業務連絡?モンゴル紀行 拳銃編その2

2006年07月30日

モンゴル紀行 拳銃編その1

ぜいぜい、はあ、はあ、汗
なんとか無事?に帰国しました。
みなさん、激励のコメントをありがとうございました。
しかし・・・

日本は、なんでこんなに暑いんだ!!ううっ

なんでこんなにビールが高いんだ!!ぶつぶつ



ま、ともかく今回、モンゴル国(モンゴル共和国から修正しました。「人民共和国」から、いきなり「国」になってたんですね。知りませんでした。)と中国内蒙古自治区への植林ツアーに個人ボランティアとして参加したのですが、
モンゴル国の首都、ウランバートルでの、到着初日に行われる半日観光をこっそり抜け出して、
左バーのリンク集にある「THE戦闘糧食」で知った、M.M.P.(モンゴリア・ミリタリー・プログラム)の射撃体験に行ってきました。

仕事の関係で、植林ツアーそのものがドタキャンになるかもしれない状況の中、
出発ぎりぎりまでメールのやりとりをしていたのですが、
とても丁寧な対応をしていただきました。
スタッフのムルンバーターさん、ほんとうにありがとうございました。

で、関西空港から北京へ、翌日早朝の便でウランバートルのチンギス・ハーン空港へ、
という旅程で、昼過ぎに空港に到着しました。

「国際線到着ロビーの外でお待ちしています。」
「お迎えの方の目印はなにかあるでしょうか?」
「迷彩服の上下なのですぐにわかります。」
「では、わたくしも迷彩にさせていただきます。」
「了解しました、ナランバートルという者が案内しますので伝えておきます。」

というメールのやりとりをしていたのですが、空港ではかなり目立つ二人でした。
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なんとなく、わたくしに似てるような右の方が、ナランバートル氏であります。
「ナランはモンゴル語で日の出、バートルは英雄ですから、日本流に訳せば、
日出雄ということになりますが、ナランと呼んでください。」
と、モンゴルで習ったという流暢な日本語で教えていただいたのですが、
なんとこの方がM.M.P.の社長なのであります。
なんでもスタッフがみんな出払ってるので、ということでしたが、
背後にある彼の愛車は、わたくしと同じニッサンテラノ!

モンゴルでは日本のSUVが丈夫で人気があるけど、ランクルやパジェロは部品も高いし、モンゴルの道には大きすぎる、ということで中古のテラノが一番人気だそうであります。
もうすぐディーゼル規制で乗れなくなるわたくしのテラノ、モンゴルなら新車同様に高く売れるのに・・・ううっ
ちなみにモンゴルでは、ディーゼル車は高級車、ということで、軽油が一番高いとのことであります。うーむ

さて、空港からウランバートル市内を抜けて郊外に出ると、大草原の中に陸軍の演習場があり、そのなかでM.M.P.の射撃体験ができます。

ま、M.M.P.が代理で、軍の公式プログラムへの申請をするという感じで、そこはちょっと前まで社会主義国だったところ、結構きちんとした書類を作成していました。

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この時は風も強く、今にも降り出しそうな天候でしたが、射撃場の中に入ると、
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こんなのや

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こんなのまで

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ちなみに、後方に見えているのがシューティングレンジであります。

はやる気持ちを押さえて、いそいそと記念撮影であります。

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で、シューティングレンジに着いたら、陸軍の方がわたくしたちのためだけに、
ずらっと銃を並べて待ってくれてました。まさに貸切状態であります。

「どれでもお好きなのをどうぞ、まずは拳銃から選びましょうか。」

「えとえとえと。まずは、これとこれだけは絶対に・・・」

「ずいぶん古いのから選びましたね。古いので弾が残り少ないのですが。
 倉庫に在庫が残ってるか探させてきます。」

「ともかく、これは撃ちたかったんですう。お願いしますう。」

「わかりましたから、そんなところにしゃがみ込まないで・・・」

「わは、わは、わははは、しっ、幸せじゃあぁぁぁぁ・・・」
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そう、最初に選んだのは、古いナガント軍用とモーゼル軍用だったのであります。

(次回に続く)



