2024年04月

2024年04月29日

ロゴスランドdeBBQ!!!

とーとつですが・・・

大型連休の二日目、めずらしく晴れた昨日の日曜日・・・

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京都洛南にあるロゴスランドでBBQを楽しんできました


ロゴスランド全体はこんな感じ

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④BBQスタジアムは早くからの予約時点ですでに満席だったそうで、


①BBQテラスを予約してくれてたのでプラムイン城陽の3階へ・・・

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ENJOY OUTING!・・・ロゴスの昔からのキャッチフレーズですね



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さすがに椅子やテーブル、タープやBBQグリルなどはすべてロゴス製でした!!!


さっそく・・・

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これで大人6人分ですが、たっぷりあって、しかも2時間の飲み放題つき



さっそく・・・

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じゅうじゅう





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ごくごくばくばくがつがつぐびぐび げふっ


と、お腹いっぱいになった食後、孫たちは・・・

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⑫たき火ラウンジの向こうに見える⑧ふわふわドームや⑨バンクーバー砦へ・・・



わたくしも・・・

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こんなのや⑦140mローラースライダーやロゴスショップとかは行ってみたかったけど・・・


すでに完全に出来上がってたので・・・

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美味しいソフトクリームを舐めながら午後はぐったりしてました

連休中も仕事で忙しい中、名古屋から来てくれた長男と家族にも、早くからの会場予約から
介護タクシーの手配までしてくれてた家内の妹にも大感謝です

名神高速も連休二日目で極端な渋滞はなかったようで何よりでした
ドライバーだけ飲めないのは残念でしたが、小さな子どもがいると、やはりクルマ移動が
一番便利かもですね
介護タクシーもあり施設入所中の家内の父親も含め、残りの大人全員が楽しく飲めました
大阪から電車で来た二人も会場まで送迎付きで飲んで食べるだけだったし・・・ひっく



m98k at 13:29|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック その他アウトドア | 糧食、飲料

2024年04月26日

R月シーズンの最後に・・・

とーとつですが・・・

牡蠣は英語でRの入る月がシーズンとされています

詳しくはこちらの記事をご覧いただきたいのですが・・・

英語などの暦月が今の呼び名になったのは、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)が
エジプト遠征から太陽暦を持ち帰り太陰暦から太陽暦のユリウス暦に変え、ローマ元老院が
それを讃えて「5番目の月(7月)」を「ジュリアスの月」に、さらに初代皇帝アウグス
トゥス
自分の誕生月である「6番目の月(8月)」を「アウグストの月」に変えて以来とされています

つーことでRが入る月は、
ユリウス暦の暦月名をそのまま引き継いだグレゴリー暦でも
1月~4月と9月~12月になり、まあ夏以外ですね

R月が牡蠣シーズンなのは地中海気候の地域では、ユリウス暦以前から変わらないでしょうが、
グレゴリー暦を使ってる南半球など他の地域での牡蠣シーズンの呼び名はどうなんでしょう???
さらに南北に長く暖流も寒流もある日本における美味しい牡蠣シーズンとは???

とか下らないことで悩みつつ・・・
ともかく4月下旬は今シーズンR月の終わりつーことで・・・

2月の蛤宴会とほぼ同じ元
職場の同期メンバーが昨日、ほぼ同じパターンで梅田に集合

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同じ阪急32番街へ・・・



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蛤専門店は28階でしたが牡蠣専門店は31階、案内の右上に表示されてる・・・


そう、8th SEA OYSTER(エイス シー オイスター)とゆーお店であります

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海洋深層水による浄化と陸上養殖で生まれた「8番目の海」の牡蠣・・・


31階からの眺めもなかなかのものでした

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以下、飲み放題つきコース料理をさくさくっとご紹介

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まずは生牡蠣の食べ較べ




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サラダ



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ローストビーフと鯛も・・・




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牡蠣フライや牡蠣のローストなど・・・



で、シメは牡蠣のパスタと・・・

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牡蠣出汁のスープでした

海のミルクとも呼ばれグリコーゲンやミネラルなど栄養豊富な牡蠣・・・
最近は天然の岩牡蠣も出回り夏でも楽しめますが、特に生食ではノロウイルスなどによる
食中毒も発生してるので自宅での扱いには注意が必要ですね・・・ばくばくばく




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2024年04月23日

自宅避難用品の再チェック!!!

