとも考えられます
これはイタリア・トスカーナの家庭を訪れた際も同じで、殆どが菜園と別の仕事を持ってました

2024.5追記です
(藤井一至(土の研究者)さんのX(ツイッター)投稿より)
X上でしばしば称揚されるロシアの家庭菜園ダーチャ。
じゃがいもの全生産の9割を占め、飢餓を防いだ小さな農業。
気になって、その面積を調べると、282万ヘクタール(じゃがいも栽培面積の9割)。
日本の水田面積(236万ヘクタール)より広い。
ロシアでは小さい農業だけど、日本の感覚だと結構大きいな。
ロシア飢饉、ホロドモール。食糧独裁のもたらした悲劇、人災と、その反動としてのダーチャ。
実質、ロシア全農用地の1/3までを占めていたというから、かなり大規模なものだったんだ。
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国家規模での政治や経済の混乱を何度も経験していると、それに対応できるよう平時からできる範囲で
備えようとするのは当然とも思われますが、戦中戦後の窮乏や貨幣価値の混乱、ましてや自然災害などは
何度も経験しているはずの日本ではどうでしょう・・・

熊野キャンプで毎年訪れていた小集落では、未曽有の大水害時に1週間以上も完全に孤立していたけれど、
住民に備蓄と生活できる技術や知識があって困らなかったようですが、都会ではどうでしょう・・・

食料や燃料などの流通が途絶える大災害への備えについては、1週間程度からモノによっては1ヶ月程度の
備蓄が勧められていますが、それらを有効に使える知識や経験、技術などを都市に暮らす一般市民が、
いったいどれだけ持っているのか・・・

さらに戦争や国家規模での貨幣価値・貿易・経済などの破綻を前提とした備蓄となるとどうでしょう
まあ、そんなことにならないよう献身している優秀な政治家や役人ばかりだから国民は安心している???
って、その顔ブレを思い浮かべると、ますます不安になってくるのですが・・・

やはり郊外の安全な場所に、水と電力が独自に確保できて菜園もできる、強固で豪華な別荘を持って、
そこに食料や燃料だけでなく、円やドルの貨幣価値に左右されず換金や物々交換ができる金銀財宝や
稀少なライトなども大量に備蓄、ついでにスイスの秘密口座預金とか暗号通貨とかも大量に・・・

って、そんな余裕が一般市民にあるのかっ???

日本でそこまで想定して備えているのは、ごく一部の富裕層(とライトマニア)だけなのかも知れません
アメリカでも、廃棄されたミサイルの地下サイロをシェルターとして購入したり、安全なオセアニアの
高級別荘を購入したりして備蓄してるのは、やはり一部の超富裕層だそうですし・・・

でも、そろそろ・・・
日本の一般市民も一時的な自然災害に対する備蓄だけでなく、国家規模の破綻や混乱も想定したうえで、
できる範囲での対策を考えねばならない時期に来ているのかも知れません・・・

どんな自然災害でも、最初の1週間から1ヶ月程度さえ自給自足できるように備蓄しておけば、あとは
国を挙げての支援や国際的な支援が期待できるのは、東日本大震災の例からも明らかなのですが、
日本が国際的な紛争に巻き込まれた場合はどうでしょう

あるいはどこかで戦争が勃発すれば、食料はじめ燃料・飼料・肥料などの殆どを輸入に頼る日本では、
戦略的な物流停止による影響が大きいことは、ウクライナ侵攻の例からも明らかです
ましてや局地的であっても核兵器が使われると、核の冬による世界的な食糧の減産も想定されますが、
その場合、各国は自国の餓死者を少なくすることを最優先にするので輸入は完全にストップするでしょう

本来、そんな事態に備えるのは国としての役割で、まずは食糧自給率を上げる努力が必要なんでしょうが、
今はひたすら農業予算を削って防衛予算を増やす努力をしてるようだし・・・
食糧自給は国家の重要な防衛戦略だと思うのですが、まだ当面は期待できそうにもありませんから、
やはり個人として最低限の自給自足ができるような手段を考えておかないと・・・

まあ、とりあえずは・・・
窮乏生活(サバイバル)に備えた備蓄や経験を、個人ができる範囲で積み重ねるしかないようです


(追記です)
理想的には、自分か家族と繋がりのある(地理的にも人文的にも安全な)地方都市にある職場にふだんは通い、
その近郊にある安全な自宅(または別宅)には菜園や様々な備蓄があって、周りは里山で水や薪が豊富、
近くには農薬や化学肥料を使わない農家もあり彼らとの関係も良好で、山に入れば釣りや狩猟もできる・・・
そんな環境で暮らすことでしょうか・・・
もちろん、そこで暮らせる技術と知識とコミュニケーション能力が不可欠なんですが・・・



m98k at 04:25|PermalinkComments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ブログ日誌 | 災害避難とか