P.S.
ほんらいの植林のお話やフラッシュライトのお話に行くまで、かなり時間がかかりそうであります。すいません
昨夜の北京以来、数時間の睡眠だけでちびちびと飲み続けのため、そろそろ寝ます。
どうも旅の興奮で、感覚が麻痺してるようであります。ううっ

at 02:29│Comments(18)TrackBack(0) mixiチェック ミリタリーグッズ | 沙漠緑化・熱帯雨林再生

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この記事へのコメント

1. Posted by ニャん丸   2006年07月30日 09:31
おかえりなさい~!楽しみに待っていました~♪
98kさん、おはようございます♪
まだ、旅でお疲れだと思うのに、更新お疲れ様です。
軍の射撃施設…戦車…カコイイ!!
戦車は旧共産圏らしい戦車だし…何といってもサイドカー(バイク)がイイ~、これ欲しいな♪
モーゼルは確かに古い銃だとは思うのですが…現地でも「弾がないかも?」くらいの扱いなのですか?
ハン・ソロ気分でガンガン撃っちゃうわけにもいかないですね!
(レーザーじゃないしね(笑))
ナランバートルさん…サングラスをかけていただいたら、どっちが98kさんだかわからないじゃないですか?
実はご兄弟なんじゃ?(笑
2. Posted by リオ   2006年07月30日 10:21
おかえりなさいませ~ご主人サマ(笑)
ああっ! やっぱりモーゼルだぁぁ!(羨)
マガジンボトム形状からみると、クリップで
ぐわちゃっ! と装弾したですかぁぁ?(羨)
しかし、モーゼルとナガン(ですよね?)とわ。。
長モノもAKとか56式より、ボルトアクションのが
いいですね~!
ちょっと元気を分けて戴きましたm(_ _)m
3. Posted by hryk   2006年07月30日 15:16
98kさん、お帰りなさい。
うう、ずらりと並んだ本物の銃器たち、、、
かっこいいよう、、、{笑い}
戦車もあんなに間近で見られるなんて、
うらやましいっす{ハート}
行く前と帰ってきたときでの日本の気温の違いには
驚いたでしょうね。
この数日で一気に「真夏」になりましたし、、、
そうそう、来週末には予定が確定しますので、
そのころメールしますね{ラブ}
4. Posted by 98k   2006年07月30日 15:33
今、やっと起きました。
12時間以上、寝ていたことになります。ううっ
ニャん丸さん
どーもです。
ツアー中に、ボンドカーシリーズも最終回になっちゃいましたね。
あとでゆっくり過去記事を拝見させていただきます。
リオたん
こ、ここはメイドカフェだったのかっ!
このモーゼル、装弾子をセットして、
上から一気に、じゃきじゃきっ、と入れるタイプでしたね。
この両者は、かなり薬莢が細長いんですよね。
拳銃弾よりライフル弾に近い形状でした。
リオさんもご無事でなによりです。よかったよかった!
5. Posted by 98k   2006年07月30日 15:43
hrykさん
コメントが行き違いになりましたね。
ウランバートルは最高でも20度まで、朝夜は5度ぐらいでした。
冬にはマイナス40度以下になるそうですが・・・ぶるぶる
大阪でお会いするのが楽しみです。
6. Posted by 交通課長   2006年07月30日 20:08
お帰りなさい~。
 正直、よだれが出ました{笑顔}にしても、98kさん・・・戦友みたいな写り方ですね。カッコイイっす。戦車前の写真!「俺の車」みたいな感じ、そして、最後の銃の前の写真は・・・アイドルの写り方じゃないっすか~。
 ゆっくり休んでください。時差ぼけ(1時間)にもお気をつけを
7. Posted by cinq   2006年07月30日 20:36
98kさん、お帰りなさーい
楽しそうな写真ですね~
羨ましいです{にっこり}
戦車輸入してマイカーにしましょうよ!
きっとTVが取材に来ますよ。
そうそう、どうやら無事に税関を通過できた御様子{笑顔}
あんなモノやこんなモノも、そのうちご紹介いただけるんでしょうか?
続きも楽しみですねー
8. Posted by 98k   2006年07月30日 20:48
交通課長さん
何のメモもないので忘れないうちに・・・と、記事の下書きをしてました。
じっ、じつはT-55のハッチにお腹がつかえて、
中に入るのに苦労しました。ううっ
cinqさん
モンゴルはそうでもなかったのですが、
今回は往路、復路ともに中国経由だったので、こちらが厳しい!
内蒙古からの国内線でも、機内持込だけでなく、
託送のスーツケースまで徹底的にチェックされました。ううっ