今月も各地で地震が発生しており、これらが巨大地震の前兆でないことを祈りつつ・・・

わたくしも急きょ・・・最新型ランタンとか・・・

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停電時に自動的にバッテリー給電に切り替わる「いつでもランプ」とか・・・

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って、これらは閉館した神戸らんぷミュージアムの展示品だったんでしゅが・・・


と、閑話休題


あらためてリチウムイオン電池の充電状態や、乾電池はじめローリングストックしている
食品や水や燃料などを再チェックしたので、何かの参考になればとメモしました

地震などで被災しても自宅が基本的に無事(余震などにも安全)なら、インフラがすべて破壊
されてたとしても、適切な備蓄があれば自宅避難(籠城)することができます
さらに備蓄次第で指定避難所に避難するより快適になるかも知れないので、それを前提にして、
自宅での災害用備蓄を再チェックしました

(1)まず、ふだんの自宅(集合住宅の8階)での暮らしに不可欠なインフラを考えました

①電気(ガスは都市ガスからオール電化に変更してるので除外)
②上水道
③下水道
④情報通信手段(インターネット・電話・テレビ・ラジオなど)
⑤スーパーなど近所の食料品店・日用品店
⑥自治体のごみ収集(特に生ごみ)
(他にも行きつけの居酒屋とか料理店とか、かかりつけ医とかの重要インフラがあるけど、
被災から当面は酒や医薬品を含む自宅ストックでの家呑みや自己看護で対応かな・・・)


(2)次に、上記①~⑥のインフラが全て途絶えた場合に、何が一番困るかを考えました

①電気が停まると②上水道と④情報通信手段も使えなくなるが、
直接的には、1照明、2調理用熱源、3冷蔵庫、4空調、5エレベーターが使えない
②上水道が止まると、6飲み水、7水洗トイレ、8炊事、9洗濯、10風呂や洗面が使えない
③下水道が使えないと水があっても、②-7、8、9,10が使えない
④情報通信手段がないと災害情報の入手伝達ができず、ふだんどおり自宅で遊べない
⑤スーパーなどが使えないと当面の飲食料品、衛生用品などの日用品が入手できない
⑥ごみ収集が途絶えると、まず生ごみの処理に困る


(3)これらの状況を想定(3日~30日)して現在の備蓄状況を再チェックしています

①-1照明
・大量のキャンプ用ランタン・ライトで対応
→充電式は放電と充電、乾電池式はローリングストックのチェックが必要

①-2調理用熱源
・大量のキャンプ用カセットコンロCB缶とバーナーOD缶などで対応
(ボンベはローリングストックで基本30本程度)
→本体は10年、ボンベは7年でシール材が劣化するらしいのでチェックして買換えも必要か?

①-3冷蔵庫
・キャンプ用の保冷剤と水道水ペットボトルを冷凍庫に備蓄、停電時には冷蔵庫自体を
クーラーボックスとして利用
(停電から数日間はクーラーボックスとして使えるはず)
→被災しても使えるように転倒防止対策のチェック
→停電時はさらに開閉回数を減らし冷気を逃がさないようにする
→使う順序は生鮮食品→冷凍食品→調味料や乾物などの順(冷凍食品も保冷剤になる)

①-4空調
・平時でも夏は扇風機、冬は湯たんぽしか使わないので、夏は団扇と充電式小型扇風機、
冬は湯たんぽと厚着で対応
→キャンプ同様モバイルバッテリー(長期ならソーラーチャージャーも)とカセットコンロで
電源熱源を確保(ただし体調不良に備え瞬間冷却剤・使い切りカイロなどの備蓄も必要か?)

①-5エレベーター
・1階の給水栓または給水車までの往復はキャンプ用のバックパックと水タンクで対応
→ただし20kg以上のバックパックを背負い階段を8階まで往復できる体力が必要

②-6飲み水
・40リッター(20×2人分)の水道水をローリングストックで備蓄(満水にして暗所に分散)
→備蓄水がなくなっても給水栓や給水車が使えない状況ならプール水などを簡易浄水器で利用
(キャンプ場での水切れ事態と同じで雨水やプール水などは飲用以外にはそのまま利用)

②③-7水洗トイレ
(水があっても汚水管や下水本管が破損してたら流せない→判定困難なので基本は流さない)
・ごみ袋、新聞紙、ペットシーツのセット200回(100×2人)分を備蓄(400回分は必要?)
→使用後は密閉して当面は保管するしかないか?
→長期化すれば昔のキャンプのような焼却や埋立は可能か?

②③-8炊事
・なるべく雑排水(雑排水管や下水本管が破損してたら使えない)や生ごみを出さないよう
食事や食器などを工夫し、最低限の雑排水や生ごみは7と同じ処理?

②③-9洗濯
・上水道以外や自宅以外での洗濯方法を工夫するしかないか?
(キャンプでは着衣のまま川に入って洗ったり雨水などを利用したりしてた)
→下着類ぐらいは使い切り製品の備蓄が必要か?

②③-10風呂や洗面
・炊事や洗濯と同じような工夫をする(基本はキャンプと同じ)
→水不要のシャンプーシート・ボディシート・歯磨きシートぐらいの備蓄は必要か?

④情報通信手段
・災害情報用には乾電池式AM-FMラジオ(電池はローリングストックで単三型)を備蓄、
スマホが使える状況になればキャンプ用モバイルバッテリー(兼ランタン)から充電、
停電が長期化すればソーラーチャージャーで充電(照明も同じ→基本はキャンプ装備で対応)

⑤飲食料品・衛生用品などの日用品
こちらのリストを参考にローリングストック備蓄をチェック(基本はキャンプ計画と同じ)
→ただし賞味期限や在庫の確認は定期的に(何故か深夜に消えていることが多い)
→さらに快適に過ごすために蒸留酒のストックを多めにしておく・・・

⑥生ごみ
・なるべく出さないよう工夫して7と同じ処理→長期化すれば焼却埋立も考える


こうして見てみると、いかにキャンプ生活と共通する項目が多いことか・・・
さらに被災時の籠城では買い物しない(できない)ので、これもキャンプ生活と同じですね
(中長期的には買い物もするので現金や電子決済も必要でしょうが・・・)

わたくし最近はややキャンプ離れしてますが、やはりキャンプ慣れも大事ですね
そう、キャンプを楽しむつもりでなら自宅での籠城生活も少しは気がラクになるでしょう


最後に何かで読んだ「被災後の不安を解消するポイント」の要点メモを挙げておきます

①自分が続けられそうな日常の日課を続ける
→被災体験は当たり前のことが自分の選択と関係なく突然喪失する「安全と安定の喪失体験」
→その不安の解消には何気ない日常ルーチンを一つずつ丁寧に繰り返していくことが大切
(例えば、お茶を飲む、体を動かす、無理のない範囲での家事や仕事、通学など)
→明日も今日と同じ生活が続くという、自分に関わることを自分で選んでいるという安全感と、
明日も日常があるという安定感を取り戻していくことにつながる可能性があるから

②情報から適切な距離をとる
→大きなショックを受けると頭からそのことが離れなくなる
→ニュースやSNSの情報に触れるたびに緊張したり不安を感じたりする
→自分では意識しなくても思いがけずエネルギーを使っていることが多い
→そのような時にはメディアから離れることが重要
→本を読んだり体を動かしたり、自分にとって取り組みやすい方法で、
意識的に情報から離れる時間を設ける
→一方で災害情報など安全のために欠かせないニュースもあるので、情報を遮断するのではなく、
「定期的に離れる時間をつくる・つらい時は離れる」ことを心がける

③可能な範囲で自分をケアする時間をつくる
→日々の中でストレッチをしたり深呼吸をしたり、身体的にも緊張の和らぐ時間をつくる
→普段と違う状況が起こった時は自分でも気付かぬうちに体が緊張していることがあるから・・・




m98k at 19:19|PermalinkComments(5) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 災害避難とか | フラッシュライト・ランタン

2024年04月19日

画期的新説!!!