ま、そのかわり、合法的なお土産を持ち帰りましたので、
お楽しみに・・・{ドキドキ大}
9. Posted by イルミナム   2006年07月30日 22:18
98kさん、お帰りなさい。
モーゼル拳銃のお話期待しています。グリップが丸いので安定悪そうですよね。銃身が少し短く見えますね、中国製でしょうか。手で持ってフルオートとか出来ましたか・・・。
三十数年前にMGCのモデルガンを買い損なって以来、大型モーゼル拳銃にはすごく興味があります(^^;
10. Posted by 98k   2006年07月30日 22:29
イルミナムさん、どーもです。
このモーゼル、刻印なんかは磨耗したのでしょうか、
はっきりしませんでした・・・というより・・・
興奮してて、銃の形式型番は、確認してません。ううっ
確かに、銃身が短かったですね。
明日にでも、拳銃編その1をアップしますが・・・
あまり期待しないでくださいね{汗}
11. Posted by 98k   2006年07月30日 22:41
あっ、拳銃編その1はこの記事じゃないか!
明日アップする予定の記事は、拳銃編2であります。
うーむ、やはり1時間の時差ボケか・・・
モンゴルは今、サマータイムで日本と同じ時間、
北京時間は日本より1時間遅いので、中国を経由する都度、
時計を進めたり遅らせたり・・・
12. Posted by 川端   2006年07月31日 05:52
お帰りなさい。
ご無事での帰国、また、生き別れのご兄弟との再会、なによりだと思いますm(_ _)m
ちゅーか、
もーのすっごいうれしそーなカオで写真に写ってはりますね~
至福のひと時(^^)
13. Posted by iigyogyo   2006年07月31日 07:58
カービンの銃口がぁ!AKの銃口がぁ…98kさんの胸を狙っている!
(暴発はしなかったみたいですね…良かった{パンダ})
98kさんって、想像以上にカッコイイ人だったんですネ{学ラン}
次回「ファイアー!!」ってしてる写真なんか見ちゃったら、
もうたまりませんっ!{炎}
14. Posted by TOMO   2006年07月31日 12:17
お帰りなさい。おつかれさまで~す。
土日とパソコンの前を離れておりましたので、遅まきながら・・・・。
う、旧型のBMWタイプのサイドカー。「大脱走」でマックイーンが乗って
たのに似てますね。ほ、ほしい・・・。
げげ、T-55にPT-76、ほ、本物だ!
博物館じゃなく、そこらにゴロゴロしてるところがすごいですね。
それに、木製ストックの銃の数々。やはりストックは木製でなくては。
ほんで、2丁拳銃の98Kさんの嬉しそうなお顔。うらやましい、です。
しかし、ご兄弟といい98Kさんといい、迷彩服がよくお似合いですね。
ポイントはやはり体型でしょうか。
15. Posted by 浜三   2006年07月31日 21:28
お帰りなさいませ98kさまっ{バニー}{ハート}
ホンモノだ!
もっと土産話を!
本物のお土産は日本海を漂ってる頃ですよね?!{大波}
16. Posted by 98k   2006年07月31日 23:03
川端さん
いやあ、このときは興奮してましたねえ。
ナガン軍用やモーゼル軍用の実包も、他のめずらしい銃器の
数々も、なーんも画像に収めておりません。ううっ
iigyogyoさん
ま、そこは正規軍のプログラムですから安心、といいつつ、
わたくし銃口側に行く時は、さすがに何度も確認をとりましたよ。
TOMOさん
これ、どちらも中に入って自由に遊べます。ペリスコープ覗いたりして。
別の演習場では、操縦体験もできるので、是非MMPのHPをご覧下さい。
(日本で宣伝しますと、ナランさんに約束したので・・・)
浜三さん
モンゴルでは18歳でお酒も煙草も解禁なんですが、
射撃や乗馬に至っては、幼児のときからやってるようです。
わたくしが日本海上空で落下させたもの、浜ちゃんのルアーで、
ひとつよろしくです。
17. Posted by G3   2006年07月31日 23:29
無事の御帰国、お帰りなさいませ。
モンゴルの軍関係で仕事されているご兄弟との再会も果たされ、よかったですね。
それにしても、銃器を近くにした98kさんの幸せそうな顔がまた。
次の記事はバンバン実射モード期待しています。敬礼!
18. Posted by 98k   2006年07月31日 23:46
G3さん
今、次の記事をアップしようとしているのですが、久しぶりに
ドリコムさんがいぢわるをしてるようです。
なんとか今日中には・・・ううっ

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