とーとつですが「画期的新説」・・・

古代中世の礼制と法制・政治との関係史が専門の歴史学者が「邪馬台はヤマトである」ことを、
文献史学の立場から結論したとゆー新説であります


文芸春秋3月特別号に掲載と教えてもらってて、ようやく図書館で借りることができました

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ええ、

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第170回芥川賞受賞作品なんぞを読むのは後回しにして・・・
ちなみに直木賞は万城目学の「八月の御所グラウンド」でしたね



本題

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以下、掲載記事のうち個人的に興味のあった部分のみ、てきとーにメモしました
(著作物からのメモなので問題があれば非公開にします)

・魏志倭人伝の行程記事より
→朝鮮半島から伊都国(後の筑前国怡土郡、今の福岡県糸島市)までは疑問の余地はない
→その先のルートが曖昧(なので今も「決定版」が山ほどある)
→古代中国史書の地理情報は儒教の世界観に基づく記述なので根本が机上の空論
→行程解釈で争う限り解決の見込みはない→それを離れて見つけるしかない
→自分は門外漢だと思っていたが古代中国「礼」文化の日本列島への影響を追跡していて、
行程記事に依存しない文献資料を見つけた
→証明は学術論文で発表した
→一般向け紹介は著書として書ける機会を待つことにして、あらましと結論を簡単に紹介

・邪馬台国論争最大の誤り→新井白石あたりがヤマタイと読んだこと
→三世紀中国語の「台」の発音はダとドゥの中間
邪馬台は上代日本語のヤマトをヤマダ(ヤマドゥ)のように聞き取り音写したもの
→日本の正史でも日本全体や奈良地方を表すヤマトを野馬台や夜摩苔とも書いた
(九州の山門は甲類でヤマトとは上代の発音が違う)
→なので
邪馬台は日本全体や奈良地方を表すヤマトしかないはず
→日本全体にしか結びつかなければ場所は特定できず、特定地域ならそこが邪馬台国
→私の説ではむしろ奈良地方以外を指すヤマトが重要になる

・ヤマトの伸縮が最大のカギ
→国号を指すヤマトを最上層、現在の奈良県地方(律令制の大和国)を指すヤマトを中間層、
奈良盆地東部(律令制の磯城郡と十市郡の領域→大和郷)を指すヤマトを最下層と呼ぶ
→これら三つのヤマトには日本・大和・大倭・倭などの漢字が宛てられた
→「日本」は日本書紀で一例だけ中間層を指すが残り218例は最上層を指す

・ヤマトの漢字表記の変遷
→日本書紀の本文(朝廷の公式見解)では倭の9割以上が中間層・最下層を指す
→注(中国・百済の外国典籍引用)では倭の全てが最上層を指す
→本文では国号を日本、それ以外を倭と書き分け、注の外国典籍引用では倭は国号→食い違う
→卑弥呼の時代に訓読みは存在せず、中国人も倭をヤマトではなくワに近い発音で読んだ
→ヤマトノクニの漢字表記は大倭国→大養徳国→
大倭国→大和国と変遷した
→大も
養徳(ヤウトク)も和も美称で、地名の本質に関わる漢字は倭

・マトリョーシカのような入れ子構造の発生
→行政区分の倭国と卑弥呼王朝として国交していた倭国との区別がつかないことが重要
→古事記には14例の倭が現れるが、うち12例は確実に中間層と最下層
(残り1例は解釈を確定できず、もう1例は国生み神話での本州を指す)
→日本語の地名ヤマトも漢字の地名倭も三つの異なるスケールで使われた
→別々に生まれたはずはなく残りが派生したと考えるのが自然

・倭には固有の意味がない
→倭は固有名詞を表すためだけに委に人偏をつけて生み出された字とされる
(正確には委という発音の人や土地を表す固有名詞)
→通常、訓を宛てる時は漢字が持つ意味に対応する日本語を宛てるが倭には意味がない
→日本語話者(倭人)が意図的に強い理由に基づいてヤマトという日本語を宛てた
→倭もヤマトも三つの規模の地域を指した
→倭はもともと後漢までに中国が日本列島・人を呼ぶ固有名詞と決めた言葉
→小さな国をいくつも内部に持つ民族全体と彼らの居住する地域全体を指した(最上層)
→なので中間層や最下層の倭は後から生まれたと考えるしかない

・ヤマトは狭い地域の地名
→国号をヤマトと呼んだ確実な用例は8世紀前半の日本書紀から
→万葉集などの「シキシマのヤマトの国」は国号か奈良地方かを問わない
→シキシマは古事記(崇神)や日本書紀(欽明)で王宮の所在地として現れる
→明らかに奈良地方磯城郡内(中間層)の地名で磯城郡にはヤマト(最下層)を含む
→なのでこの結合はこの狭い地域で起こり統一王朝の国号へ拡大した
と考えるしかない
→アキツシマもヤマト(中間層)内部の狭い地域の地名だった→本州や国土全体を指す美称に
→これらが国号の代名詞となったのは枕詞として結びついていたヤマトが拡大した結果
→ヤマトはこの小さな地域名から出発した→まさしく魏志倭人伝の邪馬台(ヤマト)
→卑弥呼の時代には統一王朝全体を指す倭と、内部の小国を指すヤマトが別々に存在した
→倭は(国内で)最上層→中間層→最下層へと縮小方向の変化
→ヤマトは
(国内で)最下層→中間層→最上層へと拡大方向の変化
→なぜ逆向きの変化が起こったか、どちらが先か・・・

・国の中に国がある二重構造
→統一王朝は中国が用いた倭をそのまま国号とした
→倭国の中に邪馬台国、奴国、伊都国など数十の国があり、これは律令制になってからも同じ
→遅くとも卑弥呼の時代から、明治まで16世紀以上も続いた国の二重構造
→東アジアで同じ二重構造を持つのは中国歴代王朝のみ→これをベースにした模倣

・中国の国号ルールと大倭と書かれた理由
→中国では統一王朝樹立直前の領地名(諸侯国としての国名)を国号とする
→周から唐までの不文律で例外のない鉄則
諸侯国としての国名に大をつけて統一王朝の国名とする(大唐など)
→ならば
大倭は倭から出発した統一王朝か?→倭という小国は日本にはなかった
→ところが倭という漢字にヤマトという日本語を宛てた事実がある
→そしてヤマトという小国が卑弥呼の邪馬台国として存在した事実がある

・女王卑弥呼のもと倭国は数十年ぶりに統一王朝となり二代続いた
→倭王には邪馬台国の出身者が就任するという方向性が生まれたはず
→その後、倭の五王が現れるまでの継承は分からないが、
→倭国が諸侯国の邪馬台国を出発点としたという形で記憶され倭の五王も朝廷も継承した
→国号の倭と出発点の邪馬台との齟齬の理由は、倭だけが中国語ということに尽きる

・中国王朝が黄河流域のみだった時代には、倭は大陸南部の異民族集団を指した
→王朝拡大に伴い大陸世界も拡大して、倭は東海の果ての異民族を指すに至った
→倭は中国の統治理念の都合と歴史で生まれた呼び名
→いっぽう
邪馬台、奴、伊都などは日本語の地名を中国人が音写したもの

・倭王朝は邪馬台が発展したものだと統一王朝が主張するには、時代背景も民族も言語も違う
二つの地名を結合する荒業が必要だった
→倭国の朝廷は訓読という他国に類をみない手段で倭をヤマトと読むことにした
→これにより最上層から最下層まで全ての倭をヤマトと読み、ヤマトを倭と書けるようになった
→倭は最初からヤマトであったことにし、狭い地域ヤマトも最初から倭であったことにした
→国号の倭に国内向けの発音ヤマトを与え、地名のヤマトに倭という漢字表記を与えた
→情報の追加処理だけなので国際的にも国内的にも改変を要さず混乱もない解決法だった

・邪馬台国と纏向遺跡
→最も小さい地域名としての邪馬台ヤマトも倭という漢字表記を獲得した
→倭里→倭郷→大和郷になった
(その地名を代表させた律令制の行政区分ヤマトノクニは倭国→大倭国→大養徳国→大和国に)
大和郷は垂仁・景行天皇の記紀伝承から纏向村(現在の桜井市北部)とされる(直木幸次郎説)
→最近の考古学の成果(纏向遺跡の規模と内容)と一致するが、まだ状況証拠だけ
→これまでの文献史学では箸墓古墳のサイズが魏志倭人伝の記述と一致するだけ
→私の推定により文献史学からの確かな補強を与えることができる

・奈良地方にヤマトという地名があったから邪馬台だと言っているのではない
→奈良のヤマトを倭と書くこと、倭という統一王朝全体をヤマトと読むことの二つが、
→前段階の諸侯国から
統一王朝を樹立という中国的な構図でしか説明できないこと、
→その構図に合致する諸侯国の地が3世紀には邪馬台ヤマトしかなく、8世紀前後には確実に
纏向地域の倭ヤマトであることから、両者をイコールと推断して邪馬台=纏向地域と結論した

さてさて・・・

本になれば是非(借りて)読んでみたいと思いましたが、門外漢のさらに門外漢のわたくしには、
邪馬台国の話つーのは小松左京の邪馬台国=ハワイ説とか、あらゆる諸説が乱立してるから
じつに面白いとも思ってます

でも、実際の研究者からみれば、考古学と文献史学それぞれの最新成果にしても、その中から
自説に都合にいい部分だけを抽出して使う輩もいるようで、さらに発掘調査への厳しい制限
もあって、なかなか結論が出ないようですね


記事の最後にあった参考文献も面白そうだったのでメモしておきます

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m98k at 12:23|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書斎 | わからないもの

2024年04月14日

アウトドア折りたたみチェア

じつにひさしぶり!!!新アウトドア・グッズのご紹介であります


ええ、本日届いた・・・

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アウトドア折りたたみチェアであります
ま、「ヘリノックス・チェアの背もたれ無し版」といったところでしょうか・・・

某amaz○nにあった商品名は、
【最新型アウトドア椅子】 折りたたみ椅子 キャンプチェア 3wayマルチ機能 小型 コンパクト
超軽量 耐荷重100kg アルミ 携帯便利 BBQバーベキュー 焚き火 お釣り 登山 ハイキング (グリーン)

とりあえず取説にはアウトドア折りたたみチェアとあったので記事タイトルにしましたが、
ストア名はSOTCAR、販売元は彩江塩波多、メール先はLansionとなってて、ブランド名や
製造元はわかりませんでした・・・


スペックはこんな感じ

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日本語の取説もあり、作りもしっかりしてそうだし、フレームをまとめる布ゴムまで付いてて
喜んでるのですが、購入の決め手となったのが仕様にある「座面高34cm」とゆー部分


そう、わたくし過日のプチお花見など、お気楽なアウトドア宴会では・・・

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こんなスツール(兼マガジンラック!!!)をはじめ、様々なコンパクトチェアを使ってたのですが、
例えばこのスツールの座面高は23cm、他のも似たような高さなので、最近は立ち座りするのが
ますますつらくなってたのでありますね

で、これなら・・・

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座面高が10cm以上高くなって立ち座りがはるかにラクになるはずであります

特にお花見宴会で出来上がった際に差は歴然となり、安心してさらに飲めるはず・・・

仕舞寸法32×10(実際は径8cmほどでした)、本体重量530g、静止耐荷重100kgつーのも、
座面裏にフレーム収納用メッシュがありクルクル巻いて両面ファスナーで止めるだけで収納袋不要
つーのも嬉しい限り・・・

つーことで・・・

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今回はどどんと2脚をまとめ買い!!! 
タイムセールでお安くなってたことだし



なので今後のお気楽アウトドア宴会では、

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座面の低いタイプには若くて元気な方?が座ることに・・・げひげひ




m98k at 16:34|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック キャンプ・川下り | その他アウトドア